JPH07154515A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07154515A
JPH07154515A JP5298504A JP29850493A JPH07154515A JP H07154515 A JPH07154515 A JP H07154515A JP 5298504 A JP5298504 A JP 5298504A JP 29850493 A JP29850493 A JP 29850493A JP H07154515 A JPH07154515 A JP H07154515A
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JP
Japan
Prior art keywords
mode
power saving
received data
saving mode
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP5298504A
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English (en)
Inventor
Akira Yamada
山田  明
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省電力モード時に受信した受信データをメモ
リ17に順次蓄積し、通常モードへの切換時に一括して印
刷出力し、消費電力を低減する。 【構成】 通常モード時に動作するとともに省電力モー
ド時に停止する電子写真記録方式のプリンタ20を設け
る。省電力モード時に受信データを蓄積するメモリ17を
設ける。CPU11に、容量判断手段、モード切換手段お
よび制御手段の各機能を備える。容量判断手段は、メモ
リ17の容量の残量を判断する。モード切換手段は、通常
モードと省電力モードとを切り換え、省電力モード時に
メモリ17の容量の残量が所定値以下になれば通常モード
へ一時的に切り換える。制御手段は、省電力モードから
通常モードへの切換時に、メモリ17に受信データの蓄積
があるときに、受信データをプリンタ20で一括して印刷
出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録方式のプ
リンタを有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録方式のプリンタは、
電子写真プロセスの現像部および定着部を備えている。
現像部では、帯電器で感光ドラムの表面に電荷を与え、
感光ドラムの表面にレーザ光線などを照射して静電潜像
を形成し、感光ドラムの静電潜像上にトナーを吸着さ
せ、転写器で感光ドラムの表面のトナーを記録紙に転写
する。さらに、定着部では、定着可能とする所定温度に
昇温された定着ローラ間に記録紙を通し、トナーを熱溶
融させて記録紙に定着させる。
【0003】このような電子写真記録方式のプリンタで
は、定着ローラをヒータで加熱して定着可能とする温度
に昇温させるが、通電開始時においてはヒータで加熱し
て定着ローラを定着可能とする温度にまで昇温させるの
に時間を要するため、印刷出力を直ちに可能とする場合
には予めヒータの通電を制御して定着ローラを定着可能
とする温度に常に保つ必要がある。
【0004】そのため、電子写真記録方式のプリンタを
用いたファクシミリ装置では、プリンタ機能を常時動作
させて定着ローラのヒータに通電しておくことにより、
着信時に受信データの印字出力を直ちに行なえる。しか
し、夜間などのファクシミリ受信の少ない時間帯でも定
着ローラのヒータに通電しておくので、消費電力が大き
い。
【0005】そこで、消費電力を低減することを目的と
して、ファクシミリ装置の送受信機能とともにプリンタ
機能を動作させる通常モードの他に、プリンタ機能のみ
を停止させる省電力モードを設定し、ファクシミリ受信
件数の比較的多い昼間の時間帯には通常モードとして着
信時に受信データを直ちに印刷出力可能とし、受信件数
の少ない夜間などの時間帯には省電力モードとして消費
電力を低減している。
【0006】そして、省電力モードにおいては、着信が
あると、受信データをメモリに蓄積すると同時に省電力
モードから通常モードに切り換え、プリンタ機能を動作
させて定着ローラのヒータに通電を開始し、定着ローラ
が定着可能な温度にまで昇温されたときにメモリから受
信データを読み出して印刷出力する。さらに、印刷出力
後には、通常モードから再び省電力モードに戻してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置では、省電力モード時において、着信があって受信デ
ータを受信する毎に、定着ローラのヒータに通電すると
ともに印刷出力後に通電を停止するため、定着ローラの
加熱と放熱が繰り返されて消費電力の効率が悪い問題が
ある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、省電力モード時に受信した受信データをメモリに
順次蓄積するとともに蓄積した受信データを一括して印
刷出力することにより、消費電力を低減できるファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通常モード時に動作するとともに省電力モード時に停止
する電子写真記録方式のプリンタと、前記省電力モード
時に受信データを蓄積するメモリと、前記メモリの残容
量を判断する容量判断手段と、前記通常モードと省電力
モードとを切り換えるとともに、省電力モード時に前記
メモリ容量の残量が所定値以下になったときに通常モー
ドへ一時的に切り換えるモード切換手段と、前記メモリ
に蓄積された受信データを前記プリンタで印刷出力させ
