JPH07150243A - 耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法 - Google Patents
耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法Info
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- JPH07150243A JPH07150243A JP30002993A JP30002993A JPH07150243A JP H07150243 A JPH07150243 A JP H07150243A JP 30002993 A JP30002993 A JP 30002993A JP 30002993 A JP30002993 A JP 30002993A JP H07150243 A JPH07150243 A JP H07150243A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Fe−Cr合金板のプレス成形時における肌
荒れを抑制する。 【構成】C+N:0.0050 wt %以下、Cr:5 〜60 wt %
を含み、さらに必要に応じて、Al、Si、Mn、Mo、Cu、Ni
およびCoの群および/またはTi、Nb、Zr、VおよびBの
群のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残
部がFeおよび不可避的不純物の組成からなる合金素材
に、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上の圧延を
施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃
における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施す。
荒れを抑制する。 【構成】C+N:0.0050 wt %以下、Cr:5 〜60 wt %
を含み、さらに必要に応じて、Al、Si、Mn、Mo、Cu、Ni
およびCoの群および/またはTi、Nb、Zr、VおよびBの
群のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残
部がFeおよび不可避的不純物の組成からなる合金素材
に、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上の圧延を
施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃
における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス成形などの加工
において、表面に肌荒れが発生しにくい、すなわち耐肌
荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法に関するも
のである。
において、表面に肌荒れが発生しにくい、すなわち耐肌
荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】Fe−Cr合金は、耐蝕性に優れた材料
としてよく知られており、その代表的な合金がフェライ
ト系ステンレス鋼である。一般に、フェライト系ステン
レス鋼板に代表されるFe−Cr合金板は、安価なこと
と、種々の腐食環境で応力腐食割れを生じにくいという
長所を持っていることから、シンクを始めとする厨房用
材料や電気部品用材料として使用されることが多い。こ
の合金板はまた、厚み50μm以下といった極薄の箔にま
で冷間加工して、建築材料や自動車用触媒担体などとし
て使用されることもある。このように、Fe−Cr合金
板は優れた特性を備えているものの、プレス成形性、延
性、また溶接部の靱性および耐食性などの諸特性につい
ては十分とはいえなかった。このため、シンクのプレス
を行うような場合には、プレスに先立って合金板の表面
に潤滑膜を被覆したり、プレス成形を分割して行ったの
ち溶接で組み立てる(一段のプレスで成形ができない場
合)などの作業が必要であった。一方、冷間圧延による
箔の製造に当たっては、延性不足に起因する圧延不能を
避けるため圧延と圧延とのあいだに中間焼鈍を必要とし
ていた。
としてよく知られており、その代表的な合金がフェライ
ト系ステンレス鋼である。一般に、フェライト系ステン
レス鋼板に代表されるFe−Cr合金板は、安価なこと
と、種々の腐食環境で応力腐食割れを生じにくいという
長所を持っていることから、シンクを始めとする厨房用
材料や電気部品用材料として使用されることが多い。こ
の合金板はまた、厚み50μm以下といった極薄の箔にま
で冷間加工して、建築材料や自動車用触媒担体などとし
て使用されることもある。このように、Fe−Cr合金
板は優れた特性を備えているものの、プレス成形性、延
性、また溶接部の靱性および耐食性などの諸特性につい
ては十分とはいえなかった。このため、シンクのプレス
を行うような場合には、プレスに先立って合金板の表面
に潤滑膜を被覆したり、プレス成形を分割して行ったの
ち溶接で組み立てる(一段のプレスで成形ができない場
合)などの作業が必要であった。一方、冷間圧延による
箔の製造に当たっては、延性不足に起因する圧延不能を
避けるため圧延と圧延とのあいだに中間焼鈍を必要とし
ていた。
【0003】このような従来のFe−Cr合金板が抱え
ている欠点のうち、とくに溶接部の延性、靱性および耐
食性に対しては、CやNの影響が大きいと考えられてお
り、それ故に近年では、主としてこのC,Nの低減に努
力が払われてきた。しかもこのことは、近年の高純度化
のための溶製技術の進歩によって一層助長された。例え
ば、特公昭59−11659号公報、特公昭56−34
626号公報および特公平5−36492号公報などに
提案されている、極低C、Nのフェライト系ステンレス
鋼がそれである。
ている欠点のうち、とくに溶接部の延性、靱性および耐
食性に対しては、CやNの影響が大きいと考えられてお
り、それ故に近年では、主としてこのC,Nの低減に努
力が払われてきた。しかもこのことは、近年の高純度化
のための溶製技術の進歩によって一層助長された。例え
ば、特公昭59−11659号公報、特公昭56−34
626号公報および特公平5−36492号公報などに
提案されている、極低C、Nのフェライト系ステンレス
鋼がそれである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Fe−
Cr合金板の極低C化、極低N化を図ることにより、上
述した溶接部の特性は改善されるものの、他方では別の
問題も発生してきた。それは、Fe−Cr合金板におい
て、C,Nなどの不純物をある限界値以下に低減する
と、焼鈍後の結晶粒が著しく粗大となることから、この
合金板でプレス加工すると、加工面に肌荒れが生じやす
くなることである。その他、極端な粗大粒が延性に対し
て悪影響を及ぼし、極薄板などへの過酷な圧延は、相変
わらず改善されない。
Cr合金板の極低C化、極低N化を図ることにより、上
述した溶接部の特性は改善されるものの、他方では別の
問題も発生してきた。それは、Fe−Cr合金板におい
て、C,Nなどの不純物をある限界値以下に低減する
