JPH0715179Y2 - 電子部品用側板 - Google Patents
電子部品用側板Info
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- JPH0715179Y2 JPH0715179Y2 JP1989055679U JP5567989U JPH0715179Y2 JP H0715179 Y2 JPH0715179 Y2 JP H0715179Y2 JP 1989055679 U JP1989055679 U JP 1989055679U JP 5567989 U JP5567989 U JP 5567989U JP H0715179 Y2 JPH0715179 Y2 JP H0715179Y2
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- Japan
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- electronic component
- side plate
- engaging portion
- outer case
- engaged
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、表示器や照光式スイッチ等の電子部品の外装
ケース側面に係合される電子部品用側板に関し、例えば
表示器にあっては、その表示画面を所望の位置にて自在
に仕切ることができる枠体として、また照光式スイッチ
にあっては、誤操作を防止するバリヤとしての働きを有
する電子部品用側板に関する。
ケース側面に係合される電子部品用側板に関し、例えば
表示器にあっては、その表示画面を所望の位置にて自在
に仕切ることができる枠体として、また照光式スイッチ
にあっては、誤操作を防止するバリヤとしての働きを有
する電子部品用側板に関する。
[従来の技術] 従来の電子部品用側板としては、例えば第4図に示すご
とく、電子部品の外装ケース側面に係合される2つの係
合部11,11を設けた電子部品用側板10がある。この係合
部11,11は、先端を略球形部とした二つ割り状の略円柱
体からなり、この略球形部の相対向する部分の間隙を狭
めるよう付勢しつつ、前記係合部11,11の先端外径寸法
より小さい孔径で電子部品の外装ケース側面に形成され
た係合用孔部に嵌入することにより、側板10を電子部品
に係合させるものである。
とく、電子部品の外装ケース側面に係合される2つの係
合部11,11を設けた電子部品用側板10がある。この係合
部11,11は、先端を略球形部とした二つ割り状の略円柱
体からなり、この略球形部の相対向する部分の間隙を狭
めるよう付勢しつつ、前記係合部11,11の先端外径寸法
より小さい孔径で電子部品の外装ケース側面に形成され
た係合用孔部に嵌入することにより、側板10を電子部品
に係合させるものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述した従来の電子部品用側板10にあっ
ては、その形態からして係合部11,11が常に電子部品の
係合用孔部の内壁から付勢力を受け続けることとなる。
このため、長期間に亘って側板10を電子部品に係合させ
たままの状態にしたり、あるいは頻繁に側板10に対する
係合離脱を繰り返したりした場合には、係合部11,11が
へたり、これにより電子部品と側板10との間に隙間が生
じたり、側板10が電子部品から脱落したりするという欠
点があった。
ては、その形態からして係合部11,11が常に電子部品の
係合用孔部の内壁から付勢力を受け続けることとなる。
このため、長期間に亘って側板10を電子部品に係合させ
たままの状態にしたり、あるいは頻繁に側板10に対する
係合離脱を繰り返したりした場合には、係合部11,11が
へたり、これにより電子部品と側板10との間に隙間が生
じたり、側板10が電子部品から脱落したりするという欠
点があった。
そこで、前述した係合部11,11のへたりを防ぐために、
係合部11,11の基端部から先端部までの長さを伸長して
弾性限界域を拡大させることが考えられた。
係合部11,11の基端部から先端部までの長さを伸長して
弾性限界域を拡大させることが考えられた。
しかしながら、側板10の係合部11,11を長くすること
は、すなわち係合する電子部品の外装ケース内において
係合部11,11が不必要に広い空間域を占有することとな
り、これにより電子部品の外装ケース内における有効利
用が可能な空間域が減少し、ひいては外装ケース内にお
