JPH07152926A - 3次元像を陰影付けする方法 - Google Patents

3次元像を陰影付けする方法

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JPH07152926A
JPH07152926A JP6178577A JP17857794A JPH07152926A JP H07152926 A JPH07152926 A JP H07152926A JP 6178577 A JP6178577 A JP 6178577A JP 17857794 A JP17857794 A JP 17857794A JP H07152926 A JPH07152926 A JP H07152926A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高度に集積された低コストで高性能のリアル
タイム3次元グラフィックシステムを提供する。 【構成】 表示されるべき3次元像の各オブジェクト
は、1組の無限の面によって表される。像を表示すべき
スクリーンの各基礎領域は、これを通して3次元像へと
射線が投影される。この投影された射線と各面との交差
の位置が決定され、これらの位置から、交差面がその基
礎領域において見えるかどうか決定される。その決定の
結果に基づいて基礎領域が表示のために陰影付けされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元像を陰影付け
(シェーディング)するシステムに係り、より詳細に
は、実質的にリアルタイムでこれを行うことのできるシ
ステムに係る。
【0002】
【従来の技術】完全に隠れたリアルタイム3D像を発生
するための公知の最良のシステムは、Zバッファ又は深
度バッファ像高精度アルゴリズムである。これは、ソフ
トウェア又はハードウェアのいずれかで実施することが
でき、シリコン・グラフィックス社、イベンツ・アンド
・スサーランド社、及びヒューレット・パッカード社の
ような会社で製造されたシステムに使用される。
【0003】Zバッファアルゴリズムは、像の各ピクセ
ルごとにカラー値を記憶するフレームバッファを必要と
する。これに加えて、各ピクセルごとにエントリを有す
るZバッファを必要とする。これには、各ピクセルごと
にZ値(深度値)が記憶される。3D表示を発生するた
めには、三角形のような多角形が任意の順序でフレーム
バッファにレンダリングされる。多角形の走査変換中
に、多角形上の点が、そのピクセルに対してバッファに
既に存在する点よりも観察者から離れない場合には、そ
の新たな点のカラー及びZ値が古い値に取って代わる。
予めの分類は不要であり、オブジェクトとオブジェクト
の比較も不要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】Zバッファ型のシステ
ムは、高レベルの集積及び性能を必要とする上に、非常
に高価である。又、リアルタイム性能を得るべき場合に
は、高性能のフレームバッファ及びZバッファを使用す
る必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施例
は、高度に集積された低コストで高性能のリアルタイム
3次元グラフィックシステムを形成できるようにする。
【0006】好ましくは、本発明は、コスト効率の良い
VLSI(超大規模集積)実施に非常に適した規模変更
可能な(scalable)通常のパイプライン構造で実施され
る。このような規模変更可能な解決策を用いることは、
3Dグラフィックレンダリングシステムを単一チップ上
に設けられることを意味する。
【0007】システムを精巧にすることは、影(シャド
ー)、アンチエリアジング、ソフトな影、透明度、視野
深度の効果、動きのぼけ、カーブした面、及び構造上の
立体形状(CSG)の直接実施をサポートできるように
する。これら特徴の幾つか、例えば、リアルタイムの影
発生は、Zバッファ技術を用いて実施することが非常に
困難であり、それ故、実際にそれらを実施する高性能シ
ステムは、ほとんどない。本発明による解決策は、影の
ような特徴を比較的単純なやり方で得られるようにす
る。
【0008】本発明は、従来の多角形に基づくレンダリ
ング技術ではなく、3次元像をレンダリングするための
射線投射(ray casting) 技術の使用に基づくものであ
る。
【0009】本発明の好ましい実施例において、オブジ
ェクトは、各々、データのセットとして記憶された1組
の面によって表される。像平面は、観察者と、見るべき
場面との間に存在すると考えられ、これは、複数の基礎
領域(ピクセル)で構成される。射線は、観察点からス
クリーンの基礎領域を経て見られるべき場面へと通過す
ると仮定され、その場面内のオブジェクトを表す種々の
面に交差する。これらの交差と、観察者からの距離とを
分析することにより、面が見えるかどうか、ひいては、
