JPH0715668Y2 - 超音波溶接用ホーン - Google Patents
超音波溶接用ホーンInfo
- Publication number
- JPH0715668Y2 JPH0715668Y2 JP1988037514U JP3751488U JPH0715668Y2 JP H0715668 Y2 JPH0715668 Y2 JP H0715668Y2 JP 1988037514 U JP1988037514 U JP 1988037514U JP 3751488 U JP3751488 U JP 3751488U JP H0715668 Y2 JPH0715668 Y2 JP H0715668Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic welding
- conductor
- welding horn
- longitudinal direction
- processing head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は撚り線導体やフラット導体等の接続導体を接続
相手導体に超音波溶接するのに好適な超音波溶接用ホー
ンに関するものである。
相手導体に超音波溶接するのに好適な超音波溶接用ホー
ンに関するものである。
[従来技術] 第4図(A)〜(C)に示すように、フラットケーブル
1の端部から導出された各フラット導体2を各リード線
3の撚り線導体4にそれぞれ直線状のジョイントバー5
を介して超音波溶接することが検討されている。この場
合、ジョイントバー5はフラットケーブル1の各フラッ
ト導体2のピッチに合せて絶縁支持体6により予め相互
に連結されている。
1の端部から導出された各フラット導体2を各リード線
3の撚り線導体4にそれぞれ直線状のジョイントバー5
を介して超音波溶接することが検討されている。この場
合、ジョイントバー5はフラットケーブル1の各フラッ
ト導体2のピッチに合せて絶縁支持体6により予め相互
に連結されている。
超音波溶接は、第5図乃至第7図に示す超音波溶接用ホ
ーン7の超音波溶接用ホーン本体8における先端の加工
ヘッド部9の先端面9Aに設けられた接続導体嵌合溝10
に、第8図に示すように接続導体としてのフラット導体
2(撚り線導体4)を嵌め込み、該加工ヘッド部9の先
端面9Aの接続導体嵌合溝10でフラット導体2(撚り線導
体4)を押えて超音波振動を該フラット導体2(撚り線
導体4)の長手方向に加えることにより接続相手導体で
あるジョイントバー5に超音波溶接するものである。
ーン7の超音波溶接用ホーン本体8における先端の加工
ヘッド部9の先端面9Aに設けられた接続導体嵌合溝10
に、第8図に示すように接続導体としてのフラット導体
2(撚り線導体4)を嵌め込み、該加工ヘッド部9の先
端面9Aの接続導体嵌合溝10でフラット導体2(撚り線導
体4)を押えて超音波振動を該フラット導体2(撚り線
導体4)の長手方向に加えることにより接続相手導体で
あるジョイントバー5に超音波溶接するものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の加工ヘッド部9では超音波溶接時
に第8図に示すように超音波溶接の進行につれて接続導
体嵌合溝10内のフラット導体2(撚り線導体4)がつぶ
されて肉厚が薄くなり、接続導体嵌合溝10内に入ってい
ない該フラット導体2(撚り線導体4)の基端側の部分
との間に段差部Aが生じ、その段差部Aに超音波振動に
より加圧力が他の部分より大きく作用し、該フラット導
体2(撚り線導体4)が段差部Aで切断され易い問題が
あった。
に第8図に示すように超音波溶接の進行につれて接続導
体嵌合溝10内のフラット導体2(撚り線導体4)がつぶ
されて肉厚が薄くなり、接続導体嵌合溝10内に入ってい
ない該フラット導体2(撚り線導体4)の基端側の部分
との間に段差部Aが生じ、その段差部Aに超音波振動に
より加圧力が他の部分より大きく作用し、該フラット導
体2(撚り線導体4)が段差部Aで切断され易い問題が
あった。
本考案の目的は、超音波溶接時に接続導体がその段差部
で切断されるのを防止できる超音波溶接用ホーンを提供
することにある。
で切断されるのを防止できる超音波溶接用ホーンを提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案は超音波溶接用ホーン本体の先端に加工ヘッ
ド部が設けられ、該加工ヘッド部の先端面にはその長手
方向に分布させて凹凸部が設けられている超音波溶接用
ホーンにおいて、 前記加工ヘッド部の先端面にその長手方向に分布させて
設けられている前記凹凸部の各突起は、突出長が一定の