と、焼鈍後の結晶粒が著しく粗大となることから、この
合金板でプレス加工すると、加工面に肌荒れが生じやす
くなることである。その他、極端な粗大粒が延性に対し
て悪影響を及ぼし、極薄板などへの過酷な圧延は、相変
わらず改善されない。
【0005】そこで、本発明の目的は、現在の極低C、
極低N化したFe−Cr合金板が抱えている、上述した
問題点を克服するところにある。すなわち、本発明は、
極低C、極低NのFe−Cr合金板の焼鈍後の結晶粒の
粗大化を抑制することにより、プレス成形などの加工の
際に、粗大粒に起因する加工面における肌荒れを、従来
より一段と軽減することのできるFe−Cr合金板の製
造方法を提案するものである。さらにまた、本発明は、
より高い延性を確保して、加工性の改善を図ることがで
きるFe−Cr合金板の製造方法を提案するものであ
る。
極低N化したFe−Cr合金板が抱えている、上述した
問題点を克服するところにある。すなわち、本発明は、
極低C、極低NのFe−Cr合金板の焼鈍後の結晶粒の
粗大化を抑制することにより、プレス成形などの加工の
際に、粗大粒に起因する加工面における肌荒れを、従来
より一段と軽減することのできるFe−Cr合金板の製
造方法を提案するものである。さらにまた、本発明は、
より高い延性を確保して、加工性の改善を図ることがで
きるFe−Cr合金板の製造方法を提案するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】さて、上掲の目的の実現
に向け極低C、極低NのFe−Cr合金板の焼鈍後の結
晶粒に及ぼす圧延条件と焼鈍条件の影響について、鋭意
研究した結果、発明者らは、特定温度域における圧下率
と焼鈍時の特定温度域における滞留時間とが共に一定の
条件を満たす場合に、はじめて結晶粒の粗大化を抑制す
ることができ、当初の目的が達成できることを見いだし
た。
に向け極低C、極低NのFe−Cr合金板の焼鈍後の結
晶粒に及ぼす圧延条件と焼鈍条件の影響について、鋭意
研究した結果、発明者らは、特定温度域における圧下率
と焼鈍時の特定温度域における滞留時間とが共に一定の
条件を満たす場合に、はじめて結晶粒の粗大化を抑制す
ることができ、当初の目的が達成できることを見いだし
た。
【0007】本発明は、前記の知見に基づいてなされた
ものである。すなわち、本発明の要旨構成は次のとおり
である。 (1) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含有
し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成からなる合金
素材に、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上の圧
延を施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 500〜80
0 ℃における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施すこと
を特徴とする耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製
造方法(第1発明)。 (2) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにAl:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.5 wt%、M
n:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.03
〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00 wt %以下含有し、残部がFeおよび不可避的不純
物の組成からなる合金素材に、800 ℃以下における合計
圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最高温度が 800
℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時間が50〜200
sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒れ性に優れる
Fe−Cr合金板の製造方法(第2発明)。 (3) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにTi:0.002 〜0.4 wt%、 Nb:0.002 〜0.4 wt
%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、 V:0.02〜0.4 wt%およ
びB:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または
2種以上を合計で0.50wt%以下含有し、残部がFeおよび
不可避的不純物の組成からなる合金素材に、800℃以下
における合計圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最
高温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時
間が50〜200 sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒
れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法(第3発
明)。 (4) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにAl:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.5 wt%、M
n:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.03
〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00 wt %以下、さらにまた、Ti:0.002 〜0.4 wt
%、 Nb:0.002 〜0.4 wt%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、
V:0.02〜0.4 wt%およびB:0.0002〜0.05wt%のう
ちから選ばれる1種または2種以上を合計で0.50wt%以
下含有し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成からな
る合金素材に、800℃以下における合計圧下率が50%以
上の圧延を施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 5
00〜800 ℃における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施
すことを特徴とする耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金
板の製造方法(第4発明)。
ものである。すなわち、本発明の要旨構成は次のとおり
である。 (1) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含有
