JPH07147494A - 電磁的な遮蔽を有するケーシングを製造する方法 - Google Patents

電磁的な遮蔽を有するケーシングを製造する方法

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JPH07147494A
JPH07147494A JP6132212A JP13221294A JPH07147494A JP H07147494 A JPH07147494 A JP H07147494A JP 6132212 A JP6132212 A JP 6132212A JP 13221294 A JP13221294 A JP 13221294A JP H07147494 A JPH07147494 A JP H07147494A
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casing
molding
shielding
strands
elastic
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JP6132212A
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English (en)
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Helmut Kahl
カール ヘルムート
Bernd Tiburtius
ティーブルティウス ベルント
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EMI TEC ELEKTRONISCHE MATERIAL GmbH
EMI-tec Elektronische Materialien GmbH
Original Assignee
EMI TEC ELEKTRONISCHE MATERIAL GmbH
EMI-tec Elektronische Materialien GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/0015Gaskets or seals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁的に遮蔽されたケーシングを製造する方
法を提供すること。 【構成】 電磁的な遮蔽(1,4)を有するケーシン
グ、特に電子的な機能部材(2)を受容するためのケー
シングであって、少なくとも1つのケーシング部分の所
定の区分(3a)に配置された遮蔽成形部(8)が弾性
的並びに導電性の材料を有している形式のものを製造す
る方法において、導電性の材料(8′)をペースト状又
は液状の出発状態で圧力を用いて針(6)もしくはノズ
ルから直接的に遮蔽成形部(8)を配置しようとするケ
ーシング部分(1)の区分(3a)にもたらし、そこで
ケーシングの表面に付着させて弾性的に硬化させるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念に記
載した、電磁的な遮蔽を有するケーシングを製造する方
法及び請求項8の上位概念に記載したケーシングに関す
る。
【0002】
【従来技術】電子的な構成部分の他に、電磁的な放射を
受けて故障しやすい測定、検査及び類似の装置は、故障
のない運転のためには、運転場所に存在する電磁界に対
する遮蔽を必要とする。
【0003】したがって前記構成部材及び装置は、壁部
に導電性の材料を有しかつファラディのケージとして働
く遮蔽するケーシング内に収容される。
【0004】さらに前記形式のケーシングは、秘密を保
持するための情報が放出されることを阻止するためであ
れ、外部の装置の機能障害を避けるためであれ、それ自
体が周囲に対して遮断する必要がある電磁的な放射を行
なう装置又は構成ユニットのためにも使用される。
【0005】このようなEMIの放射又は入射に対する
遮蔽は、電子的な装置が多く使用されるほどかつこれら
の装置が運転中に並べて配置されなければならないほど
有効でなければならない。さらにこのような装置の絶え
間のない機能及び敏感性の上昇は遮蔽処置の付加的な改
善を必要としている。さらに、このために与えられる空
間は次第に小さくなっている。何故ならば当該装置には
ミニチュア化したいという目的があるからである。した
がっていわゆる電磁的な適合性は電子的な装置の本来の
