JPH07154098A - クリンチ装置 - Google Patents

クリンチ装置

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Publication number
JPH07154098A
JPH07154098A JP5323295A JP32329593A JPH07154098A JP H07154098 A JPH07154098 A JP H07154098A JP 5323295 A JP5323295 A JP 5323295A JP 32329593 A JP32329593 A JP 32329593A JP H07154098 A JPH07154098 A JP H07154098A
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Japan
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slider
sliders
driving body
driving
clinch
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JP5323295A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Kyodo
康正 京藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークとの接触による負荷が駆動部に及ぼす
影響を少なくして駆動部の長寿命化を図る。 【構成】 互いに離接する方向に移動自在に設けられク
リンチ爪31、31′を備えた一対のスライダー21、
21′と、スライダーを移動させる駆動体10、10′
と、これら駆動体を互いの移動方向が反対になるように
同期させる同期用リンク19とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なクリンチ装置に関
する。詳しくは、基板に挿入された電子部品のリード線
等を折り曲げるためのクリンチ装置に関し、ワークとの
接触による負荷が駆動部に及ぼす影響を少なくして駆動
部の長寿命化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリンチ装置にあっては、クリン
チ爪を備えた押圧部材を直接駆動するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リード線に
は曲がり易い方向に曲がろうとする癖があり、そのため
に、クリンチ爪を備えた押圧部材が該押圧部材の移動方
向以外の方向(例えば、ねじり、こじり等)の力を受
け、押圧部材を支持している機構、例えば、スライド機
構や押圧部材を移動させるための駆動機構の寿命が短く
なってしまうという問題がある。
【0004】特に、トランス等の大型部品のリード線の
ように太いリード線を曲げる時には上記した無理な力が
かかりがちである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明クリンチ装置は、
上記した課題を解決するために、互いに離接する方向に
移動自在に設けられクリンチ爪を備えた一対のスライダ
ーと、スライダーを移動させる駆動体と、駆動体を互い
の移動方向が反対になるように同期させる同期手段とを
備えたものである。
【0006】
【作用】従って、本発明クリンチ装置にあっては、クリ
ンチ爪を備えたスライダーを直接駆動するのではなく、
スライダーとは別体の駆動体を介してスライダーを駆動
するようにしたので、クリンチ動作に伴ってスライダー
にかかる力が駆動部に及ぶ影響が殆ど無く、駆動体を支
持している機構やその駆動機構の長寿命化を図ることが
出来る。
【0007】そして、クリンチ動作に伴って、無理な力
がかかるスライダーやその支持機構等だけを交換すれ
ば、常に良好な状態を保つことが出来る。
【0008】
【実施例】以下に本発明クリンチ装置の詳細を図示した
実施例に従って説明する。
【0009】図1乃至図12は本発明クリンチ装置の実
施の一例1を示すものである。
【0010】2はベースであり、金属で略円板状に形成
されている。該ベース2は図示しない昇降機構により上
下方向に移動するように構成されている。
【0011】3は筐体であり、長方体の金属ブロックを
刳り貫き形成して成り、その上面は長手方向に長い長方
形の開口4を有している。
【0012】筐体3の長手方向に沿う側面の上下方向に
おける略中央には該長手方向に延びるレール溝5、5′
が凹設されている。
【0013】筐体3の内部の左右両端部(筐体3の長手
方向を左右方向とし、図1における左上方向に向かう方
向を左方向、右下方向に向かう方向を右方向とする。ま
た、左下方向に向かう方向を前方向、右上方向に向かう
方向を後方向とする。更に上方に向かう方向を上方向と
し、下方に向かう方向を下方向とする。以下の説明で方
向を示す時は、この方向に従うものとする。)には筐体
