JPH07156335A - 成形プレス用クッション材 - Google Patents
成形プレス用クッション材Info
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- JPH07156335A JPH07156335A JP30559693A JP30559693A JPH07156335A JP H07156335 A JPH07156335 A JP H07156335A JP 30559693 A JP30559693 A JP 30559693A JP 30559693 A JP30559693 A JP 30559693A JP H07156335 A JPH07156335 A JP H07156335A
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- B30B15/061—Cushion plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
Abstract
び,硬度が劣化せず、耐熱性,耐久性,寸法安定性,ク
ッション性に優れた成形プレス用クッション材を提供す
る。 【構成】 シート状の補強材1の両面に、EPDMの原
料ゴム100重量部に対し、ラジカル連鎖禁止剤および
過酸化物分解剤を合計5〜15重量部配合したゴム材料
からなるゴム層2,2を積層し、その両面に、基布補強
不織布層3,3を積層した構造の成形プレス用クッショ
ン材。 【効果】 熱間圧縮に耐え得る高寸法精度の成形プレス
用クッション材が得られる。
Description
ョン材に関し、さらに詳しくは、化粧合板、合成樹脂積
層板、電気絶縁板などの成形プレスに好適な成形プレス
用クッション材に関する。
は、例えば特公昭47−46945号公報に開示の「成
形プレス用クッション材」がある。この「成形プレス用
クッション材」は、耐熱性ブチルゴムまたはニトリルゴ
ムまたはシリコーンゴムよりなるゴム層と、ニードルパ
ンチを施した66ナイロンのウエブよりなる不織布層と
を組合わせて積層し、加熱および加圧し、一体化した構
造である。また、ゴム層の流動を防止するために、ゴム
層内にガラスクロス等の補強材を埋設する構造も開示さ
れている。
材としては、例えば特開昭55−107475号公報に
開示の「積層成形用クッション材」がある。この中で
は、ガラスクロス等の基材に樹脂系の接着剤を塗布また
は含浸した接着材料層と、不織布等の弾性材料層とを交
互に積層した構造の成形プレス用クッション材が開示さ
れている。
945号公報に開示の「成形プレス用クッション材」で
は、ゴム層により所望の弾性、復元性、腰の強さを得る
と共に、不織布層により所望の変形性を得ている。とこ
ろが、ゴム層のゴム材料として耐熱性ブチルゴムまたは
シリコーンゴムを用いた場合には、ゴム層が、高温下で
の使用により軟化し、粘着性を帯びてきて、引張強度,
伸び,硬度が劣化してくる問題点がある。また、ゴム層
のゴム材料としてニトリルゴムを用いた場合には、ゴム
層が、高温下での使用により硬化し、クラックを発生し
て、やはり、引張強度,伸び,硬度が劣化してくる問題
点がある。更に、ゴム層と不織布層との接着部において
は、ゴム層の劣化が不織布層の劣化や接着不良を引き起
こし、クッション材全体に悪影響を及ぼす問題点があ
る。また、上記特開昭55−107475号公報に開示
の「積層成形用クッション材」では、弾性材料層と樹脂
系の接着剤料層とを交互に積層することによって、機械
的強度を向上させている。ところが、樹脂系の接着剤料
