JPH07151512A - 三次元測定機の操作装置 - Google Patents
三次元測定機の操作装置Info
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- JPH07151512A JPH07151512A JP2333394A JP2333394A JPH07151512A JP H07151512 A JPH07151512 A JP H07151512A JP 2333394 A JP2333394 A JP 2333394A JP 2333394 A JP2333394 A JP 2333394A JP H07151512 A JPH07151512 A JP H07151512A
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- Japan
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- touch
- measuring machine
- coordinate measuring
- input
- operating device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトで操作性に優れた三次元測定機の
操作装置を提供する。 【構成】 操作装置3は、キャスター付きのスタンド2
1の上部に操作盤本体22を配置し、その下部にホスト
コンピュータ23とプリンタ24とを収納したものであ
る。操作盤本体22の中央後方部には、CRTディスプ
レイ装置25が埋め込まれている。CRTディスプレイ
装置25の表示面上には、測定項目を選択するためのタ
ッチパネル26が装着されている。CRTディスプレイ
装置25の手前の操作盤本体22上には、三次元測定機
のプローブを遠隔制御するためのジョイスティック2
7,28が設けられている。
操作装置を提供する。 【構成】 操作装置3は、キャスター付きのスタンド2
1の上部に操作盤本体22を配置し、その下部にホスト
コンピュータ23とプリンタ24とを収納したものであ
る。操作盤本体22の中央後方部には、CRTディスプ
レイ装置25が埋め込まれている。CRTディスプレイ
装置25の表示面上には、測定項目を選択するためのタ
ッチパネル26が装着されている。CRTディスプレイ
装置25の手前の操作盤本体22上には、三次元測定機
のプローブを遠隔制御するためのジョイスティック2
7,28が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CNC(Computer Num
erical Control)三次元測定システムに所定の測定コマ
ンドを送出したり、三次元測定機の測定プローブを遠隔
操作するための三次元測定機の操作装置に関する。
erical Control)三次元測定システムに所定の測定コマ
ンドを送出したり、三次元測定機の測定プローブを遠隔
操作するための三次元測定機の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CNC三次元測定システムは、通常、三
次元測定機、操作装置及びデータ処理装置等から構成さ
れ、測定に際しては、測定項目(例えば円測定、線測
定、原点設定、軸設定等)の選択と、測定プローブの移
動操作との繰り返し作業となる。測定プローブの移動操
作は、測定項目によって要求される測定点の数や位置が
異なるため、表示画面に表示される指示に従って対話的
になされることが多く、通常、2本のジョイスティック
を両手で操作してワークの所定位置に測定プローブの先
端を移動させることによりなされている。また、測定項
目の選択操作は、最も単純には、キーボードやタブレッ
ト装置によることが多いが、最近では測定作業の複雑化
や自動化等に伴い、より多様な測定項目の選択を可能に
するため、データ処理装置のディスプレイ装置に表示さ
れた測定項目を示すアイコンメニューをライトペンやマ
ウス等によって選択することにより、測定項目を選択す
るということもなされている。
次元測定機、操作装置及びデータ処理装置等から構成さ
れ、測定に際しては、測定項目(例えば円測定、線測
定、原点設定、軸設定等)の選択と、測定プローブの移
動操作との繰り返し作業となる。測定プローブの移動操
作は、測定項目によって要求される測定点の数や位置が
異なるため、表示画面に表示される指示に従って対話的
になされることが多く、通常、2本のジョイスティック
を両手で操作してワークの所定位置に測定プローブの先
端を移動させることによりなされている。また、測定項
目の選択操作は、最も単純には、キーボードやタブレッ
ト装置によることが多いが、最近では測定作業の複雑化
や自動化等に伴い、より多様な測定項目の選択を可能に
するため、データ処理装置のディスプレイ装置に表示さ
れた測定項目を示すアイコンメニューをライトペンやマ
ウス等によって選択することにより、測定項目を選択す
るということもなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の操作装置のうち、測定項目の選択をキーボード
やタブレット装置で行う方式のものでは、操作盤が大き
くなるうえ、多様な測定項目を設定することができない
という欠点がある。また、測定項目の選択をライトペン
やマウス等で行う方式は、測定作業の間中、ライトペン
やマウスとジョイスティックとを頻繁に持ち替えなくて
はならないため、操作が煩雑で、しかもライトペンスタ
ンドやマウステーブル等も確保しなければならないの
で、操作盤をコンパクトにすることができないという欠
点がある。特に、CNC三次元測定機を操作するための
操作装置は、三次元測定機の近傍に配置され、狭い環境
でオペレータが立ったままで使用されることが多いた
め、操作盤はコンパクトで、且つオペレータの負担が極
力少ないことが要求される。
た従来の操作装置のうち、測定項目の選択をキーボード
やタブレット装置で行う方式のものでは、操作盤が大き
くなるうえ、多様な測定項目を設定することができない
という欠点がある。また、測定項目の選択をライトペン
やマウス等で行う方式は、測定作業の間中、ライトペン
やマウスとジョイスティックとを頻繁に持ち替えなくて
はならないため、操作が煩雑で、しかもライトペンスタ
ンドやマウステーブル等も確保しなければならないの
で、操作盤をコンパクトにすることができないという欠
点がある。特に、CNC三次元測定機を操作するための
操作装置は、三次元測定機の近傍に配置され、狭い環境
でオペレータが立ったままで使用されることが多いた
め、操作盤はコンパクトで、且つオペレータの負担が極
力少ないことが要求される。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、コンパクトで操作性に優れた三次元
測定機の操作装置を提供することを目的とする。
になされたもので、コンパクトで操作性に優れた三次元
測定機の操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る三次元測定
機の操作装置は、操作盤本体と、この操作盤本体上に設
けられ、三次元測定機のプローブ位置を遠隔制御するた
めのジョイスティックと、前記操作盤本体に設けられた
タッチパネル付きのディスプレイ装置と、このディスプ
レイ装置に前記三次元測定機による測定に必要な各種の
処理項目を選択するためのメニュー画面を表示させる表
示制御手段と、前記タッチパネルへの入力状況を検出す
る入力状況検出手段と、この入力状況検出手段で検出さ
れた入力状況及び前記ディスプレイ装置に表示されたメ
ニュー画面に基づいて前記三次元測定機による測定のた
めの各種処理を実行する演算処理手段とを具備してなる
ことを特徴とする。
機の操作装置は、操作盤本体と、この操作盤本体上に設
けられ、三次元測定機のプローブ位置を遠隔制御するた
めのジョイスティックと、前記操作盤本体に設けられた
タッチパネル付きのディスプレイ装置と、このディスプ
レイ装置に前記三次元測定機による測定に必要な各種の
処理項目を選択するためのメニュー画面を表示させる表
示制御手段と、前記タッチパネルへの入力状況を検出す
る入力状況検出手段と、この入力状況検出手段で検出さ
れた入力状況及び前記ディスプレイ装置に表示されたメ
