JPH07153749A - 処理ウエハの温度制御装置及びその温度制御方法 - Google Patents

処理ウエハの温度制御装置及びその温度制御方法

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JPH07153749A
JPH07153749A JP32988393A JP32988393A JPH07153749A JP H07153749 A JPH07153749 A JP H07153749A JP 32988393 A JP32988393 A JP 32988393A JP 32988393 A JP32988393 A JP 32988393A JP H07153749 A JPH07153749 A JP H07153749A
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JP
Japan
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temperature
wafer
processing
medium gas
medium
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JP32988393A
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Inventor
Jun Kanamori
順 金森
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の温度から所定の温度に変化されるまで
の制御を簡単に行えるようにすることによって作業性を
向上させることが可能な処理ウエハの温度制御装置及び
その温度制御方法を提供する。 【構成】 半導体製造プロセスにおいて、媒体ガスを温
度調整するための媒体温度調整用ユニット6と、この媒
体温度調整用ユニット6により温度制御された媒体ガス
をステージ2上の処理ウエハ1の裏面に向けて流し、こ
の媒体ガスの温度を処理ウエハ1に伝熱させて所定の温
度まで効率良く変化させる手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
プロセスにおける処理ウエハの温度を制御するための装
置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造プロセスにおい
て、液体の薬品の代わりにガスを用いて主に反応でエッ
チングするドライエッチング方法があり、またドライエ
ッチング方法の一つに低温エッチングと呼ばれる技術が
ある。この低温エッチングでは、処理ウエハを減圧され
たエッチング処理室内で0℃以下、場合によっては−1
00℃位まで冷却して処理される。
【0003】ここで、低温エッチングにおける処理ウエ
ハの流れを簡単に説明すると、処理ウエハは、まず常温
のロード室からこれよりも低い処理温度に近い状態に保
たれているエッチング処理室に搬入され、このエッチン
グ処理室内で温度制御されているステージ上に載置され
て、静電吸着チャックされる。次いで、エッチング処理
室内に温度制御媒体ガスが流されてエッチング処理に必
要な処理温度にまで下げられ、この温度になるのを待っ
てエッチング処理が行われる。また、処理終了後は、減
圧下においてエッチング処理室内からアンロード室に移
され、このアンロード室で大気圧と同じ圧力にされて室
外に搬出される。
【0004】図7及び図8はエッチング処理室内に搬入
された処理ウエハが処理されて搬出されるまでの温度と
時間との関係を示したもので、横軸は時間t、縦軸は温
度Tを示している。まず、図7について説明すると、こ
こでの処理シーケンスは、常温T0にある処理ウエハが
ロード室に搬送されて温度T1で処理がなされるまでの
制御動作例を示したものである。このシーケンスでは、
処理ウエハは時間t0までの間にロード室に搬送され、
さらに時間t0〜t1の間にロード室からエッチング処
理室に搬送されて、処理温度に保たれているステージ上
に載置され、このステージに静電吸着チャックされる。
この後はステージ温度(通常、処理温度t通じよう)に
向かって温度が変化されて行き、時間t2で所定の温度
(通常、処理温度T1)になる。したがって、ここでの
シーケンスでは温度T0とT1の差が大きいと、時間t
1〜t2までが長くなる。また、この時間は処理スルー
プットに大きな影響を持つ。そこで、一般には、スルー
プットを少しでも短縮させるのに、処理温度T1まで待
たずに、処理を開始しても悪影響が認められない温度T
αになる時間tαで処理を開始している。
【0005】次に、図8に付いて説明すると、ここでの