層を用いた場合には、柔軟性に乏しく、クッション性が
悪いという問題点がある。そこで、この発明の目的は、
耐熱性,耐久性,クッション性に優れた成形プレス用ク
ッション材を提供することにある。
ロピレンゴム組成物の原料ゴム100重量部に対し、ラ
ジカル連鎖禁止剤と過酸化物分解剤とを合計5〜15重
量部配合したゴム組成物からなるゴム層と、繊維材料層
とが接着一体化した構造をもつことを特徴とする成形プ
レス用クッション材を提供する。上記構成において、エ
チレンプロピレンゴム組成物とは、エチレンプロピレン
ゴム(EPM,EPDM)を主成分とするゴム組成物を
意味するもので、エチレンプロピレンゴムと他のゴム材
料(例えば塩素化ブチルゴム)のブレンドゴムも含まれ
る。また、ラジカル連鎖禁止剤としては、フェノール系
またはチオエーテル系またはそれらのブレンド系が、好
ましいものとして挙げられる。また、過酸化物分解剤と
しては、ベンツイミダゾール系またはホスファイト系ま
たはそれらのブレンド系が、好ましいものとして挙げら
れる。
いて、ラジカル連鎖禁止剤および過酸化物分解剤は、空
気雰囲気中において30℃の初期温度から10℃/分の
割合で温度を上昇させたとき、初期重量に対する重量の
減少割合が10%に達する温度が300℃以上のもので
あるのが好ましい。また、上記構成の成形プレス用クッ
ション材において、前記ゴム組成物中に、更に、反応性
モノマーまたは反応性モノマーの金属塩またはそれらの
両方を配合するのが好ましい。
および過酸化物分解剤(二次老化防止剤)を配合するこ
とにより耐熱性,耐久性を改善できるが、この発明の成
形プレス用クッション材では、前記ゴムとして、耐熱性
に優れたエチレンプロピレンゴム組成物を用い、そのエ
チレンプロピレンゴム組成物100重量部に前記ラジカ
ル連鎖禁止剤と過酸化物分解剤とを合計5〜15重量部
配合し、さらに、そのゴム層と繊維材料層とを接着一体
化した構造とした。上記のエチレンプロピレンゴム組成
物からなるゴム層と繊維材料層との組合せによって、耐
熱性,耐久性を改善できる上に、寸法安定性,クッショ
ン性に優れたクッション材が得られる。また、エチレン
プロピレンゴム組成物にラジカル連鎖禁止剤と過酸化物
分解剤とを大量に配合することによって、繊維材料層の
劣化をも防止できるようになる。特に、ゴム層と繊維材
料層との接着部分における接着機能を、高温での使用に
よっても維持できるようになる。なお、ラジカル連鎖禁
止剤と過酸化物分解剤とを合計した配合が5重量部未満
では、好ましい耐熱性が得られない。また、15重量部
より多い場合は、ゴムの架橋密度が下がり、好ましくな
い。従って、5〜15重量部とするが、7〜10重量部
とするのが最も好ましい。
として、空気雰囲気中において30℃の初期温度から1
0℃/分の割合で温度を上昇させたとき、初期重量に対
する重量の減少割合が10%に達する温度が300℃以
上のものを用いると、耐熱性,耐久性の改善が顕著とな
る。また、記ゴム組成物中に、更に、反応性モノマーま
たは反応性モノマーの金属塩またはそれらの両方を配合
すると、ブルーミングがなくなり、品質を向上できる。
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
の成形プレス用クッション材100は、シート状の補強
材1の両面にゴム層2,2を積層し、その両面に基布補
強不織布層3,3を積層した構造である。4,4は、基
布である。前記シート状の補強材1は、目擦れを防止す
るための樹脂処理を処理比3〜20%で施した厚さ0.
