JPH07153572A - エレクトロルミネッセンス及びその製造方法 - Google Patents
エレクトロルミネッセンス及びその製造方法Info
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- JPH07153572A JPH07153572A JP5321154A JP32115493A JPH07153572A JP H07153572 A JPH07153572 A JP H07153572A JP 5321154 A JP5321154 A JP 5321154A JP 32115493 A JP32115493 A JP 32115493A JP H07153572 A JPH07153572 A JP H07153572A
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Landscapes
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- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、一対の電極間に交流又は直流電
圧を印加させることにより、発光させるエレクトロルミ
ネッセンス及びその製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 この発明のエレクトロルミネッセンス及びそ
の製造方法は、プラスチックフィルム等からなる透明な
フィルムの片面に形成された透明導電層を有するベース
フィルムの表面透明導電層を硫化亜鉛をアルミナを用い
てカプセル化したＥＬフォスファーを吸湿しにくい、例
えば変成ポリエステルレンジにてインク状に分散してな
る発光層で被着し、この発光層の表面にスクリーン印刷
等にて導電層を設け、この導電層を片面に糊を有するラ
ミネイトフィルムの糊で接着して覆うようにしたもので
ある。
圧を印加させることにより、発光させるエレクトロルミ
ネッセンス及びその製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 この発明のエレクトロルミネッセンス及びそ
の製造方法は、プラスチックフィルム等からなる透明な
フィルムの片面に形成された透明導電層を有するベース
フィルムの表面透明導電層を硫化亜鉛をアルミナを用い
てカプセル化したＥＬフォスファーを吸湿しにくい、例
えば変成ポリエステルレンジにてインク状に分散してな
る発光層で被着し、この発光層の表面にスクリーン印刷
等にて導電層を設け、この導電層を片面に糊を有するラ
ミネイトフィルムの糊で接着して覆うようにしたもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、一対の電極間に交流
又は直流電圧を印加させることにより、発光させるエレ
クトロルミネッセンス及びその製造方法に関する。
又は直流電圧を印加させることにより、発光させるエレ
クトロルミネッセンス及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】プラスチックフィルム等からなる透明支
持体の片面に形成された透明導電層と、該透明導電層に
被着される硫化亜鉛等で形成される電界発光体と、該電
界発光体上にスクリーン印刷等にて印刷した導電性ペー
ストと、該導電性ペーストに接着する導電性シートより
なるエレクトロルミネッセンスを溶剤に溶かされた塗料
用弗素樹脂に浸漬し、乾燥することにより外面に封止層
を形成するエレクトロルネッセンスの封止方法を特開平
２−１３５６９３号公報に開示した。
持体の片面に形成された透明導電層と、該透明導電層に
被着される硫化亜鉛等で形成される電界発光体と、該電
界発光体上にスクリーン印刷等にて印刷した導電性ペー
ストと、該導電性ペーストに接着する導電性シートより
なるエレクトロルミネッセンスを溶剤に溶かされた塗料
用弗素樹脂に浸漬し、乾燥することにより外面に封止層
を形成するエレクトロルネッセンスの封止方法を特開平
２−１３５６９３号公報に開示した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレクトロルミ
ネッセンスの発光層（シアノレジン）は吸湿性があるた
め吸湿しやすく、三フッ化塩化エチレンフィルム等にて
完全に封止する必要がある。その結果フレキシブルでな
いから加工性が悪く、ウインドステッカエレクトルミネ
ッセンスや、インテリヤ、雑貨エレクトロルミネッセン
ス等の複雑な形状のエレクトロルミネッセンスを加工す
るのが困難であった。しかも、製品にバラツキがあり安
定性を欠くばかりでなく、価格的にも高価であると云う
問題点があった。
ネッセンスの発光層（シアノレジン）は吸湿性があるた
め吸湿しやすく、三フッ化塩化エチレンフィルム等にて
完全に封止する必要がある。その結果フレキシブルでな
いから加工性が悪く、ウインドステッカエレクトルミネ
ッセンスや、インテリヤ、雑貨エレクトロルミネッセン
ス等の複雑な形状のエレクトロルミネッセンスを加工す
るのが困難であった。しかも、製品にバラツキがあり安
定性を欠くばかりでなく、価格的にも高価であると云う
問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明のエレクトロル
ミネッセンス及びその製造方法は、プラスチックフィル
ム等からなる透明なフィルムの片面に形成された透明導
電層を有するベースフイルムの表面透明導電層を硫化亜
鉛をアルミナを用いてカプセル化したＥＬフォスファー
を吸湿しにくい、例えば変成ポリエステルレンジにてイ
ンク状に分散してなる発光層で被着し、この発光層の表
面にスクリーン印刷等にて導電層を設け、この導電層を
片面に糊を有するラミネイトフィルムの糊で接着して覆
うようにしたものである。
ミネッセンス及びその製造方法は、プラスチックフィル
ム等からなる透明なフィルムの片面に形成された透明導
電層を有するベースフイルムの表面透明導電層を硫化亜