処理シーケンスは、エッチング処理室内でエッチング処
理が行われて、さらにアンロード室に搬送されるまでの
制御動作例を示したものである。このシーケンスでは、
所定の温度(処理温度)T1でエッチング処理が行わ
れ、その処理終了後にエッチング処理室内からアンロー
ド室に移され、さらに室外に搬出されるまでの動作を示
したものである。ここではエッチング処理が終了する時
間t0までの間、処理ウエハは処理温度T1に保たれ
る。エッチング処理が終了すると、時間t0〜t1の間
で静電吸着チャックの解除が行われる。この間も処理ウ
エハはステージに載置されているので温度はT1であ
る。チャック解除後、時間t1〜t2はエッチング処理
室から減圧されたアンロード室への搬送の時間で、この
間に温度はT1からT2と若干変化する。また、アンロ
ード室に搬送された後は、このアンロード室内の圧力が
2 (窒素)ガスにて大気圧まで変化され、この変化が
時間t2〜t3の間に行われ、温度もT2からT3に変
化する。次いで、時間t3〜t4にアンロード室から外
に搬出されるが、その間に温度はT3からT4と若干変
化し、それ以降は大気の温度T0まで徐々に変化する。
なお、この場合、温度T1とT0の温度差が大きいと大
気中の水分が処理ウエハ上に結露する場合がある。した
がって、時間t2〜t4の間は、それを考慮して十分な
時間をとる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、処理
ウエハのエッチング処理を低温エッチング等で行った場
合では、処理ウエハは減圧されたエッチング処理室内で
0℃以下、場合によっては−100℃位まで冷却して処
理されることになる。したがって、この低温エッチング
処理では、エッチング処理室内に搬入されたときの処理
ウエハの温度と処理に必要な温度との間に大きな差があ
る場合には、処理ウエハが処理温度になるまでに多くの
時間がかかり、その長い時間待って処理に入らねばなら
ない。このため、作業時間が多くかかると言う問題点が
あった。また、エッチング処理を完了してアンロード室
を経て外部に搬出する場合でも、エッチング処理室内で
の温度と室外での温度差を無くさない状態で直ぐに室外
に出すと、大気中の水分が付着する結露現象を起こすこ
とがある。そこで、エッチング処理を終えてエッチング
処理室よりアンロード室に搬出された処理ウエハを、こ
のアンロード室に留めておく時間を長くし、2つの温度
差を無くして結露が起きない状態にしてから搬出する方
法がとられている。しかし、この場合でも温度差を無く
すまでに多くの時間がかかり、作業性が悪いと言う問題
点があった。さらに、これらの問題は低温エッチングの
場合に限らず、ドライエッチング全般にわたって言える
ことであり、この他にホトレジストのコーティングプロ
セス等にも同様な問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は任意の温度から所定の温度に変化
されるまでの制御を簡単に行えるようにすることによっ
て作業性を向上させることが可能な処理ウエハの温度制
御装置及びその温度制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、半導体製造プロセスにおける処理ウエハの温度
制御装置において、媒体ガスを温度調整するための媒体
温度調整手段と、前記媒体温度調整手段により温度制御
された媒体ガスを前記処理ウエハに向けて流し、前記処
理ウエハに前記媒体ガスの温度を伝熱させて所定の温度
に設定するための手段を設けて達成される。
【0009】さらに、この目的は、本発明にあっては、
半導体製造プロセスにおける処理ウエハの温度制御方法
において、温度制御された媒体ガスを前記処理ウエハに
向けて流し、前記処理ウエハに前記媒体ガスの温度を伝
熱させて所定の温度に設定するようにして達成される。
【0010】さらに、この目的は、本発明にあっては、
半導体製造プロセスにおける処理ウエハの温度制御装置
において、2つの異なる温度の媒体ガスを生成するため
の媒体温度調整手段と、前記媒体温度調整手段で生成さ
れた2つの媒体ガスを任意の比率で混合させて所定の温
度にした混合媒体ガスを前記処理ウエハに向けて流し、
前記混合媒体ガスの温度を前記処理ウエハに伝熱させて
前記所定の温度に設定するための手段を設けて達成され
る。
【0011】さらに、この目的は、本発明にあっては、
半導体製造プロセスにおける処理ウエハの温度制御方法
において、2つの異なる温度に制御された媒体ガスを任
意の比率で混合させて所定の温度にされた混合媒体ガス
を前記処理ウエハに向けて流し、前記処理ウエハに前記
混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定
