JPH07150627A - 建築物、その建造方法及び構造部材 - Google Patents

建築物、その建造方法及び構造部材

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JPH07150627A
JPH07150627A JP5220450A JP22045093A JPH07150627A JP H07150627 A JPH07150627 A JP H07150627A JP 5220450 A JP5220450 A JP 5220450A JP 22045093 A JP22045093 A JP 22045093A JP H07150627 A JPH07150627 A JP H07150627A
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panel
leg
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building
panels
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JP5220450A
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Lukas Marthinus Hattingh
マーティヌス ハッティング ルーカス
Marthinus Godfried Krueger
ゴッドフリード クリューゲル マーティヌス
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Eco Innovations Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/343Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport
    • E04B1/34315Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport characterised by separable parts
    • E04B1/34321Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport characterised by separable parts mainly constituted by panels

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  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な方法で熱的グレードアップが可能で且
つ増築が可能な比較的廉価で環境に優しい建築物を提供
することである。 【構成】 屋根と、少なくとも4つの壁からなる第1組
の壁とを有しており、各壁は台形の形状を有する壁パネ
ルの形態をなしており、各壁パネルが、左側縁部と、左
側縁部とは反対側の右側縁部とを有しており、左側縁部
及び右側縁部が地面と屋根との間に延びており、左側縁
部と右側縁部との間に延びており且つ地面に位置する底
縁部と、屋根に位置する頂縁部とを有しており、該頂縁
部が底縁部とは反対側にあり且つ左側縁部と右側縁部と
の間で底縁部に対して全体として平行に延びており、1
つの壁パネルの左側縁部が他の壁パネルの右側縁部に隣
接して取り付けられ、壁パネルが互いに近付く方向及び
建築物の内部に向かう方向に傾斜するように、全ての壁
パネルが前記のように配置され、任意の壁パネルに設け
られた開口を更に有しており、該開口が建築物の内部へ
のアクセスを可能にすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は建築物(ビルジング)に関し、より詳しくは集
合住宅としての使用に適した建築物に関する。また、本
発明は、建築物の構造エレメントとして使用できるパネ
ル及び建築物の建築方法にも及ぶ。
【従来の技術】低コスト集合住宅に使用される従来の建
築物は依然として比較的高価であるが、これは主とし
て、採用する構造形式が長い工期を要すること及び通
常、熟練工を雇用することによる。幾つかの住宅形式の
基本構造はれんが及びモルタルを使用しており、これら
の住宅は多大の労力を要するため、建築費が比較的嵩む
ことは避けられない。他の住宅は主としてプレハブ構造
エレメントを採用しており、これらのプレハブ構造エレ
メントには、重量及び体積による輸送上の問題及び積重
ね能力の欠如という問題がある。更に、従来の住宅に
は、温度上の欠陥があり且つ環境及び住人との審美的及
び生態学的相互作用についての対策が非常に制限されて
いる。都市化及び不利な経済的条件が、現に増大する不
法占拠者の問題を招いており、もちろん、この問題は環
境及び住人自身に関して極端な悪影響を及ぼす。集合住
宅に使用される従来の殆どの住宅の他の欠点は、増築及
びグレードアップの可能性が欠如しており、特に住宅の
外部で断熱する可能性が欠如していることである。国際
的な観点からすると、世界の人口の半数以上が充分なシ
ェルタが得られていない。多くの政府が、住宅問題の緩
和に毎年数10億ドルを費やしているけれども殆ど成功
していない。これは主として、上記問題、輸送上の問
題、建築上の問題、更には監督上の問題による。また、
工期が長いために受注残が生じ、これが更に社会生活上
及び経済上の遅延を招く。本件出願人は、種々の形態の
建築物を開示する次のような特許を知っている。先ず、
Schlather F.の1978年12月18日付
ドイツ国特許DT2950−719号には波形セクショ
ンからなる建築物が開示されており、波形セクション
は、この建築物にとって重要な特別な木構造により支持
されている。従ってこの建築物の欠点は、建築に極めて
多数の部材が必要であり、従って集合住宅用として適さ
ない建築物であるのみならず、長い工期を要することで
ある。また、構造体中の空所には、断熱材としてのポリ
スチレン細粒を充填する必要がある。更に、特殊形式の
基礎(すなわち、ポリスチレン細粒を備えた気泡コンク
リートからなる)が必要であり、従ってこの建築物のコ
ストが更に増大する。Chayal P.の1982年
7月9日付フランス国特許第2 529 928号に
は、7つのパネルからなるコンパクトな台形構造が開示
されている。7つのパネルは全体としてトンネルを形成
しているが、トンネルはソーラヒーティングにとって最
適ではなく、4つの壁のうち2つの傾斜壁のみをソーラ
ヒーティングに使用できる。それぞれのパネルは、梱包
及び輸送上の目的から互いに関節連結されている。この
建築物の欠点は、複数の相互連結部が複雑で、建築物が
かなり高価になることである。Univeral Pa
pertech Corp.の1970年10月19日
付英国特許第1 330 508号には、2つの傾斜壁
のみが設けられたプレハブ形建築物が開示されている。
この建築物も上記のように全体としてトンネル形を有し
ており、4つの壁のうち2つの傾斜壁のみをソーラヒー
ティングに使用できる。この建築物も極めて多数の部材
で建造され、空所の壁に断熱材を充填することにより断
熱を行うようになっている。この断熱は建築物の内部か
ら行われる。Knight B.V. の1981年8
月25日付米国特許第4 285174号には、台形パ
ネルを備えた自立建築物が開示されている。この建築物
は、ばら貨物の貯蔵用に特別設計されたもので、人の居
住用のものではない。この制限以外に、壁の形状は断熱
材の使用を高めることができず且つソーラヒーティング
には不適当である。Lowe F.L.の1982年1
2月28日付米国特許第4 365 453号には、波
形矩形パネルを備えたフレームレス(無骨組)金属建築
物が開示されている。しかしながら、建造を容易にする
にはクレーンが必要であり、従って建築コストが増大す
る。また、パネルの形状はソーラヒーティングに適して
いない。断熱を行うことができるけれども、そのために
は構造体中の空所が必要になる。この建築物の他の欠点
は、内外の壁パネル間の過度の熱橋である。従来技術に
よる上記建築物の全体的な欠点は、例えば外面を断熱す
るという簡単な方法でグレードアップできる基本ユニッ
トを設けることができないことである。断熱できる従来
技術の建築物は、例えば細粒を充填すべき空所を本質的
に必要とする。従来技術の建築物の他の欠点は、建築物
を増築して複合建築物(multi−buildin
g)を形成できないことである。他の欠点は、使用する
種々の部材の積重ねができないことである。
【発明が解決しようとする課題】従って、集合住宅プロ
ジェクトに使用でき、簡単な方法で熱的グレードアップ
が可能で且つ増築が可能な比較的安価で環境に優しい建
築物に対する要望が存在する。また、建築物の構造に使
用するパネルであって、容易に輸送できるように積重ね
が可能なパネルに対する要望も存在する。
【課題を解決するための手段】本発明による建築物は、
屋根と、少なくとも4つの壁からなる第1組の壁とを有
しており、各壁は台形の形状を有する壁パネルの形態を
なしており、各壁パネルが、左側縁部と、左側縁部とは
反対側の右側縁部とを有しており、左側縁部及び右側縁
部が地面と屋根との間に延びており、左側縁部と右側縁
部との間に延びており且つ地面に位置する底縁部と、屋
根に位置する頂縁部とを有しており、該頂縁部が底縁部
とは反対側にあり且つ左側縁部と右側縁部との間で底縁
部に対して全体として平行に延びており、1つの壁パネ
ルの左側縁部が他の壁パネルの右側縁部に隣接して取り
付けられ、壁パネルが互いに近付く方向及び建築物の内
部に向かう方向に傾斜するように、全ての壁パネルが前
記のように配置され、任意の壁パネルに設けられた開口
を更に有しており、該開口が建築物の内部へのアクセス
を可能にする。従って、本発明の建築物の重要な特徴
は、壁パネルを支持するフレームを使用することなくし
て建造できることである。かくして、フレームレス建築
物が確立される。この建築物を増築するため、アクセス
開口が設けられていない任意の壁パネルに、着脱可能な
長い直立パネルを更に設けることができる。この直立パ
ネルは、地面に位置する底縁部を有している。この着脱
可能パネルを取り外した後、建築物は、図面に関連して
詳細に後述するように、他の同様な建築物又はガレージ
にリンクさせることができる。かくして、複合建築物が
確立される。各壁パネルは、壁パネルに構造的剛性を付
与できる適当な形状にすることができる。本発明の好ま
しい実施例では、各壁パネルの底縁部と頂縁部との間に
延びた断面が複数のL形を形成する輪郭を呈し、各L形
が、先端側端部を備えた第1直立脚と、該第1直立脚に
対して横方向の第2脚とを有しており、該第2脚は、壁
パネルの頂縁部から底縁部までその輪郭に沿って移動す
るときに建築物の外部を向き、且つ先端側端部を備えて
おり、L形の第1脚が第2脚より長く、L形の第1脚の
先端側端部が他のL形の第2脚の先端側端部に取り付け
られ、大部分のL形がこのように配置される。各壁パネ
ルのL形輪郭の重要な利点は、構造的剛性が得られるこ
とである。L形輪郭(より詳しくは、L形の横方向第2
脚の方向)の他の重要な利点は、壁パネルの外部に適当
な断熱スクリードを適用できることにある。適用された
スクリードは、L形の横方向第2脚上に該第2脚により
留められる。L形輪郭の他の重要な利点は、壁パネルを
積重ね可能にすることである。L形輪郭の他の利点は、
後で詳述するように、壁パネルの外部に適当に配置され
るチューブのボア内の水の加熱に関する点にある。左側
縁部が左側フランジを有しかつ右側縁部が右側フランジ
を有しており、一方の壁パネルの左側縁部の左側フラン
ジが、他方の壁パネルの右側縁部の隣接する右側フラン
ジに取り付けられ、全ての壁パネルをこのように取り付
けるのが好ましい。本発明の好ましい実施例では、各壁
パネルが複数のサブパネルを備えている。本発明のこの
実施例では、各壁パネルが左側組及び右側組の台形サブ
パネルを備えており、各組が3つのサブパネルすなわ
ち、底サブパネル、中間サブパネル、及び頂サブパネル
からなり、3つのサブパネルの各々が、外側縁部と、該
外側縁部とは反対側の内側縁部とを有しており、外側縁
部及び内側縁部が地面と屋根との間に延びており、外側
縁部と内側縁部との間に延びている底縁部と該底縁部と
は反対側で、外側縁部と内側縁部との間で底縁部に対し
て全体として平行に延びている頂縁部とを有しており、
各組の3つのサブパネルは、底サブパネルが、その底縁
部が地面に位置するようにして地面に隣接して配置さ
れ、頂サブパネルが、その頂縁部が屋根に位置するよう
にして屋根に隣接して配置され、中間サブパネルが、そ
の底縁部が底サブパネルの頂縁部に隣接し且つ頂縁部が
頂サブパネルの底縁部に隣接するようにして底サブパネ
ルと頂サブパネルとの間に配置され、各壁パネルについ
て、左側組の3つのサブパネルの外側縁部が互いに整合
して壁パネルの左側縁部を形成し、右側組の3つのサブ
パネルの外側縁部が互いに整合して壁パネルの右側縁部
を形成し、左側組及び右側組の2つの底サブパネルの底
縁部が互いに整合して壁パネルの底縁部を形成し、左側
組及び右側組の2つの頂サブパネルの頂縁部が互いに整
合して1つの壁パネルの頂縁部を形成している。本発明
の更に別の特徴として、地面に複数の支持部材が設けら
れ、1組のサブパネルの底サブパネル及び中間サブパネ
ルの内側縁部が互いに整合し且つ支持部材に取り付けら
れている。各支持部材は三角形の形状が好ましく、各支
持部材は傾斜側縁部及び直立側縁部を備えており、傾斜
側縁部が支持フランジを備えており、底サブパネル及び
中間サブパネルの整合した内側縁部の各々がフランジを
備えており、底サブパネル及び中間サブパネルのこれら
のフランジが支持部材の支持フランジに隣接しており、
各支持部材の直立側縁部が、ドアの直立縁部を収容する
ための長手方向に延びた戸じゃくり(rebate)を
備えている。好ましくは建築物がベース(幅木)を有し
ており、該ベースの頂面には複数のスリットが設けられ
ており、各壁パネル又は各底サブパネルの底縁部が、ベ
ースの協働スリット内に嵌合する従属フランジ(dep
ending flange)を備えており、これによ
り壁パネルがベースに取り付けられる。本発明の建築物
は更に、建築物の天井を支持するための複数の長い天井
支持部材を有している。各支持部材は矩形断面を有して
おり且つ複数の押出し領域(pressed out
area)の形態をなす強化手段を備えている。各押出
し領域には、長い2つの側部の間で押出し領域を貫通す
る孔が設けられている。本発明の建築物の各壁パネル又
は各サブパネルの外面に適当な断熱スクリードを設け、
これにより建築物を熱的にグレードアップするのが好ま