ニュー画面に基づいて前記三次元測定機による測定のた
めの各種処理を実行する演算処理手段とを具備してなる
ことを特徴とする。
【0006】前記入力状況検出手段は、例えば前記タッ
チパネルへのタッチ入力位置とタッチ回数とを入力状況
として検出するものとし、前記演算処理手段は、例えば
前記タッチ入力位置及びタッチ回数に基づいて次に実行
する処理を決定するものとする。前記入力状況検出手段
はまた、例えば前記タッチパネルへのタッチ入力の押し
圧を検出する手段を備えて、タッチ入力位置と押し圧変
化を入力状況として検出するものとし、前記演算処理手
段は、例えば前記タッチ入力の押し圧が所定のしきい値
を越えたか否かを判定するしきい値判定手段及び、前記
タッチ入力の押し圧が前記しきい値を越えた回数を計数
する計数手段を備え、タッチ入力位置と押し圧変化パタ
ーンとに基づいて次に実行する処理を決定するものとす
る。また、前記操作盤本体は、移動式のラック上に載置
されていることが望ましい。
チパネルへのタッチ入力位置とタッチ回数とを入力状況
として検出するものとし、前記演算処理手段は、例えば
前記タッチ入力位置及びタッチ回数に基づいて次に実行
する処理を決定するものとする。前記入力状況検出手段
はまた、例えば前記タッチパネルへのタッチ入力の押し
圧を検出する手段を備えて、タッチ入力位置と押し圧変
化を入力状況として検出するものとし、前記演算処理手
段は、例えば前記タッチ入力の押し圧が所定のしきい値
を越えたか否かを判定するしきい値判定手段及び、前記
タッチ入力の押し圧が前記しきい値を越えた回数を計数
する計数手段を備え、タッチ入力位置と押し圧変化パタ
ーンとに基づいて次に実行する処理を決定するものとす
る。また、前記操作盤本体は、移動式のラック上に載置
されていることが望ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、測定に関する処理項目の選択
等の操作は、タッチパネル付きディスプレイ装置へのタ
ッチ操作で実現されるので、この選択操作とジョイステ
ィックによる測定プローブの移動操作とを頻繁に繰り返
す場合でも、入力デバイスの持ち替え動作がなく、操作
性が大幅に向上する。また、メニュー選択は、ディスプ
レイと一体化されたタッチパネルによってなされるの
で、マウス等の入力デバイスの設置スペースが不要にな
り、操作盤全体をコンパクトにすることができる。
等の操作は、タッチパネル付きディスプレイ装置へのタ
ッチ操作で実現されるので、この選択操作とジョイステ
ィックによる測定プローブの移動操作とを頻繁に繰り返
す場合でも、入力デバイスの持ち替え動作がなく、操作
性が大幅に向上する。また、メニュー選択は、ディスプ
レイと一体化されたタッチパネルによってなされるの
で、マウス等の入力デバイスの設置スペースが不要にな
り、操作盤全体をコンパクトにすることができる。
【0008】なお、入力状況としてタッチパネルへのタ
ッチ入力位置とタッチ回数とを検出するようにすると、
複数のクリックボタンを有するマウスと同様の操作を実
現することができる。また、押し圧検出可能なタッチパ
ネルを用いて、入力状況としてタッチパネルへのタッチ
入力位置と押し圧変化パターンを検出するようにして
も、同様に複数のクリックボタンを有するマウスと同様
の操作を実現できる。この場合、押し圧値に予め所定の
しきい値を設定して、タッチ入力状態で押し圧値がその
しきい値を越えたかの判定を行い、しきい値を越えた回
数の計数を行うといった処理により、マウスボタン判別
の操作が確実に行われる。更に、操作盤本体を移動式の
ラック上に配置することにより、操作盤本体、タッチパ
ネル付きディスプレイ装置及びジョイスティックを三次
元測定機の周囲の任意の位置に容易に移動させることが
できるので、三次元測定機の動作を確認しながらの操作
が可能になる。
ッチ入力位置とタッチ回数とを検出するようにすると、
複数のクリックボタンを有するマウスと同様の操作を実
現することができる。また、押し圧検出可能なタッチパ
ネルを用いて、入力状況としてタッチパネルへのタッチ
入力位置と押し圧変化パターンを検出するようにして
も、同様に複数のクリックボタンを有するマウスと同様
の操作を実現できる。この場合、押し圧値に予め所定の
しきい値を設定して、タッチ入力状態で押し圧値がその
しきい値を越えたかの判定を行い、しきい値を越えた回
数の計数を行うといった処理により、マウスボタン判別
の操作が確実に行われる。更に、操作盤本体を移動式の
ラック上に配置することにより、操作盤本体、タッチパ
ネル付きディスプレイ装置及びジョイスティックを三次
元測定機の周囲の任意の位置に容易に移動させることが
できるので、三次元測定機の動作を確認しながらの操作
が可能になる。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は、本発明の実施例に係るCN
C三次元測定システムの全体構成を示す斜視図である。
このシステムは、三次元測定機1と、この三次元測定機
1の動作を制御する駆動制御装置2と、この駆動制御装
置2を介して三次元測定機1を操作すると共に、必要な
データ処理を実行する操作装置3とにより構成されてい
る。
について説明する。図1は、本発明の実施例に係るCN
C三次元測定システムの全体構成を示す斜視図である。
このシステムは、三次元測定機1と、この三次元測定機
1の動作を制御する駆動制御装置2と、この駆動制御装
置2を介して三次元測定機1を操作すると共に、必要な
データ処理を実行する操作装置3とにより構成されてい
る。
【0010】三次元測定機1は、テーブル11上に載置
されたY軸ガイド12と、このY軸ガイド12上をY軸
方向に移動するZ軸ガイド13と、このZ軸ガイド13
に装着されてZ軸方向に移動するX軸ガイド14と、こ
のX軸ガイド14に案内されて進退移動するアーム15
とを備え、これらガイド12〜14とアーム15とによ
って、アーム15の先端に装着されたタッチ・シグナル
・プローブ16をXYZ方向の任意の位置に移動させ得
るものとなっている。そして、測定対象となるワークを
測定テーブル17上に載置して、タッチ・シグナル・プ
ローブ16の先端をワークの任意の箇所に接触させるこ
とにより、接触箇所の三次元座標値が求められる。
されたY軸ガイド12と、このY軸ガイド12上をY軸
方向に移動するZ軸ガイド13と、このZ軸ガイド13
に装着されてZ軸方向に移動するX軸ガイド14と、こ
のX軸ガイド14に案内されて進退移動するアーム15
とを備え、これらガイド12〜14とアーム15とによ
って、アーム15の先端に装着されたタッチ・シグナル
・プローブ16をXYZ方向の任意の位置に移動させ得
るものとなっている。そして、測定対象となるワークを
測定テーブル17上に載置して、タッチ・シグナル・プ
ローブ16の先端をワークの任意の箇所に接触させるこ
とにより、接触箇所の三次元座標値が求められる。
【0011】操作装置3は、図2にその詳細を示すよう
に、キャスター付きのスタンド21の上部に操作盤本体
22を配置し、その下部にホストコンピュータ23とプ
リンタ24とを収納したもので、所定の位置に容易に移
動できるものとなっている。操作盤本体22は、オペレ
ータが立ったままの姿勢で楽に操作できる高さに設定さ
れている。操作盤本体22の中央後方部には、CRTデ
ィスプレイ装置25が、その表示面をオペレータの視線
に合致する角度に設定した状態で、埋め込まれている。
CRTディスプレイ装置25の表示面上には、タッチパ
ネル26が装着されている。
に、キャスター付きのスタンド21の上部に操作盤本体
22を配置し、その下部にホストコンピュータ23とプ
リンタ24とを収納したもので、所定の位置に容易に移
動できるものとなっている。操作盤本体22は、オペレ
ータが立ったままの姿勢で楽に操作できる高さに設定さ
れている。操作盤本体22の中央後方部には、CRTデ
ィスプレイ装置25が、その表示面をオペレータの視線
に合致する角度に設定した状態で、埋め込まれている。
CRTディスプレイ装置25の表示面上には、タッチパ
ネル26が装着されている。
【0012】CRTディスプレイ装置25の手前の操作
盤本体22上には、三次元測定機1のプローブ16の位
置を遠隔制御するための2本のジョイスティック27,
28が設けられている。このジョイスティック27,2
8は、オペレータが両手で操作するもので、例えば右手