けるランプ等の電子部品構成部材の好適な配置状態が阻
害される虞れがある。
は、すなわち係合する電子部品の外装ケース内において
係合部11,11が不必要に広い空間域を占有することとな
り、これにより電子部品の外装ケース内における有効利
用が可能な空間域が減少し、ひいては外装ケース内にお
けるランプ等の電子部品構成部材の好適な配置状態が阻
害される虞れがある。
そこで本考案にあっては、電子部品に対して長期間に亘
って係合したままの状態にしたり、あるいは頻繁に係合
離脱を繰り返したりした場合にあっても、電子部品との
確実な係合状態を維持できる係合部を有する電子部品用
側板を提供することを第一の目的とし、加えて電子部品
の外装ケース内の有効利用が可能な空間域を減少させる
ことなく、ランプ等の電子部品構成部材を外装ケース内
の空間域を充分に利用して設計配置することができる係
合部を有する電子部品用側板を提供することを第二の目
的とする。
って係合したままの状態にしたり、あるいは頻繁に係合
離脱を繰り返したりした場合にあっても、電子部品との
確実な係合状態を維持できる係合部を有する電子部品用
側板を提供することを第一の目的とし、加えて電子部品
の外装ケース内の有効利用が可能な空間域を減少させる
ことなく、ランプ等の電子部品構成部材を外装ケース内
の空間域を充分に利用して設計配置することができる係
合部を有する電子部品用側板を提供することを第二の目
的とする。
[課題を解決するための手段] 前述した第一の目的を達成するため、本考案の電子部品
用側板は、電子部品の外装ケース側面に係合される電子
部品用側板において、板体の一方部分と他方部分とに、
それぞれ電子部品の外装ケース側面に係合する一方の係
合部と他方の係合部とを設け、前記一方の係合部を前記
他方の係合部方向へ傾斜した突起状とし、且つ板体の中
途部分に弾性を有する伸縮部を形成し、前記係合部を外
装ケース側面と係合離脱させる際には前記伸縮部を一旦
伸張させるとともに、前記係合部が外装ケース側面に係
合した状態では前記伸縮部が若干伸張した状態にて前記
電子部品の外装ケース側面に一方の係合部と他方の係合
部とを係合させるものである。次に、第二の目的達成の
ため、一方の係合部の肉厚を前記電子部品の外装ケース
側面の端縁を挟んで連なる面の肉厚と略同一としたもの
である。
用側板は、電子部品の外装ケース側面に係合される電子
部品用側板において、板体の一方部分と他方部分とに、
それぞれ電子部品の外装ケース側面に係合する一方の係
合部と他方の係合部とを設け、前記一方の係合部を前記
他方の係合部方向へ傾斜した突起状とし、且つ板体の中
途部分に弾性を有する伸縮部を形成し、前記係合部を外
装ケース側面と係合離脱させる際には前記伸縮部を一旦
伸張させるとともに、前記係合部が外装ケース側面に係
合した状態では前記伸縮部が若干伸張した状態にて前記
電子部品の外装ケース側面に一方の係合部と他方の係合
部とを係合させるものである。次に、第二の目的達成の
ため、一方の係合部の肉厚を前記電子部品の外装ケース
側面の端縁を挟んで連なる面の肉厚と略同一としたもの
である。
[作用] 本考案の電子部品用側板は、電子部品の外装ケース側面
に係合する係合部を板体の一方部分と他方部分とに設
け、その一方の係合部を他方の係合部方向へ傾斜した突
起状とし、且つ板体の中途部分に弾性を有する伸縮部を
形成し、前記係合部を外装ケース側面と係合離脱させる
際には前記伸縮部を一旦伸張させるとともに、前記係合
部が外装ケース側面に係合した状態では前記伸縮部が若
干伸張した状態にて前記電子部品の外装ケース側面に一
方の係合部と他方の係合部とを係合させるこことによ
り、電子部品と係合離脱させる際に伸縮部を一旦伸張さ
せることで容易に係合することができるとともに、係合
部が外装ケース側面に係合した状態では伸縮部は伸張状
態を元に戻し若干伸張した状態にて一方の係合部と他方
の係合部とが外装ケース側面を挟持すると共に、側板が
外装ケース側面方向へ引き付けられ、電子部品との係合
が確実となり、かつ伸縮部及び係合部ともに不必要な付
勢力を受けることがないので、電子部品に対して長期間
に亘って係合したままであっても伸縮部及び係合部がへ
たることなく確実な係合状態を維持できる。
に係合する係合部を板体の一方部分と他方部分とに設
け、その一方の係合部を他方の係合部方向へ傾斜した突
起状とし、且つ板体の中途部分に弾性を有する伸縮部を
形成し、前記係合部を外装ケース側面と係合離脱させる
際には前記伸縮部を一旦伸張させるとともに、前記係合
部が外装ケース側面に係合した状態では前記伸縮部が若