しい。建築物は更に、第1組の壁上に配置される少なく
とも4つの台形壁からなる第2組の壁を有している。壁
パネルの形態をなす第2組の各壁は、第1組の壁パネル
から全体として平行に間隔を隔てており、第2組の各壁
パネルは、左側縁部と、左側縁部とは反対側の右側縁部
とを有しており、左側縁部及び右側縁部が地面と屋根と
の間に延びており、左側縁部と右側縁部との間に延びて
おり且つ地面に位置する底縁部と、屋根に位置する頂縁
部とを有しており、該頂縁部が底縁部とは反対側にあり
且つ左側縁部と右側縁部との間で底縁部に対して全体と
して平行に延びており、第2組の1つの壁パネルの左側
縁部が第2組の他の壁パネルの右側縁部に隣接して取り
付けられ、第2組の壁パネルが互いに近付く方向及び建
築物の内部に向かう方向に傾斜するように、第2組の全
ての壁パネルが前記のように配置され、第2組の任意の
壁パネルに設けられた開口を更に有しており、該壁パネ
ルが、アクセス開口を備えた第1組の壁パネル上に配置
され、2つの開口が互いに整合していて建築物の内部へ
のアクセスを可能にする。好ましくは、第2組の各壁パ
ネルが複数のサブパネルを有しており、各サブパネルが
複数のL形を形成する輪郭を備えており、各L形が、先
端側端部を備えた第1直立脚と、該第1直立脚に対して
横方向の第2脚とを有しており、該第2脚は、壁パネル
の頂縁部から底縁部までその輪郭に沿って移動するとき
に建築物の外部を向き、且つ先端側端部を備えており、
L形の第1脚が第2脚より長く、L形の第1脚の先端側
端部が他のL形の第2脚の先端側端部に取り付けられ、
大部分のL形がこのように配置される。第1組の壁パネ
ルと第2組の壁パネルとの間には、例えば細粒のような
適当なゆるい断熱充填材料を設けることができる。従っ
て、断熱充填材料が設けられた第2組の壁パネルを、ス
クリードが適用された第1組の壁パネルのみを備えた建
築物に対する別の熱的グレードアップ手段として使用で
きる。本発明の他の特徴として、建築物には、第2組の
壁パネルの頂縁部の間でこれらに沿って延びている樋
(gutter)を設けることができ、第2組の壁パネ
ルは第1組の壁パネル上に配置される。本発明は、本発
明による建築物に使用するためのサブパネルにまで及
び、このサブパネルは複数のL形を形成する輪郭を有し
ており、各L形が、先端側端部を備えた第1脚と、該第
1脚に対して横方向の第2脚とを有しており、該第2脚
が先端側端部を備えており、L形の第1脚が第2脚より
長く、壁パネルの輪郭に沿って壁パネルの頂縁部から底
縁部まで移動するとき、使用時に第1脚及びその先端側
端部は上を向き、使用時に第2脚は建築物の外部に向
き、L形の第1脚の先端側端部が他のL形の第2脚の先
端側端部に取り付けられ、大部分のL形がこのように配
置される。サブパネルは台形であるのが好ましい。本発
明は、本発明による建築物の1組のサブパネルの底サブ
パネルとして使用するためのサブパネルにまで及び、こ
のサブパネルは複数のL形を形成する輪郭を有してお
り、各L形が、先端側端部を備えた第1脚と、該第1脚
に対して横方向の第2脚とを有しており、該第2脚が先
端側端部を備えており、L形の第1脚が第2脚より長
く、壁パネルの輪郭に沿って壁パネルの頂縁部から底縁
部まで移動するとき、使用時に第1脚及びその先端側端
部は上を向き、使用時に第2脚は建築物の外部に向き、
L形の第1脚の先端側端部が他のL形の第2脚の先端側
端部に取り付けられ、大部分のL形がこのように配置さ
れ、底サブパネルが、その外側縁部の外側フランジと、
その内側縁部の内側フランジと、その底縁部の底フラン
ジと、その頂縁部の頂取付け構造とを備えており、外側
フランジが、隣接する壁パネルの底サブパネルの外側フ
ランジに取り付けられ、内側フランジが支持部材に取り
付けられ、底フランジが地面の位置で取り付けられ、頂
縁部の頂取付け構造がサブパネルの組の中間サブパネル
の底縁部の底取付け構造に取り付けられる。底フランジ
は、建築物のベースの協働スリット内に嵌合される従属
フランジが好ましい。本発明は、本発明による建築物の
1組のサブパネルの中間サブパネルとして使用するため
のサブパネルにまで及び、このサブパネルは複数のL形
を形成する輪郭を有しており、各L形が、先端側端部を
備えた第1脚と、該第1脚に対して横方向の第2脚とを
有しており、該第2脚が先端側端部を備えており、L形
の第1脚が第2脚より長く、壁パネルの輪郭に沿って壁
パネルの頂縁部から底縁部まで移動するとき、使用時に
第1脚及びその先端側端部は上を向き、使用時に第2脚
は建築物の外部に向き、L形の第1脚の先端側端部が他
のL形の第2脚の先端側端部に取り付けられ、大部分の
L形がこのように配置され、中間サブパネルが、その外
側縁部の外側フランジと、その内側縁部の内側フランジ
と、その底縁部の底取付け構造と、その頂縁部の頂取付
け構造とを備えており、外側フランジが、隣接する壁パ
ネルの中間サブパネルの外側フランジに取り付けられ、
内側フランジが支持部材に取り付けられ、底縁部の底取
付け構造がサブパネルの組の底サブパネルの頂縁部の頂
取付け構造に取り付けられ、頂縁部の頂取付け構造がサ
ブパネルの組の頂サブパネルの底縁部の底取付け構造に
取り付けられる。本発明は、本発明による建築物の1組
のサブパネルの頂サブパネルとして使用するためのサブ
パネルにまで及び、このサブパネルは複数のL形を形成
する輪郭を有しており、各L形が、先端側端部を備えた
第1脚と、該第1脚に対して横方向の第2脚とを有して
おり、該第2脚が先端側端部を備えており、L形の第1
脚が第2脚より長く、壁パネルの輪郭に沿って壁パネル
の頂縁部から底縁部まで移動するとき、使用時に第1脚
及びその先端側端部は上を向き、使用時に第2脚は建築
物の外部に向き、L形の第1脚の先端側端部が他のL形
の第2脚の先端側端部に取り付けられ、大部分のL形が
このように配置され、頂サブパネルが、その外側縁部の
外側フランジと、その内側縁部の内側フランジと、その
頂縁部の頂取付け構造と、その底縁部の底取付け構造と
を備えており、外側フランジが、隣接する壁パネルの中
間サブパネルの外側フランジに取り付けられ、内側フラ
ンジが同じ壁パネルの別のサブパネルの頂サブパネルの
内側フランジに取り付けられ、底縁部の底取付け構造が
サブパネルの組の中間サブパネルの頂縁部の頂取付け構
造に取り付けられ、頂縁部の頂取付け構造が屋根に取り
付けられる。同様なサブパネルが積重ね可能であること
がL形輪郭の利点である。本発明は、本発明の建築物に
使用される支持部材にも及び、この支持部材は、全体と
して三角形の輪郭を有し、支持部材は支持フランジを備
えた傾斜側縁部を有し、支持フランジは1組のサブパネ
ルの底サブパネル及び中間サブパネルの内縁部の整合し
た内側フランジに取り付けられ、支持部材が更に、該支
持部材が使用されているときにドアの直立縁部を収容す
る戸じゃくりを備えた直立側縁部を有している。本発明
は、本発明の建築物に使用される天井支持部材にも及
び、この天井支持部材が矩形断面を有しており且つ複数
の押出し領域の形態をなす強化手段を備えている。各押
出し領域には、支持部材の長い2つの側部の間で押出し
領域を貫通する孔が設けられている。本発明は、本発明
の建築物を建造する方法にも及び、この建造方法は、建
築物を建造すべき場所を用意し、該場所にベースを設け
て、該ベースに壁パネルの底縁部を取り付け、壁パネル
の底縁部をベースに取り付け、壁パネルが互いに近付く
方向及び建築物の内部に向かう方向に傾斜するように全
ての壁パネルが前記のように取り付けられるまで、壁パ
ネルの左側縁部を別の壁パネルの右側縁部に取り付け、
屋根を設ける工程を有している。建築物が左側及び右側
のサブパネルの組とスリットを備えたベースとを有して
おり、各底サブパネルが従属フランジを備えている構成
の場合には、この建築物を建造する方法が上記工程を有
し、この方法において、底サブパネルの底縁部が、それ
ぞれの底サブパネルの各従属フランジをベースの協働ス
リット内に滑入させることによりベースに取り付けられ
る。建築物がスリットを備えたベースを有しており、各
壁パネルの底縁部が従属フランジを備えている場合に
は、本発明の建築物を建造する方法は、建築物を建造す
べき場所を用意し、該場所にベースを設けて、該ベース
に壁パネルの底縁部を取り付け、それぞれの壁パネルの
各従属フランジをベースの協働スリット内に滑入し、壁
パネルが互いに近付く方向及び建築物の内部に向かう方
向に傾斜するように全ての壁パネルが前記のように取り
付けられるまで、壁パネルの左側縁部を別の壁パネルの
右側縁部に取り付け、屋根を設ける工程を有している。
建築物が左側及び右側のサブパネルの組と複数の支持部
材とを有している構成の場合には、本発明の建築物を建
造する方法が、建築物を建造すべき場所を用意し、該場
所にベースを設けて、該ベースに底サブパネルの底縁部
を取り付け、支持部材のベース対に、建造すべき1対の
壁パネルを設け、各壁パネルについて、底サブパネルの
底縁部をベースに取り付け、左側組の底サブパネルの外
縁部を、隣接する壁パネルの右側組の底サブパネルの外
縁部に取り付け、左側組の底サブパネルの内縁部を第1
支持部材に取り付け、右側組の底サブパネルの外縁部
を、隣接する壁パネルの左側組の底サブパネルの外縁部
に取り付け、右側組の底サブパネルの内縁部を第2支持
部材に取り付けて、底サブパネルが互いに近付く方向及
び建築物の内部に向かう方向に傾斜するようにし、各壁
パネルについて、左側組の中間サブパネルの底縁部を、
左側組の底サブパネルの頂縁部に取り付け、左側組の中
間サブパネルの外縁部を、隣接する壁パネルの右側組の
中間サブパネルの外縁部に取り付け、左側組の中間サブ
パネルの内縁部を、第1支持部材に取り付け、右側組の
中間サブパネルの底縁部を、右側組の底サブパネルの頂
縁部に取り付け、右側組の中間サブパネルの外縁部を、
他の隣接する壁パネルの左側組の中間サブパネルの外縁
部に取り付け、右側組の中間サブパネルの内縁部を、第
2支持部材に取り付けて、中間サブパネルが互いに近付
く方向及び建築物の内部に向かう方向に傾斜するように
し、各壁パネルについて、左側組の頂サブパネルの底縁
部を、左側組の中間サブパネルの頂縁部に取り付け、左
側組の頂サブパネルの外縁部を、隣接する壁パネルの右
側組の頂サブパネルの外縁部に取り付け、左側組の頂サ
ブパネルの内縁部を、壁パネルの右側組の頂サブパネル
の隣接する内縁部に取り付け、右側組の頂サブパネルの
底縁部を、右側組の中間サブパネルの頂縁部に取り付
け、右側組の頂サブパネルの外縁部を、他の隣接する壁
パネルの左側組の頂サブパネルの外縁部に取り付けて、
頂サブパネルが互いに近付く方向及び建築物の内部に向
かう方向に傾斜するようにし、屋根を設ける工程を有し
ている。本発明は、本発明の建築物を建造する方法に及
び、該方法は、壁パネル又はサブパネルが建造された後
に、各壁パネル又はサブパネルの外面上に適当な断熱ス
クリードを設け、互いに近付く方向及び建築物の内部に
向かう方向に傾斜させる工程を有している。以下、添付
図面を一例としてのみ参照することにより本発明を説明
する。
【実施例】図1において、符号60は本発明による建築
物である。建築物60は2組の壁を含み、すなわち、4
つの輪郭台形状壁パネル61〜64よりなる第1組6
0.1と、これも4つの輪郭台形状壁パネルでその内2
つのみ、すなわち、65と66が図1に略示されている
第2組60.2とを含む。第2組60.2の壁パネルの
他の2つの壁パネル66.2と66.3は図1に示され
る側面BとCに位置していることが分る。第2組60.
2の壁パネル65、66、66.2、66.3は第1組
60.1の壁パネル61〜64の上に位置し第2組6
0.2の壁パネルは第1組60.1の壁パネルから間隔
をおいてかつ大体平行になっている。これら壁パネル6
1〜66はすべて大体、同じ台形状と輪郭とを有し、そ
の輪郭については本明細書において後述する。第1組6
0.1の壁パネル61〜64は図3〜図10、図12お
よび図13に示す基礎ユニット66Aの壁パネルを形成
する。基礎ユニット66Aは第1組60.1の壁パネル
61〜64の上に第2組60.2の壁パネル65、6
6、66.2、66.3を追加することによって増加で
きる。対向壁の壁パネルは互いにかつ建築物60、66
Aの内側に傾くように配置される。建築物60、66A
の内側66.1の地面105にたいする壁パネル61〜
66、66.2、66.3の好ましい角度は67゜3
0′である。8つの屋根サブパネル67.1〜67.8
とドーム68とからなる屋根67は壁パネル61〜6
6、66.2、66.3の頂部に設けられる。図1はさ
らに一般に、2つの光電池パネル67.9とアンテナ6
7.10が屋根67に設けられていることを示す。2つ
の壁パネル61、65は各々開口69、70を備え、開
口69は図1に示すようにドア71により閉鎖される。
ドア71が開くと、1つの整列開口69、70は建築物
60の内側66.1の接近する。第1組60.1の3つ
の他の壁パネル62、63、64と第2組60.2の3
つの他の壁パネル66、66.2、66.3は各々典型
的に取外し可能なパネル72を備える(壁ガラス69の
取外し可能なパネル72のみが図1に示されている)。
第2組60.2の壁パネル65、66、66.2、6
6.3における取外し可能なパネル72は第1組60.
1の壁パネル61〜64の取外し可能な壁パネル72に
平行し、そこから間隔をおいて、大体同じである。図4
3、図44および図45は2つの取外し可能なパネル7
2互いの配向をさらに明らかに示す。窓73と空気入口
74は夫々壁パネル61〜66に設けられている。2つ
の形状74.1はダッズ(duds)と考えられる圧縮
区域である。壁パネル61の頂部に太陽加熱手段75が
設けられる。図20と図21は太陽加熱手段75を詳細
に説明している。各壁パネル61〜66、66.2、6
6.3は輪郭台形状サブパネルの左組76と右組77と
よりなる。図2は第1と第2組60.1、60.2の壁
パネルの任意の1つの壁パネル61〜66、66.2、
66.3にたいする左と右組76、77のサブパネルの
配置を略示分解して示す。左と右組76、77のサブパ
ネルは各々3つのサブパネルからなる。左組76のサブ
パネルは底サブパネル76.1と、中サブパネル76.
2と、上サブパネル76.3とからなる。右組77のサ
ブパネルは底サブパネル77.1と、中サブパネル7
7.2と、上サブパネル77.3とからなる。第1と第
2組60.1、60.2の底、中および上サブパネル7
6.1、76.2、76.3、77.1、77.2、7
7.3各々は外側縁78〜83と、内側縁84〜89
と、底縁90〜95と、上縁96〜101とからなる。
図1と図2に戻ると、台形状と輪郭について、底パネル
76.1、77.1は鏡像を有し、中サブパネル76.