そのピクセルを特定のシェードでレンダリングしなけれ
ばならないかどうかを判断することができる。
【0010】この解決策を用いるには、連続的に流れる
同様の計算を実行する必要がある。場面の各オブジェク
トに対する1組の面を各ピクセルにおいてテストし、そ
して目に見える最も近い面に指定されたシェードがその
ピクセルに与えられる。このような技術は、パイプライ
ン形態で実施することができる。これは、高度な集積化
を可能にし、性能/複雑さとコストとの間の妥協をなし
得るようにする。
【0011】
【実施例】本発明はその種々の特徴について特許請求の
範囲に詳細に定められる。以下、添付図面を参照し、本
発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、3D像合成パイプライン2を示し
ており、像表面の操作が所定の1組のルールに基づいて
実行されて、個々の画素(ピクセル)にシェード(濃
淡)が割り当てられる。パイプライン2が作用する3次
元像データは、3Dデータベース4に記憶される。デー
タベースとパイプラインとの間には形状プロセッサ6が
設けられており、データベースからのデータを、パイプ
ラインによりレンダリングする前に、操作できるように
なっている。操作は、オブジェクトの回転、並進移動、
視点変更及びシェーディング計算のような機能を含むこ
とができる。ある形式のユーザ入力をこれに与えて、3
Dデータベースのリアルタイム対話操作を行うことがで
きる。形状プロセッサによってパイプラインに送られる
像は、パイプラインにより表示のためのピクセルデータ
に変換される面データである。
【0013】図1のパイプラインプロセッサは、多角形
をベースとするレンダリングアルゴリズムではなくて、
射線トレースアルゴリズムに基づくものである。射線ト
レースアルゴリズムにおいては、表示されるべき各3次
元形状が、図2に示すようにオブジェクトの集合として
モデリングされる。これらは、図3に示すように、元の
形状の近似形を作るために何が必要とされるかに基づい
て互いに交差する。元のオブジェクトの凹所は、図4に
示すように、多数のブロックに分割される。
【0014】各オブジェクトは、多数の表面のみで定め
られる。図2ないし4に示した例では、これらの面が全
て平らであるが、本システムは、カーブした面を取り扱
うに充分な融通性を有している。各オブジェクトの縁及
び頂点は、面の交差から暗黙のうちに定められ、従っ
て、縁及び頂点のデータを記憶する必要はない。
【0015】場面のレンダリングを開始できる前に、そ
の場面の各面は、前方の面又は逆向きの面として分類さ
れる。これは、各面を定めるデータと共に記憶されるフ
ラグをセットすることによって行われる。前方の面は、
その面に直角な線が観察者を向くような状態を表す。逆
向きの面は、その反対である。
【0016】射線トレース技術は、各オブジェクトを順
次取り上げそして観察者の目から像平面内の選択された
点(ピクセル)を通る射線がそのオブジェクトに定めら
れた全ての面に交差することをイメージすることによっ
て動作する。これが行われると、目から最も離れた前方
面の交差と、目に最も近い逆向き面の交差とが決定され
る。これが図5に示されている。
【0017】図5において、射線1及び射線2の両方は
観察点8からスタートする。オブジェクトは、図5の断
面の平面において4つの面で定められる。観察点8から
最も離れた射線1の前方面の交差はF1であり、そして
観察点に最も近い逆向き面の交差はR1である。
【0018】最も近い逆向き面の交差が、最も遠い前方
交差よりも観察点の近くにあるこの状態は、射線1がオ
ブジェクトに交差しないことを示す。それ故、この特定
のオブジェクトは、射線1が通過する像平面内のピクセ
ルにおいて見えない。一方、射線2は、その最も近い逆
向き交差R4が最も遠い前方面交差F3よりも観察点8
から離れている。これは、射線2が通過するピクセルに
おいて像平面内でオブジェクトが見えることを指示す
る。それ故、このピクセルには、その面に割り当てられ
たシェード(濃淡)が割り当てられる。このシェード
は、通常、面を定めるデータと共に記憶され、グレース
ケール値であってもよいし、全色システムの場合には
R、G、B値であってもよい。単一オブジェクトの特定
のピクセルにシェードを割り当てるこの技術は、ルール
間セット(inter-rule set)と称する。
【0019】場面内の各オブジェクトに対してプロセス
が繰り返され、そして目に最も近いオブジェクトの目に
見える面であって、特定のピクセルを通過する射線に交
差する面がもしあれば、それはそのピクセルに対するシ
ェードを導出するように選択される。これをルール内セ
ット(intra-rule set)と称する。
【0020】従って、特定のピクセルに適用されるシェ
ードは、目に見える面の特性及び向きから計算すること
ができる。射線が交差する目に見える面がない場合に
は、その射線が通過するピクセルに割り当てられたシェ
