JPH0524154U - 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク - Google Patents
溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツクInfo
- Publication number
- JPH0524154U JPH0524154U JP080374U JP8037491U JPH0524154U JP H0524154 U JPH0524154 U JP H0524154U JP 080374 U JP080374 U JP 080374U JP 8037491 U JP8037491 U JP 8037491U JP H0524154 U JPH0524154 U JP H0524154U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- block
- precast block
- metal container
- precast
- Prior art date
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- Pending
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、溶融金属容器の敷湯当り部におけ
る漏湯トラブル防止を目的とする。 【構成】 各種溶融金属容器の敷湯当り部に築造するプ
レキャストブロックにおいて、該ブロックの側面外周部
に凸部を全周にわたって設けたことを特徴とする。
る漏湯トラブル防止を目的とする。 【構成】 各種溶融金属容器の敷湯当り部に築造するプ
レキャストブロックにおいて、該ブロックの側面外周部
に凸部を全周にわたって設けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
本考案は、各種溶融金属容器における、敷湯当り部プレキャストブロック（以 下、ブロックという）の構造に関する。
【０００２】
従来、図３に示す溶融金属用取鍋は、敷に溶融金属注入時の衝突部（以下、湯 当り部という）を設ける。（特開平２−２７４３７１、実公昭６３−５００７０ 号公報参照） 該箇所は、溶融金属を受ける時の機械的衝撃が大きいことから溶 湯による損耗が激しく、更には構造・熱スポーリングによる損傷が激しい部位で ある。そのため耐火材の損傷も激しく溶融金属の漏湯トラブルが発生する危険性 があり、最近では耐溶損性、耐スポーリング性に優れたアルミナ−スピネル質の ブロックが汎用されている。
【０００３】 さらに、図４に示すブロック１と敷れんが２あるいは図５に示すブロック１と 流し込み材４との境界面が直線的であるため、境界面を通じて溶融金属が侵入す る恐れがある。そこで図２に示す如く、ブロック１と敷れんが２、あるいはブロ ック１と流し込み材４との境界部表面に耐火性保護材５を施工する方法が採用さ れている。
【０００４】
この方法は、溶融金属用取鍋稼働中に耐火性保護材５が剥落し易いと云う欠点 から、溶融金属の侵入防止対策としては有効な手段とは言い難い。その上この方 法は、溶融金属用取鍋の築造に手間取るという欠点も持っている。
【０００５】 従来ブロックを使用する際の最大の問題点は、 ブロック１と敷れんが２が、 或いはブロック１と流し込み材４との境界面が直線的であるため溶融金属が侵入 し、この部位を通じて溶融金属の漏湯トラブルが発生する可能性があることであ る。 本考案は、上記従来の問題点を解消するもので、溶融金属の侵入を防止するこ とを目的とした湯当り部ブロックの構造を提供せんとするものである。
【０００６】
本考案は前記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、各種溶融金 属容器の敷湯当り部に築造するプレキャストブロックにおいて、該プレキャスト ブロックの側面外周部に凸部を全周にわたって設けたことを特徴とする溶融金属 容器用湯当り部プレキャストブロックを要旨とする。
【０００７】 本考案の実施例を図１に基づいて説明する。 本図は、ブロック本体１の側面外周部に本体１と一体化した凸部６を全周にわた って配置した状態を表している。
【０００８】
この外周部の凸部６はブロック１と敷れんが２が、或いはブロック１と流し込 み材４との境界面が非直線的であるため稼働表面から侵入してきた溶融金属の侵 入を凸部で阻止する機能を有する。この効果により、背面パーマれんが３まで溶 融金属が侵入することを抑制、即ち溶融金属の漏湯トラブルに対する防止効果が 向上し、安全性が高まる。
【０００９】
外周部全周にわたって設ける凸部６の寸法は、湯当りプレキャストブロック本 体の形状によっても異なるが、高さＨ＝１０〜５０ｍｍ、幅Ｗ＝１０〜１００ｍ ｍが適している。凸部６の高さが１０ｍｍより低い場合は溶融金属の侵入を防止 する効果が少なく、５０ｍｍより高い場合は破損し易い欠点がある。また幅につ いては、５０ｍｍより狭い場合は運搬時機械的な衝撃等により欠損し易く、１０ ０ｍｍより広いとブロック本体１に相当する程大きくなる為溶融金属の侵入防止 機能が得られ難くなり好ましくない。
【００１０】
本考案によって、漏湯防止効果が向上し安全性が高まる上、安定操業が可能と なる。
【図１】本考案実施例の湯当り部プレキャストブロック
をセツトした時の縦断面図、
をセツトした時の縦断面図、
【図２】従来例の湯当り部溶融金属侵入防止対策に関す
る縦断面図、
る縦断面図、
【図３】溶融金属用取鍋の敷部の築造例を示した縦断面
図、
図、
【図４】溶融金属用取鍋の敷部の築造例を示した縦断面
図、
図、
【図５】溶融金属用取鍋の敷部の築造例を示した縦断面
図である。
図である。
１ 湯当りプレキャストブロック本体 ２ 敷れんが ３ パーマれんが ４ ブロック周縁部流し込み材 ５ 耐火性保護材 ６ 凸部
Claims (1)
- 【請求項１】 各種溶融金属容器の敷湯当り部に築造す
るプレキャストブロックにおいて、該プレキャストブロ
ックの側面外周部に凸部を全周にわたって設けたことを
特徴とする溶融金属容器用湯当り部プレキャストブロッ
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP080374U JPH0524154U (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP080374U JPH0524154U (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0524154U true JPH0524154U (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=13716508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP080374U Pending JPH0524154U (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 溶融金属容器用湯当り部プレキヤストブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0524154U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07153572A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Midori Mark:Kk | エレクトロルミネッセンス及びその製造方法 |
| JP2010169313A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ブロック耐火物及びこのブロック耐火物を用いた取鍋敷き部の施工方法 |
| JP2013252564A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-12-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | プレキャストブロック耐火物及びこのプレキャストブロック耐火物を用いた取鍋の敷き部構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942640U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-19 | 富士通株式会社 | フリツプフロツプ回路 |
| JPH02274371A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-08 | Nippon Steel Corp | 溶融金属受湯用鍋の敷部構造 |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP080374U patent/JPH0524154U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942640U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-19 | 富士通株式会社 | フリツプフロツプ回路 |
| JPH02274371A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-08 | Nippon Steel Corp | 溶融金属受湯用鍋の敷部構造 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07153572A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Midori Mark:Kk | エレクトロルミネッセンス及びその製造方法 |
| JP2010169313A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ブロック耐火物及びこのブロック耐火物を用いた取鍋敷き部の施工方法 |
| JP2013252564A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-12-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | プレキャストブロック耐火物及びこのプレキャストブロック耐火物を用いた取鍋の敷き部構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960618 |