2、77.2は鏡像を有し、上サブパネル76.3、7
7.3も鏡像を有することが分る。図2において、第1
組60.1と第2組60.2の各壁パネル61〜64、
66.2、66.3は、左側フランジ102.1を有す
る左側縁102と、左側縁102と対向する右側フラン
ジ103.1を有する右側縁103と、地面105にあ
って左右側縁102、103間を延長する底縁104
と、屋根67の上縁106とからなる。上縁106は底
縁104と対向し大体平行している。典型的には、一壁
パネルの左側縁102は左右側フランジ102.1、1
03.1を介し他方の隣接壁パネルの右側縁103に隣
接している。図7は典型的に、壁パネル61〜64が、
互いに、基礎ユニット66Aの内側66.1に、また建
築物60の内側に傾くように固定されていることを示
す。図2には、底パネル76.1、77.1各々は、そ
の外縁78、83の外フランジ111、112と、その
内フランジ84、89の内フランジ113、114と、
その底縁90、95の垂下底フランジ115、116
と、その上縁96、101の上取付け形成部117、1
18とを有する。中サブパネル76.2、77.2各々
は、その外縁79、82の外フランジ119、120
と、その内縁85、88の内フランジ121、122
と、その底縁91、94の底取付け形成部123、12
4と、その上縁97、100の上取付け形成部125,
126とを有する。上サブパネル76.3、77.3各
々はその外縁80、81の外フランジ127、128
と、その内縁86、87の内フランジ129、130
と、その底縁92、93の底取付け形成部131、13
2と、その上縁98、99の上取付け形成部133、1
34とを有する。建築物60、66Aの夫々サブパネル
のプロフィールは詳細な説明で後でさらに詳しく説明す
る。図17と図18、特に図30において、建築物6
0、66Aはさらに、ベース板138.1上にあり、上
端140から突出するねじ付ボルト139を有する長方
形アンカ栓138と、スリット136を画成する細長金
属アンカ・ベース部材141と、コンクリート床142
とを備えるベース135を備える。別の形式として、床
142はビチューメンで作られる。好ましい床面積は5
0平方メートル以下、好ましくは46.2平方メートル
である。図30と図31に示すように、アンカ・ベース
部材141はストリップ141.1とこのストリップ1
41.1から垂下するフランジ141.2とからなる。
垂下フランジ141.2は曲げられてスリット136を
形成する。各ストリップ141.1は典型的に、スリッ
ト136の底部にドレン穴141.3を備える。ストリ
ップ141.1は穴143を有し、これはストリップ1
41.1をボルト139の突出端144の上に位置させ
る。3つのナット145.1、145.2、145.3
が設けられ、ナット145.2は建築物60、66Aの
構築中水準測定に使用される。三角形コーナ板146と
2本のボルト147とを使用して2つの隣接アンカ・ベ
ース部材141を互いに固定する。図32に、複数個の
アンカ・ベース部材141の配置を示す。スクエア(方
形)155を形成するアンカ・ベース部材141は夫々
底部材76.1、77.1に使用され一方、矢印14
7.1で示す内向きアンカ・ベース部材141は図2、
図9と図10に示す対をなす輪郭三角形支持部材14
8.1、148.2に使用される。複数個の柱138に
代えて細長コンクリート棒を使用してよい。第1組6
0.1の壁パネル61〜64の上の第2組60.2の壁
パネル65、66、66.2、66.3にたいし、スリ
ット付ベース部材141を固定した他の組のアンカ柱1
38が使用される。第2組壁パネル66にたいするこの
ような他のアンカ柱138とベース部材141は図18
に示されている。このように、図32に示すように、ベ
ース部材141の第2スクエア156はベース部材14
1の第1スクエア155の外側に位置する。図2に略示
される支持部材148.1、148.2各々は傾斜側縁
149.1、19.2と、直立側縁150.1、15
0.2と、底縁151.1、151.2とを有する。各
傾斜側縁149.1、149.2は後述のように夫々底
・中サブパネル76.1、76.2、77.1、77.
2を固定する支持フランジ154.1、154.2を有
する。底縁151.1、151.2は各々、垂下フラン
ジ152.1、152.2を有し、それらは各垂下フラ
ンジ152.1、152.1を内向き147.1アンカ
・ベース部材141の共同スリット136に摺動するこ
とによって建築物60、66Aのベース135に固定さ
れる。各直立側縁150.1、150.2はドアの夫々
直立縁153.3、153.4にたいする縦長さねはぎ
153.1、153.2を有し、このようなドア71の
1つは図1と図10に、さらに明らかに図42に示され
ている。支持部材148.1、148.2は互いの鏡像
である。図1〜図9、特に図2に示す構築された構成に
おいて、各壁パネル61〜66、66.2、66.3の
夫々サブ壁パネル76.1、76.2、76.3、7
7.1、77.2、77.3は下記方法で固定される。
底縁90、95を互いに整列させた底サブパネル76.
1、77.1は、各垂下フランジ115、116をベー
ス135の上面137の共同スリット136、特にアン
カ・ベース部材141のスリット136に摺動すること
によって建築物60、66Aのベース135(図17、
図18、図30、図31および図32参照)に固定され
る。左組76の底サブパネル76.1の外フランジ11
1はファスナによって隣接壁パネル62の右組77の底
サブパネル77.1における外フランジ112に固定さ
れ、1つのファスナ157は図36と図37に示されて
いる。図示のベルクロ(Velcro)159はアライ
メント用に構築中使用される。底サブパネル76.1の
内フランジ113はファスナによって支持部材148.
1の支持フランジ154.1に固定され、1つのファス
ナ165は図44と図45に示されている。図37に示
すファスナ157はおす部分157.1とめす部分15
7.2とからなる。また、テフン・ワッシャ157.
3、157.4も設けられている。もちろん、使用時突
起157.5はパネルの関係フランジの穴を貫通する。
取付けはおす・めす両部分157.1、157.2を互
い方向に回転して行われる。また図36は断面がU形状
のシール・ストリップ159.1を示し、これらは隣接
フランジ111、112上に配置される。これとは別の
形式として、任意の材料を隣接フランジ111、112
に押圧して密封させることができる。なお、シール・ス
トリップ159.1にまた建築物60、66Aの外側の
他の適当な隣接フランジ上に使用されて雨水の洩れを少
なくする。右組77の底サブパネル77.1の外フラン
ジ112は他の隣接壁パネル63の左組76における底
サブパネル76.1の外フランジ111に固定される。
図36に示す典型的配置はここで適用できる。底サブパ
ネル77.1の内フランジ114は支持部材148.2
の支持フランジ154.2に固定される。図44と図4
5に示す配置はここで適用できる。すべて底サブパネル
76.1、77.1は互いにかつ建築物60、66Aの
内側に傾斜するように上述の方法で固定される。中サブ
パネル76.2、77.2は底サブパネル76.1、7
7.2に固定される。また、中サブパネル76.2、7
7.2は互いにかつ建築物60、66Aの内側に傾斜し
ている。特に、中サブパネル76.2、77.2の夫々
底取付け形成部123、124は典型的に図33に示す
ようにベルクロ(Velcro)160によって底サブ
パネル76.1、77.1の夫々上取付け形成部11
7、118に固定される。サブパネル76.2、77.
3の夫々外フランジ119、120は隣接壁パネル6
2、63の夫々外フランジ119、120に固定され
る。図36に示す典型的配置とその鏡像も同等にここで
適用できる。夫々内フランジ121、122は支持部材
148.1、148.2の夫々支持フランジ154.
1、154.2に固定される。図44と図45に示す配
置とその鏡像は同等にここで適用できる。図45に示す
ベルクロ(Velcro)161は構築中助力する。さ
らに、上サブパネル76.3、77.3は中サブパネル
76.2、77.2に固定される。上サブパネル76.
3、77.3も互いにかつ建築物60の内側に傾斜す
る。特に、上サブパネルの夫々底取付け形成部131、
132は中サブパネル76.2、77.2の夫々上取付
け部材125、126に固定される。図33に示す配置
は同等にここで適用できる。夫々外フランジ127、1
28は隣接壁パネル62、63の夫々外フランジ12
7、128に固定される。図36に示す配置とその鏡像
は同等にここで適用できる。夫々隣接内フランジ12
9、130は互いに固定される。底・中・上サブパネル
76.1〜76.3および77.1〜77.3の上記配
置から、左組76の底・中・上サブパネル76.1、7
6.2、76.3の整列外縁78、79、80が各壁パ
ネル61〜65、66.2、66.3の左側縁102を
形成することが理解される。右組77の底・中・上サブ
パネル77.1、77.2、77.3の整列外縁81、
82、83は各壁パネル65、66.2、66.3の右
側縁103を形成する。2つの上サブパネル76.3、
77.3の整列上縁98、99は各壁パネル61〜6
5、66.2、66.3の上縁106を形成する。整列
底縁90、95は壁パネル61〜65、66.2、6
6.3の底縁104を形成する。前記方法で配置・固定
されたサブパネル76.1、76.2、76.3、7
7.1、77.2、77.3の重要な利点は、サブパネ
ル76.1、76.2、76.3、77.1、77.
2、77.3を支持するのに上向き延長フレームを必要
としないことである。上記のように外フランジを互いに
固定することにより上向き延長フレームを不要にする。
これにより、フレームなし建築物60、66Aが得られ
る。屋根パネル67.1〜67.8は上サブパネル7
6.3、77.3に固定される。これら固定については
後述する。外側第2組60.2の壁パネル65、66、
66.2、66.3は、内側第1組60.1の壁パネル
61〜64と同じ方法で、それらの夫々底・中・上サブ
パネル76.1、76.2、76.3、77.1、7
7.2、77.3を互いに配置し互いに固定している。
しかし、第2組60.2の壁パネルのうち1つの壁パネ
ルの第2組の他の壁パネルへの固定は異なる。図36は
夫々外フランジ111、112がそれら間のチャネル形
状シュート162によって互いに固定される。シュート
162の夫々ウェブ163、164は、1つが符号16
5で示されるファスナによるかまたは、図36に16
6.1で示すように内フランジ111、112をウェブ
163、164に変形することにより、外フランジ11
1、112に固定される。今述べた変形固定166.1
も可能ならまた所望によりサブパネルの他のフランジの
互いの固定に適当に採用できる。この種の固定は永久ジ
ョイントとなり一方、他の形式のファスナ、典型的に1
57、165は一時的使用となる。図36は、クランプ
として機能するファスナ165が、点線で示すようにウ
ェブ163と外フランジ111をファスナ165のベー
ス165.5のV形状穴165.4に変形するV形状ク
ランプ板165.1を有することを示す。図示のシュー
ト162は、後述のように適当に固定される、地面10
5と屋根67との間を延長する。従って、隣接中サブパ
ネル76.2、77.2の外フランジ119、120と
隣接上サブパネル76.3、77.3の外フランジ12
7、128もシュート162のウェブ163、164に
固定される。図38に示す建築物66の上コーナ33に
おけるシュート162の固定は後述する。外側の第2組
60.2の壁パネルはさらに、図18、図35、図43
および図44に典型的に示すように内側の第1組60.
1の壁パネル60.1に固定される。典型的固定を図1
8に示すが、ここでは第2組60.2の壁パネルの左組
76の壁パネル66における上サブパネル76.3はと
い166によって第1組60.1の壁パネルの左組76
の壁パネル64における上サブパネル76.3に固定さ
れる。図35はこの固定をさらに詳細に示す。固定は図
示のプロフィルとベルクロ(Velcro)167、1
68によって達成される。とい166のわん曲縁16
9、170が上サブパネル76.3の上取付け形成部1
33に相補していることが示されている。とい166は
夫々壁パネル64、66の上縁106に沿って延長す
る。典型的細長中間パネル171は図44と図45に示
され、底サブパネル76.1、77.1の底縁90、9
5と、中サブパネル76.2、77.2の夫々上縁9
7、100との間を延長する。中間パネル171は典型
的に、外側第2組60.2の底・中サブパネル76.
1、76.2を内側第1組60.1の底・中サブパネル
76.1、76.2に固定する。図44と図45に示す
各取外し可能なパネル72は直立フランジ172を有
し、中間パネル171の内縁173と外縁174は夫々
直立フランジ172と底サブパネル76.1の夫々内フ
ランジ113に固定される。ファスナ165とベルクロ
(Velcro)176が使用される。ここで使用され
るファスナ165は各々、固定面の損傷を少なくする平
坦なクランプ板165を有する。中サブパネル76.2
の内フランジ121も典型的に上記したように中間パネ
ル171に固定される。図示中間パネル171の鏡像を
有する(図示せざる)第2中間パネルを使用して第1組
60.1のサブパネル61〜64の夫々底・中サブパネ
ル77.1、77.2を第2組60.2のサブパネルの
夫々底・中サブパネル77.1、77.2に固定する。
もちろん、今述べた構成は図44に示す鏡像構成を有す
る。第2組60.2の壁パネル60.2の底サブパネル
76.1のコーナ部分39.1のみを示す図1の断面3
9A−39Aにおいて、固定構成は図44と図45に示
すように一般に同じであり、ここで中間パネル171の
夫々底サブパネル76.1を互いに固定する。さらに、
図45を参照すると、支持部材148.1の支持フラン
ジ154.1と、内側取外し可能パネル72の直立フラ
ンジ172と、底サブパネル76.1の内フランジ11
3と、中間パネル171の内縁173は複数個のファス
ナにより固定され、1つのファスナ165が図示されて
いる。支持フランジ154.1と内フランジ113との
間にベルクロ(Velcro)161が使用される。フ
ァスナ157を使用してもよいが代替である。中サブパ
ネル76.2の内フランジ121は同じ方法で支持フラ
ンジ154.1と、直立フランジ172と、内縁173
とに固定される。(図示せざる)鏡像構成は取外し可能
パネル72の対向縁201に見られる。図43を参照す
ると、(上縁177で)2つの取外し可能パネル72が
どのように互いに相互接続され、また第1組60.1の
サブパネルと第2組60.2のサブパネルとの上サブパ
ネルネル76.3がどのように取外し可能72に固定さ
れるかを典型的に示されている。各取外し可能パネル7
2の上縁177は図示のようにS形状輪郭のフランジ1
78を有する。3つの細長中間輪郭パネル179、18
0、181が使用され、上記相互接続して共同する。
(同じ輪郭を有する)夫々パネル180、181は上サ
ブパネル76.3の夫々底形成部131と取外し可能サ
ブパネル72の夫々フランジ178に嵌合する。各上サ
ブパネル76.3の輪郭底取付形成部131は夫々パネ
ル180、181の相補輪郭と共同する。ベルクロ(V
elcro)190、191は夫々チャネル192.1
の底部192.2を夫々直立フランジ180.1、18
1.1パネル180、181に固定する。パネル17
9、181の共同パネル182、182はボルト184
とナット185によって互いに固定される。チャネル1
82、183はといとして働く。さらに、パネル179
はボルト187と、ナット188と、ベルクロ(Vel
cro)189とによってパネル180のチャネル18
6に固定される。図39、図40および図41に戻る
と、どのように上サブパネル76.3がドア71の上に
配置されるかを典型的に示されている。図43に示され
るチャネル形状パネル180、181は同じ方法で使用
されるので同様な部品は同様な符号で示す。しかし、ド
ア71の上縁194にたいするさねはぎ193を有する
変型チャネル形状パネル192はパネル180の下に使
用されそこにベルクロ(Velcro)195、ボルト
187およびナット188により固定される。図41は
上サブパネル76.3だけが使用される場合を示す。上
記構成の他の部分図が図40に示され、これは、第1組
60.1の壁パネル61〜64だけが使用される場合お
よび第1組と第2組60.1、60.2の壁パネル61
〜66、66.2、66.3の両方が使用される場合に
適用できる。図40の構成は一般に、図1、図39およ
び図40に符号195.1で示されている。といの鏡像
構成196.1も図1に示されている。チャネル186
は下方に曲がり、中サブパネル77.2の内フランジ1
22と支持部材148.2の支持フランジ154.2と
に196で固定される。しかし、第2チャネル182も
下方に曲がるが、支持フランジ154.2に固定されな
いで中間パネル171の外縁174に固定される。図3
6に示すファスナ165をここで使用できる。それに代
えて、上記の変形固定が使用できる、197で、チャネ
ル182は、チャネル182と中サブパネル77.2を
貫通する適当なファスナ198により中サブパネル7
7.2の上固定形成部126に固定される。199でフ
ァスナ165またはそれに代え変形固定166.1を使
用してチャネル182を上サブパネル77.3に固定で
きる。つぎにドア71の、1対の支持部材148.1、
148.2への固定を示す図42を参照する。ここで見
られるように、ドア71の直立側縁153.3は支持部
材148.1のさねはぎ153.1に嵌合し、ドア71
の直立側縁153.4はさねはぎ153.2に嵌合す
る。支持部材148.1、148.2の夫々直立側縁1
50.1、150.2はくぎ203により木材支持部2
02.1、202.2に固定される。ドア71の直立縁
153.4はヒンジを介してさねはぎ153.2と木材
支持部202.2に固定され、1つのヒンジ204が示
されている。せっこう板205は各支持部材148.
