JPH07147669A - 画像記録再生装置 - Google Patents
画像記録再生装置Info
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- JPH07147669A JPH07147669A JP5293028A JP29302893A JPH07147669A JP H07147669 A JPH07147669 A JP H07147669A JP 5293028 A JP5293028 A JP 5293028A JP 29302893 A JP29302893 A JP 29302893A JP H07147669 A JPH07147669 A JP H07147669A
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- Japan
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- signal
- recording
- head
- unit
- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】トラック間の信号のつなぎタイミングが正確に
得られるようにする。 【構成】固体撮像素子302の光電変換出力信号は、水
平駆動部310、垂直駆動部311の駆動パルス周波数
の調整により、時間圧縮した形で読み出される。この信
号は、先頭信号付加部304で上記駆動パルスに同期し
た先頭付加信号が記録トラックの先頭に対応した位置に
付加され、さらに基準信号付加部では水平同期部分に基
準信号が付加されて、記録処理部306で処理され磁気
テープ308に1回転磁気ヘッド307により記録され
る。
得られるようにする。 【構成】固体撮像素子302の光電変換出力信号は、水
平駆動部310、垂直駆動部311の駆動パルス周波数
の調整により、時間圧縮した形で読み出される。この信
号は、先頭信号付加部304で上記駆動パルスに同期し
た先頭付加信号が記録トラックの先頭に対応した位置に
付加され、さらに基準信号付加部では水平同期部分に基
準信号が付加されて、記録処理部306で処理され磁気
テープ308に1回転磁気ヘッド307により記録され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1ヘッドにより磁気
テープをヘリカルスキャンして映像信号を記録再生する
画像記録再生装置に関する。
テープをヘリカルスキャンして映像信号を記録再生する
画像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1ヘッドにより磁気テープをヘリカルス
キャンして映像信号を記録再生する装置が提案されてい
る。図5は、従来の磁気記録再生装置(特開平1−19
4688号)のブロック図である。この装置は、映像信
号を単一の回転磁気ヘッドを用いて、とぎれることなく
連続的に記録できるようにした装置である。記録信号
は、入力端子401を介して時間圧縮回路402に入力
され時間圧縮される。時間圧縮回路402は、記録信号
が供給されるアナログデジタル(A/D)変換器403
と、このA/D変換器403の出力が供給される画像メ
モリ404と、この画像メモリ404の読み出し信号が
供給されるデジタルアナログ(D/A)変換器405に
より構成されている。時間圧縮回路402の出力信号
は、記録処理回路407に入力され記録用信号に変調さ
れスイッチ408を介して回転磁気ヘッド409に供給
される。回転磁気ヘッド409は回転シリンダの外周に
取り付けられており、回転シリンダには磁気テープ41
0が巻回されている。再生モードにおいては、回転磁気
ヘッド409でピックアップされた信号が、スイッチ4
08を介して再生処理回路411に導入される。再生処
理回路411の復調出力は、時間伸長回路413に入力
される。時間伸長回路413は、復調出力をデジタル化
するA/D変換器414と、このA/D変換器414の
出力は画像メモリ415に入力される。画像メモリ41
5からは時間伸長された信号が導出され、この信号は、
D/A変換器416でアナログ信号に変換された後、出
力端子423に出力される。
キャンして映像信号を記録再生する装置が提案されてい
る。図5は、従来の磁気記録再生装置(特開平1−19
4688号)のブロック図である。この装置は、映像信
号を単一の回転磁気ヘッドを用いて、とぎれることなく
連続的に記録できるようにした装置である。記録信号
は、入力端子401を介して時間圧縮回路402に入力
され時間圧縮される。時間圧縮回路402は、記録信号
