JPH07147604A - コードレス留守番電話装置 - Google Patents

コードレス留守番電話装置

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JPH07147604A
JPH07147604A JP5315837A JP31583793A JPH07147604A JP H07147604 A JPH07147604 A JP H07147604A JP 5315837 A JP5315837 A JP 5315837A JP 31583793 A JP31583793 A JP 31583793A JP H07147604 A JPH07147604 A JP H07147604A
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JP
Japan
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circuit
message
slave unit
signal
unit
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JP5315837A
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English (en)
Inventor
Shizuo Adachi
静雄 足立
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス留守番電話装置において、ICM
などのノイズを小さくする。 【構成】 親機2に、電話の相手からの用件のメッセー
ジを録音・再生するための録音再生手段32と、音声信
号の高域を強調するレベル適応型のエンコーダ回路22
とを設ける。子機1に、エンコーダ回路22と相補な特
性で、音声信号の高域を抑圧するレベル適応型のデコー
ダ回路16を設ける。用件のメッセージの録音時、親機
2において、用件のメッセージの音声信号を、エンコー
ダ回路22を通じて録音再生手段32に供給して録音す
る。この録音された用件のメッセージの再生時、親機2
において、録音再生手段32から用件のメッセージの音
声信号を再生して子機1へと送信する。子機1におい
て、受信した用件のメッセージの音声信号を、デコーダ
回路16に供給してもとの用件のメッセージの音声信号
に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス留守番電
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機として、コードレス電話機能と、
留守番電話機能とを有するコードレス留守番電話装置が
ある。このコードレス留守番電話装置では、一般に、親
機に留守番電話機能を実現するためのテープレコーダが
設けられている。
【0003】したがって、コードレス留守番電話装置に
おいて、ICM(電話の相手からの用件のメッセージ)
を、留守番電話機能により録音しておき、これをコード
レス電話機能により子機で聴くと、そのICMの音声信
号は、図7に示すような信号の流れで処理されているこ
とになる。
【0004】すなわち、 着呼があると、親機において、ICMの音声信号が
カセットテープに録音される。 ICMの再生が指示されると、親機において、IC
Mの音声信号がカセットテープから再生される。 親機において、再生されたICMの音声信号が、F
M信号に変換されて子機へと送信される。 子機において、受信したFM信号からICMの音声
信号が復調され、受話器に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、ど
のような信号処理であっても信号処理を行うと、ノイズ
信号の発生あるいは混入を伴ってしまう。
【0006】そして、上記項及び項の処理の場合に
は、それぞれ特有のノイズ信号が比較的大きなレベルで
発生し、これが音声信号に混入してしまう。すなわち、
ICMの音声信号には、項の処理によりノイズ信号が
混入し、さらに、項の処理により別の種類のノイズ信
号が混入する。このため、ICMを子機で聴くと、S/
Nが悪く、聞き苦しいものとなってしまう。
【0007】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここで、項及び項の
処理により発生あるいは混入するノイズ信号について考
