JPH07154682A - 信号制御装置 - Google Patents

信号制御装置

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JPH07154682A
JPH07154682A JP5296369A JP29636993A JPH07154682A JP H07154682 A JPH07154682 A JP H07154682A JP 5296369 A JP5296369 A JP 5296369A JP 29636993 A JP29636993 A JP 29636993A JP H07154682 A JPH07154682 A JP H07154682A
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control
control signal
transmission
control information
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JP5296369A
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Atsushi Yamazaki
淳 山崎
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御信号を映像信号の形式で伝送することに
より、各種信号制御装置の同期動作を容易に実現可能な
信号制御装置を提供する。 【構成】 制御情報処理回路50は、メインコンソール
10またはアシストコンソール24に設定された各チャ
ネルおよび各種信号処理機器12,16〜24に接続さ
れたマイク等の装置対応の制御情報に関する各種処理を
行って信号多重化回路52に入力する。信号多重化回路
52は、制御情報処理回路50において処理された制御
情報を制御信号の所定のフォーマットに多重化して入力
する。送信回路54は、信号多重化回路52において多
重化されたディジタル形式の制御信号の論理値を映像信
号の黒レベルおよび白レベルに、例えば黒レベルを論理
値0に、白レベルを論理値1に対応付け、さらに垂直同
期信号および水平同期信号に同期させて映像信号の形式
として制御信号伝送路に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば放送局において
音声信号、および、映像信号等の制御を行う信号制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な信号制御装置は、以下のように
構成されている。放送局等で使用される音声制御用機
器、および、映像信号制御用の機器は、それぞれフロア
マイク等からの複数の音声信号、および、中継回線ある
いはVTR装置からの複数の映像信号を処理し、制御卓
に入力する。あるいは、音声信号あるいは映像信号に特
殊効果を加える特殊効果用の機器は、制御卓から入力さ
れるこれらの信号に特殊効果を施して再び制御卓に戻
す。制御卓は、上述の各機器からの音声信号および映像
信号をチャネル単位にまとめて送信用信号および中継用
信号等として、送信装置あるいは他の放送局等に送出す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号制御装置に
おける制御卓に接続される各種信号制御機器は、それぞ
れ複数のチャネルに係る複数の信号を個別に制御する。
従って、これらの信号制御機器それぞれに、処理の対象
になる信号ごとに信号処理の内容を指定する制御情報
(パラメータ)を設定する必要がある。また、各信号制
御機器における信号処理の内容を変更する場合、各信号
制御機器に対してパラメータの設定を行う必要がある。
よって、信号処理の内容を変更する際のパラメータの設
定に手間がかかるという問題がある。また例えば、ある
チャネルの音声信号に対応するパラメータを、他のチャ
ネルの音声信号に対応するパラメータとして設定してし
まうという設定誤りが発生しやすいという問題がある。
また、例えば音声信号と映像信号とを同期して切り換え
る等の処理を行う場合、これらの信号を扱う各信号制御
機器の動作の同期をとることが難しいという問題があ
る。この問題に対処するためには、これらの信号制御装
置間で制御情報を送受信し、この制御情報に基づいて各