するようにして達成される。
【0012】さらに、この目的は、本発明にあっては、
低温ドライエッチングにおける処理ウエハの温度制御装
置において、2つの異なる温度に制御された媒体ガスを
任意の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生
成して、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処
理ウエハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに
前記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に
設定するための手段と、エッチング処理後に前記ステー
ジと処理ウエハとの間に流す前記混合媒体ガスの温度を
エッチング処理温度よりも高温にする手段を設けて達成
される。
【0013】さらに、この目的は、本発明にあっては、
低温ドライエッチングにおける処理ウエハの温度制御方
法において、2つの異なる温度に制御された媒体ガスを
任意の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生
成して、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処
理ウエハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに
前記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に
設定するとともに、エッチング処理後に前記ステージと
処理ウエハとの間に流す前記混合媒体ガスの温度をエッ
チング処理温度よりも高温にして流すようにして達成さ
れる。
【0014】さらに、この目的は、本発明にあっては、
ドライエッチングにおける処理ウエハの温度制御装置に
おいて、2つの異なる温度に制御された媒体ガスを任意
の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成し
て、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処理ウ
エハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前記
混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定
するための手段と、エッチング処理前に前記ステージと
処理ウエハとの間に流す前記混合媒体ガスの温度をエッ
チング処理温度よりも低温にする手段を設けて達成され
る。また、前記処理ウエハの温度がエッチング処理温度
に到達する前に前記混合媒体ガスの温度を前記エッチン
グ処理温度に戻す手段を設けることも可能である。
【0015】さらに、この目的は、本発明にあっては、
ドライエッチングにおける処理ウエハの温度制御方法に
おいて、2つの異なる温度に制御された媒体ガスを任意
の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成し
て、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処理ウ
エハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前記
混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定
するとともに、エッチング処理前に前記ステージと処理
ウエハとの間に流す前記混合媒体ガスの温度をエッチン
グ処理温度よりも低温にして流すようにして達成され
る。また、前記処理ウエハの温度がエッチング処理温度
に到達する前に前記混合媒体ガスの温度を前記エッチン
グ処理温度に戻すようにすることも可能である。
【0016】さらに、この目的は、本発明にあっては、
ホトレジスト塗布または除去プロセスにおける処理ウエ
ハの温度制御装置において、温度制御された媒体ガスを
ステーションプレートと処理ウエハとの隙間に流し、前
記処理ウエハに前記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前
記所定の温度に設定するための手段と、前記媒体ガスの
温度調整が可能であり、前記媒体ガスの温度を経時的に
徐々に昇温または降温できるようにした手段を設けて達
成される。
【0017】さらに、この目的は、本発明にあっては、
ホトレジスト塗布または除去プロセスにおける処理ウエ
ハの温度制御方法において、温度制御された媒体ガスの
