JPH07154867A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
- Publication number
- JPH07154867A JPH07154867A JP32127393A JP32127393A JPH07154867A JP H07154867 A JPH07154867 A JP H07154867A JP 32127393 A JP32127393 A JP 32127393A JP 32127393 A JP32127393 A JP 32127393A JP H07154867 A JPH07154867 A JP H07154867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slave station
- duty ratio
- station
- unit
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 親局と複数の子局間を接続するデータ伝送装
置において、子局に電源を用いることなく2芯の伝送線
でデータと電力とを伝送できるようにすること。 【構成】 親局2から伝送信号に応じたデューティ比の
パルス信号を伝送する。子局はパルス信号を計数し、自
己のアドレスと一致するかどうかを判別する。そして一
致するタイミングで送信されたパルスのデューティ比を
送信データに応じて変更する。又親局2からのパルス信
号を整流して子局の電源として用いている。
置において、子局に電源を用いることなく2芯の伝送線
でデータと電力とを伝送できるようにすること。 【構成】 親局2から伝送信号に応じたデューティ比の
パルス信号を伝送する。子局はパルス信号を計数し、自
己のアドレスと一致するかどうかを判別する。そして一
致するタイミングで送信されたパルスのデューティ比を
送信データに応じて変更する。又親局2からのパルス信
号を整流して子局の電源として用いている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は親局と複数の子局との間
でデータ伝送を行うデータ伝送装置に関するものであ
る。
でデータ伝送を行うデータ伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来親局と各種のセンサやアクチュエー
タ等の機器を有する複数の子局とを接続し、親局から子
局側にデータを伝送したり親局に子局のデータを収集す
るようにしたデータ伝送装置が用いられている。このよ
うなデータ伝送装置では、各子局毎に電源を備えるか、
又は親局から子局側に電力用の配線をして用いられてい
る。
タ等の機器を有する複数の子局とを接続し、親局から子
局側にデータを伝送したり親局に子局のデータを収集す
るようにしたデータ伝送装置が用いられている。このよ
うなデータ伝送装置では、各子局毎に電源を備えるか、
又は親局から子局側に電力用の配線をして用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
のデータ伝送装置では、多数の子局が点在して配置され
ている場合に各子局の夫々に電源を備えると高価とな
り、構造が複雑になるという欠点がある。又親局から子
局に電力用の配線を施すようにすれば、配線が複雑とな
り手間がかかるという欠点があった。
のデータ伝送装置では、多数の子局が点在して配置され
ている場合に各子局の夫々に電源を備えると高価とな
り、構造が複雑になるという欠点がある。又親局から子
局に電力用の配線を施すようにすれば、配線が複雑とな
り手間がかかるという欠点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、親局から子局にデータ伝送線を
介してデータと電力とを同時に伝送することによって、
子局を電源なく使用できるようにすることを技術的課題
とする。
なされたものであって、親局から子局にデータ伝送線を
介してデータと電力とを同時に伝送することによって、
子局を電源なく使用できるようにすることを技術的課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は親局と複数の子
局間を一対の伝送線で接続して構成されるデータ伝送装
置であって、親局は、各子局毎にタイミングを分割し夫
々のタイミングで送信信号に応じたデューティ比のパル
ス信号を送出するパルス送出手段と、データ伝送線より
得られるパルス数を計数するパルスカウンタ部と、パル
スカウンタ部より計数される各子局毎のタイミングでそ
のデューティ比によって子局からの信号を受信するデー
タ受信手段と、を具備するものであり、子局は、伝送線
の両端に接続されたダイオード及びコンデンサの直列接
続体を有し、該コンデンサの端子電圧を電源として各部