信号制御装置を動作させて各信号制御装置の動作野同期
をとることも考えられるが、制御信号送受信用の配線等
が困難であり、また、上述の各種機器へのパラメータ設
定といった問題は解決されない。
【0004】本発明の信号制御装置は、上述した従来技
術の問題点に鑑みてなされたものであり、各種信号を組
み合わせた単位ごとに一括して制御情報を各種信号制御
装置に設定することができる信号制御装置を提供するこ
とを目的とする。また、各種信号制御装置間の配線を最
小限に保ちつつ、各種信号制御装置の動作の同期を容易
にとることができる信号制御装置を提供することを他の
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の信号制御装置は、複数の信号処理手段、制御
手段、および、制御情報伝達手段を有し、前記制御手段
は、複数の種類の信号を1つの単位として、該単位ごと
の処理を前記信号処理手段それぞれに行わせる制御情報
を該単位ごとに所定の順番で含むディジタル形式の制御
信号を生成し、前記情報伝達手段は、前記制御信号の論
理値を映像信号の黒レベルおよび白レベルに対応させ、
該制御信号を少なくとも映像信号の水平同期信号に同期
させて映像信号の形式で伝送信号として前記各信号処理
手段に送出し、前記信号処理手段は、それぞれ前記伝送
信号から前記制御信号を復号し、該制御信号に含まれる
当該信号処理手段に対応する制御情報に基づいて、当該
信号処理手段に入力される所定の種類の複数の信号それ
ぞれに所定の処理を行う。
【0006】本発明の制御信号送信装置は、ディジタル
形式の制御信号の論理値を映像信号の黒レベルおよび白
レベルに対応させ、該制御信号を少なくとも映像信号の
水平同期信号に同期させて映像信号の形式で送出する。
本発明の制御信号受信装置は、ディジタル形式の制御信
号の論理値が映像信号の黒レベルおよび白レベルに対応
し、該制御信号が少なくとも映像信号の水平同期信号に
同期した映像信号の形式の伝送信号を受信して前記制御
信号を復号する。本発明の制御信号伝送システムは、上
述の本発明の制御信号送信装置から送出された伝送信号
を、上述の本発明の制御信号受信装置で受信して前記制
御信号を復号する。
【0007】
【作用】制御信号の論理値を映像信号の黒レベルおよび
白レベルに対応させ、さらに制御信号を映像信号の水平
同期信号に同期させて映像信号の形式で伝送する。映像
信号の形式の制御信号を各信号制御機器に伝送し、これ
らの信号制御機器間の動作をチャネル単位で同期させ、
また、これらの信号制御機器へのパラメータ設定を一括
して行わせる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の信号制御装置の実施例を説明
する。図1は、本発明の信号制御装置1の構成を示す図
である。信号制御装置1は、例えば放送局において複数
のチャネル対応に複数の音声信号および映像信号等の制
御を行い、チャネル単位で他の放送局等に中継し、ある
いは、送信系に送出する装置である。ここで、メインコ
ンソール10により制御される音声信号制御装置(MI
CMTX)20および映像信号制御装置(HI MT
X)16等の各種信号制御機器12,16〜24は、制
御信号伝送路30a〜30gにより直列に接続されてお
り、制御信号伝送路30a〜30g上で伝送される映像
信号形式の伝送信号から制御信号を復号し、この制御信
号に含まれる各チャネルおよび各信号制御機器12〜2
4に接続される装置対応の制御情報に基づいて各信号の
制御を行う。
【0009】メインコンソール10は、制御信号伝送路
30a〜30gを介して各信号制御機器に制御信号を伝
送するとともに、各信号制御機器に所定の信号を供給
し、また、各種信号制御機器からの音声信号および映像
信号等をチャネル単位にまとめて中継先および送信系等
に送出する。ここで、信号制御装置1は複数のチャネル
に対応した音声信号および映像信号等を同時に制御する
ので、各種信号処理装置12,16〜24には、複数の
チャネルに対応する複数の信号が同時に入力されてい
る。以下に説明する各種処理装置12〜24は、制御信
号伝送路30a〜30gを介してそれぞれ入力される制
御信号に含まれる制御情報に基づいてそれぞれの信号制
御を行う。インサーションマトリクス(INS MT
X)12は、エフェクタ(EFF)14とメインコンソ
ール10との間の信号の入出力を制御する。つまり、メ