が供給されるアナログデジタル(A/D)変換器403
と、このA/D変換器403の出力が供給される画像メ
モリ404と、この画像メモリ404の読み出し信号が
供給されるデジタルアナログ(D/A)変換器405に
より構成されている。時間圧縮回路402の出力信号
は、記録処理回路407に入力され記録用信号に変調さ
れスイッチ408を介して回転磁気ヘッド409に供給
される。回転磁気ヘッド409は回転シリンダの外周に
取り付けられており、回転シリンダには磁気テープ41
0が巻回されている。再生モードにおいては、回転磁気
ヘッド409でピックアップされた信号が、スイッチ4
08を介して再生処理回路411に導入される。再生処
理回路411の復調出力は、時間伸長回路413に入力
される。時間伸長回路413は、復調出力をデジタル化
するA/D変換器414と、このA/D変換器414の
出力は画像メモリ415に入力される。画像メモリ41
5からは時間伸長された信号が導出され、この信号は、
D/A変換器416でアナログ信号に変換された後、出
力端子423に出力される。
【0003】画像メモリ404と415に対する書き込
み、読み出しクロックは、書き込み読み出し制御回路4
17から与えられている。動作について説明する。記録
信号は、A/D変換器403にてデジタル信号418に
変換され書き込み読み出し制御回路417からの書き込
みクロックにしたがって画像メモリ404に書き込ま
れ、読み出しクロックにしたがって読み出される。時間
圧縮時の書き込み速度と読み出し速度の比はKである。
再生信号は、画像メモリ415に書き込みクロックにし
たがって書き込まれ、読み出しクロックにしたがって読
み出されるが、その書き込み速度と読み出し速度の比は
1/Kである。
み、読み出しクロックは、書き込み読み出し制御回路4
17から与えられている。動作について説明する。記録
信号は、A/D変換器403にてデジタル信号418に
変換され書き込み読み出し制御回路417からの書き込
みクロックにしたがって画像メモリ404に書き込ま
れ、読み出しクロックにしたがって読み出される。時間
圧縮時の書き込み速度と読み出し速度の比はKである。
再生信号は、画像メモリ415に書き込みクロックにし
たがって書き込まれ、読み出しクロックにしたがって読
み出されるが、その書き込み速度と読み出し速度の比は
1/Kである。
【0004】画像メモリ404からの読み出しは、回転
磁気ヘッド409が磁気テープ410に対して斜めに横
切る期間に対応して行われるので、時間圧縮された信号
は、磁気テープ上の1トラックに過不足なく1フィール
ド分ずつ記録される。したがって、磁気テープ410と
回転磁気ヘッド409との間で非接触の期間があっても
記録信号の連続性は保たれている。再生時には圧縮され
た状態で画像メモリ415に書き込まれた信号は、読み
出しクロックにより伸長されて読み出されるので、圧縮
前の連続した映像信号に変換される。
磁気ヘッド409が磁気テープ410に対して斜めに横
切る期間に対応して行われるので、時間圧縮された信号
は、磁気テープ上の1トラックに過不足なく1フィール
ド分ずつ記録される。したがって、磁気テープ410と
回転磁気ヘッド409との間で非接触の期間があっても
記録信号の連続性は保たれている。再生時には圧縮され
た状態で画像メモリ415に書き込まれた信号は、読み
出しクロックにより伸長されて読み出されるので、圧縮
前の連続した映像信号に変換される。
【0005】これにより、1個の回転磁気ヘッドで映像
信号の記録再生が可能である。しかしながら、この方法
であると磁気テープ上には映像信号が過不足なく記録さ
れるが、再生時には各トラック間の信号のつなぎがうま
く行われるかどうかに問題が残っている。回転磁気ヘッ
ドの回転に同期して読み出しを行ったとしても機械的精
度を考えると、画像メモリに書き込み始める再生データ
の先頭が実際に記録した信号の先頭と必ずしも一致しな
い。この場合、同期乱れやつなぎ目にノイズが発生する
等画質が著しく損なわれる。
信号の記録再生が可能である。しかしながら、この方法
であると磁気テープ上には映像信号が過不足なく記録さ
れるが、再生時には各トラック間の信号のつなぎがうま
く行われるかどうかに問題が残っている。回転磁気ヘッ
ドの回転に同期して読み出しを行ったとしても機械的精
度を考えると、画像メモリに書き込み始める再生データ
の先頭が実際に記録した信号の先頭と必ずしも一致しな
い。この場合、同期乱れやつなぎ目にノイズが発生する
等画質が著しく損なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したシステムで
