JPH0715510U - 結束機 - Google Patents

結束機

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JPH0715510U
JPH0715510U JP4991593U JP4991593U JPH0715510U JP H0715510 U JPH0715510 U JP H0715510U JP 4991593 U JP4991593 U JP 4991593U JP 4991593 U JP4991593 U JP 4991593U JP H0715510 U JPH0715510 U JP H0715510U
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cutter
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binding machine
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focusing groove
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征一 鈴木
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Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 弾性合成樹脂で作られた平板状結束具によ
り、結束力が強い袋状物の口部の結束を安定的に行う結
束機を提供する。 【構成】 結束機本体1は、第1の集束溝15を有す
る。ケースは、結束機本体1の側面において結束機本体
1の前後軸に沿って延びるように配置され、第1の集束
溝15にほぼ対向する位置に第2の集束溝を有する。第
2の集束溝は、ケースの前後軸に沿うケースの一側にお
いて開放された一端を有し、ケースの前後軸に実質的に
垂直に延び、閉鎖された他端を有する。カッタは、ブレ
ード状であって、ケース内に配置され、ケースの前後軸
に沿って直線的に往復動される。カッタの前端は、カッ
タの前後軸と後傾姿勢で交差する方向に延びた刃部を有
する。縁部は、第2の集束溝の開放された一端に近い、
閉鎖端の一部に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パン、菓子、加工食品または農産物等を収容する合成樹脂製袋(網 袋も含む)の口部を閉じるのに使用される結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭63−62416号には、パン、菓子等を収容した袋の口部を閉じるた めに、細鉄線を芯とする偏平なポリ塩化ビニール紐が使用され、このポリ塩化ビ ニール紐により上記袋の口部を閉じる袋口結束機が開示されている。この結束機 は、金属線等の芯線が埋設された偏平結束紐を所定長繰出し、切断し、袋口に掛 け渡して、結束紐端をすくいながら回転する折り爪を備えた袋口の結束機におい て、先端に袋口案内溝を形成した1対の側壁よりなる偏平枠体の袋口案内溝の軸 線と同一線上となる基端に駆動元軸を設け、駆動元軸の前面側に電源開放用円弧 カムを片面に配した紐捻り用間欠歯車と、間欠歯車と一体の紐捻り用間欠フェー ス歯車を軸着し、紐捻り用間欠フェース歯車に、先端に折り爪を有する直交主軸 の基端のピニオンを噛合させるとともに、駆動元軸の背面側に紐巻込み用腕用カ ムを一体に取付け、紐巻込み用腕用カムの間欠回転位置に下端に臨ませた従動杆 を揺動自在に設け、従動杆の軸に、先端に前端巻込み可動爪部と中途に後動押え 可動爪を備えた揺動腕を枢着し、紐繰出し用間欠歯車に静止用弧部を切欠いた伝 動歯車を噛合させ、静止用弧部が電源開放用円弧カム面を滑動するように配する とともに、伝動歯車と同軸に1対の摩擦車の一方を軸着する。
【0003】 また、ポリ塩化ビニール製袋等の合成樹脂製袋の口部を収束した状態で閉じる 結束具として、例えば、米国特許証第3,021,354号には、袋の口部を収 容する開口部内へ、袋の集束された口部を挿入するスリットを備え、開口部の周 縁から中心に向って突出する刺または突起を備えた結束具が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 特公昭63−62416号に示された結束機は、結束紐の芯線として金属線を 使用しているので、袋中の製品を購入した消費者の取扱い方如何によっては、結 束紐によって指先に傷を負う危険がある。また、結束紐の結束力も、袋中の製品 の重量が大きくなった場合には、十分でない。