側のジョイスティック27でXY軸方向、左手側のジョ
イスティック28でZ軸方向のプローブ位置を制御でき
るようになっている。操作盤本体22には、この他、測
定指示を与えるパネルキー29や非常停止用のパネルキ
ー30等が設けられている。また、操作盤本体22のジ
ョイスティック27,28の外側の側方位置には、オペ
レータの手を載せるパッド31,32が設けられてい
る。即ち、操作盤本体22には、キーボードやマウスパ
ッド等を必要としない分、このような操作性を向上させ
るためのパッド31,32に比較的広いスペースを確保
することができる。
盤本体22上には、三次元測定機1のプローブ16の位
置を遠隔制御するための2本のジョイスティック27,
28が設けられている。このジョイスティック27,2
8は、オペレータが両手で操作するもので、例えば右手
側のジョイスティック27でXY軸方向、左手側のジョ
イスティック28でZ軸方向のプローブ位置を制御でき
るようになっている。操作盤本体22には、この他、測
定指示を与えるパネルキー29や非常停止用のパネルキ
ー30等が設けられている。また、操作盤本体22のジ
ョイスティック27,28の外側の側方位置には、オペ
レータの手を載せるパッド31,32が設けられてい
る。即ち、操作盤本体22には、キーボードやマウスパ
ッド等を必要としない分、このような操作性を向上させ
るためのパッド31,32に比較的広いスペースを確保
することができる。
【0013】操作盤本体22上のジョイスティック2
7,28及びパネルキー29,30は、ジョイスティッ
クボックス33という、独立したボックスに納められて
いて、操作盤本体22に装着されている。このボックス
33は着脱可能であるので、オペレータは操作装置3の
前に束縛されず、自由な測定姿勢をとることができる。
例えば、ボックス33のみを手に持ち、測定テーブル1
7に更に近づいて測定することもできる。
7,28及びパネルキー29,30は、ジョイスティッ
クボックス33という、独立したボックスに納められて
いて、操作盤本体22に装着されている。このボックス
33は着脱可能であるので、オペレータは操作装置3の
前に束縛されず、自由な測定姿勢をとることができる。
例えば、ボックス33のみを手に持ち、測定テーブル1
7に更に近づいて測定することもできる。
【0014】図3は、この三次元測定システムのブロッ
ク図である。ホストコンピュータ23は、CPU、RA
M、ROM及び必要なソフトウェア等で構成され、これ
らの機能により、表示制御部35及び演算処理部37を
構成している。表示制御部35は、CRTディスプレイ
装置25に、測定項目の選択等に必要なアイコンメニュ
ーを表示させるための制御を実行する。入力状況検出部
36は、アイコンメニューに従って操作されたタッチパ
ネル26の入力状況を検出するもので、タッチされた位
置、タッチ回数等を入力状況として検出する。
ク図である。ホストコンピュータ23は、CPU、RA
M、ROM及び必要なソフトウェア等で構成され、これ
らの機能により、表示制御部35及び演算処理部37を
構成している。表示制御部35は、CRTディスプレイ
装置25に、測定項目の選択等に必要なアイコンメニュ
ーを表示させるための制御を実行する。入力状況検出部
36は、アイコンメニューに従って操作されたタッチパ
ネル26の入力状況を検出するもので、タッチされた位
置、タッチ回数等を入力状況として検出する。
【0015】演算処理部37は、表示されたアイコンメ
ニュー及び検出された入力状況に基づいて次の測定コマ
ンドを生成し、必要な応答画面を生成したり、データ処
理を実行する。また、演算処理部37は、ジョイスティ
ック27,28やパネルキー29,30からの信号に基
づいて駆動制御装置2に三次元測定機1のプローブ移動
操作のためのコマンドを出力したり、プリンタ24やC
RTディスプレイ装置25に測定データを出力する。
ニュー及び検出された入力状況に基づいて次の測定コマ
ンドを生成し、必要な応答画面を生成したり、データ処
理を実行する。また、演算処理部37は、ジョイスティ
ック27,28やパネルキー29,30からの信号に基
づいて駆動制御装置2に三次元測定機1のプローブ移動
操作のためのコマンドを出力したり、プリンタ24やC
RTディスプレイ装置25に測定データを出力する。
【0016】次に、このように構成された本実施例の三
次元測定システムの操作手順について説明する。図4
は、本システムを使用した測定操作の基本的な流れを示
す図である。まず、測定テーブル17上にワークをセッ
トし(S1)、基準点及び基準面を決定する(S2)。
基準点及び基準面が決まったら、測定項目の選択(S
3)とタッチ・シグナル・プローブ16の移動操作(S
4)とを測定作業が終了するまで繰り返す。測定項目と
しては、点測定、線測定、面測定、円測定、楕円測定、
球測定、円筒測定、円錐測定、交差計算、中心計算、距
離計算、交角計算、原点設定、軸設定、面設定等の項目
があるが、これらの各項目はCRTディスプレイ装置2
5に表示されるメニュー画面中のアイコンで示されて、
タッチパネル26の操作により適宜選択される。
次元測定システムの操作手順について説明する。図4
は、本システムを使用した測定操作の基本的な流れを示
す図である。まず、測定テーブル17上にワークをセッ
トし(S1)、基準点及び基準面を決定する(S2)。
基準点及び基準面が決まったら、測定項目の選択(S
3)とタッチ・シグナル・プローブ16の移動操作(S
4)とを測定作業が終了するまで繰り返す。測定項目と
しては、点測定、線測定、面測定、円測定、楕円測定、
球測定、円筒測定、円錐測定、交差計算、中心計算、距
離計算、交角計算、原点設定、軸設定、面設定等の項目
があるが、これらの各項目はCRTディスプレイ装置2
5に表示されるメニュー画面中のアイコンで示されて、
タッチパネル26の操作により適宜選択される。
【0017】図5は、上述したアイコン化されたメニュ
ー画面を示す図である。図5(a)のメニュー画面にお
いて、例えは円測定を示すアイコン41をパネルタッチ
により選択すると、同図(b)に示すように、円測定に
必要な3点の測定を促す応答画面が表示されるので、オ
ペレータは、これに従ってジョイスティック27,28
を操作してタッチ・シグナル・プローブ16を移動させ
て、測定すべき円の3点の測定データを取得する。以
後、測定項目に応じてタッチパネル26からの測定項目
選択と、ジョイスティック27,28の操作との繰り返
し動作となるが、測定項目の選択動作は、単にパネル2
6へのタッチ動作であり、ペンやマウス等の入力デバイ
スを使用しないので、持ち替え動作がなく、操作性が大
幅に向上する。
ー画面を示す図である。図5(a)のメニュー画面にお
いて、例えは円測定を示すアイコン41をパネルタッチ
により選択すると、同図(b)に示すように、円測定に
必要な3点の測定を促す応答画面が表示されるので、オ
ペレータは、これに従ってジョイスティック27,28
を操作してタッチ・シグナル・プローブ16を移動させ
て、測定すべき円の3点の測定データを取得する。以
後、測定項目に応じてタッチパネル26からの測定項目
選択と、ジョイスティック27,28の操作との繰り返
し動作となるが、測定項目の選択動作は、単にパネル2
6へのタッチ動作であり、ペンやマウス等の入力デバイ
スを使用しないので、持ち替え動作がなく、操作性が大
幅に向上する。
【0018】なお、数値やアルファベット等のキャラク
タの入力が必要になった場合には、例えば図6に示すよ
うに、画面上にキーボードを表示させて、所望するキャ
ラクタ上をタッチすることによりキャラクタの入力を行
えばよい。また、図7に示すように、スクロールバー4
2の移動や範囲指定時のドラッグ操作もタッチパネル2
6上で行うことができる。
タの入力が必要になった場合には、例えば図6に示すよ
うに、画面上にキーボードを表示させて、所望するキャ
ラクタ上をタッチすることによりキャラクタの入力を行
えばよい。また、図7に示すように、スクロールバー4
2の移動や範囲指定時のドラッグ操作もタッチパネル2
6上で行うことができる。
【0019】また、タッチパネル26へのタッチ回数に
よって、マウスのボタン選択と同様の機能を実現するこ
とも可能である。即ち、図8及び図9に示すように、タ
ッチパネル26へのタッチ時間(カウント値T1)とタ