えると、項の処理によるノイズ信号は、主として、テ
ープヒスと呼ばれる高域成分の多いノイズ信号である。
また、項の処理によるノイズ信号は、三角ノイズと呼
ばれ、やはり高域成分の多いノイズ信号である。
【0009】そこで、この発明においては、項の処理
回路から項の処理回路までの信号系を、1つの処理回
路と見なすとともに、その処理回路において、高域成分
の多いノイズ信号が発生あるいは混入すると見なすよう
にする。そして、その処理回路の前段で、高域成分の多
いノイズ信号に有効なノイズリダクションのエンコード
処理を行い、後段でノイズリダクションのデコード処理
を行うようにしたものである。
【0010】すなわち、この発明においては、各部の参
照符号を後述の実施例に対応させると、コードレス電話
機能と、留守番電話機能とを有するコードレス留守番電
話装置において、親機2及び子機1は、これらの間を無
線チャンネルを通じて接続する1対の送信回路23、1
3及び受信回路25、15をそれぞれ有するとともに、
親機2は、電話の相手からの用件のメッセージを録音
し、これを再生するための録音再生手段32と、音声信
号の高域を強調するレベル適応型のエンコーダ回路22
とを有し、子機1は、エンコーダ回路22と相補な特性
で、音声信号の高域を抑圧するレベル適応型のデコーダ
回路16を有し、用件のメッセージの録音時、親機2に
おいて、用件のメッセージの音声信号が、エンコーダ回
路22によりその高域が強調されてから録音再生手段3
2に供給されて録音され、この録音された用件のメッセ
ージの再生時、親機2において、録音再生手段32によ
り用件のメッセージの音声信号が再生され、この再生さ
れた用件のメッセージの音声信号が、送信回路23に供
給されて子機1へと送信され、子機1において、受信回
路15により親機2から送信されてきた用件のメッセー
ジの音声信号が受信され、この受信された用件のメッセ
ージの音声信号が、デコーダ回路16に供給されてもと
の用件のメッセージの音声信号に戻されるようにしたも
のである。
【0011】
【作用】コードレス電話機能及び留守番電話機能を実行
したときに生じるノイズ信号が、エンコーダ回路22及
びデコーダ回路16により、大幅に低減されてS/Nの
良いメッセージが再生される。
【0012】
【実施例】図1において、1はこの発明によるコードレ
ス留守番電話装置の子機、2はその親機、4は電話回線
(外線)を示す。
【0013】そして、子機1において、11は送話器、
12はノイズリダクションのエンコーダ回路、13は送
信回路、15は受信回路、16はノイズリダクションの
デコーダ回路、17は受話器である。
【0014】この場合、エンコーダ回路12及びデコー
ダ回路16は、これらに供給された音声信号のレベル及
び周波数成分にしたがって、その音声信号の高域成分の
強調あるいは抑圧を行うものであり、すなわち、レベル
適応型のエンコード処理及びデコード処理を行うもので
ある。また、エンコーダ回路12とデコーダ回路16と
は、相補な特性とされる。なお、このようなエンコーダ
回路12及びデコーダ回路16として、ドルビーノイズ
リダクションシステムを使用することができる(ドルビ
ーは、登録商標)。
【0015】また、18はダイヤルキーなどの操作キ
ー、19はシステムコントロール用のマイクロコンピュ
ータで、このマイコン19により、送信回路13の送信
の許可・禁止及び送信回路13及び受信回路15の使用
するチャンネルなどが制御される。
【0016】さらに、親機2において、21は4線/2
線変換回路、22はノイズリダクションのエンコーダ回
路、23は送信回路、25は受信回路、26はノイズリ
ダクションのデコーダ回路である。なお、エンコーダ回
路22及びデコーダ回路26は、エンコーダ回路12及
びデコーダ回路16と等しい特性とされる。
【0017】また、28はダイヤルキーなどの操作キ
ー、29はシステムコントロール用のマイクロコンピュ
ータで、このマイコン29により、送信回路23の送信
の許可・禁止及び送信回路23及び受信回路25の使用
するチャンネルなどが制御される。
【0018】さらに、27は音声信号ラインを切り換え
るスイッチ回路で、これもマイコン29により制御され
る。
【0019】また、31はOGM(着呼時に電話の相手
に留守であることを伝える応答のメッセージ)の音声信
号の再生回路、32はICMの音声信号を録音・再生す
るカセット式のテープレコーダ、33は送話器、34は
受話器である。