3の中央に向かって開口し円柱状を為すシリンダホール
6、6′が形成されている。これらシリンダホール6、
6′は前後にずれて位置するように形成されている。
【0014】7、7′は上記シリンダホール6、6′内
に各別に配置されたピストンであり、該ピストン7、
7′にはその下半部からピストンロッド8、8′がそれ
ぞれ一体に突設されている。
【0015】9、9′はそれぞれ左右方向に延び前後に
平行に並んで配置されたガイドロッドであり、これらガ
イドロッド9、9′は筐体3にその開口4近くに位置す
るように支持されている。
【0016】10、10′は駆動体であり、金属で厚手
の板状に形成されている。11、11′は駆動体10、
10′の下半部の前半部又は後半部から一体に突設され
た連結部であり、これら連結部11、11′及び駆動体
10、10′本体を左右に貫通して被支持孔12、12
及び12′、12′が形成されている。そして、これら
被支持孔12、12、12′、12′には含油メタル等
の滑り性の良い金属材料で形成されたスライドブッシュ
13、13、13′、13′が各別に嵌合支持されてい
る。
【0017】そして、該スライドブッシュ13、13、
13′、13′に上記ガイドロッド9、9′が挿通され
ることによって駆動体10、10′は筐体3に左右方向
に摺動自在に支持される。
【0018】14、14′は連結ピンであり、上記した
ピストンロッド8、8′の先端部と駆動体10、10′
の連結部11、11′の先端部との間を連結しており、
上記シリンダホール6、6′内へのエアの挿脱によりピ
ストンロッド8、8が移動すると、それと一緒に駆動体
10、10′が移動する。
【0019】15、15′は駆動体10、10′の上半
部の外側、即ち、互いに反対側の面に接着等により取着
されたセンサ基板であり、互いに離間した端子16、1
7、16′、17′が形成されている。尚、端子16、
17、16′、17′は図示しない検出回路に接続され
ている。
【0020】そして、これら駆動体10、10′及びセ
ンサ基板15、15′を左右に貫通して挿通孔18、1
8′が形成されている。
【0021】19は同期用リンクであり、その中央部が
筐体3内の底部中央に突設された支持軸20に回動自在
に支持されている。そして、該同期用リンク19の両端
部は上記連結ピン14、14′に回動自在に連結されて
おり、従って、2つの駆動体10、10′は互いに同期
して離接するように移動する。
【0022】21、21′はスライダーであり、金属で
形成されている。
【0023】スライダー21、21′は、圧板状をして
おり左右方向を向いた主部22、22′と該主部22、
22′の一側部(22にあっては前端部、22′にあっ
ては後端部)から一体に垂設された支持片23、23′
の下端に一体に形成された被支持部24、24′とから
成り、被支持部24、24′の内側面に突設された摺動
部25、25′が筐体3の上記レール溝5、5′に摺動
自在に係合されている。そして、筐体3のレール溝5、
5′とスライダー21、21′の摺動部25、25′と
図示しない複数のボールとによってリニアボールスライ
ド機構が構成され、スライダー21、21′がスムーズ
に移動するようになっている。
【0024】26、26′は主部22、22′の一側に
寄った位置(22にあっては後側、22′にあっては前
側)に形成された孔である。27、27′は金属性の連
携軸であり、その一端部に厚手の円板状をした合成樹脂
製の基部28、28′が一体的に取着されている。そし
て、該基部28、28′がスライダー21、21′の主
部22、22′に形成された孔26、26′に圧入固定
されている。これによって、上記連携軸27、27′は
主部26、26′からそれぞれ反対側に、即ち、連携軸
27は右方向へ、連携軸27′は左方向へ突出し、それ
ぞれ駆動体10、10′の挿通孔18、18′に挿通さ
れている。
【0025】29、29′は上記連携軸27、27′の
先端部、即ち、駆動体10、10′の挿通孔18、1
8′から反スライダー21、21′側へ突出した端部に
取着された橋絡板であり、導電性を有する金属板で形成
されている。そして、この橋絡板29、29′の大きさ
は上記したセンサ基板15、15′に形成された端子1
6と17との間及び16′と17′との間に挿通孔1
8、18′が形成された部位で跨る大きさに形成されて
いる。尚、該橋絡板29、29′のセンサ基板15、1
5′に対向した面に金メッキを施しておくと良い。
【0026】30、30′は駆動体10、10′のスラ
イダー21、21′の主部22、22′に対向した面と
連携軸27、27′の基部28、28′との間で縮設さ
れたコイルバネである。このコイルバネ30、30′に
よって駆動体10、10′とスライダー21、21′と
の間が広げられ、橋絡板29、29′がセンサ基板1
5、15′に当接したところで両者の間の間隔が決ま
る。そして、スライダー21、21′が無負荷の状態で
は、この間隔が維持されたまま駆動体10、10′の移
