JPH07148024A - テーブル - Google Patents

テーブル

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JPH07148024A
JPH07148024A JP32131393A JP32131393A JPH07148024A JP H07148024 A JPH07148024 A JP H07148024A JP 32131393 A JP32131393 A JP 32131393A JP 32131393 A JP32131393 A JP 32131393A JP H07148024 A JPH07148024 A JP H07148024A
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JP
Japan
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pulley
linear
fixed pulley
connecting member
horizontal
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JP32131393A
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English (en)
Inventor
Seiichi Komura
清一 小村
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KOMURA SEISAKUSHO KK
Komura Seisakusho:Kk
Original Assignee
KOMURA SEISAKUSHO KK
Komura Seisakusho:Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期・同調させて左右の可動体を昇降させる
ことのできるテーブルを提供する。 【構成】 支脚3が、支持体4と、支持体4に上下動可
能に取付けられた可動体5と、を備える。支脚3,3の
内の少なくとも一方にガススプリングを設ける。左右の
可動体5,5の上端側に前定滑車10a,10b及び後定滑
車11a,11bを設ける。左右の可動体5,5の下部に下
定滑車12a,12bを設ける。第一線条体14の両端を左右
の支持体4,4の上部に止着し、かつ第一線条体14の中
途部位を、左の前定滑車10a、右の前定滑車10b、右の
下定滑車12bに順次掛け渡す。第二線条体15の両端を左
右の支持体4,4の上部に止着し、かつ第二線条体15の
中途部位を、右の後定滑車11b、左の後定滑車11a、左
の下定滑車12aに順次掛け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天板を昇降できるテーブルとして
は、例えば、図6に示すものがある。このテーブルは、
天板aとその左右に設けられる左右一対の支脚bを有し
ており、支脚bは、上端に天板aが取付けられた可動体
cを、下端に載置板dが取付けられた支持体eに、上下
動自在に挿嵌してなる。
【0003】左右の支持体e,eは中空状の連結部材f
にて連結され、支持体e,eと連結部材fの連結部に於
て定滑車g,gが設けられる。また、一端を左の可動体
cの上部に止着した一方のワイヤーhを、連結部材f内
に通して、左の定滑車gと右の定滑車gに順に掛け渡
し、他端を右の支持体eの下部に止着する。
【0004】さらに、一端を右の可動体cの上部に止着
した他方のワイヤーgを、連結部材f内に通して、右の
定滑車gと左の定滑車gに順に掛け渡し、他端を左の支
持体eの下部に止着して、左右の可動体c,cの上下動
を連動させる。そして、図示省略のガススプリングを利
用して手動で天板aを昇降させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
構造のテーブルでは、天板aは上昇しても連結部材fの
位置は固定であるため、テーブルに車椅子で接近する
と、連結部材fが邪魔になって、天板aの下に、車椅子
の肘掛けの部分まで入らないことがあり、身障者等の使
用に適していなかった。
【0006】そこで、本発明は、車椅子等でも天板の下
に容易に入ることができると共に、同期・同調させて左
右の可動体を昇降させることのでき、かつ、その昇降停
止時の姿勢を安定させることのできるテーブルを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、天板とその左右に設けられる左右一対の
支脚を有するテーブルであって、上記支脚が、支持体
