JPH07152008A - 磁界の測定方法、およびこれを用いた光磁界センサ - Google Patents

磁界の測定方法、およびこれを用いた光磁界センサ

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JPH07152008A
JPH07152008A JP29882293A JP29882293A JPH07152008A JP H07152008 A JPH07152008 A JP H07152008A JP 29882293 A JP29882293 A JP 29882293A JP 29882293 A JP29882293 A JP 29882293A JP H07152008 A JPH07152008 A JP H07152008A
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optical
magneto
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rig
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Hiroichi Hamada
普一 濱田
Yukinobu Yoneyama
幸伸 米山
Nobuo Nakamura
宣夫 中村
Koichiro Maki
孝一郎 槙
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で量産性の高いRIGを磁気光学材
料に用いた高強度の磁場の測定方法と、これを用いた光
磁界センサの提供とを目的とする。 【構成】 磁気光学材料として希土類鉄ガーネット
を用いて磁場の強度を測定する方法において、希土類鉄
ガーネット近傍に磁性体製の磁界調節部材を設け、希土
類鉄ガーネットにかかる磁界の実質的強度を、希土類鉄
ガーネットの飽和磁界強度未満とする。 【効果】 磁気光学材料としてRIG膜を用いた検
出端子と磁性体性の磁界調節部材とから磁界の検出部を
構成するため、従来のRIG膜を磁気光学材料として用
いた光磁界センサでは測定できない高強度の磁界も測定
可能となる。また、RIG膜を用いるため、量産性の向
上と低価格化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、希土類鉄ガーネット膜
のファラデ−効果を利用した高磁界強度の測定方法と、
これを利用した光磁界センサに関する。 特に電力を供
給する送電線、受変電設備(以下キュ−ビクル)などの
高圧送電線や高圧配線回路の周囲に発生する高磁界強度
の測定により電流の大きさを検知する光磁界センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】高圧送電線や高圧配線回路等を介して発
電所から変電所、あるいは変電所から変電所へ電力が送
られる。この高圧送電線や高圧配線回路に流れる電流の
異常、例えば断線等の異常を検出する装置としてトラン
ス型電流センサが用いられてきた。このトランス型電流
センサは、鉄芯に絶縁線をコイル状に巻いたものであ
り、大型、大重量、絶縁性が悪いなど種々の問題点があ
った。近年このトランス型電流センサを光磁界センサに
置き換える計画が進められている。というのは、光磁界
センサであれば小型化、軽量化が可能であり、絶縁性に
優れているからである。
【0003】この目的に用いられる電流測定用光磁界セ
ンサの基本構成を図16に示す。光源1から出射した光
は光ファイバ2を通りレンズ3、偏光ビ−ムスプリッタ
(以下PBSという)4を通過し直線偏光となり半波長
板5を通過し磁気光学材料6に入射する。ここで光は磁
気光学材料6を通過するとき、被測定磁界(以後磁界と
称する)の強さに応じて旋光されPBS7を通過するこ
とにより磁界の強さに応じた強度となり、レンズ8で光
ファイバ9に集光される。ここで半波長板5を用いるの
は、PBS4の通過光の偏光面を45度回転させ、通過
光とPBS7との相対偏光角度を45度(磁界0の状態
で)とし、センサの感度を最大とするためである。な