インコンソール10から入力される信号SENDをエフ
ェクタ14に入力し、エフェクタ14において例えば遅
延処理あるいは逆送り等の特殊効果が施された信号を信
号RETとしてメインコンソール10に入力する。
【0010】エフェクタ14は、インサージョンマトリ
クス12から入力される信号に遅延等の特殊効果を加え
てインサージョンマトリクス12に戻す。映像信号制御
装置16は、VTR装置および中継回線等から入力され
る複数の映像信号を切り換える等の制御を行う。音声信
号制御装置20は、フロアマイク等から入力される複数
の音声信号を切り換える等の制御を行う。ヘッドアンプ
(HA)18は、音声信号制御装置20から入力される
音声信号を増幅する。N−1コンソール22は、メイン
コンソール10で作成されたチャネル対応の信号につい
て、中継先に送出する際に必要な制御を行って中継先に
送出する。アシストコンソール24は、メインコンソー
ル10と同様の機能を有する装置である。
【0011】ここで、信号制御装置1間のデータの流れ
を説明する。アシストコンソール24から音声信号制御
装置20、映像信号制御装置16、インサーションマト
リクス12、および、メインコンソール10に対して、
アシストコンソール24に記憶されているデータが伝送
される。メインコンソール10においては操作者による
操作が行われるので、メインコンソール10からヘッド
アンプ18に対してメインコンソール10で操作が行わ
れた結果変更されたデータが伝送される。ヘッドアンプ
18においては操作が行われないので、メインコンソー
ル10からヘッドアンプ18に伝送されてきたデータは
そのままN−1コンソール22に伝送される。N−1コ
ンソール22においては、操作者による操作が行われる
ので、アシストコンソール24に対してはN−1コンソ
ール22で操作が行われた結果変更されたデータが伝送
される。アシストコンソール24は、N−1コンソール
22からアシストコンソール24に伝送されてきたデー
タを、操作者の操作に従って記憶する。
【0012】以下、制御信号伝送路30a〜30gを介
して制御信号を伝送するためにメインコンソール10、
および各種信号制御機器12,16〜24において用い
られる信号送受信装置を説明する。図2は、本発明の制
御信号送信装置5の構成を示す図である。制御信号送信
装置5は、メインコンソール10およびアシストコンソ
ール24において用いられ、メインコンソール10およ
びアシストコンソール24に設定された各種信号制御機
器12,16〜24への制御信号を映像信号の形式の伝
送信号に変換して送出する。制御情報処理回路50は、
メインコンソール10またはアシストコンソール24に
設定された各チャネルおよび各種信号処理機器12,1
6〜24に接続されたマイク等の装置対応の制御情報に
関する各種処理を行って信号多重化回路52に入力す
る。信号多重化回路52は、制御情報処理回路50にお
いて処理された制御情報を制御信号の所定のフォーマッ
トに多重化して入力する。送信回路54は、信号多重化
回路52において多重化されたディジタル形式の制御信
号の論理値を映像信号の黒レベルおよび白レベルに、例
えば黒レベルを論理値0に、白レベルを論理値1に対応
付け、さらに垂直同期信号および水平同期信号に同期さ
せて映像信号の形式として制御信号伝送路30aまたは
制御信号伝送路30dに送出する。
【0013】図3は、本発明の制御情報受信装置4の構
成を示す図である。制御情報受信装置4は、操作者によ
り操作が行われるメインコンソール10、N−1コンソ
ール22以外の各種信号処理機器12,16〜24に備
えられ、それぞれメインコンソール10またはアシスト
コンソール24から送出された、あるいは、前段の機器
において中継された伝送信号を受信して制御信号を復号
し、さらにその機器で使用されるべき制御情報を制御信
号から抽出する。
【0014】図3において、中継増幅器40は、例えば
一般的なVDA(Video Distributio
n Amp.)であり、前段の機器から制御信号伝送路
30を介して入力される映像信号形式の伝送信号を増幅
して、制御信号伝送路30を介して次段の機器に中継す
る。中継増幅器40により、メインコンソール10と各
種信号制御機器12,16〜24を制御信号伝送路30
a〜30gを介して直列に接続することが可能となる。