機能的特性に加えて、今日では当該装置の品質を決定す
る重要な値を形成する。
【0006】たいていの場合にはそうであるようにケー
シングが多部分から成る構造を有し、例えばエネルギ源
の更新又は点検を目的として少なくとも定期的に開放可
能でなければならない場合には、効果的な遮蔽を達成す
るためには、開放に際して互いに解離しかつ閉鎖に際し
て再び接触させられるケーシング部分が弾性的で導電性
のシールを備えていることが必要である。
【0007】このためにはキー状の金属性のシールが公
知であるが、これは構成的に費用がかかり、その機能性
は酸化及び汚染の影響を強く受ける。
【0008】さらに例えばUS4659869号又はD
E−OS2827676号明細書によれば、導電性のエ
ラストマ又は導電性にするために炭素又は金属粒子を混
合したエラストマから成るフレキシブルなシール成形部
が公知である。
【0009】このようなシール成形部は通常は別体であ
るシールとして例えば型プレス体又はエンドレス成形体
として押出成形され、次いで遮蔽しようとするケーシン
グ内に挿入される。
【0010】この仕様は労力がかかり、ケーシングがき
わめて小さい場合には寸法の小さいシールの取扱いが困
難であるという点でも面倒である。ケーシングに対する
取付けを容易にする案内(溝)を設けることは多くのス
ペースを必要とし、ひいては装置のミニチュア化の妨げ
となる。
【0011】特殊なケーシングのために必要であるよう
な複雑に成形されたシールは装着するために特殊な装置
を必要とし、このためにケーシングの製作費用を高くす
る。さらに正確な装着は時間がかかり、付加的な後点検
を必要とする。
【0012】さらに遮蔽成形部を熱間でプレス型内でケ
ーシングの適当な区分もしくは部分の上に成形し、比較
的に高温及び又は高圧で硬化させることも公知である。
【0013】この方法は圧力及び又は温度に敏感な部
分、例えば導体又は金属化されたプラスチックケーシン
グには使用できず、使用されている材料の裂断強度が小
さいことに基づき離型に際して問題があり、不良品が多
くなり、ケーシングもしくはシール形状が複雑である場
合にはプレス縁部において時間と費用のかかる後作業を
必要とする。
【0014】
【発明の課題】本発明の課題は冒頭に述べた形式の遮
蔽、特にケーシングの分離継目の範囲における遮蔽を形
成する方法であって、種々異なる要求に簡単な形式で、
しかもミニチュア化された構造形式でも適合できるもの
を提供することである。特に簡単でかつ安価に大量生産
されるケーシングの場合にも本発明の方法は使用可能で
なければならない。この方法で製作されたケーシング
は、電磁的及び機械的な要求を十分に充たす遮蔽成形部
を備え、これはケーシングを繰返し開放したあとでも良
好な機能を有していなければならない。
【0015】
【課題を解決する手段】本発明の課題は請求項1の特徴
を有する方法及び請求項8の特徴を有するケーシングに
よって解決された。
【0016】本発明は遮蔽成形部を別個にではなく、1
つのステップで、特に複数の部分ステップで直接的にか
つプレス型なしでケーシングの上に、所望の特性を有す
る、ケーシングの表面に付着して硬化する、シールしよ
うとする範囲に亙って案内された、単数又は複数の開口
から流出するペースト状又は液状の材料によって形成す
るという思想を有している。この方法で、あらかじめ製
作されるシール成形体に付随する取扱い上の問題、型プ
レスの方法的欠点は回避され、必要な場合に種々異なる
横断面を有する成形部及び又は種々異なる材料特性を有
する(弾性、導電性、チキソトロピ等)部分区分から成
る成形部を形成することができるようになった。材料は
少なくとも部分区分に導電性の内包物、特に金属粒子又
は炭素粒子の形をした内包物を有するプラスチック材料
から成る。
【0017】この場合、成形部を形成するために使用さ
れた針もしくはノズルが機械的に、特に計算機制御され
て、遮蔽成形部を配置しようとするケーシング部分の区
分に亙って案内されていると、成形部に形を与える場合
に高い精度と大きな融通性とが保証されるので、複雑に
形成されたケーシングもしくはケーシング開口にも小さ
なシリーズで経済的に必要な遮蔽作用を有するシールを
設けることができる。
【0018】特別な成形部をケーシングに形成するこ
と、例えばアンダカット部、切欠き等を有する成形部を
形成することは、多層の成形部を形成するために、1つ
