JPH07149075A - 製本装置 - Google Patents
製本装置Info
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- JPH07149075A JPH07149075A JP6189742A JP18974294A JPH07149075A JP H07149075 A JPH07149075 A JP H07149075A JP 6189742 A JP6189742 A JP 6189742A JP 18974294 A JP18974294 A JP 18974294A JP H07149075 A JPH07149075 A JP H07149075A
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- JP
- Japan
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- bookbinding
- thermostat
- temperature
- time
- heating element
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42C—BOOKBINDING
- B42C9/00—Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding
- B42C9/0056—Applying glue or adhesive peculiar to bookbinding applying tape or covers precoated with adhesive to a stack of sheets
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファイルのための適切な製本時間が効果的に
予報できる方法と装置を提供することを目的とする。 【構成】 製本装置の中に入れられたファイルのための
適切な製本時間を表示するための方法および装置が記載
されている。ファイルを温める加熱プレートへの通電を
サーモスタットで温度制御する。適切な製本時間はサー
モスタットのスイッチオフ温度（Ｔ１）とスイッチオン
温度（Ｔ２）を用いることにより定められており、（ｔ
0 −ｔ2 ，ｔ3 −ｔ5 ，ｔ6 −ｔ8 ）が第１回目，第２
回目，第３回目の製本プロセスＢ１，Ｂ２，Ｂ３の適切
な製本時間で、サーモスタットの出力信号で表示器をコ
ントロールして上記の適切な製本時間に点灯してこれを
表示する。
予報できる方法と装置を提供することを目的とする。 【構成】 製本装置の中に入れられたファイルのための
適切な製本時間を表示するための方法および装置が記載
されている。ファイルを温める加熱プレートへの通電を
サーモスタットで温度制御する。適切な製本時間はサー
モスタットのスイッチオフ温度（Ｔ１）とスイッチオン
温度（Ｔ２）を用いることにより定められており、（ｔ
0 −ｔ2 ，ｔ3 −ｔ5 ，ｔ6 −ｔ8 ）が第１回目，第２
回目，第３回目の製本プロセスＢ１，Ｂ２，Ｂ３の適切
な製本時間で、サーモスタットの出力信号で表示器をコ
ントロールして上記の適切な製本時間に点灯してこれを
表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は製本装置においてその中
に入れられたファイルのための適切な製本時間を表示す
る方法、および上記の適切な製本時間を表示するための
回路に関するものである。
に入れられたファイルのための適切な製本時間を表示す
る方法、および上記の適切な製本時間を表示するための
回路に関するものである。
【０００２】設計された回路にはサーモスタットが含ま
れ、かつこれは製本装置の加熱エレメントの温度を検出
するための機能を備えている。サーモスタットは加熱エ
レメントへのエネルギーの供給をコントロールするコン
トロール回路に含まれている。
れ、かつこれは製本装置の加熱エレメントの温度を検出
するための機能を備えている。サーモスタットは加熱エ
レメントへのエネルギーの供給をコントロールするコン
トロール回路に含まれている。
【０００３】
【従来の技術】公知の製本装置および製本方法は、製本
時間を計算し、次に製本装置の加熱エレメントを製本作
業中に定められた温度に維持するために各種の方法で使
用されている。
時間を計算し、次に製本装置の加熱エレメントを製本作
業中に定められた温度に維持するために各種の方法で使
用されている。
【０００４】例えば、ＵＳ−Ａ 4 367 116は、加熱エレ
メントを希望の常用温度に維持するために、エレメント
に連続的に電力の供給される製本装置を教示している。