温度を経時的に徐々に昇温または降温させてステーショ
ンプレートと処理ウエハとの隙間に流し、前記処理ウエ
ハに前記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温
度に設定するようにして達成される。
【0018】
【作用】これによれば、温度制御された媒体ガスを処理
ウエハに向けて流し、この処理ウエハに媒体ガスの温度
を伝熱させて所定の温度に設定するので、処理ウエハの
温度を効率良く、任意の温度から所定の温度に変化され
るまでの制御を簡単にすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例として示すド
ライエッチング装置の概念図である。この装置は、低温
エッチング処理タイプで、エッチング処理室内に処理ウ
エハ1がチャックされるステージ2が配設されている。
ステージ2は、内部が空洞で、その内部に通じるステー
ジ冷却用の溶媒導入口3と溶媒排出口4とが設けられて
いる。そして、溶媒導入口3からステージ2の内部に溶
媒を導入させて溶媒排出口4から排出させるようにして
流すことにより、ステージ2をエッチング処理に必要な
温度(通常、処理温度)に保つことができる構造になっ
ている。
【0020】さらに、ステージ2の中心には媒体ガス導
入管5が貫通されており、この媒体ガス導入管5の流出
口5aが、ステージ2上の処理ウエハ1が載せられる部
分に対応して開口されている。そして、この媒体ガス導
入管5を通して送られて来る媒体ガスを処理ウエハ1の
裏面に向けて流出させ、ステージ2と処理ウエハ1との
隙間に流すことができる構造になっている。また、媒体
ガス導入管5の途中には、この媒体ガス導入管5内の媒
体ガスの温度をステージ2の制御温度と略同じに調整可
能な媒体温度調整用ユニット6と、電磁弁7と、媒体ガ
ス導入管5内の媒体ガスの圧力及び流量を調整するため
の圧力・流量ユニット8が設けられており、これらがC
PUを内蔵したコントローラ9で各々集中管理される構
成となっている。なお、本実施例での媒体温度調整用ユ
ニット6と流出口5aまでの間における配管(媒体ガス
導入管5)は、外気との断熱効果を上げるのに2重構造
とし、外側の配管を減圧させている。
【0021】そして、このドライエッチング装置では、
略処理温度に温度制御されたエッチング処理室内に処理
ウエハ1が搬入されてステージ2上に載せられると静電
吸着チャックが行われ、処理ウエハ1がステージ2上に
保持される。次いで、媒体温度調整用ユニット6でステ
ージ2の制御温度(通常、処理温度)と略同じに調整さ
れた媒体ガスが流出口5aよりステージ2と処理ウエハ
1との隙間に流され、エッチング処理室内全体の雰囲気
による温度伝達に加えて、この流出された媒体ガスから
の熱伝達も行われることによって、処理ウエハ1の温度
調整が効率良くなされる。これにより、処理ウエハ1の
温度を早くエッチング処理室内の制御温度(処理温度)
に近づけることができる。
【0022】図2は本発明の他の実施例として示すドラ
イエッチング装置の概念図である。図2において図1と
対応するものは同一符号を付して説明する。この装置
も、低温エッチング処理タイプで、エッチング処理室内
には処理ウエハ1がチャックされて配置されるステージ
2が配設されている。そのステージ2は、内部が空洞
で、その内部に通じるステージ冷却用の溶媒導入口3と
溶媒排出口4とが設けられている。さらに、ステージ2
の中心には媒体ガス導入管5が貫通されており、この媒
体ガス導入管5の流出口5aが、ステージ2上の処理ウ
エハ1が載せられる部分に対応して開口されている。そ
して、この媒体ガス導入管5を通して送られて来る媒体
ガスを処理ウエハ1の裏面に向けて流出させ、ステージ
2と処理ウエハ1との隙間に流すことができる構造にな
っている。すなわち、ここまでの構造は図1に示したド
ライエッチング装置の構造と同じである。
【0023】また、媒体ガス導入管5の途中には、媒体
ガス導入管5内の媒体ガスの圧力及び流量を調整するた
めの圧力・流量ユニット10と、電磁弁11が設けられ
ている。さらに、媒体ガス導入管5は、電磁弁11を挟
んで圧力・流量ユニット10と反対側が、2つの媒体ガ
ス導入管55a,55bに分岐されている。このうち、
一方の媒体ガス導入管55aの途中には圧力・流量調整
ユニット56a,電磁弁57a,媒体温度調整用ユニッ
ト58a(高温側)がさらに設けられ、他方の媒体ガス
導入管55bの途中には圧力・流量調整ユニット56
b,電磁弁57b,媒体温度調整用ユニット58b(低
温側)がさらに設けられている。なお、本実施例での媒
体温度調整用ユニット58a,58bと流出口5aまで
の間における配管(媒体ガス導入管5,55a,55