は、トラック間の信号をつなぐタイミングが回転磁気ヘ
ッドの同期に依存しているために、正確さに欠ける。タ
イミングがずれた場合は、つなぎ目にノイズが発生した
り、同期が乱れたりするなど画質劣化に及ぶことにな
る。そこでこの発明は、トラック間の信号のつなぎタイ
ミングが正確に得られるようにした画像記録再生装置を
提供することを目的とする。
は、トラック間の信号をつなぐタイミングが回転磁気ヘ
ッドの同期に依存しているために、正確さに欠ける。タ
イミングがずれた場合は、つなぎ目にノイズが発生した
り、同期が乱れたりするなど画質劣化に及ぶことにな
る。そこでこの発明は、トラック間の信号のつなぎタイ
ミングが正確に得られるようにした画像記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、撮影装置
は、光学系レンズ部と、前記光学系レンズ部を介して取
り込んだ光情報を電気信号に変換する撮像素子部と、前
記電気信号の記録信号処理部と、前記記録信号処理部の
出力信号を記録しておく磁気テープと、前記磁気テープ
を駆動する記録機構部とを備え、再生装置は、前記撮影
装置が装着される装着部と、再生時に前記記録機構部あ
るいは前記磁気テープの少なくとも一方を力学的に結合
して駆動する再生機構部と、前記磁気テープより再生さ
れた出力信号を処理する再生信号処理部とを備えるシス
テムであって、前記記録信号処理部は、前記撮像素子部
からの読み出し時間を早めることによる前記電気信号の
時間圧縮を行う時間圧縮手段と、前記撮像素子に与えら
れている読み出しクロックを分周したクロックを基準信
号として前記電気信号に付加する基準信号付加手段と、
前記電気信号に対して、記録するトラックの先頭部分に
対応した位置に先頭を表す先頭信号を付加する先頭信号
付加手段とを有するものである。
は、光学系レンズ部と、前記光学系レンズ部を介して取
り込んだ光情報を電気信号に変換する撮像素子部と、前
記電気信号の記録信号処理部と、前記記録信号処理部の
出力信号を記録しておく磁気テープと、前記磁気テープ
を駆動する記録機構部とを備え、再生装置は、前記撮影
装置が装着される装着部と、再生時に前記記録機構部あ
るいは前記磁気テープの少なくとも一方を力学的に結合
して駆動する再生機構部と、前記磁気テープより再生さ
れた出力信号を処理する再生信号処理部とを備えるシス
テムであって、前記記録信号処理部は、前記撮像素子部
からの読み出し時間を早めることによる前記電気信号の
時間圧縮を行う時間圧縮手段と、前記撮像素子に与えら
れている読み出しクロックを分周したクロックを基準信
号として前記電気信号に付加する基準信号付加手段と、
前記電気信号に対して、記録するトラックの先頭部分に
対応した位置に先頭を表す先頭信号を付加する先頭信号
付加手段とを有するものである。
【0008】
【作用】上記したような記録が行われることにより、再
生側では前記先頭部分の先頭信号に基づいて画像メモリ
に記録及び時間伸長のタイミングを決めることができ、
正確にトラック間の信号のつなぎ再生が可能となる。
生側では前記先頭部分の先頭信号に基づいて画像メモリ
に記録及び時間伸長のタイミングを決めることができ、
正確にトラック間の信号のつなぎ再生が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例における撮影装置で
ある。レンズ301から入射した光学像はCCDを用い
た固体撮像素子302の撮像面に結像され、電気信号に
変換される。固体撮像素子302から読み出された信号
は、先頭信号付加部304に入力される。先頭信号付加
部304は、後述するように1フィールド(1トラック
分)の信号の先頭に先頭信号を付加する回路である。こ
の先頭信号付加回路304の出力は、基準信号付加部3
05に入力される。この基準信号付加部305は、1フ
ィールド内の信号の例えば1水平期間分毎に基準信号を
付加する回路である。
明する。図1はこの発明の一実施例における撮影装置で
ある。レンズ301から入射した光学像はCCDを用い
た固体撮像素子302の撮像面に結像され、電気信号に
変換される。固体撮像素子302から読み出された信号
は、先頭信号付加部304に入力される。先頭信号付加
部304は、後述するように1フィールド(1トラック
分)の信号の先頭に先頭信号を付加する回路である。こ
の先頭信号付加回路304の出力は、基準信号付加部3
05に入力される。この基準信号付加部305は、1フ
ィールド内の信号の例えば1水平期間分毎に基準信号を
付加する回路である。
【0010】固体撮像素子302は、水平駆動部310