の針もしくはノズルを複数回又は複数の針もしくはノズ
ルを、遮蔽成形部を配置しようとする区分の少なくとも
所定の範囲に亙って案内し、その際にあらかじめ正確に
定められた成形区分を形成することが有利である。この
場合、所望の成形部は複数の作業工程で又はほぼ同時に
形成される。成形部の形態は特に針もしくはノズルの
数、横断面及び大きさ及び走査速度及び個々の作業ステ
ップにおける針もしくはノズルの位置関係の選択の他
に、材料特性、例えば粘性、チキソトロピ及び硬化もし
くは網状化速度の調節により決定される。
【0019】特殊な方法形態の特徴は弾性及び導電性の
材料から成る複数のストランドが空間的にかつ時間的な
間隔をおいて1つのストランドの硬化もしくは網状化が
当該ストランドに接する別のストランドが施されると行
なわれることである。
【0020】このような形式で所定の弾性特性を有し、
この弾性が圧縮性ではなく、曲げられたリップ成形部又
は中空成形部の場合のように曲げ変形によって得られる
成形横断面も形成することができる。
【0021】特に材料の各ストランドが導電性の内包物
を備えている必要はない。何故ならば電磁界の法則に基
づき線状の導体でも既に大きな遮蔽効果を有しているか
らである。もちろん1つのストランドを導電性の高い材
料から形成し、このストランドがシールしようとするケ
ーシング部分の両方にできるだけ大きな長さに亙って接
触するようにすることが有利である。この導電性のスト
ランドのシール効果はあまり意味を持たない。何故なら
ばこのストランドには導電性が小さく、場合によっては
導電性を有していないが、高弾性の材料から成る、1次
的に成形部のシール機能を引き受けるストランドが配属
されるからである。
【0022】本発明の処置によっては複雑な形をした、
その経過に沿って変化する寸法を有するシールを特別な
困難なしで形成することができる。この場合、横断面は
シールしようとする縁に沿って広い範囲でその都度の要
求に応じて変化させることができる。さらにケーシング
とは離れて一体形成しかつ取付けることができないよう
な形で連続した遮蔽成形部も形成することができる。本
発明の処置によっては遮蔽するシールの経過における分
離継目はなくなるので、シール作用が中断される個所は
なくなる。
【0023】特に、金属から成っていないか又は金属化
されていない、閉じられた遮蔽の中断が形成されるであ
ろう小さなケーシングゾーン又はケーシング補完部は残
ったシールを形成する1つの作業工程で本発明の成形ス
トランドで網状に装備することができるので、このよう
な範囲においても均質な遮蔽状態が存在するようにな
る。
【0024】このような形式で網状に一平面内に張設さ
れ、網の節点において導電的に結合された導体路を導電
性のプラスチックから、ひいてはシール材料自体からフ
ァラディのケージの部材を形成することができる。
【0025】所定の範囲に亙って針もしくはノズルを複
数回案内する場合に種々異なる弾性的な材料を施すこと
ができることによってかつ少なくとも1回材料を施す場
合に導電性の材料が施されることによって、有利には最
適な導電性、腐食及びシール弾性特性のケーシングを製
造することができる。
【0026】取扱いの容易なケーシングは弾性的な導電
性の材料が直接的にケーシングの閉鎖可能な開口の縁範
囲に計算機制御されて、遮蔽シールが開口の容易な開閉
を可能にする構成をとるように施すことによって実現さ
れる。
【0027】本発明の遮蔽成形部を施すためにはコンピ
ュータ制御されかつ針又はノズルの3次元的な案内を可
能にする操作装置を使用することができる。この場合、
第4の値はまだ液状又はペースト状の材料の送りに関連
した調量に関する。第5の制御値によってはさらに材料
を選択することができる。すなわち、種々異なる材料ス
トランドを交互に又は1つの作業工程で同時に施すこと
もできる。この材料ストランドは異なる組成を有するこ
ともできるので、成形部全体の材料特性を横断面におい
て又は成形部の経過において変化させることができる。
この位置に関連した特性は材料の導電性、弾性(たわみ
性もしくは圧縮性)及び又は硬化又は接着特性である。
このような形式で遮蔽するシール部材で、隣接する材料
ストランドが適当な特性を有していると、接着による緊
密な閉鎖も行なわれる。
【0028】本発明の別の有利な実施例ではケーシング
の部分の代りに装置の外面に対して突出する配線板部分
