JPH0715277Y2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPH0715277Y2 JPH0715277Y2 JP1986138258U JP13825886U JPH0715277Y2 JP H0715277 Y2 JPH0715277 Y2 JP H0715277Y2 JP 1986138258 U JP1986138258 U JP 1986138258U JP 13825886 U JP13825886 U JP 13825886U JP H0715277 Y2 JPH0715277 Y2 JP H0715277Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- center pole
- unit cover
- center
- back pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案はホーン型スピーカの放熱特性及び出力特性を改
善するドライバーの構造に関する。
善するドライバーの構造に関する。
〈従来技術〉 大出力ホーン型スピーカは、ボイスコイルに大電力（10
W〜100W）が供給されるので、ボイスコイルの発熱量は
大きく、スムーズな放熱をする必要がある。このためス
ロート側へ放熱するよう、またセンターポール及びボト
ムプレートを介して放熱するよう種々の工夫が行われて
いる。
W〜100W）が供給されるので、ボイスコイルの発熱量は
大きく、スムーズな放熱をする必要がある。このためス
ロート側へ放熱するよう、またセンターポール及びボト
ムプレートを介して放熱するよう種々の工夫が行われて
いる。
〈考案の目的〉 本考案はドライバーの磁気回路の構造を改善してドライ
バーの外側へスムーズに放熱される経路を形成し、放熱
特性及び出力特性を改善することを目的とする。
バーの外側へスムーズに放熱される経路を形成し、放熱
特性及び出力特性を改善することを目的とする。
〈考案の概要〉 センターポールの中央に透孔あるいは凹部を形成し、こ
の透孔あるいは凹部内に磁気回路のユニットカバーの一
部を挿入してボイスコイルに接近させ、カバーを介して
放熱させる構造である。
の透孔あるいは凹部内に磁気回路のユニットカバーの一
部を挿入してボイスコイルに接近させ、カバーを介して
放熱させる構造である。
〈実施例〉 ホーン型スピーカのドライバーは、第１図に断面図を示
すようにセンターポール付きボトムプレート１と、マグ
ネット２と、ブリッジ３とで磁気回路を構成する。セン
ターポール１とブリッジ３との間に形成する磁気空隙に
ボイスコイルボビン４を挿入する。このボビン４には振
動板５、ダンパー６が接着されている。振動板５の前方
にイコライザ７及びスロート８が配置されている。
すようにセンターポール付きボトムプレート１と、マグ
ネット２と、ブリッジ３とで磁気回路を構成する。セン
ターポール１とブリッジ３との間に形成する磁気空隙に
ボイスコイルボビン４を挿入する。このボビン４には振
動板５、ダンパー６が接着されている。振動板５の前方
にイコライザ７及びスロート８が配置されている。
本考案において、センターポール付ボトムプレート１の
中央に透孔11が形成される。そして例えばアルミニウム
のように伝熱性が高く非磁性の材料よりなるユニットカ
バー12の中央に突部13を形成し、この突部13を上記透孔
11内に挿入し、センターポールの内壁に密着させる。こ
の実施例では突部13にテーパーを形成し、突部13を透孔
11に圧入させて突部13を透孔11の内壁に確実に密着させ
る。
中央に透孔11が形成される。そして例えばアルミニウム
のように伝熱性が高く非磁性の材料よりなるユニットカ
バー12の中央に突部13を形成し、この突部13を上記透孔
11内に挿入し、センターポールの内壁に密着させる。こ
の実施例では突部13にテーパーを形成し、突部13を透孔
11に圧入させて突部13を透孔11の内壁に確実に密着させ
る。
本考案のユニットカバー12は外側周辺部がスロート８の
周辺部に結合され、ドライバーの後方を水密にカバーす
るものであるが、同時に気密にする。そこで本考案はボ
トムプレート１に透孔14を形成してユニットカバー12と
センターポール１の間の空間を背圧室として利用する。
この結果、振動板５の後方の容積が大きくなり、背圧の
影響をすくなくすることができる。
周辺部に結合され、ドライバーの後方を水密にカバーす
るものであるが、同時に気密にする。そこで本考案はボ
トムプレート１に透孔14を形成してユニットカバー12と
センターポール１の間の空間を背圧室として利用する。
この結果、振動板５の後方の容積が大きくなり、背圧の
影響をすくなくすることができる。
この実施例ではセンターポール１に透孔11を形成してい
るが、ボイスコイル４に接近するまで凹部を形成し、こ
の凹部底辺に突部13の先端を接触させるよう構成しても