なお、制御信号送信装置1を構成する機器の数が少ない
場合、あるいは、伝送信号の伝送路が短い場合等には、
制御情報受信装置4から中継増幅器40を省略して構成
することが可能である。
【0015】受信回路42は、制御信号伝送路30を介
して入力される映像信号の形式の伝送信号を受信し、垂
直同期信号と水平同期信号を分離する。また、受信回路
42は、垂直同期信号と水平同期信号に基づいて伝送信
号に同期したクロックを再生し、このクロックに基づい
て伝送信号の白レベルを論理値1に、黒レベルを論理値
0に変換して制御信号を復号して信号分離回路44に入
力する。信号分離回路44は、受信回路42で復号され
た制御信号から当該機器に必要な制御情報を分離して制
御回路46に入力する。制御回路46は、信号分離回路
44で分離された制御情報に基づいて、当該機器を制御
して所定のチャネル対応に、接続されている装置から入
出力される信号それぞれについての所定の信号制御を行
わせる。制御信号における当該機器に対する制御情報の
位置は、ディップスイッチ等により設定する等の方法に
より制御回路46に認識させる。制御情報受信装置4と
制御信号送信装置5の間で伝送される映像信号は、例え
ば75Ω終端時に1Vp−p振幅の白黒ビデオ信号と同
等である。従って、伝送信号の入出力回路には、一般的
なビデオ入出力回路をそのまま用いることができる。
【0016】メインコンソール10、N−1コンソール
22といった、操作者による操作が行われる装置には、
制御情報受信装置4の代わりに図4に示す制御情報送受
信装置6が用いられる。以下に説明しない制御情報送受
信装置6の各構成要素は、図4に示した制御情報受信装
置4の同一符号を付した各構成要素に同じである。操作
者による操作の結果メインコンソール10、N−1コン
ソール22に入力された操作情報は、制御回路46を介
して制御データとして制御信号生成回路60に入力され
る。制御信号生成回路60は、制御回路46から入力さ
れた制御データに基づいて、操作情報の内容を示す操作
情報を生成し、多重化回路62に入力する。多重化回路
26は、その機器に対応する伝送信号の位置(ライン)
のデータを変更して次の機器に中継増幅器40を介して
送出する。
【0017】以下、伝送信号のフォーマット、および、
制御情報の種類を、図5および図6を参照して説明す
る。図5は、本発明の制御信号送信装置1における伝送
信号のフォーマットを示す図であって、(A)は垂直同
期信号および水平同期信号(ライン)と制御信号のデー
タブロックとの関係を示し、(B)は1ライン上のデー
タブロックのフォーマットを示す。図5(A)を参照し
てわかるように、制御信号送信装置1における伝送信号
は映像信号2フィールド分を使用して1組の制御信号を
送るようになっており、1組の制御信号は480データ
ブロックを有する。1フィールド分の映像信号の内、例
えば水平帰線消去期間(VBL)の第10〜22ライン
(H)の12ラインをヘッダデータの伝送に使用し、ま
た、VBL以外の各ラインを240データブロック分の
制御情報の伝送に使用する。このヘッダデータの部分
は、例えばタイムコード、あるいは、映像信号のシーン
番号等のシステムステータス用の情報の伝送に使用され
る。
【0018】また、図5(B)を参照して分かるよう
に、1データブロックは8バイトのデータバイト(#1
〜#8)およびそれぞれのデータバイトの前に付加され
た同期ビット(SY)および、これらのデータバイトの
誤り制御に使用されるCRCコードを有し、VITC
(Vertical Interval Time C
ode)と同等の構成となっている。伝送信号を以上の
ようなフォーマットとすることにより、伝送信号を受信
する各機器の制御情報受信装置4の信号分離回路44
は、垂直同期信号から水平同期信号を計数することによ
り、容易に当該機器に関係する制御情報を有するデータ
ブロックを探すことができる。なお、例えばHDLC等
のアドレスを有する情報伝送プロトコルを用いた場合、
機器個別に制御信号を届けることができるので、このよ
うな情報伝送プロトコルを用いて制御信号の伝送を行う
場合には、信号分離回路44は必ずしも垂直同期信号に
基づいてデータブロックを探索する必要はない。
【0019】以下、制御情報の種類およびそれらのデー
タ量を説明する。図1に示した信号制御装置1の映像信
号制御装置16を使用せずに、音声制御卓として使用し