も遮蔽機能を引受けることができ、隣接する遮蔽部材に
適合させるために本発明による処置を施すことができ
る。
【0029】本発明の別の変化実施例は従属請求項に開
示してあるかもしくは以後本発明の有利な実施例を図面
に基づき詳細に説明するにあたって開示してある。
【0030】
【実施例】図1においては電子的な回路構成ユニット2
のためのアルミニューム遮蔽ケーシング1が示されてい
る。このケーシングは回路構成ユニットを挿入するため
のケーシング区分3と回路構成ユニットを挿入したあと
でケーシング区分3を閉じる蓋4とを有している。
【0031】さらに図1にはケーシング区分3の縁には
ピストンシリンダ装置5と空気密に結合された塗布針6
を介して遮蔽成形部8がどのように施されるかが示され
ている。この塗布針6はピストンシリンダ装置5と一緒
に計算機制御されたロボットアーム7によって装置5の
ピストン5aに圧力Pを生ぜしめながらケーシング1に
対してわずかなきわめて正確に保たれた間隔で、速度v
で循環する縁3aに沿って案内される。ロボットアーム
は3つの空間方向x,y,zに案内可能である。
【0032】装置5のシリンダ5bは迅速に空気及び室
内温度で乾燥する、雰囲気温度を有する、金属粒子の混
合されたシリコン材料混合物8aで充たされている。こ
のシリコン材料混合物8aはピストン5aに生ぜしめら
れた圧力下で針6のカニューレ6aを通してケーシング
表面に押し付けられ(ディペンスされ)、そこに付着さ
れ、空気を供給することで弾性的な遮蔽成形部8に硬化
させられる。
【0033】遮蔽成形部8の(横断面)寸法及び形状は
使用される導電性のプラスチック材料の物理化学的な特
性、特にその硬化速度、粘性、ケーシング材料に対する
表面張力、チキソトロピによってかつカニューレの横断
面、ピストンに生ぜしめられる圧力、針の運動速度並び
に環境影響、例えば製造場所における温度と湿度によっ
て決定されるので、これらのパラメータを適当に選択す
ることであらかじめ定めることができる。
【0034】図1に示された、片側でヒンジに取付けら
れた旋回蓋4を有するケーシング1の場合には、塗布針
6を開口3の1つの縁区分に沿って他の区分よりも高い
速度で導き、これによってそこに蓋を閉じることを容易
にする形式で、他の縁区分におけるよりもわずかな横断
面を有する成形部を形成することが有利である。
【0035】この場合、プラスチック材料の特性の調節
は充填材料(煤又はそれに類似したもの)、金属結合
剤、界面活性化剤、硬化促進材もしくは網状化作用材の
添加によって行なわれる。
【0036】導電性を保証する添加物、例えば炭素、
銀、銀又は金で被覆された銅粒子又はそれに類似したも
のの形式と粒子大は導電性の弾性的な材料の電気的な特
性だけではなく、機械的及び加工特性にも影響を及ぼ
す。
【0037】図1の詳細図としての図3においては構成
ユニット5は拡大されて示されている。図面からはピス
トン5aがケーシング5bに配置され、このケーシング
5bがあとから遮蔽成形部8を形成する硬化してない材
料のストック8aを有していることが判る。
【0038】図1の配置の場合には塗布装置5を有する
ロボットアーム7は複数回開口3の縁範囲の上を案内さ
れ、シリコンゴムの複数のストランドを上下及び又は横
に並べて又は別の(以下例として詳細に記した)位置関
係で施す。これによって特に有利なシール及び又は遮蔽
特性を有する成形横断面が実現される。
【0039】これに対して択一的に図2に示されている
ように多ノズル塗布装置の使用が可能である。この多ノ
ズル塗布装置によっては複数の材料ストランドをほぼ同
時に施すことができる。
【0040】図2に示されたケーシング部分は図1に示
したケーシング部分に相応するので、これについてもう
一度記述することはしない。塗布装置150は4つの塗
布モジュール151から154までを有し、これらの塗
布モジュールは材料ストランドを押出すための1つのノ
ズル161から164までと図示されていない、図1の
塗布装置5が有しているものに似たピストンシリンダ装
置とを有している。装置のモジュール構造は任意の数の
モジュールを選択的に互いにずらして組立てることを可
能にするので、個々のストランドの塗布時点を互いにず
らすことができる。さらに装置150はロボットアーム
170の回転皿171に支承されているので、これによ
って施された材料ストランド181から184は互いに
相対的にかつケーシング表面に対して回転皿171の角