からの水平ドライブクロック、垂直駆動部311からの
垂直ドライブクロックにより、蓄積電荷の転送読み出し
が行われるが、この場合、1フィールド分の読み出し期
間は、通常よりも早くなるように設定されている。つま
り時間圧縮されて読み出される。水平駆動部310、垂
直駆動部311は、同期発生部309からの同期パルス
を用いて、各ドライブクロックを作成している。基準信
号付加部305からの出力信号は、記録処理部306で
変調されて、回転磁気ヘッド307に供給され、磁気テ
ープ308にヘリカルスキャンにより記録される。
からの水平ドライブクロック、垂直駆動部311からの
垂直ドライブクロックにより、蓄積電荷の転送読み出し
が行われるが、この場合、1フィールド分の読み出し期
間は、通常よりも早くなるように設定されている。つま
り時間圧縮されて読み出される。水平駆動部310、垂
直駆動部311は、同期発生部309からの同期パルス
を用いて、各ドライブクロックを作成している。基準信
号付加部305からの出力信号は、記録処理部306で
変調されて、回転磁気ヘッド307に供給され、磁気テ
ープ308にヘリカルスキャンにより記録される。
【0011】図2(A)は、1ヘッド方式の回転ヘッド
307とその信号記録期間の関係について示している。
回転磁気ヘッドが画像情報を記録する期間をb、先頭信
号を記録する期間をa、無記録期間(磁気テープ308
に非接触な期間)をbとして示している。図2(B)
は、回転磁気ヘッド307に与えられる信号と上記期間
a〜cとの対応関係を示している。
307とその信号記録期間の関係について示している。
回転磁気ヘッドが画像情報を記録する期間をb、先頭信
号を記録する期間をa、無記録期間(磁気テープ308
に非接触な期間)をbとして示している。図2(B)
は、回転磁気ヘッド307に与えられる信号と上記期間
a〜cとの対応関係を示している。
【0012】今、回転磁気ヘッド307が1回転に要す
る時間をtとすると、t時間のうちテープに信号記録で
きる時間は[(a+b)/360]・tであり、残りの
時間[c/360]・tは記録できない。従って、1ト
ラックに1フィールド分の映像情報を記録しようとする
と、図2(B)に示す映像期間bよりも短い期間で固体
撮像素子302から撮像信号を読み出す必要がある。こ
の読み出しを実現するには、同期信号発生部308の同
期信号を用いて固体撮像素子302のドライブクロック
を作成する際にその周波数を調整することにより可能で
ある。
る時間をtとすると、t時間のうちテープに信号記録で
きる時間は[(a+b)/360]・tであり、残りの
時間[c/360]・tは記録できない。従って、1ト
ラックに1フィールド分の映像情報を記録しようとする
と、図2(B)に示す映像期間bよりも短い期間で固体
撮像素子302から撮像信号を読み出す必要がある。こ
の読み出しを実現するには、同期信号発生部308の同
期信号を用いて固体撮像素子302のドライブクロック
を作成する際にその周波数を調整することにより可能で
ある。
【0013】図3(A)の(a)は固体撮像素子304
から読み出された信号、(b)は先頭信号付加部304
で先頭信号が付加された信号、(c)、(d)はさらに
映像信号に基準信号が付加される経過を示している。図
3(A)の(c)において、無信号部が現れているが、
この期間は固体撮像素子302の読み出しタイミングに
より形成することができる。また図3(B)には磁気テ
ープ上の記録トラックパターンを示している。基準信号
は、例えば水平期間毎に付加される。先頭信号及び基準
信号は、同期発生部309から与えられており、固体撮
像素子302を駆動するクロックを分周して作成され
る。図では同期発生部309から先頭信号及び基準信号
が導出された形であるが、水平駆動部310、311の
出力を帰還して作成してもよい。また先頭信号、基準信
号形態としては各種の実施例が可能である。例えば特定
のパターンで変化する“0101…”の信号、或いは予
め取り決めたパルス数等である。
から読み出された信号、(b)は先頭信号付加部304
で先頭信号が付加された信号、(c)、(d)はさらに
映像信号に基準信号が付加される経過を示している。図
3(A)の(c)において、無信号部が現れているが、
この期間は固体撮像素子302の読み出しタイミングに
より形成することができる。また図3(B)には磁気テ
ープ上の記録トラックパターンを示している。基準信号
は、例えば水平期間毎に付加される。先頭信号及び基準
信号は、同期発生部309から与えられており、固体撮
像素子302を駆動するクロックを分周して作成され
る。図では同期発生部309から先頭信号及び基準信号
