JPH0715685A - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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Publication number
JPH0715685A
JPH0715685A JP14949293A JP14949293A JPH0715685A JP H0715685 A JPH0715685 A JP H0715685A JP 14949293 A JP14949293 A JP 14949293A JP 14949293 A JP14949293 A JP 14949293A JP H0715685 A JPH0715685 A JP H0715685A
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JP
Japan
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output
voltage
video signal
image
signal processing
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JP14949293A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
孝一 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映出中のソフトの内容に応じて映像を変化さ
せる要素を自動的に最適な状態に調整することができ、
ユーザーが自分で操作する煩わしさを解消すること。 【構成】 APL変化検出手段25〜30により単位時
間当たりのAPL変化量を検出し、その検出結果に応じ
て、ビデオクロマIC33における画質やコントラスト
等の映像を変化させる幾つかの要素を自動的に制御し、
映出中のソフト内容に応じた最適な映像調整を行えるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映出中の映像信号の内
容に応じて、画質,コントラスト等の映像を変化させる
要素を最適調整するための映像信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン受像機の映像を変化
させる要素として、コントラスト,黒レベル,画質レベ
ル,色の濃さ,色あいがある。これらの要素はユーザー
が好みに応じて変えられるようになっている場合が多
い。また、上記の他にも映像を変化させる要素として、
ホワイトバランス,直流伝送レベル,黒伸長その他のさ
まざまな要素がある。
【0003】図5は従来の映像信号処理回路を示すブロ
ック図である。図5において、入力端子1に入力される
複合カラー映像信号は、色あい・色の濃さを可変する可
変部2、画質を可変する可変部3、明るさを可変する可
変部4、コントラストを可変する可変部5を通り、CR
Tドライブ部6に供給される。CRTドライブ部6は、
陰極線管(CRT)とこれをドライブするドライブ部と
から構成されている。各可変部2,3,4,5には、そ
れぞれの要素の調整電圧が印加されるようになってい
る。可変抵抗V1 ,V2 ,V3 ,V4 の両端には、直流
電圧Eが印加され、その摺動端から各要素の調整電圧が
得られるようになっている。
【0004】以上のように多岐にわたる映像に関する要
素を一つ一つユーザーが調整して最化するのは、煩わし
いため、各要素の組み合わせの調整パターンを予め幾つ
か用意しておき、その何れかをユーザーが選択するよう
に構成されたものがある。
【0005】図6は映像信号処理回路の他の従来例のブ
ロック図である。
【0006】図6において、色あい・色の濃さ可変部
2,画質可変部3,明るさ可変部4,コントラスト可変
部5の各調整端子には、予め各映像の要素を組み合わせ
た調整パターンがスイッチSWの操作によって印加され
るようになっている。各要素の組み合わせのパターンは
メモリ7に蓄えられており、ユーザーが切換えスイッチ
SWを操作することによって制御部8が組み合わせパタ
ーンを選択して出力するようになっている。
【0007】上記のように、各要素を個別に調整する場
合、又は予め用意された組み合わせパターンを選択する
場合、何れの場合も調整の必要性を生じる原因として主
なものは以下の3つである。
【0008】即ち、(1) テレビジョンセット周辺の環境
(明るさなど)、(2) 信号源の特質(信号発生器のS/
Nなど)、(3) 映像ソフトの内容、である。
【0009】図7に、テレビジョンセット周辺の明るさ
を検出して自動的に調整を行うカラーテレビジョン受像
機のブロック図を示す。