【0005】 本件出願人は、特願平4−264263号において、初使用時の結束力が大き く、人手による、再使用時の結束操作が簡単であるとともに、再使用時において も初使用時の結束力を維持できる、袋の口部を閉じる結束具と結束方法とを提案 した。この結束方法は、弾性材料で作られた平板であって、平板内の中央に設け られ結束対象を収容する第1開口部と、第1開口部と連続し平板の外周縁まで延 びた第2開口部と、第2開口部の両側に係止翼とを有する結束具を、第2開口部 を介して結束対象に組付ける工程と、第2開口部を境として平板の両側部分を絡 め合せることにより、第1開口部がその径を縮少し閉じられるとともに第1開口 部を頂点とするほぼ円錐形に平板を絞り込む工程と、円錐形に絞り込まれた結束 具を円錐形のまま係止翼により固定する工程とを含む。本考案の目的は、上記結 束方法を実施する装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、弾性材料で作られた平板であって、平板のほぼ中央に設けられ結束 対象を収容する第1開口部と、第1開口部と連続し平板の外周縁まで延びた第2 開口部と、第2開口部の先端両側に設けられた係止翼とを有する結束具を多数個 縦列接続してなる結束具帯の前端に位置する結束具を、順次、袋状物の集束され た口部の外側部に嵌込み係止する結束機において、袋状物の口部が集束されるよ うに案内する第1集束溝を有する結束機本体と、結束機本体の側面において結束 機本体の前後軸に沿って延びるように配置され、第1集束溝にほぼ対向する位置 に第2集束溝を有する鞘形状のケースであって、第2集束溝は、袋状物の口部が 集束されるように案内する形状を有し、ケースの前後軸に沿うケースの一側にお いて開放された一端を有し、ケースの前後軸に実質的に垂直に延び、閉鎖された 他端を有するケースと、ケース内に配置されケースの前後軸に沿って直線的に往 復動されるブレード状カッタであって、その前端において、カッタの前後軸と後 傾姿勢で交差する方向に延びた刃部を有するカッタと、第2集束溝の開放された 上記一端に近い、閉鎖端の一部に形成され第2集束溝の軸に交差する縁部と、第 2集束溝の中途部の位置近傍および閉鎖端より奥の位置近傍からケースの前後軸 に沿って延び、カッタの直線往復動を案内するカッタガイド対であって、このカ ッタガイド対のうち、閉鎖端より奥の位置近傍から延びるカッタガイドが、第2 集束溝と対向する部位で連続する1対のカッタガイドとからなる。
【0007】
【考案の作用・効果】
本考案によれば、閉鎖端の縁部が存在するために、袋状物の集束された口部の 余分部の切断時、カッタの刃部から袋状物の集束された口部に圧力が加わっても 、袋状物の集束された口部は、閉鎖端から第2集束溝の他の部分に逃げることが ない。また、閉鎖端より奥のカッタガイドが、第2集束溝と対向する部位で連続 するので、袋状物の集束された口部の余分部の切断時、上記閉鎖端の縁部に係止 された、袋状物の集束された口部からカッタの刃部に加わる反力が、安定した強 力な力で閉鎖端より奥のカッタガイドの上記連続部により受止められることにな り、このカッタガイドの摩耗が少なくなる。
【0008】
【実施例】
結束機の概略 図1および図2に示されているように、本考案の結束機は、弾性合成樹脂で作 られた平板であって、平板のほぼ中央に設けられ結束対象を収容する星形開口部 (第1開口部)21aと、星形開口部21aと連続し平板の外周縁まで延びた第 2開口部21cと、第2開口部21cの先端両側に設けられた係止翼21dとを 有する結束具21を多数個縦列接続してなる結束具帯の前端に位置する結束具2 1を、順次、袋状物の集束された口部の外側部に嵌込み係止する。
【0009】 結束機は、機能ブロックとして、側面形状が台形に近い5角形の結束機本体1 と、結束機本体1の後端に取付けられ前方に向って漸次低くなるように取付けら れた結束具マガジン1aと、結束機本体1に枢支されたトリガ2と、結束機本体 1の後部から前部に向って前方が低くなるように延びたスライダ組立体3と、ス ライダ組立体3と同軸でスライダ組立体3の前部に嵌挿された結束具ホルダ4と 、スライダ組立体3と結束具ホルダ4とを一体または相互スライド自在に制御す る爪35と、結束機本体1の前端であって結束具帯の送り通路の前端に設けられ た結束具絡め機構5と、結束機本体1の後部において、その下部に配置された電 気モータ6と、電気モータ6の出力軸により駆動される減速歯車装置7と、減速 歯車装置7の出力歯車8によって回転され間欠歯車10を有する主歯車組立体9 と、主歯車組立体9の間欠歯車10と結束具絡め機構5とを連係させる動力伝達 機構Bと、スライダ組立体3の先端に設けられた結束具送り爪兼カッタ組立体4 3とからなる。結束機本体1に対して取外し自在であり間欠歯車10と連係する 袋口切断機構ユニット12が結束機本体1の左側面側に設けられている。以下、 各機能ブロックについて詳説する。