この場合には予め設定された製本時間は製本装置により
製本される種々の厚みのファイルに対して各種のボタン
により選択することができる。この製本装置は取り扱い
が容易であるが、絶えず給電されることを必要とするた
めにかなりのエネルギーを消費する。
メントを希望の常用温度に維持するために、エレメント
に連続的に電力の供給される製本装置を教示している。
この場合には予め設定された製本時間は製本装置により
製本される種々の厚みのファイルに対して各種のボタン
により選択することができる。この製本装置は取り扱い
が容易であるが、絶えず給電されることを必要とするた
めにかなりのエネルギーを消費する。
【０００５】ＤＥ−Ｃ 3 514 201は、加熱エレメントに
対して電力が間欠的に供給される製本装置を教示する。
この場合には熱検出器が用いられることにより加熱エレ
メントの温度を検出し、かつある作業温度に達した時に
製本が開始され、かつ特定の製本時間が経過するまで作
業が続けられ、しかもこの製本時間はタイマーにより予
め定められており、これにより加熱エレメントへの給電
が断たれると同時に製本作業も打ち切られる。従って、
電力は加熱エレメントにエレメントの加熱中および実際
の製本プロセスを実施するのに必要な時間中に限り供給
される。これにより上記の装置に比較してエネルギーの
消費量はある程度節約されるが，消費されるエネルギー
は不必要に高い。
対して電力が間欠的に供給される製本装置を教示する。
この場合には熱検出器が用いられることにより加熱エレ
メントの温度を検出し、かつある作業温度に達した時に
製本が開始され、かつ特定の製本時間が経過するまで作
業が続けられ、しかもこの製本時間はタイマーにより予
め定められており、これにより加熱エレメントへの給電
が断たれると同時に製本作業も打ち切られる。従って、
電力は加熱エレメントにエレメントの加熱中および実際
の製本プロセスを実施するのに必要な時間中に限り供給
される。これにより上記の装置に比較してエネルギーの
消費量はある程度節約されるが，消費されるエネルギー
は不必要に高い。
【０００６】ＳＥ−Ｃ 8 700867-8 は、加熱エレメント
のスタート温度が考慮される。すなわち、加熱エレメン
トが既に製本のために使用されていた事実が考慮され、
かつ製本時間はこのスタート温度および製本される頁数
に基づいてマイクロプロセッサを利用して計算される装
置を教示している。この場合には、加熱エレメントには
製本時間中に連続して一定の電力が供給され、かつ上記
の製本時間はマイクロプロセッサにより調節される。こ
の装置は上記の発明に比較してエネルギーの消費量を大
幅に低減できるが、消費量自体は依然高く、また、装置
も比較的高価でかつ複雑なエレクトロニクスを使用す
る。
のスタート温度が考慮される。すなわち、加熱エレメン
トが既に製本のために使用されていた事実が考慮され、
かつ製本時間はこのスタート温度および製本される頁数
に基づいてマイクロプロセッサを利用して計算される装
置を教示している。この場合には、加熱エレメントには
製本時間中に連続して一定の電力が供給され、かつ上記
の製本時間はマイクロプロセッサにより調節される。こ
の装置は上記の発明に比較してエネルギーの消費量を大
幅に低減できるが、消費量自体は依然高く、また、装置
も比較的高価でかつ複雑なエレクトロニクスを使用す
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置および方法
の何れもがユーザのために製本の目的で製本装置に入れ
られたファイルに対する適切な製本時間を示す手段を含
んでいない。
の何れもがユーザのために製本の目的で製本装置に入れ
られたファイルに対する適切な製本時間を示す手段を含
んでいない。
【０００８】ＵＳ−Ａ 4 141 100だけは適切な製本時間
と思われる時間をキーパッドまたはボタンバンクを用い
て得ることが可能であるが、手動であることの他に、こ
の装置は回路が複雑であるために運転上の信頼性が比較
的低い。
と思われる時間をキーパッドまたはボタンバンクを用い
て得ることが可能であるが、手動であることの他に、こ
の装置は回路が複雑であるために運転上の信頼性が比較
的低い。
【０００９】本発明は該当のファイルのための適切な製
本時間が効果的に予報できる方法と装置を提供すること
にある。また、発明の別の目的は、この予測を廉価でか
つ簡単なコントロール電子手段を用いて自動的に実施す
ると同時にその後の製本工程中の所要エネルギーを大幅
に減らすことにある。
本時間が効果的に予報できる方法と装置を提供すること
にある。また、発明の別の目的は、この予測を廉価でか
つ簡単なコントロール電子手段を用いて自動的に実施す
