JPH07157087A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH07157087A
JPH07157087A JP30304093A JP30304093A JPH07157087A JP H07157087 A JPH07157087 A JP H07157087A JP 30304093 A JP30304093 A JP 30304093A JP 30304093 A JP30304093 A JP 30304093A JP H07157087 A JPH07157087 A JP H07157087A
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rotating
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泰夫 岩崎
Noboru Sugimura
昇 杉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送対象物の搬送と積み重ねを1つの搬送装
置で行えるようにする。 【構成】 ベルトコンベヤの終端に、回転軸を垂直に配
した一対の回転体10A,10Bを並設する。各回転体
10A,10Bには互いに逆方向に巻き付けた螺旋羽根
12A,12Bを設けておき、各回転体10A,10B
の回転方向を逆にする。回転体10A,10Bの背部に
ストッパプレート50を設ける。ベルトコンベヤ20で
運ばれてきたワークは、一端部を螺旋羽根12Aに乗
せ、他端部を螺旋羽根12Bに乗せて、回転体10A,
10Bに乗り移る。回転体10A,10Bに乗り移った
ワークはストッパプレート50に当接して前進を阻止さ
れる。この状態で回転体10A,10Bが回転するとワ
ークは螺旋羽根12A,12Bを滑動して上昇する。上
昇したワークは集積装置60で積み重ねられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袋詰めの搬送対象物を
搬送して積み重ねるのに好適な搬送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からある搬送装置としては、ベルト
コンベヤ、スクリューコンベヤ、バケットコンベヤ等、
種々のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベルト
コンベヤは、経時的にベルトの張力が変わってしまうの
で、その維持管理が面倒であり、又、昇降搬送する場合
には不向きであった。
【0004】パイプの中で螺旋状の回転体を回転させる
タイプの従来のスクリューコンベヤは、搬送対象物が粉
体や粒体には適しているが、他の形態のものを搬送する
場合や、昇降搬送する場合には不向きであった。
【0005】バケットコンベヤは搬送対象物の形態に制
約がなく、昇降搬送する場合にも適するなど有利な点も
あるが、破損し易いデリケートなものを搬送した場合に
は、バケットへの受渡し時やバケットからの取り出し時
に、搬送対象物が破損し易いという欠点がある。
【0006】又、従来の各搬送装置の場合、搬送後に搬
送対象物を積み重ねるとなると、別個に積み重ね装置が
必要であった。本発明はこのような従来の技術の問題点
に鑑みてなされたものであり、破損し易いデリケートな
搬送対象物の搬送や昇降搬送にも適し、搬送後に搬送対
象物を積み重ねるのにも最適で、その積み重ねが非常に
スムーズで静かに行うことができる搬送装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の構成を採用した。即ち、本発明の搬
送装置は、螺旋羽根を有する一対の回転体を並行に配置
し、各回転体の螺旋羽根の巻き方向を互いに反対方向に
し、各回転体の回転方向を互いに逆にして同期回転する
ようにし、更に、前記両回転体の間であってその背部側
に、回転体の軸線方向に沿って延びるストッパ部材を設
けて構成する。
【0008】そして、前記一方の回転体の螺旋羽根に搬
送対象物の一側部を係止し、他方の回転体の螺旋羽根に
搬送対象物の他側部を係止し、前記ストッパ部材に搬送
対象物の前部を係止させて、前記両回転体の回転により
前記搬送対象物を回転体の軸線方向へ搬送するようにし
た。
【0009】ここで、前記両回転体を歯車装置により連
結すると、両回転体を回転方向を反対にして同期回転さ
せることが容易にできる。両回転体の回転軸の方向は水
平であっても、垂直であっても、あるいは傾斜していて
も構わない。両回転体の回転軸を略垂直あるいは傾斜し
て配した場合、搬送対象物の搬送方向は上昇と下降のい
