JPH0715291Y2 - 多目的配線装置 - Google Patents

多目的配線装置

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JPH0715291Y2
JPH0715291Y2 JP3657889U JP3657889U JPH0715291Y2 JP H0715291 Y2 JPH0715291 Y2 JP H0715291Y2 JP 3657889 U JP3657889 U JP 3657889U JP 3657889 U JP3657889 U JP 3657889U JP H0715291 Y2 JPH0715291 Y2 JP H0715291Y2
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grooves
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振宇 徐
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振宇 徐
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は多目的配線装置に関するものであって、特に電
線とアース線(信号線を含む)とをそれぞれ収納する別
個の室を持つ細長部材と、より汎用的な機能を高めると
共に部屋の外観を損わないように、細長部材に脱着自在
に取付けられる複数の単体部品(装飾板部品,電気ソケ
ット部品,スイッチ部品,その他端末部品を含む)から
なる配線装置に関する。
《従来の技術》 従来、室内用電線は通常建物の建設当時から壁の内部に
埋め込まれたパイプに収納され、壁面に固定されたスイ
ッチ,ソケット等に接続されて使用されている。
この種の配線装置では、室内の装飾やレイアウトを変え
たり、家具の位置を変えなければならない際に、家電用
品のコードの長さが足りなかったり、電源コンセントの
位置が変更後の家電用品の位置に適合できない場合は、
延長コードを使用している。また、電話線ボックス,ア
ンテナソケット,スピーカ線ソケットなどは、すべて建
設当時にパイプで連結して固定された一定の位置に設計
され、接続口は通常一つであるため、所定の位置以外の
場所に移動したい場合は、壁面から外に配電管を取付け
たりU字釘でコードを固定したり、さらには壁を掘って
埋設管を取付けて配線を延長していた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記のような配線装置では延長コードは
室内の美観を損ね、また移動後の家具が固定位置のスイ
ッチを塞いで使用時に不便をきたすことを解決すること
はできなかった。また、壁面の外に配電管を取付ける場
合も室内の美観を損ねかつ不安全であり、U字釘は手数
が掛かりかつ複数のコードの配線作業が行なえないとい
った様々な問題があった。また、壁を掘って埋設管を取
付ける場合も、次回に家具の位置を移動する場合はまた
埋設管を切断しなければならず、時間も費用の掛かり、
かつ室内の美観を損ねるという問題があった。また、曲
管部分はワイヤで電線を引掛けなければならず、工事が
難しいといった問題点もあった。さらには、従来の配線
装置はたいてい同じ場所に電線とアース線を配線してい
るので、両者の不慮の接触によるショートの可能性があ
った。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、上記の問題を取り除くためにソケットやスイッチ
やその他の端末装置を着脱自在に取付けることができ、
また損傷した電線やアース線の不慮の接触によるショー
トの可能性を少なくするために電線とアース線をそれぞ
れ別に収納する場所を有し、さらには壁面の下部に取付
け易くかつ部屋の外観を良くすることができる配線装置
を提供することにある。
《課題を解決するための手段と作用》 上記目的を達成するために本考案は、上フランジと下フ
ランジとを有する細長部材であって、細長部材にはその
上下端に電線を収納する室が形成され、各室はその内部
に複数の上向きに湾曲した仕切り板を有し、これら仕切
り板それぞれは配線穴によって隣接する仕切り板から間
隔を隔てられ、各室には一端に横縞溝が形成され他端に
縦縞溝が形成され、可撓材からなる後部の湾曲部材が該
細長部材の上端に配置され、 装飾板部品,電気ソケット部品,スイッチ部品,その他
端末部品等の複数の単体部品であって、各単体部品は細
長部材の上フランジと下フランジにそれぞれ対応する上
部溝と下部溝とを有し、単体部品は上下フランジを上下
溝にそれぞれ嵌合させることによって細長部材に着脱自