【0010】 結束機本体 結束機本体1は、下面13の前端および後端に複数個の固定具14を有する。 これらの固定具14が例えば水平な作業台面上に設置される。結束機は、固定具 14が垂直面に接触した状態で垂直に設置されてもよい。この場合には、結束機 の図中左側部分が上方に位置し、結束機の図1中右側部分が下方に位置する。
【0011】 結束機本体1の前端近傍には、結束機本体1の上端側から下方へ窄まるように 延び袋口部を集束する第1集束溝15が形成されている。第1集束溝15の下端 は、第1集束溝15の中心軸より前方に延びて矩形状の抜け防止部16を形成し ている。結束作業者が菓子等の入った合成樹脂製の袋を両手に把持して第1集束 溝15の上端開口部から下端まで押下げると、袋口部は、第1集束溝15の形状 により抜け防止部16へ案内される。袋は、袋口切断機構ユニット12のブレー ド状カッタ81により、切断時に上向きの力を受けても、袋口部は、抜け防止部 16の天井壁16aに阻止され、第1集束溝15を上方へ抜けることがない。
【0012】 結束機本体1の後部であって、その下部には、電気モータ6および減速歯車装 置7を収容する動力ユニット収容部17が結束機本体1の左側面側へ突設されて いる。
【0013】 結束機本体1の後端から前方に向って、天井壁部25が長尺状に延びており、 結束機本体1の後部側において、結束機本体1の左側面側へ突出するとともに、 結束機本体1の中心線上に延び上端が開口された結束具の装填用開口部26を有 する。この装填用通路26は、その前端に、結束機本体1の右側面へ逸れる傾斜 通路27を有する。傾斜通路27は、結束具マガジン1aから第1集束溝15の 下端の抜け防止部16を通って延びる結束具送り通路部分に連続する。
【0014】 第1集束溝15と動力ユニット収容部17との間において、結束具の送り通路 となる結束機本体1の右側面には、結束機本体1の前後方向に延びた2本の枢軸 (図示せず)によって上下に開閉するドア19が配置されている。ドア19の上 端には、右方に突出された2本の軸18の回りに回動する爪18aが設けられて いる。ドア19は、これらの爪18aによって閉じた状態でラッチされる。ドア 19の内側面には、結束機本体1の前後軸に対して前端が垂直となる直角3角形 状の逆止爪20が配置されている。逆止爪20の前端は、結束具帯の前端に位置 する結束具21の後端縁に当接し、この結束具21の後退を阻止する。
【0015】 結束具マガジン 結束具マガジン1aは、浅皿状で、結束機本体1の後部において、結束機本体 1の左側面側に突出した状態で、結束機本体1に取外し自在に固定されている。 結束具マガジン2は、結束具帯を一巻にした結束具リール22を取付ける円形の リール取付部23と、リール取付部23の後端から湾曲して結束機本体1の後端 の方へ延びた狭幅の巻出し用通路24とからなる。巻出し用通路24は、結束機 本体1の装填用開口部26と連続する。結束具帯は、一巻にした部分をリール取 付部23に上方から装填し、巻出し部分を巻出し用通路24に上方から装填した 状態で、上入れ方式で結束具マガジン1aに簡単に装填することができる。
【0016】 トリガ トリガ2は、結束機本体1の左側面側において、ドア19の取付位置とほぼ対 向する部位に、軸70の回りに結束機本体1の前後に枢動自在に配装されている 。軸70には、捩りコイルばね71が取付けられ、図1中、トリガ2を時計回り 方向に付勢している。また、トリガ2は、袋口部の結束前、ストッパ(図示せず )によって図2に示された位置で待機する。
【0017】 トリガ2の前端(図2中、左端部)には、結束機本体1の右側面側へ延びたコ 字形の上側袋口部受け72が設けられている。上側袋口部受け72の下方には、 結束機本体1の左側面側にのみ、第1集束溝15の上端開口部を結束機本体1の 左側面側から覆うように、下側袋口部受け73が設けられている。上側袋口部受 け72と下側袋口部受け73との間に、ほぼ矩形状の溝74が形成されている。 この溝74は、作業者がトリガ2を下端まで押下げた時、第1集束溝15の下端 の抜け防止部16と重なり、袋口部を完全に包囲する矩形開口部を形成する。こ れにより、結束具21の両翼部21dが集束された袋口部の外側部に円滑に嵌装 されるのを可能とする。
【0018】 他方、結束機本体1の側には、動力伝達機構Bの爪クラッチ67より下側にリ ミットスイッチ形トリガスイッチ75が取付けられている。トリガスイッチ75 は、電気モータ6を一結束サイクル分だけ回転させる電気回路(図示せず)を始 動させるものであり、トリガ2の下側袋口部受け73の下端部によって、トリガ スイッチ75のアクチュエータ75aが押下げられることにより閉じられ、電気 回路を始動させる。
【0019】 スライダ組立体 図3に示されているように、スライダ組立体3は、結束機本体1内の結束具帯 送り通路内に配置されている。スライダ組立体3は、カムとして機能する偏心ピ ン11によって駆動される十字状の第1スライダ28と、第1スライダ28と同 軸であって、第1スライダ28に対して圧縮コイルばね30を介して結束具帯送 り通路の軸方向に移動自在に組付けられた直バー状の第2スライダ29とからな る。