ると同時にその後の製本工程中の所要エネルギーを大幅
に減らすことにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】発明は製本されるファイ
ルに対する適切な製本時間を示すための方法と装置に関
するものである。
ルに対する適切な製本時間を示すための方法と装置に関
するものである。
【００１１】請求項１の構成によると、製本位置に入れ
られたファイルを加熱プレートで加熱して製本するに際
し、加熱プレートへの通電を、加熱プレートと熱結合さ
れたサーモスタットで制御し、サーモスタットのスイッ
チオフ温度により決まり予め定められた最高温度にまで
加熱プレートを加熱するのに必要な時間と、サーモスタ
ットのスイッチオン温度により決まり予め定められた低
い温度にまで加熱プレートを冷却するのに必要な時間と
からなる適切な製本時間を、サーモスタットの出力信号
で表示器をコントロールして表示することを特徴とす
る。
られたファイルを加熱プレートで加熱して製本するに際
し、加熱プレートへの通電を、加熱プレートと熱結合さ
れたサーモスタットで制御し、サーモスタットのスイッ
チオフ温度により決まり予め定められた最高温度にまで
加熱プレートを加熱するのに必要な時間と、サーモスタ
ットのスイッチオン温度により決まり予め定められた低
い温度にまで加熱プレートを冷却するのに必要な時間と
からなる適切な製本時間を、サーモスタットの出力信号
で表示器をコントロールして表示することを特徴とす
る。
【００１２】
【作用】この構成によると、適切な製本時間がサーモス
タットのスイッチオフ温度によって決まる、予め定めら
れた最高温度に加熱プレートを加熱するために必要な時
間およびサーモスタットのスイッチオン温度により決ま
る，同様に、予め定められた低い温度レベルにプレート
が冷却されるのに必要な時間とから成ることを以って特
徴とする方法により果たされる。
タットのスイッチオフ温度によって決まる、予め定めら
れた最高温度に加熱プレートを加熱するために必要な時
間およびサーモスタットのスイッチオン温度により決ま
る，同様に、予め定められた低い温度レベルにプレート
が冷却されるのに必要な時間とから成ることを以って特
徴とする方法により果たされる。
【００１３】上記の製本時間は、従ってサーモスタット
のスイッチオン温度とスイッチオフ温度を用いることに
より定まり、しかもこの場合にサーモスタットの出力信
号は表示器をコントロールする。
のスイッチオン温度とスイッチオフ温度を用いることに
より定まり、しかもこの場合にサーモスタットの出力信
号は表示器をコントロールする。
【００１４】上記の方法はコントロール回路の中に含め
られ、かつサーモスタットのスイッチオフ温度により決
まる最高加熱プレート温度に達するのに要する時間、お
よびサーモスタットスイッチオン温度を構成する低い温
度レベルに達するのに要する時間からなる上記の適切な
製本時間を限定する方法でサーモスタットによりコント
ロールされるリレーユニットにより操作されることので
きる表示器を以って実現される。
られ、かつサーモスタットのスイッチオフ温度により決
まる最高加熱プレート温度に達するのに要する時間、お
よびサーモスタットスイッチオン温度を構成する低い温
度レベルに達するのに要する時間からなる上記の適切な
製本時間を限定する方法でサーモスタットによりコント
ロールされるリレーユニットにより操作されることので
きる表示器を以って実現される。
【００１５】サーモスタットは、装置の中に挿入される
ファイルに基づき、かつ上記の時間中にサーモスタット
が上記の最高温度に達した時に加熱プレートへのエネル
ギーの供給が断たれる如く機能する加熱プレートの加熱
および冷却特性に基づき上記の適切な製本時間を示し得
る如く表示器をコントロールできる至便な構造を持つ。
ファイルに基づき、かつ上記の時間中にサーモスタット
が上記の最高温度に達した時に加熱プレートへのエネル
ギーの供給が断たれる如く機能する加熱プレートの加熱
および冷却特性に基づき上記の適切な製本時間を示し得
る如く表示器をコントロールできる至便な構造を持つ。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の製本方法ならびにその方法を
実現する製本装置を図１と図２に基づいて説明する。
実現する製本装置を図１と図２に基づいて説明する。
【００１７】図１は発明による方法を実施した時の加熱
エレメントの温度を時間の関数として示し、図２は発明
の製本装置の好ましい実施例を図示している。図１およ
び図２は、発明の好ましい実施例を図示するものであ
る。然し、図示かつ記述された実施例は、発明が如何に
実現されることができるかの例を示すに過ぎず、発明は