と、該支持体に上下動可能に取付けられた可動体と、を
備え、左右の該可動体の上部を、水平状の天板取付用連
結部材にて連結し、左右の上記支脚の内の少なくとも一
方に、該連結部材及び左右の上記可動体を上方へ弾発付
勢するガススプリングを設け、左の上記可動体の上端側
に水平軸心廻りに回転する前定滑車及び後定滑車を設け
ると共に、右の上記可動体の上端側に水平軸心廻りに回
転する前定滑車及び後定滑車を設け、左の上記可動体の
下部と右の上記可動体の下部に、夫々、水平軸心廻りに
回転する下定滑車を設け、可撓性第一線条体の両端を、
夫々左右の上記支持体の上部に止着し、かつ該第一線条
体の中途部位を、左の上記前定滑車と、右の上記前定滑
車と、右の上記下定滑車に順次掛け渡すと共に、可撓性
第二線条体の両端を、夫々左右の上記支持体の上部に止
着し、かつ該第二線条体の中途部位を、右の上記後定滑
車と、左の上記後定滑車と、左の上記下定滑車に順次掛
け渡したものである。
【0008】さらに、左の前定滑車と右の前定滑車に掛
け渡された第一線条体の水平上辺部位と、右の後定滑車
と左の後定滑車に掛け渡された第二線条体の水平上辺部
位を、天板の裏面に沿って、中空状とされた連結部材の
内部に、配置したものである。
【0009】さらに、第一線条体の中途部位の走行と第
二線条体の中途部位の走行を同時に制動させる手動ブレ
ーキ機構を設けたものである。
【0010】さらに、手動ブレーキ機構が、連結部材に
付設されたレバーと、該レバーの操作にて該連結部材の
底面に近接・離間する摩擦板と、を備え、左の前定滑車
と右の前定滑車に掛け渡された第一線条体の水平上辺部
位と、右の後定滑車と左の後定滑車に掛け渡された第二
線条体の水平上辺部位とを、同時に、上記連結部材の底
面と上記摩擦板で挟着するように構成したものである。
【0011】
【作用】左の可動体が所定高さ上昇すると、第一線条体
により右の下定滑車が引き上げられて、右の可動体が、
左の可動体と同時に同一高さだけ連動上昇する。かつ、
右の可動体が所定高さ上昇すると、第二線条体により左
の下定滑車が引き上げられて、左の可動体が、右の可動
体と同時に同一高さだけ連動上昇する。
【0012】この第一線条体による作用と第二線条体に
よる作用が同時に働くため、左右の可動体の何れか一方
のみが先行して上昇することがない。同様に、第一線条
体と第二線条体は、左右の可動体を降下させる場合に於
ても、左の可動体と右の可動体を同時に同一高さだけ連
動降下させる。
【0013】従って、左右の可動体が確実に同期・同調
して昇降する。しかも、連結部材は天板と一体に上昇す
るから、天板の下に大きな空間を取ることができ、テー
ブルを使用するのに邪魔にならない。
【0014】また、左右の可動体の昇降に伴って、第一
線条体の中途部位と第二線条体の中途部位は所定方向へ
走行するため、これを手動ブレーキ機構で制動すれば、
左右の可動体が所定高さに固定され、該制動を解除すれ
ば、左右の可動体が昇降可能となる。
【0015】このとき、手動ブレーキ機構のレバー操作
で、第一線条体の水平上辺部位と第二線条体の水平上辺
部位を同時に、摩擦板と連結部材の底面で挟着すれば、
均等な制動力が左右の可動体に作用するので、昇降停止
時の姿勢が安定する。
【0016】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0017】図1は、本発明に係るテーブルの一実施例
を示しており、このテーブルは、天板1と、その左右に
水平状の天板取付用連結部材2を介して設けられる左右
一対の支脚3,3を、有している。このテーブルは、例
えば、家庭、会議、その他多目的に用いることができ、
特に、病院でのナースステーションのテーブルや、身障
者の訓練用及び食事用のテーブルとして好適である。
【0018】しかして、図2に示すように、支脚3は、
鉛直状の支持体4と、該支持体4に図示省略の各種のリ
ニアガイド機構等を介して上下動可能として外嵌状に取
付けられた筒状可動体5と、を備えており、支持体4の
下端部には、上下位置調整具6付きのテーブル姿勢安定
用水平載置板7が前後方向に取付けられる。
【0019】左右の可動体5,5の上部は、水平状の連
結部材2にて連結される。連結部材2は底板部8を有す
る細長箱型で、上端には天板1が取付けられる。従っ
て、左右の支持体4,4に対して、天板1、連結部材2
及び左右の可動体5,5が一体に上下動可能となる。
【0020】また、左右の支脚3,3の内の少なくとも
一方(図例では両方)に、天板1、連結部材2及び左右
の可動体5,5を一体に、上方へ弾発付勢するガススプ
リング9が、設けられる。図例では、ガススプリング9
のロッド部9の先端部が支持体4乃至水平載置板7に固