お、半波長板5と磁気光学材料6は配置を入れ換えても
特性上大きな問題はない。
【0004】いま、I0を磁気光学材料6に入射する光
の強度、IをPBS7を通過した後の光強度、Hsを磁
気光学材料の飽和磁界強度、θをファラデー回転角、H
を(H>Hsの場合にはH=Hs)磁界の強度としたと
き、PBS7通過後の光の強度と磁界の強度との関係は
数1で示される。すなわち、光磁界センサは数1の関係
を利用するものである。
【0005】
【数1】 I/I0=cos2(θ)+(H2/Hs2)・sin2(θ)
【0006】なお、光磁界センサは、一般に図7に示し
たように光源1、検出部10、そして出力部11をそれ
ぞれ光ファイバ2,9で結合して構成される。検出部1
0は、図7の破線で囲んだ部分を、例えば、合成樹脂板
製の容器内に装着して作成する。そして、出力部11
は、光検出器12及び信号処理回路13とから構成す
る。そして、使用に際しては、磁界と磁気光学材料6を
通過する光の進路とが平行になるように検出端を設置し
ている。
【0007】ところで、高電圧の受変電設備では、電線
中に流れる電流は約30000アンペアもあり、電線近
傍に発生する磁界の強度は約3000 Oeにもなる。
従って、この磁界の強度を測定するために光磁界センサ
を用いようとすれば、数1より分かるとおり、Hsが3
000 Oeを越える磁気光学材料を使用しなければな
らない。これを満足する磁気光学材料は鉛ガラスであ
る。
【0008】しかしながら、鉛ガラスを用いて光磁気セ
ンサを構成すると、確かにこのような高磁場の検出に適
しているものの、量産性が悪く、かつθが小さいため、
装置の小型化がままならないという問題が発生する。
【0009】装置の小型化を達成するためにはθが大き
な磁気光学材料を用いることが必要である。大きなθを
持ち、かつ比較的安価で量産性の良い磁気光学材料とし
て希土類鉄ガーネット(以下「RIG」と示す。)が知
られている。そこで、このRIGを用いた光磁界センサ
を前記高強度の磁界の検出に用いることが試みられてい
る。しかしながら、この試みは必ずしも成功していな
い。というのは、RIGのHsは、組成にもよるが、高
々1500 Oeであるからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記状況を考
慮してなされたものである。即ち、本発明は安価で量産
性の高いRIGを磁気光学材料に用いた高強度の磁場の
測定方法と、これを用いた光磁界センサの提供とを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の測定方法は、磁気光学材料として希土類鉄ガーネッ
トを用いて磁場の強度を測定する方法において、希土類
鉄ガーネット近傍に磁性体製の磁界調節部材を設け、希
土類鉄ガーネットにかかる磁界の実質的強度を、希土類
鉄ガーネットの飽和磁界強度未満とするものであり、こ
れを具現化する本発明の光磁界センサは、光源と、磁界
測定用検出部と、出力部とから基本的に構成される光磁
界センサにおいて、磁気測定用検出部が、検出端子と磁
性体製の磁界調節部材とから構成され、検出端子の必須
構成要素である磁気光学材料が希土類鉄ガーネットを用
いたものである。
【0012】
【作用】本発明に用いられる検出端子は、従来一般に用
いられているPBS、半波長板、希土類鉄ガーネット
膜、PBSをこの順に構成したものを用いて構成しても
良く、更に簡略化して希土類鉄ガーネット膜のみを用い
て構成しても良い。重要なことは希土類鉄ガーネット膜
が、必ず磁界中に配置されるようになっていることであ
る。
【0013】本発明の光磁界センサの検出部は、検出端
子と磁性体製の磁界調節部材とから構成されており、例
えば、磁界調節部材が検出端子を覆う構造になっている
場合には、必ず検出端子の一部が露出、あるいは外部よ
りその表面が確認できる状態となっていなければならな
い。むろん、検出端子を構成する容器の一部を磁性体製
部材とし、これを磁界調節部材として用いても良い。
【0014】検出部をこのように構成することにより、
検出部を磁界内に設置したとき、磁界調節部材により検