b)は、外気との断熱効果を上げるのに2重構造とし、
外側の配管を減圧させている。
【0024】また、これら圧力・流量ユニット10、電
磁弁11、圧力・流量調整ユニット56a,56b、電
磁弁57a,57b、媒体温度調整用ユニット58a,
58bは、CPUを内蔵したコントローラ12で各々集
中管理される。そして、コントローラ12の管理下で、
媒体ガス導入管55aからは媒体温度調整用ユニット5
8aで温度調整された高温の媒体ガスを流すことができ
るとともに、媒体ガス導入管55bからは媒体温度調整
用ユニット58bで温度調整された高温の媒体ガスを流
すことができ、さらに圧力・流量調整ユニット56a,
56bの制御を介して2つの媒体ガスを混合させること
によって、流出口5aより流出される混合媒体ガスの温
度を調整することができる構造になっている。
【0025】図3は、このガス混合比と混合ガス温度と
の関係を示したもので、媒体温度調整用ユニット58a
で温度THに調整された高温の媒体ガスと媒体温度調整
用ユニット58bで温度TLに調整された低温の媒体ガ
スとを混合させると、その混合比に応じて混合ガス温度
TMが変化する状態を示している。すなわち、図3を用
いてこの構造の制御動作例を説明すると、電磁弁57
a,57bが各々開かれると、媒体温度調整用ユニット
58a,58bによって異なる温度TH,TLにそれぞ
れ制御された2つの媒体ガスが圧力・流量調整ユニット
56a,56bを通して1つの媒体ガス導入管55に流
れて混合される。すると、ここで混合比率に応じた温度
TM(ただし、TH≧TM≧TL)の混合ガスに瞬時に
して変えられる。そして、この温度TMの混合ガスが、
圧力・流量調整ユニット10を通して流出口5aより排
出され、ステージ2と処理ウエハ1の隙間に導入でき
る。
【0026】図4は、処理ウエハ1がエッチング処理室
内でのエッチング処理が終了してアンロード室に搬送さ
れるまでの温度と時間との関係を示したもので、横軸は
時間t、縦軸は温度Tを示している。そこで、次に、こ
の図4を用いて一制御動作例を説明する。このシーケン
スでは、エッチング処理温度はT0(例えば−30℃)
であり、ここではエッチング処理が終了する時間t0ま
での間、ステージ2と処理ウエハ1との隙間にはエッチ
ング処理室内の処理温度T0と同じ温度T0の混合ガス
が媒体ガス導入管5の流出口5aより導入されていて、
処理ウエハ1は温度T0に保たれている。
【0027】また、エッチング処理が終了すると、時間
t0〜t1の間で静電吸着チャックのチャック解除が行
われる。このチャック解除時には、流出口5aよりステ
ージ2と処理ウエハ1との隙間に流す混合ガスの温度を
それまでの処理温度T0から温度T1(例えば40℃)
に上げる。すると、処理ウエハ1の裏面に接触する混合
ガスの温度はT1であるから処理ウエハ1の温度は上昇
し、時間t1には温度T2(例えば−10℃)程度まで
になる。
【0028】さらに、チャック解除後、時間t1〜t2
までの間にエッチング処理室から減圧されたアンロード
室へ搬送される。また、処理ウエハ1の温度は、時間t
0〜t1の間、温度T1の混合ガスに触れていたことに
より、時間t1〜t2の間は温度T2から温度T3に急
激に変化する。
【0029】また、アンロード室に搬送された後は、減
圧状態から大気圧にされ、この時間t2〜t4の間に処
理ウエハ1の温度はT3からT4(例えば10℃)程度
に上昇する。なお、処理ウエハ1がアンロード室に搬送
された後は、時間t3において、媒体ガス導入管5の流
出口5aより導入される混合ガスの温度が処理温度T0
に下げられてる。そして、これによりエッチング処理室
内及びステージ2の温度が処理温度T0に保たれ、次の
エッチング処理の準備が行われる。
【0030】次いで、アンロード室から外部に搬送され
るt4からt5の間に温度がT4〜T5に若干上昇し、
さらに外部に放置されると温度T5から外気温度T6に
向かって上昇を始め、時間t6で外気温度T6になる。
【0031】したがって、この実施例の温度変化では、
アンロード室から外部に搬送される時間t4からt6ま
での間に変化する温度がT4〜T6と少ないので、従来
装置で問題となっていたような結露現象が起きるのを防
ぐことができる。しかも、時間t0からt1の間に既に
処理ウエハ1の温度を上昇させているので、t4からt
6までの時間を従来装置に比べて短くすることが可能に
なる。
【0032】図5は、低温エッチングを行う場合におい
て、エッチング処理室内のステージ2上に配置された処
理ウエハ1の温度をエッチング処理温度に出来るだけ早
く近づける制御例を、温度と時間との関係で示すもの
で、横軸は時間t、縦軸は温度Tを示している。そこ