た場合を例にとると、以下のような制御情報が必要とな
る。ヘッドアンプ18においては、ヘッドアンプのゲイ
ンをチャネル単位に指定する1チャネル当たり1バイト
の制御情報(HA data)を必要とする。音声信号
制御装置20においては、メインコンソール10の各チ
ャネルの入力に対してマトリクスのどの入力をクロスポ
イントするかを示す1チャネル当たり1バイトの制御情
報(MIC,LINE MATRIX)を必要とする。
N−1コンソール22においては、1チャンネル当たり
19バイトの制御情報を必要とする。N−1コンソール
22の制御情報の内訳は、メインコンソール10の各チ
ャネルに対して24系統のN−1出力それぞれのオン/
オフの制御に用いられるビットマップデータのN−1
dataが3バイト、ASCIIコードの回線名が4バ
イト、シフトJISコードの名前が12バイトである。
【0020】メインコンソール10は、1チャネル当た
り25バイト(実質8バイト)の制御情報を必要とす
る。メインコンソール10の制御情報の内訳は、メイン
コンソール10の各チャネルのスイッチ64個までのオ
ン/オフ制御に用いられるビットマップデータのSW
dataが8バイト、HA dataが1バイト、AS
CIIコードの回線名が4バイト、シフトJISコード
の名前が12バイトであるが、SW data以外は他
の機器と共通であるので、実質的には8バイトとなる。
【0021】従って、信号制御装置1全体で1チャネル
当たりの制御情報は30バイトとなり、1チャネル当た
りのデータを4データブロック(4ライン)で伝送する
ことができる。信号制御装置1が52チャネル分の信号
を取り扱う場合には、208データブロックが必要とな
る。さらに、インサージョンマトリクス12において、
チャネルに依存しない制御情報(INSERSION
MATRIX)をエフェクタ14の装置対応に1バイト
要し、この制御情報を装置対応にデータブロックに乗せ
て伝送する。従って、エフェクタ14が、例えば遅延装
置および逆送り装置の2装置を有する場合、エフェクタ
14は制御情報の伝送に2データブロックを必要とす
る。よって、信号制御装置1全体では210データブロ
ックを要する。このデータ量は、図5に示したフォーマ
ットで伝送可能である。信号制御装置1の各機器におい
て共通に使用される制御情報は、制御信号伝送路30a
〜30gを介してチャネルごとに各種信号制御機器1
2,16〜24に伝送され、チャネルごとに統一のとれ
た各種信号制御機器12,16〜24の動作を可能とし
ている。以上の各制御情報の種類は例示であり、信号制
御装置1の構成により任意の情報を加え、あるいは、省
略してもよい。
【0022】図6は、本発明の信号制御装置1における
制御信号に含まれる制御情報の種類およびその順番を表
形式で例示する図である。図6に示すように、データブ
ロック1〜192は、それぞれ4データブロックずつチ
ャネル1(CH1)〜チャネル48(CH48)それぞ
れの制御情報の伝送に使用され、データブロック193
〜208は、それぞれチャネル49〜52に対応するグ
ループ(GROUP)1〜4O制御情報の伝送に使用さ
れる。制御情報はSW data8バイト、回線名4バ
イト、名前12バイト、MIC,LINE MATRI
X data1バイト、HA data1バイト、N−
1 data3バイト、予備(SPARE)2バイト、
および、チャネルステータス(channel sta
tus)1バイトの順に、それぞれのチャネル用のデー
タブロックに乗せられて伝送される。
【0023】また、INSERSION MATRIX
dataは、データブロック225,226に乗せら
れ、その他のデータブロックは予備となっている。図5
および図6に示した制御情報等は例示である。以上述べ
た実施例において説明した他に、本発明の信号制御装置
は、例えば実施例中に変形例として示したように種々の
構成をとることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明の信号制御装置
によれば、各種信号を組み合わせた単位ごとに一括して
制御情報を、信号制御を行う各種信号制御装置に設定す
ることができる。また、各種信号制御装置間の配線を最
小限に保ちつつ、各種信号制御装置の動作の同期を容易
にとることができる。またさらに、制御情報を伝送する
ために映像信号を使用しているため、映像信号の伝送に
