JPH07156094A - マニピュレータシステム - Google Patents

マニピュレータシステム

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JPH07156094A
JPH07156094A JP30659193A JP30659193A JPH07156094A JP H07156094 A JPH07156094 A JP H07156094A JP 30659193 A JP30659193 A JP 30659193A JP 30659193 A JP30659193 A JP 30659193A JP H07156094 A JPH07156094 A JP H07156094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
connector
connection connector
control unit
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP30659193A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Watanabe
文男 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07156094A publication Critical patent/JPH07156094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、着脱状態の高精度な確認を長期間
に亘り実現し得るようにすることにある。 【構成】関節制御部11の接続コネクタ11aに着脱さ
れる結合機構20の接続コネクタ21の着脱状態におけ
る導通の有無を検出して、この導通の有無に基づいて着
脱状況の異常を確認するように構成し、所期の目的を達
成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば宇宙空間に構
築される宇宙ステーション等の組立作業に用いられるマ
ニピュレータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙開発の分野においては、宇宙空間に
宇宙ステーション等の構造物を構築する構想がある。こ
の宇宙ステーション等の構造物を宇宙空間に構築する場
合、その作業環境が地上と異なり、極限環境を有するこ
とで、マニピュレータシステムを用いて行うことが考え
られている。このようなマニピュレータシステムとして
は、例えば図3に示すように、基盤1上に直交する2軸
に自由度を有する肩関節2を配設して、この肩関節2に
アーム3を介して1軸の自由度を有する肘関節4、直交
する3軸回りの自由度を有する手首関節5を順に連結
し、この手首関節5の先端には、エンドエフェクタ6を
設けた6自由度のものが考えられている。これら肩関節
2、肘関節4、手首関節5は、図4に示すようにそれぞ
れの軸回りが略同様にサーボモータ等で構成される関節
駆動部10、該関節駆動部10を動作制御する関節エレ
クトロニクスと称する関節制御部11で構成される。
【0003】ところで、このようなマニピュレータシス
テムは、使用環境が宇宙空間という特殊な環境であるこ
とから、その耐用年数が30年程度要求される。そこ
で、このようなマニピュレータシステムにあっては、比
較的故障の発生し易い関節制御部が故障することを前提
として、故障した関節制御部を人間が宇宙航行体外に出
て容易に交換可能に構成される。
【0004】即ち、関節制御部11は、電子回路や中央
演算装置(CPU)等の内部機器が筐体内に収容されて
ユニット化され、肩関節2、肘関節4及び手首関節5の
近傍のアーム3上に取付ボルト12を用いて着脱自在に
設置される。また、関節制御部11には、接続コネクタ
11aが設けられ、この接続コネクタ11aには、結合
機構部13の接続コネクタ13aが着脱自在に接続され
る。結合機構13は、接続コネクタ13aが可動モータ
を介して関節制御部11の接続コネクタ11aに対向し
て移動自在に設けられ、この可動モータにより接続コネ
クタ13aが関節制御部11の接続コネクタ11aに着
脱制御される。そして、この結合機構13の接続コネク
タ13aには、接続ハーネス14を介して、例えばアー
ム3の基部に配設されるいアーム制御部15及び上記関
節駆動部10に接続される。
【0005】上記関節制御部11は、結合機構13、接
続ハーネス14を介してアーム制御部15及び上記関節
駆動部10との双方向通信が可能となり、アーム制御部
15からの制御信号に基づいて関節駆動部10を制御し
て各関節2,4,5を駆動制御し、アーム3を動作制御
する。そして、関節制御部11が故障した場合には、先
ず、結合機構13を上述したように動作制御して関節制
御部11を接続ハーネス14から分離させて交換し、再
び結合機構13を反転制御して交換した新たな関節制御
部11に接続ハーネス14が挿着され、交換作業が完了
される。
【0006】しかしながら、上記マニピュレータシステ
ムでは、関節制御部11の交換作業を行う場合、結合機
構13の接続コネクタ13aを動作制御して、関節制御
部11の接続コネクタ11aに着脱して交換を行う際、
接続コネクタ13a,11aの着脱状態の確認が困難で
あり、システムの誤動作を招いたりする虞を有する。こ
れによると、特に、宇宙環境という極限環境に用いる場
合、その危険度を考慮すると、信頼性の点で大きな問題
となる。
【0007】そこで、このようなコネクタ着脱の確認を
行う手段を設けることが考えられるが、この確認手段と
しては、単に着脱の確認が可能なだけでなく、長期間に
亘り高精度で、信頼性の高い確認動作を実現することが
要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のマニピュレータシステムでは、関節制御部の交換作
業時における接続コネクタの着脱状態の確認が困難で、