し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成からなる合金
素材に、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上の圧
延を施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 500〜80
0 ℃における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施すこと
を特徴とする耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製
造方法(第1発明)。 (2) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにAl:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.5 wt%、M
n:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.03
〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00 wt %以下含有し、残部がFeおよび不可避的不純
物の組成からなる合金素材に、800 ℃以下における合計
圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最高温度が 800
℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時間が50〜200
sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒れ性に優れる
Fe−Cr合金板の製造方法(第2発明)。 (3) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにTi:0.002 〜0.4 wt%、 Nb:0.002 〜0.4 wt
%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、 V:0.02〜0.4 wt%およ
びB:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または
2種以上を合計で0.50wt%以下含有し、残部がFeおよび
不可避的不純物の組成からなる合金素材に、800℃以下
における合計圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最
高温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時
間が50〜200 sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒
れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法(第3発
明)。 (4) C+N:0.0050wt%以下、Cr:5 〜60wt%を含み、
さらにAl:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.5 wt%、M
n:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.03
〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00 wt %以下、さらにまた、Ti:0.002 〜0.4 wt
%、 Nb:0.002 〜0.4 wt%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、
V:0.02〜0.4 wt%およびB:0.0002〜0.05wt%のう
ちから選ばれる1種または2種以上を合計で0.50wt%以
下含有し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成からな
る合金素材に、800℃以下における合計圧下率が50%以
上の圧延を施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ 5
00〜800 ℃における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を施
すことを特徴とする耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金
板の製造方法(第4発明)。
【0008】
【作用】以下、この発明において、鋼の成分組成を上記
要旨構成のとおりに限定した理由について説明する。 C+N:0.0050wt%以下;CおよびNは、ともに溶接部
の延性、靱性および耐食性に悪影響を及ぼすほか、加工
性とくに伸び特性に悪影響を及ぼす元素であり、それら
の含有量の合計が0.0050wt%を超えると、その影響が顕
著になるので、0.0050wt%以下に限定する。なお、より
好ましい範囲は、0.0030wt%以下である。
要旨構成のとおりに限定した理由について説明する。 C+N:0.0050wt%以下;CおよびNは、ともに溶接部
の延性、靱性および耐食性に悪影響を及ぼすほか、加工
性とくに伸び特性に悪影響を及ぼす元素であり、それら
の含有量の合計が0.0050wt%を超えると、その影響が顕
著になるので、0.0050wt%以下に限定する。なお、より
好ましい範囲は、0.0030wt%以下である。
【0009】Cr: 5〜60wt%;Crは、耐食性を向上させ
る元素であり、5 wt%未満の含有量では耐食性の向上に
寄与しない。一方、60wt%を超えると鋼材の製造性とく
に圧延性が劣化するので、 5〜60wt%の範囲に限定す
る。なお、耐蝕性および製造性の観点からは、 7〜58wt
%とするのがより好ましい。
る元素であり、5 wt%未満の含有量では耐食性の向上に
寄与しない。一方、60wt%を超えると鋼材の製造性とく
に圧延性が劣化するので、 5〜60wt%の範囲に限定す
る。なお、耐蝕性および製造性の観点からは、 7〜58wt
%とするのがより好ましい。
【0010】以上の基本成分のほかさらに、耐食性およ
び耐酸化性の一層の改善のために、Al、Si、Mn、Mo、C
u、NiおよびCoのうちから選ばれる1種または2種以上
を、また、耐肌荒れ性の一層の改善のためにTi、Nb、Z
r、VおよびBのうちから選ばれる1種または2種以上
を含有させることができる。以下に、これらの成分を添
加する理由を限定理由とともに説明する。
び耐酸化性の一層の改善のために、Al、Si、Mn、Mo、C
u、NiおよびCoのうちから選ばれる1種または2種以上
を、また、耐肌荒れ性の一層の改善のためにTi、Nb、Z
r、VおよびBのうちから選ばれる1種または2種以上
を含有させることができる。以下に、これらの成分を添
加する理由を限定理由とともに説明する。
【0011】Al:0.01〜5.5 wt%、Si:0.01〜5.5 wt
%、Mn:0.1 〜3.0 wt%、Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.