で、次に、この図5に示す一制御動作例を説明する。こ
のシーケンスでは、エッチング処理温度はT1(例えば
−20℃)で、外気温度はT0(例えば20〜25℃)
とする。そして、処理ウエハ1は時間t0までの間にロ
ード室に搬送され、時間t0〜t1の間にロード室から
エッチング処理室に搬送されて処理温度T1に温度制御
されているステージ2上に載置される。すると、エッチ
ング処理室内は既に処理温度T1に近い状態まで冷やさ
れているので、時間t0〜t1の間に処理ウエハ1の温
度はT0からT2まで下がる。
【0033】また、時間t1になると、今度は媒体ガス
導入管5の流出口5aより処理温度T1よりも低い温度
T2(例えば−40℃)の混合ガスが導入される。する
と、処理ウエハ1の温度は従来方法で温度T1のガスを
流す場合よりも急速に冷却され、処理を開始しても特性
に悪影響を及ぼさないとされる処理可能な温度T3(例
えば−15℃)に時間t2より早く到達し、処理の開始
が可能になる。その後、混合ガスの混合比を変えて温度
を時間t2〜t3の間で徐々に温度T1に変更する。な
お、ここで混合ガスの温度を、時間t2〜t3かけて徐
々に変化させる理由は、少しでも処理温度T1にするの
を早め、かつ温度がオーバシュートして温冷却にならな
いようにするためである。そして、時間t4になると、
処理ウエハ1の温度も処理温度T1になり、エッチング
処理が可能になる。
【0034】なお、図4及び図5の実施例では、低温エ
ッチングの場合について説明したが、これ以外にも例え
ばメタルエッチング等において、ステージを加熱して4
0〜80℃で処理をするような場合でも、同様にして適
用できるものである。
【0035】また、図4及び図5に示す実施例では、処
理ウエハ1の温度をできるだけ早く希望する温度に変化
させる場合について開示したが、半導体集積回路の製造
プロセスにおいては、場合によっては急速な温度変化を
行うと不具合が生じる虞があり、ある時間をかけてゆっ
くりと昇温または降温したい場合がある。例えば、ホト
レジストの塗布プロセス等では、あるホトレジストをコ
ーティング後に溶剤を蒸発除去するために加熱(ベー
ク)を行い、その後ある一定の温度で冷却を行うが、こ
の加熱、冷却の際に急速に大きな温度変化を行うとコー
ティングしたホトレジストの上面側と下面側で大きな温
度勾配が発生して不具合が発生する場合がある。これに
対しては、従来よりホットプレート(あるいはクーリン
グプレート)を複数の位置(ステーション)に設置する
とともに、そのうちの幾つかを途中の温度域に設定して
おき、この複数の位置を順番に処理ウエハ1を通過させ
ることによって処理ウエハ1の温度を徐々に昇温または
降温する方法がある。しかし、この方法では装置の設置
スペースが大きくなる問題があった。また、ホトレジス
トの除去プロセスにおいても同じである。そこで、この
問題は本発明では、図6に示すシーケンスに従う制御動
作を行わせることによって解決することができる。
【0036】すなわち、図6は、ホトレジストの塗布プ
ロセスにおいて、加熱処理された後に冷却を行う冷却プ
ロセスにおける制御動作例を温度と時間との関係で示し
たもので、横軸は時間t、縦軸は温度Tを示している。
通常、図2中のステージ2に相当するクーリングプレー
トは、処理ウエハ1との間に10μm程度の隙間をあけ
ておき、クーリングプレートの設定温度に時間の経過と
共に近づけるようになっている。そして、本発明では、
その隙間に流す混合媒体ガスの温度を経時的に変化させ
て処理ウエハ1を徐々に冷却するもので、処理ウエハ1
がクーリングプレート上に載置される時間t0まで、処
理ウエハ1はベーク温度(例えば100℃)に近い温度
T0にある。また、その時にクーリングプレートと処理
ウエハ1の隙間に流す混合媒体ガスの温度は、その温度
T0より低く、かつ最終温度T1よりは高い温度T2
(例えば70℃)としておく。
【0037】そして、処理ウエハがクーリングプレート
上に載置されたと同時に混合媒体ガス温度を徐々に低下
させて行き、時間t1で最終設定温度T1(例えば20
℃)にする。すると、この間に処理ウエハ1の温度は徐
々に低下して行き、時間t2で最終設定温度T1にな
る。ここで、混合媒体ガス温度を初期に温度T0より低
い温度T2に設定し、また時間t2よりも早い時間t1
に設定する理由は、この間にステーションプレートが若
干温度上昇してしまい、その熱容量によっては時間t2
に最終温度T1にならない場合が発生するのを防ぐ目的
である。このようにすると、ステーションプレートを1
つとしても処理ウエハ1の冷却を無理なくでき、装置全
体の小形化が可能になり、設置スペースを小さくするこ
とができる。
【0038】なお、図6の実施例では、ホトレジストの