ずれの方向も可能であり、その搬送方向は、螺旋羽根の
巻き付け方向と回転体の回転方向を適宜設定することに
より選択することができる。
【0010】前記両回転体の回転軸を略垂直に配し、両
回転体の始端側の螺旋羽根を始端に向かって先細りのテ
ーパー状にし、両回転体の始端側には、搬送対象物を略
水平方向に搬送するベルトコンベヤの終端を配置し、両
回転体の始端部の螺旋羽根と前記ベルトコンベヤの終端
との間に固定ガイド部材を設置することも可能である。
このようにすると、搬送対象物をベルトコンベヤから回
転体にスムーズに乗り移すことができる。
【0011】この場合に、前記ベルトコンベヤの終端部
に、均し部材を下方に付勢した状態で上下方向に回動可
能に設け、この均し部材で搬送対象物を上から押して均
すようにすると、ベルトコンベヤから回転体への搬送対
象物の乗り移りがよりスムーズに達成されるようにな
る。均し部材の下方付勢には重力を利用して行ってもよ
いし、あるいはスプリング等の弾性部材を利用して行っ
てもよい。
【0012】又、前記ベルトコンベヤの終端部に、この
ベルトコンベヤから前記固定ガイド部材に乗り移る搬送
対象物に向けて空気を下向きに吹き付ける空気噴射器を
設けることも可能である。これも、ベルトコンベヤから
回転体への搬送対象物の乗り移りをスムーズにする作用
がある。
【0013】前記両回転体の回転軸を略垂直に配して、
両回転体の上部に集積装置を備えてもよい。その場合、
集積装置には、搬送対象物の前進を阻止する退避可能な
ストッパ部材と、両回転体の上に積載された搬送対象物
を前記ストッパ部材に接近する方向に押動する押動体
と、この押動体を前後動せしめる第1アクチュエータ
と、前記押動体を上下動せしめる第2アクチュエータと
を備える。
【0014】前記ストッパ部材により前進を阻止された
搬送対象物は回転体の上部において順次積み重ねられて
いく。第1アクチュエータは搬送対象物が設定数積み重
なった時に押動体を前進させて、前記搬送対象物を回転
体の上部から押し出す。この時、前記ストッパ部材は退
避して、搬送対象物の前進を可能にする。搬送対象物の
押し出し完了後、第1アクチュエータは後退して押動体
を初期位置に戻す。第2アクチュエータは押動体が初期
位置に戻る間、押動体が後続の搬送対象物と干渉しない
ようにするために、押動体を上昇させる。
【0015】前記両回転体の終端部の各螺旋羽根のピッ
チを終端部を除いた他の部位の螺旋羽根のピッチよりも
大きくすると、前記押動体の前進時に押動体が後続の搬
送対象物と干渉するのを確実に防止できる。
【0016】
【作用】搬送対象物は、その一側部を一方の回転体の螺
旋羽根に係止させ、他側部を他方の回転体の螺旋羽根に
係止させ、前端部をストッパ部材に係止させて、両回転
体に挿入される。
【0017】両螺旋羽根の巻き方向が反対で且つ両回転
体の回転方向が反対になっているので、回転体を回転す
ると、両回転体に挿入された搬送対象物は、両螺旋羽根
を滑動し両螺旋羽根に案内されて回転体の軸線方向へ移
動していく。
【0018】均し部材は搬送対象物を上から押して平坦
に均し、搬送対象物が両回転体の螺旋羽根に侵入し易く
する。空気噴射器は、ベルトコンベヤから回転体に乗り
移る過程にある搬送対象物を回転体側に押し込むととも
に、搬送対象物が躍り上がるのを防止する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図5の図面
に基いて説明する。尚、この実施例は、直径7〜8mmで
球形をなす割れ易い食品を所定数袋詰めしてなるワーク
(搬送対象物)を搬送し積み重ねる態様である。
【0020】初めに、この搬送装置の構成を説明する。
図1は本発明に係る搬送装置の概略正面図であり、図2
は同搬送装置の側面図である。搬送装置は、回転軸を垂
直に向けて並行に配された左右一対の回転体10A,1
0Bを有している。回転体10A,10Bはシャフト1
1A,11Bにそれぞれ螺旋羽根12A,12Bを螺旋
状に巻き付けて構成されている。螺旋羽根12A,12
Bは互いに反対方向に巻き付けられている。
【0021】これら回転体10A,10Bは駆動装置
(図示せず)により回転駆動せしめられる。即ち、駆動
装置は駆動シャフト13を回転し、この駆動シャフト1
3の回転が各歯車装置14A,14Bによって前記シャ
フト11A,11Bに伝達され、両シャフト11A,1
1Bを互いに逆方向に回転させるようになっている。
尚、この実施例では、シャフト11Aは図中矢印X方向
に回転し、シャフト11Bは矢印Y方向に回転する。
【0022】前記回転体10A,10Bの始端側におけ
