JPH07156007A - 円錐ドリル及び複合パネルの穿孔方法 - Google Patents

円錐ドリル及び複合パネルの穿孔方法

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JPH07156007A
JPH07156007A JP33976493A JP33976493A JPH07156007A JP H07156007 A JPH07156007 A JP H07156007A JP 33976493 A JP33976493 A JP 33976493A JP 33976493 A JP33976493 A JP 33976493A JP H07156007 A JPH07156007 A JP H07156007A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合パネルの孔明け加工を一工程で容易に行
うことができ、生産性の向上及び設備コストの低減が図
れると共に、刃部の劣化や表面材との焼け付きが生じ難
い円錐ドリル及び複合パネルの施工方法を提供する。 【構成】 先端に刃先2を有する円錐状のドリル本体3
と、このドリル本体3の円錐面5,5′に回転方向に臨
んで形成された刃部6と、上記円錐面5,5′に周方向
に沿って形成されると共に軸方向に所定間隔で複数形成
されたノッチ加工溝7,7′とを備えている。したがっ
て、このように構成された円錐ドリル1を用いることに
より、複合パネル17の孔明け加工を一工程で容易に行
うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円錐ドリル及び複合
パネルの穿孔方法に関するもので、更に詳細には、芯材
の片面又は両面をこの芯材よりも硬い材質の表面材で覆
ってなる複合パネルの穿孔に適する円錐ドリル及び複合
パネルの穿孔方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の複合パネルとしては、図6に示
すように、発泡ウレタン樹脂などの断熱材からなる芯材
20の表面及び裏面をこの芯材よりも硬い材質例えばア
ルミニウム板やステンレス板等の金属製の表面材21で
覆ってなるサンドイッチ構造の断熱パネル17が知られ
ている。この断熱パネル17にボルト孔やドアの把手用
孔等を加工する場合、断熱パネル17が比較的硬い層と
比較的軟らかい層の複層構造になっているため、通常の
ドリルを使用することは困難である。
【0003】このため、従来では先ず図6の(a)及び
(b)に示すように、ホールソウ25により断熱パネル
17の表面及び裏面の表面材21に円形の切取り加工を
施した後、図6の(c)に示すように木工ドリル26等
により芯材20に孔明け加工を施すという穿孔方法が採
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記穿
孔方法においては、切取り加工と孔明け加工の二つの工
程を要するため、手間がかかるばかりでなく、これらの
加工を施すための設備コストが多くかかる問題があっ
た。しかも、上記切取り加工を行った場合、ホールソウ
25内に図6の(b)に示すようなドーナッツ状の切り
屑27が残るため、この切り屑27を取り除く作業が必
要であり、更に手間がかかっていた。また、ホールソウ
25による加工においては、同じ刃部が連続的に表面材
21を切削するため、切削熱及び摩擦熱が蓄積し、刃部
の劣化や表面材21との焼け付きが生じ易いという問題
があった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、複合パネルの孔明け加工を一工程で容易に行うこと
ができ、生産性の向上及び設備コストの低減が図れると
共に、刃部の劣化や表面材との焼け付きが生じ難い円錐
ドリル及び複合パネルの施工方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の円錐ドリルは、先端に刃先を有する円錐
状のドリル本体と、このドリル本体の円錐面に回転方向
に臨んで形成された刃部と、上記円錐面に周方向に沿っ
て形成されると共に軸方向に所定間隔で複数形成された
ノッチ加工溝とを備えたことを特徴とする(請求項
1)。
【0007】この発明においては、上記刃部が上記ドリ
ル本体の円錐面にこれを横切る如く形成された削屑排出
溝のエッジ部に形成されていることが好ましく(請求項
2)、上記刃部が少なくとも二つ形成されていることが
好ましい(請求項3)。更に、上記ノッチ加工溝の幅が
0.3〜1.0mmであり、間隔が4〜6mmであるこ
とが好ましい(請求項4)。
【0008】また、この発明の複合パネルの穿孔方法
は、発泡樹脂などの断熱材からなる芯材の片面又は両面
をこの芯材よりも硬い材質の表面材で覆ってなる複合パ
