JPH0714963Y2 - 光ファイバケーブルの引っ張り端末構造 - Google Patents

光ファイバケーブルの引っ張り端末構造

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JPH0714963Y2
JPH0714963Y2 JP2205388U JP2205388U JPH0714963Y2 JP H0714963 Y2 JPH0714963 Y2 JP H0714963Y2 JP 2205388 U JP2205388 U JP 2205388U JP 2205388 U JP2205388 U JP 2205388U JP H0714963 Y2 JPH0714963 Y2 JP H0714963Y2
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JP
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optical fiber
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fiber cable
internal gripping
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JP2205388U
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秀一 都田
英行 細谷
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は光ファイバケーブルを牽引して布設する際等に
適用される引っ張り端末構造に関する。
「従来の技術」 光ファイバケーブルを牽引して管路内等に布設する場合
の端末構造として、第6図に示す例が提案されている。
すなわち、光ファイバケーブル1の中のテンションメン
バ2が内部把持金物3の筒状部4の中に固定されるとと
もに、これらテンションメンバ3と内部把持金物3との
間に光ファイバ5が挿通され、かつ、外部被覆6が内部
把持金物3と半割り筒状のスペーサ7との間に挾持され
ている。また、内部把持金物3には、その前方に延びる
アーム8を介してリング9が一体に形成されて、該リン
グ9に、テンションメンバ2に外嵌したスリーブ10が挿
通され、該スリーブ10の大径部11とリング9とが当接し
た構造とされ、内部把持金物3を経由した光ファイバ5
は、リング9の外側を通るように引き回されている。そ
して、テンションメンバ2に作用する牽引力を内部把持
金物3を介して外部被覆6に伝え、これらテンションメ
ンバ2と外部被覆6とを一体に牽引して、相互のずれを
規制することができるようになっているものである。符
号12は全体を覆う保護チューブを示している。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような構造であると、内部把持金物
3に突出部分が形成されて、構造が複雑であるととも
に、組み立て作業、特に内部把持金物3に光ファイバ5
を挿通させた後リング9の外側に引き回すという作業が
繋雑であり、光ファイバケーブル1が小径となる程顕著
になる。また、牽引中等に内部把持金物3のアーム8や
リング9あるいはスリーブ10に光ファイバ5が接触し
て、損傷するおそれもある。
本考案は前記事情に鑑みて提案されたもので、構造を単
純にして、組み立て作業性を向上させるとともに、光フ
ァイバの損傷を防止することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、テンションメンバに外嵌状態に固定した筒状
の内部把持金物の外周面に、複数に縦割りした外部被覆
の一部が縦添え状態に設けられ、該縦添え状態の外部被
覆の上に、該外部被覆と内部把持金物とを一体に挾持す
る半割り筒状のスペーサが設けられ、該スペーサに、前
記テンションメンバに対して半径外方に間隔をおいて光
ファイバを挿通させるガイドが形成されていることを特
徴とする。
「作用」 本考案の構造によれば、内部把持金物およびスペーサを
ともに単純な筒状に形成して、突出部分をなくすととも
に、内部把持金物の中のテンションメンバに対して光フ
ァイバをスペーサのガイドにより離間させた状態に支持
して、テンションメンバへの接触を防止することができ
るものである。また、外部被覆を縦割りして、光ファイ
バを離間させ易くし、かつ、縦割りした外部被覆の一部
を内部把持金物とスペーサとの間に固定して、テンショ
ンメンバと外部被覆とに一体に牽引力を作用させること
ができる。
「実施例」 以下、本考案の実施例を第1図ないし第5図に基づいて
説明する。
まず、この実施例に係る光ファイバケーブルについて第
3図により説明しておくと、該光ファイバケーブル1
は、いわゆるスロット型ケーブルで、合成樹脂製等のス
ロットロッド15の外周部に形成された溝16の中に光ファ
イバ(第3図例では複数の光ファイバテープ)5が挿通
されるとともに、スロットロッド15の中央に鋼製のテン
ションメンバ2が設けられ、スロットロッド15の周囲が
外部被覆6により覆われている。なお、スロットロッド
を複数有する数百心ケーブル、あるいは光ファイバをテ
ンションメンバに直接縦添えして外部被覆により覆った
構造のもの等であっても本考案の構造を適用することが
できる。
そして、一実施例における前記光ファイバケーブル1の
端末は、第1図および第2図に示すように、外部被覆6
が縦割りされるとともに、スロットロッド15の溝16から
光ファイバ5が外されており、該光ファイバ5を外した
部分のスロットロッド15およびその先端から引き出され
ているテンションメンバ2に一体に内部把持金物17が外
嵌されている。該内部把持金物17は、筒状に形成され
て、その一部の内径が縮径され、接着あるいはかしめ等
により、小径部18でテンションメンバ2を、かつ大径部
19でスロットロッド15を把持している。
また、この内部把持金物17の外周部には、縦割りした外