1、148.2の次に位置し、縁部206は木材支持部
202.1、202.2にくぎ付けされる。図44に
は、支持部材148.1のさねはぎ153.1が戸だな
ドア208の直立側縁207を受入れていることを示
す。また、ここで、支持部材148.1の直立縁15
0.1は木材支持部202.1にくぎ付けされる。せっ
こう板205も示されている。夫々壁サブパネル76.
1、76.2、76.3、77.1、77.2、77.
3、支持部材148.1、148.2、および取外し可
能パネル72の輪郭のさらに詳細を以下に説明する。図
23は建築物60、66Aの底サブパネル76.1、7
7.1の典型的輪郭を示す。図23は特に、第1組6
0.1の壁パネルの壁パネル64の底サブパネル77.
1を示す。この輪郭は複数個のLを形成し、各Lは、末
端211を有する第1直立脚209と、第1脚209を
横断する第2脚210とからなり、第2脚は末端212
を有する。矢印で示すように、輪郭に沿い上縁101か
ら壁パネル64の底縁95へ移動すると、第2脚210
は建築物60、66Aの外側に向けられる。第2脚は好
ましくは外側にわずかに傾斜して水を地面105に流
す。Lの第1横脚209はLの第2横脚210よりも長
く、Lの第1脚209の末端211は他のLの末端21
2に固定される。山部213.1を形成する半径213
は末端211、212間に形成される。もう1つの半径
214はLの第1と第2脚209、210の基端21
5、216間に形成される。図23は2種のLが利用さ
れていることを示し、第1L217の第1直立脚209
は第2L218の第1直立縁209よりも短かく、第1
L217の第2横脚は第2L218の第2横脚210よ
りも短かい。第1、第2脚209、210の長さY,Z
は等式√x/x:Y=X−Y=Zにより左右され、Xは
適当な開始数字であり、たとえば第1L217では12
1.32ミリ、第2L218では171.57ミリであ
る。L形状輪郭は構造剛性を底サブパネル77.1に与
える。輪郭の底部でのL217の第2脚210は末端2
12に固定される垂下脚219を有する。垂下脚219
は、わん曲底垂下フランジ216が底縁95で固定され
るチャネル220に進入する。ブラケット221を設け
てサービスライン222でプラグ・ソケット223を受
入れる。上縁96の上固定形成部118は上向き延長わ
ん曲フランジ223付きチャネル形状224を有する。
チャネル224は、横脚227を上L218の第1直立
脚209の末端211に固定したL226の第1直立脚
225に固定される。図22は中サブパネル76.2、
77.2の典型的輪郭を示す。図22は特に、第1組6
0.1の壁パネルの壁パネル64の中サブパネル77.
2を示す。L輪郭のLは基本的に図23に示すものと同
じであり、同じ符号は同じ部品を示す。しかし、L21
7、218の構成は異なる。上固定形成部126は図示
の輪郭を有する。底固定形成部124はチャネル220
と、わん曲垂下フランジ229とを含む。取外し可能パ
ネル72も図22と図23に示すものと類似したL形状
輪郭を有するが、図43に示す上縁177と底縁243
(図1参照)とは底サブパネル76.1、77.1のも
のと同じである。取外し可能パネル72のLの構成は底
・中サブパネル76.1(77.1)、76.2(7
7.2)の組合せである。従って、取外し可能パネル7
2の底半分は底サブパネル76.1(77.1)のL形
状輪郭と中サブパネル76.2(77.2)の上半分と
を有する。つぎに図19、図20および図21に示す典
型的サブパネル76.3、77.3を参照する。この輪
郭はまたLを形成するが、第1形式217のものだけで
ある。なお、同じ符号は図22と図23の同じ部品を示
す。底固定形成部131は基本的に図22に示す中パネ
ルの底固定形成部124と同じである。上固定形成部1
33は図示の輪郭を有する。第1直立脚209はわん曲
して傾斜ストリップ230に入り、このストリップは谷
部231に進入し、この谷部231は天井支持ストリッ
プ232に進入する。照明手段233が設けられる。サ
ブパネル76.1、76.2、76.3、77.1、7
7.2、77.3、従って各壁パネル61〜66、6
6.2、66.3のL形状輪郭の重要な利点はL形状輪
郭が構造的剛性を与えることである。L形状輪郭、特に
L217、218の横第2脚210の配向の他の重要な
利点は、図1に示す適当な絶縁スクリードが壁パネル6
1〜66、66.2、66.3の外側に施工できること
である。絶縁スクリードの一例として、剥脱ひる石と、
ポルトランドセメントと、微量の水と混合した水和建築
用石灰との混合物がある。施工スクリード161.1は
L217、218の横第2脚210により捕捉される。
L形状輪郭の他の重要な利点は、サブパネル76.1、
76.2、76.3、77.1、77.2、77.3、
特に同様なサブパネルおよび取り外し可能パネル72を
積重ね可能とすることで、もちろん、その輸送に有利で
ある。図20と図21はチューブ237と、上サブパネ
ル76.3に固定される絶縁材235とを示す。蓋板2
36はチューブ234の上に位置する。L形状輪郭はチ
ューブ237の孔237.1内の水の加熱について有利
である。進入太陽光線238は反射外面239から、ス
ペーサ234により外面239から間隔をおいたチュー
ブ237の孔237.1へ反射され、ここで水は加熱さ
れる。チューブ237は建築物66A(図3〜図6)の
ベースの下の中央貯蔵タンク240と、図10に示す床
下配管網135.1と相互接続されて床下加熱を行う。
チューブ237はさらに図10に示す貯水タンク13
5.2に接続される。図24は左組76のサブパネルの
底・中・上サブパネル76.1、76.2、76.3の
典型的輪郭である。右組77の底・中・上サブパネル7
7.1、77.3、77.3の輪郭は鏡像を有する。図
示の底サブパネル76.1はL217、218の第2横
脚210が位置する平面にたいし垂直(90°)でか
つ、第1直立脚209が位置する平面にも垂直な平面に
(内縁84で)内フランジ113を有する。外縁78の
外フランジ111は、L217、218の第1直立脚2
09が位置する平面に鈍角で曲げられている。図24
は、山部231.1がレベルAの方へ下方にわん曲して
内フランジ113に一致することを示す。図25におい
て、点線は山部213.1の元の位置を示す。第1直立
脚209と第2横脚210の基端215、216間に中
空部241が形成される。中空部241はレベルAで山
部213.1の方へ上方へわん曲する。傾斜部242は
山部213.1の方へ上方への曲線の1部を形成する。
図24はさらに、山部213.1が外フランジ111の
方へ下方にわん曲し、2つの隣接下向きわん曲山部21
3.1間に谷部240が形成されていることを示す。今
述べた特徴は図26と図36にも例示されている。図2
8は、各直立フランジ172が、L217,218の横
第2脚210が位置する平面に垂直(90゜)でかつ、
L217、218の第1直立脚210が位置する平面に
も垂直な平面に位置している2つの直立フランジ172
を有する取り外し可能パネル72の輪郭を示す。これら
直立フランジ172は互いに平行している。図24の2
43で示す外形は図28で示す外形244、また図28
の外形245、および鏡像244と同一である。従って
図28の断画25A−25Aの輪郭は図24の断面22
A−22Aの輪郭と同じである。図27は支持部材14
8.1の輪郭を示し、この輪郭は複数個の谷部246.
1、246.2および山部247.1、247.2を形
成する。谷部246.1と山部247.1は同じ半径を
有し、これは、半径が同じの山部247.2と谷部24
6.2の半径よりも小さい。傾斜縁149.1は支持フ
ランジ154.1を有する。直立側150.1縁はさね
はぎ153.1と、さねはぎ153.1に垂直なフラン
ジ248上の曲りとを有する。使用時フランジ248は
図42に示すように木材支持部202.1に当接する。
なお、支持部材148.2の輪郭は図27に示す輪郭の
鏡像を有する。図18、図46および図47は窓73の
典型図である。窓73は2つの中サブパネル76.2間
で固定されたフレーム248を有する。このフレーム2
48は、ファスナ250.1、250.2により直立フ
ランジ251.1、251.2に、またベルクロ(Ve
lcro)250.3、250.4により横第2脚21
0に固定されるベース板249.1を備える。取り外し
可能な接近板252はベース板249.1の開口253
に延びる。接近板252は所望時に除去でき、それで荒
い充てん材254が2つの中サブパネル76.2間に導
入できる。フレーム248はさらに、図示の2つの垂下
フランジ257.1、257.2にたいするファスナ2
56.1、256.2によって2つの中サブパネル26
7.2間に固定される上板255を備える。ベルクロ
(Velcro)257.3、257.4を使用して上
板252をわん曲部分255.1、255.2に固定す
る。フレーム248は図47と図48に示す2枚の上向
き延長側板と、1枚の側板258により完成される。両
側板258は中サブパネル76.2の外向き延長フラン
ジ259に固定され、フランジ259は側板258のス
リット259.1、259.2に嵌合する。ガラス・パ
ネル260は、ファスナ262.1、262.2により
夫々ベース板249.1と上板255に固着される底ビ
ード261.1と上ビード261.2により所定位置に
保持される。スピンドル263.1に固定されて木材レ
バー264により作動されるルーバ・ブラインド263
が設けられる。図47は、スピンドル263.1の一端
264.1が側板258に回転可能に取付けられること
を示す。空気入口74の典型図が図18、図48および
図49に示されている。空気入口74はフレーム265
よりなり、このフレームはベース板265.1と、取り
外し可能接近板267と、上板268と、2枚の側板2
69.1、269.2とを含む。フレーム265は2つ
の底サブパネル76.1間に固定される。上板268
は、ファスナ271.1、271.2により2つの垂下
フランジ270.1、270.2に、またベルクロ(V
elcro)271.1、272.2により円弧状部分
271.3、271.4に固定される。ベース板26
5.1はファスナ274.1、274.2により直立フ
ランジ273.1、273.2に、またベルクロ(Ve
lcro)275.1、275.2により横第2脚21
0に固定される。2枚の側板269.1、269.2は
底サブパネル76.1の外向き延長フランジ259に固
定される。フランジ259は側板269.1、269.
2のスリット259.1、259.2に嵌合する。空気
入口74には、上板268に267.2でヒンジ付けさ
れる空気入口パネル267.1を備える。所望時、空気
入口パネル267.1は矢印267.3に示すように上
向きにヒンジ付けされ、みぞピン267.5を使用して
クリップ267.4に固定できる。図48に示すよう
に、可動キャッチ267.6により空気入口パネル26
7.1を閉位置に保持することができる。つぎに屋根6
7を参照する。前述のように、屋根67は、各屋根パネ
ル67.1〜67.8が図7に示すように台形状を有す
る8つの屋根パネルを含む。屋根パネル67.1〜6
7.8は第1組60.1の壁パネル61〜64の上縁1
06と屋根67の中心のドーム68との間で延長する。
図8は、各屋根パネル67.1〜67.8が内縁27
6.1と、内縁276.1に対向する外縁276.2
と、壁対面縁276.3と、壁対面縁276.3に並行
するドーム対面縁276.4とを有することを示す。各
壁対面縁276.3は図34と図35に示すようにわず
かにC状にわん曲した垂下フランジ277を有する。図
35は、垂下フランジ277がS形状とい縁170と戦
略的に位置するベルクロ(Velcro)278によっ
て第1組60.1壁パネル61の上サブパネル77.3
の上固定形成部133に典型的に固定されることを示
す。図34は、第1組60.1の壁パネルだけが基礎ユ
ニット66Aの場合のように使用されるとき、とい16
6が省略されるときの典型的固定を示す。屋根パネル6
7.1〜67.8のドーム対面縁276.4は以下で詳
述するようにドーム68に固定される。屋根67はさら
に、2組の天井支持部材を含む。第1組の天井支持部材
は4対の短い天井支持部材282と4対の長い天井支持
部材283とからなり、その位置は図8に略示されてい
る。各対の長い天井支持部材283は建築物60、66
Aの典型的上コーナ33とドーム68の典型的コーナ2
85との間で延長する。各対の短い天井支持部材282
は通常、ドーム68の典型的側部286と建築物60、
66Aの上縁106の中間との間で延長する。第2組天
井支持部材は4対の横天井支持部材287からなり、各
対は建築物60、66Aの2つの隣接上縁106の中間
間で延長する。各対の横天井支持部材287は2サブ対
の天井支持部材287.11、287.12よりなり、
典型的に288で1対の長い天井支持部材276.2に
より分割される。従って、図7の平面に見られるよう
に、各対の横天井支持部材287を配置して方形を形成
する。図7、図50および図51に戻ると、屋根パネル
67.1〜67.8の典型的輪郭が示されている。直立
フランジ289は外縁276.2に、他の直立フランジ
290は内縁276.1に設けられる。各内・外縁27
6.1、276.2に沿い直立フランジ289、290
の下を延長し細長くぼみ290.1が設けられる。蓋板
292により閉鎖される煙突穴291は外縁276.2
の次に位置し、煙突穴291と内縁276.1との間に
波形輪郭を有する。波形輪郭は複数個の谷部292と山
部293を形成し、山部293の半径は谷部293の半
径よりも大きい。この半径の相違の利点は、(図1に示
す)絶縁スクリード294は少なくてよくスクリードを
熱分解し難くすることである。各屋根パネル67.1〜
67.8の山部293は図34と図35に典型的に示す
ようにC形状垂下フランジ277までわん曲して下が
る。谷部292は図34と図35にも示される。しか
し、各屋根パネル67.1〜67.8の各内縁276.