る制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、制御手段は、省電力モードから通常
モードへの切換時に、メモリに受信データの蓄積がある
ときにその受信データをプリンタで印刷出力させるもの
である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、省電力モード時にお
いて、プリンタは停止されており、着信があって受信さ
れる受信データはメモリに順次蓄積され、そして、メモ
リに蓄積された受信データがプリンタで一括して印刷出
力される。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加えて、例えばメモリ容量の残量が所定値
以下になり、モード切換手段によって省電力モードから
通常モードへ切り換えられたとき、メモリに受信データ
が蓄積されていれば、自動的にその受信データがプリン
タで一括して印刷出力される。
【0013】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ装置の一実施例
の構成を図面を参照して説明する。
【0014】図1において、通信回線にCPU11の制御
によってオンオフされるフックリレースイッチ12が接続
され、このフックリレースイッチ12にトランス13などを
介してモデム14が接続されている。さらに、通信回線に
は、着信時のベル信号を検出して検出信号をCPU11に
出力するベル検出回路15が接続されている。
【0015】CPU11はファクシミリ装置全体を制御す
るもので、このCPU11のバスラインには、制御プログ
ラムなどを書き込んだROM16、各種データを書込読出
可能とするとともに送信データや受信データを蓄積する
メモリとしてのRAM17が接続されている。
【0016】さらに、CPU11のバスラインには、計時
を行なう時計18、送信原稿などを読み取るスキャナ19、
レーザー記録方式またはLED記録方式などを採用した
電子写真記録方式のプリンタ20が接続されている。
【0017】プリンタ20の機構は、図示しないが、電子
写真プロセスの現像部および定着部を備えている。現像
部では、帯電器で感光ドラムの表面に電荷を与え、感光
ドラムの表面にレーザ光線などを照射して静電潜像を形
成し、感光ドラムの静電潜像上にトナーを吸着させ、転
写器で感光ドラムの表面のトナーを記録紙に転写する。
さらに、定着部では、定着ローラをヒータで加熱して定
着可能とする温度に昇温し、この定着ローラ間に記録紙
を通し、トナーを熱溶融させて記録紙に定着させる。
【0018】そして、CPU11は、プリンタ20の機能を
含むファクシミリ装置全体の機能を動作させる通常モー
ドとプリンタ20の機能のみを停止させる省電力モードと
を備え、時計18からの時刻データに基づいて、例えばフ
ァクシミリ受信件数の比較的多い昼間の時間帯は通常モ
ードとし、ファクシミリ受信件数の少ない夜間の時間帯
は省電力モードとし、この省電力モード時に着信があっ
て受信される受信データをRAM17に蓄積するように制
御する。
【0019】さらに、CPU11は、RAM17の受信デー
タのメモリエリアの残容量を判断する容量判断手段の機
能、通常モードと省電力モードとを切り換えるととも
に、省電力モード時にRAM17の受信データのメモリエ
リア容量の残量が所定値以下になったときに通常モード
へ一時的に切り換えるモード切換手段の機能、省電力モ
ードから通常モードへの切換時に、RAM17に受信デー
タの蓄積があるときにその受信データをプリンタ20で印
刷出力させる制御手段の機能とを、ROM16から読み出
されたプログラムとして有している。
【0020】次に、本実施例の受信時の作用を図2のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0021】ファクシミリ受信の待機時には、着信時の
ベル信号の検出を待つとともに(ステップ1(図面には
丸数字で略称して表示する。以下のステップも同
じ))、現在のモードを監視する(ステップ2)。通常
モードであるときはプリンタ20の機能を含むファクシミ
リ装置全体の機能を動作させ、省電力モードであるとき
はプリンタ20の機能のみを停止させる。
【0022】そして、待機時に着信のベル信号が検出さ
れると、モードが判断され(ステップ3)、ここで通常
モードであった場合には、受信される受信データをプリ
ンタ20へ送って直ちに印刷出力し(ステップ4)、受信
終了後に回線を切り(ステップ5)、待機状態に戻る。
【0023】また、着信時に省電力モードであった場合
には、受信される受信データをRAM17に蓄積しながら
(ステップ6)、RAM17の受信データのメモリエリア
の容量を監視し(ステップ7)、残容量が所定値、例え
ば10%以下に低下しないかぎりは、受信した受信デー
タを全てRAM17に蓄積し(ステップ8)、受信が終了
したら回線を切り、待機状態に戻る。
【0024】さらに、省電力モードでの受信中に、RA
M17の受信データのメモリエリアの残容量が10%以下
に低下した場合には、省電力モードから通常モードに自
動切換し、プリンタ20の機能を動作させて定着ローラの
ヒータに通電し(ステップ9)、プリンタ20が印刷可能
となった時点で現在受信している受信データを順次印刷
出力し(ステップ10、11)、受信が終了したら回線を切
る(ステップ12)。その直後に、RAM17に蓄積されて
いる全ての受信データを順次印刷出力し(ステップ1
3)、全ての受信データの印刷出力が終了してRAM17
の容量が100%に戻ったら通常モードから省電力モー
ドに自動切換によって復帰し、プリンタ20の機能を停止
させて定着ローラのヒータへの通電を停止し(ステップ
14)、省電力モードでの待機状態に戻る。
【0025】また、省電力モードでの待機時において、
モード切換の時刻に達すると、省電力モードから通常モ
ードに自動切換し、プリンタ20の機能を動作させて定着