定され、ガススプリング9のシリンダ部9bが連結部材
2乃至可動体5に固定される。
【0021】そして、図2と図3に示すように、左の可
動体5の下部には、左右方向の水平軸心B廻りに回転す
る下定滑車12aが設けられると共に、右の可動体5の下
部には、上記水平軸心B廻りに回転する下定滑車12bが
設けられる。
【0022】この下定滑車12aと下定滑車12bは、同一
構造のものが用いられて、左右対称に配設される。図例
では、下定滑車12a,12bは、夫々、左右の可動体5,
5の内部に設けられる。
【0023】さらに、左の可動体5の上端側には、前後
方向の同一水平軸心A1 廻りに回転する前定滑車10a及
び後定滑車11aが設けられると共に、右の可動体5の上
端側には、前後方向の同一水平軸心A2 廻りに回転する
前定滑車10b及び後定滑車11bが設けられる。
【0024】この前定滑車10a及び後定滑車11aと、前
定滑車10b及び後定滑車11bとは、同一構造のものが用
いられて、左右対称に配設される。なお、図例の如く各
定滑車10a,10b,11a,11bを別個独立に設けずに、
前定滑車10aと後定滑車11aを一体状に構成したもの
と、前定滑車10bと後定滑車11bを一体状に構成したも
のを、左右対称に配設してもよい(図示省略)。
【0025】図例では、可動体5の上端縁の一部を左右
内方へ突出させて収納部13を形成し、これを連結部材2
の底板部8の下面8bに連結してあり、この左右の収納
部13,13乃至連結部材2に、夫々、前定滑車10a及び後
定滑車11aと、前定滑車10b及び後定滑車11bとが、内
有される。
【0026】この収納部13,13は、上記定滑車10a,10
b,11a,11bのカバー部材と、支脚3の補強部材とに
兼用でき、余分な部品を使用せずに、テーブルの強度・
剛性の向上を図り得る。しかも、天板1及び連結部材2
の下の空間を大きく遮ることもない。
【0027】また、左右の支持体4,4の上部には、夫
々、可撓性第一線条体14の両端16,16が止着され、かつ
第一線条体14の中途部位が、左の前定滑車10aと、右の
前定滑車10bと、右の下定滑車12bに順次掛け渡されて
張架される。
【0028】これにより、第一線条体14の中途部位は、
左の前定滑車10aと右の前定滑車10bでは、夫々約90°
方向変換され、右の下定滑車12bでは約 180°方向変換
される。
【0029】さらに、左右の支持体4,4の上部には、
夫々、第二線条体15の両端17,17が止着され、かつ第二
線条体15の中途部位が、右の後定滑車11bと、左の後定
滑車11aと、左の下定滑車12aに順次掛け渡されて張架
される。
【0030】これにより、第二線条体15の中途部位は、
左の後定滑車11aと右の後定滑車11bでは、夫々約90°
方向変換され、左の下定滑車12aでは約 180°方向変換
される。この第二線条体15と第一線条体14は同一構造の
ものが用いられる。
【0031】そして、左の前定滑車10aと右の前定滑車
10bに掛け渡された第一線条体14の水平上辺部位18と、
右の後定滑車11bと左の後定滑車11aに掛け渡された第
二線条体15の水平上辺部位19は、天板1の裏面1aに沿
って、中空状とされた連結部材2の内部に、平行状に配
置される。
【0032】なお、本発明に於ては、「可撓性第一線条
体14」には、ワイヤーやロープ等の可撓性線条体のみだ
けでなく、ワイヤー等の線条体の内で、左の前定滑車10
aと、右の前定滑車10bと、右の下定滑車12bに掛から
ない水平上辺部位18等の直線状部分の所定部位を、他の
部材で代替させたもの───これには例えば図例の如く
両端部を起立させてなる帯板状の前被挟着部材20の該両
端部に夫々の線条体の端部を取付けてなるもの、あるい
は図示省略するが前被挟着部材20の両端部を貫通するよ
うに一本の線条体を取付けてなるもの───も包含する
と定義する。
【0033】同様に、本発明に於ては、「可撓性第二線
条体15」には、ワイヤーやロープ等の可撓性線条体のみ
だけでなく、ワイヤー等の線条体の内で、左の後定滑車
11aと、右の後定滑車11bと、左の下定滑車12aに掛か
らない水平上辺部位19等の直線状部分の所定部位を、他
の部材で代替させたもの───これには例えば図例の如
く両端部を起立させてなる帯板状の後被挟着部材21の該
両端部に夫々の線条体の端部を取付けてなるもの、ある
いは図示省略するが後被挟着部材21の両端部を貫通する
ように一本の線条体を取付けてなるもの───も包含す
ると定義する。
【0034】しかして、例えば、左の可動体5が所定高
さL上昇すると、第一線条体14により右の下定滑車12b
が引き上げられて、右の可動体5が、左の可動体5と同
時に同一高さLだけ連動上昇する。