【0010】図7において、入力端子11から入力され
たカラー映像信号は明るさ・コントラスト可変部12を
通してCRTドライブ部13に供給されるが、この経路
において、テレビジョンセット周辺の明るさを外光セン
サ14で検出し、これを制御部15で調整電圧に変え、
明るさ・コントラスト可変部12を自動的に制御してい
る。
【0011】図8に、階調分布を検出して映像信号の直
線性を変化させる従来の映像信号処理回路のブロック図
を示す。
【0012】図8において、入力端子11から入力され
たカラー映像信号は直線性制御部16を通してCRTド
ライブ部13に供給されるが、この経路において、映像
信号を階調分布検出部17に入力し、この階調分布検出
部17で検出した明るさの分布の割合に応じて映像信号
の直線性を変化させて、階調再現性を改善している。
【0013】しかしながら、従来のテレビジョンセット
では、映出中のソフトが動きや明るさ変化の激しいソフ
トなのか、動きや明るさ変化の少ないソフトなのかを判
別して自動的に調整することができなかったので、ソフ
トの内容に応じてユーザーが自分で調整を行わなければ
ならないという問題があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
映出中のソフトの内容に応じて映像の要素を自動的に調
整することができず、ユーザーが自分で調整しなければ
ならなかった。
【0015】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、映出
中のソフトの内容に応じて映像を変化させる要素を自動
的に調整することができ、ユーザーが自分で操作する煩
わしさを解消することができる映像信号処理回路を提供
することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる映像信号処理回路は、カラー映像信号の単位時間当
たりの平均映像レベル(以下、APL)変化量を検出す
るAPL変化検出手段と、その検出結果に応じて、映像
を変化させる要素を変化させて、映像内容に応じた最適
な映像出力を得る信号処理手段とを具備したものであ
る。
【0017】請求項2記載の本発明は、請求項1におけ
る前記APL変化検出手段を、陰極線管のアノード電流
に対応した電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧発
生手段の電圧が、しきい値を一定期間内に上下した回数
をカウントするカウンタと、このカウンタの出力値を一
定期間保持する保持手段と、この保持手段の出力をアナ
ログの直流電圧に変換する手段とで構成したものであ
る。
【0018】請求項3記載の本発明による映像信号処理
回路は、カラー映像信号の動画部分と静止画部分の割合
を検出する検出手段と、その検出結果に応じて、映像を
変化させる要素を変化させて、映像内容に応じた最適な
映像出力を得る信号処理手段とを具備したものである。
【0019】請求項4記載の本発明は、請求項3におけ
る前記検出手段を、カラー映像信号を単位画素ごとに1
フレーム前の画素と比較して、一致しているか否かを、
ハイレベルまたはローレベルで出力する比較手段と、こ
の比較手段の出力を積分し直流電圧に変換する手段とで
構成したものである。
【0020】
【作用】請求項1,2記載の発明においては、単位時間
当たりのAPL変化量を検出することにより、映出中の
ソフトの内容が明るさ変化の激しいものなのか、変化の
乏しいものなのかを判別することができるので、ソフト
の内容に応じた調整を自動的に行うことができる。
【0021】請求項3,4記載の発明においては、動い
ている部分と静止している部分の割合を検出することに
より、映出中のソフトの内容が動き変化の激しいものな
のか、変化の乏しいものなのかを判別することができる
ので、ソフトの内容に応じた調整を自動的に行うことが
できる。
【0022】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の第1の実施例の映像信号処理回路を示すブ
ロック図である。
【0023】図1において、高圧出力回路21からの高
圧パルス電圧をフライバックトランス22の1次巻線に
供給し、2次巻線から昇圧されたパルスを得、これを整
流ダイオード23で整流してCRTドライブ部24のC
RTアノードに供給している。CRTドライブ部24
は、陰極線管(CRT)とこれを3原色ドライブするド
ライブ部とから構成されている。フライバックトランス
22の1次巻線の一端は、抵抗RA を介してA点に接続
しており、さらに自動輝度制限(ABL)用抵抗RB 及
び抵抗R8 を介して基準電位点に接続している。フライ
バックトランス22の2次巻線の一端は、A点に接続し
ており、さらに自動コントラスト制限(ACL)用抵抗