出部内に逆磁場が発生し、検出端子にかかる磁界強度が
減少する。この結果、このような検出部を希土類鉄ガー
ネットの飽和磁界強度Hsを大幅に越える磁界内に設置
しても、検出部内の希土類鉄ガーネットにかかる磁界強
度を前記Hs未満とすることが可能となる。よって、発
生させる逆磁場の大きさによっては、磁性体材質として
強磁性体を選択する。
【0015】また、磁界調節部材は、有効に逆磁場を発
生させ、希土類鉄ガーネットにかかる磁界を減少できる
ものであれば良く、その限りにおいて形状を問わない。
むろん、磁界調節部材の諸元は、発生させる逆磁場の大
きさにより調節する。
【0016】以上述べたように、本発明の方法、装置に
よれば、安価で量産容易な希土類鉄ガーネットを用い
て、希土類鉄ガーネットのHsを大幅に越える高い磁界
強度の測定が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、実施例によりさらに具体的に説明す
る。 (実施例1)本発明により製作した光磁界センサの検出
部20の構成を図1,2に示す。図1は検出部20を上
から見た図であり、図2は同じ検出部を光ファイバー2
1,22側、即ち、光の入出射側から見た図である。こ
の検出部20は幅16mm×奥行き7mm×厚さ8の検
出端子23を厚さ1mmの純鉄の板(以下、単に「鉄
板」という。)で作成した外寸で幅20×奥行き11m
m×高さ12mmの磁界調節部材24内に設けたもので
ある。
【0018】検出端子23の要部を図3に示した。すな
わち、偏光子としてPBS25,26を、磁気光学材料
として厚さ約25μmの希土類鉄ガーネット膜(組成
(YbYb)5Fe3O12 以下「本RIG膜」と示す。)27を
用い、これらと半波長板28とをPBS25、半波長板
28、本RIG膜27、PBS26の順に合成樹脂板製
の容器内に取り付けて製作した検出端子である。なお、
PBS25,26は同一平面上に置きかつ45度配置に
するために半波長板28を本RIG膜27の直前に配置
した。
【0019】本実施例の検出部20の使用に際しては、
検出部20と磁界方向とが図2おいて、磁界調節部材の
A面が磁界Hに対してgradHで定義される勾配ベク
トル方向で磁界が減少する方向になるように検出部20
を配置した。そして、光源(図示せず。)として波長
0.85μm光を発生する発光ダイオ−ドを用い、光源
より光ファイバ21に光を入射した。この光は、PBS
25により直線偏光とされ、半波長板28を介して本R
IG膜27に入射された。光は本RIG膜27を通過す
る際に、本RIG膜27にかかっている磁場の強度に応
じて旋光し、偏光面が回転される。その後、光はPBS
26を通過することにより前記磁場強度に対応した光量
に変換される。このPBS26の通過光は光ファイバ2
2を介してSiフォトダイオードを用いた光検出器(図
示せず。)に入射され、光検出器で光電変換された。こ
のようにして得られた電流信号を信号処理回路(図示せ
ず。)に入力した。そして、信号処理回路よりの出力信
号を電圧変換し、これを測定した。なお、このため測定
値は相対値となっている。このように構成された本実施
例の光磁界センサの検出部を磁界の中に設置し、磁界強
度と出力との関係を求めた。なお、本実施例で用いた本
RIG膜のHsは室温で1350 Oeであり、磁界強
度は±5000 Oeの範囲で変化させた。得られた結
果を図4のa1に示した。
【0020】図4より分かる通り、磁界強度が±500
0 Oeの範囲内でも光磁界センサ出力とは磁界強度と
の直線性は保たれており、本実施例の光磁界センサが有
効であることが分かる。
【0021】(実施例2)検出部20と磁界方向とが図
2おいて、磁界調節部材のA面が磁界Hに対してgra
dHで定義される勾配ベクトル方向で磁界が減少する方
向になるように検出部20を設置した。そして、その他
は実施例1と同じ装置を用い、同様にして光磁界センサ
の出力と磁界強度との関係を求めた。得られた結果を図
4のa2に示した。
【0022】図4より分かる通り、本実施例の使用方法
でも光磁界センサの出力と磁界強度との直線性は失われ
ていない。しかし、a1より傾きは緩やかであり、より