使用されている回路部品等を使用できるので、特殊な部
品を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号制御装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の制御信号送信装置の構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の制御情報受信装置の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の制御情報送受信装置の構成を示す図で
ある。
【図5】本発明の制御信号送信装置における伝送信号の
フォーマットを示す図であって、(A)は垂直同期信号
および水平同期信号(ライン)と制御信号のデータブロ
ックとの関係を示し、(B)は1ライン上のデータブロ
ックのフォーマットを示す。
【図6】本発明の信号制御装置における制御信号に含ま
れる制御情報の種類およびその順番を表形式で例示する
図である。
【符号の説明】
1・・・信号制御装置、10・・・メインコンソール、
12・・・インサージョンマトリクス、14・・・エフ
ェクタ、16・・・映像信号制御装置、18・・・ヘッ
ドアンプ、20・・・音声信号制御装置、22・・・N
−1コンソール、24・・・アシストコンソール、4・
・・制御情報受信装置、6・・・制御情報送受信装置、
40・・・中継増幅器、42・・・受信回路、44・・
・信号分離回路、46・・・制御回路、5・・・制御信
号送信装置、50・・・制御情報処理回路、52・・・
信号多重化回路、54・・・送信回路、60・・・制御
信号生成回路、62・・・多重化回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の信号処理手段、制御手段、および、
    制御情報伝達手段を有し、 前記制御手段は、複数の種類の信号を1つの単位とし
    て、該単位ごとの処理を前記信号処理手段それぞれに行
    わせる制御情報を該単位ごとに所定の順番で含むディジ
    タル形式の制御信号を生成し、 前記情報伝達手段は、前記制御信号の論理値を映像信号
    の黒レベルおよび白レベルに対応させ、該制御信号を少
    なくとも映像信号の水平同期信号に同期させて映像信号
    の形式で伝送信号として前記各信号処理手段に送出し、 前記信号処理手段は、それぞれ前記伝送信号から前記制
    御信号を復号し、該制御信号に含まれる当該信号処理手
    段に対応する制御情報に基づいて、当該信号処理手段に
    入力される所定の種類の複数の信号それぞれに所定の処
    理を行う信号制御装置。
  2. 【請求項2】ディジタル形式の制御信号の論理値を映像
    信号の黒レベルおよび白レベルに対応させ、該制御信号
    を少なくとも映像信号の水平同期信号に同期させて映像
    信号の形式で送出する制御信号送信装置。
  3. 【請求項3】ディジタル形式の制御信号の論理値が映像
    信号の黒レベルおよび白レベルに対応し、該制御信号が
    少なくとも映像信号の水平同期信号に同期した映像信号
    の形式の伝送信号を受信して前記制御信号を復号する制
    御信号受信装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の制御信号送信装置から送
    出された伝送信号を、 請求項3に記載の制御信号受信装置で受信して前記制御
    信号を復号する制御信号伝送システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014165779A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Nec Corp 放送/映像送出システム及びそれに用いる機器制御方法

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JP2014165779A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Nec Corp 放送/映像送出システム及びそれに用いる機器制御方法

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