75mmの模紗織りガラスクロスである。ここで、樹脂処
理の処理比とは、未処理のガラスクロス重量に対する含
浸樹脂固形分重量の比率である。
る空隙の比率が30%〜70%のものが好ましい。上記
空隙の比率が30%より小さいと、空隙にゴム層2,2
の材料が十分に侵入せず、ゴム層2,2と補強材1とが
固着不足になり、ゴム層2,2の流動を抑止する効果が
少ない。一方、上記空隙の比率が70%より大きいと、
補強材1中に侵入するゴム材料の割合が大きすぎて、当
該補強材1中でも流動が起こる。従って、上記空隙の比
率を30%〜70%とすれば、ゴム層2,2の流動を有
効に抑止できる。なお、前記シート状の補強材1とし
て、金属クロス、カーボンクロス、芳香族ポリアミドク
ロス、ポリエステルクロス、ポリアミドクロス等を用い
てもよい。また、ネット状物や、0.3mm2〜25mm2の
穴のあいたシート状物を用いてもよい。
4;日本合成ゴム株式会社製)100重量部に、10%
熱重量減少温度が344℃のフェノール系ラジカル連鎖
禁止剤(テトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−
ジ−第三−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン;イルガノックス1010;Ciba-G
eigy社製)を3.5重量部と,10%熱重量減少温度が
303℃のベンツイミダゾール系過酸化物分解剤(2−
メルカプトベンツイミダゾール;ノクラックMB;大内
新興化学工業株式会社製)を4.7重量部と,その他の
添加物とを配合して構成されている。ここで、10%熱
重量減少温度は、示差熱熱重量同時測定装置(セイコー
電子工業株式会社製:SSC5200H)を用い、流量
200ml/分の空気雰囲気中で、30℃の初期温度か
ら10℃/分の割合で温度を上昇させたとき、初期重量
に対する重量の減少割合が10%に達する温度を測定し
た。このゴム層2,2の詳細な組成を表1に示す。
置いた場合において、経過日数毎の引張強度,伸び,硬
度の変化を調べた結果を表2の上段に示す。なお、表2
の下段は、比較のために、組成ラジカル連鎖禁止剤およ
び過酸化物分解剤を配合しないゴム材料(詳細な組成を
表3に示す)を、210℃の雰囲気下に置いた場合にお
いて、経過日数毎の引張強度,伸び,硬度の変化を調べ
た結果である。表2から、耐熱性,耐久性が改善された
ことが判る。
もよい。また、EPDMまたはEPMにブチルゴム、ハ
ロゲン化ブチルゴム、水素化ニトリルゴム、水素化スチ
レンブタジエンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム等
をブレンドしてもよい。
から10℃/分の割合で温度を上昇させたとき、初期重
量に対する重量の減少割合が10%に達する温度が30
0℃以上のラジカル連鎖禁止剤としては、上記の他に、
フェノール系ラジカル連鎖禁止剤では、例えば1,3,
5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−第
三−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(アデ
カ・スタブAO−20;旭電化株式会社製)や、3,9
−ビス〔2−{3−(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,1
−ジメチルエチル〕−2,4−8,10−テトラオキサ
スピロ[5,5]ウンデカン(アデカ・スタブAO−8
0;旭電化株式会社製)を用いてもよい。また、チオエ
ーテル系ラジカル連鎖禁止剤では、例えばペンタエリス
リトール−テトラキス−(β−ラウリル−チオプロピオ
ネート)(アデカ・スタブAO−412S;旭電化株式
会社製)を用いてもよい。あるいは、これらをブレンド
した物を用いてもよい。
期温度から10℃/分の割合で温度を上昇させたとき、
初期重量に対する重量の減少割合が10%に達する温度
が300℃以上の過酸化物分解剤としては、上記の他
に、ベンツイミダゾール系過酸化物分解剤では、例えば
2−メルカプトメチルベンツイミダゾール(ノクラック
MMB;大内新興化学工業株式会社製)や、2−メルカ
プトベンツイミダゾールの亜鉛塩(ノクラックMBZ;
大内新興化学工業株式会社製)や、4と5−メルカブト
メチルベンツイミダゾールの亜鉛塩(Vulkanox
ZMB2/C5;バイエル社製)を用いてもよい。ま
た、ホスファイト系過酸化物分解剤では、例えば環状ネ
オペンタンテトライルビス(2,6−ジ・第三ブチル−
4−メチルフェニルホスファイト(アデカ・スタブPE
P−36;旭電化株式会社製)を用いてもよい。あるい
は、これらをブレンドした物を用いてもよい。
分解剤のどちらか一方あるいは両方に上記温度が300
℃未満のものを用いた場合でも、耐熱性、耐久性の改善
はされるが、両方に上記温度が300℃以上のものを用
いれば、耐熱性、耐久性が一層改善されるので、好まし
い。
応性モノマーの金属塩またはそれらの両方を配合する
と、品質が向上するので、好ましい。具体的には、ブル
ーミングがなくなり、加硫密度が向上するため耐熱性お
よび耐久性が向上し、圧縮永久歪が良くなるため寸法安
定性が向上し、加工性が良くなるためカレンダー加工等
がしやすくなる。かかる反応性モノマーとしては、アク