に供給する電源部と、親局から得られるパルス信号を検
出し計数するパルスカウンタ手段と、各子局に固有のア
ドレスを設定するアドレス設定部と、パルスカウンタ部
の計数出力とアドレス設定部より設定されたアドレスと
の一致を判別する一致判別部と、一致判別部により一致
が判別されたときに送信データに基づいて伝送パルスの
デューティ比を変更するデューティ比変更部と、を有す
ることを特徴とするものである。
局間を一対の伝送線で接続して構成されるデータ伝送装
置であって、親局は、各子局毎にタイミングを分割し夫
々のタイミングで送信信号に応じたデューティ比のパル
ス信号を送出するパルス送出手段と、データ伝送線より
得られるパルス数を計数するパルスカウンタ部と、パル
スカウンタ部より計数される各子局毎のタイミングでそ
のデューティ比によって子局からの信号を受信するデー
タ受信手段と、を具備するものであり、子局は、伝送線
の両端に接続されたダイオード及びコンデンサの直列接
続体を有し、該コンデンサの端子電圧を電源として各部
に供給する電源部と、親局から得られるパルス信号を検
出し計数するパルスカウンタ手段と、各子局に固有のア
ドレスを設定するアドレス設定部と、パルスカウンタ部
の計数出力とアドレス設定部より設定されたアドレスと
の一致を判別する一致判別部と、一致判別部により一致
が判別されたときに送信データに基づいて伝送パルスの
デューティ比を変更するデューティ比変更部と、を有す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、親局
と複数の子局間は一対の伝送線で接続して構成されてい
る。そして親局からは送信信号に応じたデューティ比の
パルス信号を発生し、伝送線に出力する。子局はパルス
カウンタ手段によってこのパルス数を計数し、アドレス
設定部で設定されたアドレスと一致するかどうかを一致
判別部によって判別している。そして各子局に設定され
たアドレスと一致する場合には、一致判別部より出力が
出される。このとき子局に接続されている検出スイッチ
やリレー等の信号に基づいて伝送パルスのデューティ比
を変更している。親局側ではこの信号をパルスカウンタ
で計数し、計数される子局毎のタイミングでデューティ
比の変化によって子局からのデータを受信するようにし
ている。
と複数の子局間は一対の伝送線で接続して構成されてい
る。そして親局からは送信信号に応じたデューティ比の
パルス信号を発生し、伝送線に出力する。子局はパルス
カウンタ手段によってこのパルス数を計数し、アドレス
設定部で設定されたアドレスと一致するかどうかを一致
判別部によって判別している。そして各子局に設定され
たアドレスと一致する場合には、一致判別部より出力が
出される。このとき子局に接続されている検出スイッチ
やリレー等の信号に基づいて伝送パルスのデューティ比
を変更している。親局側ではこの信号をパルスカウンタ
で計数し、計数される子局毎のタイミングでデューティ
比の変化によって子局からのデータを受信するようにし
ている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるデータ伝送装
置の親局の構成を示すブロック図である。本図において
制御装置1にはシリアルインターフェースを介して親局
2が接続される。親局2には後述するように子局に伝送
するデータに対応したデューティ比で例えば波高値24
Vのパルス信号を発生するパルス信号発生部11、及び
そのパルス信号を伝送線3に伝送するパルス信号送信部
12が設けられ、これらがパルス送出手段を構成してい
る。更に伝送線3に伝送するパルス数を計数するパルス
カウンタ13が設けられている。又親局2には、この伝
送線3から伝送されてくるパルス信号を受信するパルス
信号受信部14が設けられる。パルス信号受信部14に
は、伝送されてくるパルスのパルス長を計測するための
計測パルスを発生する計測パルス発生部15、及び接続
されている子局の種類とアドレスとを設定する子局種類
設定部16とが接続されている。又親局にはパルス信号
受信部14で受信されたパルス信号のデューティ比が親
局から送出したパルス信号と一致する場合には、子局が
接続されていないこととなる。このためこのような接続
異常を判別する子局異常判別部17が接続される。又親
局2の各部に電源を供給する電源部18が設けられる。
置の親局の構成を示すブロック図である。本図において
制御装置1にはシリアルインターフェースを介して親局
2が接続される。親局2には後述するように子局に伝送
するデータに対応したデューティ比で例えば波高値24
Vのパルス信号を発生するパルス信号発生部11、及び
そのパルス信号を伝送線3に伝送するパルス信号送信部
12が設けられ、これらがパルス送出手段を構成してい
る。更に伝送線3に伝送するパルス数を計数するパルス
カウンタ13が設けられている。又親局2には、この伝