1の次の2つの山部293は開口293.1を残し屋根
パネル67.1〜67.8の下で(図示せざる)サービ
スをさせるよう前記方法でわん曲しない。図50、図5
1および図52は、1対の短・長天井支持部材282、
283が2つの鏡像天井支持部材からなり、2つの短い
天井支持部材282.1、282.2または2つの長い
天井支持部材283.1、283.2のいずれかが互い
に隣接位置されることを示す。各天井支持部材282.
1、282.2、283.1、283.2は長方形横断
面を有し、2つの長い上・底側部296.1、296.
2間の複数個の圧縮区域295の形式の補強手段を備え
る。各圧縮区域295は、(図示せざる)サービス・ケ
ーブル、例えば電気ケーブルを貫通させる穴297を有
する。短・長天井支持部材282、283は一般に側面
よりみて台形状を有する。図51は典型的に、2つの長
い天井支持部材283.1、283.2の長い側面29
6.2にたいする2つの直立フランジ、すなわち隣接屋
根パネル67.2、67.3の直立フランジ289、2
90の固定を示す。ファスナ165が使用できる。図5
1も典型的に、2つの短天井支持部材282.1、28
2.2の上部長い側面296.2にたいする隣接屋根パ
ネル67.1、67.2の2つの直立フランジ289、
290の固定を示す。ここでも、ファスナ165が使用
できる。図52の構成は2つの短天井支持部材282.
1、282.2の断面を示す。この構成は基本的に、2
つの長天井支持部材283.1、283.2の断面46
〜46と同じである。屋根パネル67.1、67.8の
2つの外縁276.2が互いに隣接する図52に示す典
型的構成の代替は、長天井支持部材283.1、28
3.2の1つだけを採用し、背中合せ状に、横天井支持
部材287.2、287.2の1つを使用する。この構
成を使用する際、図62を参照すると、関係長天井支持
部材283.1、283.2の端部283.3と、傾斜
部分290.1と、それに固定される固定フランジ29
0.2とは、位置283.4、283.5間で延長し、
端部分283.3と傾斜断面290.1とフランジ29
0.2の形状を有する断面と置換される。図55は典型
的に、上コーナ33の典型的固定構成を示す。典型的
に、第1脚279.1と第2脚279.2とを有するL
形状固定部材279は対をなす長天井支持部材283を
2つの隣接する上サブパネル76.2、77.3に固定
する。特に、点線279.3へ延長して下がる第1脚2
79.1は、上サブパネル76.3、77.3の外フラ
ンジ127、128間で嵌合し、そこに、外フランジ1
27、128の穴280.1と第1脚279.1を介
し、2つのファスナ157と(図37で示す)その突起
157.3とにより固定される。2つの隣接屋根パネル
67.6、67.7も、穴280.11と280.12
を介しファスナ157により固定部材279に277.
1と277.2で固定される。点線279.4まで延長
する第2脚279.2は、283.3で終る2つの隣接
長天井支持部材283.1、283.2(断面48−4
8では283.2のみが可視)間で嵌合する。今述べた
構成は2つの隣接屋根パネル67.7、67.7の2つ
の直立フランジ289(フランジ289は289.1で
終る)間で適合する。第2脚297.2と天井支持部材
283.1、283.2を貫通する穴280.2を介し
ファスナ157が使用される。たとえば、暴風雨中に使
用する風支柱280.13の端部280.14は固定部
材の第1脚279.1のみを介し穴280.3を経て取
付けでき、端部280.15は地面105で取付けでき
る。L形状固定部材279は長側縁279.6を有する
三角形板279.5の2の傾斜側縁の1部を形成する。
三角形板279.5は地震発生区域で有利である。図3
8は典型的に、2つの隣接とい166にたいする、第2
組60.2の壁パネル65、66、66.2、66.3
の2つの隣接上サブパネル76.3、77.3の2つの
外フランジ127、128間での、シュート162の固
定を示す。ウェブ163、164は夫々、穴280.2
および(または)ファスナ165、166.1を介しフ
ァスナ157を使用して外フランジ127、128に固
定される。とい166は穴280.1、280.4を介
しファスナ157またはファスナ165、166.1に
より互いに固定される。とい166はさらに穴280.
11を介しファスナ157を使用して固定部材279の
第1脚279.1に固定される。図56は典型的に、壁
パネルの上縁106にたいする1対の短天井支持部材2
82の、また壁パネルにたいする屋根パネル67.1〜
67.8の固定構成を示す。図示の屋根パネル67.6
は壁パネル63の上縁106に固定される。図57に示
す固定部材298は図示の方法で採用される。固定部材
298は図55に示すL形状固定部材279により、2
つの横腕299、300を備える第1、第2脚279.
1、279.2間の大きい鋭角で構成される。固定部材
298の第2脚279.1は2つのサブパネル76.
2、77.3の2つの隣接内フランジ129、130間
で適合し、穴280.1を貫通するファスナ157を使
用して固定される。第2脚279.2は2つの隣接短天
井支持部材282.1、282.2(断面49−49で
は282.2のみ可視)間で適合する。今述べた構成は
2つの隣接屋根パネル67.5、67.6の2つの直立
フランジ290間で適合する。穴280.2を介するフ
ァスナ157の突起157.5は第2脚297.2と天
井支持部材282.1、282.2を貫通する。一方の
対の横天井支持部材287は横腕299に、他対は横腕
300に固定される。図55を参照して説明した屋根パ
ネル固定はここに同等に適用する。2組の天井パネルが
屋根パネル67.1〜67.8の下に使用される。第1
組は三角形状天井パネル308.1よりなる。第2セッ
トは8つの4側多角形天井パネル308.2よりなる。
図51と図52は典型的に、いかに天井パネル308.
1、308.2〜308.8がそれらの外縁309.
1、内縁309.2、ドーム対面縁309.4および壁
対面縁307.1で支持されるかを示す。外縁309.
1は長天井支持部材283.1、283.2の底部長側
面296.1で横フランジ310に静止する。内縁30
9.2は短天井支持部材282.1、282.3の底部
長側面296.1で横フランジ310に静止する。図3
4と図31に典型的に示す壁対面縁307.1で、天井
パネル308.1は天井支持ストリップ232に支持さ
れる。図59に典型的に示されるドーム対面縁309.
4で、天井支持部材308.2はファスナ157により
ドーム側パネル311のL形状フランジ307.3に支
持される。図53は、各横天井支持部材287.1、2
87.2がL形状で、背中合せに配置されていることを
示す。横天井パネル縁287.4は横天井支持部材28
7.1、287.2の横フランジ287.3に支持され
る。図54は、各横天井支持部材287.1、287.
2が長天井支持部材283.1、283.2に固定され
る直立フランジ287.6を有することを示す。図58
を参照すると、ドーム68はドーム・ウェル311と、
ファスナ157によりドーム屋根フレーム312.1に
固定されたドーム屋根312とを含む。図7は4つの支
持部材313がドームウェル311に固定されているこ
とを示す。ドームフレーム311には4つの側パネル3
14が固定されて図8に示すように方形を形成する。各
側パネル314は、図58、図58と図60に示すよう
なV形状輪郭を呈する上区域315と、フランジ30
9.3を有するストリップ状の底区域316とを有す
る。図60において、屋根パネル67.8はそのドーム
対面縁276.4で、ドーム側パネル314の上縁31
8に固定される。これに関し、屋根パネル67.8の直
立フランジ319と上縁318とはドームウェル・フレ
ーム321のスリット320に嵌合し、ボルト322に
よりドームウェル・フレーム321に固定される。従っ
て、ドームウェル・フレーム321は、各々が図60に
示す変型L輪郭を有する4つの同一ドームウェル・フレ
ーム部材323からなる。各ドームフレーム部材323
は水平支持ストリップ324を有する。図61に示すコ
ーナにおける2つの隣接支持ドームウェル・フレーム3
21は三角形板325と2本のボルト326により互い
に固定される。図62は典型的に、隣接屋根パネル6
7.7、67.8の2つの隣接直立フランジ290と、
互いのファスナ157による短天井支持部材の固定と、
ドーム側パネル314にたいする2つの短天井支持部材
282.1、282の固定とを示す。各短天井支持部材
282.1、282.2は傾斜部290.1に進入し、
傾斜部290.1は固定フランジ290.2に進入し、
固定フランジ290.2はファスナ157によりドーム
側パネル314の底区域316に固定される。固定フラ
ンジ290.2はドーム側パネル314に沿い上向きに
延長し、図60に示すようにファスナ157により32
7で上区域315の真下のドーム側パネル314の底区
域316に固定される。図62はさらに、ファスナ15
7によるドーム側パネル314にたいする2つの支持部
材313の固定を示す。図63は、図59の水平断面5
6−56で、典型的に、ドームウェル311のドーム側
パネル314にたいする2つの長天井支持部材283.
1、283.2の固定を示す。さらに、屋根パネル6
7.6、67.7の直立フランジ289を示す。点線3
27.1は、断面56−56が上区域315のV形状輪
郭を切断する場合を示す。ドームウェル311の上方の
ドーム屋根312の高さは、2つのねじ心軸328.
1、328.2により、矢印F方向に調整できる。心軸
328.1は図59、60に示すように、ドームウェル
311に隣接するチューブ329内に設けられ、そこに
延設される。チューブ329の頂端部は拡張されて、ド
ームウェル枠321の支持ストリップ324に接触する
フランジ330を形成する。心軸328.1の周囲に嵌
合し溶接された座金331が、チューブ329のフラン
ジ330に載置される。四角形のシールリング332
が、4つの支持ストリップ324に嵌合している。ねじ
ナット333がドーム屋根枠312.1に溶接される。
2つのロックナット334、335が図59に示すよう
に設けられる。ドーム屋根312の高さを調整するた
め、心軸328.1、328.2はハンドル334.
1、334.2を用いて適切に回転される。回転中、座
金がフランジ330上で回転し、その間各心軸328.
1、328.2はねじナット333と共働し、高さを調
整する。ドーム68には、心軸336に取付けられたル
ーバー335が、差込む光の量を調整するために設けら
れる。心軸336の2つの端部337はそれぞれ、ドー
ム側パネル314に回転自在に取付けられる。この詳細
な説明に述べられるすべてのパネルは、亜鉛引き鋼板か
らプレス加工されることが好ましい。代替物として適切
なアルミニウム合金を用いることができる。所望によ
り、保護塗料をこれらパネルの外面に塗布することがで
きる。また、亜鉛引き鋼板は審美的理由により、銅メッ
キをすることができる。別の代替物として、紙パルプを
含浸させた耐水性パネルまたは低熱伝導性複合シートが
含まれる。2組60.1、60.2の壁パネルを用いる
建築物については、第1組60.1の壁パネル61〜6
4と第2組60.2の壁パネル65、66、66.2、
66.3との間の熱の橋絡量が最少になることが認めら
れる。2組60.1、60.2の壁パネル間が相互連結
される場合は、図示の種々のベルクロ(Velcro)
が、熱移動を最少にする。したがって、熱移動だけでな
く、「冷気」移動も最少になる。建築物60、66Aを
建造する好ましい方法を、以下に説明する。最初、建築
物60、66Aを建造する敷地105を、地盤を水平に
して用意する。適切なサイズの正方形156を、図32
に示すように地盤105上にマークし、正方形の端部に
沿って柱用の穴、またはコンクリート棒を用いる場合は
くぼみ、が掘られる。複数の基礎板138.1と対応す
るねじボルト139と柱138とがくぼみ内に適切に置
かれ、柱138は図32に示すように相互に間隔を有し
ている。この方法では、2組60.1、60.2の壁パ
ネル61〜66、66.2、66.3が用いられる。し
かし、1組60.1の壁パネル61〜64を有する基礎
ユニット66Aのみを最初に建造しようとする場合は、
必要な基礎板138.1と対応ねじボルト139と柱1
38とが、くぼみ内に置かれる。後の工程で基礎ユニッ
ト66Aを発展させようとする場合は、基礎ユニット6
6Aの壁パネル61〜64の外側に隣接してくぼみが掘
られ、第2組60.2の壁パネルのための基礎板13
8.1と対応ねじボルト139と柱138とが、くぼみ
内に置かれる。それからアンカー基礎部材141がねじ
ボルト139上に置かれ、その突出端144は穴143
を通っている。アンカー基礎部材141はナット14
5.2を調整することにより、水平にされる。そして、
アンカー基礎部材141はナット145.3を締付ける
ことにより、突出端144に取付けられる。それから、
図31に示す3角形の隅板146が、隣接アンカー基礎
部材141に取付けられる。こうして組付けられたアン
カー基礎部材141は、適切な基礎135を形成する。
組付けられたアンカー基礎部材141間の空間は、それ
から満たされ、緻密化されて適切な床142が構成され
る。所望の床下設備、たとえば図10に示す暖房用パイ
プ設備135.1、そして図3〜6に示す水タンク24
0は、充填および緻密化の前にそこに配置される。それ
から穴またはくぼみは、土を満たされる。この段階では
コンクリート床を設置する必要がないことは明らかであ
り、その床は後で付加することができる。しかし、最初
からコンクリート床が所望ならば、図18、30に示す
直立ねじボルト139を有する基礎板138.1のみ
を、くぼみ内に置くことができる。それから、基礎板1
38.1とねじボルト139とを適切に係止して、包囲
するコンクリート床142が確立される。それから対を
なす3角形支持部材148.1、148.2が、その垂
下フランジ152.1、152をアンカー基礎部材14
1の各内向き部片147.1のスリット136にすべり
込ませることにより、直立位置に組付けられる。それか
ら第1組60.1の壁パネル61〜64の底部サブパネ
ル76.1、77.1が、その垂下フランジ115、1
16を各アンカー基礎部材141のスリット136にす
べり込ませることにより、基礎135上に組付けられ
る。底部サブパネル76.1、77.1の垂下フランジ
115、116をアンカー基礎部材141の上方からス
リット135にすべり込ませることが好ましい。それか
ら底部サブパネル76.1、77.1が床42方向に傾
けられ、最終的に各内部、外部フランジ111、112
が相互に接触し、図2に示すフランジ111、112上
のパンチマーク338が相互に整合する。図36に示す
フランジ111、112上のベルクロ159が、フラン
ジ111、112を相互に組付ける時に用いられる。内
部フランジ113、114は図45に示すベルクロ16
1を用いて、支持部材148.1、148.2の各傾斜
支持フランジ154.1、154.2に組付けられる。
それからフランジ111〜114、154.1、15
4.2が所望により固定具165、変形取付け具16
6.1および/または固定具157を用いて、適切に取
付けられる。そして、これまで詳細な説明において述べ
たように、図33に示すベルクロ159、161、固定
具157、165、166.1、さらに別のベルクロ1
60を用いることにより、中間サブパネル76.2、7
7.2が組付けられ、取付けられる。各中間サブパネル
76.2、77.2の底部取付け構成物123、124
が最初、底部サブパネル76.1、77.1、中間サブ
パネル76.2、77.2の各頂部取付け構成物11
7、118の上方に組付けられ、それから建築物60の
内側66.1方向に傾けられる。図40、41に示すパ
ネル180(とその鏡像パネル)はそれから、前述のよ
うに各中間サブパネル76.2、77.2と支持部材1
48.1、148.2の支持フランジ154.1、15
4.2に取付けられる。図43に示すパネル180は、
これまで説明したのと同様の方法で取付けられる。それ
からすべての頂部サブパネル76.3、77.2が中間
サブパネル76.2、77.2と前述のパネル180、
192に取付けられる。4つの取付け部材279の第1
部材279.1が、各隣接頂部サブパネル76.3、7
7.3の隣接外部フランジ127、128間に取付けら
れる。それから4つのL字形取付け部材298の第1脚
279.1が、すべての頂部サブパネル76.3、7
7.3の隣接内部フランジ129、130に取付けられ
る。前述の工程に続いて、4つの壁パネル61〜64が
建築物の内側および相互方向に傾けられる。それからド
ームウェル111が、4つのドーム側パネル314を相
互に取付けることにより、建築物60、66A内に建造
される。ルーバー335、支持部材313も設けられ
る。また建築物60、66Aの内部で、対をなす長短天
井支持部材282、283が図58〜60、62、63
に示すように、ドーム側パネル314に取付けられる。
それから、長短天井支持部材282、283を取付けら
れたドームウェル111が持ち上げられる。それから長
短天井支持部材282、283がL字形取付け部材27
9、298の各第2組脚279.1に取付けられる。そ
れから対をなす横天井支持部材287が、取付け部材2
98の各横脚299、300と、各長天井支持部材28
3とに取付けられる。16の各天井パネル308.1、
308.2は、その各端部287.4、287.5、3
07.1、309.1、309.2、309.4が図3
4、35、51、52、53、54、59に示すよう
に、短、長および横天井支持部材282、283、28
7の各天井支持ストリップ232、フランジ287.