干伸張した状態にて前記電子部品の外装ケース側面に一
方の係合部と他方の係合部とを係合させるこことによ
り、電子部品と係合離脱させる際に伸縮部を一旦伸張さ
せることで容易に係合することができるとともに、係合
部が外装ケース側面に係合した状態では伸縮部は伸張状
態を元に戻し若干伸張した状態にて一方の係合部と他方
の係合部とが外装ケース側面を挟持すると共に、側板が
外装ケース側面方向へ引き付けられ、電子部品との係合
が確実となり、かつ伸縮部及び係合部ともに不必要な付
勢力を受けることがないので、電子部品に対して長期間
に亘って係合したままであっても伸縮部及び係合部がへ
たることなく確実な係合状態を維持できる。
更に、この一方の係合部の肉厚を、電子部品の外装ケー
ス側面の端縁を挟んで連なる面の肉厚と略同一とした場
合には、前記一方の係合部は、電子部品の外装ケース内
において不必要に広い空間域を占有することがなく、こ
れにより外装ケース内のランプ等の電子部品構成部材
を、外装ケース内の空間域を充分に利用して設計配置す
ることができる。
ス側面の端縁を挟んで連なる面の肉厚と略同一とした場
合には、前記一方の係合部は、電子部品の外装ケース内
において不必要に広い空間域を占有することがなく、こ
れにより外装ケース内のランプ等の電子部品構成部材
を、外装ケース内の空間域を充分に利用して設計配置す
ることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例について説明す
る。
る。
(実施例1) 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示しもので、第
1図は電子部品との係合状態を示す斜視図、第2図
(a)は正面図、第2図(b)は側面部である。
1図は電子部品との係合状態を示す斜視図、第2図
(a)は正面図、第2図(b)は側面部である。
本実施例の電子部品用側板1は、表示器20の側面に係合
させて表示画面21の左右両端部を縁取りする枠体として
用いられるものである。前記電子部品用側板1は、ガラ
ス繊維等を混入した強化合成樹脂によって板体2を形成
し、更に一体成形によって、前記板体2の一方部分及び
他方部分にそれぞれ一対の突起3a,3bより成る一方の係
合部3及びL字形状の他方の係合部4を突設し、前記一
方の係合部3から他方のの係合部4に至る中途部分に伸
縮部5を形成したものである。
させて表示画面21の左右両端部を縁取りする枠体として
用いられるものである。前記電子部品用側板1は、ガラ
ス繊維等を混入した強化合成樹脂によって板体2を形成
し、更に一体成形によって、前記板体2の一方部分及び
他方部分にそれぞれ一対の突起3a,3bより成る一方の係
合部3及びL字形状の他方の係合部4を突設し、前記一
方の係合部3から他方のの係合部4に至る中途部分に伸
縮部5を形成したものである。
前記表示器20は、LED、放電表示管、フィラメント電球
等の発光体を外装ケース22に収納し、その正面を表示画
面21としたものであり、この外装ケース22の側面に電子
部品用側板1が取り付けられる。そして、前記外装ケー
ス22の側面から、この側面の端縁を挟んで連なる上面と
下面とにかけて、前記一方の係合部3の突起3a,3bとそ
れぞれ係合する切欠部23a,23bを形成し、また前記側面
に前記他方の係合部4と係合する角孔部24を形成してい
る。
等の発光体を外装ケース22に収納し、その正面を表示画
面21としたものであり、この外装ケース22の側面に電子
部品用側板1が取り付けられる。そして、前記外装ケー
ス22の側面から、この側面の端縁を挟んで連なる上面と
下面とにかけて、前記一方の係合部3の突起3a,3bとそ
れぞれ係合する切欠部23a,23bを形成し、また前記側面
に前記他方の係合部4と係合する角孔部24を形成してい
る。
一方、前記一方の係合部3は、前記板体2における一方
部分の両端から突出し、他方の係合部4の方向へ約45°
の角度で傾斜した一対の突起3a,3bによって構成したも
のであり、この突起3a,3bの肉厚は、前記切欠部23a,23b
における外装ケース22の上面及び下面の肉厚と略同一と
成されている。また前記他方の係合部4は、前記板体2
における他方部分から突出し、その先端が凸段部4aとし
て一方の係合部3の方向へ突出した略L字形状に形成さ
れている。
部分の両端から突出し、他方の係合部4の方向へ約45°
の角度で傾斜した一対の突起3a,3bによって構成したも
のであり、この突起3a,3bの肉厚は、前記切欠部23a,23b