送線3から伝送されてくるパルス信号を受信するパルス
信号受信部14が設けられる。パルス信号受信部14に
は、伝送されてくるパルスのパルス長を計測するための
計測パルスを発生する計測パルス発生部15、及び接続
されている子局の種類とアドレスとを設定する子局種類
設定部16とが接続されている。又親局にはパルス信号
受信部14で受信されたパルス信号のデューティ比が親
局から送出したパルス信号と一致する場合には、子局が
接続されていないこととなる。このためこのような接続
異常を判別する子局異常判別部17が接続される。又親
局2の各部に電源を供給する電源部18が設けられる。
【0008】次にこの伝送線3には図2に示す送信用の
子局4及び図3に示す受信用の子局5が接続される。送
信子局4は図2に示すように、伝送線3の両端にダイオ
ードD1及びコンデンサC1の直列接続体が電源部とし
て接続されている。そして伝送線3には親局2から伝送
されるパルス信号を検出するパルス信号検出部21と、
そのパルス信号を計数するパルスカウンタ部22が設け
られる。パルスカウンタ部22の計数出力は一致判別部
23に与えられる。一致判別部23には各子局毎に固有
のアドレスを設定するアドレス設定部24が接続され
る。一致判別部23はパルスカウンタ部22の計数値と
の一致を判別するものであり、一致判別部23からの一
致信号はデューティ比変更部25に与えられる。デュー
ティ比変更部25にはパルス信号検出部21からの同期
信号に同期してこれより高い周波数のパルス信号を発生
するパルス信号発生部26の出力が与えられている。デ
ューティ比変更部25は一致判別部23からの一致信号
が与えられたときに所定のタイミングで送信データに基
づいて伝送線上のパルスのデューティ比を変更するよう
に制御するものである。このデューティ比の変更はダイ
オードD1とコンデンサC1の両端をどのタイミングで
短絡するかによって行われる。さて送信用の子局4には
データを送信するための信号源として、例えば近接スイ
ッチや光電スイッチ等の検出スイッチ6が接続される。
そしてこの検出スイッチ6のオン又はオフ信号を送信デ
ータとしてパルスのデューティ比を変更するようにして
いる。
子局4及び図3に示す受信用の子局5が接続される。送
信子局4は図2に示すように、伝送線3の両端にダイオ
ードD1及びコンデンサC1の直列接続体が電源部とし
て接続されている。そして伝送線3には親局2から伝送
されるパルス信号を検出するパルス信号検出部21と、
そのパルス信号を計数するパルスカウンタ部22が設け
られる。パルスカウンタ部22の計数出力は一致判別部
23に与えられる。一致判別部23には各子局毎に固有
のアドレスを設定するアドレス設定部24が接続され
る。一致判別部23はパルスカウンタ部22の計数値と
の一致を判別するものであり、一致判別部23からの一
致信号はデューティ比変更部25に与えられる。デュー
ティ比変更部25にはパルス信号検出部21からの同期
信号に同期してこれより高い周波数のパルス信号を発生
するパルス信号発生部26の出力が与えられている。デ
ューティ比変更部25は一致判別部23からの一致信号
が与えられたときに所定のタイミングで送信データに基
づいて伝送線上のパルスのデューティ比を変更するよう
に制御するものである。このデューティ比の変更はダイ
オードD1とコンデンサC1の両端をどのタイミングで
短絡するかによって行われる。さて送信用の子局4には
データを送信するための信号源として、例えば近接スイ
ッチや光電スイッチ等の検出スイッチ6が接続される。
そしてこの検出スイッチ6のオン又はオフ信号を送信デ
ータとしてパルスのデューティ比を変更するようにして
いる。
【0009】次に受信子局5の構成について図3を参照
しつつ説明する。受信子局5も伝送線3の両端間にダイ
オードD2及びコンデンサC2から成る電源部が接続さ
れており、このダイオードD2には送信子局4と同様に
パルス信号検出部31,パルスカウンタ部32及び一致
判別部33,アドレス設定部34が設けられる。更に送
信子局4と同様に、受信信号に基づいて異なったデュー
ティ比のパルス信号を発生するパルス信号発生部36、
及びこのパルス信号に基づいて親局からの信号のデュー
ティ比を変更するデューティ比変更部35が設けられ
る。更に親局2からのパルス信号のデューティ比を計測
するデューティ比計測部37が設けられている。又受信
子局5には親局からの信号を伝達するための信号出力手
段として例えばリレー7が接続される。受信子局5は親
局からの信号を受信してリレーをオン又はオフ状態に制
御するものである。
しつつ説明する。受信子局5も伝送線3の両端間にダイ
オードD2及びコンデンサC2から成る電源部が接続さ
れており、このダイオードD2には送信子局4と同様に
パルス信号検出部31,パルスカウンタ部32及び一致
判別部33,アドレス設定部34が設けられる。更に送