3、310、およびフランジ309.3上にあるように
組付けられる。この段階で設備パイプ装置(図示しな
い)を、たとえば天井パネル308.1、308.2の
上方に、短、長天井支持部材282、283の穴297
を通して配置することができる。屋根パネル67.1〜
67.2が図34、35に示すように、ベルクロ278
を用いて所定位置に設置される。各直立フランジ28
9、290が図51、52に示すように、長短天井支持
部材282、283の頂部長側部296.2に取付けら
れる。ドームウェル枠部材323がドーム側パネル31
4の頂端部318と、屋根パネル67.1〜67.8の
各直立フランジ319とに対し、その上方に配置され
る。隣接するドームウェル枠部材323は、図61に示
すように相互に取付けられる。固定具157、165が
永久的または一時的に、あるいは図36に示す変形取付
け具166.1が利用できる。各屋根パネル67.1〜
67.8の直立フランジ319は、ドームウェル枠32
1のスリット320に配置され、図60に示すようにボ
ルト322を用いて固定される。第1組60.1の壁パ
ネルのための取はずし自在なパネル72は、当然、図4
4、45に示すように引続いて取付けられる。ここで図
36に示すU字形シーラー159.1を、所望の端部と
フランジとに対して配置することができる。図58、5
9、60において、心軸328.1、328.2とその
各チューブ329はドーム68の上方から、ドーム68
に取付けられる。それからナット334、335、ハン
ドル334.1、334.2が設けられる。ドーム屋根
312とドーム屋根枠312とが、図58に示すように
配置される。窓枠248とルーバー263とが図18、
46、47に示すように配置され、取付けれる。ガラス
パネル241が設けられる。空気流入口74も図19、
48、49に示すように形成される。第1組60.1お
よび第2組60.2の壁パネルに関して、図18、4
6、47、48、49を参照されたい。しかしこの建造
段階では、第1組60.2の壁パネル61〜64のみが
配置される。ここで図9に示すパネル340を建築物6
0、66Aの内部66.1に配置することができる。図
23に221、222、223で示す設備、および図1
9の照明装置233を設けることができる。図20に示
す太陽熱装置も設けられる。ここで壁パネル61〜64
の外面は、図1に示す断熱スクリード161.1のため
の準備が整ったことになる。壁パネル61〜64は最
初、たとえば、適切なアスファルト物質を適用すること
により、シール処理がなされる。それから、ある種の適
切な砂が壁パネル61〜64に対して手で投射され、そ
の効果は、断熱スクリード166.1が壁パネル61〜
64に良好に粘着することである。それから断熱スクリ
ード166.1が適用される。スクリード166.1を
使用する代わりに、第1組60.1の壁パネル61〜6
4の上に第2組60.2の底部、中間、頂部サブパネル
76.1、76.2、76.3、77.1、77.2、
77.3を配置し、断熱充填材料254をゆるい状態で
設けることにより、断熱効果の向上を得ることができ
る。図18はその典型的構造を示している。最初に、各
中間サブパネル171を図44、45に示すように取付
け、それに図39、43に示すパネル179、181を
取付けることが好ましい。それから第2組60.2の壁
パネルを底部、中間、頂部サブパネル76.1〜76.
3、77.1〜77.3を組付け、図36、38に示す
ように組付けられたシュート162を用いる点を除い
て、第1組60.1の壁パネル61〜64のサブパネル
77.1〜77.3に関連して説明したのと同様の方法
で取付けることが好ましい。そして外側の取はずし自在
なパネル72を、図44、45に示すように取付けるこ
とができる。図1に示し、かつ建造方法において前に説
明した断熱スクリード161.1の代替物として、隣接
する第1および第2組60.1、60.2の壁パネル間
の図18、46、48に示すスペーサ341に、ゆるい
断熱充填材料254、たとえば適切な粒状体を充填する
ことができる。図46、48に示すアクセス板252、
267を取はずし、充填材料254を開口253を通し
て導入することができる。ゆるい断熱充填材料254
が、その過度な緻密化を避けるために適切に処理される
ことが好ましい。ゆるい充填材料254の代替物とし
て、第2組60.2の壁パネルの建造前に、毛布型の断
熱材料を第1組60.1の壁パネルの各壁パネル61〜
64に対して適切に配置することができる。それから図
35、38に示すように、とい166が取付けられる。
屋根パネル67.1〜67.8が、特にその壁に対面す
る端部276.3において、とい166の湾曲端部17
0を収容するために持上げられるべきことは、理解され
るであろう。第2組60.2の壁パネルを建造する前
に、窓73と空気流入口74が取はずされ、第2組6
0.2の壁パネルの建造後に元に戻されるべきことも、
理解されるであろう。ここで、図21に示すカバー板2
36と、屋根パネル67.1〜67.8の頂部のスクリ
ード294とを設けることができる。図11〜16、6
4、65を簡単に参照する。図11において、図3〜1
0に示す基礎ユニット66Aが、4つの輪郭梯形壁パネ
ル(一つの壁パネル343のみを示す)からなる建築物
342に対して、第1階として付加される。壁パネル3
43は底部サブパネル344.1、345.1、中間サ
ブパネル344.2、345.2、頂部サブパネル34
4.3、345.3、2つの長パネル383.1、38
3.2から構成される。基礎ユニット66Aに対する出
入りは、ここでは外部に示す階段346を介して行われ
るが、階段346は建築物342の内部に配置すること
もできる。図12、13に示す複合建築物350は2つ
の連結された基礎ユニット66Aからなり、一つの基礎
ユニット66Aが2重ガレージ351に連結されてい
る。ガレージ351の壁パネル352、353、354
はそれぞれ、基礎ユニット66Aの壁パネル61〜64
に対し、基本的に同一である。しかし、ガレージ351
の壁パネル355は2つのガレージドア355.1、3
55.2を備えるようになっている。壁パネル355は
2つの鏡像梯形パネル355、355.4、2つの長パ
ネル383.1、383.2を含む。2つの基礎ユニッ
ト66A間の連結部は通路356を形成する。通路35
6は、建築物63から取はずし自在なパネル72を取は
ずし、359.1に典型的に示す構成のように、各側壁
357、358、四角形パネル357.1、358.1
に対して2つの3角形支持部材148.1、148.2
を用いて、各側壁357、358を形成することにより
確立される。四角形パネル357.2、358.2が壁
パネル63に用いられる。図39に示す屋根端359.
4を有する屋根359.3が設けられる。基礎ユニット
66Aとガレージ355との間の側壁359も、2つの
三角形支持要素148.1、148.2からなる。ドア
359.1が設けられる。図14は、建築物60、66
Aに比較して小型建築物360を示す。壁パネル361
は、建築物60、66Aと同一の底部、中間、頂部サブ
パネル76.1、76.2を含む左組66からなる。一
部変更された頂部サブパネル360.1が用いられる。
ドア71、あるいは取はずし自在なパネル72は、一つ
のパネル363を右側に設けられる。壁パネル361
は、左側のドア71(または取はずし自在なパネル7
2)に関連して前に述べたように、右組77のサブ壁パ
ネルの底部、中間サブパネル77.1、77.2を含む
ことができる。他の3つの壁パネル(図示しない)は、
壁パネル361と同様のサブパネルを有することができ
る。図15に示す単一ガレージ370は、ガレージドア
372を備える壁パネル371を有する。壁パネル37
1は図14に示すパネル363と、パネル363の鏡像
であるパネル373とを含む。他の3つの壁パネル(図
示しない)は、図14の建築物360と同一にすること
ができる。図16の2重ガレージ380は、基本的に図
12のものと同一である。図64は、複数の支持部材3
92に取付けられる適切な柔軟材料391からなる雪用
テント390を備える建築物60、66Aを示す。図6
5に示すシェルター400は、壁パネル63に支持され
る枠401からなり、その支持体402はその一つのみ
が示されている。屋根404と支持体405とかなる窓
掛けも示されている。屋根404は中間サブパネル7
6.3の輪郭と同様の輪郭を有し、この屋根404は前
記中間サブパネル76.3からプレス加工されている。
特許請求の範囲に記載されたものは、開示内容の不可欠
な部分である。特許請求の範囲に示す参照数字(図面に
示される)は、記載内容の理解を容易にするためのもの
で、文章から明らかに異なる場合を除いて、その範囲を
図示のものに限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建築物の好ましい実施例を示す破
断斜視図である。
【図2】図1の建築物の壁パネルの左側組及び右側組の
サブパネルの一般的配置を概略的及び分解的に示す図面
である。
【図3】図1の建築物のベースユニット(第1組の壁パ
ネルからなる)を矢印Aの方向から見た側面図である。
【図4】ベースユニットを図1の矢印Cの方向から見た
側面図である。
【図5】ベースユニットを図1の矢印Dの方向から見た
側面図である。
【図6】ベースユニットを図1の矢印Bの方向から見た
側面図である。
【図7】図1の建築物のベースユニットを示す平面図で
ある。
【図8】図7と同様なベースユニットを示す図面である
が、更に参照番号及び断面箇所を付加したものである。
【図9】図1の建築物のベースユニットの概略平面図で
あり、幾つかの家具を示すものである。
【図10】図7及び図8の10−10線に沿って切断し
た断面図である。
【図11】本発明による二階建て建築物の正面図であ
り、図1の建築物のベースユニットにより一階を全体的
に建造したところを示すものである。
【図12】本発明による複合建築物を示す正面図であ
る。
【図13】図12の複合建築物の平面図である。
【図14】本発明による建築物の別の実施例を示す正面
図である。
【図15】本発明による建築物の別の実施例を示す正面
図である。
【図16】本発明による建築物の更に別の実施例を示す
正面図である。
【図17】図1の17−17線に沿って切断した壁パネ
ルを示す側面図である。
【図18】窓及び空気入口を含む壁パネルを図1の18
−18線に沿って切断した側面図である。
【図19】頂サブパネルを図1の19−19線に沿って
切断した側面図である。
【図20】頂サブパネルを図1の20−20線に沿って
切断した側面図である。
【図21】図20と基本的に同じ側面図であるが、第2
組の壁パネルの中間サブパネルを付加したところを示す
ものである。
【図22】中間サブパネルを図1の22−22線に沿っ
て切断した側面図である。
【図23】底サブパネルを図1の23−23線に沿って
切断した側面図である。
【図24】底サブパネルを図1の24−24線(24−
24線は、建築物の内部で地面に向かう平面内にあり、
地面とこの平面との間の角度は22゜30′である)に
沿って切断した側面図である。
【図25】図24の25−25線に沿って切断した側面
図である。
【図26】底サブパネルのコーナを図1の矢印26の方
向から見た図面である。
【図27】支持部材を図1の27−27線に沿って切断
した側面図である。
【図28】着脱可能なパネルを図1の28−28線(2
8−28線は、建築物の内部で地面に向かう平面内にあ
り、地面とこの平面との間の角度は22゜30′であ
る)に沿って切断した側面図である。
【図29】図28の29−29線に沿って切断した側面
図である。
【図30】建築物の1つの底サブパネル及びベースを図
1の30−30線に沿って切断した側面図である。
【図31】図30に示すベースの一部として使用された
2つのアンカーベース部材(図30には1つのアンカー
ベース部材のみが示されている)を全体として図30の
矢印31の方向から見た斜視図である。
【図32】図1の建築物のベースの一部を形成する複数
のアンカーベース部材好ましい配置を示す平面図であ
り、底サブパネルがそれぞれのアンカーベース部材内に
滑入された状態を示すものである。
【図33】中間パネルへの底サブパネルの取付け部及び
中間サブパネルへの頂サブパネルの取付け部を図1のそ
れぞれ33A−33A線及び33B−33B線に沿って
切断した側面図である。
【図34】1組の壁パネルのみを用いた場合の、頂サブ
パネルへの屋根パネルの取付け部を示す図1の34−3
4線に沿って切断した側面図である。
【図35】間隔を隔てた壁パネルのそれぞれの頂サブパ
ネルへの屋根及び樋のそれぞれの取付け部を示す図1の
35−35線に沿って切断した側面図である。
【図36】壁パネルにより形成されたコーナを図1の3
6−36線(36−36線は、建築物の内部で地面に向
かう平面内にあり、地面とこの平面との間の角度は22
゜30′である)に沿って切断した側面図である。
【図37】図36の緊締具157を示す平面図である。
【図38】図1の建築物のコーナを図1の矢印38の方
向から見た図面である。
【図39】2つの頂サブパネルの底部、2つの樋及びド
アの頂部を、図1の39−39線に沿って切断した側面
図である。
【図40】図39に示すドアの上方に使用される2つの
樋のうちの1つを示す図面である。
【図41】基本的に図39と同じ図面であるが、第1組
の壁パネルを用いたときの1つの頂サブパネルのみを示
すものである。
【図42】ドア及び2つの支持部材を図10の42−4
2線(42−42線は地面に平行な平面内にある)に沿
って切断した側面図である。
【図43】2つの頂パネル、2つの樋及び着脱可能なパ
ネルを図1の43−43線に沿って切断した側面図であ
る。
【図44】建築物の内部を向いた支持部材、2つの着脱
可能なパネル及び2つのサブパネルを図1の44−44
線に沿って切断した側面図である。
【図45】図44の矢印45の方向から見た構造の拡大
図である。
【図46】図18に示す窓の拡大図である。
【図47】窓を図1の47−47線(47−47線は、
建築物の内部で地面に向かう平面内にあり、地面とこの
平面との間の角度は22゜30′である)に沿って切断
した側面図である。
【図48】図18に示す空気入口の拡大図である。