における外装ケース22の上面及び下面の肉厚と略同一と
成されている。また前記他方の係合部4は、前記板体2
における他方部分から突出し、その先端が凸段部4aとし
て一方の係合部3の方向へ突出した略L字形状に形成さ
れている。
また、前記伸縮部5は、前記板体2の中途部分に切欠部
6a,6b及び透孔部6cを設けることによって、その残部を
相対向する略半円弧形状に形成したものである。
6a,6b及び透孔部6cを設けることによって、その残部を
相対向する略半円弧形状に形成したものである。
更に、板体2の一方の係合部3側の一端には、表示器20
の表示画面21上下の枠部25,25と略同一の段部形状から
成る凸段部7を設けている。そして、表示器20に電子部
品用側板1を係合すると、凸段部7は、表示器20の表示
面21を前記枠部25,25とともに囲繞する枠部となる。
の表示画面21上下の枠部25,25と略同一の段部形状から
成る凸段部7を設けている。そして、表示器20に電子部
品用側板1を係合すると、凸段部7は、表示器20の表示
面21を前記枠部25,25とともに囲繞する枠部となる。
しかして、本考案の電子部品用側板1を表示器20に係合
させるには、まず一方の係合部3を表示器20の外装ケー
ス22における切欠部23a,23bに掛止し、次いで板体2の
他方の係合部4付近を長手方向に牽引すると、一方の係
合部3が切欠部23a,23bに沿って斜めに移動すると共
に、伸縮部5が伸張し、他方の係合部4の凸段部4aが外
装ケース22の角孔部24の端縁を乗り越えて角孔部24内に
挿入される。次に側板1の牽引を解除すると、伸縮部5
は若干伸張した状態まで縮み、他方の係合部4の凸段部
4aが外装ケース22の内壁に掛止され、これにより電子部
品用側板1は表示器20に容易かつ確実に係合される。
させるには、まず一方の係合部3を表示器20の外装ケー
ス22における切欠部23a,23bに掛止し、次いで板体2の
他方の係合部4付近を長手方向に牽引すると、一方の係
合部3が切欠部23a,23bに沿って斜めに移動すると共
に、伸縮部5が伸張し、他方の係合部4の凸段部4aが外
装ケース22の角孔部24の端縁を乗り越えて角孔部24内に
挿入される。次に側板1の牽引を解除すると、伸縮部5
は若干伸張した状態まで縮み、他方の係合部4の凸段部
4aが外装ケース22の内壁に掛止され、これにより電子部
品用側板1は表示器20に容易かつ確実に係合される。
即ち、この係合状態においては、伸縮部5が若干伸張し
ているため、元の寸法に縮もうとする力が発生し、この
力によって、板体2の一方の係合部3が他方の係合部4
とが、表示器20の外装ケース側面を挟持し、且つ一方の
係合部3が他方の係合部4方向へ傾斜していることか
ら、板体2がケース22の側面方向へ引き付けられて、電
子部品用側板1は表示器20のケース22に密着状態とな
る。
ているため、元の寸法に縮もうとする力が発生し、この
力によって、板体2の一方の係合部3が他方の係合部4
とが、表示器20の外装ケース側面を挟持し、且つ一方の
係合部3が他方の係合部4方向へ傾斜していることか
ら、板体2がケース22の側面方向へ引き付けられて、電
子部品用側板1は表示器20のケース22に密着状態とな
る。
次に、表示器20に係合した電子部品用側板1を離脱させ
るには、板体2の他方の係合部4付近を牽引して伸縮部
5を伸張させ、この状態で他方の係合部4付近を手前に
引くことで、他方の係合部4が角孔部24から離脱し、更
にこの状態では単に掛止しているだけの一方の係合部3
と切欠部23a,23bとの係合も容易に解除される。
るには、板体2の他方の係合部4付近を牽引して伸縮部
5を伸張させ、この状態で他方の係合部4付近を手前に
引くことで、他方の係合部4が角孔部24から離脱し、更
にこの状態では単に掛止しているだけの一方の係合部3
と切欠部23a,23bとの係合も容易に解除される。
(実施例2) 第3図は本考案の他の実施例を示す。本実施例の電子部
品用側板1は、板体2の一端に形成された凸段部7の肉
厚と略同一の肉厚からなる凸段部8を、板体2の他端に
形成したものであり、他の構成は前記実施例1と同様で
ある。前記側板1は、複数個の表示器20を横方向に連設
する際、予め側板1を所定の表示器20に係合しておき、
この表示器20を所望位置に介在させることによって、こ
の側板1は連続する表示部を所望位置で仕切る枠体とな
る。ここにおいて、予め側板1を係合した表示器20に対
して、この側板1を介して隣接する他の表示器20は、そ
の側面の側板1の一端に形成された前記凸段部7と、側