【0020】 第1スライダ28の横バー部28aには、ほぼ円弧状であって両端に死点部2 8bおよび28cを有するカム溝28dが形成されている。このカム溝28dに 偏心ピン11が遊嵌されている。第1スライダ28の前部28eは、ヨーク状に 形成されている。第1スライダ28は、主歯車組立体9の回転による偏心ピン1 1の円運動により、結束具帯送り通路の軸方向に往復動する。
【0021】 図5に示されているように、第2スライダ29は、横断面がく字形に凹んだ右 側面29aを有し、ドア19の内側面と協働して、結束具21の星形開口21a を中心とするく字形横断面で第1集束溝15の方へ送られるのを確保する。第2 スライダ29の前端部に、幅の違いによる後向きの肩面を備えた1対のスライダ 側第1係止部31を有し、スライダ側第1係止部31に近接する部位に前向きの 肩面を備えた1対のスライダ側第2係止部32を有する。スライダ側第1係止部 31は、結束具ホルダ4の上下両側内側面のほぼ中間部に形成された、幅の違い による前向きの肩面を備えたホルダ側第1係止部34と係脱する。スライダ側第 2係止部32は、第2スライダ29に対して切欠として形成されており、第2ス ライダ29の軸方向の前方に、スライダ側第2係止部32と対向する1対の斜面 33が形成されている。スライダ側第2係止部32は、結束具ホルダ4の後部側 に枢動自在に配装された1対の爪35と係脱する。
【0022】 第2スライダ29の前後軸上の中間点より若干後部寄りの部位には、幅の違い による後向きの肩面を備えた1対のスライダ側第3係止部36が形成されている 。スライダ側第3係止部36は、第1スライダ28の前端面37と係脱する。
【0023】 結束具用送り爪兼カッタ組立体 図3および図4に示されているように、結束具送り爪兼カッタ組立体43は、 結束具ホルダ4の内部において、第2スライダ29の前端から、第2スライダ2 9と同軸に前方へ突出し、軸43aの回りに枢動自在となるように配置されてい る。
【0024】 送り爪兼カッタ組立体43の本体47の前部には、左右に1対の送り爪44が 配置されている。送り爪44は、結束具帯の前端に位置する結束具21の星形開 口21a内に挿入され、星形開口21aの周縁部と係合する。
【0025】 本体47の前面から若干後退した位置において、送り爪44の位置より外側左 右に1対のブレード状カッタ45がネジ46により送り爪兼カッタ組立体43の 本体47に固定されている。図10に示されているように、カッタ45は、外側 から内側に向って後退する傾斜縁を有している。送り爪44の傾斜した前端縁は 、カッタ45の傾斜縁より前方に位置する。
【0026】 送り爪兼カッタ組立体43の本体47の左側面には、その前端に傾斜した案内 面48が形成され、この案内面48の後端に連続して、案内面48と逆向きの緩 い勾配を有する当接面49が形成されている。
【0027】 他方、結束具ホルダ4の前端近傍の左側には、送り爪兼カッタ組立体43の本 体47の案内面48および当接面49と係脱するボス50が設けられている。図 3および図11に示されているように、スライダ組立体3と結束具ホルダ4とが 一体として前進していた状態から、結束具ホルダ4が、そのホルダ側第1係止部 38と本体側第2係止部40との係合により、停止され、スライダ組立体3が更 に前進する時、送り爪兼カッタ組立体43の案内面48と当接面49とが逐次ボ ス50と当接し、送り爪兼カッタ組立体43を反時計回りに回動させる。これに より、1対のカッタ45は、結束具帯の前端の結束具21と次位置の結束具21 との間の連結部21bを切断する。
【0028】 送り爪兼カッタ組立体43の本体47の右側面前端部において、カッタ45の 取付位置より後方には、右側後方に向う傾斜面51が形成されている。第2スラ イダ29の後退時に、傾斜面51が結束具ホルダ4のホルダ側第2係止部52に 当接し摺動することにより、送り爪兼カッタ組立体43は、左側へ回動し、カッ タ45が結束具帯から離脱する。
【0029】 結束具ホルダ 図3および図5に示されているように、結束具ホルダ4は、その横断面がコ字 形の長尺部材であって、第2スライダ29の前部に摺動自在に外嵌挿されている 。結束具ホルダ4の上下部4aおよび4bの右側面は、結束具21が星形開口2 1aを頂点としてく字形横断面を有する折曲げられた姿勢を保持しうるように、 第2スライダ29の右側面のく字形の凹みと連続する傾斜面として形成されてい る。