が導出された形であるが、水平駆動部310、311の
出力を帰還して作成してもよい。また先頭信号、基準信
号形態としては各種の実施例が可能である。例えば特定
のパターンで変化する“0101…”の信号、或いは予
め取り決めたパルス数等である。
【0014】上記の撮影装置によると、従来の如く、画
像メモリを用いることなく時間圧縮されるので、低コス
トが得られる。また、映像信号の先頭位置が先頭信号に
より指示されているために、再生時に先頭信号を検出し
て、時間伸長用の画像メモリの書き込みアドレスを特定
してやれば、フィールド間(トラック間)の信号の連続
性を機械的精度に依存することなく得ることができる。
像メモリを用いることなく時間圧縮されるので、低コス
トが得られる。また、映像信号の先頭位置が先頭信号に
より指示されているために、再生時に先頭信号を検出し
て、時間伸長用の画像メモリの書き込みアドレスを特定
してやれば、フィールド間(トラック間)の信号の連続
性を機械的精度に依存することなく得ることができる。
【0015】図4は、上記の撮影装置で記録された磁気
テープ308から再生信号を得る再生装置を示してい
る。磁気テープ308は、回転磁気ヘッド322により
ヘリカルスキャンされる。磁気テープ308には、図3
(B)に示すようなパターンで記録トラックが形成され
ている。回転磁気ヘッド322から取り出された信号
は、再生処理部323に入力されて復調される。この復
調信号は、基準信号分離部326、アナログデジタル
(A/D)変換器325に供給されている。A/D変換
器325の出力信号は、画像メモリ328、先頭信号検
出部329、基準信号検出部330に入力される。
テープ308から再生信号を得る再生装置を示してい
る。磁気テープ308は、回転磁気ヘッド322により
ヘリカルスキャンされる。磁気テープ308には、図3
(B)に示すようなパターンで記録トラックが形成され
ている。回転磁気ヘッド322から取り出された信号
は、再生処理部323に入力されて復調される。この復
調信号は、基準信号分離部326、アナログデジタル
(A/D)変換器325に供給されている。A/D変換
器325の出力信号は、画像メモリ328、先頭信号検
出部329、基準信号検出部330に入力される。
【0016】基準信号分離部326では、基準信号が分
離され、位相ロックループ回路332に入力される。こ
れにより位相ロックループ回路332からは、基準信号
に位相ロックしたクロックが得られ、このクロックは書
き込みクロック発生部333に入力される。書き込みク
ロック発生部333は、A/D変換器325で用いるサ
ンプリングクロックを作成し、また書き込み制御部33
4に与えるタイミング信号を作成している。
離され、位相ロックループ回路332に入力される。こ
れにより位相ロックループ回路332からは、基準信号
に位相ロックしたクロックが得られ、このクロックは書
き込みクロック発生部333に入力される。書き込みク
ロック発生部333は、A/D変換器325で用いるサ
ンプリングクロックを作成し、また書き込み制御部33
4に与えるタイミング信号を作成している。
【0017】先の先頭信号検出部329は先頭信号を検
出すると、その検出信号を書き込み制御部334に与
え、また基準信号検出部330は基準信号を検出したと
きにその検出信号を書き込み制御部334に与える。書
き込み制御部334は、画像メモリ328に書き込みク
ロックを与える。画像メモリ328に書き込まれた信号
は、読み出し制御部337からの読み出しクロックによ
り読みだされ、D/A変換器336に入力される。D/
A変換器336におけるサンプリングタイミング信号
は、読み出しクロック発生部335から与えられてお
り、この読み出しクロック発生部335のクロックは、
先の読み出し制御部337でも用いられている。
出すると、その検出信号を書き込み制御部334に与
え、また基準信号検出部330は基準信号を検出したと
きにその検出信号を書き込み制御部334に与える。書
き込み制御部334は、画像メモリ328に書き込みク
ロックを与える。画像メモリ328に書き込まれた信号
は、読み出し制御部337からの読み出しクロックによ
り読みだされ、D/A変換器336に入力される。D/
A変換器336におけるサンプリングタイミング信号
は、読み出しクロック発生部335から与えられてお
り、この読み出しクロック発生部335のクロックは、
先の読み出し制御部337でも用いられている。
【0018】書き込みクロック発生部333で得られる
クロックは、基準信号に位相同期したものであり、撮影
装置側で固体撮像素子302のデータを読み出す場合に