ードは、バックグランドシェードとなる。シェードは、
グレースケール値であってもよいし、全R、G、B値で
あってもよい。
【0021】面と射線の交差を見つけるプロセスは、各
面を定めるデータからの非常に簡単な動作に簡略化する
ことができる。これは、以下に説明する。
【0022】各面は、ベクトル形態で次のように表すこ
とができる。 n.x=k 但し、n=原点(通常は観察点)に向いた面に対する単
位直角ベクトルで、通常は原点からの角度のコサインと
して記憶される。 k=面から原点への垂直距離である。 x=面上の点(座標)である。
【0023】線即ち射線は、ベクトル形態で次のように
表される。 p1+U(p2−p1) 但し、p1=ベースベクトル、即ち原点から観察点まで
の距離である。 p2=像平面上のピクセルの中心における射線上の点で
ある。 U=射線に沿ってどれほど遠くで点xにおいて交差が生
じるかの尺度である。 それ故、n(P1+u(p2−p1))=k、及び u=(k−n.p1)/n.(p2−p1) パラメータuは、交差する面の後方では負であり、p1
とp2との間で0ないし1の範囲であり、そして像平面
の前方の点については1より大きい。従って、パラメー
タuは、観察者から像平面上の点を経て所与の面までの
距離の尺度を与える。これは、像平面上の各ピクセルに
射線を通すときにピクセルごとの分割を必要とする。し
かしながら、このパラメータの逆数1/uは、分割を必
要とせず、依然として面までの距離の尺度を与える。こ
の場合に、これは、面までの距離が無限に向かうにつれ
て0に近づく。この距離の逆の尺度を通常は深度と称し
ている。それ故、次の式を用いて各ピクセルにおける各
面の深度を比較することにより、各ピクセルにおいてど
の面が見えるかを見つけることができる。 1/u=n(p2−p1)/(k−n.p1) この式においてベクトルを拡張すると、次の結果が得ら
れる。 1/u=(n1.(xs−xe)+n2.(ys−ye)+
n3.(zs−ze))/(k−(n1.xe+n2.y
e+n3.ze)) 但し、xs、ys、zsは、像平面交差座標であり、そ
してxe、ye、zeは目点の座標である。
【0024】目点である投影の中心が像平面の中心でも
ある場合には、上記式は次のように簡略化される。 1/u=(n1.xs+n2.ys+n3.(zs−z
e))/(k−n3.ze) これは、次のようなより一般的な形態に有理化すること
ができる。 1/u=A.xs+B.ys+C A、B、Cは、特定の場面における各面の定数であり、
従って、上記の式を用いて、各射線上の各面への距離を
導出することができる。
【0025】xs及びysは、この式を用いて各面への
距離を計算すべき像平面内のピクセルの座標である。
【0026】像は、通常は、像平面をラスタ形態で走査
することにより構成され、従って、特定の面について
は、スタート深度が計算された後に、像平面において水
平方向に進行するときにAだけ増加しそして垂直方向に
進行するときにBだけ増加することにより、各ピクセル
の深度を計算することができる。前記したように、各面
の深度は、像平面内の各ピクセルごとに計算しなければ
ならない。これは、相当の数の計算である。しかしなが
ら、水平に隣接するピクセル間の深度計算は単一の加算
しか必要とせずそして多数のピクセルを並列に動作させ
ることができるので、非常に効率的なアーキテクチャを
案出することができる。シャドー及び透明なオブジェク
トも処理することのできる1つの考えられるアーキテク
チャを、図4について説明する。
【0027】本発明を実施するプロセッサの内部のコア
は、パイプライン構成された一連の同じセルで構成され
る。セルの典型的な個数は32ないし64である。2つ
のこのようなセルが図6に示されている。各セルは単一
のピクセルについて機能し、そして隣接するセルは隣接
ピクセルについて機能する。即ち、セルNは、ピクセル
(x,y)を処理し、セルN+1は、ピクセル(x+
1,y)を処理し、そしてセルN+2は、ピクセル(x
+2,y)を処理する。
【0028】これは、図6に示すように、セルの上部に
よって達成される。特定の面に対して、パラメータAが
各サイクルの始めにレジスタ10に入れられ、そしてA
xs+Bys+Cを表す深度パラメータが各サイクルの
始めにレジスタ12に入れられる。これら2つの値は加
算器14において合成され、水平に隣接するピクセルに
対する新たな深度パラメータ2Axs+By+Cを生
じ、これは、次のセルのレジスタ12に入れられる。
又、パラメータAは、次のセルの対応するレジスタ10
にも入れられる。次のセルにおけるレジスタ10及び1
2の値は、対応する加算器14において合成され、その
出力は、パイプラインの次のセルのレジスタ12への入
力を形成する。
【0029】種々のオブジェクトを定める面はリストと
して記憶され、順次に処理される。これらの面は、それ
が定めるオブジェクトに関してグループ分けされ、そし