ッチ除去から次のタッチまでの時間(カウント値T2)
とに基づいてタッチ回数を判定し、そのタッチ回数に応
じて次の処理を異ならせる。タッチ回数の判定基準は例
えば次のように設定する。 (1)1回タッチ タッチ開始からタッチ除去無しでT1を経過した場合 タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点から次のタッチがなされずにT2を経過した場
合 (2)2回タッチ タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点からT2を経過する前に2回目のタッチがなさ
れ、その時点からT1を経過した場合 の2回目のタッチからT1を経過する前にタッチ除
去され、その時点から次のタッチがなされずにT2を経
過した場合 (3)3回タッチ タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、そ
の時点からT2を経過する前に2回目のタッチがなさ
れ、その時点からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点からT2を経過する前に3回目のタッチがなさ
れた場合
よって、マウスのボタン選択と同様の機能を実現するこ
とも可能である。即ち、図8及び図9に示すように、タ
ッチパネル26へのタッチ時間(カウント値T1)とタ
ッチ除去から次のタッチまでの時間(カウント値T2)
とに基づいてタッチ回数を判定し、そのタッチ回数に応
じて次の処理を異ならせる。タッチ回数の判定基準は例
えば次のように設定する。 (1)1回タッチ タッチ開始からタッチ除去無しでT1を経過した場合 タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点から次のタッチがなされずにT2を経過した場
合 (2)2回タッチ タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点からT2を経過する前に2回目のタッチがなさ
れ、その時点からT1を経過した場合 の2回目のタッチからT1を経過する前にタッチ除
去され、その時点から次のタッチがなされずにT2を経
過した場合 (3)3回タッチ タッチ開始からT1を経過する前にタッチ除去され、そ
の時点からT2を経過する前に2回目のタッチがなさ
れ、その時点からT1を経過する前にタッチ除去され、
その時点からT2を経過する前に3回目のタッチがなさ
れた場合
【0020】図10〜図13は、このようなタッチパネ
ル26へのタッチ回数を検出するための処理を示すフロ
ーチャートである。これらの処理は、入力状況検出部3
6において、順次、一定の時間間隔で実行される。図1
1に示すCOUNT1のフローチャートはタッチされて
いる時間をカウントする処理、図12に示すCOUNT
2のフローチャートはタッチされていない時間をカウン
トする処理をそれぞれ示している。TIMERF1 ,TIMERF2
は、それぞれタイマーのカウント状況を示す変数で、カ
ウント前は0、カウント開始時は1、カウント中は2、
カウント終了時は3が格納される。
ル26へのタッチ回数を検出するための処理を示すフロ
ーチャートである。これらの処理は、入力状況検出部3
6において、順次、一定の時間間隔で実行される。図1
1に示すCOUNT1のフローチャートはタッチされて
いる時間をカウントする処理、図12に示すCOUNT
2のフローチャートはタッチされていない時間をカウン
トする処理をそれぞれ示している。TIMERF1 ,TIMERF2
は、それぞれタイマーのカウント状況を示す変数で、カ
ウント前は0、カウント開始時は1、カウント中は2、
カウント終了時は3が格納される。
【0021】先ず、図10に示すように、タッチ開始が
検出されると(S11)、TIMERF1に1が格納され、タ
ッチ回数(初期値は0)に1が加算される(S12)。
次に図10の処理が開始されると、カウント開始後は、
TIMERF1 が2(カウント中)に変更され、カウント値に
初期値T1が格納される(S13,S14)。以後、カ
ウント中は、図10の処理が実行される毎にカウント値
がデクリメントされる(S13,S15)。カウント値
が0になったらTIMERF1 は3に設定され、カウント動作
は終了する(S16,S17)[上記(1)の]。
検出されると(S11)、TIMERF1に1が格納され、タ
ッチ回数(初期値は0)に1が加算される(S12)。
次に図10の処理が開始されると、カウント開始後は、
TIMERF1 が2(カウント中)に変更され、カウント値に
初期値T1が格納される(S13,S14)。以後、カ
ウント中は、図10の処理が実行される毎にカウント値
がデクリメントされる(S13,S15)。カウント値
が0になったらTIMERF1 は3に設定され、カウント動作
は終了する(S16,S17)[上記(1)の]。
【0022】カウント値が0になる前に、タッチ除去さ
れると、図10に示すように、TIMERF2 に1が格納され
る(S18,S19)。次に図11の処理が開始される
と、カウント開始後は、TIMERF2 が2(カウント中)に
変更され、カウント値に初期値T2が格納される(S2
3,S24)。以後、カウント中は、図11の処理が実
行される毎にカウント値がデクリメントされる(S2
3,S25)。カウント値が0になったらTIMERF2 は3
に設定され、カウント動作は終了する(S26,S2
7)[上記(1)の]。
れると、図10に示すように、TIMERF2 に1が格納され
る(S18,S19)。次に図11の処理が開始される
と、カウント開始後は、TIMERF2 が2(カウント中)に
変更され、カウント値に初期値T2が格納される(S2
3,S24)。以後、カウント中は、図11の処理が実
行される毎にカウント値がデクリメントされる(S2
3,S25)。カウント値が0になったらTIMERF2 は3
に設定され、カウント動作は終了する(S26,S2
7)[上記(1)の]。
【0023】カウント値が0になる前に、次のタッチ入
力が検出されると、図10に示すように、TIMERF1 は再
び1にセットされると共にTIMERF2 は0にセットされ、
タッチ回数がインクリメントされる(S12)。以後、
同様の処理でカウント1若しくはカウント2が終了又は
タッチ回数が3になったら、図13に示すように、タッ
チ回数に応じて、マウスのボタン1〜ボタン3の選択が
なされたものと処理し(S28〜S32)、タッチ回数
及び変数TIMERF1 ,TIMERF2 を初期値にリセットする
(S33)。
力が検出されると、図10に示すように、TIMERF1 は再
び1にセットされると共にTIMERF2 は0にセットされ、
タッチ回数がインクリメントされる(S12)。以後、
同様の処理でカウント1若しくはカウント2が終了又は
タッチ回数が3になったら、図13に示すように、タッ
チ回数に応じて、マウスのボタン1〜ボタン3の選択が
なされたものと処理し(S28〜S32)、タッチ回数
及び変数TIMERF1 ,TIMERF2 を初期値にリセットする
(S33)。
【0024】このようにすると、マウスの使用を前提と
したシステムでも、タッチパネルをマウス・エミュレー
ションとして使用することができる。例えば図8に示す
3つのボタンを有するマウス45を使用するシステムで
は、1回のタッチでボタン1のクリック、2回のタッチ
でボタン2のクリック、3回のタッチでボタン3のクリ
ックと同様の入力がなされたものとして処理することが
できる。また、ドラッグ操作は、それぞれのマウスボタ
ンに対応させて、1回のタッチ後のドラッグ操作と、2
回のタッチ後のドラッグ操作と、3回のタッチ後のドラ
ッグ操作とをそれぞれ異なる機能とするようにしてもよ
い。
したシステムでも、タッチパネルをマウス・エミュレー
ションとして使用することができる。例えば図8に示す
3つのボタンを有するマウス45を使用するシステムで
は、1回のタッチでボタン1のクリック、2回のタッチ
でボタン2のクリック、3回のタッチでボタン3のクリ
ックと同様の入力がなされたものとして処理することが
できる。また、ドラッグ操作は、それぞれのマウスボタ
ンに対応させて、1回のタッチ後のドラッグ操作と、2
回のタッチ後のドラッグ操作と、3回のタッチ後のドラ
ッグ操作とをそれぞれ異なる機能とするようにしてもよ
い。