る螺旋羽根12A,12Bは、始端に向かって先細りの
テーパー状をなしている。又、回転体10A,10Bの
終端部における螺旋羽根12A,12Bのピッチは、他
の部位におけるピッチよりも若干大きくなっている。
【0023】前記回転体10A,10Bの始端近傍には
ベルトコンベヤ20の終端が配置されている。図3は回
転体10A,10Bの始端部周りの概略平面図であり、
この図に示すように、ベルトコンベヤ20は並走する2
本のベルト21を有し、各ベルト21には所定ピッチ毎
に仕切り突起21aが設けられている。ワークWはこの
仕切り突起21a,21a間に載置されて、水平方向に
搬送されてくる。
【0024】このベルトコンベヤ20の終端における両
ベルト21と、前記両回転体10A,10Bの始端部に
おける螺旋羽根12A,12Bとの間には、平面視略三
角形状をなす下部ガイドプレート(固定ガイド部材)2
2が固定されている。ベルトコンベヤ20の上面とガイ
ドプレート22の上面はほぼ面一になっていて、ガイド
プレート22の両側に位置する螺旋羽根12A,12B
の上面と同じ高さか若しくは若干低い位置に配されてい
る(図1参照)。
【0025】ベルトコンベヤ20の終端部には均し装置
30と空気噴射器40が設置されている。均し装置30
はベルトコンベヤ20によって搬送されるワークWの上
を押さえる幅広の押圧体(均し部材)31を有し、この
押圧体31がサポート32及び支軸33を介してベルト
コンベヤ20の上部に回動自在に支持されている。この
押圧体31は自重によりベルトコンベヤ20に接近する
方向(即ち、下方)へ付勢されており、均し装置30の
下をワークWが通過する際に押圧体31がワークWを下
方に押し付け、ワークWを平坦に均すようになってい
る。
【0026】空気噴射器40は、前記均し装置30より
も回転体10A,10Bに近い位置に設置されている。
空気噴射器40はその先端から前記ガイドプレート22
の基端部に向けて圧縮空気を噴射するものである。空気
噴射器40から噴射された圧縮空気は、ベルトコンベヤ
20からガイドプレート22に乗り移る過程にあるワー
クWに吹き付けられて、ワークWを回転体10A,10
Bの螺旋羽根12A,12Bに乗せるべく押し込むとと
もに、ワークWが躍り上がらないように上から押さえ付
け、これらの相乗効果によってワークWをベルトコンベ
ヤ20から螺旋羽根12A,12Bにスムーズに乗り移
すようにしている。
【0027】ワークWは、その一側部を回転体10Aの
螺旋羽根12Aに載置させ、他側部を回転体10Bの螺
旋羽根12Bに載置させて、回転体10A,10Bに乗
り移り、螺旋羽根12A,12Bの回転により更に前進
することとなる。
【0028】前記回転体10A,10Bの背部には、回
転体10A,10Bと同じ高さ位置に配されたストッパ
プレート(ストッパ部材)50が起立して設置されてい
る。このストッパプレート50は、前記回転体10A,
10Bに乗り移ったワークWの前進を阻止するものであ
り、ワークWがストッパプレート50に当接した状態で
回転体10A,10Bが回転すると、ワークWは螺旋羽
根12A,12Bの上を滑りながら上昇していくことに
なる。そして、螺旋羽根12A,12Bの頂上部に達し
たワークWは順次、積み重ねられていく。
【0029】回転体10A,10Bの間であって回転体
10A,10Bの高さ方向のほぼ中央位置にはセンサ9
0が設置されている。このセンサ90は、回転体10
A,10Bによって上方に搬送されるワークWをカウン
トする。
【0030】回転体10A,10Bの上部には集積装置
60が設置されている。図4及び図5はそれぞれ集積装
置60の概略側面図及び概略平面図であり、集積装置6
0は次のように構成されている。集積装置60は、回転
体10A,10Bの上に積載されたワークWの両側方に
位置するように固定された一対の側板61を有してい
る。側板61は平面視L字形をなし、ワークWが左右方
向へ移動するのを規制する。
【0031】前記各側板61の前部には扉板(ストッパ
部材)62が回動可能に取り付けられている。この扉板
62は空気駆動式のアクチュエータ63によって水平に
90度回転するようになっている。扉板62は図5にお
いて実線で示すように位置した時が閉状態であり、通常
はこの閉状態を維持して、回転体10A,10Bの上に
積載されたワークWがこれ以上前進するのを阻止する。
この閉時における両扉板62間の間隔は、ワークWは通
過できないが、後述するプッシャー65は通過できる幅
に設定されている。そして、扉板62は図5において二
点鎖線で示すように位置して開状態となり、ワークWは
前進可能となる。
【0032】扉板62の前方には平行に配置された3枚