RC 及び抵抗R2 を介して基準電位点に接続している。
A点は、基準電位点と直流電源E2 との間にダイオード
D2 ,D1 を直列に接続して成る電圧制限回路を介して
カウンタ25のクロック入力端CKに接続し、その出力
端Qn 〜Q0 の内の上位ビット出力端Qn 〜Qm がDフ
リップフロップ26の入力端Dn-m 〜D0 に接続し、D
フリップフロップ26の出力端Dn-m 〜D0 はD/A変
換器27の入力端Dn-m 〜D0 に接続している。なお、
前記電圧制限回路は、、その接続点を前記A点に接続す
る構成となっている。
【0024】一方、入力端子28に供給される垂直同期
パルスVDは、カウンタ29のクロック入力端CKに入
力され、カウンタ29の出力端Qx は前記Dフリップフ
ロップ26のクロック入力端CKに接続する一方、ディ
レイライン30を介して前記カウンタ25のクリア端子
CLRに接続している。
【0025】前記D/A変換器27の出力端は、抵抗R
9 及びR10を介してビデオクロマ集積回路(以下、ビデ
オクロマIC)33のコントラスト制御端子(CON
T)に接続し、抵抗R9 及びR10の接続点は抵抗R2 を
介して基準電位点に接続する一方プルアップ抵抗R1 を
介して直流電源Eに接続している。また、前記D/A変
換器27の出力端は、抵抗R11及びR12を介してビデオ
クロマIC33のピーキングレベル制御端子(PIC
T)に接続し、抵抗R11及びR12の接続点は抵抗R4 を
介して基準電位点に接続する一方プルアップ抵抗R3 を
介して直流電源Eに接続している。さらに、前記D/A
変換器27の出力端は、反転増幅回路31を介して抵抗
R13及びR14を介してビデオクロマIC33のピーキン
グ周波数制御端子(DL.ADJ)に接続し、抵抗R13
及びR14の接続点は抵抗R6 を介して基準電位点に接続
する一方プルアップ抵抗R5 を介して直流電源Eに接続
している。さらに、前記D/A変換器27の出力端は、
反転増幅回路32を介して抵抗R15及びR16を介してビ
デオクロマIC33の黒レベル制御端子(BRT)に接
続し、抵抗R15及びR16の接続点は抵抗R8 を介して基
準電位点に接続する一方プルアップ抵抗R7 を介して直
流電源Eに接続している。ビデオクロマIC33は、映
像処理及び色処理を行うためのものであり、例えば東芝
製集積回路TA8801Nが用いられる。ビデオクロマ
IC33には、Y/C入力端子34から入力された輝度
信号(Y信号)及び色信号(C信号)が供給され、ビデ
オクロマIC33からは色信号が出力され、CRTドラ
イブ部24に供給されてCRT画面上に表示される。ピ
ーキングレベル制御端子(PICT)及びピーキング周
波数制御端子(DL.ADJ)は、映像信号のピーキン
グレベル及びピーキング周波数を制御し、映像信号の周
波数特性を補償するための端子である。
【0026】次に、図1の動作を説明する。フライバッ
クトランス22を通りCRTのアノードへ向かうアノー
ド電流IHが抵抗RA を流れることにより、図1のA点
には映出中の絵柄のAPLに対応した電圧が発生する。
カウンタ25のクロック入力端CKは、A点と同電位に
なるように接続されており、しかもA点の電圧はダイオ
ードD1 及びD2 により、 (0−VF )≦(A点電圧)≦(基準電圧E2 −VF ) に制限されている。但し、VF はダイオードD1 ,D2
の順方向降下電圧である。
【0027】アノード電流IH の変動により、A点電圧
が変化してカウンタ25の入力端CKのしきい値電圧を
上下すると、その回数がカウンタ25の出力端Q0 〜Q
n に出力される。 n≧m≧0 とすると、カウンタ2
5の出力Qn 〜Qm はDフリップフロップ26の入力端
D(Dn-m 〜D0 )に入力される。
【0028】カウンタ29の入力端CKには垂直同期パ
ルスVDが入力されており、垂直同期パルスVDのある
整数倍の周期でカウンタ29の出力Qx がローレベル
(L)からハイレベル(H)またはハイレベル(H)か
らローレベル(L)に変化する。カウンタ29の出力Q
x はDフリップフロップ26のクロック入力端子CKと
同電位となるように接続されているので、出力Qx の立
ち上がり又は立ち上がりエッジをトリガとしてカウンタ
25の出力Qn 〜Qm がDフリップフロップ26の出力
Q(Dn-m 〜D0 )に出力されて、次のトリガまで保持
される。カウンタ29の出力Qx は、Dフリップフロッ
プ26がトリガを受けてから出力を完了するまでの時間
以上ディレイライン30で遅延されてカウンタ25のク
リア端子CLRに入力されて、カウンタ25を初期化す
る。Dフリップフロップ26の出力はD/A変換器27
に入力されて、アナログの直流電圧に変換される。D/
A変換器27の出力は、反転増幅回路31,32と、基