幅広い磁場強度の変化に対応できることが分かる。
【0023】又、図4のa1とa2との結果は、磁界発
生源となる電線等が2つある場合、両者からの磁界強度
が等しくなる中央部においても本発明の光磁界センサを
1つの発生源に向ければ、他方に比べて強い信号が得ら
れることを示しているといえる。
【0024】(実施例3,4)検出端子の要部を図5の
ように、全反射プリズム31、偏光子32、本RIG膜
33、偏光子34、全反射プリズム35で、この順に配
置して構成した以外は実施例1,2と同様な光磁界セン
サを組み、同様にして光磁界センサの出力と磁界強度と
の関係を求めた(実施例3,4)。その結果、それぞれ
実施例1,2と同様に±5000 Oeの範囲では光磁
界センサ出力と磁界強度との間に良好な比例関係が見ら
れた。
【0025】(実施例5〜14)磁界調節部材の構造
を、板状にしたもの(図6,実施例5)、開いたコの字
状にしたもの(図7,実施例6)、実施例1の磁界調節
部材の背面に板状の鉄板を設けたもの(図8,実施例
7)、コの字状磁界調節部材の両端に、互いに反対方向
になるように鉄板を取り付けたもの(図9,実施例
8)、角型筒状にしたもの(図10,実施例9)、4枚
の鉄板を一枚の鉄板の側面に取り付けたもの(図11,
実施例10)、円管状にしたもの(図12,実施例1
1)、開口部を持った球状にしたもの(図13,実施例
12)、円管の一部を切り裂いたものに鉄板を取り付け
たもの(図14,実施例13)、鉄板をΩ状に曲げ加工
したもの(図15,実施例14)を用いた以外は実施例
1と同様な光磁界センサを組み、実施例1と同様にして
光磁界センサの出力と磁界強度との関係を求めた。その
結果、実施例1と同様に±5000 Oeの範囲では光
磁界センサ出力と磁界強度との間に良好な比例関係が見
られた。
【0026】(実施例15)検出端子を構成する容器の
6面の内、一面と、その両側面の3面を鉄板製とし、他
を合成樹脂板製とし、合成樹脂板の部分に、端子を構成
する磁気光学素子等の部材を取り付けたものを検出部と
した以外は実施例1と同様な光磁界センサを組み、実施
例1と同様にして光磁界センサの出力と磁界強度との関
係を求めた。その結果、実施例1と同様に±5000
Oeの範囲では光磁界センサ出力と磁界強度との間に良
好な比例関係が見られた。
【0027】(実施例16,17)検出端子の要部を図
16の従来品と同様に、光ファイバ、レンズ、PBS、
半波長板、RIG膜、PBS、レンズ、光ファイバで、
この順に配置して構成した以外は実施例1,2と同様な
光磁界センサを組み、同様にして光磁界センサの出力と
磁界強度との関係を求めた(実施例6,7)。その結
果、それぞれ実施例1,2と同様に±5000 Oeの
範囲では光磁界センサ出力と磁界強度との間に良好な比
例関係が見られた。
【0028】(従来例)実施例1の光磁界センサの検出
部の磁界調節部材を取り除き、以後は実施例1と同様に
して、光磁界センサ出力と磁界強度との関係を求めた。
得られた結果を図4のbに示した。
【0029】図4より分かる通り、±1350 Oe内
では良好な比例関係が見られるものの、この範囲をはず
れるとセンサ出力は一定値となり、センサとして機能し
ないことが分かる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光磁界
センサは、磁気光学材料としてRIG膜を用いた検出端
子と磁性体性の磁界調節部材とから磁界の検出部を構成
するため、従来のRIG膜を磁気光学材料として用いた
光磁界センサでは測定できない高強度の磁界も測定可能
となる。また、RIG膜を用いるため、量産性の向上と
低価格化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いた光磁界センサの検出部
の構成を示した図である。
【図2】図1の検出部を光の入出射側から見た図であ
る。
【図3】図1の検出部の検出端子の要部を示した図であ
り、PBS、半波長板、RIG膜、PBSから構成され
る。
【図4】実施例1,2従来例で得られた結果を示した図
であり、光磁界センサ出力と磁界強度との関係を示した