の上部ガイドプレート64が設置されている。このガイ
ドプレート64は前記両螺旋羽根12A,12Bの頂上
部と同一高さに設けられていて、ワークWはこの上を滑
動して、ガイドプレート64の更に前方に設置されたホ
ルダ100に搬送されるようになっている。
【0033】前記側板61の間であってその後部側にプ
ッシャー(押動体)65が配されている。プッシャー6
5は、回転体10A,10Bの上に積載されたワークW
の後方に位置する起立板66と、この起立板66の上端
に蝶番72を介して回動可能に取り付けられた水平板6
7とを有している。
【0034】起立板66の下端部68は前方に略直角に
屈曲形成されている。ただし、螺旋羽根12A,12B
の頂上部に積載されたワークWとは干渉しないような寸
法及び位置になっている。
【0035】水平板67はスプリング69により下方へ
付勢されており、通常は水平姿勢を維持している。そし
て、回転体10A,10Bの上に設定数以上のワークW
が積み重ねられた時に、水平板67は上方に回転して逃
げるようになっている。
【0036】プッシャー65は、空気駆動式のアクチュ
エータ(第1アクチュエータ)70によって前後動可能
に支持されている。このアクチュエータ70は別の空気
駆動式のアクチュエータ71によって昇降可能に支持さ
れており、これによってプッシャー65は昇降可能にな
っている。
【0037】尚、通常、アクチュエータ70はプッシャ
ー65を後退させていて、アクチュエータ71はプッシ
ャー65を下降させており、この状態の時に、側板61
と扉板62とプッシャー65によって囲まれた部分に、
ワークWが積み重ねられるようになっている。
【0038】次に、この搬送装置の作用について説明す
る。ベルトコンベヤ20によって搬送されたワークW
は、ベルトコンベヤ20の終端部において均し装置30
で平坦に均され、その後、空気噴射器40の作用により
順次スムーズに回転体10A,10Bの螺旋羽根12
A,12Bに乗り移る。
【0039】ワークWは螺旋羽根12A,12Bに乗り
移った後も螺旋羽根12A,12Bの回転により前進を
続け、ストッパプレート50に突き当たる。これにより
前進を阻止されたワークWは螺旋羽根12A,12Bの
上を滑ることによって上昇する。ワークWは上昇途中で
センサ90によりカウントされる。
【0040】回転体10A,10Bによって上昇したワ
ークWは、図4及び図5に示すように螺旋羽根12A,
12Bの頂上部において順次積み重ねられていく。セン
サ90によって所定数のワークWがカウントされると、
アクチュエータ63が作動して扉板62を開けると同時
に、アクチュエータ70が作動してプッシャー65を前
進させる。プッシャー65は、起立板66の下端部68
を積み重ねられた一番下のワークWの下側に掛止しなが
ら、積み重ねたままの状態でワークWを前方に押動し、
ワークWをガイドプレート64の上を滑らせながらホル
ダ100に搬送する。ワークWが扉板62を通過する
と、アクチュエータ63が扉板62を閉ざし、扉板62
は螺旋羽根12A,12Bの上に積み重ねられる後続の
ワークWの前進を阻止する。
【0041】尚、回転体10A,10Bの終端部におけ
る螺旋羽根12A,12Bのピッチが大きくされている
ので、プッシャー65の前進時に起立板66の下端部6
8が後続の上昇途中のワークWを引っ掛けるのを防止す
ることができる。
【0042】ホルダ100にワークWを引渡した後、ア
クチュエータ70がプッシャー65を後退させ、この後
退に若干遅れてアクチュエータ71が作動してプッシャ
ー65を所定の高さまで上昇させる。この後もプッシャ
ー65は所定の高さに維持されつつ、扉板62の間を通
って後退を続け、初期位置近くにきた時にアクチュエー
タ71によって下降せしめられて初期位置に戻る。
【0043】このようにプッシャー65を上昇させなが
ら後退させるのは、プッシャー65が螺旋羽根12A,
12Bの頂上部に積み重ねられた後続のワークWと干渉
しないようにするためである。
【0044】尚、このホルダ100はワークWを受け取
った後、図4の矢印に示すように反転して、ワークWを
図示しない梱包機械に供給する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
昇降搬送にも適した、従来にはない構造の搬送装置を得
ることができる。
【0046】本発明の搬送装置によれば、搬送対象物を
静かにスムーズに搬送することができるので、破損し易
いデリケートな搬送対象物も損傷させずに搬送すること
ができる。
【0047】本発明の搬送装置によれば、搬送対象物を
回転体の螺旋羽根に乗り移す場合や、螺旋羽根から搬送