【図49】空気入口及び底サブパネルを図1の49−4
9線(49−49線は、建築物の内部で地面に向かう平
面内にあり、地面とこの平面との間の角度は22・3
0′である)に沿って切断した側面図である。
【図50】2つの屋根パネル、1対の短い天井支持部材
及び2つの天井パネルを図1及び図7の50−50線に
沿って切断した側面図である。
【図51】取り付けられた2つの屋根パネル、1対の短
い天井支持部材及び2つの天井パネルを図7の51−5
1線に沿って切断した側面図である。
【図52】取り付けられた2つの屋根パネル、1対の短
い天井支持部材及び2つの天井パネルを図7の52−5
2線に沿って切断した側面図である。
【図53】1対の横方向天井支持部材を図7の53−5
3線に沿って切断した側面図である。
【図54】1対の長い天井支持部材を図7の54−54
線に沿って切断した側面図である。
【図55】頂コーナの取付け構造を図7の55−55線
に沿って切断した側面図である。
【図56】壁パネルの中間の頂部の取付け構造を図7の
56−56線に沿って切断した側面図である。
【図57】図56に示す取付け構造に使用する取付け部
材を示す斜視図である。
【図58】屋根のドームを図7の58−58線に沿って
切断した側面図である。
【図59】図58に示すドームの左側部分を示す拡大図
である。
【図60】図59に示すドームの左側部分を示す更に大
きい拡大図である。
【図61】図60に示すドームの一方の側の頂部に、2
つのドームウェルフレーム部材により形成されたコーナ
を示す平面図である。
【図62】ドームの左側部分を図7の水平な62−62
線に沿って切断した側面図である。
【図63】ドームの左側部分を図60の63−63線に
沿って切断した側面図である。
【図64】図1の建築物にスノーテントを設けたところ
を示す側面図である。
【図65】図1の建築物の側部にシェルタを取り付けた
ところを示す側面図である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根と第1組の少なくとも4つの壁とを
    含む建築物において、各壁が輪郭梯形を有する壁パネル
    (61〜64)の形状を有し、各壁パネル(61〜6
    4)が、 左側端部(102);左側端部(102)に対向する右
    側端部(103)であって、左及び右側端部(102、
    103)が地盤(105)と屋根(62)との間で延び
    ている右側端部(103);地盤(105)上で左およ
    び右側端部(102、103)間に延びる底端部(10
    4);および屋根(67)における頂端部(106)で
    あって、底端部(67)に対して対向し、かつ総対的に
    平行で、かつ左および右側端部(102、103)間に
    延びる頂端部(106)、を有し、 一つの壁パネル(61〜64)の左側端部(102)
    が、一つの他の壁パネル(61〜64)の右側端部(1
    03)に隣接し、取付けられており、すべての壁パネル
    (61〜64)がこのように組付けられて、壁パネル
    (61〜64)が相互方向に、そして建築物(60、6
    0A)の内方に傾斜しており、かつ任意の一つの壁パネ
    ル(61〜64)に開口(69)が設けられ、前記開口
    (69)が建築物(60、60A)の内部(66.1)
    への出入り口を与えていること、を特徴とする建築物。
  2. 【請求項2】 各壁パネルが適切な輪郭を有することを
    特徴とする、請求項1記載の建築物。
  3. 【請求項3】 出入り口開口(69)を有する壁パネル
    (61〜64)以外の任意の一つの壁パネルに設けられ
    た直立の長い取はずし自在なパネル(72)を含み、取
    はずし自在なパネル(72)が地盤(105)上に底端
    部(243)を有することを特徴とする、請求項1記載
    の建築物。
  4. 【請求項4】 各壁パネル(61〜64)の底および頂
    端部(104、106)間に延びる横断面形状が、複数
    のL字形(217、218)を画定する輪郭を形成し、
    前記各L字形(217、218)が、 遠端部(211)を有する第1直立脚(209);およ
    び第1脚(209)に対して横方向に位置する第2脚
    (210)であって、壁パネル(61〜64)の輪郭に
    沿って、その頂端部(106)から底端部(104)に
    進む時、建築物(60、66A)の外側に向いており、
    かつ遠端部(212)を有している第2脚(210)、
    を有しており、 L字形(217、218)の第1脚(209)がL字形
    (217、218)の第2脚(210)より長く、L字
    形(217、218)の第1脚(209)の遠端部(2
    11)が、別のL字形(217、218)の第2脚(2
    10)の遠端部(212)に取付けられ、L字形の大部
    分がこのように組付けられていることを特徴とする、請
    求項1記載の建築物。
  5. 【請求項5】 左側端部(102)が左側フランジ(1
    02.1)を有し、右側端部(103)が右側フランジ
    (103.1)を有し、一つの壁パネル(61〜64)
    の左側端部(102)の左側フランジ(102.1)
    が、他の一つの壁パネル(61〜64)の右側端部(1
    03)の隣接右側フランジ(103.1)に取付けら
    れ、すべての壁パネル(61〜64)がこうして取付け
    られていることを特徴とする、請求項1記載の建築物。
  6. 【請求項6】 頂面に複数のスリット(136)を備え
    る基礎(135)を含み、各壁パネル(61〜64)の
    底端部(104)が垂下フランジ(115、116)を
    有し、前記垂下フランジが前記基礎(135)の共働ス
    リット(136)に嵌合し、壁パネル(61〜64)が
    このようにして基礎(135)に取付けられていること
    を特徴とする、請求項1記載の建築物。
  7. 【請求項7】 各壁パネル(61〜64)が複数のサブ
    パネル(76.1、76.2、76.3、77.1、7
    7.2、77.3)を含むことを特徴とする、請求項4
    記載の建築物。
  8. 【請求項8】 各壁パネル(61〜64)が左組(7
    6)および右組(77)の梯形サブパネルからなり、前
    記各組が3つのサブパネル、すなわち底部サブパネル
    (76.1、77.1)、中間サブパネル(76.2、
    77.2)、および頂部サブパネル(76.3、77.
    3)からなり、各3つのサブパネルが、 外側端部(78〜83);外側端部(78〜83)に対
    向する内側端部(84〜89)であって、外側および内
    側端部(78〜89)が地盤(105)の屋根(67)
    との間に延びている内側端部(84〜89);外側およ
    び内側端部(78〜89)間に延びる底端部(90〜9
    5);および底端部(90〜95)に対して対向し、総
    体的に平行で、かつ外側および内側端部(78〜89)
    間に延びる頂端部(96〜101)からなり、 各組(76、77)の3つのサブパネル(76.1、7
    6.2、76.3、77.1、77.2、77.3)
    が、 底部サブパネル(76.1、77.1)が、その底端部
    (90、95)を地盤(105)上に置いた状態で、地
    盤(105)に隣接して配置され;頂部サブパネル(7
    6.3、77.3)が、その頂端部(98、99)を屋
    根(67)上に置いた状態で、屋根(67)に隣接して
    配置され;中間サブパネル(76.2、77.2)が底
    部および頂部サブパネル(76.1、77.1、76.
    3、77.3)間に配置され、その際、中間サブパネル
    (76.2、77.2)の底端部(91、94)が、底
    部サブパネル(76.1、77.1)の頂端部(96、
    101)に隣接し、中間サブパネル(76.2、77.
    2)の頂端部(97、100)が、頂部サブパネル(7
    6.3、77.3)の底端部(92、93)に隣接した
    状態、に組付けられ、 各壁パネル(61〜64)に対して、 左組(76)の3つのサブパネル(76.1、76.
    2、76.3)の外側端部(78、79、80)が相互
    に整合して、壁パネル(61〜64)の左側端部(10
    2)を形成し、右組(77)の3つのサブパネル(7
    7.1、77.2、77.3)の外側端部(81、8
    2、83)が相互に整合して、壁パネル(61〜64)
    の右側端部(103)を形成し、左および右組(76、
    77)の2つの底部サブパネル(76.1、77.1)
    の底端部(90、95)が相互に整合して、壁パネル
    (61〜64)の底端部(104)を形成し、前記左お
    よび右組(76、77)の2つの頂部サブパネル(7
    6、77)の頂端部(98、99)が相互に整合して、
    一つの壁パネル(61〜64)の頂端部(106)を形
    成する、ことを特徴とする、請求項7記載の建築物。
  9. 【請求項9】 地盤(105)上に複数の支持部材(1
    48.1、148.2)を含み、組をなすサブパネル
    (76、77)の底部および中間サブパネル(76.
    1、76.2、77.1、77.2)の内側端部(8
    4、85、88、89)が相互に整合し、かつ支持部材
    (148.1、148.2)に取付けられていることを
    特徴とする、請求項8記載の建築物。
  10. 【請求項10】 各支持部材(148.1、148.
    2)が3角形の輪郭形状を有し、各支持部材(148.
    1、148.2)が傾斜側端部(149.1、149.
    2)と直立側端部(150.1、150.2)とを有
    し、傾斜側端部(149.1、149.2)は支持フラ
    ンジ(154.1、154.2)を有し、底部および中
    間サブパネル(76.1、76.2、77.1、77.
    2)の整合する内側端部(84、85、88、89)
    が、それぞれフランジを有し、前記底部および中間サブ
    パネル(76.1、76.2、77.1、77.2)の
    前記フランジ(113、121、114、122)が、
    支持部材(148.1、148.2)の支持フランジ
    (154.1、154.2)に隣接し、各支持部材(1
    48.1、148.2)の直立側端部(150.1、1
    50.2)が、ドア(71、208)の直立端(15
    3.3、153.4、207)を収容する長手方向に延
    びる縮少部(153.1、153.2)を有しているこ
    とを特徴とする、請求項9記載の建築物。
  11. 【請求項11】 頂面に複数のスリット(136)を備
    える基礎(135)を含み、各底部サブパネル(76.
    1、77.1)の底端部(90、95)が、基礎(13
    5)の共働スリット(136)に嵌合する垂下フランジ
    (115、116)を有し、壁パネル(61〜64)の
    基礎(135)に取付けられることを特徴とする、請求
    項8記載の建築物。
  12. 【請求項12】 建築物(60、66A)の天井を支持
    する複数の長い天井支持部材(283、284)を備
    え、各支持部材がL字形横断面形状を有し、かつ支持部
    材(283、284)の2つの長側部(296.1、2
    96.2)間に、複数のプレス加工領域(295)の形
    状の強化装置を備え、前記各プレス加工領域がそこを通
    る穴(297)を有することを特徴とする、請求項7記
    載の建築物。
  13. 【請求項13】 各壁パネル(61〜64)の外面に適
    切な断熱スクリード(161.1)を含むことを特徴と
    する、請求項1または7記載の建築物。
  14. 【請求項14】 第1組(60.1)の壁の上方に第2
    組(60.2)の少なくとも4つの輪郭梯形壁を含み、
    第2組(60.2)の各壁は壁パネル(65、66、6
    6.2、66.3)の形状を有し、第2組(60.2)
    の壁パネル(65、66、66.2、66.3)が第1
    組(60.1)の壁パネル(61〜64)から間隔を有
    し、総体的に平行であり、かつ第2組(60.2)の壁
    パネル(65、66、66.2、66.3)が、 左側端部(102);左側端部(102)に対向する右
    側端部(103)であって、左および右側端部(10
    2、103)が地盤(105)と屋根(67)との間に
    延びている右側端部(103);地盤(105)上で左
    および右側端部(102、103)間に延びる底端部
    (104);および屋根(67)において、底端部(1
    04)に対して対向し、総体的に平行であり、かつ左お
    よび右側端部(102、103)間に延びる頂端部(1
    06)、からなり、 第2組(60.2)の一つの壁パネル(65、66、6
    6.2、66.3)の左側端部(102)が、第2組
    (60.2)の他の一つの壁パネル(65、66、6
    6.2、66.3)の右側端部(103)に隣接し、取
    付けられており、第2組(60.2)のすべての壁パネ
    ル(65、66、66.2、66.3)がそのように組
    付けられて、第2組(60.2)の壁パネル(65、6
    6、66.2、66.3)が相互方向および建築物(6
    0、66A)の内部(66.1)方向に傾斜しており、 第1組(60.1)の壁パネル(61〜64)の上方に
    配置される、第2組(60.2)の任意の一つの壁パネ
    ル(65、66、66.2、66.3)の開口(70)
    が、出入り口開口(69)を有し、2つの開口(69、
    70)が相互に整合して、建築物(60、66A)の内
    部(66.1)への出入り口を形成していることを特徴
    とする、請求項1記載の建築物。
  15. 【請求項15】 第2組(60.2)の各壁パネル(6
    5、66、66.2、66.3)が複数のサブパネル
    (76.1、76.2、76.3、77.1、77.