て全ての前方面がそのグループのスタート時の基礎とな
り、その後に逆向きの面が続くというような順序にされ
る。これを以下に示す。 オブジェクトN+1の面 M+9逆向き面 オブジェクトN+1の面 M+8逆向き面 オブジェクトN+1の面 M+7前方面 オブジェクトN+1の面 M+6前方面 オブジェクトNの面 M+5逆向き面 オブジェクトNの面 M+4逆向き面 オブジェクトNの面 M+3逆向き面 オブジェクトNの面 M+2前方面 オブジェクトNの面 M+1前方面 オブジェクトNの面 M前方面
【0030】各面を定めるパラメータA、B及びCは、
他の面のアトリビュートを含むオペレーションコードと
共に記憶される。これらの1つは、面を陰影付けするた
めにルックアップテーブルのインデックスとして使用さ
れる面タグである。或いは、このタグは、その面に対す
る実際のR、G、B値を含むこともできる。オペレーシ
ョンコードの更に別の情報がプロセッサによって使用さ
れて、各面で何を行うべきかが判断される。コードに含
まれる情報の形式は、次の通りである。 新たなオブジェクトのスタート 前方又は逆向きの面 全場面に対する面データの開始 全場面に対する面データの終了 シャドーオブジェクト 透明オブジェクト
【0031】この情報は、セルのレジスタ28へ送られ
て記憶される制御信号によって表される。そこから必要
に応じてアクセスされる。
【0032】新たなオブジェクトのスタートにおいて、
処理されているピクセルに対しそのオブジェクトの第1
の面の深度が深度内レジスタ18に記憶される。面のシ
ェードのような面タグデータは、タグ内レジスタ22に
記憶される。それと同時に、手前のオブジェクトからの
手前の深度内の値が深度間レジスタ16の値と比較さ
れ、このレジスタは、処理されているピクセルに対し処
理された目に見える面の深度を記憶する。深度内の値が
そのピクセルに対する深度間よりも大きい場合には、深
度内レジスタの値が深度間レジスタ16に転送される。
従って、システムは、オブジェクトの面の処理の終了と
共に、そのオブジェクトの最も近い目に見える面を、そ
の特定のピクセルに対して場面内でそれまでに検出され
ている最も近い目に見える面と比較する。必要に応じ
て、レジスタ16が更新される。
【0033】深度内の値を深度間の値と比較するため
に、MUX24を用いて、レジスタ16の出力が比較器
26の入力の一方へと切り換えられ、その他方の入力は
レジスタ18の出力を受け取る。
【0034】単一のオブジェクトの面が処理されている
間に、MUX24はレジスタ28に入れられた制御信号
によって制御されて、レジスタ12及びレジスタ18を
比較器26の入力に接続する。前方面に対し、現在の面
深度が深度内の値より大きい場合には、深度内抵抗が同
一に保たれる。逆向き面の場合には、逆の動作が生じ
る。従って、オブジェクトの処理の始めに、深度内レジ
スタは、その手前のオブジェクトから目までの最も近い
面を含んでいる。全てのオブジェクトが処理された後
に、タグ内及び深度内レジスタは、セルが機能している
ピクセルに対し目までの最も近い面を定めるデータを含
む。
【0035】ルール発生器30は、目に見えるより近い
面が検出されたときに深度間レジスタ16及びタグ間レ
ジスタ32に対して更新を行うのに使用される。
【0036】幾つかのオブジェクトをシャドーボリュー
ムとしてフラグを立てることによりシステムによって影
がレンダリングされる。シャドーボリュームは、点光源
から照射されるオブジェクトのシルエットエッジによっ
てスイープされるスペースの領域である。このボリュー
ム内のオブジェクトは、影に入ると考えられる。
【0037】シャドーオブジェクトは、立体オブジェク
トと同様に処理される。全てのシャドー及び非シャドー
オブジェクトが処理されたときには、ピクセルに指定さ
れた面が影に入るかどうかを決定することは簡単であ
る。これは、その面の位置をシャドーオブジェクトの最
も遠い前方面及び最も近い逆向き面と比較しそして目に
見える面がその範囲内にあるかどうかチェックすること
により行われる。もしそうであれば、その面に関連した
フラグがセットされて、その陰影付けの効果をシュミレ
ーションするためにそのシェード又はカラーの変更を行
う必要があることを指示する。システムは、2つ以上の
点光源からの照射、ひいては、2つ以上の影シェードを
取り扱うに充分な融通性をもたせることができる。
【0038】図6の回路において、シャドーオブジェク
トは、全ての前方面が処理された後に、深度内レジスタ
18が深度間レジスタ16と比較されるという点で、若
干異なるように取り扱われる。深度内の値が深度間の値
よりも大きい場合には、タグ間レジスタ32においてフ
ラグがセットされる。全ての逆向き面が処理された後
に、深度内の値が深度間の値と再び比較される。深度内
の値が深度間の値より大きい場合は、フラグがクリアさ
れる。影を投げることのできる各光源ごとに1つのフラ
グが設けられる。全てのシャドーオブジェクトを処理し