請求範囲によってのみ制約され得るものであると理解さ
れる。
エレメントの温度を時間の関数として示し、図２は発明
の製本装置の好ましい実施例を図示している。図１およ
び図２は、発明の好ましい実施例を図示するものであ
る。然し、図示かつ記述された実施例は、発明が如何に
実現されることができるかの例を示すに過ぎず、発明は
請求範囲によってのみ制約され得るものであると理解さ
れる。
【００１８】図１は、発明の方法を実施する時に加熱エ
レメントの温度を時間の関数として示すグラフである。
製本装置の加熱エレメントの温度がゼロ又は室温に等し
い時点ｔ0 において製本されるファイルが製本装置に入
れられ、かつ第１の製本プロセスＢ１が開始される。
レメントの温度を時間の関数として示すグラフである。
製本装置の加熱エレメントの温度がゼロ又は室温に等し
い時点ｔ0 において製本されるファイルが製本装置に入
れられ、かつ第１の製本プロセスＢ１が開始される。
【００１９】製本装置の加熱エレメントは加熱されてエ
レメントの温度はＴ１に達する。この時点ｔM において
サーモスタットが加熱エレメントへのエネルギーの供給
を断つ。製本作業は加熱エレメントの温度がＴ２にまで
下がる間続けられ、かつこの時点ｔ2 において最初のフ
ァイルの製本は完了する。
レメントの温度はＴ１に達する。この時点ｔM において
サーモスタットが加熱エレメントへのエネルギーの供給
を断つ。製本作業は加熱エレメントの温度がＴ２にまで
下がる間続けられ、かつこの時点ｔ2 において最初のフ
ァイルの製本は完了する。
【００２０】従って、有効製本時間は（ｔ1 −ｔ2 ）の
時間に相当する。時点ｔ2 においてサーモスタットは再
びスイッチオンする、何故ならば加熱エレメントの温度
はこの時、製本のために装置に入れられるファイルがな
いために製本が出来ないにも拘らずＴ２となっているか
らである。然し、加熱エレメントの温度はＴ２より下が
り、かつ装置の中に別のファイルが入れられて次の製本
作業を行うことができるようになるまで下がり続ける。
時間に相当する。時点ｔ2 においてサーモスタットは再
びスイッチオンする、何故ならば加熱エレメントの温度
はこの時、製本のために装置に入れられるファイルがな
いために製本が出来ないにも拘らずＴ２となっているか
らである。然し、加熱エレメントの温度はＴ２より下が
り、かつ装置の中に別のファイルが入れられて次の製本
作業を行うことができるようになるまで下がり続ける。
【００２１】ファイルが装置にある時、例えば時点ｔ3
には新たな製本プロセスＢ２が開始され、かつ加熱エレ
メントは再び加熱されて最高温度Ｔ１となる。従って、
別のファイルの有効な製本は（ｔ4 −ｔ5 ）の時間中に
行われることが可能であり、かつ上記と同じ方法で完了
する。
には新たな製本プロセスＢ２が開始され、かつ加熱エレ
メントは再び加熱されて最高温度Ｔ１となる。従って、
別のファイルの有効な製本は（ｔ4 −ｔ5 ）の時間中に
行われることが可能であり、かつ上記と同じ方法で完了
する。
【００２２】図１では第３番目のファイルが僅かに長い
時間の経過後に製本されており、それが製本プロセスま
たは製本シーケンスＢ３であることを示す。加熱エレメ
ントの温度は変化する故にエレメントを加熱する時間は
変動し、かつファイルが製本装置の中にある時間もまた
変動する。
時間の経過後に製本されており、それが製本プロセスま
たは製本シーケンスＢ３であることを示す。加熱エレメ
ントの温度は変化する故にエレメントを加熱する時間は
変動し、かつファイルが製本装置の中にある時間もまた
変動する。
【００２３】図２は図１による方法が如何に実施され得
るかを一例として示す回路構成を図示する。電圧源Ｖ１
のプラスの出力ターミナルは、サーモスタットＳ１およ
びリレーによりコントロールされるスイッチＫ１を介し
て加熱エレメントＨに導線により接続され、かつこの場
合にサーモスタットＳ１は加熱エレメントの温度（図示
されていない）を検出することが意図され、かつスイッ
チＫ１は２つのポジションの間で切り替わる。スイッチ
Ｋ１の接点Ａは加熱エレメントＨへの給電のためのもの
であり、接点Ｂは第１の接続分岐Ｌ１を持つ。
るかを一例として示す回路構成を図示する。電圧源Ｖ１
のプラスの出力ターミナルは、サーモスタットＳ１およ
びリレーによりコントロールされるスイッチＫ１を介し
て加熱エレメントＨに導線により接続され、かつこの場
合にサーモスタットＳ１は加熱エレメントの温度（図示
されていない）を検出することが意図され、かつスイッ
チＫ１は２つのポジションの間で切り替わる。スイッチ
Ｋ１の接点Ａは加熱エレメントＨへの給電のためのもの
であり、接点Ｂは第１の接続分岐Ｌ１を持つ。
【００２４】電圧源Ｖ１のプラスの出力ターミナルは、