リル系またはメタクリル系のものを用いることが出来
る。具体例としては、テトラヒドロフルフリルメタクリ
レート、メトキシジエチレングリコールメタクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシジエチ
レングリコールアクリレート、エチレンジメタクリレー
ト、1,3−ブチレンジメタクリレート、1,4−ブチ
レンジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメ
タクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−
ヘキサンジオールジアクリレート、2,2’−ビス(4
−メタクリロキシジエトキシフェニル)プロパン、2,
2’−ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパン、トリメチロールプロパントリアクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリ
トリトールトリアクリレート、トリアリルイソシアヌレ
ート、トリアリルシアヌレート、トリアリルトリメリテ
ート、ジアリルフタレート、ジアリルクロレンデート、
ジビニルベンゼン、2−ビニルピリジン、N,N’−メ
チレンビスアクリルアミド、1,2−ポリブタジエンが
挙げられる。
テル織布の基布1層と66ナイロンウエブ2層とをニー
ドルパンチにより一体化したニードルパンチ不織布であ
り、目付重量は1050g/m2である。なお、2層以上の
基布4,4を入れても良い。また、基布4,4を入れな
くても良い。前記基布補強不織布層3,3の繊維として
は、ポリアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリイミ
ド繊維、ポリアミドイミド繊維、ポリエステル繊維、芳
香族ポリエステル繊維、ポリアリレート繊維、フッ素繊
維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維等の有機
繊維や、ガラス繊維、カーボン繊維、スラグ繊維、ロッ
ク繊維、セラミックス繊維、金属繊維等の無機繊維の中
から1種または2種以上を選択して用いることが出来
る。
0の製造方法を説明する。まず、3本ロールを用いたカ
レンダ成形により、巾1150mm、厚さ0.6mmの未加
硫のゴム層2,2を作製する。このゴム層2,2の間
に、シート状の補強材1を挟む。続いて、未加硫のゴム
層2,2の両側に不織布層3,3を積層する。次に、上
記積層物を、170℃×70分、10kg/cm2で加熱加
圧し、前記未加硫のゴム層2,2を加硫すると同時に全
体を接着一体化する。最後に、所定の寸法にカットす
る。
は、優れた耐熱性,耐久性を有し、クッション性が大き
く、また、低価格である。
の成形プレス用クッション材200は、シート状の補強
材1の両面にゴム層2,2を積層し、その両面に基布補
強不織布層3,3を積層し、その両面に、接着材層5,
5を介して、基布補強不織布層3,3を積層した構造で
ある。4,4,4,4は、基布である。補強材1、ゴム
層2,2、基布補強不織布層3,3,3,3は、実施例
1の補強材1、ゴム層2、基布補強不織布層3と同じ構
成である。接着材層5,5は、ゴム層2,2と同じゴム
材料を溶剤に溶かし、薄いガラスクロス(例えば0.2
5mm厚)の両面に塗布した物である。以上の成形プレス
用クッション材200は、優れた耐熱性,耐久性を有
し、クッション性が大きく、また、目付精度が比較的高
い。
の成形プレス用クッション材300は、3層の接着材層
5,5,5と、4層の基布補強不織布層3,3,3,3
とを、交互に積層し、その両面に、前記と同じ接着材層
5,5を介して離型層9,9を積層した構造である。接
着材層5,5,5は、実施例2の接着材層5と同じ構成
である。基布補強不織布層3,3,3,3は、実施例1
の基布補強不織布層3と同じ構成である(但し、目付重
量450g/m2)。離型層9,9は、芳香族ポリアミドペ
ーパー(ノーメックスペーパー410(登録商標);デ
ュポン社製)である。その外に、芳香族ポリアミド繊
維、ポリアミド繊維、ガラス繊維等からなる紙またはク
ロスや、フッ素樹脂フィルムを使用してもよい。なお、
離型層9、9として、紙またはクロスの態様のものを用
いる場合は、更にその表面にポリイミド樹脂を塗布して
もよい。以上の成形プレス用クッション材300は、優
れた耐熱性,耐久性を有し、目付精度が高く、寸法変化
が少ない。
ション材は、基布補強不織布層3,3,3,3のウエブ
が目付重量530g/m2,10デニール,2inch長ポリエ
ステル繊維である以外は、実施例3の成形プレス用クッ
ション材300と同じ構成である。この実施例4の成形
プレス用クッション材は、優れた耐熱性,耐久性を有
し、目付精度が高く、寸法変化が少なく、また、低価格
である。
よれば、エチレンプロピレンゴム組成物の原料ゴム10
0重量部に対し、ラジカル連鎖禁止剤と過酸化物分解剤
とを合計5〜15重量部配合したゴム組成物からなるゴ
ム層と、繊維材料層とが接着一体化した構造をもつた
め、高温での使用によってもゴム層の引張強度の変化、
伸びの変化、硬度の変化が起こりにくく、また、ゴム層
と繊維材料層との良好な接着を維持でき、優れた耐熱
性、耐久性、寸法安定性、クッション性を得ることが出