【0020】そして、再生回路31は、既製のOGMの
デジタル音声信号の書き込まれたメモリと、そのデジタ
ル音声信号をD/A変換するD/Aコンバータとから構
成され、その音声信号の再生の開始・終了がマイコン2
9により制御される。また、再生回路31のデジタル音
声信号をD/A変換したときの音声信号は、エンコーダ
回路12、22のエンコード特性と等しいエンコード特
性で高域が強調されている。さらに、テープレコーダ3
2もマイコン27により制御される。
【0021】〔親機2を使用した外線との通話〕マイコ
ン29によりスイッチ回路27が切り換えられ、送話器
33及び受話器34が、スイッチ回路27を通じて変換
回路21に接続される。したがって、送話器33及び受
話器34を使用して相手と通話を行うことができる。
【0022】〔子機1を使用した外線との通話〕この場
合には、マイコン29によりスイッチ回路27が、図2
の状態に切り換えられる。
【0023】そして、子機1の送話器11からの音声信
号が、エンコーダ回路12に供給されて高域が強調さ
れ、この高域の強調された音声信号が、送信回路13に
供給されて上りチャンネルのFM信号に変換され、この
FM信号が送受信アンテナ14に供給されて親機2へと
送信される。
【0024】そして、親機2において、子機1からのF
M信号が送受信アンテナ24に受信されて受信回路25
に供給され、受信回路25からは音声信号が取り出され
る。そして、この音声信号が、スイッチ回路27を通じ
てデコーダ回路26に供給されて高域が抑圧されてもと
の音声信号に戻され、この音声信号が、スイッチ回路2
7を通じ、さらに、変換回路21を通じて回線4へと送
り出される。
【0025】また、相手からの音声信号が、回線4から
変換回路21を通じ、さらに、スイッチ回路27を通じ
てエンコーダ回路22に供給されて高域が強調され、こ
の高域の強調された音声信号が、スイッチ回路27を通
じて送信回路23に供給されて下りチャンネルのFM信
号に変換され、このFM信号がアンテナ24に供給され
て子機1へと送信される。
【0026】そして、子機1においては、親機2からの
FM信号がアンテナ14に受信されて受信回路15に供
給され、受信回路15からは音声信号が取り出される。
そして、この音声信号が、デコーダ回路16に供給され
て高域が抑圧されてもとの音声信号に戻され、この音声
信号が受話器17に供給される。
【0027】したがって、子機1を使用して相手との通
話を行うことができる。そして、この場合、送話器11
からの音声信号は、高域が強調されてから親機2に送信
され、親機2において、強調された高域が抑圧されてか
ら回線4に送り出される。また、相手からの音声信号
も、高域が同様に処理されて受話器17に供給される。
したがって、三角ノイズが少なく、S/Nの良好な音声
信号により、通話を行うことができる。
【0028】〔留守番モードにおける着呼時のICMの
録音〕親機2が留守番モードに設定されている場合に、
着呼があると、マイコン29によりスイッチ回路27
が、図3の状態に切り換えられる。
【0029】そして、再生回路31から高域の強調され
たOGMの音声信号が出力され、この信号がスイッチ回
路27を通じてデコーダ回路26に供給されて高域が抑
圧されてもとのOGMの音声信号に戻され、この音声信
号が、スイッチ回路27を通じ、さらに、変換回路21
を通じて回線4へと送り出される。
【0030】したがって、OGMにより、電話の相手
は、この電話機のユーザが留守であることを知ることに
なる。
【0031】そこで、電話の相手がICMを告げると、
その音声信号が、回線4から変換回路21を通じ、さら
に、スイッチ回路27を通じてエンコーダ回路22に供
給されて高域が強調され、この高域の強調された音声信
号が、スイッチ回路27を通じてテープレコーダ32に
供給され、そのカセットテープに録音される。
【0032】したがって、この電話機が留守番電話機と
して動作している場合には、ICMの音声信号は、高域
が強調されてからテープに録音されることになる。
【0033】〔ICMを子機1で聴く〕子機1において
所定のキー操作を行うと、マイコン29によりスイッチ
回路27が、図4の状態に切り換えられる。
【0034】そして、テープレコーダ32が再生モード
とされ、カセットテープからICMの音声信号が再生さ
れる。なお、このICMの音声信号は、上記のように高
域が強調されて録音されている。
【0035】そして、この再生されたICMの音声信号