03〜3.0 wt%、Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00wt%以下;Al、Si、Mn、Mo、Cu、NiおよびCoの各
元素は、いずれも耐肌荒れ性を損なうことなく耐酸化性
および耐食性を向上させる作用がある。これらの添加の
効果は、それぞれ 0.01 wt%以上、0.01wt%以上、 0.1
wt%以上、0.01wt%以上、 0.03wt%以上、 0.03 wt%
以上および 0.005wt%以上であらわれる。しかしなが
ら、それぞれAl 5.5wt%、Si 5.5wt%、Mn 3.0wt%、Mo
5.5wt%、Cu 3.0wt%、Ni 5.5wt%およびCo 3.0wt%
を、また、これら元素の合計量で6.00wt%を超えて添加
しても効果が飽和するばかりでなく、いたずらにコスト
の上昇を招くので、これらの値を上限とする。
%、Mn:0.1 〜3.0 wt%、Mo:0.01〜5.5 wt%、Cu:0.
03〜3.0 wt%、Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:0.005 〜
3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以上を合計
で6.00wt%以下;Al、Si、Mn、Mo、Cu、NiおよびCoの各
元素は、いずれも耐肌荒れ性を損なうことなく耐酸化性
および耐食性を向上させる作用がある。これらの添加の
効果は、それぞれ 0.01 wt%以上、0.01wt%以上、 0.1
wt%以上、0.01wt%以上、 0.03wt%以上、 0.03 wt%
以上および 0.005wt%以上であらわれる。しかしなが
ら、それぞれAl 5.5wt%、Si 5.5wt%、Mn 3.0wt%、Mo
5.5wt%、Cu 3.0wt%、Ni 5.5wt%およびCo 3.0wt%
を、また、これら元素の合計量で6.00wt%を超えて添加
しても効果が飽和するばかりでなく、いたずらにコスト
の上昇を招くので、これらの値を上限とする。
【0012】Ti:0.002 〜0.4 wt%、Nb:0.002 〜0.4
wt%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、V:0.02〜0.4 wt%およ
びB:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または
2種以上を合計で0.50wt%以下;Ti、Nb、Zr、Vおよび
Bの各元素は、いずれも炭窒化物形成元素であり、耐肌
荒れ性の改善に効果がある。これらの添加効果は、それ
ぞれ 0.002wt%以上、0.002 wt%以上、 0.002wt%以
上、0.02wt%以上および0.0002wt%以上であらわれる。
しかしながら、それぞれTi 0.4wt%、Nb 0.4wt%、Zr
0.4wt%、V 0.4wt%およびB 0.05 wt%を、またこれ
ら元素の合計量で0.50wt%を超えても効果が飽和するば
かりでなく、いたずらにコストの上昇を招くので、これ
らの値を上限とする。
wt%、Zr:0.002 〜0.4 wt%、V:0.02〜0.4 wt%およ
びB:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または
2種以上を合計で0.50wt%以下;Ti、Nb、Zr、Vおよび
Bの各元素は、いずれも炭窒化物形成元素であり、耐肌
荒れ性の改善に効果がある。これらの添加効果は、それ
ぞれ 0.002wt%以上、0.002 wt%以上、 0.002wt%以
上、0.02wt%以上および0.0002wt%以上であらわれる。
しかしながら、それぞれTi 0.4wt%、Nb 0.4wt%、Zr
0.4wt%、V 0.4wt%およびB 0.05 wt%を、またこれ
ら元素の合計量で0.50wt%を超えても効果が飽和するば
かりでなく、いたずらにコストの上昇を招くので、これ
らの値を上限とする。
【0013】なお、Ca, Mg, REM, Pb, Bi, Sn, Sb, As,
Se, Te およびBeなどの元素については、とくに定めな
いが、それぞれ0.1 wt%以下の含有範囲であれば、耐肌
荒れ性に対して特に悪影響を及ぼさない。
Se, Te およびBeなどの元素については、とくに定めな
いが、それぞれ0.1 wt%以下の含有範囲であれば、耐肌
荒れ性に対して特に悪影響を及ぼさない。
【0014】次に、所定の成分組成に調整された合金素
材から、Fe−Cr合金板を製造するための処理条件に
ついて説明する。 圧延条件;本発明にかかる製造方法として採用する圧
延は、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上になる
ような条件で行うことが必要がある。これらの温度(80
0 ℃以下)あるいは合計圧下率(50%以上)のいずれか
の条件が満たされない場合には、引き続いて行われる焼
鈍によっても、組織の細粒化が不十分になるため、肌荒