【0030】 結束具ホルダ4は、結束機本体1に対して結束具帯の送り通路の軸方向に移動 自在に配装されている。結束具ホルダ4の後端には、前向きの肩面を備えたホル ダ側第1係止部38が設けられている。ホルダ側第1係止部38は、結束機本体 1に設けられた前向きの肩面を備えた本体側第1係止部39、および、本体側第 1係止部39より前方に形成され後向きの肩面を備えた第2本体側係止部40と 係脱する。
【0031】 ホルダ側第1係止部38に近接して、ホルダ側第1係止部38より前方に1対 の爪35を収容する上下1対の横孔41が形成されている。横孔41より前方に は、幅の違いによる前向きの肩面を備えたホルダ側第1係止部34が形成されて いる。ホルダ側第3係止部42は、第2スライダ29のスライダ側第1係止部3 1と係脱する。
【0032】 爪 爪35は、スライダ組立体3と結束具ホルダ4との間に配置され、スライダ組 立体3と結束具ホルダ4とを一体または相互スライド自在に制御する係止手段で ある。爪35は、その外側が結束機本体1の内側面と摺動接触することにより、 結束具帯の前端に位置する結束具21が結束具送り兼カッタ組立体43により結 束具帯の他の部分から切り離されるまで、スライダ側第2係止部32と係合しス ライダ組立体3と結束具ホルダ4とを一体に係止させる。爪35は、結束具帯の 前端に位置する結束具21が結束具送り兼カッタ組立体43により結束具帯の他 の部分から切り離された後、袋状物の集束された口部の外側部に嵌め込まれるま で、結束機本体1の内側面の形成された凹み40a内に後退することにより、ス ライダ組立体3を結束具ホルダ4から解放する。これにより、結束具ホルダ4は 、結束具帯の前端に位置する結束具21をく字形に折り曲げた姿勢に保持したま ま、前進を停止される。この間、爪35は、スライダ組立体3が結束具送り兼カ ッタ組立体43とともに結束具帯送り通路前方へ移動し袋状物の集束された口部 の外側部に嵌め込まれるのを許容する。
【0033】 結束具絡め機構 図14に示されているように、結束具絡め機構5は、結束機本体1において、 第1集束溝15の下端の抜け防止部16を介して結束具帯の前端の結束具21と 対向する位置に設けられている。
【0034】 結束具絡め機構5は、合成樹脂製の円板53と、円板53から後方へ突設され た襷掛け用腕54と、結束機本体1と一体に固定され、襷掛け用腕54の後端よ りも前方において、円板53の後方へ突出する合成樹脂製の治具55と、円板5 3の前面に一体に設けられた被駆動歯車56とからなる。
【0035】 図15に示されているように、襷掛け用腕54は、実質的にS字形の背面形状 を有し、S字形の上端縁と下端縁とから前方へ延びた2本のポスト部54dによ って円板53に植設されている。襷掛け用腕54は、中央部54cにおいて湾曲 しており、両側に第1腕部54aと第2腕部54bとを有する。図14に示され ているように、定位置で回転停止して待機する襷掛け用腕54に対して結束具帯 の前端の結束具21の両側翼部21dがスライダ組立体3の第2スライダ29の 前進によって、襷掛け用腕54の第1および第2腕部54aおよび54bが中央 部54cを境として左右(または表裏)から挟む形で、襷掛け用腕54に嵌装さ れる。
【0036】 図15に示されているように、結束具絡め機構5の治具55は、円弧部58c と弦部59aとからなる背面形状を有し、弦部59aと対向する円弧部58cの 一部に後方に突出するように形成され、結束具21の一方の翼部21dと結束具 21の他方の翼部21dとの間の3角形状の開口部21cのほぼ全体を覆う第1 爪部58と、円弧状の開口部58aを介して、円弧部58cが弦部59aと接続 する部位に後方に突出するように形成され、結束具21の他方の翼部21dを背 面側から受ける第2爪部59とからなる。第1爪部58および第2爪部59以外 の部分は、空間部60として形成されている。
【0037】 図15に示されているように、襷掛け用腕54が反時計回りに回転されると、 第1腕部54aと第2腕部54bとが結束具21の両翼部21dに絡み、これら の翼部21dを、図15中、反時計回りに捻る。襷掛け用腕54の第1腕部54 aが第1爪部58の内側面側を反時計回り方向前方に過ぎると、第1腕部54a に絡む結束具21の一方の翼部21dは、第1爪部58の内側面58bに案内さ れながら、開口部58aの方へ捻られ、第2腕部54bと第2爪部59とにより 反時計回りに捻られた結束具21の他方の翼部21dに図14の状態からほぼ3 60゜回動された時、襷掛けされる。
【0038】 電気モータ 電気モータ6は、通常の直流モータである。
【0039】 主歯車組立体 主歯車組立体9は、一般に知られているものとほぼ同一であり、全周に歯車が 形成された主歯車9aと、主歯車9aの側面に一体に設けられるとともに円周の 所定範囲のみに歯10aが形成された間欠歯車10と、この間欠歯車10の側面 に一体に設けられ、間欠歯車10の歯10aが形成されていない部分に対応して 円弧状の鍔部10bを形成した制御板10cとからなる。