度位置を介して変化させることができる。
【0041】モジュールは別個の材料容器を有し、種々
異なるノズル横断面を有しているので、種々異なる材料
から成る、種々異なる形態のストランドを互いに組合わ
すことができる。
【0042】図4から図13までには複数の塗布ステッ
プが設けられている本発明の方法によって製作されたケ
ーシングが有することができる種々異なる成形部横断面
の例が示されている。しかしながら本発明の処置によっ
ては横断面を成形部の長手方向でその幾何学的寸法とそ
の材料特性とに関して変化させることもできる。
【0043】図4から図7までには弾性の小さい導電性
のシール部分(ハッチングで図示)が、導電性ではな
い、金属添加物がないために弾性的であるシール部分と
組合わされている。
【0044】図4には特に2つの塗布ステップでケーシ
ング部分11の表面に横に並べて施された、ほぼ円形横
断面を有する成形部81a,81bにより形成された遮
蔽及びシール構造が示されている。このような構造は弾
性的な材料がケーシングの表面を少なく濡らしている場
合に得られる。
【0045】図5には3つのステップで形成された、扁
平に湾曲された、幅の広い導電性の成形部82aとその
上にディスペンスされた導電性の部分82cと導電性で
はない部分82bとから成るケーシング区分12の上の
成形部構造が示されている。この場合、部分82bと8
2cはほぼ円形の横断面を有している。
【0046】このような構造は第1の成形部分82aの
材料がケーシングの表面を大きく濡らしているか及び又
はその塗布が図1に示された針6の代りに比較的に幅の
広いノズルを用いて行なわれるのに対し、部分82bと
82cの材料が部分82aの表面に対して小さな濡らし
傾向を有している場合に得られる。
【0047】図6には図5に似た構造が示されている。
この場合にはもちろんケーシング表面13の上の、下方
の、幅の広い成形部83aの上に配置された高弾性であ
るが、導電性である、ほぼ半円形である中央のシール成
形部83dの両側に、同様にほぼ半円形の、導電性の遮
蔽成形部83bと83cが配置されている。
【0048】前記成形部はケーシング表面に対して平行
に作用する力に対して大きな安定性を有するが、全体と
して比較的に小さな弾性を有する。したがってこれはス
ライド閉鎖体に特に適している。
【0049】図7に示された成形部は半円形にケーシン
グ表面14の上に押付けられた弾性的な、導電性ではな
い成形部分84aと、この表面を被覆する導電性の被覆
層84bとから成っている。この成形部はきわめて良好
な弾性特性を有している。
【0050】この成形部の製造は、高い濡らし能力と両
方の成形材料の表面間の良好な付着性とを前提としてお
り、特に閉鎖体とケーシング部分とが比較的に多くの遊
びを相互に有しているか又はそれ自体所定の弾性を有し
ていると、旋回閉鎖体に良好に適している。
【0051】図8から12までにはもっぱら導電性の材
料から成る遮蔽成形部が示されている。
【0052】図8にはケーシング表面15の上に特別に
成形された成形部85が示されている。この成形部85
は扁平なウエブによって結合された2つの隆起部85a
と85bとを有している。成形部は図示の形状又は類似
した形状で特に2つ又は3つの単個ストランドから構成
されていることができる。後者の場合には中央のストラ
ンドは特に低粘性及び又は強く濡らすことができる材料
から形成することができる。この材料は比較的に平らに
両方の外側の、前もってすでに硬化したストランドの間
に施される。
【0053】このような成形部は縁成形された旋回閉鎖
体を有するケーシングにとって合目的的である。
【0054】図9には同じ、導電性の良い材料から成る
円形横断面を有する複数の成形ストランドから特に半円
形にケーシング表面16の上に構成された遮蔽成形部8
6が示されている。この遮蔽成形部86はケーシング表
面16と共に空間86aを形成している。
【0055】成形部がこの空間と協働することによって
その構成部分の弾性が比較的に悪いにも拘らず成形体全
体に良好な弾性を与える。
【0056】図10にはリップ状の、同様に円形横断面
を有する複数のストランドから、長手方向軸線を側方に
ずらしてケーシング表面17の上に構成された成形部8
7が示されている。この成形部87は旋回閉鎖体に適し
ている。
【0057】図11には方形の溝18aを有するケーシ
ング表面の上に配置されたT字形の成形部88が示され
