JPH07154932A - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
- Publication number
- JPH07154932A JPH07154932A JP5297701A JP29770193A JPH07154932A JP H07154932 A JPH07154932 A JP H07154932A JP 5297701 A JP5297701 A JP 5297701A JP 29770193 A JP29770193 A JP 29770193A JP H07154932 A JPH07154932 A JP H07154932A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- charger
- power
- diode
- wave rectifier
- Prior art date
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- Pending
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で信頼性の高い直流電源装置を得る。
【構成】 常時動作の制御装置2を有する充電器1と、
この充電器により充電される蓄電池Bと、充電器1の動
作停止時に動作されるダイオード全波整流器3と、充電
器1,蓄電池2の出力を負荷L側に出力させると共に全
波整流器3から充電器1側への流入を防止するダイオー
ドD1と、全波整流器3の出力を負荷L側に出力させる
と共に、充電器1側から全波整流器3への流入を防止す
るダイオードD2で構成する。しかして、常時は制御装
置2を有する充電器1を動作させて蓄電池Bを定電圧に
充電しながら、負荷に定電圧直流を供給する。充電器が
故障又は点検により停止されると全波整流器を動作させ
て、全波整流器から負荷に直流を供給する。全波整流器
は点検を殆んど必要としないため、安価で信頼性の高い
直流電源装置が得られる。
この充電器により充電される蓄電池Bと、充電器1の動
作停止時に動作されるダイオード全波整流器3と、充電
器1,蓄電池2の出力を負荷L側に出力させると共に全
波整流器3から充電器1側への流入を防止するダイオー
ドD1と、全波整流器3の出力を負荷L側に出力させる
と共に、充電器1側から全波整流器3への流入を防止す
るダイオードD2で構成する。しかして、常時は制御装
置2を有する充電器1を動作させて蓄電池Bを定電圧に
充電しながら、負荷に定電圧直流を供給する。充電器が
故障又は点検により停止されると全波整流器を動作させ
て、全波整流器から負荷に直流を供給する。全波整流器
は点検を殆んど必要としないため、安価で信頼性の高い
直流電源装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】直流電源装置は、図3に示すように、電
磁接触器MCを介して交流が入力する電源トランスと、
このトランス出力を整流する半導体充電器1と、その制
御装置2及び半導体充電器1により充電される蓄電池B
から構成されている。
磁接触器MCを介して交流が入力する電源トランスと、
このトランス出力を整流する半導体充電器1と、その制
御装置2及び半導体充電器1により充電される蓄電池B
から構成されている。
【0003】半導体充電器1の整流素子としてはサイリ
スタ,トランジスタ,IGBT等の素子が使用され、制
御装置2は蓄電池Bの電圧を検出し蓄電池電圧が定格充
電電圧の2%以下の精度に保持されるように半導体充電
器1の整流素子を制御する。
スタ,トランジスタ,IGBT等の素子が使用され、制
御装置2は蓄電池Bの電圧を検出し蓄電池電圧が定格充
電電圧の2%以下の精度に保持されるように半導体充電
器1の整流素子を制御する。
【0004】直流電源装置が図3に示すように単機シス
テムとなっている場合、故障又は点検等により停止した
時、バックアップ回路がないため信頼性,保守性におい
て問題があり、故障又は点検時に負荷へ給電できなくな
る。
テムとなっている場合、故障又は点検等により停止した
時、バックアップ回路がないため信頼性,保守性におい
て問題があり、故障又は点検時に負荷へ給電できなくな
る。
【0005】このため、従来図4に示すように、図3に
示した直流電源装置を2台以上並列に接続し、各装置の
出力をダイオードDで突き合せて出力するように構成さ
れた穴長システムを用いている。このような並列穴長シ
ステムは、単機システムに比べ、信頼性に優れるものの
各半導体充電器1に対しそれぞれ制御装置2が必要であ
り、非常に高価となる。
示した直流電源装置を2台以上並列に接続し、各装置の
出力をダイオードDで突き合せて出力するように構成さ
れた穴長システムを用いている。このような並列穴長シ
ステムは、単機システムに比べ、信頼性に優れるものの
各半導体充電器1に対しそれぞれ制御装置2が必要であ
り、非常に高価となる。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、安価
で信頼性の高い直流電源装置を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、安価
で信頼性の高い直流電源装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における直流電源装置は、常時動作される制