【0040】 主歯車組立体9は、主歯車9aが減速歯車装置7の出力歯車8と、常時、噛み 合っており、出力歯車8の回転によって、図1および19中、反時計回りに回転 され、主歯車組立体9の偏心位置に設けられている偏心ピン11の偏心運動によ ってスライダ組立体3をその軸方向に往復摺動させる。
【0041】 主歯車組立体9の円周上には、間欠歯車10の歯10aと噛合い可能であり結 束具絡め機構5にトルクを伝達する伝達歯車61と、袋口切断機構ユニット12 にトルクを伝達する伝達歯車62とが設けられている。両伝達歯車61および6 2は、その全周に、間欠歯車10の歯10aと噛み合う歯が形成されるとともに 、制御板10cの鍔部10bと係合して所定の回転角度位置に停止した状態が維 持されるように、円弧状の切欠き61aおよび62aが形成されている。これら の切欠き61aおよび62aは、伝達歯車61および62と間欠歯車10の歯1 0aとの噛合いを阻害することがない。
【0042】 主歯車組立体9が減速歯車装置7の出力歯車8により、図1および図19中、 反時計回りに回転されるとき、最初、間欠歯車10の歯10aのない部分が伝達 歯車61と対向しているので、伝達歯車61は、回転されない。しかも、制御板 10cの鍔部10bが伝達歯車61の切欠き61aと係合しているので、伝達歯 車61は、所定回転角度位置に停止している。したがって、結束具絡め機構5は 、所定回転角度位置に停止している。主歯車組立体9がさらに回転し、切欠き6 1aと鍔部10cとの係合が外れ、間欠歯車10の歯10aが伝達歯車61と噛 合う。これにより、伝達歯車61は、所定回転角度位置から回転され、同時に、 結束具絡め機構5も所定回転角度位置から回転される。また、特に、図17から 理解できるように、所定回転角度位置に停止している伝達歯車62も、伝達歯車 61より少し遅れたタイミングで間欠歯車10の歯10aと噛合い、袋口切断機 構ユニット12を作動させる。間欠歯車10の歯10aの歯数と伝達歯車61お よび62の歯数とは、同一に設定されている。したがって、主歯車組立体9が1 回転することによって、伝達歯車61および62も、1回転され、常に、それぞ れの所定回転角度位置に戻って停止される。
【0043】 このようにして、主歯車組立体9は、結束作業者が袋状物の口部を第1集束溝 15の下端の抜け防止部16まで押し下げることにより、トリガ2を押した後、 スライダ組立体3、結束具ホルダ4、結束具絡め機構5、袋口切断機構ユニット 12間の動作のシーケンスとタイミングとを決定する。
【0044】 動力伝達機構 結束具絡め機構5を作動させるための動力伝達機構Bは、前述の伝達歯車61 と同軸で一体に固着されている傘歯車64と、この傘歯車64と噛合う傘歯車6 5と、この傘歯車65を一端に固定し他端が結束具絡め機構5の方へ延びている 捩り連結棒66と、捩り連結棒66の前端部に取付けられた爪クラッチ67と、 捩り連結棒66と同軸であって、爪クラッチ67より前方に配置され結束具絡め 機構5の被駆動歯車56と噛合う駆動歯車68とからなる。爪クラッチ67は、 公知の構造を有し、結束具絡め機構5の襷掛け用腕54の過負荷を防止する。駆 動歯車68は、結束機本体1に回転自在に支持されている中間歯車68aを介し て結束具絡め機構5の被駆動歯車56にトルクを伝達する。
【0045】 袋口切断機構ユニット 袋口切断機構ユニット12の主要部は、結束機本体1の左側面側に配置されて いる。袋口切断機構ユニット12は、結束機本体1の左側面側にピン、および、 ねじ等で固定され結束機本体1の後端部近傍まで延びた鞘形状のケース76と、 主歯車組立体9の間欠歯車10と噛合う伝達歯車62と、結束機本体1を左右方 向に横断するD形断面軸78と、軸78に連結されケース76内に配置されたク ランク79と、クランク79に連結されケース76に沿って前方に延びる連接バ ー80と、連接バー80の先端に枢動自在に設けられ、ケース76の内側面に設 けられたカッタガイド対82および76bによってケース76内を前後に往復動 するブレード状カッタ81とからなる。カッタ81は、結束機本体1の左側面側 において第1集束溝15の抜け防止部16に臨む位置近傍で前後に往復動する。 カッタ81は、下端が上端よりも前方に突出するように形成された刃部81aを 有する。
【0046】 図23および図24に示されているように、ケース76は、その右側面前端部 、中間部および後端部において突出しネジ(図示せず)が螺合されるボス76a を有する。結束機本体1の右側面側からボス76aにネジが螺合されることによ り袋口切断機構ユニット12は、結束機本体1に固定される。他方、ケース76 の右側面後端には、クランク79の円形ボス79aが挿通する円形孔82が設け られている。この円形孔82は、クランク79に形成されたD形断面孔83と同 軸である。前端のボス76aから若干後方には、結束機本体1側の第1集束溝1 5と類似形状の第2集束溝84が形成されている。図21および図22に示され ているように、第2集束溝84は、袋状物の口部が集束されるように案内する形 状を有し、ケース76の前後軸に沿うケース76の一側において開放された一端 を有し、ケース76の前後軸に実質的に垂直に延び、閉鎖された下端を有する。