ている。この成形部88は幅の広い中央部分88aで溝
18aに係合しており、全体として平らな、溝18aの
外側のケーシング表面18に対して平行な表面を有して
いる。この成形部は第1の、良好に濡らすことのできる
材料ストランド(有利にはすでにノズル開口によって溝
に相応する横断面が与えられている)でまず溝を充た
し、次いで−第1のストランドの表面が網状化される前
に−第2の、さらに幅の広いノズル開口によって同様に
すでに方形にあらかじめ成形されたストランドをこの第
1のストランドの上に押付けられることで形成される。
【0058】この遮蔽成形部はケーシング表面と材料接
続されているだけではなく、形状接続されており、その
安定性が付加的に高められている。
【0059】図12にはほぼ方形の横断面を有するブロ
ック89aから成る成形部構造が示されている。このブ
ロックは導電性の弾性の材料から成り、その上に並べて
扁平に湾曲された2つの成形部分89bと89cとが配
置されている。この成形部構造はその横断面が大きいこ
とにより、特に強い磁界に対して遮蔽するのに適してい
る。しかしながら載着されたシールリップ89bと89
cとにより十分な弾性をも有している。
【0060】もちろん−使用目的に応じて−他の横断面
(ほぼ任意の)も実現可能である。
【0061】所定の使用目的のためには前もって形成さ
れた挿入されたシール成形部と本発明によって形成され
た成形部との組合せも有利であることが証明されてい
る。
【0062】図13には本発明によるシールを備えたケ
ーシングの1実施例が突合せ縁部の範囲で示されてい
る。ケーシングは循環するキー3cを有する上部分4′
を有している。キー3cはケーシング下部分1′の対応
する循環する溝3bに係合する。キーと溝3bもしくは
3cは先細になっており、ケーシングの比較的に緊密な
結合を保証する。しかしこの場合にはケーシング部分の
相互間隔は製作誤差に基づき変化することができる。本
発明の成形部8′は縁の範囲における付加的な遮蔽のた
めだけに役立つ。この成形部は両方のケーシング部分の
相対位置とは無関係にその弾性に基づきかつ内包された
導電性の材料に基づき、高価値の遮蔽をもたらす。両方
のケーシング部分の結合方向に対して最大横断面寸法が
傾斜していることによって弾性は成形部の圧縮性によっ
ても曲げ変形性によっても助成される。このような形式
でケーシング勘合に基づく遮蔽のシール性の非均質性は
確実に補償され、全体としてきわめてすぐれた電磁的な
信頼性が達成される。
【0063】図14には方形の縁突起101aと半円形
の隆起部101bとを有する本発明のケーシング縁に沿
った遮蔽成形部108の長手方向の経過が概略的に示さ
れている。本発明の方法は所望のシール成形部のあらゆ
る経過に追従することができるので、品質の高い遮蔽が
達成可能である。
【0064】先の記述においてはケーシングとケーシン
グ部分について説明したが、この概念にはこれには電気
的及び機械的な保持もしくはケーシング機能を有する構
成部分、例えば同時にケーシング部分として役立つプリ
ント配線板が含まれるものとする。
【0065】したがって遮蔽されるべき装置又はその部
分における被覆体の網状又はかご状に施された成形部も
提案した解決に含まれる。
【0066】本発明の構成において前述の実施例に限定
されるものではなく、図示の実施例とは別の実施例も多
数考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の1実施例の原理図。
【図2】本発明の別の実施例の原理図。
【図3】図1の詳細図。
【図4】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第1実施例の概略的部分横断面図。
【図5】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第2実施例の概略的部分横断面図。
【図6】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第3実施例の概略的部分横断面図。
【図7】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第4実施例の概略的部分横断面図。
【図8】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第5実施例の概略的部分横断面図。