ローラのヒータに通電し(ステップ15)、プリンタ20が
印刷可能となった時点でRAM17に受信データが蓄積さ
れている場合には、RAM17に蓄積されている全ての受
信データを順次印刷出力し(ステップ16)、全ての受信
データの印刷出力が終了してRAM17の容量が100%
に戻ったら、着信時に直ちに印刷出力可能とする通常モ
ードで待機する。
【0026】以上のように、省電力モード時において、
着信があって受信データを受信するとき、RAM17の残
容量が10%以下にならないかぎりは、複数件でも受信
データを順次蓄積しておき、RAM17の残容量が10%
以下になったとき、あるいはモード切換時刻に達したと
きに省電力モードから通常モードに一時的に自動切換
し、プリンタ20の機能を動作させてRAM17に蓄積され
ていた受信データを一括して印刷出力するため、着信が
あって受信データを受信する毎に印字出力を繰り返す場
合に比べて、無駄に消費されるエネルギーを極力低減で
き、消費電力の効率が良い。
【0027】なお、省電力モードにおいては、操作者に
よる指示により、直ちにプリンタ20を動作させてRAM
17に蓄積された受信データを印刷出力することもでき
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、省電力モ
ード時において着信があって受信される受信データをメ
モリに順次蓄積し、そして、メモリに蓄積された受信デ
ータをプリンタで一括して印刷出力するため、受信毎に
印字出力を繰り返す場合に比べて消費電力を低減でき
る。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、モード切換手段によって省電
力モードから通常モードへ切り換えられたとき、メモリ
に受信データが蓄積されていれば、自動的にその受信デ
ータをプリンタで一括して印刷出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】同上実施例の受信動作のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 容量判断手段、モード切換手段および制御手段と
してのCPU 17 メモリとしてのRAM 20 プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常モード時に動作するとともに省電力
    モード時に停止する電子写真記録方式のプリンタと、 前記省電力モード時に受信データを蓄積するメモリと、 前記メモリの残容量を判断する容量判断手段と、 前記通常モードと省電力モードとを切り換えるととも
    に、省電力モード時に前記メモリ容量の残量が所定値以
    下になったときに通常モードへ一時的に切り換えるモー
    ド切換手段と、 前記メモリに蓄積された受信データを前記プリンタで印
    刷出力させる制御手段とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、省電力モードから通常モー
    ドへの切換時に、メモリに受信データの蓄積があるとき
    にその受信データをプリンタで印刷出力させることを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP5298504A 1993-11-29 1993-11-29 ファクシミリ装置 Pending JPH07154515A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5298504A JPH07154515A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ファクシミリ装置

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JP5298504A JPH07154515A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ファクシミリ装置

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JPH07154515A true JPH07154515A (ja) 1995-06-16

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ID=17860573

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5298504A Pending JPH07154515A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ファクシミリ装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139919B2 (en) * 2000-08-22 2006-11-21 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus with central processing unit and main memory having power saving mode, and power saving controlling method
JP2008228015A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Access Technica Ltd 電子機器、情報表示方法、および情報表示プログラム
CN101600033A (zh) * 2008-06-02 2009-12-09 村田机械株式会社 图像处理装置

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