【0047】 第2集束溝84は、袋口切断機構ユニット12が結束機本体1に取付けられた とき、第1集束溝15より若干後方に位置する。また、第2集束溝84の抜け防 止部84aは、第1集束溝15の抜け防止部16と同様にほぼ矩形であり、袋口 切断機構ユニット12が結束機本体1に取付けられたとき、抜け防止部16より も下方に位置する。このような構造により、作業者が袋状物の口部をトリガ2の 溝74に挿入し押下げた時、第2集束溝84の抜け防止部84aが第1集束溝1 5の抜け防止部16より下方に位置しているので、第1集束溝15に挿入される 袋状物の口部より更に先端となる口部余部が抜け防止部16の位置より確実に下 方に位置することになり、そのため、結束されるべき袋状物の口部は、必ず抜け 防止部16内に収容される。このため、トリガ2は、必ず、その回動範囲の下限 まで押下げられうる。したがって、袋状物の寸法が大きく、その口部の体積がか なり増大したとしても、作業者は、常に、トリガ2によってアクチュエータ75 aを押下げることができ、トリガスイッチ75は、作動する。
【0048】 第2集束溝84の抜け防止部84aの前部上端には、結束機本体1の前後軸の 方へ延びる(第2集束溝84の軸に交差する)縁部84bが形成されている。袋 状物の集束された口部は、カッタ81の刃部81aに対して直角上方に押上げら れても、縁部84bに阻止され、第2集束溝84内を抜け防止部84aの上方に 逃げることがない。
【0049】 図21に示されているように、ケース76の左側面内側には、第2の集束溝8 4の中途部の位置近傍および抜け防止部84aより奥の位置近傍からケース76 の前後軸に沿って延び、カッタ81の直線往復動を案内するカッタガイド対が設 けられている。カッタ81の上縁と摺動接触する上側カッタガイド85は、第2 集束溝84の中途部の位置近傍の後縁から後方に延びている。上側カッタガイド 85は、ケース76の底壁76bとカッタ81の幅を隔てて、平行である。底壁 76bが下側カッタガイドを構成する。底壁76bは、第2集束溝84と対向す る部位で連続する。上側カッタガイド85と底壁76bとの間に、両足部が後方 に延びたヘアピン形状のピンガイド86が形成されている。ピンガイド86は、 連接バー80とカッタ81とを枢動自在に結合するピン87の上側面および下側 面と摺動接触しピン87の往復動を案内する。カッタ81は、その前端において 、カッタ81の前後軸と後傾姿勢で交差する方向に延びた刃部81aを有する。
【0050】 図22に示されているように、結束機本体1の後端近傍には、軸78が左右方 向に挿通されている。軸78は、右半部を構成する円形断面軸部78aと左半部 を構成するD形断面軸部78bとからなる。円形断面軸部78aの中途部には、 円環フランジ89が取付けられている。円形断面軸部78aの端部(図22中、 下端部)78cは、天井壁部25の右側壁25aから左方に突出する円環状ボス 25b内に挿入され、軸支されている。円環状ボス25bの端面と円環フランジ 89との間には、圧縮コイルバネ90が配装されている。これにより、軸78は 、常時、袋口切断機構ユニット12の方へ付勢されている。
【0051】 上記D形断面軸部78bが円形断面軸部78aと連続する部分には、D形断面 軸部78bに嵌合するD形断面孔を介して伝達歯車62が取付けられている。左 方に突出した伝達歯車62のボス62bは、天井壁部25の左側壁25cの内面 に突設された円環状ボス25dと摺動接触する。円環状ボス25dには、軸方向 に延びる円形断面の孔25eが形成されている。図22に示されているように、 D形断面軸部78bの端部は、結束機本体1から左方(図22中、上方)に突出 している。
【0052】 上記軸78と、これに関連する部品とは、上述した配置関係を有するため、袋 口切断機構ユニット12が、左方から結束機本体1に取付けられ位置決めされた 時、通常、軸78のD形断面軸部78bの端面は、クランク79のD形断面孔8 3と同軸上で、圧縮コイルバネ90の力によって、クランク79の円形ボス79 aの右側面に弾発当接する。この状態で、結束具21が装填されないまま、結束 機が結束の1サイクルを行うと、主歯車組立体9によって、伝達歯車62が1回 転され、軸78も1回転する。この軸78の1回転の間に、D形断面軸部78b は、圧縮コイルバネ90の力によって、クランク79のD形断面孔83に自動的 に挿入される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の結束機の右側面図である。