た後に、いずれかのシャドーフラグがセットされた場合
には、そのピクセルの面のカラーが、影の状態をシュミ
レーションするように変更される。これら全ての動作
は、図6のルール発生器によって行われる。これは、全
ての制御信号を受信し、そして充分な選択ロジックを介
して、更新のためにレジスタを選択的にイネーブルす
る。
【0039】システムは、透明度、特に吸収透明度を取
り扱うことができる。これは、光線が透明なオブジェク
トを通過するときに特定の波長においてエネルギーを失
い、これにより、光線の色を変化させるような状態であ
る。
【0040】吸収効果は、あるオブジェクトを透明であ
るとフラグを立てることにより刺激される。これらは、
不透明なオブジェクトの後に処理される。透明なオブジ
ェクトは、通常のルール内セットによって処理される。
特定のピクセルに対し、そのピクセルにおける目に見え
る面の前に透明オブジェクトが現れた場合には、この状
態を指示するためにフラグがセットされる。フラグがセ
ットされた場合には、そのピクセルの面の色が、透明度
をシュミレーションするように変更される。透明なオブ
ジェクトの厚みを導出し、そのピクセルの色に対して更
に別の適当な変更を行うように更に別のソフトウェアを
設けることができる。
【0041】この方法は、全く透明なオブジェクトに対
して使用される。しかしながら、オブジェクトの1つの
面を目に見えないようにすることができ、例えば、チュ
ーブにすることができる。従って、閉じていない凸状の
体積が形成される。この形式の構成を作るために、オブ
ジェクトが処理された後に、逆向き面が再び通過され
る。前方面がピクセルにおいて目に見えるものであり、
そして目に見えないフラグをセットした場合には、その
深度及びタグ値が、観察点に最も近い逆向き面と置き換
えられる。これは、次いで、全ての更に別の動作に対し
前方面として分類される。逆向き面も目に見えない場合
に、その面は逆向き面のままとされ、深度動作において
それ以上の部分を持たない。従って、開放端円筒が形成
される。
【0042】図6の回路において、透明なオブジェクト
が処理されたときに、内部ルールは同じままである。し
かしながら、透明の深度内の値が深度間レジスタに対し
て比較されるときには、深度間の値は常に同じままであ
る。透明な深度内の値が深度間の値より大きい場合に
は、タグ内においてフラグがセットされる。次いで、こ
れを用いて、後で色を変更し、透明度をシュミレーショ
ンすることができる。
【0043】図7は、40で示された図6の複数のセル
を含む簡単なプロセッサを示している。全部でM個のセ
ルがカスケード構成にされ、典型的にMは32に等し
い。メモリ42は、表示されるべき像の各面を表す値
A、B及びCを記憶する。レジスタ44は、処理される
べき像の各ブロックの始めにX及びYの値を記憶する。
【0044】処理の始めに、表示されるべき第1オブジ
ェクトの第1面の値A、B及びCがメモリからの出力に
供給される。値Aは、乗算器46において初期X座標即
ちブロックの第1ピクセルによって乗算され、そして加
算器48の入力として送られる。それに対応する値B
は、乗算器50において処理されるべきピクセルの第1
行のYの値によって乗算され、その出力は加算器48の
別の入力を形成し、そして値Cは、加算器48の入力に
直接送られる。
【0045】加算器の出力は、第1ピクセルにおける第
1面の深度値を表す。これは、第1のセル40に供給さ
れる。
【0046】第1のセル40において、深度間及び深度
内レジスタ16及び18は、どちらも最初は0にセット
され、従って、この初期深度値は両方のレジスタに対し
て読み取られる。又、パラメータAは、セル40に直接
的にも供給され、そこで、加算器14において初期深度
値と合成される。
【0047】次のクロックサイクルに、パラメータA
は、第2のセルのレジスタ10に送られ、そして加算器
14によって供給される更新された深度値がレジスタ1
2に送られる。それと同時に、処理されているオブジェ
クトの次の面に対するパラメータA、B及びCが乗算器
46及び50によって加算器48に供給され、そしてそ
こから深度値が第1セルに供給され、このセルは、第2
面の深度を第1面の深度と比較し、そして深度内レジス
タ18に記憶されている現在値との比較に基づくと共
に、その新たな面及び既存の面が前方面であるか逆向き
面であるかに基づいて、深度内レジスタ18に記憶され
た値を更新する。レジスタが更新された場合には、面ア
トリビュートを記憶するタグ内レジスタ22も更新され
る。
【0048】オブジェクトに対する面のリストの終わり
に、深度内レジスタの値が深度間レジスタの値と比較さ
れ、後者のレジスタをより近い目に見える面で更新すべ
きかどうか調べる。
【0049】このプロセスは、オブジェクトの全ての面
がセル40のアレーに通されるまでこれらの面に対して
続けられる。オブジェクトの最後の面がメモリ42によ
