JPH071540A - 芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレル - Google Patents
芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレルInfo
- Publication number
- JPH071540A JPH071540A JP5171028A JP17102893A JPH071540A JP H071540 A JPH071540 A JP H071540A JP 5171028 A JP5171028 A JP 5171028A JP 17102893 A JP17102893 A JP 17102893A JP H071540 A JPH071540 A JP H071540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- rubber
- hole
- core metal
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転中、貫通孔内を通す芯金が切れ、貫通孔
内に流入したゴムを容易に取除くことが出来、運転停止
時間を大幅に短縮出来る芯金入り押出品のゴム連続押出
機用マンドレルを提供する。 【構成】 本発明は、被成形物のゴム１０を押出し、成
形する押出ヘッド４０に、ゴム１０を押出す孔５１を開
けた口金５０、ならびにゴム１０を溜め、口金５０へ導
くゴム室６０をそれぞれ設けると共に、そのゴム室６０
内、押出ヘッド４０のホルダー部４５に、口金５０直前
まで芯金３０を導く貫通孔８０を開け、先端部を円錐状
に形成したマンドレル７０を設けてなる芯金入り押出品
のゴム連続押出機であって、前記マンドレル７０を、貫
通孔８０内壁を内壁上部分８１及び内壁下部分８２に分
解可能に、マンドレル上部分７１及びマンドレル上部分
７２に分割すると共に、組立て後、ボルト締めした後部
分を円筒状カバー７５に挿入し、覆う如く構成してなる
ものである。
内に流入したゴムを容易に取除くことが出来、運転停止
時間を大幅に短縮出来る芯金入り押出品のゴム連続押出
機用マンドレルを提供する。 【構成】 本発明は、被成形物のゴム１０を押出し、成
形する押出ヘッド４０に、ゴム１０を押出す孔５１を開
けた口金５０、ならびにゴム１０を溜め、口金５０へ導
くゴム室６０をそれぞれ設けると共に、そのゴム室６０
内、押出ヘッド４０のホルダー部４５に、口金５０直前
まで芯金３０を導く貫通孔８０を開け、先端部を円錐状
に形成したマンドレル７０を設けてなる芯金入り押出品
のゴム連続押出機であって、前記マンドレル７０を、貫
通孔８０内壁を内壁上部分８１及び内壁下部分８２に分
解可能に、マンドレル上部分７１及びマンドレル上部分
７２に分割すると共に、組立て後、ボルト締めした後部
分を円筒状カバー７５に挿入し、覆う如く構成してなる
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエザーストリップ・
モール等の芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレ
ルの改良に関する。
モール等の芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレ
ルの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、芯金入り押出品のゴム連続押出機
として、図１及び図２に示すように、被成形物のゴム１
０を押出し、成形する押出ヘッド４０に、ゴムを押出す
孔５１を開けた口金５０、ゴムを溜め、口金５０へ導く
ゴム室６０を設けると共に、そのゴム室６０内、押出ヘ
ッド４０のホルダー部４５に、口金５０直前まで芯金３
０を導く貫通孔８０を開けたマンドレル７９を設けボル
ト９０で締付けたものが使用されている。なお、このマ
ンドレル７９の先端部はゴム１０の口金５０への流込み
を緩やかに変化させるため、先端部を円錐状に、また貫
通孔８０の断面形状は略芯金３０の断面形状に合わせて
形成してある。
として、図１及び図２に示すように、被成形物のゴム１
０を押出し、成形する押出ヘッド４０に、ゴムを押出す
孔５１を開けた口金５０、ゴムを溜め、口金５０へ導く
ゴム室６０を設けると共に、そのゴム室６０内、押出ヘ
ッド４０のホルダー部４５に、口金５０直前まで芯金３
０を導く貫通孔８０を開けたマンドレル７９を設けボル
ト９０で締付けたものが使用されている。なお、このマ
ンドレル７９の先端部はゴム１０の口金５０への流込み
を緩やかに変化させるため、先端部を円錐状に、また貫
通孔８０の断面形状は略芯金３０の断面形状に合わせて
形成してある。
【０００３】しかしながら、上記従来のゴム連続押出機
のマンドレル７９は、一塊の鉄材をワイヤーカツト等で
トンネル加工をして製作しているため、ゴム１０の押出
中に貫通孔８０内の芯金３０が切れた場合、ゴム１０が
貫通孔８０内に流入し、その流入したゴム１０を細い治
具を使って取除かなければならず、その作業に３０分〜
１時間掛かり、稼働率を下げる大きな要因になっている
と言う問題点がある。しかも、このトラブルは製品試作
段階で頻繁に発生し、稼働率向上のためには、解決しな