準電圧E及び抵抗R1 〜R16から成るバイアス回路とを
介して、前記ビデオクロマIC33のコントラスト制御
端子(CONT),ピーキング制御端子(PICT),
ピーキング周波数制御端子(DL.ADJ),黒レベル
制御端子(BRT)に入力される。
【0029】映出中の映像のAPL変化の単位時間当た
りの回数が多いと、カウンタ25のカウント回数出力値
が大きくなり、D/A変換器27の出力電圧が高くな
る。この場合、コントラストが大、ピーキングレベルが
大、ピーキング周波数が低、黒レベルが低の方向に各制
御電圧が変化する。従って、コントラスト感が増えて周
波数の低い部分の画質が強調された、迫力あるダイナミ
ックな映像が得られる。
【0030】また、映出中の映像のAPL変化の単位時
間当たりの回数が少ないと、カウンタ25のカウント回
数出力値が小さくなり、D/A変換器27の出力電圧が
低くなる。この場合、コントラストが小、ピーキングレ
ベルが小、ピーキング周波数が高、黒レベルが高の方向
に各制御電圧が変化する。従って、コントラストが抑え
られ、暗部の階調再現性が増し、細部まで緻密に再現す
る繊細な映像が得られる。
【0031】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図1と同一部分には同一符号を付して説明
する。
【0032】図2の実施例は、図1におけるダイオード
D1 ,D2 の接続点とカウント25のクロック入力端子
CKの間に、増幅回路35と切換スイッチ36とを設け
た構成とするものである。A点電圧はそのまま切換スイ
ッチ36の入力端bに入力する一方、増幅回路35を通
して切換スイッチ36の入力端aに入力し、切換スイッ
チ36の出力がカウンタ25のクロック入力端CKに入
力している。切換スイッチ36は、カウンタ25にA点
電圧をそのまま入力するか、増幅回路35を通した増幅
電圧を入力するかを切り換えるものである。その他の構
成は図1と同様である。
【0033】この構成では、コントラストを小さくして
いてA点電圧の変化が小さいためにカウンタ25が動作
しない場合には、切換スイッチ36を入力端aに切り換
え、増幅回路35を通した出力をカウンタ25に入力す
ることにより、コントラストを下げている場合でも図2
と同様な自動調整の効果が得られる。
【0034】以上述べた図1,図2の実施例によれば、
単位時間内に映出された映像の内容の明るさに応じて自
動的に調整が行われるため、ユーザーが映像ソフトの内
容に応じて自分で調整を行う煩わしさを解消できる。
【0035】図3は本発明の第3の実施例の映像信号処
理回路を示すブロック図である。
【0036】図3において、入力端子41に入力された
カラー映像信号は、3次元Y/C処理集積回路(以下、
3次元Y/C処理IC)42に供給されている。3次元
Y/C処理IC42には、例えば東芝製3次元処理IC
TC9057が用いられる。このIC42は、フレー
ムメモリと比較手段を有し、フレーム間の相関を利用し
てY/C分離を行い、Y/C出力端子に輝度信号(Y信
号)と色信号(C信号)を出力する一方、端子DNKに
映像信号を単位画素ごとに1フレーム前の画素と比較し
て、一致しているか(即ち、静止しているか)、一致し
ていないか(即ち、動いているか)の判別結果をローレ
ベル(”0”)又はハイレベル(”1”)で1ビット形
式で出力するものである。一致している場合にはローレ
ベル、一致していない場合にはハイレベルが出力され
る。
【0037】Y/C出力端子からのY信号及びC信号
は、ビデオクロマIC51に入力される。ビデオクロマ
IC51は、映像処理及び色処理を行うためのものであ
り、例えば東芝製集積回路TA8801Nが用いられ
る。
【0038】端子DNKは、バッファ43及びダイオー
ド44を介して抵抗45,コンデンサ46及び抵抗47
から成る積分回路に接続し、さらに増幅回路48に接続
している。
【0039】前記増幅回路48の出力端は、抵抗R9 及
びR10を介してビデオクロマIC51のコントラスト制
御端子(CONT)に接続し、抵抗R9 及びR10の接続
点は抵抗R2 を介して基準電位点に接続する一方プルア
ップ抵抗R1 を介して直流電源Eに接続している。ま
た、前記増幅回路48の出力端は、抵抗R11及びR12を
介してビデオクロマIC51のピーキングレベル制御端
子(PICT)に接続し、抵抗R11及びR12の接続点は
抵抗R4 を介して基準電位点に接続する一方プルアップ
抵抗R3 を介して直流電源Eに接続している。さらに、
前記増幅回路48の出力端は、反転増幅回路49を介し
て抵抗R13及びR14を介してビデオクロマIC51のピ
ーキング周波数制御端子(DL.ADJ)に接続し、抵
抗R13及びR14の接続点は抵抗R6 を介して基準電位点