って送られてしまうと、次のオブジェクトの第1面が送
られる。従って、セル40に送られる面の連鎖に途切れ
はない。
【0050】全てのオブジェクトの全ての面が処理され
ると、レジスタ44のX部分は、プロセッサ内のセルの
数であるMだけ増加され、例えば、32だけ増加され
る。次いで、オブジェクトの全リストが、セルの新たな
ブロックに対して再び逐次処理される。このプロセス
は、ピクセルのライン全体が処理されるまで続けられ、
その点において、レジスタ44のY部分が1だけ増加さ
れそしてX部分が、処理されるべきデータの次のライン
の開始を表すその初期値にリセットされる。レジスタ4
4のX及びY部分を増加するための接続は、図7には示
さない。
【0051】出力画像の質を向上するためにシステムに
対して種々の拡張を行うことができる。これらについ
て、以下に説明する。
【0052】アンチエリアジング アンチエリアジングは、マルチパス技術を用いて非常に
簡単に得ることができる。この方法では、各オブジェク
トは何回も処理される。オブジェクトが処理されるたび
に、その位置がピクセル以下の量だけ変更され、ピクセ
ルカラーがパスの上に蓄積される。パスの終わりに、最
終カラー値がパスの回数で除算される。行われるパスの
回数は、必要とされる最終的な像の質に基づく。例え
ば、1/2ピクセル精度が要求される場合には、4回の
パスが行われ、そのたびに半ピクセル増分だけオブジェ
クトが移動される。従って、射線はピクセルの各四半分
を通して効率的に投影され、その結果が平均化される。
【0053】ソフトシャドー ソフトシャドーは、点光源ではない光を用いることによ
って生じ、従って、面上の点は、光の一部分のみを見
る。半影に対応する部分的に不鮮明な光を見ることから
本影に対応する完全な暗黒を見ることへの移行は、影に
ソフトな縁を生じさせ、影の縁のアンチエリアジングが
必要とされる。この効果は、シャドーボリュームを形成
するのに使用される光の点をパス間で移動するようなマ
ルチパス技術によってシュミレーションすることができ
る。その結果がパス間で累積され、最終的なカラー値
が、行ったパスの回数で除算される。
【0054】視野の深度 カメラからの距離の関数としてオブジェクトの焦点が合
ったりぼけたりする視野の深度は、人間の目の視野では
なくて、カメラの視野を模擬するものである。この効果
も、マルチパス解決策を用いて達成することができる。
これを行うために、A及びBのパラメータがパス間で若
干変更され、前記のように結果が累積される。
【0055】動きのぼけ 動きのぼけは、カメラと場面との間の相対的な動きの効
果を模擬するものであり、一時的なアンチエリアジング
の実用的な方法である。この効果は、マルチパス解決策
によっても形成される。ぼけさせるべきオブジェクトは
パス間に移動され、前記の場合と同様に結果が累積され
る。
【0056】カーブした面 順方向微分技術を用いることによりカーブした面を処理
するようにアルゴリズムを拡張することができる。各面
に関連した3つのパラメータのみをもつのではなく、こ
こでは、例えば、二次及び三次導関数があって、これら
も累積される。これは、二次及び三次曲線面を再現する
ことができ、従って、よりリアルな像を形成することが
できる。
【0057】構造上の立体形状 ルール発生器、並びに前方及び逆向きの両方の深度を記
憶する特別なレジスタへと拡張すると、CSGブールプ
リミティブの幾つかを実施することができる。これは、
例えば、2つのオブジェクトを互いに差し引きすること
ができる。従って、オブジェクトから小さな立体を差し
引くことにより穴をもつオブジェクトを形成することが
できる。
【0058】目点交差 目点を直接通るように面を方向付けする状態では、ゼロ
で除算する状態、即ちシルエットの縁において生じる状
態が存在する。従って、面は、正の無限大から単一ピク
セルを横切って負の無限大へと進まねばならない。これ
は、ここに述べるシステムでは不可能であるから、この
状態を避けるように面を擾乱しなければならない。しか
しながら、このような擾乱は、この面により形成された
シルエットの縁が動くように見えることになり、像のリ
アルさを低減する。
【0059】面にフラグを立ててそれが目点を通ること
を指示することにより、この問題を取り除くことができ
る。フラグがアサートされそして面が正の深度を有する
ときには、システムによって許容された最大値に深度が
セットされる。フラグがアサートされそして面が負の深
度を有するときには、システムにより許容された最小深
度値に深度がセットされる。従って、面は、1つのピク
セルにおいて最大深度から最小深度へ進むことができ
る。
【0060】性能の向上 ここに提案するアーキテクチャの性能は、セルの個数を
増加することによって非常に容易に向上させることがで
きる。上記例では32個のセルが使用された。しかしな
がら、256個又はそれ以上のセルが使用できない理由
はない。セルの総数は、使用すべき技術が与えられた場