塗布プロセスの場合に付いて説明したが、除去プロセス
にも同様に適用できるものである。また、加熱処理され
た後に冷却を行う冷却プロセスでの制御動作例を示した
が、加熱処理を行うのに処理ウエハ1を昇温させる場合
には、温度を逆にするだけでプロセス的には同じ方法を
用いることができるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
温度制御された媒体ガスを処理ウエハに向けて流し、こ
の処理ウエハに媒体ガスの温度を伝熱させて所定の温度
に設定するので、処理ウエハの温度を効率良く、任意の
温度から所定の温度に変化されるまでの制御を簡単にす
ることができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例として示すドライエッチング装
置の概念図である。
【図2】本発明の他の実施例として示すドライエッチン
グ装置の概念図である。
【図3】ガス混合比と混合ガス温度との関係を示す図で
ある。
【図4】本発明の一制御動作例を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の他の制御動作例を説明するための図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の制御動作例を説明するため
の図である。
【図7】従来装置の制御動作例を説明するための図であ
る。
【図8】従来装置の他の制御動作例を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 処理ウエハ 2 ステージ 5 媒体ガス導入管 6 媒体温度調整用ユニット 8 圧力・流量ユニット 55a 媒体ガス導入管 55b 媒体ガス導入管 58a 媒体温度調整用ユニット 58b 媒体温度調整用ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 21/302 J H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造プロセスにおける処理ウエハ
    の温度制御装置において、 媒体ガスを温度調整するための媒体温度調整手段と、 前記媒体温度調整手段により温度制御された媒体ガスを
    前記処理ウエハに向けて流し、前記処理ウエハに前記媒
    体ガスの温度を伝熱させて所定の温度に設定するための
    手段を備えたことを特徴とする処理ウエハの温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体製造プロセスにおける処理ウエハ
    の温度制御方法において、 温度制御された媒体ガスを前記処理ウエハに向けて流
    し、前記媒体ガスの温度を前記処理ウエハに伝熱させて
    所定の温度に設定することを特徴とする処理ウエハの温
    度制御方法。
  3. 【請求項3】 半導体製造プロセスにおける処理ウエハ
    の温度制御装置において、 2つの異なる温度の媒体ガスを生成するための媒体温度
    調整手段と、 前記媒体温度調整手段で生成された2つの媒体ガスを任
    意の比率で混合させて所定の温度にした混合媒体ガスを
    前記処理ウエハに向けて流し、前記混合媒体ガスの温度
    を前記処理ウエハに伝熱させて前記所定の温度に設定す
    るための手段を備えたことを特徴とする処理ウエハの温
    度制御装置。
  4. 【請求項4】 半導体製造プロセスにおける処理ウエハ
    の温度制御方法において、 2つの異なる温度の媒体ガスを生成するための媒体温度
    調整手段と、 前記媒体温度調整手段で生成された2つの媒体ガスを任
    意の比率で混合させて所定の温度にした混合媒体ガスを
    前記処理ウエハに向けて流し、前記処理ウエハに前記混
    合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定す
    ることを特徴とする処理ウエハの温度制御方法。
  5. 【請求項5】 低温ドライエッチングにおける処理ウエ
    ハの温度制御装置において、 2つの異なる温度に制御された媒体ガスを任意の比率で
    混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成して、前記
    処理ウエハが載置されたステージと前記処理ウエハとの
    間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前記混合媒体
    ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定するため