表示器Ｄ１を介して第１の接続分岐Ｌ１と接点Ｂに接続
されている。かつ表示器Ｄ１は抵抗を持っており、表示
器Ｄ１としては発光ダイオードを使用することができ
る。
表示器Ｄ１を介して第１の接続分岐Ｌ１と接点Ｂに接続
されている。かつ表示器Ｄ１は抵抗を持っており、表示
器Ｄ１としては発光ダイオードを使用することができ
る。
【００２５】接点Ｂを含む第１の接続分岐Ｌ１はダイオ
ードＤ４および抵抗Ｒ１からなり、かつ一方では表示器
Ｄ１およびスイッチＫ１に、また他方ではスイッチＫ１
をコントロールするリレーＲＥＬの第１入力ターミナル
に接続される。
ードＤ４および抵抗Ｒ１からなり、かつ一方では表示器
Ｄ１およびスイッチＫ１に、また他方ではスイッチＫ１
をコントロールするリレーＲＥＬの第１入力ターミナル
に接続される。
【００２６】スイッチＫ１の入力はリレーＲＥＬの第２
入力ターミナルに第２の接続分岐Ｌ２を介して接続さ
れ、かつこの分岐は押しボタンを使用することのできる
スタートアップ手段Ｓ２およびダイオードＤ２を含む。
入力ターミナルに第２の接続分岐Ｌ２を介して接続さ
れ、かつこの分岐は押しボタンを使用することのできる
スタートアップ手段Ｓ２およびダイオードＤ２を含む。
【００２７】第３の接続分岐Ｌ３は、加熱エレメントＨ
の導線とリレーＲＥＬの第２入力ターミナルとの間に延
び、かつこの第３の接続分岐Ｌ３はダイオードＤ３を含
む。コンデンサＣ１は、リレーＲＥＬの２つの入力ター
ミナルの間に接続される。リレーＲＥＬの第１入力ター
ミナルは電圧源Ｖ１のマイナス入力ターミナルおよび加
熱エレメントから出る導線に抵抗Ｒ４を介して最終的に
接続されている。
の導線とリレーＲＥＬの第２入力ターミナルとの間に延
び、かつこの第３の接続分岐Ｌ３はダイオードＤ３を含
む。コンデンサＣ１は、リレーＲＥＬの２つの入力ター
ミナルの間に接続される。リレーＲＥＬの第１入力ター
ミナルは電圧源Ｖ１のマイナス入力ターミナルおよび加
熱エレメントから出る導線に抵抗Ｒ４を介して最終的に
接続されている。
【００２８】回路は下記の如く作動する。交流電圧源を
使用することのできる電圧源Ｖ１が接続されるが、ファ
イルが装置の中に入れられていない時にはサーモスタッ
トＳ１は給電状態にあるがスイッチＫ１は接点Ｂを含む
第１の接続分岐Ｌ１に接触するように設定される。この
時には電流はサーモスタットＳ１を通って流れるが、表
示器Ｄ１を通っては流れない。何故ならば装置には抵抗
が含まれているからである。電流はスイッチＫ１，ダイ
オードＤ４および抵抗Ｒ１，Ｒ４を通って流れる。従っ
て電流は加熱エレメントＨを通って流れない。
使用することのできる電圧源Ｖ１が接続されるが、ファ
イルが装置の中に入れられていない時にはサーモスタッ
トＳ１は給電状態にあるがスイッチＫ１は接点Ｂを含む
第１の接続分岐Ｌ１に接触するように設定される。この
時には電流はサーモスタットＳ１を通って流れるが、表
示器Ｄ１を通っては流れない。何故ならば装置には抵抗
が含まれているからである。電流はスイッチＫ１，ダイ
オードＤ４および抵抗Ｒ１，Ｒ４を通って流れる。従っ
て電流は加熱エレメントＨを通って流れない。
【００２９】ファイルが製本のために装置の中に入れら
れると、スタートアップ手段Ｓ２が機能を与えられる。
すなわち、ボタンが押されかつ電流は第２の接続分岐Ｌ
２およびリレーＲＥＬを通り、第２入力ターミナルから
第１入力ターミナルに流れ、電流がリレーＲＥＬを通っ
て流れることによりスイッチＫ１は接点Ａのポジション
に切り替わり、加熱エレメントＨへの電力の供給が開始
されることになる。
れると、スタートアップ手段Ｓ２が機能を与えられる。
すなわち、ボタンが押されかつ電流は第２の接続分岐Ｌ
２およびリレーＲＥＬを通り、第２入力ターミナルから
第１入力ターミナルに流れ、電流がリレーＲＥＬを通っ
て流れることによりスイッチＫ１は接点Ａのポジション
に切り替わり、加熱エレメントＨへの電力の供給が開始
されることになる。
【００３０】加熱エレメントＨが図１に基づいて定めら
れた温度Ｔ１にまで加熱されると、サーモスタットＳ１
はスイッチオフし、電流は電圧源Ｖ１から加熱エレメン
トＨまで、またはリレーＲＥＬまで流れない。
れた温度Ｔ１にまで加熱されると、サーモスタットＳ１
はスイッチオフし、電流は電圧源Ｖ１から加熱エレメン
トＨまで、またはリレーＲＥＬまで流れない。
【００３１】従って、上記と異なり電流は表示器Ｄ１，
第１の接続分岐Ｌ１および抵抗Ｒ４を通り電圧源Ｖ１に
戻る。加熱エレメントＨが図１による温度Ｔ２にまで冷
却した時には、サーモスタットＳ１は加熱エレメントＨ
に給電するためにスイッチオンされる。然し、実際に給
電されることはない，何故ならば加熱エレメントＨに改