御装置を有する充電器とこの充電器により充電される蓄
電池とからなる第1の直流電源部と、前記充電器の動作
停止時に動作されるダイオード全波整流器を用いた第2
の直流電源部と、前記第1,第2の直流電源部の出力を
出力させると共に第1,第2の直流電源部相互間の通電
を防止する出力部とを備えてなることを特徴とする。
に、本発明における直流電源装置は、常時動作される制
御装置を有する充電器とこの充電器により充電される蓄
電池とからなる第1の直流電源部と、前記充電器の動作
停止時に動作されるダイオード全波整流器を用いた第2
の直流電源部と、前記第1,第2の直流電源部の出力を
出力させると共に第1,第2の直流電源部相互間の通電
を防止する出力部とを備えてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】常時は第1の直流電源部が動作し、その充電器
が制御装置により制御されて蓄電池を定電圧に充電す
る。この第1の直流電源部の出力は出力部を介して負荷
に定電圧の直流を出力する。このとき出力部は第1の直
流電源部の出力が第2の直流電源部に流入するのを防止
する。
が制御装置により制御されて蓄電池を定電圧に充電す
る。この第1の直流電源部の出力は出力部を介して負荷
に定電圧の直流を出力する。このとき出力部は第1の直
流電源部の出力が第2の直流電源部に流入するのを防止
する。
【0009】故障又は点検により第1の直流電源部が動
作停止すると第2の直流電源部が動作し、全波整流し平
滑した直流を出力部を介し負荷に出力する。このとき出
力部はこの出力が第1の直流電源部に流入するのを防止
する。第2の直流電源部の全波整流器は制御装置を必要
としないので、点検を殆ど必要としない。このため安価
で信頼性の高い直流電源装置が得られる。
作停止すると第2の直流電源部が動作し、全波整流し平
滑した直流を出力部を介し負荷に出力する。このとき出
力部はこの出力が第1の直流電源部に流入するのを防止
する。第2の直流電源部の全波整流器は制御装置を必要
としないので、点検を殆ど必要としない。このため安価
で信頼性の高い直流電源装置が得られる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1において、MC1及びMC2は交流入力用電磁
接触器、TR1及びTR2はそれぞれ電磁接触器MC1及
びMC2に接続された電源トランス、1は電源トランス
TR1の出力を整流して出力半導体充電器、Bは半導体
充電器1の出力により充電される蓄電池、2は蓄電池電
圧が一定となるように半導体充電器1を制御する充電器
の制御装置。
する。図1において、MC1及びMC2は交流入力用電磁
接触器、TR1及びTR2はそれぞれ電磁接触器MC1及
びMC2に接続された電源トランス、1は電源トランス
TR1の出力を整流して出力半導体充電器、Bは半導体
充電器1の出力により充電される蓄電池、2は蓄電池電
圧が一定となるように半導体充電器1を制御する充電器
の制御装置。
【0011】3は電源トランスTR2の出力を全波整流
し平滑して出力するダイオード全波整流器、4は半導体
充電器側出力を通すダイオードD1と全波整流器3の出
力を通すダイオードD2からなる出力部である。
し平滑して出力するダイオード全波整流器、4は半導体
充電器側出力を通すダイオードD1と全波整流器3の出
力を通すダイオードD2からなる出力部である。
【0012】次に、この実施例の動作について説明す
る。常時は、電磁接触器MC1をON,MC2をOFFと
し、半導体充電器1及びその制御装置2を動作させる。
制御装置2は蓄電池Bの電圧を検出して蓄電池の電圧変
動が定格の2%以内となるように蓄電器1を制御し、充
電器1ないし蓄電池Bから出力部4のダイオードD1を
介して負荷に定電圧の直流を供給する。
る。常時は、電磁接触器MC1をON,MC2をOFFと
し、半導体充電器1及びその制御装置2を動作させる。
制御装置2は蓄電池Bの電圧を検出して蓄電池の電圧変
動が定格の2%以内となるように蓄電器1を制御し、充
電器1ないし蓄電池Bから出力部4のダイオードD1を
介して負荷に定電圧の直流を供給する。
【0013】半導体充電器1側が故障又は保守点検によ
り動作停止となった場合は、電磁接触器MC1,MC2の
ON,OFFを切換えて、全波整流器3を動作させ、全
波整流器から出力部4のダイオードD2を介して負荷に
直流を給電する。
り動作停止となった場合は、電磁接触器MC1,MC2の
ON,OFFを切換えて、全波整流器3を動作させ、全
波整流器から出力部4のダイオードD2を介して負荷に
直流を給電する。
【0014】ダイオードD1は全波整流器3から半導体
充電器1側への電流の流れ込みを防止し、ダイオードD
2は半導体充電器1側から全波整流器3への電流の流れ
込みを防止する。
充電器1側への電流の流れ込みを防止し、ダイオードD
2は半導体充電器1側から全波整流器3への電流の流れ
込みを防止する。
【0015】全波整流器3から負荷に給電する場合、交
流入力電圧変動又は負荷変動等により直流出力電圧が許
容変動率以上に変動する場合もありうるが、充電器の故
障,保守点検等はそう頻繁にあるわけでなく、かつ停止
時間はそう長くはならないので、支障はない。
流入力電圧変動又は負荷変動等により直流出力電圧が許
容変動率以上に変動する場合もありうるが、充電器の故
障,保守点検等はそう頻繁にあるわけでなく、かつ停止
時間はそう長くはならないので、支障はない。
【0016】しかして、上記実施例によれば、ダイオー