【0035】同様に、右の可動体5が所定高さL上昇す
ると、第二線条体15により左の下定滑車12aが引き上げ
られて、左の可動体5が、右の可動体5と同時に同一高
さLだけ連動上昇する。
【0036】この第一線条体14による作用と第二線条体
15による作用が同時に働いて相互に及ぼし合うため、左
右の可動体5,5の何れか一方のみが先行上昇すること
がない。従って、左右の可動体5,5が確実に同期・同
調して上昇する。
【0037】また、第一線条体14と第二線条体15は、左
右の可動体5,5を降下させる場合に於ても、左の可動
体5と右の可動体5を同時に同一高さLだけ連動降下さ
せるように作用する。
【0038】このように、左右の可動体5,5を昇降さ
せると、その昇降に伴って、第一線条体14の中途部位と
第二線条体15の中途部位は変位して所定方向へ走行する
が、この両者14,15の走行を同時に制動させて、左右の
可動体5,5を所定高さに固定するための手動ブレーキ
機構Rが、所定部位(図例では連結部材2)に設けられ
る。
【0039】この手動ブレーキ機構Rは、図4と図5に
示すように、連結部材2の底板部8に付設されたレバー
22と、該レバー22の揺動操作にて底板部8の底面8aに
近接・離間する矩形平板状の摩擦板23と、を備えてお
り、第一線条体14の水平上辺部位18(図例では前被挟着
部材20)と、第二線条体15の水平上辺部位19(図例では
後被挟着部材21)とを、同時に、底板部8の底面8aと
摩擦板23の下面で挟着するように構成される。
【0040】具体的には、摩擦板23には、ネジ部24付き
の軸部材25が下方へ突設され、軸部材25が底板部8の貫
孔26に摺動自在に挿通される。軸部材25には、上から順
に、揺動板28、圧縮のスプリングリング29、リング状ス
ペーサ30、スラスト軸受31が所定の遊びをもって外嵌さ
れ、これらは、ネジ部24に螺着されたナット32と底板部
8の間に保持される。
【0041】底板部8の下面8bには、貫孔26を中心と
して対称に一対の円弧状カム部27,27が突設されてお
り、このカム部27,27と同一形状のカム部33,33が、揺
動板28の軸部材挿通用の孔部34を中心として、該揺動板
28の円環部35上面に突設される。
【0042】この揺動板28の基端部にはレバー22が固着
されており、該レバー22にて揺動板28を軸部材25の軸心
廻りに回動させ、揺動板28のカム部33,33を底板部8の
カム部27,27に乗り上げさせて、スプリングリング29を
圧縮すれば、その圧縮による弾発力が、軸部材25及び摩
擦板23を下方(矢印K方向)に変位させるように作用
し、前後被挟着部材20,21が同時に、底板部8と摩擦板
23で挟着・固定された状態となる。
【0043】この状態では、左右の可動体5,5(図2
参照)は所定高さに固定される。なお、底板部8と摩擦
板23による前後被挟着部材20,21の挟着力は、軸部材25
に対するナット32の螺着位置を変更することにより、自
由に調整できる。
【0044】また、レバー22にて揺動板28を軸部材25の
軸心廻りに回動させ、揺動板28のカム部33,33を、底板
部8のカム部27,27から、該カム部27,27にて形成され
た凹部36,36に嵌入させて、スプリングリング29の圧縮
を解除すれば、底板部8と摩擦板23による挟着力が消失
し、前後被挟着部材20,21が底板部8と摩擦板23の間で
自由に移動可能な状態となる。この状態では、左右の可
動体5,5(図2参照)を自由に昇降させることができ
る。
【0045】なお、図例と異なり、水平上辺部位18,19
の内でワイヤー等部分を、底板部8と摩擦板23で挟着し
てもよい。また、手動ブレーキ機構Rの位置の変更は自
由である。
【0046】ところで、本発明を、病人用のベッドに於
て食事用テーブルとして用いる場合、即ち、ベッド上に
テーブルを跨せた状態で使用する場合には、水平載置板
7(図2参照)等に方向変換可能なキャスターを付設し
て、テーブルを自由に移動させることができるように構
成しておけばよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0048】請求項1及び請求項2のテーブルによれ
ば、天板1の下方に障害物がなくて、大きな空間を取り
得るので、テーブルへの車椅子での接近が容易で、車椅
子の肘掛け部まで、天板1の下に入れることができ、身
障者等の使用にも適したものとなり、特に、ベッド上で
使用する病人用の食事テーブルとしても好適である。
【0049】第一線条体14と第二線条体15を共働して、
左右の可動体5,5を、こぜること無しに、確実に同期
・同調させて円滑かつ軽快に昇降させることができる。