来る。
材の断面図である。
材の断面図である。
材の断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 エチレンプロピレンゴム組成物の原料ゴ
ム100重量部に対し、ラジカル連鎖禁止剤と過酸化物
分解剤とを合計5〜15重量部配合したゴム組成物から
なるゴム層と、繊維材料層とが接着一体化した構造をも
つことを特徴とする成形プレス用クッション材。 - 【請求項2】 請求項1に記載の成形プレス用クッショ
ン材において、ラジカル連鎖禁止剤および過酸化物分解
剤は、空気雰囲気中において30℃の初期温度から10
℃/分の割合で温度を上昇させたとき、初期重量に対す
る重量の減少割合が10%に達する温度が300℃以上
のものであることを特徴とする成形プレス用クッション
材。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の成形プ
レス用クッション材において、前記ゴム組成物中に、更
に、反応性モノマーまたは反応性モノマーの金属塩また
はそれらの両方を配合したことを特徴とする成形プレス
用クッション材。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の成形プレス用クッション材において、繊維材料層が、
織布層または不織布層であることを特徴とする成形プレ
ス用クッション材。 - 【請求項5】 請求項4に記載の成形プレス用クッショ
ン材において、前記ゴム組成物からなるゴムシートの両
面に、不織布を積層したことを特徴とする成形プレス用
クッション材。 - 【請求項6】 請求項4に記載の成形プレス用クッショ
ン材において、前記ゴム組成物からなるゴムシートの両
面に不織布を積層し、更にその両面に、織布に前記ゴム
組成物を塗布した接着材層を介して不織布を積層したこ
とを特徴とする成形プレス用クッション材。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の成形プ
レス用クッション材において、前記ゴムシートは、シー
ト状の補強材によって補強されていることを特徴とする
成形プレス用クッション材。 - 【請求項8】 請求項4に記載の成形プレス用クッショ
ン材において、織布に前記ゴム組成物を塗布した接着材
層と、不織布とを交互に積層したことを特徴とする成形
プレス用クッション材。 - 【請求項9】 請求項5から請求項8のいずれかに記載
の成形プレス用クッション材において、不織布が、基布
とウエブとをニードルパンチにより一体化したニードル
パンチ不織布であることを特徴とする成形プレス用クッ
ション材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30559693A JP2724960B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 成形プレス用クッション材及びそれに用いるゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156335A true JPH07156335A (ja) | 1995-06-20 |
JP2724960B2 JP2724960B2 (ja) | 1998-03-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30559693A Expired - Fee Related JP2724960B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 成形プレス用クッション材及びそれに用いるゴム組成物 |
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JP (1) | JP2724960B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5820024B1 (ja) * | 2014-06-30 | 2015-11-24 | ヤマウチ株式会社 | 熱プレス用クッション材及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP30559693A patent/JP2724960B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016002705A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | ヤマウチ株式会社 | 熱プレス用クッション材及びその製造方法 |
US10272642B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-04-30 | Yamauchi Corporation | Hot press cushioning material and manufacturing method thereof |
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JP2724960B2 (ja) | 1998-03-09 |
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