    の手段と、 エッチング処理後に前記ステージと処理ウエハとの間に
    流す前記混合媒体ガスの温度をエッチング処理温度より
    も高温にする手段を設けたことを特徴とする低温ドライ
    エッチングにおける処理ウエハの温度制御装置。
  6. 【請求項6】 低温ドライエッチングにおける処理ウエ
    ハの温度制御方法において、 2つの異なる温度に制御された媒体ガスを任意の比率で
    混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成して、前記
    処理ウエハが載置されたステージと前記処理ウエハとの
    間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前記混合媒体
    ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設定するとと
    もに、 エッチング処理後に前記ステージと処理ウエハとの間に
    流す前記混合媒体ガスの温度をエッチング処理温度より
    も高温にして流すことを特徴とする低温ドライエッチン
    グにおける処理ウエハの温度制御方法。
  7. 【請求項7】 ドライエッチングにおける処理ウエハの
    温度制御装置において、 2つの異なる温度の媒体ガスを生成するための媒体温度
    調整手段と、 前記媒体温度調整手段で生成された2つの媒体ガスを任
    意の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成
    して、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処理
    ウエハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前
    記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設
    定するための手段と、 エッチング処理前に前記ステージと処理ウエハとの間に
    流す前記混合媒体ガスの温度をエッチング処理温度より
    も低温にする手段を設けたことを特徴とする低温ドライ
    エッチングにおける処理ウエハの温度制御装置。
  8. 【請求項8】 前記処理ウエハの温度がエッチング処理
    温度に到達する前に前記混合媒体ガスの温度を前記エッ
    チング処理温度に戻す手段を設けた請求項7に記載の処
    理ウエハの温度制御装置。
  9. 【請求項9】 ドライエッチングにおける処理ウエハの
    温度制御方法において、 2つの異なる温度の媒体ガスを生成するための媒体温度
    調整手段と、 前記媒体温度調整手段で生成された2つの媒体ガスを任
    意の比率で混合させて所定の温度の混合媒体ガスを生成
    して、前記処理ウエハが載置されたステージと前記処理
    ウエハとの間の隙間に向けて流し、前記処理ウエハに前
    記混合媒体ガスの温度を伝熱させて前記所定の温度に設
    定するとともに、 エッチング処理前に前記ステージと処理ウエハとの間に
    流す前記混合媒体ガスの温度をエッチング処理温度より
    も低温にして流すことを特徴とする低温ドライエッチン
    グにおける処理ウエハの温度制御方法。
  10. 【請求項10】 前記処理ウエハの温度がエッチング処
    理温度に到達する前に前記混合媒体ガスの温度を前記エ
    ッチング処理温度に戻すようにした請求項9に記載の処
    理ウエハの温度制御方法。
  11. 【請求項11】 ホトレジスト塗布または除去プロセス
    における処理ウエハの温度制御装置において、 温度制御された媒体ガスをステーションプレートと処理
    ウエハとの隙間に流し、 前記処理ウエハに前記混合媒体ガスの温度を伝熱させて
    前記所定の温度に設定するための手段と、 前記媒体ガスの温度調整が可能であり、前記媒体ガスの
    温度を経時的に徐々に昇温または降温できるようにした
    手段を設けたことを特徴とする処理ウエハの温度制御装
    置。
  12. 【請求項12】 ホトレジスト塗布または除去プロセス
    における処理ウエハの温度制御方法において、 温度制御された媒体ガスの温度を経時的に徐々に昇温ま
    たは降温させてステーションプレートと処理ウエハとの
    隙間に流し、前記処理ウエハに前記混合媒体ガスの温度
    を伝熱させて前記所定の温度に設定することを特徴とす
    る処理ウエハの温度制御方法。
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