ド全波整流器は制御装置を有しないので、安価であり、
保守点検も殆んど不要であるので、安価で信頼性の高い
直流電源装置が得られる。
ド全波整流器は制御装置を有しないので、安価であり、
保守点検も殆んど不要であるので、安価で信頼性の高い
直流電源装置が得られる。
【0017】なお、上記実施例では、半導体充電器1側
とダイオード全波整流器3の出力をダイオードD1及び
D2を突き合せた出力部4を介して負荷に直流を給電し
ているが、この出力部4は、図2の(a)又は(b)の
ように、ON,OFFが互いに反対に切換えられる機械
的インターロック付電磁接触器MC3又は双投電磁接触
器MC4等を用いた回路等に変更できる。
とダイオード全波整流器3の出力をダイオードD1及び
D2を突き合せた出力部4を介して負荷に直流を給電し
ているが、この出力部4は、図2の(a)又は(b)の
ように、ON,OFFが互いに反対に切換えられる機械
的インターロック付電磁接触器MC3又は双投電磁接触
器MC4等を用いた回路等に変更できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり制御装置を有す
る充電器で蓄電池を充電する機能を有する装置と、制御
装置を持たないダイオード全波整流器とを組合せて構成
しているので、安価で信頼性の高い直流電源装置が得ら
れる。また、ダイオード全波整流器は殆んど保守を必要
としないので、保守が容易となる。
る充電器で蓄電池を充電する機能を有する装置と、制御
装置を持たないダイオード全波整流器とを組合せて構成
しているので、安価で信頼性の高い直流電源装置が得ら
れる。また、ダイオード全波整流器は殆んど保守を必要
としないので、保守が容易となる。
【図1】実施例にかかる直流電源装置の構成説明図。
【図2】装置出力部分の他の例を示す回路図。
【図3】従来単機システム例の構成説明図。
【図4】従来穴長システム例の構成説明図。
1…半導体充電器 2…制御装置 3…ダイオード全波整流器 4…出力部 B…蓄電池 D,D1,D2…ダイオード MC,MC1〜MC4…電磁接触器 TR,TR1,TR2…電源トランス。
Claims (1)
- 【請求項1】 常時動作される制御装置を有する充電器
とこの充電器により充電される蓄電池とからなる第1の
直流電源部と、 前記充電器の動作停止時に動作されるダイオード全波整
流器を用いた第2の直流電源部と、 前記第1,第2の直流電源部の出力を出力させると共に
第1,第2の直流電源部相互間の通電を防止する出力部
と、 を備えてなることを特徴とした直流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297701A JPH07154932A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5297701A JPH07154932A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 直流電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154932A true JPH07154932A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17850045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5297701A Pending JPH07154932A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 直流電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154932A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237148A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Toyota Motor Corp | インバータの検査装置と検査方法 |
JP2005245114A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 電源バックアップ装置 |
WO2017110498A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蓄電池システム |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5297701A patent/JPH07154932A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005237148A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Toyota Motor Corp | インバータの検査装置と検査方法 |
JP2005245114A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 電源バックアップ装置 |
WO2017110498A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 蓄電池システム |
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