用いられた読み出しクロックと同じ周波数になるように
設計されている。先頭信号が検出されると、書き込み制
御部334は、画像メモリ328に信号を書き込む際に
書き込みアドレスを特定し、映像信号の先頭から書き込
みを開始する。そして、基準信号が検出されたタイミン
グでは、書き込みを停止して、基準信号が画像メモリ3
28に書き込まれるのを阻止する。この結果、画像メモ
リ328に書き込まれた信号は、図3(A)の(b)、
(c)に示す信号と同じになる。つまり、期間bの信号
が画像メモリ328に用意されたことになる。
クロックは、基準信号に位相同期したものであり、撮影
装置側で固体撮像素子302のデータを読み出す場合に
用いられた読み出しクロックと同じ周波数になるように
設計されている。先頭信号が検出されると、書き込み制
御部334は、画像メモリ328に信号を書き込む際に
書き込みアドレスを特定し、映像信号の先頭から書き込
みを開始する。そして、基準信号が検出されたタイミン
グでは、書き込みを停止して、基準信号が画像メモリ3
28に書き込まれるのを阻止する。この結果、画像メモ
リ328に書き込まれた信号は、図3(A)の(b)、
(c)に示す信号と同じになる。つまり、期間bの信号
が画像メモリ328に用意されたことになる。
【0019】この画像メモリ328に書き込まれた信号
を読み出す場合は、先の時間圧縮と逆の伸長を行えばよ
く、その読み出しタイミング及び周波数が読み出しクロ
ック発生部335、読み出し制御部337により設定さ
れている。画像メモリ328に書き込みを行う際には、
無信号部分の不要な信号が書き込まれないように、固体
撮像素子302の画素数(データ数)を越えた段階で書
き込みが停止されるように計数手段を設けられている。
読み出し制御部337からは、回転磁気ヘッド322の
回転速度を制御するためのサーボ系に対するタイミング
信号も得ることができる。これにより画像メモリ328
の書き込みアドレスと読み出しアドレスが交差しないよ
うに制御することができる。
を読み出す場合は、先の時間圧縮と逆の伸長を行えばよ
く、その読み出しタイミング及び周波数が読み出しクロ
ック発生部335、読み出し制御部337により設定さ
れている。画像メモリ328に書き込みを行う際には、
無信号部分の不要な信号が書き込まれないように、固体
撮像素子302の画素数(データ数)を越えた段階で書
き込みが停止されるように計数手段を設けられている。
読み出し制御部337からは、回転磁気ヘッド322の
回転速度を制御するためのサーボ系に対するタイミング
信号も得ることができる。これにより画像メモリ328
の書き込みアドレスと読み出しアドレスが交差しないよ
うに制御することができる。
【0020】上記したシステムでは、基準信号をA/D
変換器325の入力前の信号から分離し、A/D変換器
325の出力信号から先頭信号を検出し、また基準信号
を検出している。しかしこの実施例に限定されるもので
はない。先頭信号や基準信号のフォーマットは各種の形
態が可能であるから、その形態に適した検出を行う方が
好ましく、A/D変換前、以後のいずれで検出するよう
にしてもよい。
変換器325の入力前の信号から分離し、A/D変換器
325の出力信号から先頭信号を検出し、また基準信号
を検出している。しかしこの実施例に限定されるもので
はない。先頭信号や基準信号のフォーマットは各種の形
態が可能であるから、その形態に適した検出を行う方が
好ましく、A/D変換前、以後のいずれで検出するよう
にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
再生信号中の先頭信号を検出してトラック間の信号のつ
なぎが得られるので、機械的な精度に依存せずつなぎ部
分でノイズが発生することがない。
再生信号中の先頭信号を検出してトラック間の信号のつ
なぎが得られるので、機械的な精度に依存せずつなぎ部
分でノイズが発生することがない。
【図1】この発明の一実施例に係わる撮影装置の構成を
示す図。
示す図。
【図2】図1の装置の回転磁気ヘッドの記録動作を示す
説明図。
説明図。
【図3】この発明の装置の記録及び再生動作を説明する
ための示した図。
ための示した図。
【図4】この発明の一実施例に係わる再生装置の構成を
示す図。
示す図。
【図5】従来の1ヘッド記録再生装置を示す図。
302…固体撮像素子、304…先頭信号付加部、30
5…基準信号付加部、306…記録処理部、307…回
転磁気ヘッド、308…磁気テープ、309…同期発生
部、310…水平駆動部、311…垂直駆動部、322
…回転磁気ヘッド、323…再生処理部、325…A/
D変換器、326…基準信号分離部、328…画像メモ