ネルの穿孔方法において、先端に刃先を有する円錐状の
ドリル本体と、このドリル本体の円錐面に回転方向に臨
んで形成された刃部と、上記円錐面に周方向に沿って形
成されると共に軸方向に所定間隔で複数形成されたノッ
チ加工溝とを有する円錐ドリルを用い、その加工速度を
上記表面材の部分で遅くし、上記芯材の部分で速くして
複合パネルを穿孔することを特徴とする(請求項5)。
【0009】ここで、芯材よりも硬い材質の表面材と
は、アルミニウム板、鉄板、ステンレス板等の金属板或
いは芯材よりも高硬度の樹脂板をいい、また、複合パネ
ルは、建築用パネル、冷蔵倉庫用パネル、冷凍庫用パネ
ル等に適用されるものである。
【0010】
【作用】上記のように構成されるこの発明の円錐ドリル
においては、先端に刃先を有する円錐状のドリル本体の
円錐面に回転方向に臨んで刃部が形成されていると共
に、上記円錐面に複数のノッチ加工溝が形成されている
ため、工作物が硬さの異なる複層構造であってもこれを
連続的に穿孔することが可能であり、特に芯材の表面を
これよりも硬い材質、特にアルミニウム板やステンレス
板等の金属板製の表面材で覆ってなる複合パネルの穿孔
に適している。すなわち、複合パネルの孔開け加工を行
う場合、従来では表面材の切取り加工と芯材の孔明け加
工の二工程を要していたものが、一工程で容易に行うこ
とが可能となり、生産性の向上及び設備コストの低減が
図れる。更に、工作物の切削部が連続した刃部の一部を
常に移動しながら切削されるため、ホールソウと異な
り、刃部の温度上昇が少なくて済み、刃部の劣化や表面
材との焼け付きが生じ難く、耐久性の向上が図れる。
【0011】また、この発明の複合パネルの穿孔方法に
よれば、上記構成の円錐ドリルを用い、その加工速度を
上記表面材の部分で遅くし、上記芯材の部分で速くして
複合パネルを穿孔するため、刃部に負担をかけずに複合
パネルを連続的に穿孔することができ、生産性の向上が
図れる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
【0013】図1ないし図2において、1は円錐ドリル
で、この円錐ドリル1は先端に刃先2を有する円錐状の
ドリル本体3を備えており、このドリル本体3の刃先2
とは反対側の基端部にはシャンク(柄)4が突設されて
いる。上記ドリル本体3の円錐の角度αは20〜90度
の範囲内で設定され、実施例の場合、20度とされると
共に刃先2の角度βが90度とされている。また、この
ドリル本体3の寸法の一例を示すと、刃先2の長さl1
が10mm、円錐面5の最小径部から最大径部までの長
さl2 が35mm、最小径部の直径d1 が15mm、円
錐面5の最大径部の直径d2 が27mmとされている
(図4参照)。なお、上記ドリル本体3は例えば円錐面
5の最大径部の直径d2 を19mmにしたものなど穿孔
すべき孔の大きさに合わせて種々形成される。
【0014】上記ドリル本体3の円錐面5には回転方向
(図2の矢印A方向)に臨んで刃部6,6′が形成され
ると共に周方向に沿ったノッチ加工溝7,7′が軸方向
に複数形成されている。具体的に説明すると、刃部6,
6′が一対状に形成する例である図1では、ドリル本体
3の外面対称位置にはその軸心線に対して15度程度の
傾斜角をもって円錐面5,5′を横切る如く深くて幅の
広い一対の削屑排出溝8,8′が形成され、これらの削
屑排出溝8,8′の回転方向に臨む直線状のエッジ部8
a,8a′により上記刃部6,6′が形成され、その円
錐面は中心軸で0.5mmのズレのある状態とされてい
る。
【0015】上記ドリル本体3の円錐面5は上記削屑排
出溝8によって二つに分離され、これら両円錐面5に上
記ノッチ加工溝7が円周方向に水平にかつ軸方向(高さ
方向)に所定の間隔pで複数本(図示例では7本)ずつ
形成されている。このノッチ加工溝7の幅wは0.3〜
1.0mm、深さeは0.3〜0.7mm、間隔pは4
〜6mmに設定されている。また、図1では、上記ノッ
チ加工溝7はV字溝とされ、一方の円錐面5のノッチ加
工溝7と他方の円錐面5′のノッチ加工溝7′は軸方向
に位相(2mm程度)をずらして形成されているが、同
一軸上としてもよい。更に、上記ドリル本体3の材質と
しては、例えばスピード工具鋼(HM42)が使用さ
れ、ドリル本体3には窒化チタン(TiN)の表面コー
ティングが施されている。
【0016】このように構成された円錐ドリル1は、例
えば図3に示すような穿孔装置9における縦軸の回転軸
10下端のチャック部11にシャンク4を嵌合させるこ
とにより装着されて使用される。この穿孔装置9は架台
12上に水平移動可能に支持された装置本体13を備え
ており、この装置本体13にはこれを水平方向に移動さ
せるためのボールネジ等からなる水平移動機構14と、
上記回転軸10に回転を与える回転機構15と、回転軸