信子局4と同様に、受信信号に基づいて異なったデュー
ティ比のパルス信号を発生するパルス信号発生部36、
及びこのパルス信号に基づいて親局からの信号のデュー
ティ比を変更するデューティ比変更部35が設けられ
る。更に親局2からのパルス信号のデューティ比を計測
するデューティ比計測部37が設けられている。又受信
子局5には親局からの信号を伝達するための信号出力手
段として例えばリレー7が接続される。受信子局5は親
局からの信号を受信してリレーをオン又はオフ状態に制
御するものである。
【0010】次に本実施例によるデータ伝送装置の全体
構成について説明する。図4は親局2に伝送線3を介し
てアドレス番号1,4の送信子局4a,4dが接続さ
れ、アドレス番号2及び3の受信子局5a,5bが接続
されている状態を示している。このような接続状態で
は、各送信子局4及び受信子局5のアドレス設定部24
には夫々自己のアドレスが設定されている。又伝送線3
の終端には終端抵抗RLが接続されている。
構成について説明する。図4は親局2に伝送線3を介し
てアドレス番号1,4の送信子局4a,4dが接続さ
れ、アドレス番号2及び3の受信子局5a,5bが接続
されている状態を示している。このような接続状態で
は、各送信子局4及び受信子局5のアドレス設定部24
には夫々自己のアドレスが設定されている。又伝送線3
の終端には終端抵抗RLが接続されている。
【0011】このような接続によって構成されたデータ
伝送装置の動作についてタイムチャートを参照しつつ説
明する。図5(a)は親局2から伝送される送信信号の
一例を示している。送信信号は図5(a)に示すように
各アドレス毎に時分割された信号を伝送している。例え
ばアドレス番号1,4の送信子局4a,4bにはその子
局に接続されている機器のデータの転送命令として、所
定のデューティ比、例えばデューティ比が1:3の信号
を伝送する。又受信子局5a,5bは例えばリレー等が
接続されている子局であって、機器のオンオフデータを
伝えるものとする。図5(a)の例ではアドレス番号2
の受信子局5aには機器のオン命令、アドレス番号3の
受信子局5bには機器のオフ命令を夫々デューティ比
1:3、2:2によって伝送するものとする。このよう
にアドレス番号1〜4の送信信号を一定のサイクルで繰
り返して伝送している。
伝送装置の動作についてタイムチャートを参照しつつ説
明する。図5(a)は親局2から伝送される送信信号の
一例を示している。送信信号は図5(a)に示すように
各アドレス毎に時分割された信号を伝送している。例え
ばアドレス番号1,4の送信子局4a,4bにはその子
局に接続されている機器のデータの転送命令として、所
定のデューティ比、例えばデューティ比が1:3の信号
を伝送する。又受信子局5a,5bは例えばリレー等が
接続されている子局であって、機器のオンオフデータを
伝えるものとする。図5(a)の例ではアドレス番号2
の受信子局5aには機器のオン命令、アドレス番号3の
受信子局5bには機器のオフ命令を夫々デューティ比
1:3、2:2によって伝送するものとする。このよう
にアドレス番号1〜4の送信信号を一定のサイクルで繰
り返して伝送している。
【0012】図5(b)は子局によって変更された伝送
線路上の信号波形を示す図である。さて図5(a)に示
す信号を伝送すると、まず時刻t1〜t2の間のアドレス番
号1の送信子局4aに出力するタイミングでは、送信子
局4aはこれに接続されている光電スイッチや近接スイ
ッチ等の検出スイッチ6aの出力が親局2側に送出され
る。即ち送信子局4aではパルス信号検出部21によっ
て送信された親局2からのパルス信号を検出し、パルス
カウンタ部22によってそのパルス数を計数する。そし
てアドレス番号1がアドレス設定部24によって設定さ
れたアドレスに一致しているため、一致判別部23より
一致信号がデューティ比変更部25により出力される。
検出スイッチ6aに接続されているパルス信号によって
例えば機器のオン状態では、デューティ比を2:2に変
更するようパルス信号が出力される。従って2:2とな
るタイミングでデューティ比が図5(a)に示すように
変更される。
線路上の信号波形を示す図である。さて図5(a)に示
す信号を伝送すると、まず時刻t1〜t2の間のアドレス番
号1の送信子局4aに出力するタイミングでは、送信子
局4aはこれに接続されている光電スイッチや近接スイ
ッチ等の検出スイッチ6aの出力が親局2側に送出され
る。即ち送信子局4aではパルス信号検出部21によっ
て送信された親局2からのパルス信号を検出し、パルス
カウンタ部22によってそのパルス数を計数する。そし
てアドレス番号1がアドレス設定部24によって設定さ
れたアドレスに一致しているため、一致判別部23より
一致信号がデューティ比変更部25により出力される。
検出スイッチ6aに接続されているパルス信号によって