【0025】上の実施例では、タッチパネルをマウス・
エミュレーションとして使用するために単純なタッチ回
数を利用したが、この手法ではある一定時間内にタッチ
操作をしなければならず、タッチ間隔が大きすぎると誤
操作となる。例えば、ボタン3の操作をしたつもりがボ
タン1の操作とボタン2の操作となったり、あるいはボ
タン1を3回操作したように処理されるという事態が生
じる。これは上述の一定時間を長くすれば解決できる
が、そうするとタッチに対する反応が遅くなる。これら
の問題を解決してタッチパネルをマウス・エミュレーシ
ョンとして使用する別の実施例の手法を、図14以下を
参照して次に説明する。
エミュレーションとして使用するために単純なタッチ回
数を利用したが、この手法ではある一定時間内にタッチ
操作をしなければならず、タッチ間隔が大きすぎると誤
操作となる。例えば、ボタン3の操作をしたつもりがボ
タン1の操作とボタン2の操作となったり、あるいはボ
タン1を3回操作したように処理されるという事態が生
じる。これは上述の一定時間を長くすれば解決できる
が、そうするとタッチに対する反応が遅くなる。これら
の問題を解決してタッチパネルをマウス・エミュレーシ
ョンとして使用する別の実施例の手法を、図14以下を
参照して次に説明する。
【0026】この実施例では、図3の入力状況検出部3
6がタッチパネル26に対するタッチ入力の押し圧検出
手段を有し、タッチ入力位置と押し圧変化パターンとに
基づいてマウス・エミュレーションを行う。このとき押
し圧には予め所定のしきい値MAXPが設定され、押し
圧がしきい値MAXPを越えたか否かの判定、同じタッ
チ位置でのしきい値MAXPを越えたタッチ回数の計数
等が行われ、これらの結果に応じて次のように動作モー
ドが設定される。 (a)しきい値MAXPを越える1回の強いタッチによ
りボタン1のクリック、(b)同じ位置でタッチ除去す
ることなくしきい値MAXPを越える2回の強いタッチ
を繰り返すことによりボタン2のクリック、(c)同じ
位置でタッチ除去することなくしきい値MAXPを越え
る3回の強いタッチを繰り返すことによりボタン3のク
リック、(d)同じ位置でタッチ除去することなくしき
い値MAXPを越える4回の強いタッチを繰り返すこと
によりボタン1のダブルクリック操作となる。押し圧が
しきい値MAXPを越えてクリックとなるときはブザー
がなって操作者に知らせる。クリックされる位置は、タ
ッチした後最初にしきい値MAXPを越える強いタッチ
を行った位置である。
6がタッチパネル26に対するタッチ入力の押し圧検出
手段を有し、タッチ入力位置と押し圧変化パターンとに
基づいてマウス・エミュレーションを行う。このとき押
し圧には予め所定のしきい値MAXPが設定され、押し
圧がしきい値MAXPを越えたか否かの判定、同じタッ
チ位置でのしきい値MAXPを越えたタッチ回数の計数
等が行われ、これらの結果に応じて次のように動作モー
ドが設定される。 (a)しきい値MAXPを越える1回の強いタッチによ
りボタン1のクリック、(b)同じ位置でタッチ除去す
ることなくしきい値MAXPを越える2回の強いタッチ
を繰り返すことによりボタン2のクリック、(c)同じ
位置でタッチ除去することなくしきい値MAXPを越え
る3回の強いタッチを繰り返すことによりボタン3のク
リック、(d)同じ位置でタッチ除去することなくしき
い値MAXPを越える4回の強いタッチを繰り返すこと
によりボタン1のダブルクリック操作となる。押し圧が
しきい値MAXPを越えてクリックとなるときはブザー
がなって操作者に知らせる。クリックされる位置は、タ
ッチした後最初にしきい値MAXPを越える強いタッチ
を行った位置である。
【0027】まず図14は、カーソル移動の動作説明図
である。図示のようにしきい値MAXPより低い押し圧
で軽くタッチすると、カーソル移動のみとなる。この場
合タッチ入力時にブザーはならず、押し圧がしきい値M
AXPを越えない限りクリックは行われない。タッチ除
去時に短いブザーがなる(例えば10ms)。
である。図示のようにしきい値MAXPより低い押し圧
で軽くタッチすると、カーソル移動のみとなる。この場
合タッチ入力時にブザーはならず、押し圧がしきい値M
AXPを越えない限りクリックは行われない。タッチ除
去時に短いブザーがなる(例えば10ms)。
【0028】図15は、ボタン1のクリック及びリリー
ス動作の説明図である。軽くタッチしてカーソル移動を
行い、ある位置で押し圧がしきい値MAXPを越えるよ
うに強く押し、タッチ除去すると、ボタン1のクリック
とリリースになる。押し圧がしきい値MAXPを越えた
とき長いブザー(例えば100ms)がなり、しきい値
を越えたことを操作者に知らせる。タッチ除去時に短い
ブザーがなる。
ス動作の説明図である。軽くタッチしてカーソル移動を
行い、ある位置で押し圧がしきい値MAXPを越えるよ
うに強く押し、タッチ除去すると、ボタン1のクリック
とリリースになる。押し圧がしきい値MAXPを越えた
とき長いブザー(例えば100ms)がなり、しきい値
を越えたことを操作者に知らせる。タッチ除去時に短い
ブザーがなる。
【0029】図16は、ボタン1のドラッグ操作説明図
である。強くタッチして押し圧がしきい値MAXPを越
えると長いブザーがなり、タッチ除去することなく指を
7mm以上動かすことにより、ボタン1のクリックとドラ
ッグ操作となる。このドラッグ操作での押し圧値は、図
示のようにしきい値を越えてもよいし、越えなくてもよ
く、しきい値には関係がない。タッチ除去により短いブ
ザーがなり、ボタン1のリリース操作となる。
である。強くタッチして押し圧がしきい値MAXPを越
えると長いブザーがなり、タッチ除去することなく指を
7mm以上動かすことにより、ボタン1のクリックとドラ
ッグ操作となる。このドラッグ操作での押し圧値は、図
示のようにしきい値を越えてもよいし、越えなくてもよ
く、しきい値には関係がない。タッチ除去により短いブ
ザーがなり、ボタン1のリリース操作となる。
【0030】図17は、ボタン2のクリックとリリース
の操作説明図である。ある位置で押し圧がしきい値MA
XPを越えるように強くタッチすると長いブザーがなり
(100ms)、タッチ除去することなく押し圧を一旦
しきい値以下まで下げて、再び同じ位置でしきい値MA
XPを越えるまで強く押すとまた同じようにブザーがな
る(100ms)。このしきい値MAXPを越える2回
のタッチとタッチ除去により、ボタン2のクリックとリ
リースとなる。タッチ除去時に短いブザーがなる。
の操作説明図である。ある位置で押し圧がしきい値MA
XPを越えるように強くタッチすると長いブザーがなり
(100ms)、タッチ除去することなく押し圧を一旦
しきい値以下まで下げて、再び同じ位置でしきい値MA
XPを越えるまで強く押すとまた同じようにブザーがな
る(100ms)。このしきい値MAXPを越える2回
のタッチとタッチ除去により、ボタン2のクリックとリ
リースとなる。タッチ除去時に短いブザーがなる。
【0031】図18は、ボタン2のドラッグ操作の説明
図である。図17と同様に同じ位置でタッチ除去するこ
となく、しきい値MAXPを越える2回の強いタッチを
行い、更にタッチ除去することなく指を7mm以上動かす
ことにより、ボタン2のドラッグ操作となる。しきい値
MAXPを越える2回の強いタッチ時にそれぞれ長いブ
ザーがなり、タッチ除去時に短いブザーがなる。
図である。図17と同様に同じ位置でタッチ除去するこ
となく、しきい値MAXPを越える2回の強いタッチを
行い、更にタッチ除去することなく指を7mm以上動かす
ことにより、ボタン2のドラッグ操作となる。しきい値
MAXPを越える2回の強いタッチ時にそれぞれ長いブ
ザーがなり、タッチ除去時に短いブザーがなる。
【0032】図19は、ボタン3のクリックとリリース
操作の説明図である。同じタッチ位置でタッチ除去する
ことなく、しきい値MAXPを越える3回の強いタッチ
を繰り返し、タッチ除去すると、ボタン3のクリックと
リリース操作となる。先の場合と同様にしきい値MAX
Pを越えるタッチの度に長いブザーがなり、タッチ除去
時に短いブザーがなって操作者に知らせる。
操作の説明図である。同じタッチ位置でタッチ除去する
ことなく、しきい値MAXPを越える3回の強いタッチ
を繰り返し、タッチ除去すると、ボタン3のクリックと
リリース操作となる。先の場合と同様にしきい値MAX