合、コストと性能との間の妥協となる。又、ここに提案
した多数の装置を互いにカスケード構成にして性能を向
上させることも非常に容易である。これは、多数の装置
をパイプライン構成にするか又は並列に動作させるか或
いはその両方の組み合わせによって行うことができる。
【0061】上記と組み合わせることのできる更に別の
方法は、その場面にもはや必要ないことが検出されたと
きにオブジェクトを廃棄することである。これに必要な
ことは、視野がオブジェクト内に入ったときにセットさ
れそして視野がもはやオブジェクトにないときにクリア
されるフラグを設けることだけである。フラグがクリア
されると、そのオブジェクトは、そのラスタ線に対する
処理においてそれ以上の部分を担わない。
【0062】システムアーキテクチャ 本発明のアーキテクチャを用いたシステムが図8に示さ
れている。このシステムは汎用マイクロプロセッサ52
を備え、これはゲームポートのようなインターフェイス
と通信する。マイクロプロセッサ52は、32ビットバ
スを経て本発明による複数のプロセッサ54と通信す
る。バスが接続された第1プロセッサは、2つのバスを
経て、場面の全ての面座標が記憶されたパラメータ記憶
及びメインメモリへも接続される。これは、異なる場面
に関するデータで更新することのできるランダムアクセ
スメモリである。
【0063】各プロセッサ54のメインコアは、図6及
び7について説明したセルのアレーであり、図9に更に
詳細に示されている。
【0064】図9には、パラメータ記憶及びメインメモ
リと、マイクロプロセッサ52のプロセッサポートとに
インターフェイスするメモリコントローラ56が示され
ている。セルアレー40、乗算器46及び50、加算器
48は、図7に示されたものに対応し、X及びYのスタ
ート値はコントロールレジスタ58によって供給され
る。又、コントロールレジスタ58は、メモリコントロ
ーラにも制御信号を供給し、これは、次いで、適当な制
御信号を面アトリビュートと共にセル40に供給する。
【0065】先入れ先出し(FIFO)レジスタ60
は、マルチプレクサ62を経てセル40の出力に接続さ
れ、そして処理された値を累積するのに使用され、従っ
て、プロセッサの出力をセルから減結合する。ピクセル
アキュムレータ64は、上記の種々のマルチパス技術を
実施できるように設けられている。
【0066】図9の出力は、ピクセルデータをフレーム
バッファに供給するための高性能バスに接続することも
できるし、或いはデジタル/アナログコンバータに直結
されてディスプレイユニットに供給することもできる。
このユニットへの入力は、ジョイスティック、ROMカ
ートリッジ及び他のゲーム入力装置にインターフェイス
するゲーム型ポートであってもよいし、或いはIBM
PCバスインターフェイスのようなホストコンピュータ
インターフェイスであってもよい。
【0067】メモリコントローラ57は、プロセッサポ
ートから送られる信号に応答して、処理されている場面
において回転や並進移動等の機能を実行できる。
【0068】図9に示す回路は全て単一のチップで供給
することができる。或いは又、この回路の一部分のみを
単一のチップに設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの概略ブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例により操作及びレンダリングさ
れる形状を示す図である。
【図3】本発明の実施例により操作及びレンダリングさ
れる形状を示す図である。
【図4】本発明の実施例により操作及びレンダリングさ
れる形状を示す図である。
【図5】オブジェクトの2本の射線/面の交差の断面図
で、本発明の実施例を示す図である。
【図6】本発明によるパイプラインプロセッサの2つの
セルを示す図である。
【図7】本発明によるプロセッサのブロック図である。
【図8】本発明によるプロセッサを用いたシステムを示
す図である。
【図9】図8のプロセッサのアーキテクチャーを示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 3次元(3D)像合成パイプライン 4 3Dデータベース 6 形状プロセッサ 8 観察点 10、12 レジスタ 14 加算器 16 深度間レジスタ 18 深度内レジスタ 22 タグ内レジスタ 24 MUX 26 比較器 30 ルール発生器 32 タグ間レジスタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン上に表示するための3次元像
    を陰影付けする方法において、射線を3次元像へと投影
    するディスプレイの各基礎領域に対し1群の無限面によ
    り像の各オブジェクトを表し;射線が各面に交差する位
    置を決定し;交差する面がその基礎領域において見える
    かどうかを決定し;そしてその決定の結果に基づいて表