部被覆6の一部6aが縦添えされており、その上からスペ
ーサ20が設けられている。該スペーサ20は、両端にフラ
ンジ21が配設された筒状のものを半分に縦割りした一対
の半割り筒体2A・22Bからなり、ボルト23により一体化
されることにより、内部把持金物17および外部被覆6aを
挾持するものである。また、各半割り筒体22A・22Bの外
周部には、溝状のガイド24が長さ方向に沿って形成され
ている。
そして、前記スロットロッド15の溝16から外された光フ
ァイバ5は、複数ずつ束ねられた状態でスパイラルチュ
ーブまたはパイプ等のカバー25により囲まれ、その状態
でスペーサ20のガイド24に挿通させられている。また、
全体を覆うように保護チューブ26が設けられている。
このような構造は、内部把持金物17とスペーサ20とがと
もに単純な筒状をなしているとともに、内部把持金物17
の中にテンションメンバ2とスロットロッド15とを、内
部把持金物17とスペーサ20との間に外部被覆6aを、また
スペーサ20の外周部のガイド24に光ファイバ5をそれぞ
れ支持するものであり、組み立ても簡単に行うことがで
きる。この場合、外部被覆6を縦割りしているから、光
ファイバ5の引き出しとスペーサ20の中への外部被覆6a
の固定とを有効に行うことができる。
そして、組み立て状態においては、外部被覆6aとテンシ
ョンメンバ2とが内部把持金物17とスペーサ20とにより
一体化されているから、テンションメンバ2に作用する
牽引力が外部被覆6にも伝わり、これらが一体的に牽引
されて、相互のずれが確実に防止される。また、内部把
持金物17とスペーサ20とがともに筒状で突出部分がない
から、光ファイバ5に対する障害物がなく、スペーサ20
のガイド24を経由した光ファイバ5を無理に引き回すこ
とがないとともに、スペーサ20によってテンションメン
バ2と光ファイバ5とが半径方向に離間させられている
から、これら相互の接触も規制され、光ファイバ5の損
傷を有効に防止することができるものである。
ところで、本考案に係るスペーサあるいは内部把持金物
は、前記一実施例の形状の他に、第4図あるいは第5図
に示す形状等も含むものである。
第4図はスペーサの変形例を示し、同図(a)のスペー
サ30は、各半割り筒体22A・22Bの内周部に前記一実施例
と同様な溝状のガイド24が形成され、また、同図(b)
のスペーサ31は、各半割り筒体22A・22Bを長さ方向に貫
通する穴状のガイド32が形成されている。
一方、第5図はテンションメンバが2本の場合の内部把
持金物の変形例を示し、同図(a)の内部把持金物33
は、一体もので、両テンションメンバ2を一括挿入して
おり、また、同図(b)の内部把持金物34は、半割り構
造とされ、各半割り体35A・35Bにそれぞれテンションメ
ンバ2を挿通させて、作業性を向上させている。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案の引っ張り端末
構造によれば、次のような効果を奏することができる。
(i)内部把持金物とスペーサとがともに筒状をなして
いて、使用される部材の構造が単純である。
(ii)内部把持金物の中にテンションメンバ、スペーサ
のガイドに光ファイバ、および内部把持金物と半割りス
ペーサとの間に挾持状態に外部被覆をそれぞれ支持して
おり、組み立ても簡単に行うことができる。
(iii)内部把持金物とスペーサとがとともに筒状をな
して突出部分がないから、光ファイバに対する障害物が
なく、かつ、テンションメンバと光ファイバとがスペー
サにより半径方向に離間させられた状態に支持されてい
るから、相互の接触も規制されて、光ファイバの損傷を
有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る構造の一実施例を示す一部省略の
斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は本考案の構造
が適用される光ファイバケーブルの例を示す横断面図、
第4図(a)(b)は本考案において使用されるスペー
サの変形例を示す正面図、第5図(a)(b)は内部把
持金物の変形例を示す斜視図、第6図は従来構造例を示
す一部省略の縦断面図である。 1……光ファイバケーブル、2……テンションメンバ、
5……光ファイバ、6……外部被覆、15……スロットロ
ッド、16……溝、17……内部把持金物、18……小径部、
19……大径部、20……スペーサ、21……フランジ、22A
・22B……筒体、23……ボルト、24……ガイド、25……
カバー、26……保護チューブ、30・31……スペーサ、32
……ガイド、33・34……内部把持金物、35A・35B……半
割り体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバケーブル(1)端部のテンショ
    ンメンバ(2)に、筒状の内部把持金物(17、33、34)
    が外嵌状態に固定されるとともに、該内部把持金物の外
    周面に、複数に縦割りした外部被覆(6)の一部(6a)
    が縦添え状態に設けられ、該縦添え状態の外部被覆の上
    に、該外部被覆と内部把持金物とを一体に挾持する半割
    り筒状のスペーサ(20、30、31)が設けられ、該スペー
    サに、前記テンションメンバに対して半径外方に間隔を
    おいて光ファイバを挿通させるガイド(24、32)が形成
    されていることを特徴とする光ファイバケーブルの引っ
    張り端末構造。
JP2205388U 1988-02-22 1988-02-22 光ファイバケーブルの引っ張り端末構造 Expired - Lifetime JPH0714963Y2 (ja)

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JPH01128205U JPH01128205U (ja) 1989-09-01
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