板1の他端に形成された前記凸段部8に当接されること
により、前記表示器20とこれに隣接する他の表示器20と
は平行状態を保持して並設される。
品用側板1は、板体2の一端に形成された凸段部7の肉
厚と略同一の肉厚からなる凸段部8を、板体2の他端に
形成したものであり、他の構成は前記実施例1と同様で
ある。前記側板1は、複数個の表示器20を横方向に連設
する際、予め側板1を所定の表示器20に係合しておき、
この表示器20を所望位置に介在させることによって、こ
の側板1は連続する表示部を所望位置で仕切る枠体とな
る。ここにおいて、予め側板1を係合した表示器20に対
して、この側板1を介して隣接する他の表示器20は、そ
の側面の側板1の一端に形成された前記凸段部7と、側
板1の他端に形成された前記凸段部8に当接されること
により、前記表示器20とこれに隣接する他の表示器20と
は平行状態を保持して並設される。
尚、前述した2つの実施例においては、相対向する略半
円弧形状からなる伸縮部5を板体2と同一材料を用いて
一体成形した場合を示したが、弾性を有して伸縮可能な
伸縮部であればこの形状に限定されるものではなく、特
に図示しないが相対向する略V字形状や、複数個の切欠
孔部を隣接して設けたものでも良く、また、2つの板体
の間に、別に形成したばね等の弾性部材を介在させたも
のでも良い。
円弧形状からなる伸縮部5を板体2と同一材料を用いて
一体成形した場合を示したが、弾性を有して伸縮可能な
伸縮部であればこの形状に限定されるものではなく、特
に図示しないが相対向する略V字形状や、複数個の切欠
孔部を隣接して設けたものでも良く、また、2つの板体
の間に、別に形成したばね等の弾性部材を介在させたも
のでも良い。
更に、前述した実施例においては、表示器20に係合す
る」子部品用側板1について説明したが、当然ながら表
示器用の側板に限定されるものではなく、例えば照光式
スイッチにおける誤操作防止用のバリヤ、及びその他の
電子部品用の側板等の広く適用できるものである。
る」子部品用側板1について説明したが、当然ながら表
示器用の側板に限定されるものではなく、例えば照光式
スイッチにおける誤操作防止用のバリヤ、及びその他の
電子部品用の側板等の広く適用できるものである。
[考案の効果] 以上詳述の如く、本考案の電子部品用側板は、その中途
部分に伸縮部を設けているため、電子部品に対する係合
及び離脱を行うに際しては、一時的にこの伸縮部を大き
く伸張させることができ、また係合状態にあっては伸縮
部が然程伸張することなく、したがって伸縮部及び係合
部ともに不必要な付勢力を受けることがないので、電子
部品に対する係合が容易であるとともに、電子部品に対
して長期間に亘って係合したままの状態としたり、ある
いは頻繁に係合離脱を繰り返しても伸縮部及び係合部が
へたることなく確実な係合状態を維持できる。また、板
体の一方の係合部を、他方の係合部方向へ傾斜させた突
起状としたことにより、電子部品と側板の係合状態にお
いて、側板が電子部品の側面に密着し、電子部品と側板
との間に隙間が生じることなく確実な係合状態を維持で
きる。
部分に伸縮部を設けているため、電子部品に対する係合
及び離脱を行うに際しては、一時的にこの伸縮部を大き
く伸張させることができ、また係合状態にあっては伸縮
部が然程伸張することなく、したがって伸縮部及び係合
部ともに不必要な付勢力を受けることがないので、電子
部品に対する係合が容易であるとともに、電子部品に対
して長期間に亘って係合したままの状態としたり、ある
いは頻繁に係合離脱を繰り返しても伸縮部及び係合部が
へたることなく確実な係合状態を維持できる。また、板
体の一方の係合部を、他方の係合部方向へ傾斜させた突
起状としたことにより、電子部品と側板の係合状態にお
いて、側板が電子部品の側面に密着し、電子部品と側板
との間に隙間が生じることなく確実な係合状態を維持で
きる。
更に、本考案の電子部品用側板にあっては、電子部品の
外装ケース側面と係合する一方の係合部の肉厚を、外装
ケース上面及び下面の肉厚と略同一とした場合には、電
子部品の外装ケース内の有効利用が可能となり、空間域
を少しも減少させることなく、例えばランプ等の電子部
品構成部材を外装ケース内の空間域を充分に利用して好
適な配置状態とすることができる。
外装ケース側面と係合する一方の係合部の肉厚を、外装
ケース上面及び下面の肉厚と略同一とした場合には、電
子部品の外装ケース内の有効利用が可能となり、空間域
を少しも減少させることなく、例えばランプ等の電子部
品構成部材を外装ケース内の空間域を充分に利用して好