在に取付けることができ、細長部材の室内に収納された
電線が取付けられた電力を供給するため単体部品に接続
され、 互いに並んだ細長部材を連結するために細長部材の各室
の縦縞溝及び横縞溝にそれぞれ対応する横縞溝と縦縞溝
とを有するジョイントと、 互いに角で交差する細長部材を連結するために細長部材
の各室の縦縞溝及び横縞溝にそれぞれ対応する横縞溝腕
と縦縞溝腕とを有するL字型ジョイントとから構成され
る。
《実施例》 以下に、本考案の好適な実施例について、添付図面を参
照して説明する。
第1図及び第2図において図中の符号1は、本体として
の細長部材を示す。この部材1の一方の壁の中間部に
は、この部材1の長さ方向に沿って水平方向に延びる空
間16が形成され、この空間16の上下両端にはそれぞれフ
ランジ11A,11Bが相対して設けられている。またこの部
材1の上端及び下端には電線を収容する一組の室12,13
がそれぞれ設けられている。この室12の室内の下部に
は、複数の配線穴122によって互いに間隔を隔てられた
上方に湾曲された複数の仕切り板121が部材1の長さ方
向に沿って設けられている。さらにこの室12の内部に
は、一方の端部に後述の縦縞溝123が形成され、他方の
端部には横縞溝124が形成されている。室13は室12と同
様の構成になっている。さらに部材1の下端部には、ス
ペーサプレート14が突出形成されている。
またこの部材1には、装飾板部品2,電気ソケット部品3,
スイッチ部品4の他、電話線ボックス,アンテナソケッ
ト,スピーカ線ソケット等各種の電源あるいは信号送電
接続側の構造などに利用される端末部品を含む多数の単
体部品が着脱自在に取り付けられている。この単体部品
の部材1への着脱自在な取付け方を、装飾板部品2を例
にとって以下に説明する。装飾板部品2は、その上端部
及び下端部に部材1のフランジ11A,11Bにそれぞれ対応
する一組の長手方向の溝21A,21Bが設けられ、略外向き
に弧状に湾曲する形状をなし、この装飾板部品2を部材
1の空間16に押し込み、この溝21A,21Bにフランジ11A,1
1Bをそれぞれ嵌合させることによって部材1に着脱自在
に取り付けられるようになっている。同様にソケット部
品3には、その上端部及び下端部に部材1のフランジ11
A,11Bにそれぞれ対応する溝31A,31Bが設けられ、スイッ
チ部品4にも、その上端部及び下端部にフランジ11A,11
Bにそれぞれ対応する溝41A,41Bが設けられている。42は
スイッチを示す。さらにこのソケット部品3にはソケッ
ト33と、必要であればドライバーを差し込んで部材1か
らソケット部品3を外すためのネジ穴34が形成されてい
る。本実施例では、この部材1の上部の室12には内部に
電線が通され、下部の室13の内部にはアース線や信号線
が通されている。そして室12,13にそれぞれ通される線
は、部材1に取り付けられたソケット部品3,スイッチ部
品4の他、電気を供給するための末端部品に接続されて
いる。スペーサプレート14は部材1を壁の下部に取り付
けるに際し、部材1を湿気から守り、かつ平らではない
床面と部材1の滑かな下端面との不整合の影響を受けて
部材1を垂直に取り付けられるように設けられている。
可撓材でなる後部の湾曲部材15は、部材1の上端部に一
体的に形成される。そしてこの湾曲部材15は、部材1の
上端が完全に密着するように略内向きに形成され、壁面
に密着することにより部材1の内部に埃が侵入するのを
防いでいる。
第3図、第4図及び第5図は、必要に応じて2つ以上の
部材1を互いに壁面に沿って一列にまたは部屋の角に沿
って曲がるようにジョイント5または6で繋げる状態を
示す。第3図に示すジョイント5は室12,13の内周に挿
着可能な形状を成し、それぞれ端部の外周に横縞溝51及
び縦縞溝52が形成されている。そしてこのジョイント5
を使って部材1を繋げるには、まずこの横縞溝51を一方
の部材1の室の対応する縦縞溝123に打ち込み方式で押
し込み、次に縦縞溝52を他方の部材1の室の対応する横
縞溝124に押し込んで、これにより確実に連結できる。
この方法で、本考案に係る部材1の長さは無限に自由に
延長できることになる。
また壁の角で曲がる場合には、第4図に示すようにL字
型ジョイント6を用いる。このL字型ジョイント6は、
柱部と2方向に延びる腕部とからなり、この腕部の両端
部にもそれぞれ横縞溝61と縦縞溝62が形成されている。
その他の構成、作用は第3図と同様であって、壁の角で
曲がる場合でも自由に部材1を連結することができる。
なおこの際、L字型ジョイント6の2つの腕部のなす屈
曲角度は部材1を取り付ける壁の角度によって決めるこ
とができるので、上記の部材1はどのような場所にでも
取り付けることができ、設計の必要とする要求を満足さ