ければならない問題となつている。
のマンドレル７９は、一塊の鉄材をワイヤーカツト等で
トンネル加工をして製作しているため、ゴム１０の押出
中に貫通孔８０内の芯金３０が切れた場合、ゴム１０が
貫通孔８０内に流入し、その流入したゴム１０を細い治
具を使って取除かなければならず、その作業に３０分〜
１時間掛かり、稼働率を下げる大きな要因になっている
と言う問題点がある。しかも、このトラブルは製品試作
段階で頻繁に発生し、稼働率向上のためには、解決しな
ければならない問題となつている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来ゴム連続押出機のマンドレルは、ゴム１
０の押出中に貫通孔８０内の芯金３０が切れた場合、ゴ
ム１０が貫通孔８０内に流入し、その流入したゴム１０
を細い治具を使って取除かなければならず、その作業に
３０分〜１時間掛かり、稼働率を下げる大きな要因にな
っていることである。
点は、上記従来ゴム連続押出機のマンドレルは、ゴム１
０の押出中に貫通孔８０内の芯金３０が切れた場合、ゴ
ム１０が貫通孔８０内に流入し、その流入したゴム１０
を細い治具を使って取除かなければならず、その作業に
３０分〜１時間掛かり、稼働率を下げる大きな要因にな
っていることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、被成形物のゴ
ム１０を押出し、成形する押出ヘッド４０に、ゴム１０
を押出す孔５１を開けた口金５０、ならびにゴム１０を
溜め、口金５０へ導くゴム室６０をそれぞれ設けると共
に、そのゴム室６０内における、押出ヘッド４０のホル
ダー部４５に、口金５０直前まで芯金３０を導く貫通孔
８０を開け、先端部を円錐状に形成したマンドレル７０
を設けてなる芯金入り押出品のゴム連続押出機であっ
て、前記マンドレル７０を、貫通孔８０内壁を内壁上部
分８１及び内壁下部分８２に分解可能に、マンドレル上
部分７１及びマンドレル上部分７２に分割すると共に、
組立て後、ボルト締めした後、円筒状カバー７５に挿入
し、覆う如く構成してなるものである。
ム１０を押出し、成形する押出ヘッド４０に、ゴム１０
を押出す孔５１を開けた口金５０、ならびにゴム１０を
溜め、口金５０へ導くゴム室６０をそれぞれ設けると共
に、そのゴム室６０内における、押出ヘッド４０のホル
ダー部４５に、口金５０直前まで芯金３０を導く貫通孔
８０を開け、先端部を円錐状に形成したマンドレル７０
を設けてなる芯金入り押出品のゴム連続押出機であっ
て、前記マンドレル７０を、貫通孔８０内壁を内壁上部
分８１及び内壁下部分８２に分解可能に、マンドレル上
部分７１及びマンドレル上部分７２に分割すると共に、
組立て後、ボルト締めした後、円筒状カバー７５に挿入
し、覆う如く構成してなるものである。
【０００６】
【実施例】実施例について図によって説明すると、１０
は被成形物のゴム、２０は押出成形品、３０はその押出
成形品２０に埋設する芯金である。芯金入り押出成形品
のゴム連続押出機は次のように構成される。４０は被成
形物のゴム１０を押出し、成形する押出ヘッド、５０は
その押出ヘッド４０内のゴム１０を押出す孔５１を開け
た口金、６０はゴム１０を溜め、口金５０へ導くゴム
室、７０はそのゴム室６０内、押出ヘッド４０のホルダ
ー部４５に取付けたマンドレルであって、口金５０直前
まで芯金３０を導くことが出来るように、芯金の逆Ｕ字
状断面形状に合わせた断面形状の貫通孔８０を設けてあ
り、ゴム１０の口金５０への流込みを緩やかに変化させ
るため、先端部を円錐状にしてあり、しかも前記貫通孔
８０内壁を内壁上部分８１及び内壁下部分８２に分解可
能に、マンドレル上部分７１及びマンドレル上部分７２
に上下に分割してあり、組立てた後は、後部ボルト締め
部分を円筒状カバー７５に挿入し、覆うようにしてあ
る。なお、円筒状カバー７５は、ヘッド圧に耐える肉厚
にしてあり、マンドレル７０の本体より若干長目にし、
その後端縁を押出ヘッド４０のホルダー部４５に密着さ
せ、ボルト９１で締付け、固定する。
は被成形物のゴム、２０は押出成形品、３０はその押出
成形品２０に埋設する芯金である。芯金入り押出成形品
のゴム連続押出機は次のように構成される。４０は被成
形物のゴム１０を押出し、成形する押出ヘッド、５０は
その押出ヘッド４０内のゴム１０を押出す孔５１を開け
た口金、６０はゴム１０を溜め、口金５０へ導くゴム
室、７０はそのゴム室６０内、押出ヘッド４０のホルダ
ー部４５に取付けたマンドレルであって、口金５０直前
まで芯金３０を導くことが出来るように、芯金の逆Ｕ字
状断面形状に合わせた断面形状の貫通孔８０を設けてあ
り、ゴム１０の口金５０への流込みを緩やかに変化させ
るため、先端部を円錐状にしてあり、しかも前記貫通孔
８０内壁を内壁上部分８１及び内壁下部分８２に分解可
能に、マンドレル上部分７１及びマンドレル上部分７２
に上下に分割してあり、組立てた後は、後部ボルト締め
部分を円筒状カバー７５に挿入し、覆うようにしてあ
る。なお、円筒状カバー７５は、ヘッド圧に耐える肉厚
にしてあり、マンドレル７０の本体より若干長目にし、
その後端縁を押出ヘッド４０のホルダー部４５に密着さ
せ、ボルト９１で締付け、固定する。
【０００７】作用について説明すると、押出機を運転
中、貫通孔８０内を通す芯金３０が切れ、ゴム１０が貫