が、スイッチ回路27を通じて送信回路23に供給され
て下りチャンネルのFM信号に変換され、このFM信号
がアンテナ24に供給されて子機1へと送信される。
【0036】そして、子機1においては、親機2からの
FM信号がアンテナ14に受信されて受信回路15に供
給され、受信回路15からは音声信号が取り出される。
そして、この音声信号が、デコーダ回路16に供給され
て高域が抑圧されてもとのICMの音声信号に戻され、
このICMの音声信号が受話器17に供給される。
【0037】したがって、子機1を使用してICMを聴
くことができる。そして、この場合、ICMの音声信号
は、高域が強調されてからテープレコーダ32のカセッ
トテープに録音されているとともに、そのテープから再
生されたICMの音声信号は、子機1において、強調さ
れた高域が抑圧されて受話器17に供給される。したが
って、テープヒス及び三角ノイズが少なく、S/Nの良
好な状態で、ICMを聴くことができる。
【0038】〔子機1と親機2との間の内線通話〕この
場合には、マイコン29によりスイッチ回路27が、図
5の状態に切り換えられる。
【0039】そして、子機1の送話器11からの音声信
号が、エンコーダ回路12に供給されて高域が強調さ
れ、この高域の強調された音声信号が、送信回路13に
供給されて上りチャンネルのFM信号に変換され、この
FM信号が送受信アンテナ14に供給されて親機2へと
送信される。
【0040】そして、親機2において、子機1からのF
M信号が送受信アンテナ24に受信されて受信回路25
に供給され、受信回路25からは音声信号が取り出され
る。そして、この音声信号が、スイッチ回路27を通じ
てデコーダ回路26に供給されて高域が抑圧されてもと
の音声信号に戻され、この音声信号が、スイッチ回路2
7を通じ、受話器34に供給される。
【0041】また、送話器33からの音声信号が、スイ
ッチ回路27を通じてエンコーダ回路22に供給されて
高域が強調され、この高域の強調された音声信号が、ス
イッチ回路27を通じて送信回路23に供給されて下り
チャンネルのFM信号に変換され、このFM信号がアン
テナ24に供給されて子機1へと送信される。
【0042】そして、子機1においては、親機2からの
FM信号がアンテナ14に受信されて受信回路15に供
給され、受信回路15からは音声信号が取り出される。
そして、この音声信号が、デコーダ回路16に供給され
て高域が抑圧されてもとの音声信号に戻され、この音声
信号が受話器17に供給される。
【0043】したがって、子機1と親機2との間で内線
通話を行うことができる。そして、この場合、送話器1
1からの音声信号は、高域が強調されてから親機2に送
信され、親機2において、強調された高域が抑圧されて
から受話器34に供給される。また、送話器33からの
音声信号も、高域が同様に処理されて受話器17に供給
される。したがって、三角ノイズが少なく、S/Nの良
好な音声信号により、内線通話を行うことができる。
【0044】〔外線の相手電話機が同様に構成されてい
る場合の通話〕これは、外線の相手の電話機が、やはり
図1に示すように構成されている場合に、その相手と通
話を行う場合である。そして、この場合には、自分の電
話機と相手の電話機との間の信号ラインで生じるノイズ
信号も低減される。
【0045】すなわち、この場合には、子機1が親機2
を通じて相手の電話機と接続されたとき、キー28のう
ちの例えば「#」キーと「1」キーとを続けて押す。す
ると、マイコン29において、問い合わせのDTMF信
号が形成され、この問い合わせのDTMF信号が、マイ
コン29からスイッチ回路27及び変換回路21を通じ
て回線4に送り出される。
【0046】すると、相手の電話機においては、その問
い合わせのDTMF信号が受信されるが、相手の電話機
が一般の電話機の場合には、問い合わせのDTMF信号
を受信しても、何も応答しない。
【0047】しかし、図1に示す電話機の場合には、問
い合わせのDTMF信号が、回線4から変換回路21及
びスイッチ回路27を通じてマイコン29に供給される
と、マイコン29において、応答のDTMF信号が形成
され、この応答のDTMF信号が、回線4に送り出され
る。また、相手の電話機の親機2においては、マイコン
29によりスイッチ回路27が、図6の状態に切り換え
られるとともに、子機1のデコーダ回路16において
は、送られてきた問い合わせのDTMF信号が規定のレ