Pを越えるタッチの度に長いブザーがなり、タッチ除去
時に短いブザーがなって操作者に知らせる。
【0033】図20は、ボタン3のドラッグ操作の説明
図である。図19と同様に同じ位置でタッチ除去するこ
となく押し圧がしきい値MAXPを越える3回の強いタ
ッチを繰り返した後、更にタッチ除去することなく指を
7mm以上動かすことにより、ボタン3のドラッグ操作と
なる。
図である。図19と同様に同じ位置でタッチ除去するこ
となく押し圧がしきい値MAXPを越える3回の強いタ
ッチを繰り返した後、更にタッチ除去することなく指を
7mm以上動かすことにより、ボタン3のドラッグ操作と
なる。
【0034】図21は、ボタン1のダブルクリック操作
の説明図である。タッチ除去することなく、同じ位置で
4回しきい値MAXPを越えるように、即ち4回ブザー
がなるように強いタッチと軽いタッチを繰り返すことに
より、ボタン1のダブルクリックとなる。タッチ除去時
にブザーがなりボタンリースとなる。
の説明図である。タッチ除去することなく、同じ位置で
4回しきい値MAXPを越えるように、即ち4回ブザー
がなるように強いタッチと軽いタッチを繰り返すことに
より、ボタン1のダブルクリックとなる。タッチ除去時
にブザーがなりボタンリースとなる。
【0035】ところで、タッチパネルの座標データをC
RTモニター画面上の座標データに正しく変換するため
には、タッチパネルの位置補正が必要である。位置補正
では、タッチパネルの左下と右上の2点をタッチして有
効範囲を設定する。タッチパネルの有効範囲は、CRT
モニター上のグラフィックス座標系の最小点(左下)と
最大点(右上)の範囲とする。位置補正モードに入るた
めの操作は、図22に示すように、まず画面の左上をタ
ッチし、そのまま画面の他の場所をタッチして、その状
態を約2秒保つ。これにより次のようなブザー音が鳴り
初めて位置補正モードに入る。 ピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピ
ーー… なおこのときタッチの押し圧は無関係である。
RTモニター画面上の座標データに正しく変換するため
には、タッチパネルの位置補正が必要である。位置補正
では、タッチパネルの左下と右上の2点をタッチして有
効範囲を設定する。タッチパネルの有効範囲は、CRT
モニター上のグラフィックス座標系の最小点(左下)と
最大点(右上)の範囲とする。位置補正モードに入るた
めの操作は、図22に示すように、まず画面の左上をタ
ッチし、そのまま画面の他の場所をタッチして、その状
態を約2秒保つ。これにより次のようなブザー音が鳴り
初めて位置補正モードに入る。 ピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピ
ーー… なおこのときタッチの押し圧は無関係である。
【0036】最小点の設定は、図23(a)に示すよう
に画面の最小点(左下)を1回タッチする。これによ
り、ブザーが約1秒間鳴り、その後次のような鳴り方に
変わる。 ピ・ピーー(0.5秒)ーーピ・ピーー(0.5秒)ーーピ・
ピーー… このブザーの鳴り方の変化を受けて、次に図23(b)
に示すように、画面の最大点(右上)を1回タッチす
る。これにより、ブザーが約1秒間鳴り、以上により位
置補正が終了する。なおこの位置補正データは、不揮発
性RAM(NOVRAM)に保存されるので、操作の度
に位置補正を行う必要はない。
に画面の最小点(左下)を1回タッチする。これによ
り、ブザーが約1秒間鳴り、その後次のような鳴り方に
変わる。 ピ・ピーー(0.5秒)ーーピ・ピーー(0.5秒)ーーピ・
ピーー… このブザーの鳴り方の変化を受けて、次に図23(b)
に示すように、画面の最大点(右上)を1回タッチす
る。これにより、ブザーが約1秒間鳴り、以上により位
置補正が終了する。なおこの位置補正データは、不揮発
性RAM(NOVRAM)に保存されるので、操作の度
に位置補正を行う必要はない。
【0037】また、入力状況検出部36は、例えば表面
波を検出することで押し圧値を得るものであって、表面
波を吸収する面積によって変化する。そうすると、例え
ば指でタッチする場合と手袋をした状態でタッチする場
合とでは、同じ力でも検出される押し圧値は変わる。こ
のため、タッチする物質に応じて、押し圧のしきい値M
AXPを設定できることが望ましい。この押し圧設定モ
ードは次のようにする。
波を検出することで押し圧値を得るものであって、表面
波を吸収する面積によって変化する。そうすると、例え
ば指でタッチする場合と手袋をした状態でタッチする場
合とでは、同じ力でも検出される押し圧値は変わる。こ
のため、タッチする物質に応じて、押し圧のしきい値M
AXPを設定できることが望ましい。この押し圧設定モ
ードは次のようにする。
【0038】押し圧設定モードに入るために、図24に
示すようにまず、画面の右上を1回タッチし、そのまま
画面の別の場所をタッチして約2秒間保つ。これにより
次のようなブザーが鳴り始めて押し圧設定モードに入
る。 ピ・ピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピ・ピーー(1秒)ー
ーピ・ピ・ピーー… そして、画面の任意位置に1回強くタッチすると、その
押し圧値がしきい値MAXPとして取り込まれる。タッ
チ除去するとブザーが約1秒間鳴り、押し圧設定モード
が終了する。こうして設定されたしきい値MAXPも、
不揮発性RAMに保存される。
示すようにまず、画面の右上を1回タッチし、そのまま
画面の別の場所をタッチして約2秒間保つ。これにより
次のようなブザーが鳴り始めて押し圧設定モードに入
る。 ピ・ピ・ピーー(1秒)ーーピ・ピ・ピーー(1秒)ー
ーピ・ピ・ピーー… そして、画面の任意位置に1回強くタッチすると、その
押し圧値がしきい値MAXPとして取り込まれる。タッ
チ除去するとブザーが約1秒間鳴り、押し圧設定モード
が終了する。こうして設定されたしきい値MAXPも、
不揮発性RAMに保存される。
【0039】以上に説明したタッチパネルによるマウス
・エミュレーションの演算処理部37による制御フロー
を次に説明する。図25がメインルーチンである。まず
クリック操作済みか否かが判断される(S41)。前述
のようにタッチした後最初にその押し圧がしきい値MA
XPを越えたときにクリックされるから、ここでは押し
圧値のしきい値判定が基本となる。クリック操作がなさ
れていれば、タッチ除去したか否かが判断され(S4
2)、タッチ除去されていなければ、ドラッグ操作に入
る(S44)。タッチ除去されれば、ボタンリリース操
作となる(S43)。クリック操作がなされていなけれ
ば、カーソル移動操作(S45)、次いでマウス・ボタ
ン選択ルーチン(S46)に入る。
・エミュレーションの演算処理部37による制御フロー
を次に説明する。図25がメインルーチンである。まず
クリック操作済みか否かが判断される(S41)。前述
のようにタッチした後最初にその押し圧がしきい値MA
XPを越えたときにクリックされるから、ここでは押し
圧値のしきい値判定が基本となる。クリック操作がなさ
れていれば、タッチ除去したか否かが判断され(S4
2)、タッチ除去されていなければ、ドラッグ操作に入
る(S44)。タッチ除去されれば、ボタンリリース操
作となる(S43)。クリック操作がなされていなけれ
ば、カーソル移動操作(S45)、次いでマウス・ボタ
ン選択ルーチン(S46)に入る。
【0040】図26は、図25のマウス・ボタン選択ル
ーチン(S46)の詳細フローである。まず、定められ
たしきい値MAXP以上の押し圧で強くタッチしたか否
かが判断され(S51)、YESであれば、その旨を操
作者に知らせる100msのブザー・オン制御がなさ
れ、同時にしきい値を越えるタッチ回数(PTIME
S)を+1する(S52)。そして、しきい値を越える
タッチ回数(PTIMES)が1であるか否か、即ち初
めてしきい値を越えたか否かが判断され(S53)、初
めてであればそのタッチ位置のX,Y座標をクリック位
置として格納する(S54)。初めてでなければ、次に
しきい値を越えるタッチ回数(PTIMES)が4であ
るか否かが判断され(S55)、4であればマウス・ボ
タン決定ルーチンに入る(S56)。
ーチン(S46)の詳細フローである。まず、定められ
たしきい値MAXP以上の押し圧で強くタッチしたか否