10を上下方向に移動させる送り機構16とが設けられ
ている。また、上記架台12における装置本体13の下
方には工作物である断熱パネル17を載置するためのテ
ーブル18が設けられると共に、このテーブル18上に
上記断熱パネル17を固定するためのチャック19が設
けられている。なお、この場合の穿孔装置1台に対して
配設される円錐ドリル1は、所望の孔の数に応じて適宜
数、所望の間隔にて配設され、同時又は適宜のサイクル
で作動される。
【0017】上記断熱パネル17は断熱材からなる芯材
20の片面又は両面にこの芯材20よりも硬い材質の薄
い例えば0.3〜1.2mmの表面材21で覆ってなる
例えば30〜200mmの肉厚を有する複合パネルであ
り、例えば建物、冷蔵庫の壁材等に使用される。上記芯
材20の断熱材としては、例えばポリウレタン、ポリス
チレン等の樹脂発泡材が用いられ、発泡密度35〜45
Kg/m3で形成されている。また、上記表面材21と
しては、例えばアルミニウム、ステンレス等の金属板、
或いは硬質プラスチック板が用いられる。
【0018】次に、上記円錐ドリル1を用いて断熱パネ
ル17を穿孔する方法について説明する。この実施例で
は、図4に示すように厚さt1 ,t2 が0.8mmのア
ルミニウム板からなる表面材21を両面に有する肉厚t
0 が42mmの断熱パネル17が用いられる。また、円
錐ドリル1としては、刃先2の長さl1 が10mm、円
錐面5の最小径部から最大径部までの長さl2 が35m
m、最大径部からの余長l3 を5mmとする有効長さL
が50mmのドリル本体3を有するものが用いられる。
また、円錐ドリル1はテーブル18の基準面gから20
5mmの高さの待機位置にセットされている。
【0019】この待機位置から、円錐ドリル1を起動さ
せて先ず基準面gから44mmの穿孔開始直前高さhま
で降下速度2700mm/分(3速)の早送りで一挙に
降下し(S1 )、次いで降下速度450mm/分(1
速)、回転速度600rpmで10mm降下させつつ最
初の表面材21の穿孔を開始する(S2 )。次いで、円
錐ドリル1を降下速度720mm/分(2速)、回転速
度720rpmで32mm降下させつつ表面材21の穿
孔の拡大及び芯材20の穿孔を行い(S3 )、次いで、
降下速度450mm/分(1速)、回転速度600rp
mで10mm降下させつつ裏面の表面材21の穿孔を行
う(S4 )。次いで、円錐ドリル1を降下速度720m
m/分(2速)、回転速度720rpmで27mm降下
させつつ裏面の表面材21の穿孔の拡大を行い(S5
)、次いで、降下速度450mm/分(1速)で15
mm降下させてドリル本体1を基準面gより有効長さL
だけ貫通突出させることにより断熱材パネル17への孔
22の穿孔が完了する(S6 )。穿孔が完了したら円錐
ドリル1を待機位置まで上昇速度2700mm/分(3
速)で復帰させればよい(S7 )。
【0020】上記円錐ドリル1の加工速度の時間変化を
グラフに示すと、図5に示すようになる。なお、断熱パ
ネル17の芯材20の厚さが厚い場合には、図5に仮想
線で示すように加工速度(降下速度)を720mm/分
に上げて芯材20の穿孔を行うようにしてもよい。ま
た、断熱パネル17の表面材21がステンレスである場
合には、円錐ドリル1の回転速度を例えば204rpm
程度の低速にすればよい。更に、上記円錐ドリル1の高
さの検出は穿孔装置9の送り機構16に設けられたパル
スエンコーダにより行われる。
【0021】上述のように構成された円錐ドリル1にお
いては、先端に刃先2を有する円錐状のドリル本体3の
円錐面5に回転方向に臨んで刃部6が形成されていると
共に、上記円錐面5に複数のノッチ加工溝7が形成され
ているため、工作物が硬さの異なる複層構造であっても
これを連続的に穿孔することが可能であり、特に芯材2
0の表面をこれよりも硬い材質の表面材21で覆ってな
る断熱パネル17の穿孔に適している。すなわち、断熱
パネル17の孔開け加工を行う場合、従来では表面材2
1の切取り加工と芯材20の孔明け加工の二工程を要し
ていたものが、一工程で容易に行うことが可能となり、
生産性の向上及び設備コストの低減が図れる。
【0022】また、工作物の切削部が連続した刃部6の
一部を常に移動しながら切削されるため、ホールソウと
異なり、刃部6の温度上昇が少なくて済み、刃部6の劣
化や表面材との焼け付きが生じ難く、耐久性の向上が図
れる。因みに、ホールソウが数日で交換を要するのに対
して円錐ドリル1では18ケ月も交換を要しなかった。
更に、上記円錐ドリル1によれば、切り屑が連続して生
じることがなく、短く切れて排出されるため、切り屑が
踊って表面材を傷付けるようなことがなく、しかも、切
り屑の処理が容易である。
【0023】また、上記穿孔方法によれば、上記構成の
円錐ドリル1を用い、その加工速度を上記表面材21の