【図2】図1における2−2方向矢視図である。
【図3】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪兼
カッタ組立体の配置構造を示す右側面図であって、結束
具の送りが始まる直前の状態を示す。
【図4】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪兼
カッタ組立体の配置構造を示す平面図であって、結束具
の送りが始まる直前の状態を示す。
【図5】図3における5−5線線断面図である。
【図6】図3における6−6線線断面図である。
【図7】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪兼
カッタ組立体の配置構造を示す正面図であって、結束具
の送りが始まる直前の状態を示す。
【図8】送り爪兼カッタ組立体の平面図である。
【図9】送り爪兼カッタ組立体の右側面図である。
【図10】送り爪兼カッタ組立体の正面図である。
【図11】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪
兼カッタ組立体の配置構造を示す右側面であって、結束
具の送りが終了した状態を示す。
【図12】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪
兼カッタ組立体の配置構造を示す平面図であって、結束
具の送りが終了した状態を示す。
【図13】スライダ組立体、結束具ホルダおよび送り爪
兼カッタ組立体の配置構造を示す正面図であって、結束
具の送りが終了した状態を示す。
【図14】結束具絡め機構の右側面図である。
【図15】結束具絡め機構の背面図である。
【図16】結束具絡め機構の右側面図であって、図14
に示された状態から90度回転した状態を示す。
【図17】主歯車組立体と両伝達歯車との噛合い関係を
示す側面図である。
【図18】主歯車組立体の平面図である。
【図19】動力伝達系の側面図である。
【図20】動力伝達系の平面図である。
【図21】結束機本体と袋口切断機構ユニットとの取付
け構造の側面図である。
【図22】結束機本体と袋口切断機構ユニットとの取付
け構造の平面図である。
【図23】ケースの内側面図である。
【図24】袋状物の口部が完全に集束された状態を示す
説明図である。
【図25】結束具が袋口部に嵌め込まれ袋口部を結束し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 結束機本体 15 第1集束溝 21 結束具 21a 第1開口部 21c 第2開口部 21d 係止翼 76b ケースの底壁 76 ケース 81 カッタ 81a 刃部 84 第2集束溝 84a 抜け防止部 84b 縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料で作られた平板であって、平板
    のほぼ中央に設けられ結束対象を収容する第1開口部
    と、第1開口部と連続し平板の外周縁まで延びた第2開
    口部と、第2開口部の先端両側に設けられた係止翼とを
    有する結束具を多数個縦列接続してなる結束具帯の前端
    に位置する結束具を、順次、袋状物の集束された口部の
    外側部に嵌込み係止する結束機において、 袋状物の口部が集束されるように案内する第1集束溝を
    有する結束機本体と、結束機本体の側面において結束機
    本体の前後軸に沿って延びるように配置され、第1集束
    溝にほぼ対向する位置に第2集束溝を有する鞘形状のケ
    ースであって、第2集束溝は、袋状物の口部が集束され
    るように案内する形状を有し、ケースの前後軸に沿うケ
    ースの一側において開放された一端を有し、ケースの前
    後軸に実質的に垂直に延び、閉鎖された他端を有するケ
    ースと、ケース内に配置されケースの前後軸に沿って直
    線的に往復動されるブレード状カッタであって、その前
    端において、カッタの前後軸と後傾姿勢で交差する方向
    に延びた刃部を有するカッタと、第2集束溝の開放され
    た上記一端に近い、閉鎖端の一部に形成され第2集束溝
    の軸に交差する縁部と、第2集束溝の中途部の位置近傍
    および閉鎖端より奥の位置近傍からケースの前後軸に沿
    って延び、カッタの直線往復動を案内するカッタガイド
    対であって、このカッタガイド対のうち、閉鎖端より奥
    の位置近傍から延びるカッタガイドが、第2集束溝と対
    向する部位で連続する1対のカッタガイドとからなる結
    束機。
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