適な配置状態とすることができる。
第1図は、本考案の一実施例である電子部品用側板にお
ける電子部品との係合状態を示す斜視図、第2図は本考
案の電子部品側板の一実施例を示し、第2図(a)は正
面図、第2図(b)は側面図、第3図は本考案の電子部
品用側板の他の実施例を示す側面図、第4図は従来の電
子部品用側板を示す斜視図である。 1……電子部品用側板、2……板体、3……一方の係合
部、3a,3b……突起 4……他方の係合部、5……伸縮部
ける電子部品との係合状態を示す斜視図、第2図は本考
案の電子部品側板の一実施例を示し、第2図(a)は正
面図、第2図(b)は側面図、第3図は本考案の電子部
品用側板の他の実施例を示す側面図、第4図は従来の電
子部品用側板を示す斜視図である。 1……電子部品用側板、2……板体、3……一方の係合
部、3a,3b……突起 4……他方の係合部、5……伸縮部
Claims (4)
- 【請求項1】電子部品の外装ケース側面に係合される電
子部品用側板において、板体の一方部分と他方部分と
に、それぞれ電子部品の外装ケース側面に係合する一方
の係合部と他方の係合部とを設け、前記一方の係合部を
前記他方の係合部方向へ傾斜した突起状とし、且つ板体
の中途部分に弾性を有する伸縮部を形成し、前記係合部
を外装ケース側面と係合離脱させる際には前記伸縮部を
一旦伸張させるとともに、前記係合部が外装ケース側面
に係合した状態では前記伸縮部が若干伸張した状態にて
前記電子部品の外装ケース側面に一方の係合部と他方の
係合部とを係合させることを特徴とする電子部品用側
板。 - 【請求項2】一方の係合部の肉厚を前記電子部品の外装
ケース側面の端縁を挟んで連なる面の肉厚と略同一とし
たことを特徴とする請求項1記載の電子部品用側板。 - 【請求項3】伸縮部を板体と同一材料で一体に形成した
ことを特徴とする請求項1または2項記載の電子部品用
側板。 - 【請求項4】伸縮部を板体の中途部分に別に介在させた
弾性部材で構成したことを特徴とする請求項1または2
項記載の電子部品用側板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055679U JPH0715179Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 電子部品用側板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055679U JPH0715179Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 電子部品用側板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146479U JPH02146479U (ja) | 1990-12-12 |
JPH0715179Y2 true JPH0715179Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31578848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989055679U Expired - Lifetime JPH0715179Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 電子部品用側板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715179Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60109367U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-25 | 山水電気株式会社 | 化粧ボ−ドの固定装置 |
JPS62154709U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | ||
JPS62163983U (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1989055679U patent/JPH0715179Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02146479U (ja) | 1990-12-12 |
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