めてエネルギーが供給されるためにはスタート装置Ｓ２
が改めて機能を付与されることが必要であるからであ
る。また、温度Ｔ２でのサーモスタットＳ１の切り替わ
りにより表示器Ｄ１が機能を失う。
第１の接続分岐Ｌ１および抵抗Ｒ４を通り電圧源Ｖ１に
戻る。加熱エレメントＨが図１による温度Ｔ２にまで冷
却した時には、サーモスタットＳ１は加熱エレメントＨ
に給電するためにスイッチオンされる。然し、実際に給
電されることはない，何故ならば加熱エレメントＨに改
めてエネルギーが供給されるためにはスタート装置Ｓ２
が改めて機能を付与されることが必要であるからであ
る。また、温度Ｔ２でのサーモスタットＳ１の切り替わ
りにより表示器Ｄ１が機能を失う。
【００３２】ダイオードＤ２，Ｄ３およびＤ４は半波整
流器であり、かつ電圧源Ｖ１が交流電圧源の時にはリレ
ーＲＥＬを安定させるために装置の中に含まれる。な
お、図２に基づいて記載された回路の構成は、発明の意
図を損なうことなく幾つかの方法で改変されることがで
きる。この分野の熟練者ならば記載の好ましい実施例に
基づいて行うことのできる改変を容易に会得することが
できる。
流器であり、かつ電圧源Ｖ１が交流電圧源の時にはリレ
ーＲＥＬを安定させるために装置の中に含まれる。な
お、図２に基づいて記載された回路の構成は、発明の意
図を損なうことなく幾つかの方法で改変されることがで
きる。この分野の熟練者ならば記載の好ましい実施例に
基づいて行うことのできる改変を容易に会得することが
できる。
【００３３】例えば、リレーＲＥＬはトランジスタまた
はトランジスタ回路により置き換えられることができ
る。好ましい実施例においては、スタートアップ手段Ｓ
２はボタンの形を持ち、かつこのボタンは、製本される
ファイルが装置にある時に押される。然し、このボタン
はファイルが装置の中にあること検出する光線検出手段
により置き替えられることができる。
はトランジスタ回路により置き換えられることができ
る。好ましい実施例においては、スタートアップ手段Ｓ
２はボタンの形を持ち、かつこのボタンは、製本される
ファイルが装置にある時に押される。然し、このボタン
はファイルが装置の中にあること検出する光線検出手段
により置き替えられることができる。
【００３４】同様に好ましい実施例の表示器Ｄ１は発光
ダイオードの形を持つが、これらのダイオードは適切な
ディスプレー、または製本の目的で製本装置の中に入れ
られたファイルのための適切な製本時間を表示する他の
適切な手段により置き替えられることができる。
ダイオードの形を持つが、これらのダイオードは適切な
ディスプレー、または製本の目的で製本装置の中に入れ
られたファイルのための適切な製本時間を表示する他の
適切な手段により置き替えられることができる。
【００３５】好ましい実施例の熱検出装置Ｓ１はサーモ
スタットの形を持つが、例えばサーミスタのような他の
技術的に同等のエレメントも代わりに使用されることが
できるものと理解される。
スタットの形を持つが、例えばサーミスタのような他の
技術的に同等のエレメントも代わりに使用されることが
できるものと理解される。
【００３６】
【発明の効果】以上のように本発明の製本装置の製本時
間表示方法とその製本装置によると、製本位置に入れら
れたファイルを加熱プレートで加熱して製本するに際
し、加熱プレートへの通電を、加熱プレートと熱結合さ
れたサーモスタットで制御し、サーモスタットのスイッ
チオフ温度Ｔ１により決まり予め定められた最高温度に
まで加熱プレートを加熱するのに必要な時間と、サーモ
スタットのスイッチオン温度により決まり予め定められ
た低い温度にまで加熱プレートを冷却するのに必要な時
間とからなる適切な製本時間を、サーモスタットの出力
信号で表示器をコントロールして表示するので、サーモ
スタットは、装置の中に挿入されるファイルに基づき、
かつ上記の時間中にサーモスタットが上記の最高温度に
達した時に加熱プレートへのエネルギーの供給が断たれ
る如く機能する加熱プレートの加熱および冷却特性に基
づき上記の適切な製本時間を表示器で表示できる。
間表示方法とその製本装置によると、製本位置に入れら
れたファイルを加熱プレートで加熱して製本するに際
し、加熱プレートへの通電を、加熱プレートと熱結合さ
れたサーモスタットで制御し、サーモスタットのスイッ
チオフ温度Ｔ１により決まり予め定められた最高温度に
まで加熱プレートを加熱するのに必要な時間と、サーモ
スタットのスイッチオン温度により決まり予め定められ
た低い温度にまで加熱プレートを冷却するのに必要な時
間とからなる適切な製本時間を、サーモスタットの出力
信号で表示器をコントロールして表示するので、サーモ
スタットは、装置の中に挿入されるファイルに基づき、
かつ上記の時間中にサーモスタットが上記の最高温度に