かが判断され(S51)、YESであれば、その旨を操
作者に知らせる100msのブザー・オン制御がなさ
れ、同時にしきい値を越えるタッチ回数(PTIME
S)を+1する(S52)。そして、しきい値を越える
タッチ回数(PTIMES)が1であるか否か、即ち初
めてしきい値を越えたか否かが判断され(S53)、初
めてであればそのタッチ位置のX,Y座標をクリック位
置として格納する(S54)。初めてでなければ、次に
しきい値を越えるタッチ回数(PTIMES)が4であ
るか否かが判断され(S55)、4であればマウス・ボ
タン決定ルーチンに入る(S56)。
【0041】ステップS51において、しきい値を越え
るタッチが検出されない場合には、次にしきい値を越え
るタッチ回数(PTIMES)が0であるか否かが判断
され(S57)、YESであれば終了する。NOの場合
は、指を動かしたか否かが判断される(S58)。この
判断は、クリック位置からタッチ除去することなく指を
動かしたときに、X,Y座標値がそのクリック位置のそ
れから7mm以上離れたか否かによりなされる。指を動か
したことが判断されると、マウス・ボタン決定ルーチン
(S56)に入り、指を動かさない場合にはタッチ除去
したか否かが判断され(S59)、タッチ除去したとき
はマウス・ボタン決定ルーチン(S56)に入る。
るタッチが検出されない場合には、次にしきい値を越え
るタッチ回数(PTIMES)が0であるか否かが判断
され(S57)、YESであれば終了する。NOの場合
は、指を動かしたか否かが判断される(S58)。この
判断は、クリック位置からタッチ除去することなく指を
動かしたときに、X,Y座標値がそのクリック位置のそ
れから7mm以上離れたか否かによりなされる。指を動か
したことが判断されると、マウス・ボタン決定ルーチン
(S56)に入り、指を動かさない場合にはタッチ除去
したか否かが判断され(S59)、タッチ除去したとき
はマウス・ボタン決定ルーチン(S56)に入る。
【0042】図27は、図26のマウス・ボタン決定ル
ーチン(S56)の詳細フローである。しきい値を越え
るタッチ回数(PTIMES)が幾つであるかが判断さ
れ(S61)、(PTIMES)=1であれば、ボタン
1のクリックとされ(S62)、(PTIMES)=2
であれば、ボタン2のクリックとされ(S63)、(P
TIMES)=3であれば、ボタン3のクリックとされ
(S64)、(PTIMES)=4であれば、ボタン1
のダブルクリックとされる(S64)。
ーチン(S56)の詳細フローである。しきい値を越え
るタッチ回数(PTIMES)が幾つであるかが判断さ
れ(S61)、(PTIMES)=1であれば、ボタン
1のクリックとされ(S62)、(PTIMES)=2
であれば、ボタン2のクリックとされ(S63)、(P
TIMES)=3であれば、ボタン3のクリックとされ
(S64)、(PTIMES)=4であれば、ボタン1
のダブルクリックとされる(S64)。
【0043】以上のようにこの実施例のマウス・エミュ
レーションでは、ボタン判別のための操作は時間に関係
なく、タッチの押し圧がしきい値を越えたか否かの判定
と、同じ位置でしきい値を越えたタッチ回数の計数結果
とに基づいてなされるので、ゆっくり操作しても誤操作
となることはない。またブザー音を聞きながら操作する
ことができるので、間違いが生じる可能性も少ない。更
に、カーソル位置を確認した上でボタン操作が行えるの
で、マウス操作と同様の操作が可能であり、細かい操作
もできる。また、位置補正モードや押し圧設定モードに
入るための操作は通常モードにはない操作であるので、
間違ってこれらのモードに入ってしまうおそれはない。
もし間違ってこれらのモードに入ったとしても、ブザー
音により容易に通常モードと識別できるようになってい
る。
レーションでは、ボタン判別のための操作は時間に関係
なく、タッチの押し圧がしきい値を越えたか否かの判定
と、同じ位置でしきい値を越えたタッチ回数の計数結果
とに基づいてなされるので、ゆっくり操作しても誤操作
となることはない。またブザー音を聞きながら操作する
ことができるので、間違いが生じる可能性も少ない。更
に、カーソル位置を確認した上でボタン操作が行えるの
で、マウス操作と同様の操作が可能であり、細かい操作
もできる。また、位置補正モードや押し圧設定モードに
入るための操作は通常モードにはない操作であるので、
間違ってこれらのモードに入ってしまうおそれはない。
もし間違ってこれらのモードに入ったとしても、ブザー
音により容易に通常モードと識別できるようになってい
る。
【0044】ところで、システムに慣れていない操作者
にとって数多くの操作を使いわけることは難しい。操作
を簡単にするためには、例えばシステムにおけるマウス
・ボタンの使用方法を次のように限定することも考えら
れる。 ボタン1→アイコン機能の実行 ボタン2→アイコンのヘルプ ボタン1のドラッグ→スクロール・バーや範囲設定 この実施例によれば、タッチパネルでこのようなマウス
・ボタン使用方法を実現することができる。またこの実
施例においては、ボタン1のダブルクリックとボタン3
の機能を持たせたが、これらの機能を持たせたことによ
りボタン1あるいはボタン2の反応が遅くなるとか、操
作性が悪くなるということはない。
にとって数多くの操作を使いわけることは難しい。操作
を簡単にするためには、例えばシステムにおけるマウス
・ボタンの使用方法を次のように限定することも考えら
れる。 ボタン1→アイコン機能の実行 ボタン2→アイコンのヘルプ ボタン1のドラッグ→スクロール・バーや範囲設定 この実施例によれば、タッチパネルでこのようなマウス
・ボタン使用方法を実現することができる。またこの実
施例においては、ボタン1のダブルクリックとボタン3
の機能を持たせたが、これらの機能を持たせたことによ
りボタン1あるいはボタン2の反応が遅くなるとか、操
作性が悪くなるということはない。
【0045】なお、上記実施例では、タッチパネル付き
ディスプレイ装置として、CRTディスプレイ装置を使
用したが、液晶ディスプレイを操作盤に一体的に埋め込
むことにより、よりコンパクトな操作装置を提供するこ
ともできる。
ディスプレイ装置として、CRTディスプレイ装置を使
用したが、液晶ディスプレイを操作盤に一体的に埋め込
むことにより、よりコンパクトな操作装置を提供するこ
ともできる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、測
定に関する処理項目の選択等の操作は、タッチパネル付
きディスプレイ装置へのタッチ操作で実現されるので、
この選択操作とジョイスティックによる測定プローブの
移動操作とを頻繁に繰り返す場合でも、入力デバイスの
持ち替え動作がなく、操作性が大幅に向上する。また、
メニュー選択は、ディスプレイと一体化されたタッチパ
ネルによってなされるので、マウス等の入力デバイスの
設置スペースが不要になり、操作盤全体をコンパクトに
することができるという効果を奏する。
定に関する処理項目の選択等の操作は、タッチパネル付
きディスプレイ装置へのタッチ操作で実現されるので、
この選択操作とジョイスティックによる測定プローブの
移動操作とを頻繁に繰り返す場合でも、入力デバイスの
持ち替え動作がなく、操作性が大幅に向上する。また、
メニュー選択は、ディスプレイと一体化されたタッチパ
ネルによってなされるので、マウス等の入力デバイスの
設置スペースが不要になり、操作盤全体をコンパクトに
することができるという効果を奏する。
【図1】 本発明の実施例に係る三次元測定システムの
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図2】 同システムにおける操作装置の構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】 同システムの機能ブロック図である。
【図4】 同システムの測定動作を示すフローチャート
である。
である。
【図5】 同操作装置に表示されるメニュー画面及びパ
ネルタッチ動作の例を示す図である。
ネルタッチ動作の例を示す図である。
【図6】 同メニュー画面及びパネルタッチ動作の他の
例を示す図である。
例を示す図である。
【図7】 同メニュー画面及びパネルタッチ動作の更に
他の例を示す図である。
他の例を示す図である。