れを改善できない。なお、その肌荒れの改善に対して、
より好ましい温度と圧下の条件は、750 ℃以下における
合計圧下率が60%以上になるようにすることである。な
お、800 ℃以下における合計圧下率を50%以上にするこ
との意味は、800 ℃以下であれば、圧延は熱間圧延、温
間圧延および冷間圧延のいずれでもあるいはこれらの圧
延が複合されたものでもよく、この条件を満たす圧延の
合計圧下率が50%以上、のことである。したがって上
記圧下率の計算は、例えば、熱間圧延機で製造する場合
は 800℃以下となった温度域での圧延量をもとに、ま
た、冷間圧延機で製造する場合はそのままの冷間圧延量
をもとに行えばよい。
材から、Fe−Cr合金板を製造するための処理条件に
ついて説明する。 圧延条件;本発明にかかる製造方法として採用する圧
延は、800 ℃以下における合計圧下率が50%以上になる
ような条件で行うことが必要がある。これらの温度(80
0 ℃以下)あるいは合計圧下率(50%以上)のいずれか
の条件が満たされない場合には、引き続いて行われる焼
鈍によっても、組織の細粒化が不十分になるため、肌荒
れを改善できない。なお、その肌荒れの改善に対して、
より好ましい温度と圧下の条件は、750 ℃以下における
合計圧下率が60%以上になるようにすることである。な
お、800 ℃以下における合計圧下率を50%以上にするこ
との意味は、800 ℃以下であれば、圧延は熱間圧延、温
間圧延および冷間圧延のいずれでもあるいはこれらの圧
延が複合されたものでもよく、この条件を満たす圧延の
合計圧下率が50%以上、のことである。したがって上
記圧下率の計算は、例えば、熱間圧延機で製造する場合
は 800℃以下となった温度域での圧延量をもとに、ま
た、冷間圧延機で製造する場合はそのままの冷間圧延量
をもとに行えばよい。
【0015】焼鈍条件;本発明方法に採用する焼鈍の
条件は、最高温度が 800℃以下好ましくは 750℃以下と
し、また、500 〜800 ℃(焼鈍の最高温度が 800℃に達
しない場合は、500 〜最高温度をいう。以下同じ)にお
ける滞留時間が50〜200 sec 、好ましくは70〜180 sec
とすることが必要である。最高温度が 800℃を超える
と、粗粒化が著しく、肌荒れの原因となるので 800℃以
下にする必要がある。本発明では、同時に、500 〜800
℃における滞留時間も重要な要件である。500 〜800 ℃
における滞留時間が、伸び(全伸び)および結晶粒度に
及ぼす影響を図1に示す。図1は、Fe−35%Cr合金板
について、800 ℃以下における合計圧下率77%の圧延を
行った後、最高温度が 740℃の焼鈍を行った場合の 500
〜800℃における滞留時間と上記特性との関係を示した
ものである。この図で示されるように、500 〜800 ℃に
おける滞留時間が50sec 未満では十分な伸びが得られ
ず、200 sec を超えると粗粒化が著しくなる。このこと
から、滞留時間は50〜200 sec の範囲にする必要があ
る。なお、ここでいう滞留時間とは、上記温度範囲に含
まれる昇温、保持および降温のすべての時間の合計をさ
す。
条件は、最高温度が 800℃以下好ましくは 750℃以下と
し、また、500 〜800 ℃(焼鈍の最高温度が 800℃に達
しない場合は、500 〜最高温度をいう。以下同じ)にお
ける滞留時間が50〜200 sec 、好ましくは70〜180 sec
とすることが必要である。最高温度が 800℃を超える
と、粗粒化が著しく、肌荒れの原因となるので 800℃以
下にする必要がある。本発明では、同時に、500 〜800
℃における滞留時間も重要な要件である。500 〜800 ℃
における滞留時間が、伸び(全伸び)および結晶粒度に
及ぼす影響を図1に示す。図1は、Fe−35%Cr合金板
について、800 ℃以下における合計圧下率77%の圧延を
行った後、最高温度が 740℃の焼鈍を行った場合の 500
〜800℃における滞留時間と上記特性との関係を示した
ものである。この図で示されるように、500 〜800 ℃に
おける滞留時間が50sec 未満では十分な伸びが得られ
ず、200 sec を超えると粗粒化が著しくなる。このこと
から、滞留時間は50〜200 sec の範囲にする必要があ
る。なお、ここでいう滞留時間とは、上記温度範囲に含
まれる昇温、保持および降温のすべての時間の合計をさ
す。
【0016】本発明における上記以外の製造条件は、常
法に従えばよいが、スラブ加熱温度については、1000〜
1250℃とするのが好ましい。
法に従えばよいが、スラブ加熱温度については、1000〜
1250℃とするのが好ましい。
【実施例】表1に示す化学組成のFe−Cr合金を、真
空脱ガス装置で精錬・成分調整した後、連続鋳造により
200 mm厚の鋳片とした。得られた鋳片を1200℃に加熱・
均熱後、熱間圧延を行い、一部のものについてはその
後、冷間圧延を行い供試材を得た。これら供試材の化学
組成および製造条件を表1に示す。
空脱ガス装置で精錬・成分調整した後、連続鋳造により
200 mm厚の鋳片とした。得られた鋳片を1200℃に加熱・