よい。図面においてボトムプレート１に形成した透孔14
は上記のように振動板15の後方の容積を大きくして、背
圧の影響を少なくするとともに、磁気回路中に存在する
水分を除去するものである。
るが、ボイスコイル４に接近するまで凹部を形成し、こ
の凹部底辺に突部13の先端を接触させるよう構成しても
よい。図面においてボトムプレート１に形成した透孔14
は上記のように振動板15の後方の容積を大きくして、背
圧の影響を少なくするとともに、磁気回路中に存在する
水分を除去するものである。
以上のような構造であるからボイスコイル４で発生した
熱はセンターポール１を介してカバー12に至り、放熱さ
れる。またブリッジ３を介してスロート８から放熱され
る。
熱はセンターポール１を介してカバー12に至り、放熱さ
れる。またブリッジ３を介してスロート８から放熱され
る。
〈効果〉 本考案の場合、伝熱性に優れた材料よりなるカバー12の
一部が、センターポール１の中央に形成した透孔11の内
部に入り込み、ボイスコイル４に接近して配置されてい
るため、ボイスコイル４で発生した熱は非常に速くカバ
ーに至り、カバー12でスムーズに放熱される。またユニ
ットカバー12を背圧室として利用して背圧の影響を少な
くできるので、出力特性を改善できる。
一部が、センターポール１の中央に形成した透孔11の内
部に入り込み、ボイスコイル４に接近して配置されてい
るため、ボイスコイル４で発生した熱は非常に速くカバ
ーに至り、カバー12でスムーズに放熱される。またユニ
ットカバー12を背圧室として利用して背圧の影響を少な
くできるので、出力特性を改善できる。
第１図は本考案の一実施例のスピーカドライバーの断面
図を示す。 １……センターポール付ボトムプレート ４……ボイスコイルボビン 11……透孔 12……カバー 13……突部
図を示す。 １……センターポール付ボトムプレート ４……ボイスコイルボビン 11……透孔 12……カバー 13……突部
Claims (1)
- 【請求項１】磁気回路を構成するセンターポールの中央
に透孔あるいは凹部を形成し、この透孔あるいは凹部の
内壁に伝熱性の高い非磁性材料よりなるユニットカバー
の一部を密着させてボイスコイルに接近する位置まで挿
入し、かつ上記ユニットカバーの外側周辺部をスロート
周辺部に結合してセンターポールとユニットカバーの間
を背圧室とし、この背圧室に連通する透孔をセンターポ
ールに形成したことを特徴とするホーンスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986138258U JPH0715277Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986138258U JPH0715277Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344595U JPS6344595U (ja) | 1988-03-25 |
| JPH0715277Y2 true JPH0715277Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31043076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986138258U Expired - Lifetime JPH0715277Y2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715277Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2605427Y2 (ja) * | 1991-12-18 | 2000-07-17 | 株式会社ケンウッド | スピーカ用磁気回路 |
| WO2008004272A1 (fr) * | 2006-07-03 | 2008-01-10 | Pioneer Corporation | Haut-parleur et unité de haut-parleur |
| JP2010041128A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ装置及び自動車 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133845U (ja) * | 1978-03-08 | 1979-09-17 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP1986138258U patent/JPH0715277Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344595U (ja) | 1988-03-25 |
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