【図9】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部の
第6実施例の概略的部分横断面図。
【図10】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部
の第7実施例の概略的部分横断面図。
【図11】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部
の第8実施例の概略的部分横断面図。
【図12】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部
の第9実施例の概略的部分横断面図。
【図13】本発明の方法によって形成された遮蔽成形部
の第10実施例の概略的部分横断面図。
【図14】本発明のケーシングの、遮蔽成形部を備えた
ケーシング縁の経過を概略的に示した図。
【符号の説明】
1 ケーシング、 2 回路構成ユニット、 3 ケー
シング区分、 4 蓋、 5 ピストンシリンダ装置、
6 塗布針、 7 ロボットアーム

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁的な遮蔽(1,4)を有するケーシ
    ング、特に電子的な機能部材(2)を受容するためのケ
    ーシングであって、少なくとも1つのケーシング部分の
    所定の区分(3a)に配置された遮蔽成形部(8)が弾
    性並びに導電性の材料を有している形式のものを製造す
    る方法において、導電性の材料(8′)をペースト状又
    は液状の出発状態で圧力を用いて針(6)もしくはノズ
    ルから直接的に遮蔽成形部(8)を配置しようとするケ
    ーシング部分(1)の区分(3a)にもたらし、そこで
    ケーシングの表面に付着させて弾性的に硬化させること
    を特徴とする、電磁的な遮蔽を有するケーシングを製造
    する方法。
  2. 【請求項2】 針(6)もしくはノズルを機械的に駆動
    し、特に計算機制御して、遮蔽成形部(8)を配置しよ
    うとするケーシング(1)の区分(3a)の上を案内す
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 針(6)もしくはノズルを複数回もしく
    は複数の針もしくはノズルを、遮蔽成形部を配置しよう
    とする区分の少なくとも所定の範囲に亙って案内し、弾
    性並びに導電性の材料から成る複数のストランドから、
    針もしくはノズルの数、流出横断面、走査速度及び位置
    関係によって与えられる所定の横断面を有する遮蔽及び
    シール成形部を形成する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 針もしくはノズルを複数回案内する場合
    もしくは複数の針もしくはノズルを案内する場合に所定
    の範囲に種々異なる弾性的な材料をもたらし、高導電性
    の少なくとも1つの材料のストランドを、このストラン
    ドによってケーシングが閉じられた状態で一貫した導電
    結合がケーシングの部分の間に形成されるようにする、
    請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 弾性並びに導電性の材料から成る複数の
    ストランドを空間的な構想でかつ時間的な間隔をおい
    て、1つの施されたストランドの部分的な硬化もしくは
    網状化が当該ストランドに接する別のストランドが施さ
    れると行なわれるようにする、請求項3又は4記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 弾性並びに導電性の材料(8′)をケー
    シング(1,4)の閉鎖可能な開口(3)の縁範囲(3
    a)の上に計算機制御して直接的に施し、遮蔽成形部
    (8)が開口(3)の容易な開閉を可能にする構成を有
    するようにする、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 弾性並びに導電性の材料を施すことを室
    内温度で行なう、請求項1から6までのいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 ケーシング(1,4)、特に電子的な機