均熱後、熱間圧延を行い、一部のものについてはその
後、冷間圧延を行い供試材を得た。これら供試材の化学
組成および製造条件を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】供試材のうち、No. 5、15および20は、仕
上げ温度 850℃、巻き取り温度 650℃の熱間圧延機によ
り板厚3.5 mmの熱延板とし、酸洗の後、さらに冷間圧延
機により 1.0mmの冷延板としたものである。それ以外の
No. のものは、熱間圧延機により、それぞれ表1の圧延
条件(巻き取り温度 600℃以下)で 2.0mmの熱延板とし
たものである。得られた冷延板または熱延板に対し、連
続焼鈍設備を用いて、表1に示す条件による焼鈍を行っ
た。上記の各供試材について、全伸びおよび結晶粒度番
号を調査した。全伸びについては、JIS5号試験片に
より、また、結晶粒度番号は光学顕微鏡により測定し
た。
上げ温度 850℃、巻き取り温度 650℃の熱間圧延機によ
り板厚3.5 mmの熱延板とし、酸洗の後、さらに冷間圧延
機により 1.0mmの冷延板としたものである。それ以外の
No. のものは、熱間圧延機により、それぞれ表1の圧延
条件(巻き取り温度 600℃以下)で 2.0mmの熱延板とし
たものである。得られた冷延板または熱延板に対し、連
続焼鈍設備を用いて、表1に示す条件による焼鈍を行っ
た。上記の各供試材について、全伸びおよび結晶粒度番
号を調査した。全伸びについては、JIS5号試験片に
より、また、結晶粒度番号は光学顕微鏡により測定し
た。
【0019】その試験結果を、同様に表1に示す。表1
から明らかなように、本発明例はいずれも、粒度番号が
6.0以上の値を有していることから、耐肌荒れ性に優れ
ていることが分かる。また本発明例は、全伸びが高く、
加工性にも優れていることが分かる。
から明らかなように、本発明例はいずれも、粒度番号が
6.0以上の値を有していることから、耐肌荒れ性に優れ
ていることが分かる。また本発明例は、全伸びが高く、
加工性にも優れていることが分かる。
【0020】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、Fe
−Cr合金のプレス加工時における耐肌荒れ性が著しく
改善されるとともに、優れた伸びも得られるので、プレ
ス成形などの加工品の表面品質を高めること、また従来
加工が困難であった極薄板材や難加工部品を容易に製造
することを可能とする。なお、本発明によって製造した
合金板に対しては、従来適用されていたあらゆる表面仕
上げ法や表面処理法が、問題なく適用できる。
−Cr合金のプレス加工時における耐肌荒れ性が著しく
改善されるとともに、優れた伸びも得られるので、プレ
ス成形などの加工品の表面品質を高めること、また従来
加工が困難であった極薄板材や難加工部品を容易に製造
することを可能とする。なお、本発明によって製造した
合金板に対しては、従来適用されていたあらゆる表面仕
上げ法や表面処理法が、問題なく適用できる。
【図1】500 〜740 ℃の滞留時間と全伸びおよび結晶粒
度番号との関係を示したグラフである。
度番号との関係を示したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22F 1/11 (72)発明者 加藤 康 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 冨樫 房夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究本部内 (72)発明者 安彦 兼次 宮城県仙台市泉区高森6丁目27−9
Claims (4)
- 【請求項1】C+N:0.0050wt%以下、 Cr:5 〜60wt
%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成から
なる合金素材に、800 ℃以下における合計圧下率が50%
以上の圧延を施し、次いで最高温度が 800℃以下、かつ
500〜800 ℃における滞留時間が50〜200 sec の焼鈍を
施すことを特徴とする耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合
金板の製造方法。 - 【請求項2】C+N:0.0050wt%以下、 Cr:5 〜60wt
%を含み、さらに Al:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.5 wt%、 Mn:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、 Cu:0.03〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:
0.005 〜3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以
上を合計で6.00 wt %以下含有し、残部がFeおよび不可