状態で長手方向の一方側が凹凸部の突起の数が少ない粗
で他方側が凹凸部の突起の数が多い密に設けられている
ことを特徴とするものである。
と、本考案は超音波溶接用ホーン本体の先端に加工ヘッ
ド部が設けられ、該加工ヘッド部の先端面にはその長手
方向に分布させて凹凸部が設けられている超音波溶接用
ホーンにおいて、 前記加工ヘッド部の先端面にその長手方向に分布させて
設けられている前記凹凸部の各突起は、突出長が一定の
状態で長手方向の一方側が凹凸部の突起の数が少ない粗
で他方側が凹凸部の突起の数が多い密に設けられている
ことを特徴とするものである。
[作用] このように加工ヘッド部の先端面にその長手方向に分布
させて設けられている前記凹凸部の各突起を、突出長が
一定の状態で長手方向の一方側が凹凸部の突起の数が少
ない粗で他方側が凹凸部の突起の数が多い密に設ける
と、突出長が一定の状態で粗に設けられている突起が存
在する側での超音波加工変形の度合いがその反対側の超
音波加工変形の度合いより小さくなり、段差部での切断
を防止できる。
させて設けられている前記凹凸部の各突起を、突出長が
一定の状態で長手方向の一方側が凹凸部の突起の数が少
ない粗で他方側が凹凸部の突起の数が多い密に設ける
と、突出長が一定の状態で粗に設けられている突起が存
在する側での超音波加工変形の度合いがその反対側の超
音波加工変形の度合いより小さくなり、段差部での切断
を防止できる。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示したものであ
る。本実施例の超音波溶接用ホーンにおいては、加工ヘ
ッド部9の先端面9Aに、突起の突出長が一定の状態で長
手方向の一方側が突起の数が少ない粗で他方側が突起の
数が多い密になるように凹凸部11が設けられている。な
お、凹凸部11は同心円群よりなるものである。
る。本実施例の超音波溶接用ホーンにおいては、加工ヘ
ッド部9の先端面9Aに、突起の突出長が一定の状態で長
手方向の一方側が突起の数が少ない粗で他方側が突起の
数が多い密になるように凹凸部11が設けられている。な
お、凹凸部11は同心円群よりなるものである。
このようにすると、突起がその突出長を一定にした状態
で粗に設けられている側での超音波加工変形の度合いが
その反対側の超音波加工変形の度合いより小さくなり、
この超音波加工変形の度合いが小さい側で撚り線導体4
の前述した段差部A側を超音波溶接でき、段差部Aでの
切断を防止できる。
で粗に設けられている側での超音波加工変形の度合いが
その反対側の超音波加工変形の度合いより小さくなり、
この超音波加工変形の度合いが小さい側で撚り線導体4
の前述した段差部A側を超音波溶接でき、段差部Aでの
切断を防止できる。
なお、凹凸部11の形状や配列は上記実施例に限定される
ものではない。
ものではない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る超音波溶接用ホーンで
は、超音波溶接用ホーン本体の加工ヘッド部の先端面に
その長手方向に分布させて設けられている凹凸部の各突
起を、突出長が一定の状態で長手方向の一方側が凹凸部
の突起の数が少ない粗で他方側が凹凸部の突起の数が多
い密に設けられているので、突出長が一定の状態で長手
方向の一方側が凹凸部の突起の数が少ない粗に設けられ
ている突起が存在する側での超音波加工変形の度合いが
その反対側の超音波加工変形の度合いより小さくなり、
段差部での切断を防止することができる。
は、超音波溶接用ホーン本体の加工ヘッド部の先端面に
その長手方向に分布させて設けられている凹凸部の各突
起を、突出長が一定の状態で長手方向の一方側が凹凸部
の突起の数が少ない粗で他方側が凹凸部の突起の数が多
い密に設けられているので、突出長が一定の状態で長手
方向の一方側が凹凸部の突起の数が少ない粗に設けられ
ている突起が存在する側での超音波加工変形の度合いが
その反対側の超音波加工変形の度合いより小さくなり、
段差部での切断を防止することができる。
第1図は本考案に係る超音波溶接用ホーンの加工ヘッド
部での縦断面図、第2図は本考案に係る超音波溶接用ホ
ーンの加工ヘッド先端面の正面図、第3図は第2図のX
−X線断面図、第4図(A)(B)は撚り線導体とその
接続相手導体との超音波溶接前の状態を示す側面図及び
底面図、第4図(C)は接続相手導体の一例を示す斜視
図、第5図は従来の超音波溶接用ホーンの正面図、第6
図及び第7図はその加工ヘッド部の底面図及び側面図、
第8図は従来の超音波溶接状態の説明図である。 1……フラットケーブル、2……フラット導体(接続導
体)、3……リード線、4……撚り線導体、5……ジョ