安全性が劣るという問題を有する。
【0009】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、構成簡易にして、着脱状態の高精度な確認を長期
間に亘り実現し得るようにして、信頼性の高い安全な部
品交換作業を実現したマニピュレータシステムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、アームを複
数の関節で連結したアーム本体と、このアーム本体の各
関節に対応して着脱自在に設置され、前記関節を動作制
御する複数の関節駆動部と、この複数の関節駆動部を駆
動して前記各関節を動作制御する関節制御部と、この関
節制御部を制御して前記複数の関節駆動部を駆動し、前
記アーム本体を動作制御するアーム制御部と、前記関節
駆動部及びアーム制御部に接続される接続コネクタを有
し、この接続コネクタを前記関節制御部の接続コネクタ
に対向して移動させて着脱する結合手段と、この結合手
段の着状態において、該結合手段の接続コネクタの導通
無しを検出し、あるいは前記結合手段の脱状態におい
て、該結合手段の複数の接続コネクタの導通有りを検出
した状態で着脱異常を検知する異常検出手段とを備えて
マニピュレータシステムを構成したものである。
【0011】
【作用】上記構成によれば、異常検出手段は、結合手段
の着脱状態において、該結合手段の接続コネクタの導通
の有無を検出することにより、その着脱状況の確認を行
う。これにより、比較的寿命の短いスイッチ手段を用い
ることなく、着脱状態の高精度な確認が可能となり、長
期間に亘って信頼性の高い、安全な交換作業が可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例に
係るマニピュレータシステムに適用される結合機構20
を取り出して示すもので、前記図4に示すようにアーム
3上に設置される関節制御部11の接続コネクタ11a
に着脱自在に装着される。但し、ここでは、便宜上、前
記図4と同一部分については、同一符号を付して、その
説明について省略する。すなわち、結合機構20には、
接続コネクタ21が前記関節制御部11の接続コネクタ
11aに対応して設けられ、この接続コネクタの所定の
位置に着用及び脱用リミットスイッチ22,23が接続
構成され、このリミットスイッチ22,23の出力端に
は、中央演算装置(CPU)24が接続される。このC
PU24には、可動モータ25がモータドライバ26を
介して接続される。可動モータ25は、CPU24から
の駆動信号に基づいてモータドライバ26で発生した駆
動電流により選択的に駆動制御され、接続コネクタ21
を前記関節制御部11の接続コネクタ11aに対向して
移動させて着脱させる。
【0013】上記接続コネクタ21は、例えば図2に示
すように複数のコネクタピン211が配設され、そのう
ち四隅のコネクタピン211a〜211dには、電源+
5Vが接続される。この四隅のコネクタピン211a〜
211dは、関節制御部11の接続コネクタ11aに結
合された状態で、該関節制御部11の接続コネクタ11
aを介して信号グランドに接地される。この結果、四隅
のコネクタピン211a〜211dは、接続コネクタ2
1が関節制御部11の接続コネクタ11aに結合された
場合、そのうち1本でも離間されていると、CPU24
の入力端に+5Vが印加される。CPU24は、これに
基づいて着異常を検出し、着異常信号を前記アーム制御
部15に出力する。
【0014】また、四隅のコネクタピン211a〜21
1dは、接続コネクタ21が関節制御部11の接続コネ
クタ11aに結合された状態から離脱された場合、その
全ての出力が5Vとなるが、例えば1本でもショート状
態にあると、そのCPU24の入力端が0Vとなる。C
PU24は、これに基づいて脱異常を検出し、脱異常信
号をアーム制御部15に出力する。
【0015】上記アーム制御部15は、着及び脱異常信
号が入力されると、警報を発生して着及び脱異常を知ら
せる。上記構成において、関節制御部11に故障が発生
して交換する場合には、先ずアーム制御部15が離脱信
号を結合機構20のCPU24に出力する。すると、C
PU24は、脱駆動信号を生成して、可動モータ25を
モータドライバ26を介して駆動し、接続コネクタ21
を関節制御部11の接続コネクタ11aから離間させ、
ここで脱用リミットスイッチ23がオンされ、これに連
動して停止信号がモータドライバ26に出力されて、可
動モータ25が停止され、離脱動作が完了される。ここ
で、関節制御部11は前記取付ボルト12が離脱されて
アーム3上から離脱される。
【0016】この際、接続コネクタ21は、その四隅の
コネクタピン211a〜211dの全てが離間されてい
ると、その出力が5Vとなり、CPU24の入力端が5
Vとなるが、そのうち例えば1本がショート状態だとす
ると、CPU24の入力端が0Vとなる。ここで、CP
U24は、脱異常を検出して、脱異常信号をアーム制御
部15に出力し、これに応動して、アーム制御部15が
警報を発生して、以後の離脱動作の危険を知られる。
【0017】そして、関節制御部11をアーム3上に、
再び設置する場合には、先ず、関節制御部11をアーム
3の所定の位置に取付ボルト12で取付けた状態で、ア
ーム制御部15から結合機構20のCPU24に装着信
号が入力される。すると、CPU24は、着駆動信号を
生成して、可動モータ25をモータドライバ26を介し
て駆動し、接続コネクタ21を関節制御部11の接続コ
ネクタ方向に移動させて結合させ、ここで、着用リミッ
トスイッチ22がオンされ、これに連動して停止信号が
モータドライバ26に入力されて、可動モータ25が停
止され、結合動作が完了される。
【0018】この際、接続コネクタ21は、その四隅の
コネクタピン211a〜211dの全てが結合されてい
ると、その出力が0Vとなり、CPU24の入力端が0
Vとにるが、例えばそのうちの1本がショート状態だと
すると、CPU24の入力端の一つが5Vのままに保た