動と共にスライダー21、21′が移動する。
【0027】そして、スライダー21、21′の主部2
2、22′の上端面にクリンチ爪31、31′がネジ止
め等により着脱自在に取着される。
【0028】しかして、上記クリンチ装置1によるクリ
ンチ動作、例えば、回路基板に挿通された電子部品のリ
ード線を折り曲げる動作は以下の如くに為される。
【0029】32は電子部品、33、33′は該電子部
品32のリード線であり、該リード線33、33′は回
路基板34のリード線挿通孔35、35′に挿通されて
いる。
【0030】上記のようなリード線33、33′を内側
に、即ち、互いに近づく方向に折り曲げる。
【0031】ベース2は回路基板34の下方に位置し、
そして、クリンチ爪31、31′もリード線33、3
3′の下端より下方に位置している。クリンチ爪31、
31′がリード線35、35′を外側から挟んで位置し
得るように、シリンダホール6、6′内のエアー圧を減
じてピストンロッド8、8′がシリンダホール6、6′
内に引き込まれるように移動させて駆動体10、10′
が互いに離間するように移動させる。この時のスライダ
ー21、21′の位置が初期位置である。
【0032】それから、図示しない昇降機構によってベ
ース2が上昇され、クリンチ爪31、31′がリード線
33、33′に対応した高さに位置される。
【0033】それから、シリンダホール6、6′内のエ
アー圧を高めてピストンロッド8、8′がシリンダホー
ル6、6′から出て行くように移動させる。この時、ピ
ストンロッド8、8′は同期用リンク19によって連結
されているので、ピストンロッド8、8′の移動量を規
定するシリンダホール6、6′内のエアー圧に多少の食
い違いが生じても、ピストンロッド8、8′は同期して
移動することになる。
【0034】このピストンロッド8、8′の互いに近づ
く方向への移動によって、駆動体10、10′が互いに
近づく方向へ移動し、この駆動体10、10′の移動に
伴ってコイルバネ30、30′を介してスライダー2
1、21′の主部22、22′が互いに近づく方向へ押
圧され、従って、スライダー21、21′も駆動体1
0、10′と共に互いに近づく方向へ移動される。これ
によって、スライダー21、21′に取着されているク
リンチ爪31、31′が上記リード線33、33′に外
側から近づいていく。
【0035】そして、クリンチ爪31、31′がリード
線33、33′に接触すると、クリンチ爪31、31′
を搭載しているスライダー21、21′に負荷が掛か
り、コイルバネ30、30′が圧縮され(クリンチ爪3
1、31′がリード線33、33′に接触することによ
ってスライダー21、21′にかかる負荷によってコイ
ルバネ30、30′が圧縮されるように、コイルバネ3
0、30′のバネ定数を選んでおく。)、これによっ
て、駆動体10、10′とスライダー21、21′の主
部22、22′との間の間隔が縮まり(図9参照)、橋
絡板29、29′がセンサ基板15、15′の端子1
6、17、16′、17′から離間する。従って、端子
16と17との間及び16′と17′との間が開放さ
れ、これが図示しない検出回路によって検出されて、ク
リンチ爪31、31′がリード線33、33′に接触し
たことが検知される。
【0036】仮に、電子部品32が回路基板34に装着
されていなかったり、或は一方のリード線33又は3
3′がリード線挿通孔35、35′に挿通されていなか
った時は、スライダー21及び/又は21′に負荷が掛
からないので、橋絡板29及び/又は29′が端子1
6、17及び/又は16′、17′から離間せず、これ
によって、当該クリンチ爪31及び/又は31′が折り
曲げるべきリード線が所定の位置に存在していなかった
ことが検知される。従って、この検知結果に基づいて、
作業のやり直し等を行うことができる。
【0037】そして、クリンチ爪31、31′がリード
線33、33′に接触した負荷によってコイルバネ3
0、30′が縮み、それから更に駆動体10、10′が
互いに近づく方向に移動して、ついに、スライダー2
1、21′の主部22、22′に接触し(図9参照)、
これを直に押圧することになる。そして、スライダー2
1、21′はその主部22、22′が駆動体10、1
0′によって直接押圧されて、更に互いに近づくように
移動され、それによって、リード線33、33′が内側
に折り曲げられる(図10参照)。
【0038】そして、リード線33、33′の折り曲げ
が完了したら、シリンダホール6、6′内のエアー圧を
減圧し、これによって、駆動体10、10′を互いに離
間する方向に移動させる。すると、スライダー21、2
1′の主部22、22′はコイルバネ30、30′が元
の状態に復元し橋絡板29、29′がセンサ基板15、
15′に接触するまでは折り曲げが完了した時の位置に
留まるが、橋絡板29、29′がセンサ基板15、1
5′に接触した後は、該橋絡板29、29′、連携軸2
7、27′、基部28、28′を介して駆動体10、1
0′によって引っ張られ、互いに離間する方向へ移動さ