鉛をアルミナを用いてカプセル化したＥＬフォスファー
を吸湿しにくい、例えば変成ポリエステルレンジにてイ
ンク状に分散してなる発光層で被着し、この発光層の表
面にスクリーン印刷等にて導電層を設け、この導電層を
片面に糊を有するラミネイトフィルムの糊で接着して覆
うようにしたものである。
【０００５】
【実施例】この発明を例示した図にもとずいて説明す
る。ベースフィルム１は、ポリエステルＰＥＴ等のプラ
スチックフィルム等からなる透明なフィルムの片面に酸
化インジウム、酸化錫等を蒸着あるいは焼き付けして形
成された透明導電層２を有するものであり、このベース
フィルム１の表面透明導電層２を、硫化亜鉛をアルミナ
を用いてカプセル化したＥＬフォスファ−を吸湿しにく
い、例えば変成ポリエステルレンジにてインク状に分散
してなる発光層４を被着し、この発光層４の表面にスク
リーン印刷等にて導電層５を設け、この導電層５を片面
に糊６を有するラミネイトフィルム７を接着して覆い、
この導電層５と前記透明導電層２とに、リード線８，９
を接続し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖ家
庭用電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に接
続して電圧を印加することによって発光層４を発光す
る。
る。ベースフィルム１は、ポリエステルＰＥＴ等のプラ
スチックフィルム等からなる透明なフィルムの片面に酸
化インジウム、酸化錫等を蒸着あるいは焼き付けして形
成された透明導電層２を有するものであり、このベース
フィルム１の表面透明導電層２を、硫化亜鉛をアルミナ
を用いてカプセル化したＥＬフォスファ−を吸湿しにく
い、例えば変成ポリエステルレンジにてインク状に分散
してなる発光層４を被着し、この発光層４の表面にスク
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に糊６を有するラミネイトフィルム７を接着して覆い、
この導電層５と前記透明導電層２とに、リード線８，９
を接続し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖ家
庭用電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に接
続して電圧を印加することによって発光層４を発光す
る。
【０００６】発光層４の表面を、片面に例えばフエライ
トの粉末を含有する導電性の糊６を有するラミネイトフ
ィルム７を接着して覆い、このラミネイトフィルム７の
導電部である糊６と透明導電層２とに、リード線８，９
を接続し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖの
家庭用電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に
接続して電圧を印加することによって発光層４を発光す
るようにしてもよい。
トの粉末を含有する導電性の糊６を有するラミネイトフ
ィルム７を接着して覆い、このラミネイトフィルム７の
導電部である糊６と透明導電層２とに、リード線８，９
を接続し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖの
家庭用電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に
接続して電圧を印加することによって発光層４を発光す
るようにしてもよい。
【０００７】発光層４が硫化亜鉛をアルミナを用いてカ
プセル化したＥＬフォスファーを吸湿しにくい、例えば
変成ポリエステルレンジにて導電性のインク状に分散し
てなる発光層４の表面と裏面にリード線８，９を接続
し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖの家庭用
電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に接続し
て電圧を印加することによって発光層４を発光するよう
にしてもよい。
プセル化したＥＬフォスファーを吸湿しにくい、例えば
変成ポリエステルレンジにて導電性のインク状に分散し
てなる発光層４の表面と裏面にリード線８，９を接続
し、そのリード線８，９の他端をＡＣ１００Ｖの家庭用
電源、ＤＣ１２Ｖ、６Ｖの電源、ボタン電池等に接続し
て電圧を印加することによって発光層４を発光するよう
にしてもよい。
【０００８】
【発明の効果】この発明によれば、発光層を硫化亜鉛等
の発光素粉をアルミナを用いてカプセル化したＥＬフォ
スファーを吸湿しにくい、例えばポリエステルレンジに
てインク状に分散してなるものであるから、特に封止方
法を用いて封止する必要が無くなった。その結果フレキ
シブルで加工性が良くなったことから、ウインドステッ
カエレクトロルミネッセンス、広告エレクトロルミネッ
センス、インテリヤ、雑貨エクトロルミネッセンス、バ
ッチ等ファッションエレクトロルミネッセンス、或は、
スウイングパネルエレクトロルミネッセンス等小さくて
しかも複雑な形状の加工ができるようになった。更に、
製品にバラツキがなくなって価格的にも安価に提供をす
ることが出来る等優れた効果を奏するものである。
の発光素粉をアルミナを用いてカプセル化したＥＬフォ
スファーを吸湿しにくい、例えばポリエステルレンジに
てインク状に分散してなるものであるから、特に封止方
法を用いて封止する必要が無くなった。その結果フレキ
シブルで加工性が良くなったことから、ウインドステッ
カエレクトロルミネッセンス、広告エレクトロルミネッ
センス、インテリヤ、雑貨エクトロルミネッセンス、バ
ッチ等ファッションエレクトロルミネッセンス、或は、
スウイングパネルエレクトロルミネッセンス等小さくて
しかも複雑な形状の加工ができるようになった。更に、
製品にバラツキがなくなって価格的にも安価に提供をす
ることが出来る等優れた効果を奏するものである。