イントバー、6……絶縁支持体、7……超音波溶接用ホ
ーン、8……超音波溶接用ホーン本体、9……加工ヘッ
ド部、9A……先端面、10……撚り線嵌合溝、11……凹凸
部。
部での縦断面図、第2図は本考案に係る超音波溶接用ホ
ーンの加工ヘッド先端面の正面図、第3図は第2図のX
−X線断面図、第4図(A)(B)は撚り線導体とその
接続相手導体との超音波溶接前の状態を示す側面図及び
底面図、第4図(C)は接続相手導体の一例を示す斜視
図、第5図は従来の超音波溶接用ホーンの正面図、第6
図及び第7図はその加工ヘッド部の底面図及び側面図、
第8図は従来の超音波溶接状態の説明図である。 1……フラットケーブル、2……フラット導体(接続導
体)、3……リード線、4……撚り線導体、5……ジョ
イントバー、6……絶縁支持体、7……超音波溶接用ホ
ーン、8……超音波溶接用ホーン本体、9……加工ヘッ
ド部、9A……先端面、10……撚り線嵌合溝、11……凹凸
部。
Claims (1)
- 【請求項1】超音波溶接用ホーン本体の先端に加工ヘッ
ド部が設けられ、該加工ヘッド部の先端面にはその長手
方向に分布させて凹凸部が設けられている超音波溶接用
ホーンにおいて、 前記加工ヘッド部の先端面にその長手方向に分布させて
設けられている前記凹凸部の各突起は、突出長が一定の
状態で長手方向の一方側が凹凸部の突起の数が少ない粗
で他方側が凹凸部の突起の数が多い密に設けられている
ことを特徴とする超音波溶接用ホーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988037514U JPH0715668Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 超音波溶接用ホーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988037514U JPH0715668Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 超音波溶接用ホーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139984U JPH01139984U (ja) | 1989-09-25 |
JPH0715668Y2 true JPH0715668Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31264094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988037514U Expired - Lifetime JPH0715668Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 超音波溶接用ホーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715668Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012329A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Hitachi Cable Ltd | 接続端子、接続端子付きアルミケーブル、超音波溶接方法、および超音波接続装置 |
JP2011060778A (ja) * | 2010-11-30 | 2011-03-24 | Hitachi Cable Ltd | 接続端子、接続端子付きアルミケーブル |
JPWO2013105361A1 (ja) * | 2012-01-12 | 2015-05-11 | 日立マクセル株式会社 | 超音波溶接用チップ、超音波溶接機、及び電池の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5417346U (ja) * | 1977-07-06 | 1979-02-03 | ||
JPS5942226U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | ミサワホ−ム株式会社 | モルタル壁の下端縁構造 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP1988037514U patent/JPH0715668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01139984U (ja) | 1989-09-25 |
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