例えば機器のオン状態では、デューティ比を2:2に変
更するようパルス信号が出力される。従って2:2とな
るタイミングでデューティ比が図5(a)に示すように
変更される。
【0013】次いで時刻t2〜t3間には、アドレス番号2
の受信子局5aに対する信号として、例えば機器のオン
命令が出力される。従ってこの命令の処理が実行され、
例えば受信子局5aのリレーがオンとなる。そしてこの
命令の処理が完了すると、デューティ比が例えば3:1
のように引き延ばされ、オン状態であることが親局2側
に出力されることとなる。
の受信子局5aに対する信号として、例えば機器のオン
命令が出力される。従ってこの命令の処理が実行され、
例えば受信子局5aのリレーがオンとなる。そしてこの
命令の処理が完了すると、デューティ比が例えば3:1
のように引き延ばされ、オン状態であることが親局2側
に出力されることとなる。
【0014】同様に時刻t3〜t4のタイミングでは、アド
レス番号3に対する受信子局5bに機器のオフ命令が出
力されている。アドレス番号3の受信子局5bは一致判
別部33からの一致信号によって、リレー7bのオフ処
理が完了したことを示す信号を例えばデューティ比3:
1として出力する。同様にして時刻t4〜t5の間にはアド
レス番号4の送信子局4bにデータ転送命令が出力され
る。この送信子局4bに出力されている検出スイッチ6
bがオフ状態であれば、図5(b)に示すようにオンと
は異なるデューティ比、例えば3:1の信号が親局21
側に伝送される。このように送信子局、受信子局は夫々
のアドレス番号に相当する期間のHレベルの信号に引き
続いてデューティ比を2:2又は3:1のように変更す
ることによって、機器のオン又はオフの信号を出力す
る。このように親局から伝送されてきた信号はいずれの
場合にも異なったデューティ比に変更することによって
その機器が接続されていることが親局側に認識できるよ
うにしている。親局2の送信データがそのままで変更さ
れていなければ、そのアドレス値を持つ子局は伝送線に
接続されていないこととなる。親局2内の子局異常判別
部17はこのような異常状態を判別するものである。
レス番号3に対する受信子局5bに機器のオフ命令が出
力されている。アドレス番号3の受信子局5bは一致判
別部33からの一致信号によって、リレー7bのオフ処
理が完了したことを示す信号を例えばデューティ比3:
1として出力する。同様にして時刻t4〜t5の間にはアド
レス番号4の送信子局4bにデータ転送命令が出力され
る。この送信子局4bに出力されている検出スイッチ6
bがオフ状態であれば、図5(b)に示すようにオンと
は異なるデューティ比、例えば3:1の信号が親局21
側に伝送される。このように送信子局、受信子局は夫々
のアドレス番号に相当する期間のHレベルの信号に引き
続いてデューティ比を2:2又は3:1のように変更す
ることによって、機器のオン又はオフの信号を出力す
る。このように親局から伝送されてきた信号はいずれの
場合にも異なったデューティ比に変更することによって
その機器が接続されていることが親局側に認識できるよ
うにしている。親局2の送信データがそのままで変更さ
れていなければ、そのアドレス値を持つ子局は伝送線に
接続されていないこととなる。親局2内の子局異常判別
部17はこのような異常状態を判別するものである。
【0015】尚本実施例は送信子局及び受信子局の双方
が接続された伝送装置について説明しているが、送信子
局のみ又は受信子局のみを接続するような伝送装置を構
成することができることはいうまでもない。又本実施例
の親局から伝送されるデューティ比は一例であって、他
の種々のデューティ比を用いて信号を伝送することもで
きることはいうまでもない。
が接続された伝送装置について説明しているが、送信子
局のみ又は受信子局のみを接続するような伝送装置を構
成することができることはいうまでもない。又本実施例
の親局から伝送されるデューティ比は一例であって、他
の種々のデューティ比を用いて信号を伝送することもで
きることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、親局から伝送線に送出されるパルス信号の電荷を子
局側で蓄積し子局の駆動電力としているため、子局側に
電源装置を設ける必要がなくなる。従って2線の伝送線
を用いることができ、配線工数の低減ができ、又子局自
体も小型化,低価格化することができるという効果が得
られる。
ば、親局から伝送線に送出されるパルス信号の電荷を子
局側で蓄積し子局の駆動電力としているため、子局側に
電源装置を設ける必要がなくなる。従って2線の伝送線
を用いることができ、配線工数の低減ができ、又子局自
体も小型化,低価格化することができるという効果が得
られる。