リ、329…先頭信号検出部、330…基準信号検出
部、332…位相ロックループ回路、333…書き込み
クロック発生部、334…書き込み制御部、335…読
み出しクロック発生部、337…読み出し制御部。
5…基準信号付加部、306…記録処理部、307…回
転磁気ヘッド、308…磁気テープ、309…同期発生
部、310…水平駆動部、311…垂直駆動部、322
…回転磁気ヘッド、323…再生処理部、325…A/
D変換器、326…基準信号分離部、328…画像メモ
リ、329…先頭信号検出部、330…基準信号検出
部、332…位相ロックループ回路、333…書き込み
クロック発生部、334…書き込み制御部、335…読
み出しクロック発生部、337…読み出し制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/78 520 Z 7734−5C 5/92
Claims (3)
- 【請求項1】撮影装置は、光学系レンズ部と、前記光学
系レンズ部を介して取り込んだ光情報を電気信号に変換
する撮像素子部と、前記電気信号の記録信号処理部と、
前記記録信号処理部の出力信号を記録しておく磁気テー
プと、前記磁気テープを駆動する記録機構部とを備え、 再生装置は、前記撮影装置が装着される装着部と、再生
時に前記記録機構部あるいは前記磁気テープの少なくと
も一方を力学的に結合して駆動する再生機構部と、前記
磁気テープより再生された出力信号を処理する再生信号
処理部とを備えるシステムであって、 前記記録信号処理部は、前記撮像素子部からの読み出し
時間を早めることによる前記電気信号の時間圧縮を行う
時間圧縮手段と、前記撮像素子に与えられている読み出
しクロックを分周したクロックを基準信号として前記電
気信号に付加する基準信号付加手段と、前記電気信号に
対して、記録するトラックの先頭部分に対応した位置に
先頭を表す先頭信号を付加する先頭信号付加手段とを有
したことを特徴とする画像記録再生装置。 - 【請求項2】前記記録信号処理部は、前記基準信号を各
トラックの先頭部分に他の部分より長く付加する手段を
有することを特徴とする請求項1記載の画像記録再生装
置。 - 【請求項3】前記再生信号処理部は、 前記磁気テープから再生した再生信号から前記基準信号
を検出する基準信号検出手段と、 前記再生信号をアナログデジタル変換するアナログデジ
タル変換手段と、 前記基準信号検出手段で検出した検出基準信号からの前
記アナログデジタル変換手段の変換用クロックを発生す
るクロック発生手段と、 前記アナログデジタル変換手段の出力信号から前記先頭
信号を検出する先頭信号検出手段と、 前記先頭信号検出手段の検出出力に同期して前記アナロ
グデジタル変換手段の出力信号を画像メモリに書き込む
手段と、 前記画像メモリに書き込まれた信号を読み出しクロック
発生手段からのクロックに同期して読み出し、時間伸張
する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の
画像記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5293028A JPH07147669A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5293028A JPH07147669A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 画像記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147669A true JPH07147669A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17789560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5293028A Pending JPH07147669A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 画像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07147669A (ja) |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP5293028A patent/JPH07147669A/ja active Pending
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