ものである。
【図5】実施例3,4で用いた検出部の検出端子の要部
を示した図であり、全反射プリズム、偏光子、RIG
膜、偏光子、全反射プリズムで、この順に配置して構成
されたものである。
【図6】実施例5で用いた磁界調節部材の形状を示した
図である。
【図7】実施例6で用いた磁界調節部材の形状を示した
図である。
【図8】実施例7で用いた磁界調節部材の形状を示した
図である。
【図9】実施例8で用いた磁界調節部材の形状を示した
図である。
【図10】実施例9で用いた磁界調節部材の形状を示し
た図である。
【図11】実施例10で用いた磁界調節部材の形状を示
した図である。
【図12】実施例11で用いた磁界調節部材の形状を示
した図である。
【図13】実施例12で用いた磁界調節部材の形状を示
した図である。
【図14】実施例13で用いた磁界調節部材の形状を示
した図である。
【図15】実施例14で用いた磁界調節部材の形状を示
した図である。
【図16】従来の電流測定用光磁界センサの基本構成示
した図である。
【符号の説明】
1−−−−−−光源 2,9−−−−光
ファイバ 3,8−−−−レンズ 4,7−−−−偏
光ビ−ムスプリッタ 5−−−−−−半波長板 6−−−−−−磁
気光学材料 10−−−−−−光検出器 11−−−−−−
信号処理回路 20−−−−−−検出部 21,22−−−
光ファイバー 23−−−−−−検出端子 24−−−−−−
磁界調節部材 25,26−−−PBS 27−−−−−−
RIG膜 28−−−−−−半波長板 31,35−−−
全反射プリズム 32,34−−−偏光子 33−−−−−−
RIG膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気光学材料として希土類鉄ガーネッ
    トを用いて磁場の強度を測定する方法において、希土類
    鉄ガーネット近傍に磁性体製の磁界調節部材を設け、希
    土類鉄ガーネットにかかる磁界の実質的強度を、希土類
    鉄ガーネットの飽和磁界強度未満とすることを特徴とす
    る磁界の測定方法。
  2. 【請求項2】 磁気光学材料が希土類鉄ガーネットを
    用いたものであることを特徴とする請求項1記載の磁界
    の測定方法。
  3. 【請求項3】 検出端子の一部が露出、あるいは外部
    よりその表面が確認できる状態となるように、検出端子
    が磁界調節部材で覆われていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の磁界の測定方法。
  4. 【請求項4】 検出端子を構成する容器の一部が磁性
    体製部材としたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    磁界の測定方法。
  5. 【請求項5】 光源と、磁界測定用検出部と、出力部
    とから基本的に構成される光磁界センサにおいて、磁気
    測定用検出部が、磁気光学材料を用いた検出端子と磁性
    体製の磁界調節部材とから構成されたことを特徴とする
    光磁界センサ。
  6. 【請求項6】 磁気光学材料が希土類鉄ガーネットを
    用いたものであることを特徴とする請求項5記載の光磁
    界センサ。
  7. 【請求項7】 検出端子の一部が露出、あるいは外部
    よりその表面が確認できる状態となるように、検出端子
    が磁界調節部材で覆われていることを特徴とする請求項
    5又は6記載の光磁界センサ。
  8. 【請求項8】 検出端子を構成する容器の一部が磁性
    体製部材としたことを特徴とする請求項5又は6記載の
    光磁界センサ。
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WO2013161773A1 (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 日立金属株式会社 磁気センサデバイス

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