この同期・同調の機構は、単純な複数の定滑車10a,10
b…と一対の線条体14,15にて構成されるから、構造が
簡易となり、製作及び組立を容易に行える。
【0050】請求項3及び請求項4のテーブルによれ
ば、手動ブレーキ機構Rによって、第一線条体14と第二
線条体15(即ち左右の可動体5,5)に、均等な制動力
が作用するので、可動体5,5を所定高さに確実に固定
でき、かつ、そのときの停止姿勢が安定する。
【0051】請求項4のテーブルによれば、第一線条体
14の水平上辺部位18と第二線条体15の水平上辺部位19を
挟着するのに連結部材2の底面8aを利用しているか
ら、手動ブレーキ機構Rの構造が簡易となって、部品点
数も少なくて済み、製作が容易である。しかも、手動ブ
レーキ機構Rが、レバー22の操作を行いやすい天板1直
下の連結部材2に設けられるから、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】断面正面図である。
【図3】要部斜視図である。
【図4】手動ブレーキ機構の要部断面側面図である。
【図5】手動ブレーキ機構の要部斜視図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 天板 1a 裏面 2 連結部材 3 支脚 4 支持体 5 可動体 8a 底面 9 ガススプリング 10a 前定滑車 10b 前定滑車 11a 後定滑車 11b 後定滑車 12a 下定滑車 12b 下定滑車 14 第一線条体 15 第二線条体 16 両端 17 両端 18 水平上辺部位 19 水平上辺部位 22 レバー 23 摩擦板 A1 水平軸心 A2 水平軸心 B 水平軸心 R 手動ブレーキ機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板1とその左右に設けられる左右一対
    の支脚3,3を有するテーブルであって、上記支脚3
    が、支持体4と、該支持体4に上下動可能に取付けられ
    た可動体5と、を備え、左右の該可動体5,5の上部
    を、水平状の天板取付用連結部材2にて連結し、左右の
    上記支脚3,3の内の少なくとも一方に、該連結部材2
    及び左右の上記可動体5,5を上方へ弾発付勢するガス
    スプリング9を設け、左の上記可動体5の上端側に水平
    軸心A1 廻りに回転する前定滑車10a及び後定滑車11a
    を設けると共に、右の上記可動体5の上端側に水平軸心
    2 廻りに回転する前定滑車10b及び後定滑車11bを設
    け、左の上記可動体5の下部と右の上記可動体5の下部
    に、夫々、水平軸心B,B廻りに回転する下定滑車12
    a,12bを設け、可撓性第一線条体14の両端16,16を、
    夫々左右の上記支持体4,4の上部に止着し、かつ該第
    一線条体14の中途部位を、左の上記前定滑車10aと、右
    の上記前定滑車10bと、右の上記下定滑車12bに順次掛
    け渡すと共に、可撓性第二線条体15の両端17,17を、夫
    々左右の上記支持体4,4の上部に止着し、かつ該第二
    線条体15の中途部位を、右の上記後定滑車11bと、左の
    上記後定滑車11aと、左の上記下定滑車12aに順次掛け
    渡したことを特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】 左の前定滑車10aと右の前定滑車10bに
    掛け渡された第一線条体14の水平上辺部位18と、右の後
    定滑車11bと左の後定滑車11aに掛け渡された第二線条
    体15の水平上辺部位19を、天板1の裏面1aに沿って、
    中空状とされた連結部材2の内部に、配置した請求項1
    記載のテーブル。
  3. 【請求項3】 第一線条体14の中途部位の走行と第二線
    条体15の中途部位の走行を同時に制動させる手動ブレー
    キ機構Rを設けた請求項1又は請求項2記載のテーブ
    ル。
  4. 【請求項4】 手動ブレーキ機構Rが、連結部材2に付
    設されたレバー22と、該レバー22の操作にて該連結部材
    2の底面8aに近接・離間する摩擦板23と、を備え、左
    の前定滑車10aと右の前定滑車10bに掛け渡された第一
    線条体14の水平上辺部位18と、右の後定滑車11bと左の
    後定滑車11aに掛け渡された第二線条体15の水平上辺部
    位19とを、同時に、上記連結部材2の底面8aと上記摩
    擦板23で挟着するように構成した請求項3記載のテーブ
    ル。
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