達した時に加熱プレートへのエネルギーの供給が断たれ
る如く機能する加熱プレートの加熱および冷却特性に基
づき上記の適切な製本時間を表示器で表示できる。
【００３７】また、この製本時間表示方法によると、適
切な製本時間が効果的に予測できる装置を廉価で、かつ
簡単なコントロール電子手段を用いて実現すると同時
に、その後の製本工程中の所要エネルギーを大幅に減ら
すことができる。
切な製本時間が効果的に予測できる装置を廉価で、かつ
簡単なコントロール電子手段を用いて実現すると同時
に、その後の製本工程中の所要エネルギーを大幅に減ら
すことができる。
【図１】本発明の製本装置の製本時間表示方法を説明す
る加熱エレメントの温度を時間の関数として示す説明図
る加熱エレメントの温度を時間の関数として示す説明図
【図２】同実施例の製本装置の構成図
Ｈ 加熱プレート Ｓ１ サーモスタット Ｔ１ サーモスタットＳ１のスイッチオフ温度 Ｔ２ サーモスタットＳ１のスイッチオン温度 Ｄ１ 表示器 ＲＥＬ リレーユニット
Claims (9)
- 【請求項１】 製本位置に入れられたファイルを加熱プ
レート（Ｈ）で加熱して製本するに際し、加熱プレート
（Ｈ）への通電を、加熱プレート（Ｈ）と熱結合された
サーモスタット（Ｓ１）で制御し、サーモスタット（Ｓ
１）のスイッチオフ温度（Ｔ１）により決まり予め定め
られた最高温度にまで加熱プレート（Ｈ）を加熱するの
に必要な時間と、サーモスタット（Ｓ１）のスイッチオ
ン温度（Ｔ２）により決まり予め定められた低い温度に
まで加熱プレート（Ｈ）を冷却するのに必要な時間とか
らなる適切な製本時間を、サーモスタット（Ｓ１）の出
力信号で表示器（Ｄ１）をコントロールして表示する製
本装置の製本時間表示方法。 - 【請求項２】 サーモスタット（Ｓ１）のスイッチオフ
温度（Ｔ１）とスイッチオン温度（Ｔ２）との差を加熱
エレメントの加熱および冷却時間に適合せしめることを
特徴とする請求項１に記載の製本装置の製本時間表示方
法。 - 【請求項３】 製本装置において装置に入れられたファ
イルに対する適切な製本時間を表示することを意図さ
れ、しかも上記の装置に属する加熱エレメント（Ｈ）の
温度を検出するサーモスタット（Ｓ１）を含み、かつ前
記サーモスタット（Ｓ１）は加熱エレメント（Ｈ）への
エネルギーの供給をコントロールするコントロール回路
に含まれ，しかも、前記コントロール回路の中に設けら
れたリレーユニット（ＲＥＬ）により機能を付与される
ことが可能であり、かつこのリレーユニット（ＲＥＬ）
はサーモスタット（Ｓ１）のスイッチオフ温度（Ｔ１）
により定まる最高加熱プレート温度に達するに要する時
間、およびサーモスタット（Ｓ１）のスイッチオン温度
（Ｔ２）を構成する低い温度レベルに達するに必要な時
間を含む適切な製本時間を限定するために、サーモスタ
ット（Ｓ１）によりコントロールされる表示器（Ｄ１）
を設けた製本装置。 - 【請求項４】 サーモスタット（Ｓ１）は装置に入れら
れたファイルに応じ、かつ製本時間中にサーモスタット
（Ｓ１）は上記の最高温度（Ｔ１）において加熱プレー
ト（Ｈ）へのエネルギーの供給をオフするよう作用し、
加熱プレート（Ｈ）の加熱および冷却特性に応じ上記の
適切な製本時間を表示するよう表示器（Ｄ１）に機能を
付与する請求項３に記載の製本装置。 - 【請求項５】 コントロール回路がスタートアップ手段
（Ｓ２）を含み、かつこれが機能を付与された時に加熱
エレメント（Ｈ）へのエネルギーの供給をコントロール
するよう構成した請求項３に記載の製本装置。 - 【請求項６】 スタートアップ手段（Ｓ２）は、それが
機能を付与された場合に加熱エレメント（Ｈ）へエネル
ギーを供給するようリレー（ＲＥＬ）を作動させ、サー
モスタット（Ｓ１）は、加熱エレメント（Ｈ）が第１温
度（Ｔ１）に達した時に加熱エレメント（Ｈ）へのエネ
ルギー供給の打ち切りをコントロールするよう構成し、
かつ加熱エレメント（Ｈ）へのエネルギーの供給が温度
（Ｔ２）において打ち切られた時にサーモスタット（Ｓ
１）はリレー（ＲＥＬ）に加熱エレメント（Ｈ）へのエ
ネルギーの供給をスイッチオフさせるよう構成した請求
項５に記載の製本装置。 - 【請求項７】 スタートアップ手段（Ｓ２）が押しボタ
ンであり、かつ押された時に機能を付与されることを特
徴とする請求項５または請求項６に記載の製本装置。 - 【請求項８】 スタートアップ手段（Ｓ２）がフォト検
出手段であり、製本されるファイルが製本装置の中にあ
る時に機能を付与されることを特徴とする請求項５また
は請求項６に記載の製本装置。 - 【請求項９】 表示器（Ｄ１）が発光ダイオードである
ことを特徴とする請求項３から請求項８の何れかに記載