に接続する一方プルアップ抵抗R5を介して直流電源E
に接続している。さらに、前記増幅回路48の出力端
は、反転増幅回路50を介して抵抗R15及びR16を介し
てビデオクロマIC51の黒レベル制御端子(BRT)
に接続し、抵抗R15及びR16の接続点は抵抗R8 を介し
て基準電位点に接続する一方プルアップ抵抗R7 を介し
て直流電源Eに接続している。ビデオクロマIC51か
らの色出力は、CRTドライブ部52に供給されてCR
T画面上に映出される。CRTドライブ部52は、陰極
線管(CRT)とこれを3原色ドライブするドライブ部
とから構成されている。
【0040】次に、図3の動作を説明する。3次元Y/
C処理IC42の出力端DNKからハイレベルが出力さ
れる割合が多い(即ち、動いている部分が多い)と、図
示B点の電圧(積分出力)が上昇し、Lレベルが出力さ
れる割合が多い(即ち、静止している部分が多い)と、
B点の電圧は下降する。従って、B点の電圧は、映像信
号中の動いている部分と静止している部分の割合に対応
して変化する。B点の電圧は、増幅回路48,反転増幅
回路49及び50,基準電圧Eと抵抗R1 〜R16から成
るバイアス回路を介して、前記ビデオクロマIC51の
コントラスト制御端子(CONT),ピーキング制御端
子(PICT),ピーキング周波数制御端子(DL.A
DJ),黒レベル制御端子(BRT)に入力される。
【0041】映出中の映像の動いている部分の割合が多
いと、積分回路の出力値(B点電圧)が大きくなり、増
幅回路48の出力電圧が高くなる。この場合、コントラ
ストが大、ピーキングレベルが大、ピーキング周波数が
低、黒レベルが低の方向に各制御電圧が変化する。従っ
て、コントラスト感が増して周波数のと低い部分の画質
が強調された、迫力あるダイナミックな映像が得られ
る。
【0042】また、映出中の映像の動いている部分の割
合が小さいと、積分回路の出力値(B点電圧)が小さく
なり、増幅回路48の出力電圧が低くなる。この場合、
コントラストが小、ピーキングレベルが小、ピーキング
周波数が高、黒レベルが高の方向に各制御電圧が変化す
る。従って、コントラストが抑えられ、暗部の階調再現
性が増し、細部まできめ細かく再現する繊細な映像が得
られる。
【0043】図4は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0044】図4の実施例は、図3における増幅回路4
8の出力端に、図1の符号25〜30に示したものと同
様な符号53〜58の回路を設けた構成とするものであ
る。
【0045】即ち、増幅回路48の出力を、カウンタ5
3のクロック入力端CKに接続し、その出力端Qn 〜Q
0 の内の上位ビット出力端Qn 〜Qm をDフリップフロ
ップ54の入力端Dn-m 〜D0 に接続し、Dフリップフ
ロップ54の出力端Dn-m 〜D0 はD/A変換器55の
入力端Dn-m 〜D0 に接続している。
【0046】一方、入力端子56に供給される垂直同期
パルスVDは、カウンタ57のクロック入力端CKに入
力され、カウンタ57の出力端Qx は前記Dフリップフ
ロップ54のクロック入力端CKに接続する一方、ディ
レイライン58を介して前記カウンタ53のクリア端子
CLRに接続している。
【0047】前記D/A変換器55の出力端は、図3と
同様に抵抗R9 ,R11,反転増幅回路49,50の入力
端に接続している。その他の構成は図3と同様である。
【0048】次に、図4の動作を説明する。積分回路
(45〜47)から出力されるB点電圧が、増幅回路4
8を介して接続されているカウンタ53の入力端子CK
のしきい値電圧を上下するように変化すると、その上下
回数がカウンタ53の出力端子Q0 〜Qn に出力され
る。 n≧m≧0 とすると、カウンタ53の出力Qn
〜Qm はDフリップフロップ54の入力端D(Dn-m 〜
D0 )に入力される。
【0049】カウンタ57の入力端CKには垂直同期パ
ルスVDが入力されており、垂直同期パルスVDのある
整数倍の周期でカウンタ57の出力Qx がローレベル
(L)からハイレベル(H)またはハイレベル(H)か
らローレベル(L)に変化する。カウンタ57の出力Q
x はDフリップフロップ54のクロック入力端CKと同
電位となるように接続されているので、出力Qx の立ち
上がり又は立ち上がりエッジをトリガとしてカウンタ5
3の出力Qn 〜Qm がDフリップフロップ54の出力Q
(Dn-m 〜D0 )に出力されて、次のトリガまで保持さ
れる。カウンタ57の出力Qx は、Dフリップフロップ
54がトリガを受けてから出力を完了するまでの時間以
上ディレイライン58で遅延されてカウンタ53のクリ
ア端子CLRに入力されて、カウンタ53を初期化す
る。Dフリップフロップ54の出力はD/A変換器55