【図１】この発明の正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【符号の説明】 １〜ベースフィルム ２〜透明導電層 ３〜形状カット印刷 ４〜発光層 ５〜導電層 ６〜糊 ７〜ラミネイトフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｂ 33/20
Claims (2)
- 【請求項１】 プラスチックフィルム等からなる透明な
フィルムの片面に透明導電層を有するベースフィルム
と、このベースフィルムの表面透明導電層に被着する発
光層と、この発光層を覆う導電層と、この導電層を表面
に糊を有するラミネイトフィルムの糊で接着して覆うエ
レクトロルミネッセンスに於いて、発光層が硫化亜鉛を
アルミナを用いてカプセル化したＥＬフォスファーを吸
湿しにくい、例えば変成ポリエステルレンジにてインク
状に分散してなるものであることを特徴とするエレクト
ロルミネッセンス。 - 【請求項２】 プラスチックフィルム等からなる透明な
フィルムの片面に透明導電層を有するベースフィルムの
表面に硫化亜鉛をアルミナを用いてカプセル化したＥＬ
フォスファーを吸湿しにくい、例えば変成ポリエステル
レンジにてインク状に分散してなる発光層で被着し、こ
の発光層の表面にスクリーン印刷等にて導電性ペースト
で導電層を設け、この導電層の片面に糊を有するラミネ
ィトフィルムの糊で接着して覆うことを特徴とするエレ
クトロルミネッセンスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321154A JP2681254B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | エレクトロルミネッセンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321154A JP2681254B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | エレクトロルミネッセンス素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153572A true JPH07153572A (ja) | 1995-06-16 |
| JP2681254B2 JP2681254B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18129412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5321154A Expired - Lifetime JP2681254B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | エレクトロルミネッセンス素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2681254B2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62264593A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-17 | 日東電工株式会社 | 電場発光素子 |
| JPS6455980U (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-06 | ||
| JPH02135693A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-24 | Midori Mark Seisakusho:Kk | エレクトロフミネツセンスの封止方法 |
| JPH04312790A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Sumitomo Chem Co Ltd | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ |
| JPH0524154U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-30 | 新日本製鐵株式会社 | 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5321154A patent/JP2681254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62264593A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-17 | 日東電工株式会社 | 電場発光素子 |
| JPS6455980U (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-06 | ||
| JPH02135693A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-24 | Midori Mark Seisakusho:Kk | エレクトロフミネツセンスの封止方法 |
| JPH04312790A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Sumitomo Chem Co Ltd | 耐湿性エレクトロルミネセントランプ |
| JPH0524154U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-30 | 新日本製鐵株式会社 | 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2681254B2 (ja) | 1997-11-26 |
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