ベルとなるように、そのゲインが変更される。
【0048】そして、応答のDTMF信号が、問い合わ
せのDTMF信号が送りだした電話機の親機2に供給さ
れると、その応答のDTMF信号がマイコン29により
検出され、スイッチ回路27が、やはり図6の状態に切
り換えられる。さらに、子機1のデコーダ回路16にお
いては、送られてきた応答のDTMF信号が規定のレベ
ルとなるように、そのゲインが変更される。
【0049】そして、子機1の送話器11からの音声信
号が、エンコーダ回路12に供給されて高域が強調さ
れ、この高域の強調された音声信号が、送信回路13に
供給されて上りチャンネルのFM信号に変換され、この
FM信号が送受信アンテナ14に供給されて親機2へと
送信される。
【0050】そして、親機2において、子機1からのF
M信号が送受信アンテナ24に受信されて受信回路25
に供給され、受信回路25からは音声信号が取り出され
る。そして、この音声信号が、スイッチ回路27を通
じ、さらに、変換回路21を通じて回線4へと送り出さ
れる。すなわち、子機1からの高域の強調された音声信
号は、そのまま回線4に送り出される。
【0051】一方、相手の電話機においては、回線4か
らの高域の強調された音声信号が、変換回路21を通
じ、さらに、スイッチ回路27を通じて送信回路23に
供給されて下りチャンネルのFM信号に変換され、この
FM信号がアンテナ24に供給されて子機1へと送信さ
れる。
【0052】そして、子機1においては、親機2からの
FM信号がアンテナ14に受信されて受信回路15に供
給され、受信回路15からは音声信号が取り出される。
そして、この音声信号が、デコーダ回路16に供給され
て高域が抑圧されてもとの音声信号に戻され、この音声
信号が受話器17に供給される。
【0053】さらに、相手の電話機においても同様に、
子機1からの高域の強調された音声信号が、そのまま回
線4に送り出され、これが自分の子機1において、高域
が抑圧されてもとの音声信号に戻されてから受話器17
に供給される。
【0054】したがって、子機1を使用して相手との通
話を行うことができる。そして、この場合、音声信号
は、子機1において、高域が強調されるが、この高域の
強調は、相手の子機1において、抑圧されてもとの音声
信号に戻される。したがって、子機1と親機2との間の
送受信により生じる三角ノイズが少ないとともに、自分
の電話機と相手の電話機との間の信号ラインで生じるノ
イズ信号も低減することができる。
【0055】〔その他〕コードレス留守番電話装置の機
種によっては、ICMをメモリに書き込み・読み出し
(録音・再生)するものもあるが、この場合には、IC
Mの音声信号をデータ圧縮した状態でメモリに書き込ん
でいるので、再生時、ICMの音声信号には、そのデー
タ圧縮に起因するノイズ信号が含まれ。したがって、I
CMをメモリに書き込み・読み出しするタイプのコード
レス留守番電話装置にも、この発明は有効である。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、子機1を使用してI
CMを聴く場合、ICMの音声信号は、高域が強調され
てからテープレコーダ32のカセットテープに録音され
るとともに、そのテープから再生されたICMの音声信
号は、子機1において、強調された高域が抑圧されて受
話器17に供給される。したがって、テープヒス及び三
角ノイズが少なく、S/Nの良好な状態で、ICMを聴
くことができる。
【0057】また、子機1を使用して相手との通話を行
う場合、送話器11からの音声信号は、高域が強調され
てから親機2に送信され、親機2において、強調された
高域が抑圧されてから回線4に送り出される。また、相
手からの音声信号も、高域が同様に処理されて受話器1
7に供給される。したがって、三角ノイズが少なく、S
/Nの良好な音声信号により、通話を行うことができ
る。
【0058】さらに、相手の電話機も同様の機能を有す
る場合、音声信号は、子機1において、高域が強調さ
れ、この高域の強調は、相手の子機1において、抑圧さ
れてもとの音声信号に戻される。したがって、子機1と
親機2との間の送受信により生じる三角ノイズが少ない
とともに、自分の電話機と相手の電話機との間の信号ラ
インで生じるノイズ信号も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明の一例の動作を説明するための系統図
である。
【図3】この発明の一例の動作を説明するための系統図