【図8】 同システムにおけるタッチパネルのタッチ回
数とマウスのボタンとの関係を説明するための図であ
る。
数とマウスのボタンとの関係を説明するための図であ
る。
【図9】 同システムにおけるタッチパネルのタッチ回
数とマウスのボタンとの関係を説明するための図であ
る。
数とマウスのボタンとの関係を説明するための図であ
る。
【図10】 同タッチ回数検出処理の一部を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】 同タッチ回数検出処理の他の一部を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】 同タッチ回数検出処理の他の一部を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】 同タッチ回数検出処理の更に他の一部を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】 他の実施例におけるマウス・エミュレーシ
ョン動作のカーソル移動動作を説明するための図であ
る。
ョン動作のカーソル移動動作を説明するための図であ
る。
【図15】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
1のクリック動作を説明するための図である。
1のクリック動作を説明するための図である。
【図16】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
1のドラッグ動作を説明するための図である。
1のドラッグ動作を説明するための図である。
【図17】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
2のクリック動作を説明するための図である。
2のクリック動作を説明するための図である。
【図18】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
2のドラッグ動作を説明するための図である。
2のドラッグ動作を説明するための図である。
【図19】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
3のクリック動作を説明するための図である。
3のクリック動作を説明するための図である。
【図20】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
3のドラッグ動作を説明するための図である。
3のドラッグ動作を説明するための図である。
【図21】 同マウス・エミュレーション動作のボタン
1のダブルクリック動作を説明するための図である。
1のダブルクリック動作を説明するための図である。
【図22】 同マウス・エミュレーション動作のための
位置補正モードの動作を説明するための図である。
位置補正モードの動作を説明するための図である。
【図23】 同マウス・エミュレーション動作のための
位置補正モードの動作を説明するための図である。
位置補正モードの動作を説明するための図である。
【図24】 同マウス・エミュレーション動作のための
押し圧設定モードの動作を説明するための図である。
押し圧設定モードの動作を説明するための図である。
【図25】 同マウス・エミュレーション動作のメイン
ルーチンを示すフローチャートである。
ルーチンを示すフローチャートである。
【図26】 同マウス・エミュレーション動作のマウス
・ボタン選択ルーチンを示すフローチャートである。
・ボタン選択ルーチンを示すフローチャートである。
【図27】 同マウス・エミュレーション動作のマウス
・ボタン決定ルーチンを示すフローチャートである。
・ボタン決定ルーチンを示すフローチャートである。
1…三次元測定機、2…駆動制御装置、3…操作装置、
21…スタンド、22…操作盤本体、23…ホストコン
ピュータ、24…プリンタ、25…CRTディスプレイ
装置、26…タッチパネル、27,28…ジョイスティ
ック、29,30…パネルキー、31,32…パッド、
33…ジョイスティックボックス、35…表示制御部、
36…入力状況検出部、37…演算処理部。
21…スタンド、22…操作盤本体、23…ホストコン
ピュータ、24…プリンタ、25…CRTディスプレイ
装置、26…タッチパネル、27,28…ジョイスティ
ック、29,30…パネルキー、31,32…パッド、
33…ジョイスティックボックス、35…表示制御部、
36…入力状況検出部、37…演算処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/409 (72)発明者 土田 善樹 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目20番1号 株式会社ミツトヨ内
Claims (5)
- 【請求項1】 操作盤本体と、 この操作盤本体上に設けられ、三次元測定機のプローブ
位置を遠隔制御するためのジョイスティックと、 前記操作盤本体に設けられたタッチパネル付きのディス
プレイ装置と、 このディスプレイ装置に前記三次元測定機による測定に
必要な各種の処理項目を選択するためのメニュー画面を
表示させる表示制御手段と、 前記タッチパネルへの入力状況を検出する入力状況検出
手段と、 この入力状況検出手段で検出された入力状況及び前記デ
ィスプレイ装置に表示されたメニュー画面に基づいて前
記三次元測定機による測定のための各種処理を実行する
演算処理手段とを具備してなることを特徴とする三次元
測定機の操作装置。 - 【請求項2】 前記入力状況検出手段は、前記タッチパ
ネルへのタッチ入力位置とタッチ回数とを入力状況とし
て検出するものであり、 前記演算処理手段は、前記タッチ入力位置及びタッチ回
数に基づいて次に実行する処理を決定するものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の三次元測定機の操作装
置。 - 【請求項3】 前記入力状況検出手段は、前記タッチパ
ネルへのタッチ入力の押し圧を検出する手段を備えて、
タッチ入力位置と押し圧変化を入力状況として検出する
ものであり、 前記演算処理手段は、前記タッチ入力位置と押し圧変化
パターンに基づいて次に実行する処理を決定するもので
あることを特徴とする請求項1記載の三次元測定機の操
作装置。 - 【請求項4】 前記演算処理手段は、前記タッチ入力の
押し圧が所定のしきい値を越えたか否かの判定、及び前
記タッチ入力の押し圧が前記しきい値を越えた回数の計
数を行い、これらのしきい値判定及び計数結果に基づい
て次に実行する処理を決定するものであることを特徴と
する請求項3記載の三次元測定機の操作装置。 - 【請求項5】 前記操作盤本体は、移動式のラック上に
載置されていることを特徴とする請求項1,2または3
のいずれかに記載の三次元測定機の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2333394A JPH07151512A (ja) | 1993-10-05 | 1994-01-24 | 三次元測定機の操作装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27313193 | 1993-10-05 | ||
JP5-273131 | 1993-10-05 | ||
JP2333394A JPH07151512A (ja) | 1993-10-05 | 1994-01-24 | 三次元測定機の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151512A true JPH07151512A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=26360680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2333394A Pending JPH07151512A (ja) | 1993-10-05 | 1994-01-24 | 三次元測定機の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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