対象物を搬出する場合にも、搬送対象物を極めて静かに
スムーズに移動せしめることができる。
【0048】本発明の搬送装置によれば、他の独立した
積み重ね装置を用いることなく、搬送対象物を搬送した
後、引き続いて積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬送装置の全体正面図であ
る。
【図2】前記搬送装置の全体側面図である。
【図3】前記搬送装置の回転体の始端部における概略平
面図である。
【図4】前記搬送装置における集積装置の概略側面図で
ある。
【図5】前記搬送装置における集積装置の概略平面図で
ある。
【符号の説明】
10A,10B 回転体 12A,12B 螺旋羽根 14A,14B 歯車装置 20 ベルトコンベヤ 22 下部ガイドプレート(固定ガイド部材) 30 均し装置 31 均し部材 40 空気噴射器 50 ストッパプレート(ストッパ部材) 60 集積装置 62 扉板(ストッパ部材) 65 プッシャー(押動体) 70 アクチュエータ(第1アクチュエータ) 71 アクチュエータ(第2アクチュエータ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋羽根を有する一対の回転体が並行に
    配置され、各回転体の螺旋羽根の巻き方向が互いに反対
    方向になっていて、各回転体が回転方向を互いに逆にし
    て同期回転するようになっており、前記両回転体の間で
    あってその背部側には回転体の軸線方向に沿って延びる
    ストッパ部材が設けられていて、前記一方の回転体の螺
    旋羽根に搬送対象物の一側部を係止し、他方の回転体の
    螺旋羽根に搬送対象物の他側部を係止し、前記ストッパ
    部材に搬送対象物の前部を係止させて、前記両回転体の
    回転により前記搬送対象物を回転体の軸線方向へ搬送す
    るようにしたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記両回転体が歯車装置により連結され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記両回転体の回転軸が略垂直に配さ
    れ、両回転体の始端側の螺旋羽根が始端に向かって先細
    りのテーパー状をなしていて、両回転体の始端側には、
    搬送対象物を略水平方向に搬送するベルトコンベヤの終
    端が配置され、両回転体の始端部の螺旋羽根と前記ベル
    トコンベヤの終端との間に固定ガイド部材が設置されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ベルトコンベヤの終端部に、搬送対
    象物を均す均し部材が下方に付勢された状態で上下方向
    に回動可能に設けられていることを特徴とする請求項3
    に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記ベルトコンベヤの終端部に、このベ
    ルトコンベヤから前記固定ガイド部材に乗り移る搬送対
    象物に向けて空気を下向きに吹き付ける空気噴射器が設
    けられていることを特徴とする請求項3に記載の搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記両回転体の上部に集積装置を備え、
    この集積装置は、搬送対象物の前進を阻止する退避可能
    なストッパ部材と、両回転体の上に積載された搬送対象
    物を前記ストッパ部材に接近する方向に押動する押動体
    と、この押動体を前後動せしめる第1アクチュエータ
    と、前記押動体を上下動せしめる第2アクチュエータと
    を具備することを特徴とする請求項3から5のいずれか
    に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記両回転体の終端部の各螺旋羽根のピ
    ッチが他の部位の螺旋羽根のピッチよりも大きくされて
    いることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006312552A (ja) * 2005-05-03 2006-11-16 G D Spa 多目的カートン詰機械
WO2018207673A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 日立化成株式会社 搬送装置

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