JPH07151113A - ケーシングの取付構造 - Google Patents

ケーシングの取付構造

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JPH07151113A
JPH07151113A JP31347593A JP31347593A JPH07151113A JP H07151113 A JPH07151113 A JP H07151113A JP 31347593 A JP31347593 A JP 31347593A JP 31347593 A JP31347593 A JP 31347593A JP H07151113 A JPH07151113 A JP H07151113A
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JP
Japan
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casing
wide
narrow
lid
mounting boss
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JP31347593A
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Yoshikazu Sato
嘉一 佐藤
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持板にケーシングを、ねじ類を用いずに取
付け得る、部品点数の少ない取付構造を提供する。 【構成】 支持板Sに、狭幅部28a及び広幅部28b
からなる係止孔28を穿設し、ケーシング1のケース本
体9には、狭幅部28a周縁に係合する係止溝27aを
有し且つ広幅部28bに挿入し得る取付ボス27を形成
し、この取付ボス27を広幅部28bを経て狭幅部28
aに係合させたとき、その取付ボス27の広幅部28b
側への後退を阻止するストッパ片29を、ケース本体9
に接合される蓋体10rに一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース本体及びそれに
接合される蓋体とからなるケーシングを支持板に取付け
る、ケーシングの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ類を用いずに被取付部材を支
持板に取付ける構造として、例えば特開昭63−140
164号公報に開示されているように、支持板には狭幅
部と、その一端に連なる広幅部とからなる係止孔を穿設
し、また被取付部材には、前記広幅部に挿入し得る取付
ボスを形成すると共に、この取付ボスに、これを前記広
幅部への挿入位置から前記狭幅部側へ移動したとき、該
狭幅部の周縁部が係合する係止溝を設け、更に支持板に
は、前記狭幅部に係合した取付ボスが前記広幅部側へ後
退するのを阻止するストッパ部材を係止したものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では、係止孔の狭幅部に取付ボスを係合させたとき、こ
れが係止孔の広幅部側へ戻ることを阻止する専用のスト
ッパ部材を支持板に固着する必要があり、更なる構造の
簡素化が求められている。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、ケース本体及びそれに接合される蓋体とからなる
ケーシングを支持板に取付ける際、従来構造の係止孔及
び取付ボスは利用するも、専用のストッパ部材は用いず
に容易に取付け得る構造簡単な取付構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、狭幅部と、その一端に連なる広幅部とか
らなる係止孔を支持板に穿設する一方、前記広幅部に挿
入し得る取付ボスをケース本体の一側面に穿設し、この
取付ボスには、これを前記広幅部への挿入位置から前記
狭幅部側へ移動したとき、該狭幅部の周縁部に係合する
係止溝を設け、また蓋体には、前記取付ボスの前記狭幅
部への係合時、前記広幅部に進入して前記取付ボスの前
記広幅部側への後退を阻止するストッパ片を一体に形成
したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】先ず、図1において、自動車の運転席に隣
接して設置される操作ケーシング1(ケーシング)内の
操作部材2は、車体の適所に設けられる中継ケーシング
3内の中継作動部材4にプッシュ・プル式の駆動ケーブ
ル5を介して接続される。また中継作動部材4は、トラ
ンクリッドロック装置Tのロック解除部Ta及びフュー
エルリッドロック装置Fのロック解除部Faにボーデン
式の第1及び第2被動ケーブル6,7を介して接続され
る。而して、操作部材2を所定の中立位置N1から車体
前方のA方向と車体後方のB方向へ操作すると、駆動ケ
ーブル5のインナケーブル5iに引き力と押し力が作用
して中継作動部材4が所定の中立位置N 2 から相反する
C方向とD方向とに移動する。そして、中継作動部材4
のC方向への移動によれば、第1被動ケーブル6のイン
ナケーブル6iが牽引されてトランクリッドロック装置
Tのロック解除部Taを作動する。このとき中継作動部
材4は、第2被動ケーブル7のインナケーブル7iに対
しては単に摺動するのみで、それを牽引しない。また、
中継作動部材4のD方向への移動によれば、第2被動ケ
ーブル7のインナケーブル7iが牽引されてフューエル
リッドロック装置Fのロック解除部Faを作動する。こ
のとき中継作動部材4は、第1被動ケーブル6のインナ
ケーブル6iに対しては単に摺動するのみで、それを牽
引しない。
【0008】図2ないし図4に示すように、操作ケーシ
ング1は、合成樹脂製のケース本体9と、その上面に接
合される同じく合成樹脂製の前蓋10f及び後蓋10r
(蓋体)とから構成される。ケース本体9の上面には、
車体の前後方向に延びる幅広の第1案内溝11と、この
第1案内溝11に隔壁14を挟んで平行に隣接する幅狭
の第2案内溝12と、この第2案内溝12の後端から同
軸に延びる更に幅狭の第3案内溝13とが形成されてお
り、前記隔壁14には、第1,第2案内溝11,12間