れる。そして、スライダー21、21′が初期位置に戻
ったところで、図示しない昇降機構によってベース2が
下降される。
【0039】このような、クリンチ装置1において、ク
リンチ動作によって直接負荷がかかるスライダー21、
21′はリニアボールスライド機構によって支持され、
駆動体10、10′はガイドロッド9、9′によって支
持され、それぞれ別個の支持部材に支持されているの
で、クリンチ動作に伴ってスライダー21、21′に無
理な力が加わっても、それが駆動体10、10′の支持
機構や駆動機構に及ぶことはなく、このような無理な力
が繰り返し加わることによってその支持機構であるリニ
アボールスライド機構に損傷が生じることがあっても、
その部分だけを修理或は交換すれば良い。また、上記実
施例1のように、スライダー21、21′を支持する機
構が筐体3の外側に設けられていると、その修理や交換
の作業を行い易いという利点を有する。
【0040】図11は上記検知手段の概略を示し、図1
2は該検知手段のフローを示すものである。尚、図11
においては一方の端子16、17のみを示す。
【0041】端子16、17はローパスフィルタ36
(瞬間的な端子16、17間の開放を正常と判断してし
まわないために介挿してある。)を介してシーケンサ3
7に接続されている。また、シーケンサ37には回路基
板34が所定の位置に着たことを検知した信号S34が
入力される。そして、シーケンサ37からはベース2を
昇降させる昇降機構及びシリンダホール6、6′内のエ
アー圧を制御するエアー駆動部に作業信号が供給される
ようになっている。
【0042】図12において、回路基板34が所定の位
置に供給されて来ると、昇降機構が駆動されてベース2
が上昇される。そして、ベース2が所定の高さに達する
と、エアー駆動部が駆動されて、クリンチ動作が行われ
る。ここで、端子16、17間の開閉、即ち、「センサ
ーONか?」の判断が為され、「NO」、即ち、端子1
6、17′間が開放状態になったと判断されると、その
ままクリンチ動作が続行される。そして、「YES」、
即ち、端子16、17間が短絡状態のままであると判断
されると、障害発生とされ、エラー発生回路基板の除
去、回路部品の再投入等の障害を取り除くために必要な
処理が為される。
【0043】図13は本発明クリンチ装置におけるスラ
イダー及び駆動体の支持構造の変形例を示すものであ
る。
【0044】この変形例にあっては、ガイドロッド3
8、38を設け、これらガイドロッド38、38にスラ
イダー39、39′及び駆動体40、40′を摺動自在
に支持したものである。
【0045】尚、駆動体40、40′の移動を同期させ
る手段、駆動体40、40′を移動させる手段等、スラ
イダー及び駆動体の支持と関係のない部分については図
示及び説明を省略してある。
【0046】このようにスライダー39、39′及び駆
動体40、40′を共通のガイドロッド38、38に支
持すると、その支持機構が簡単となり、コストの低減に
寄与する。
【0047】このように、スライダーと駆動体の支持機
構を共通にしても、駆動体40、40′を駆動する機構
はスライダー39、39′と切り離されているので、ス
ライダー39、39′にかかる負荷が駆動体40、4
0′に異常な形、例えば、予期しない方向からの力とし
て加えられるようなことがなく、駆動体駆動部の寿命を
長くすることができる。
【0048】尚、上記実施例において、リード線を内側
に曲げる場合について説明したが、それとは反対側に、
即ち、外側に曲げる場合にも適用出来ることは勿論であ
る。
【0049】また、駆動体10、10′を移動させる駆
動機構は、上記実施例では、駆動体10、10′の移動
方向と同じ方向に移動するピストン7、7′によるもの
としたが、駆動体を押圧する部材が回動するタイプのも
のでも良く、また、該押圧部材を回動させる機構もリン
クを用いたもの、カムを用いたもの等適宜のものであっ
て良い。
【0050】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかな通
り、本発明クリンチ装置は、互いに離接する方向に移動
自在に設けられクリンチ爪を備えた一対のスライダー
と、スライダーを移動させる駆動体と、駆動体を互いの
移動方向が反対になるように同期させる同期手段とを備
えたことを特徴とする。
【0051】従って、本発明クリンチ装置にあっては、
クリンチ爪を備えたスライダーを直接駆動するのではな
く、スライダーとは別体の駆動体を介してスライダーを
駆動するようにしたので、クリンチ動作に伴ってスライ
ダーにかかる力が駆動部に及ぶ影響が殆ど無く、駆動体
を支持している機構やその駆動機構の長寿命化を図るこ
とが出来る。
【0052】そして、クリンチ動作に伴って、無理な力
がかかるスライダーやその支持機構等だけを交換すれ
ば、常に良好な状態を保つことが出来る。
【0053】尚、上記実施例に示した各部の形状及び構
造は、本発明を実施するに際しての具体化のほんの一例