の製本装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| SE9302636-7 | 1993-08-13 | ||
| SE9302636A SE501603C2 (sv) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | Förfarande och kretsanordning för att vid bindning av mappar indikera lämplig bindningstid |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149075A true JPH07149075A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=20390789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6189742A Pending JPH07149075A (ja) | 1993-08-13 | 1994-08-12 | 製本装置 |
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|---|---|
| US (1) | US5556490A (ja) |
| JP (1) | JPH07149075A (ja) |
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| GB (1) | GB2281248B (ja) |
| SE (1) | SE501603C2 (ja) |
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| JP4906446B2 (ja) * | 2006-09-04 | 2012-03-28 | ニスカ株式会社 | 製本装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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| US4385225A (en) * | 1981-08-10 | 1983-05-24 | Giulie Joe D | Heater unit for heat activated binding and filing systems |
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| US4678386A (en) * | 1985-07-05 | 1987-07-07 | Bind-O-Matic Ab | Thermal sheet binding apparatus and a method for binding of loose sheets in a folder |
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| US5246325A (en) * | 1989-05-18 | 1993-09-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet material binding apparatus |
-
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-
1994
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- 1994-08-12 JP JP6189742A patent/JPH07149075A/ja active Pending
- 1994-08-12 US US08/289,798 patent/US5556490A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-12 DE DE4428707A patent/DE4428707A1/de not_active Withdrawn
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| DE4428707A1 (de) | 1995-03-02 |
| GB9416213D0 (en) | 1994-10-05 |
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| GB2281248A (en) | 1995-03-01 |
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