    2、77.3)を含み、各サブパネルが複数のL字形
    (217、218)を画定する輪郭を有し、各L字形
    (217、218)が、 遠端部(211)を有する第1直立脚(209);およ
    び第1脚(209)に対して横方向で、壁パネル(6
    5、66、66.2、66.3)の輪郭に沿って、その
    頂端部(106)から底端部(104)まで進む時、建
    築物(60、66A)の外側に向けられる第2脚(21
    0)、からなり、 前記第2脚(209)は遠端部(212)を有し、L字
    形(217、218)の第1脚(209)はL字形(2
    17、218)の第2脚(210)より長く、L字形
    (217、218)の第1脚(209)の遠端部(21
    1)が、別のL字形(217、218)の第2脚(21
    0)の遠端部(212)に取付けられ、こうしてL字形
    の大部分が組付けられていることを特徴とする、請求項
    14記載の建築物。
  16. 【請求項16】 第1組(60.1)の壁パネル(61
    〜64)および第2組(60.2)の壁パネル(65、
    66、66.2、66.3)の頂端部(106)間に、
    それらに沿って延びるとい(166)を含み、第2組
    (60.2)の壁パネル(65、66、66.2、6
    6.3)が第1組(60.1)の壁パネル(61〜6
    4)の上方に配置されていることを特徴とする、請求項
    14または15記載の建築物。
  17. 【請求項17】 サブパネルが複数のL字形(217、
    218)を画定する輪郭を有し、前記各L字形が、 遠端部(211)を有する第1脚(209);および第
    1脚(209)に対して横方向で、遠端部(212)を
    有する第2脚(210)、からなり、 L字形(217、218)の第1脚(209)はL字形
    (217、218)の第2脚(210)より長く、第1
    脚(209)とその遠端部(211)は使用時、上方に
    対面し、第2脚(210)は、壁パネル(61〜64)
    の輪郭に沿って頂端部(106)から底端部(104)
    まで進む時、建築物(60、66A)の外側に向き、L
    字形(217、218)の第1脚(209)の遠端部
    (211)は別のL字形(217、218)の第2脚
    (210)の遠端部(212)に取付けられ、L字形の
    大部分がこのように組付けられていることを特徴とす
    る、請求項7記載の建築物(60、66A)に用いるサ
    ブパネル。
  18. 【請求項18】 梯形を有することを特徴とする、請求
    項17記載のサブパネル。
  19. 【請求項19】 サブパネル(76.1、77.1)が
    複数のL字形(217、218)を画定する輪郭を有
    し、前記各L字形(217、218)が、 遠端部(211)を有する第1脚(209);および第
    1脚(209)に対して横方向で、遠端部(212)を
    有する第2脚(210)、からなり、 L字形(217、218)の第1脚(209)はL字形
    (217、218)の第2脚(210)より長く、第1
    脚(209)とその遠端部(211)は使用時、上方に
    対面し、第2脚(210)は、壁パネル(61〜64)
    の輪郭に沿って頂端部(106)から底端部(104)
    まで進む時、建築物(60、66A)の外側に向き、L
    字形(217、218)の第1脚(209)の遠端部
    (211)は別のL字形(217、218)の第2脚
    (210)の遠端部(212)に取付けられ、L字形の
    大部分がこのように組付けられており、 底部サブパネル(76.1、77.2)が、 その外側端部(78、83)の外部フランジ(111、
    112);その内側端部(84、89)の内部フランジ
    (113、114);その底端部(90、95)の底部
    フランジ(115、116);およびその頂端部(9
    6、101)の頂部取付け構成物(17、118)から
    なり、 外部フランジ(111、112)は隣接壁パネル(61
    〜64)の底部サブパネル(76.1、77.1)の外
    部フランジ(111、112)に取付けることができ、
    内部フランジ(113、114)は支持部材(148.
    1、148.2)に取付けることができ、底部フランジ
    (115、116)は地盤(105)に取付けることが
    でき、頂端部(96、101)の頂部取付け構成物(1
    17、118)は、組をなすサブパネルの中間サブパネ
    ル(76.2、77.2)の底端部(91、94)の底
    部取付け構成物(123、124)に取付けることがで
    きることを特徴とする、請求項9記載の建築物(60、
    66A)の組(76、77)をなすサブパネル(76.
    1、76.2、76.3、77.1、77.2、77.
    3)の底部サブパネル(76.1、77.1)に用いる
    サブパネル。
  20. 【請求項20】 底部フランジ(115、116)が、
    建築物(60、66A)の基礎(135)の共働スリッ
    ト(136)に嵌合できる垂下フランジ(115、11
    6)であることを特徴とする、請求項19記載のサブパ
    ネル。
  21. 【請求項21】 サブパネル(76.2、77.2)が
    複数のL字形(217、218)を画定する輪郭を有
    し、 前記各L字形(217、218)が、 遠端部(211)を有する第1脚(209);および第
    1脚(209)に対して横方向で、遠端部(212)を
    有する第2脚(210)、からなり、 L字形(217、218)の第1脚(209)はL字形
    (217、218)の第2脚(210)よりも長く、第
    1脚(209)とその遠端部(211)は使用時、上方
    に対面し、第2脚(210)は、壁パネル(61〜6
    4)の輪郭に沿って頂端部(106)から底端部(10
    4)まで進む時、建築物(60、66A)の外側に向
    き、L字形(217、218)の第1脚(209)の遠
    端部(211)は別のL字形(217、218)の第2
    脚(210)の遠端部(212)に取付けられ、L字形
    の大部分がこのように組付けられており、 中間サブパネル(76.2、77.2)が、 外側端部(79、82)の外部フランジ(119、12
    0);内側端部(85、88)の内部フランジ(12
    1、122);底端部(91、94)の底部取付け構成
    物(123、124);および頂端部(97、100)
    の頂部取付け構成物(125、126)を有し、 外部フランジ(119、120)は隣接壁パネル(61
    〜64)の中間サブパネル(76.2、77.2)の外
    部フランジ(119、120)に取付けることができ、
    内部フランジ(121、122)は支持部材(148.
    1、148.2)に取付けることができ、底端部(9
    1、94)の底部取付け構成物(123、124)は、
    組(76、77)をなすサブパネル(76.1、76.
    2、76.3、77.1、77.2、77.3)の底部
    サブパネル(76.1、77.1)の頂端部(96、1
    01)の頂部取付け構成物(117、118)に取付け
    ることができ、頂端部(97、100)の頂部取付け構
    成物(131、132)は、組(76、77)をなす頂
    部サブパネル(76.3、77.3)の底端部(92、
    93)の底部取付け構成物(131、132)に取付け
    ることができることを特徴とする、請求項9記載の建築
    物(60、66A)の組(76、77)をなすサブパネ
    ル(76.1、76.2、76.3、77.1、77.
    2、77.3)の中間サブパネル(76.2、77.
    2)として用いるサブパネル。
  22. 【請求項22】 サブパネル(76.3、77.3)が
    複数のL字形(217、218)を画定する輪郭を有
    し、前記各L字形(217、218)が、 遠端部(211)を有する第1脚(209);および第
    1脚(209)に対して横方向で、遠端部(212)を
    有する第2脚(210)、からなり、 L字形(217、218)の第1脚(209)はL字形
    (217、218)の第2脚(210)より長く、第1
    脚(209)とその遠端部(211)は使用時、上方に
    対面し、第2脚(210)は、壁パネル(61〜64)
    の輪郭に沿って頂端部(106)から底端部(104)
    まで進む時、建築物(60、66A)の外側に向き、L
    字形(217、218)の第1脚(209)の遠端部
    (211)は別のL字形(217、218)の第2脚
    (210)の遠端部(212)に取付けられ、L字形の
    大部分がこのように組付けられており、 頂部サブパネル(76.3、77.3)が、 外側端部(80、81)の外部フランジ(127、12
    8);内側端部(86、87)の内部フランジ(12
    9、130);頂端部(98、99)の頂部取付け構成
    物(133、134);および底端部(92、93)の
    底部取付け構成物(131、132)を有し、 外部フランジ(127、128)は、隣接壁パネル(6
    1〜64)の頂部サブパネル(76.3、77.3)の
    外部フランジ(127、128)に取付けることがで
    き、内部フランジ(129、130)は、同一壁パネル
    の別の組(76、77)のサブパネル(76.1、7
    6.2、76.3、77.1、77.2、77.3)の
    頂部サブパネル(76.3、77.3)の内部フランジ
    (129、130)に取付けることができ、底端部(9
    2、93)の底部取付け構成物(131、132)は、
    組(76、77)をなすサブパネルの中間サブパネル
    (76.2、77.2)の頂端部(97、100)の頂
    部取付け構成物(125、126)に取付けることがで
    き、頂端部(98、99)の頂部取付け構成物(13
    3、134)は屋根(67)に取付けることができるこ
    とを特徴とする、請求項9記載の建築物(60、66
    A)の組(76、77)をなすサブパネル(76.1、
    76.2、76.3、77.1、77.2、77.3)
    の頂部サブパネル(76.3、77.3)としてのサブ
    パネル。。
  23. 【請求項23】 支持部材(148.1、148.2)
    が輪郭を有し、総体的に3角形状を有し、支持部材(1
    48.1、148.2)は支持フランジを有する傾側端
    部(149.1、149.2)を有し、前記支持フラン
    ジ(154.1、154.2)は、組(76、77)を
    なすサブパネルの底部および中間サブパネル(76.
    1、76.2、77.1、77.2)の内端部(84、
    85、88、89)の整合内部フランジ(113、12
    1、114、122)に取付けることができ、前記支持
    部材(148.1、148.2)はさらに、その使用
    時、ドア(71、208)の直立端部(153.3、1
    53.4、207)を収容する縮少部(153.1、1
    53.2)を有する直立側端部(150.1、150.
    2)を有していることを特徴とする、請求項10記載の
    建築物(60、66A)に用いる支持部材。
  24. 【請求項24】 天井支持部材(282、283)が4
    角形横断面形状を有し、かつ支持部材(282、28
    3)の2つの長側部(296.1、296.2)間の複
    数のプレス加工領域(295)の形状の強化装置を備
    え、前記各プレス加工領域(295)はそれを通る穴
    (297)を有していることを特徴とする、請求項12
    記戦の建築物(60、66A)に用いる天井支持部材。
  25. 【請求項25】 建築物(60、66A)をその上に建
    造する敷地(105)を用意し;壁パネル(61〜6
    4)の底端部(104)を取付ける基礎(135)を前
    記敷地(105)に設置し;壁パネル(61〜64)の
    底端部(104)を基礎(135)に取付け、壁パネル
    (61〜64)の左側端部(102)を別の壁パネル
    (61〜64)の右側端部(103)に取付け、すべて
    の壁パネル(61〜64)をこのようにして取付けて、
    壁パネル(61〜64)を相互方向および建築物(6
    0、66A)の内部(66.1)方向に傾斜するように
    し;屋根(67)を設置する、ことからなることを特徴
    とする、請求項1記載の建築物(60、66A)の建造
    方法。
  26. 【請求項26】 建築物(60、66A)をその上に建
    造する敷地(105)を用意し、壁パネル(61〜6
    4)の底端部(104)を取付ける基礎(135)を前
    記敷地(105)に設置し;各壁パネル(61〜64)
    の各垂下フランジ(115、116)を、その基礎(1
    35)の共働スリット(136)にすべり込ませ;壁パ
    ネル(61〜64)の左側端部(102)を別の壁パネ
    ル(61〜64)の右側端部(103)に取付け、すべ
    ての壁パネル(61〜64)をこのようにして取付け
    て、壁パネル(61〜64)を相互方向および建築物
    (60、66A)の内部方向に傾斜するようにし;屋根
    (67)を設置することからなることを特徴とする、請
    求項6記載の建築物(60、66A)の建造方法。
  27. 【請求項27】 建築物(60、66A)をその上に建
    造する敷地(105)を用意し、底部サブパネル(7
    6.1、77.1)の底端部(90、95)を取付ける
    基礎(135)を前記敷地(105)に設置し;前記敷
    地(105)上に、建造される壁パネルのそれぞれに対
    する対をなす支持部材(148.1、148.2)を設
    置し;各壁パネル(61〜64)に関して、 底部サブパネル(76.1、77.1)の底端部(9
    0、95)を基礎(135)に取付け;左組(76)の
    底部サブパネル(76.1)の外端部(78)を、隣接
    壁パネルの右組(77)の底部サブパネル(77.1)
    の外端部(83)に取付け;左組(76)の底部サブパ
    ネル(76.1)の内端部(84)を第1支持部材(1
    48.1)に取付け;右組(77)の底部サブパネル
    (77.1)の外端部(83)を、別の隣接壁パネルの
    左組(76)の底部サブパネル(76.1)の外端部
    (78)に取付け;右組(77)の底部サブパネル(7
    7.1)の内端部(89)を第2支持部材(148.
    2)を取付け、それにより、底部サブパネル(76.
    1、77.1)を相互方向および建築物(60、66
    A)の内部方向に傾斜するようにし、 各壁パネル(61〜64)に関して、 左組(76)の中間サブパネル(76.2)の底端部
    (91)を、左組(76)の底部サブパネル(76.
    1)の頂端部(96)に取付け;左組(76)の中間サ
    ブパネル(76.2)の外端部(79)を、隣接壁パネ
    ルの右組(77)の中間サブパネル(77.2)の外端
    部(82)に取付け;左組(76)の中間サブパネル
    (76.2)の内端部(85)を第1支持部材(14
    8.1)に取付け;右組(77)の中間サブパネル(7
    7.2)の底端部(94)を、右組(77)の底部サブ
    パネル(77.2)の頂端部(101)に取付け;右組
    (77)の中間サブパネル(77.2)の外端部(8
    2)を、他の隣接壁パネルの左組(76)の中間サブパ
    ネル(76.2)の外端部(79)に取付け;右組(7
    7)の中間サブパネル(77.2)の内端部(88)を
    第2支持部材(148.2)に取付け、それにより、中
    間サブパネル(76.2、77.3)を相互および建築
    物(60、66A)の内部方向に傾斜するようにし、 各壁パネル(60、66A)に関して、 左組(76)の頂部サブパネル(76.3)の底端部
    (92)を、左組(76)の中間サブパネル(76.
    2)の頂端部(97)に取付け;左組(76)の頂部サ
    ブパネル(76.3)の外端部(80)を、隣接壁パネ
    ルの右組(77)の頂部サブパネル(77.3)の外端
    部(81)に取付け;左組(76)の頂部サブパネル
    (76.3)の内端部(86)を、壁パネルの右組(7
    7)の頂部サブパネル(77.3)の隣接内端部(8
    7)に取付け;右組(77)の頂部サブパネル(77.
    3)の底端部(93)を、右組(77)の中間サブパネ
    ル(77.2)の頂端部(100)に取付け;右組(7
    7)の頂部サブパネル(77.3)の外端部(81)
    を、他の隣接壁パネルの左組(76)の頂部サブパネル
    (77.3)の外端部(80)に取付け、それにより、
    頂部サブパネル(76.3、77.3)が相互および建
    築物(60、66A)の内部(66.1)方向に傾斜す
    るようにし;屋根(67)を設置することからなること
    を特徴とする、請求項9記載の建築物(60、66A)
    の建造方法。
  28. 【請求項28】 底部サブパネル(76.1、77.
    1)の底端部(90、95)を、各底部サブパネル(7
    6.1、77.1)の各垂下フランジ(115、11
    6)を基礎(135)の共働スリット(136)にすべ
    り込ませることにより、基礎(135)に取付けるよう
    にしたことを特徴とする、請求項25に記載の工程によ
    る請求項11記載の建築物(60、66A)の建造方
    法。
  29. 【請求項29】 壁パネル(61〜64、76.1、7
    6.2、76.3、77.1、77.2、77.3)を
    建造し、相互および建築物(60、66A)の内部(6
    6.1)方向に傾斜させた後で、適切な断熱スクリード
    (161.6)を各壁パネル(61〜64、76.1、
    76.2、76.3、77.1、77.2、77.3)
    の外面に適用することを特徴とする、請求項1または7
    記載の建築物(60、66A)の建造方法。
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