【図1】本発明の一実施例による親局側の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本実施例の送信子局側の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】本実施例の受信子局側の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】本発明の一実施例によるデータ伝送装置の全体
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例による親局からの送信信号及び子局に
よってデューティ比が変更された後の波形を示すタイム
チャートである。
よってデューティ比が変更された後の波形を示すタイム
チャートである。
1 制御装置 2 親局 3 伝送線 4,4a,4b 送信子局 5,5a,5b 受信子局 11 パルス信号発生部 12 パルス信号送信部 13 パルスカウンタ部 14 パルス信号受信部 15 計測パルス発生部 16 子局種類設定部 17 子局異常判別部 18 電源部 21,31 パルス信号検出部 22,32 パルスカウンタ部 23,33 一致判別部 24,34 アドレス設定部 25,35 デューティ比変更部 26,36 パルス信号発生部 37 デューティ比計測部
Claims (5)
- 【請求項1】 親局と複数の子局間を一対の伝送線で接
続して構成されるデータ伝送装置であって、 前記親局は、 各子局毎にタイミングを分割し夫々のタイミングで送信
信号に応じたデューティ比のパルス信号を送出するパル
ス送出手段と、 前記データ伝送線より得られるパルス数を計数するパル
スカウンタ部と、 前記パルスカウンタ部より計数される各子局毎のタイミ
ングでそのデューティ比によって子局からの信号を受信
するデータ受信手段と、を具備するものであり、 前記子局は、 伝送線の両端に接続されたダイオード及びコンデンサの
直列接続体を有し、該コンデンサの端子電圧を電源とし
て各部に供給する電源部と、 前記親局から得られるパルス信号を検出し計数するパル
スカウンタ手段と、 各子局に固有のアドレスを設定するアドレス設定部と、 前記パルスカウンタ部の計数出力と前記アドレス設定部
より設定されたアドレスとの一致を判別する一致判別部
と、 前記一致判別部により一致が判別されたときに送信デー
タに基づいて伝送パルスのデューティ比を変更するデュ
ーティ比変更部と、を有するものであることを特徴とす
るデータ伝送装置。 - 【請求項2】 前記親局のパルス発生手段は、デューテ
ィ比1:Nのパルス信号を順次送出するものであり、前
記子局は親局の伝送するデータに基づいてそのデューテ
ィ比を異なるように変更して伝送するものであることを
特徴とする請求項1記載のデータ伝送装置。 - 【請求項3】 前記子局は、伝送するデータに基づいて
親局から伝送されるデータのデューティ比を1:1及び
N:1のいずれかに変更して伝送するものであることを
特徴とする請求項2記載のデータ伝送装置。 - 【請求項4】 前記親局は、前記子局に伝送する信号に
基づいてそのデューティ比を変更するものであり、前記
子局は前記一致判別手段による一致判別時に得られるデ
ューティ比に基づいて受信信号を判別するデューティ比
計測部を有するものであることを特徴とする請求項1記
載のデータ伝送装置。 - 【請求項5】 前記親局は、データ受信手段より得られ
る受信信号のデューティ比が親局より送出したデューテ
ィ比と同一である場合に子局の開放状態と判別する子局
異常判別部を有するものであることを特徴とする請求項
1〜4のいずれか1項に記載のデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32127393A JPH07154867A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32127393A JPH07154867A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154867A true JPH07154867A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18130735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32127393A Pending JPH07154867A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07154867A (ja) |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP32127393A patent/JPH07154867A/ja active Pending
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