通孔８０内に流入した場合、運転を止め、口金５０及び
マンドレル７０を外し、分解すると、貫通孔８０が内壁
上部分８１及び内壁下部分８２に分解され、流入したゴ
ム１０を容易に取除くことが出来、再度組立て、運転を
再開することが出来るため、運転停止時間を大幅に短縮
することが出来、運転稼働率を上げることが出来る。な
お、この芯金３０の断線トラブルは製品試作段階で頻繁
に発生することから、本発明は製品試作段階の稼働率向
上のために特に有効である。
中、貫通孔８０内を通す芯金３０が切れ、ゴム１０が貫
通孔８０内に流入した場合、運転を止め、口金５０及び
マンドレル７０を外し、分解すると、貫通孔８０が内壁
上部分８１及び内壁下部分８２に分解され、流入したゴ
ム１０を容易に取除くことが出来、再度組立て、運転を
再開することが出来るため、運転停止時間を大幅に短縮
することが出来、運転稼働率を上げることが出来る。な
お、この芯金３０の断線トラブルは製品試作段階で頻繁
に発生することから、本発明は製品試作段階の稼働率向
上のために特に有効である。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
運転中、貫通孔８０内を通す芯金３０が切れ、ゴム１０
が貫通孔８０内に流入した場合、運転を止め、口金５０
及びマンドレル７０を外し、分解し、流入したゴム１０
を容易に取除くことが出来るため、運転停止時間を大幅
に短縮し、その稼働率を向上させることが出来る。
運転中、貫通孔８０内を通す芯金３０が切れ、ゴム１０
が貫通孔８０内に流入した場合、運転を止め、口金５０
及びマンドレル７０を外し、分解し、流入したゴム１０
を容易に取除くことが出来るため、運転停止時間を大幅
に短縮し、その稼働率を向上させることが出来る。
【図１】従来例を示す断面図である。
【図２】図１のＡ部の拡大断面図である。
【図３】本発明の実施例の断面図である。
【図４】本発明の実施例の斜視図である。
【図５】図４のＢ断面図である。
【図６】本発明の実施例の分解斜視図である。
１０ ゴム ２０ 押出成形品 ３０ 芯金 ４０ 押出ヘッド ４５ ホルダー部 ５０ 口金 ５１ 孔 ６０ ゴム室 ７０ マンドレル ７１ マンドレル上部分 ７２ マンドレル上部分 ７５ 円筒状カバー ７９ マンドレル ８０ 貫通孔 ８１ 内壁上部分 ８２ 内壁下部分 ９０ ボルト ９１ ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 被成形物のゴム（１０）を押出し、成形
する押出ヘッド（４０）に、ゴム（１０）を押出す孔
（５１）を開けた口金（５０）、ならびにゴム（１０）
を溜め、口金（５０）へ導くゴム室（６０）をそれぞれ
設けると共に、そのゴム室（６０）内、押出ヘッド（４
０）のホルダー部（４５）に、口金（５０）直前まで芯
金（３０）を導く貫通孔（８０）を開け、先端部を円錐
状に形成したマンドレル（７０）を設けてなる芯金入り
押出品のゴム連続押出機において、前記マンドレル（７
０）を、貫通孔（８０）内壁を内壁上部分（８１）及び
内壁下部分（８２）に分解可能に、マンドレル上部分
（７１）及びマンドレル上部分（７２）に分割すると共
に、組立て後、ボルト（９１）締めした後、円筒状カバ
ー（７５）に挿入し、覆う如く構成してなる芯金入り押
出品のゴム連続押出機用マンドレル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171028A JPH071540A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171028A JPH071540A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071540A true JPH071540A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15915751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5171028A Pending JPH071540A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 芯金入り押出品のゴム連続押出機用マンドレル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269595A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Vmi-Az Extrusion Gmbh | 押出装置 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP5171028A patent/JPH071540A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269595A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Vmi-Az Extrusion Gmbh | 押出装置 |
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