せることができる。
以上、本考案を実施例をもとに説明したが、本考案はこ
の実施例に限定されるものでなく、本考案の請求の範囲
内で修正、改造するものも包含することは言うまでもな
い。
《考案の効果》 以上のように本考案に係る配線装置は、 (1)スイッチ部品,電気ソケット部品,その他の単体
部品が部材に着脱自在に取り付けられるので、単体部品
を増やしたり他の場所に移動する場合に、壁を掘り起こ
して埋設管を設けたり、また露出コンジットで配線する
必要がなく、施工を簡素化できる。
(2)電線をすべて部材内に収納できるので、部屋の美
観が損われず、室内配線の方式を改善することができ
る。
(3)スイッチ部品,ソケット部品,その他の単体部品
が部材に固定されるのでなく着脱自在に取り付けられる
ので、部屋のレイアウトをしやすくなり、固定位置のコ
ンセントやスイッチに拘束されて制限を受けることがな
く、また延長線を使用する必要もなくなる。
(4)部材を壁の下部に取り付けることができるので、
スイッチ部を足で操作することができ、両手がふさがっ
ていてもスイッチの操作をすることができる。
(5)電線とアース線及び信号線とを別々に室内に収納
できるので、損傷した電線とアース線とが不慮に接触し
てショートするのを防止することができ、かつ電源ノイ
ズの信号線への干渉も減少させることができる。
(6)ジョイントによって2つの部材を簡単に延長また
は屈曲して連結することができるので、壁面への取付け
が容易になる。
(7)部材と単体部品との取付けがフランジとそれに対
応する溝との嵌合によるため、組立て及び分解が簡単で
ある。
という優れた点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の配線装置の内部を部分的に示した斜視
図、第2図は細長部材の装飾板部品を嵌合させた断面
図、第3図は直列に並んだ細長部材をジョイントによっ
て連結する状態を示す部分拡大図、第4図は角で交差す
る細長部材をL字型ジョイントによって連結する状態を
示す部分拡大図、第5図は本考案の外観を示す全体図で
ある。 1……細長部材、2……装飾板部品 3……ソケット部品、4……スイッチ部品 5……ジョイント、6……L字型ジョイント 11A,11B……フランジ 12,13……室、121……仕切り板 122……配線穴、123……縦縞溝 124……横縞溝 14……スペーサプレート、15……湾曲部材 16……空間、21A,21B……溝 31A,31B……溝、33……ソケット 34……ネジ穴、41A,41B……溝 42……スイッチ、51,61……横縞溝 52,62……縦縞溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上フランジと下フランジとを有する細長部
    材であって、該細長部材にはその上下端に電線を収納す
    る室が形成され、該各室はその内部に複数の上向きに湾
    曲した仕切り板を有し、これら仕切り板それぞれは配線
    穴によって隣接する仕切り板から間隔を隔てられ、該各
    室には一端に横縞溝が形成され他端に縦縞溝が形成さ
    れ、可撓材からなる後部の湾曲部材が該細長部材の上端
    に配置され、 装飾板部品,電気ソケット部品,スイッチ部品,その他
    端末部品等の複数の単体部品であって、該各単体部品は
    上記細長部材の上フランジと下フランジにそれぞれ対応
    する上部溝と下部溝とを有し、該単体部品は該上下フラ
    ンジを該上下溝にそれぞれ嵌合させることによって該細
    長部材に着脱自在に取付けることができ、該細長部材の
    室内に収納された上記電線が取付けられた電力を供給す
    るための該単体部品に接続され、 互いに並んだ上記細長部材を連結するために該細長部材
    の各室の縦縞溝及び横縞溝にそれぞれ対応する横縞溝と
    縦縞溝とを有するジョイントと、 互いに角で交差する上記細長部材を連結するために該細
    長部材の各室の縦縞溝及び横縞溝にそれぞれ対応する横
    縞溝腕木と縦縞溝腕木とを有するL字型ジョイントとか
    ら構成されたことを特徴とする多目的配線装置。
JP3657889U 1989-03-31 1989-03-31 多目的配線装置 Expired - Lifetime JPH0715291Y2 (ja)

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JPH02136427U JPH02136427U (ja) 1990-11-14
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