に入力されて、アナログの直流電圧に変換される。D/
A変換器55の出力は、反転増幅回路49,50と、基
準電圧E及び抵抗R1 〜R16から成るバイアス回路とを
介して、前記ビデオクロマIC51のコントラスト制御
端子(CONT),ピーキング制御端子(PICT),
ピーキング周波数制御端子(DL.ADJ),黒レベル
制御端子(BRT)に入力される。
【0050】図4に示した実施例によれば、映像信号中
の動いている部分が占める割合の変化が、垂直周期のあ
る整数倍の期間に何回発生したのかを検出することがで
きるため、図3に示す実施例よりも映出中の映像ソフト
の変化の激しさをより詳しく判別することができる。
【0051】以上述べた図3,図4の実施例によれば、
映出中のソフトの動画面積の変化の激しさに応じて自動
的に調整が行われるため、ユーザーがソフトの内容に応
じて映像を変化させる要素を自分で調整を行う煩わしさ
が解消される効果がある。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、映出
中のソフトが動きや明るさの変化の激しいソフトなの
か、動きや明るさの変化の少ないソフトなのかを判別し
て、映像を変化させる要素を自動的に最適制御すること
ができる。従って、ユーザーが自分で映像を最適調整す
る煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の映像信号処理回路を示
すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施例を示すブロック図。
【図5】従来の映像信号処理回路を示すブロック図。
【図6】他の従来例の映像信号処理回路のブロック図
【図7】テレビジョンセット周辺の明るさを検出して自
動的に調整を行うカラーテレビジョン受像機のブロック
図。
【図8】階調分布を検出して映像信号の直線性を変化さ
せる従来の映像信号処理回路のブロック図。
【符号の説明】
21…高圧出力回路 22…フライバックトランス 24,52…CRTドライブ部 25,53…カウンタ 26,54…Dフリップフロップ(保持手段) 27,55…D/A変換器 28,56…垂直同期パルス入力端子 29,57…カウンタ 30,58…ディレイライン 33,51…ビデオクロマIC(信号処理手段) 41…カラー映像信号入力端子 42…3次元Y/C処理IC 45,46,47…積分回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー映像信号の単位時間当たりのAPL
    変化量を検出するAPL変化検出手段と、 その検出結果に応じて、映像を変化させる要素を変化さ
    せて、映像内容に応じた最適な映像出力を得る信号処理
    手段とを具備したことを特徴とする映像信号処理回路。
  2. 【請求項2】前記APL変化検出手段は、 陰極線管のアノード電流に対応した電圧を発生する電圧
    発生手段と、 この電圧発生手段の電圧が、しきい値を一定期間内に上
    下した回数をカウントするカウンタと、 このカウンタの出力値を一定期間保持する保持手段と、 この保持手段の出力をアナログの直流電圧に変換する手
    段とから構成されることを特徴とする請求項1記載の映
    像信号処理回路。
  3. 【請求項3】カラー映像信号の動画部分と静止画部分の
    割合を検出する検出手段と、 その検出結果に応じて、映像を変化させる要素を変化さ
    せて、映像内容に応じた最適な映像出力を得る信号処理
    手段とを具備したことを特徴とする映像信号処理回路。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、 カラー映像信号を単位画素ごとに1フレーム前の画素と
    比較して、一致しているか否かを、ハイレベルまたはロ
    ーレベルで出力する比較手段と、 この比較手段の出力を積分し直流電圧に変換する手段と
    から構成されることを特徴とする請求項3記載の映像信
    号処理回路。
JP14949293A 1993-06-21 1993-06-21 映像信号処理回路 Pending JPH0715685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008007745A1 (fr) * 2006-07-12 2008-01-17 Panasonic Corporation Système d'enregistrement/reproduction, dispositif d'enregistrement et dispositif de reproduction

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