を連通する切欠15が設けられる。また第2案内溝12
の長手方向中央部には、隔壁14と対向する内壁から突
出する中立位置決め突起16が設けられる。
【0009】操作部材2はノブ2aと、その一端に突設
された鉤形のばね受け2bと、このばね受け2bの一側
面に突設された摺動杆2cとからなっており、そのノブ
2aは第1案内溝11に、またばね受け2bは切欠15
を経て第2案内溝12に、摺動杆2cは第2案内溝12
を経て第3案内溝13にそれぞれ収められる。さらに第
2案内溝12には、ばね受け2bを中立位置決め突起1
6との対向位置、即ち中立位置N1 へ向って付勢する前
後一対の戻しばね18f,18rが収められる。
【0010】第3案内溝13の後方開口縁には、内向き
の係止鍔19が形成される。一方、前記駆動ケーブル5
のアウタケーブル5oの前端に固設された端部筒20f
には、複数の環状溝21,21が形成されており、これ
ら環状溝21,21の1つを係止鍔19が係合すること
により、アウタケーブル5oの前端部がケース本体9に
固定される。また駆動ケーブル5のインナケーブル5i
の前端に固設された膨大端子22fは摺動杆2cの後端
に接続される。
【0011】図2及び図3に示すように、前蓋10fは
第2案内溝12の開放上面を閉じるもので、下方へ突出
する複数の係止爪23,23…を備えており、これらを
ケース本体9上面の複数の係止孔24に弾性的に係合さ
せることにより、ケース本体9に着脱可能に接合され
る。
【0012】他方の後蓋10rは第3案内溝13の開放
上面を閉じるもので、ケース本体9の上面にビス25に
より着脱可能に接合される。このビス25の螺着後、こ
れを覆う化粧蓋26が後蓋10rに一体成形される。
【0013】このように構成される操作ケーシング1
は、運転席に隣接する車体のサイドシルS(支持板)に
取付けられるもので、その取付構造については以下に説
明する。
【0014】図2,図3,図5及び図6に示すように、
ケース本体9の一側面には、前後一対の取付ボス27,
27が突設され、これら取付ボスは、車体の前後方向に
延びる上下一対の係止溝27a,27aを根元に持って
いる。また後蓋10rの一側には取付ボス27,27と
同方向へ突出するストッパ片29が突設される。
【0015】一方、前記サイドシルSには、取付ボス2
7,27に対応して前後一対の係止孔28,28が穿設
される。これら係止孔28,28は前部の狭幅部28a
と、後部の広幅部28bとからなっていて、T字形をな
している。
【0016】而して、操作ケーシング1のサイドシルS
への取付けに当っては、先ず後蓋10rを外した状態で
両取付ボス27,27を対応する係止孔28の広幅部2
8bに挿入し、次いでケース本体9をサイドシルSの内
面に沿って前方へ移動させると、各取付ボス27の係止
溝27aに係止孔28の狭幅部28aの上下両縁部が係
合する。こうしてから後蓋10rをケース本体9にビス
25で固着するのであるが、その際、ストッパ片29を
一方の係止孔48の広幅部28bに進入させて取付ボス
27の後端に当接させる。かくして、ストッパ片29は
取付ボス27の狭幅部28aからの後退を阻止するの
で、取付ボス27はサイドシルSに固定されることにな
る。しかも、そのストッパ片29は、操作ケーシング1
の構成要素である後蓋10rに一体に形成されるもので
あるから、専用のストッパ部材を用意する必要はなく、
部品点数の削減が達成される。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、狭幅部
と、その一端に連なる広幅部とからなる係止孔を支持板
に穿設する一方、前記広幅部に挿入し得る取付ボスをケ
ース本体の一側面に穿設し、この取付ボスには、これを
前記広幅部への挿入位置から前記狭幅部側へ移動したと
き、該狭幅部の周縁部に係合する係止溝を設け、また蓋
体には、前記取付ボスの前記狭幅部への係合時、前記広
幅部に進入して前記取付ボスの前記広幅部側への後退を
阻止するストッパ片を一体に形成したので、係止孔の狭
幅部への取付ボスの係合状態を、ケーシングの構成要素
である蓋体を利用して保持することができ、したがって
専用のストッパ部材が不要であり、部品点数の削減、延
いては構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車における単一操作部材
による二被動部の個別作動装置の平面図。
【図2】図1中の操作ケーシング部の分解斜視図。
【図3】上記操作ケーシング部を、その蓋体を外した状
態で示す平面図。
【図4】図3の4−4線断面図。
【図5】図3の5矢視図。
【図6】図3の6−6線断面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・操作ケーシング(ケーシング) 9・・・・・・・ケース本体 10r・・・・・後蓋(蓋体) 27・・・・・・取付ボス 27a・・・・・係止溝 28・・・・・・係止孔 28a・・・・・狭幅部 28b・・・・・広幅部 29・・・・・・ストッパ片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体(9)及びそれに接合される
    蓋体(10r)とからなるケーシング(1)を支持板
    (S)に取付ける、ケーシングの取付構造であって、 狭幅部(28a)と、その一端に連なる広幅部(28
    b)とからなる係止孔(28)を支持板(S)に穿設す
    る一方、前記広幅部(28b)に挿入し得る取付ボス
    (27)をケース本体(9)の一側面に穿設し、この取
    付ボス(27)には、これを前記広幅部(28b)への
    挿入位置から前記狭幅部(28a)側へ移動したとき、
    該狭幅部(28a)の周縁部に係合する係止溝(27
    a)を設け、また蓋体(10r)には、前記取付ボス
    (27)の前記狭幅部(28a)への係合時、前記広幅
    部(28b)に進入して前記取付ボス(27)の前記広
    幅部(28b)側への後退を阻止するストッパ片(2
    9)を一体に形成したことを特徴とする、ケーシングの
    取付構造。
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