れる。ここで、CPU24は、着異常を検出して、着異
常信号をアーム制御部15に出力し、これに応動して、
アーム制御部15が警報を発生して、以後の着脱動作の
危険を知らせる。
【0019】このように、上記マニピュレータシステム
は、関節制御部11の接続コネクタ11aに着脱される
結合機構20の接続コネクタ21の着脱状態における導
通の有無を検出して、この導通の有無に基づいて着脱状
況の異常の有無を確認するように構成した。これによれ
ば、比較的寿命の短いスイッチ手段を備えることなく、
結合機構20の接続コネクタ21の着脱状態の高精度な
検出が可能となり、長期間に亘って信頼性の高い、安全
な交換作業が実現される。
【0020】なお、上記実施例では、結合機構20の接
続コネクタ21の着脱状態の検出を四隅のコネクタピン
211a〜211dの着脱状態を検出するように構成し
た場合で説明したが、このピン数に限ることなく、全て
のコネクタピン211の中から少なくとも四隅のコネク
タピン211a〜211dの着脱状態を検出するように
すれば略同様の効果が期待される。
【0021】また、上記実施例では、関節駆動部10及
びアーム制御部15に対して関節制御部11を一つの結
合機構20を介して接続構成するように構成した場合で
説明したが、これに限ることなく、例えば関節制御部1
1に対して別々の結合機構20を介して関節駆動部10
及びアーム制御部15に接続する構成のものにおいても
適用可能である。
【0022】さらに、上記実施例では、肩関節2、肘関
節4及び手首関節5の計6軸回りの6自由度を有した宇
宙用のマニピュレータシステムに適用した場合で説明し
たが、この自由度数に限ることなく、例えば地上用マニ
ピュレータシステムを含む複数の関節を有するアームを
備えた各種のマニピュレータシステムにおいて適用可能
である。よって、この発明は、上記実施例に限ることな
く、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を実施し得ることは勿論のことである。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、着脱状態の高精度な確認を長期間
に亘り実現し得るようにして、信頼性の高い安全な部品
交換作業を実現したマニピュレータシステムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るマニピュレータシス
テムの結合機構を取り出して示した図。
【図2】図1の接続コネクタを示した図。
【図3】この発明の適用されるマニピュレータシステム
を示した図。
【図4】従来のマニピュレータシステムの関節制御部の
設置状態を説明するために示した図。
【符号の説明】
1…基台。 2…肩関節。 3…アーム。 4…肘関節。 5…手首関節。 6…エンドエフェクタ。 10…関節駆動部。 11…関節制御部。 11a…接続コネクタ。 12…取付ボルト。 14…接続ハーネス。 15…アーム制御部。 20…結合機構。 21…接続コネクタ。 211,211a〜211d…コネクタピン。 22,23…リミットスイッチ。 24…CPU。 25…可動モータ。 26…モータドライバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームを複数の関節で連結したアーム本
    体と、 このアーム本体の各関節に対応して着脱自在に設置さ
    れ、前記関節を動作制御する複数の関節駆動部と、 この複数の関節駆動部を駆動して前記各関節を動作制御
    する関節制御部と、 この関節制御部を制御して前記複数の関節駆動部を駆動
    し、前記アーム本体を動作制御するアーム制御部と、 前記関節駆動部及びアーム制御部に接続される接続コネ
    クタを有し、この接続コネクタを前記関節制御部の接続
    コネクタに対向して移動させて着脱する結合手段と、 この結合手段の着状態において、該結合手段の接続コネ
    クタの導通無しを検出し、あるいは前記結合手段の脱状
    態において、該結合手段の接続コネクタの導通有りを検
    出した状態で着脱異常を検知する異常検出手段とを具備
    したマニピュレータシステム。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、前記関節駆動部あるい
    はアーム制御部のいずれか一方に接続される接続コネク
    タを有し、この接続コネクタを前記関節制御部の接続コ
    ネクタに対向して移動させて着脱することを特徴とする
    請求項1記載のマニピュレータシステム。
JP30659193A 1993-12-07 1993-12-07 マニピュレータシステム Pending JPH07156094A (ja)

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JP30659193A JPH07156094A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 マニピュレータシステム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30659193A JPH07156094A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 マニピュレータシステム

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JPH07156094A true JPH07156094A (ja) 1995-06-20

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JP30659193A Pending JPH07156094A (ja) 1993-12-07 1993-12-07 マニピュレータシステム

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