部分で遅くし、上記芯材20の部分で速くして断熱パネ
ル17を穿孔するため、刃部6に負担をかけずに断熱パ
ネル17を連続的に穿孔することができ、生産性の向上
が図れる。
【0024】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明の要旨の範囲内で種々の設計的変更が可能
である。例えば、実施例ではドリル本体3の円錐面5に
刃部6を二つ形成しているが、刃部6は一つ又は三つ以
上形成されていてもよい。また、ドリル本体3の円錐面
5に周方向に水平にノッチ加工溝7を形成しているが、
ノッチ加工溝7は適当なピッチ角で螺旋状に形成されて
いてもよい。
【0025】また、複合パネル自体の形状は、例示した
ような平坦状パネルに限定されるものではなく、パネル
の片面や両面に凹凸を形成した波板状パネルなど適宜の
ものでよい。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような効
果が得られる。
【0027】1)この発明の円錐ドリルにおいては、先
端に刃先を有する円錐状のドリル本体の円錐面に回転方
向に臨んで刃部が形成されていると共に、上記円錐面に
複数のノッチ加工溝が形成されているため、工作物が硬
さの異なる複層構造であってもこれを連続的に穿孔する
ことができ、特に芯材の表面をこれよりも硬い材質の表
面材で覆ってなる複合パネルの穿孔に適しており、従来
では表面材の切取り加工と芯材の孔明け加工の二工程を
要していたものが、一工程で容易に行うことができ、生
産性の向上及び設備コストの低減が図れる。また、工作
物の切削部が連続した刃部の一部を常に移動しながら切
削されるため、ホールソウと異なり、刃部の温度上昇が
少なくて済み、刃部の劣化や表面材との焼け付きが生じ
難く、耐久性の向上(約20カ月の使用に耐えた)が図
れる。また、表面材が金属板からなる場合、その発生屑
が短い切削屑状となるので、切削作業が安易で迅速化さ
れ、切削屑自体の処理も容易なものとなる。
【0028】2)この発明の複合パネルの穿孔方法によ
れば、上記構成の円錐ドリルを用い、その加工速度を上
記表面材の部分で遅くし、上記芯材の部分で速くして複
合パネルを穿孔するため、刃部に負担をかけずに複合パ
ネルを連続的に穿孔することができ、生産性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である円錐ドリルの側面図
である。
【図2】同円錐ドリルを先端から見た平面図である。
【図3】穿孔装置の側面図である。
【図4】円錐ドリルを用いて断熱パネルを穿孔する場合
の穿孔方法を説明するための図である。
【図5】同穿孔方法における加工速度の時間変化を示す
グラフである。
【図6】従来の断熱パネルの穿孔方法を説明するための
図である。
【符号の説明】 1 円錐ドリル 2 刃先 3 ドリル本体 5,5′ 円錐面 6,6′ 刃部 7,7′ ノッチ加工溝 17 断熱パネル(複合パネル) 20 芯材 21 表面材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に刃先を有する円錐状のドリル本体
    と、このドリル本体の円錐面に回転方向に臨んで形成さ
    れた刃部と、上記円錐面に周方向に沿って形成されると
    共に軸方向に所定間隔で複数形成されたノッチ加工溝と
    を備えたことを特徴とする円錐ドリル。
  2. 【請求項2】 上記刃部が上記ドリル本体の円錐面にこ
    れを横切る如く形成された削屑排出溝のエッジ部に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の円錐ドリ
    ル。
  3. 【請求項3】 上記刃部が少なくとも二つ形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の円錐ドリル。
  4. 【請求項4】 上記ノッチ加工溝の幅が0.3〜1.0
    mmであり、間隔が4〜6mmであることを特徴とする
    請求項1記載の円錐ドリル。
  5. 【請求項5】 芯材の片面又は両面をこの芯材よりも硬
    い材質の表面材で覆ってなる複合パネルの穿孔方法にお
    いて、 先端に刃先を有する円錐状のドリル本体と、このドリル
    本体の円錐面に回転方向に臨んで形成された刃部と、上
    記円錐面に周方向に沿って形成されると共に軸方向に所
    定間隔で複数形成されたノッチ加工溝とを有する円錐ド
    リルを用い、その加工速度を上記表面材の部分で遅く
    し、上記芯材の部分で速くして複合パネルを穿孔するこ
    とを特徴とする複合パネルの穿孔方法。
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