    示のために基礎領域を陰影付けするという段階を備えた
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 各面は、前方を向いた面又は逆方向を向
    いた面として指定され、そしてこれら前方及び逆方向を
    向いた面との交差の相対的な位置を用いて、面が見える
    かどうかを決定する請求項1に記載のスクリーン上に表
    示するための3次元像を陰影付けする方法。
  3. 【請求項3】 最も遠い前方を向いた面の交差が最も遠
    い逆方向を向いた面の交差よりも射線の投影点に近い場
    合には基礎領域が見える請求項2に記載のスクリーン上
    に表示するための3次元像を陰影付けする方法。
  4. 【請求項4】 各基礎領域に対し、像内のオブジェクト
    を表す面のグループを通して射線が順次に投影される請
    求項1ないし3のいずれかに記載のスクリーン上に表示
    するための3次元像を陰影付けする方法。
  5. 【請求項5】 各基礎領域に対し、オブジェクトを表す
    各グループの面の各面を順次に通して射線が投影される
    請求項4に記載のスクリーン上に表示するための3次元
    像を陰影付けする方法。
  6. 【請求項6】 オブジェクトを表す1群の面中の最も近
    い目に見える面を、その手前の全てのグループの面から
    の最も近い目に見える面と比較し、そしてその比較結果
    に基づいて基礎領域を陰影付けする請求項4又は5に記
    載のスクリーン上に表示するための3次元像を陰影付け
    する方法。
  7. 【請求項7】 オブジェクトをシャドーオブジェクトと
    して指定し、各基礎領域を通過する各射線においてシャ
    ドーオブジェクトの境界を決定し、そしてその基礎領域
    において見える面がそのシャドーオブジェクトの境界内
    にある場合には変更したシェードで基礎領域を陰影付け
    するという段階を更に備えた請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のスクリーン上に表示するための3次元像を陰
    影付けする方法。
  8. 【請求項8】 オブジェクトを透明オブジェクトとして
    指定し、そして基礎領域において見える面が像の透明オ
    ブジェクトの後方にある場合には基礎領域に付与される
    シェードを変更するという段階を更に備えた請求項1な
    いし7のいずれかに記載のスクリーン上に表示するため
    の3次元像を陰影付けする方法。
  9. 【請求項9】 スクリーン上に表示するための3次元像
    を陰影付けする装置において、像の各オブジェクトを表
    す1群の無限面を画成するデータを供給する手段と、デ
    ィスプレイの各基礎領域に対し各面の深度値を像平面か
    らのその面の距離に基づいて発生する手段と、面がその
    基礎領域において見えるかどうかを決定する手段と、そ
    の決定の結果に基づいてその基礎領域を陰影付けする手
    段とを備えたことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 各面は、前方に向いた面又は逆方向に
    向いた面として指定され、そしてこれら前方及び逆方向
    に向いた面の相対的な深度を使用して、面が基礎領域に
    おいて見えるかどうかを決定する請求項9に記載のスク
    リーン上に表示するための3次元像を陰影付けする装
    置。
  11. 【請求項11】 各基礎領域に対し像において見える面
    の相対的な深度を比較し、そしてその比較結果に基づい
    て基礎領域を陰影付けするための手段を備えた請求項9
    又は10に記載のスクリーン上に表示するための3次元
    像を陰影付けする装置。
  12. 【請求項12】 上記深度値を発生する手段は、像の各
    基礎領域に対して各オブジェクトの各面の深度値を順次
    に発生する請求項9、10又は11に記載のスクリーン
    上に表示するための3次元像を陰影付けする装置。
  13. 【請求項13】 単一の集積回路に設けられた請求項
    9、10、11又は12に記載のスクリーン上に表示す
    るための3次元像を陰影付けする装置。
  14. 【請求項14】 表示のための3次元像を陰影付けする
    方法において、像の各オブジェクトを表す1群の無限面
    を定めるデータを供給し、ディスプレイの各基礎領域に
    対し、各面の深度値を像平面からのその面の距離に基づ
    いて発生し、面がその基礎領域において見えるかどうか
    を決定し、そしてその決定結果に基づいてその基礎領域
    を陰影付けするという段階を備えたことを特徴とする方
    法。
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