避的不純物の組成からなる合金素材に、800 ℃以下にお
ける合計圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最高温
度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時間が
50〜200 sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒れ性
に優れるFe−Cr合金板の製造方法。 - 【請求項3】C+N:0.0050wt%以下、 Cr:5 〜60wt
%を含み、さらにTi:0.002 〜0.4 wt%、 Nb:0.002
〜0.4 wt%、 Zr:0.002 〜0.4 wt%、 V:0.02〜0.4 wt%および
B:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または2
種以上を合計で0.50wt%以下含有し、残部がFeおよび不
可避的不純物の組成からなる合金素材に、800 ℃以下に
おける合計圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最高
温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時間
が50〜200 sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒れ
性に優れるFe−Cr合金板の製造方法。 - 【請求項4】C+N:0.0050wt%以下、 Cr:5 〜60wt
%を含み、さらにAl:0.01〜5.5 wt%、 Si:0.01〜5.
5 wt%、 Mn:0.1 〜3.0 wt%、 Mo:0.01〜5.5 wt%、 Cu:0.03〜3.0 wt%、 Ni:0.03〜5.5 wt%およびCo:
0.005 〜3.0 wt%のうちから選ばれる1種または2種以
上を合計で6.00 wt %以下、さらにまた、 Ti:0.002 〜0.4 wt%、 Nb:0.002 〜0.4 wt%、 Zr:0.002 〜0.4 wt%、 V:0.02〜0.4 wt%および
B:0.0002〜0.05wt%のうちから選ばれる1種または2
種以上を合計で0.50wt%以下含有し、残部がFeおよび不
可避的不純物の組成からなる合金素材に、800 ℃以下に
おける合計圧下率が50%以上の圧延を施し、次いで最高
温度が 800℃以下、かつ 500〜800 ℃における滞留時間
が50〜200 sec の焼鈍を施すことを特徴とする耐肌荒れ
性に優れるFe−Cr合金板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30002993A JPH07150243A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30002993A JPH07150243A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150243A true JPH07150243A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17879855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30002993A Pending JPH07150243A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 耐肌荒れ性に優れるFe−Cr合金板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07150243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222286B1 (en) * | 1994-08-01 | 2001-04-24 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Stepping motor with rust inhibiting and eddy current minimizing characteristics |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP30002993A patent/JPH07150243A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6222286B1 (en) * | 1994-08-01 | 2001-04-24 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Stepping motor with rust inhibiting and eddy current minimizing characteristics |
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