である。
【図4】この発明の一例の動作を説明するための系統図
である。
【図5】この発明の一例の動作を説明するための系統図
である。
【図6】この発明の一例の動作を説明するための系統図
である。
【図7】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
1 子機 2 親機 4 電話回線 11、33 送話器 12、22 エンコーダ回路 13、23 送信回路 15、25 受信回路 16、26 デコーダ回路 17、34 受話器 19、29 マイクロコンピュータ 27 スイッチ回路 32 カセット式テープレコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス電話機能と、留守番電話機能
    とを有するコードレス留守番電話装置において、 親機及び子機は、これらの間を無線チャンネルを通じて
    接続する1対の送信回路及び受信回路をそれぞれ有する
    とともに、 上記親機は、電話の相手からの用件のメッセージを録音
    し、これを再生するための録音再生手段と、 音声信号の高域を強調するレベル適応型のエンコーダ回
    路とを有し、 上記子機は、上記エンコーダ回路と相補な特性で、音声
    信号の高域を抑圧するレベル適応型のデコーダ回路を有
    し、 上記用件のメッセージの録音時、上記親機において、上
    記用件のメッセージの音声信号が、上記エンコーダ回路
    によりその高域が強調されてから上記録音再生手段に供
    給されて録音され、 この録音された用件のメッセージの再生時、上記親機に
    おいて、上記録音再生手段により上記用件のメッセージ
    の音声信号が再生され、 この再生された上記用件のメッセージの音声信号が、上
    記送信回路に供給されて上記子機へと送信され、 上記子機において、上記受信回路により上記親機から送
    信されてきた上記用件のメッセージの音声信号が受信さ
    れ、 この受信された上記用件のメッセージの音声信号が、上
    記デコーダ回路に供給されてもとの上記用件のメッセー
    ジの音声信号に戻されるようにしたコードレス留守番電
    話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコードレス留守番電話
    装置において、 上記親機は、上記子機の上記デコーダ回路と等しい特性
    の第2のデコーダ回路を有し、 上記子機は、上記親機の上記エンコーダ回路と等しい特
    性の第2のエンコーダ回路を有し、 通話時、上記子機の送話器からの音声信号が、上記第2
    のエンコーダ回路により高域が強調されてから上記親機
    へと送信され、 上記親機において、上記子機から送信されてきた上記音
    声信号が、上記第2のデコーダ回路により高域が抑圧さ
    れてもとの音声信号に戻されてから電話回線に送り出さ
    れ、 上記電話回線からの相手の音声信号が、上記親機におい
    て、上記エンコーダ回路により高域が強調されてから上
    記子機へと送信され、 上記子機において、上記親機から送信されてきた上記音
    声信号が、上記デコーダ回路により高域が抑圧されても
    との音声信号に戻されてから受話器に供給されるように
    したコードレス留守番電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコードレス留守番電話
    装置において、 上記親機は、上記子機の上記デコーダ回路と等しい特性
    の第2のデコーダ回路を有し、 上記子機は、上記親機の上記エンコーダ回路と等しい特
    性の第2のエンコーダ回路を有し、 通話時、上記子機の送話器からの音声信号が、上記第2
    のエンコーダ回路により高域が強調されてから上記親機
    へと送信され、 上記親機において、上記子機から送信されてきた上記音
    声信号が、上記電話回線に送り出され、 上記電話回線からの相手の音声信号が、上記親機におい
    て、上記子機へと送信され、 上記子機において、上記親機から送信されてきた上記音
    声信号が、上記デコーダ回路により高域が抑圧されても
    との音声信号に戻されてから受話器に供給されるように
    したコードレス留守番電話装置。
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