    能部材のためのケーシングであって、ケーシングの内室
    を電磁的な放射に対して遮蔽し、少なくとも1つのケー
    シング部分の所定の区分に配置された遮蔽成形部(8)
    を有し、この遮蔽成形部(8)が弾性並びに導電性の材
    料を有している形式のものにおいて、遮蔽成形部(8,
    180)が弾性並びに導電性の材料から直接ケーシング
    部分(1)の区分(3a)の上にかつ該区分(3a)に
    固着して形成されていることを特徴とする、電磁的な遮
    蔽を有するケーシング。
  9. 【請求項9】 遮蔽成形部(8,180)が室内温度で
    網状化もしくは凝固する材料から形成されている、請求
    項8記載のケーシング。
  10. 【請求項10】 遮蔽成形部(180)が少なくとも局
    部的に、横及び又は上下に配置された複数の材料ストラ
    ンドから構成されており、各ストランド(181から1
    84)が位置的にケーシング部分(1)及び又は他のス
    トランドと固着結合されている、請求項8又は9記載の
    ケーシング。
  11. 【請求項11】 遮蔽成形部が少なくとも局部的に種々
    異なる弾性材料から形成され、少なくとも1つの材料ス
    トランドがケーシング部分の間の結合を成し、導電性の
    材料を有している、請求項10記載のケーシング。
  12. 【請求項12】 遮蔽成形部(8,180)がケーシン
    グ(1,4)の閉鎖可能な開口(3)の縁範囲(3a)
    に配置され、開口(3)の形状と閉鎖体(4)の構成と
    に合わせて、ケーシング(1,4)が容易に開閉できる
    ように構成されている、請求項8から11までのいずれ
    か1項記載のケーシング。
  13. 【請求項13】 遮蔽成形部が高弾性ではあるが導電性
    の小さいか又は導電性ではない材料から成るストランド
    と、弾性は小さいが高導電性の材料から成るストランド
    とを有している、請求項11又は12記載のケーシン
    グ。
  14. 【請求項14】 複数の材料ストランドから形成された
    成形部(87)がリップ状である、請求項8から13ま
    でのいずれか1項記載のケーシング。
  15. 【請求項15】 複数の材料ストランドから形成された
    成形部(86)が中空成形体である、請求項8から14
    までのいずれか1項記載のケーシング。
  16. 【請求項16】 導電的な内包物を有する材料ストラン
    ド(83,83c)の間に、このような内包物を有して
    いない少なくとも1つの成形ストランド(83d)が位
    置している、請求項8から15までのいずれか1項記載
    のケーシング。
  17. 【請求項17】 導電性の部材を有する遮蔽成形部がそ
    の他においてはほぼ導電性を有していないケーシングに
    おいて網状に配置されている、請求項8から16までの
    いずれか1項記載のケーシング。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの配線板が遮蔽する外
    形に関与させられている、請求項8から16までのいず
    れか1項記載のケーシング。
  19. 【請求項19】 横及び又は縦方向に接続された材料ス
    トランドが異なる特性を、特に圧縮性、弾性、たわみ
    性、接着性及び又は硬度に関して有している、請求項8
    から18までのいずれか1項記載のケーシング。
  20. 【請求項20】 ケーシングを閉鎖する場合にはじめて
    接触する材料ストランドが2成分接着剤の両方の成分を
    有している、請求項8から19までのいずれか1項記載
    のケーシング。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの材料ストランドがチ
    キソトロピ特性を有している、請求項1から20までの
    いずれか1項記載のケーシング。
  22. 【請求項22】 遮蔽成形部(8′)が溝及びキー状に
    内外に係合するケーシング範囲(1′,4′)に対して
    平行−特に内側で平行に延びている、請求項8から21
    までのいずれか1項記載のケーシング。
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