を示したものにすぎず、これらによって、本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されるものであってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図12と共に本発明クリンチ装置の実
施の一例を示すもので、本図は斜視図である。
【図2】平面図である。
【図3】正面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図8乃至図10と共にクリンチ動作を説明する
ための要部を示す断面図であり、本図は初期状態を示す
ものである。
【図8】クリンチ爪がリード線に接触した状態を示すも
のである。
【図9】図8の状態から稍進んだ状態を示すものであ
る。
【図10】リード線を曲げた時の状態を示すものであ
る。
【図11】検知手段の概略を示す回路図である。
【図12】検知動作のフローを示すチャート図である。
【図13】スライダー及び駆動体の支持機構の変形例を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 クリンチ装置 5、5′ レール溝(スライダーを案内する機構) 9、9′ ガイドロッド(駆動体を案内する機構) 10、10′ 駆動体 15、15′ センサ基板 16、16′ 端子(接点) 17、17′ 端子(接点) 19 同期用リンク(同期手段) 21、21′ スライダー 27、27′ 連携軸(軸) 28、28′ 基部(絶縁体) 29、29′ 橋絡板 30、30′ コイルバネ 31、31′ クリンチ爪 36 ローパスフィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離接する方向に移動自在に設けら
    れクリンチ爪を備えた一対のスライダーと、スライダー
    を移動させる駆動体と、これら駆動体を互いの移動方向
    が反対になるように同期させる同期手段とを備えたこと
    を特徴とするクリンチ装置。
  2. 【請求項2】 互いに離接する方向に移動自在に設けら
    れクリンチ爪を備えた一対のスライダーと、スライダー
    の移動方向と同じ方向に移動自在でありかつ上記スライ
    ダーを移動させる駆動体と、これら駆動体を互いの移動
    方向が反対になるように同期させる同期手段とを備えた
    ことを特徴とするクリンチ装置。
  3. 【請求項3】 駆動体を案内する機構とスライダーを案
    内する機構とが別個に設けられたことを特徴とする請求
    項2に記載のクリンチ装置。
  4. 【請求項4】 スライダーを案内する機構が装置の外側
    を向いた部分に設けられたことを特徴とする請求項1、
    請求項2又は請求項3に記載のクリンチ装置。
  5. 【請求項5】 互いに離接する方向に移動自在に設けら
    れクリンチ爪を備えた一対のスライダーと、スライダー
    の移動方向と同じ方向に移動自在でありかつ上記スライ
    ダーを移動させる駆動体と、これら駆動体を互いの移動
    方向が反対になるように同期させる同期手段とを備え、
    スライダーに負荷が掛かった時にスライダーと駆動体と
    の間の間隔が変化するように両者の間をバネを介して連
    結すると共に、駆動体と該駆動体によって移動されるス
    ライダーとの位置関係を検知するセンサを設けたことを
    特徴とするクリンチ装置。
  6. 【請求項6】 駆動体の反スライダー側の面に互いに離
    間した一対の接点を設け、スライダーに突設した軸を駆
    動体に嵌挿すると共に該軸の反スライダー側に突出した
    部分に導電材料から成る上記一対の接点に対向する橋絡
    板を固定し、この橋絡板と上記一対の接点によってセン
    サが構成され、該スライダーと駆動体との間に圧縮バネ
    を介挿し、該圧縮バネの弾発力によってスライダーが無
    負荷のとき両者の間がもっとも離間した状態となってそ
    の間隔が上記橋絡板が駆動体の反スライダー側の面に当
    接してストッパとなることによって保たれると共に上記
    一対の接点の間を橋絡するようにしたことを特徴とする
    請求項5に記載のクリンチ装置。
  7. 【請求項7】 スライダーに絶縁体が固定され、上記軸
    が該絶縁体を介してスライダーに固定されたことを特徴
    とする請求項6に記載のクリンチ装置。
  8. 【請求項8】 上記センサの出力がローパスフィルタを
    介して出力されるようにしたことを特徴とする請求項
    5、請求項6又は請求項7に記載のクリンチ装置。
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WO2017081724A1 (ja) * 2015-11-09 2017-05-18 富士機械製造株式会社 屈曲装置
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