JPH07147490A - リードクランプの取付け装置 - Google Patents
リードクランプの取付け装置Info
- Publication number
- JPH07147490A JPH07147490A JP29490893A JP29490893A JPH07147490A JP H07147490 A JPH07147490 A JP H07147490A JP 29490893 A JP29490893 A JP 29490893A JP 29490893 A JP29490893 A JP 29490893A JP H07147490 A JPH07147490 A JP H07147490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- lead clamp
- external force
- pawls
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リードクランプが被取付け板に嵌合後、外力を
受けても容易に嵌合部が外れることの無いリードクラン
プの取付け構造を提供すること。 【構成】クランプ部と嵌合部から成るリードクランプ、
及び嵌合穴を有する被取付け板で構成される。 【効果】外力を受けやすいリードクランプでも、容易に
は嵌合部が外れることが無く、リードクランプの脱落が
無くなる。
受けても容易に嵌合部が外れることの無いリードクラン
プの取付け構造を提供すること。 【構成】クランプ部と嵌合部から成るリードクランプ、
及び嵌合穴を有する被取付け板で構成される。 【効果】外力を受けやすいリードクランプでも、容易に
は嵌合部が外れることが無く、リードクランプの脱落が
無くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ類を用いずに嵌合
爪のみで被取付け板に嵌合・固定するリードクランプの
取付け装置に関する。
爪のみで被取付け板に嵌合・固定するリードクランプの
取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のリードクランプの取付け装
置を、図1,図2,図3,図4,図5を用いて説明す
る。図1はリードクランプを被取付け板に嵌合させた状
態の斜視図、図2は嵌合前の状態を示す断面図、図3は
嵌合途中の状態を示す断面図、図4は嵌合後の状態を示
す断面図、図5は図4の状態から外力を受けたときの断
面図を示す。
置を、図1,図2,図3,図4,図5を用いて説明す
る。図1はリードクランプを被取付け板に嵌合させた状
態の斜視図、図2は嵌合前の状態を示す断面図、図3は
嵌合途中の状態を示す断面図、図4は嵌合後の状態を示
す断面図、図5は図4の状態から外力を受けたときの断
面図を示す。
【0003】弾性体である合成樹脂から成り、線材やコ
ード類1を束ねて固定するクランプ部2と被取付け板3
に固定する嵌合部4で構成されたリードクランプ5を、
二個の嵌合爪7間距離8に相当する嵌合穴径6を有する
プリント基板やパネル等の被取付け板3へ垂直方向9に
挿入したとき、嵌合爪7が内側方向10に弾性変形(た
わみ)し、再び嵌合爪7が弾性変形前の元の位置に戻る
ことにより、リードクランプ5は被取付け板3に嵌合・
固定される。
ード類1を束ねて固定するクランプ部2と被取付け板3
に固定する嵌合部4で構成されたリードクランプ5を、
二個の嵌合爪7間距離8に相当する嵌合穴径6を有する
プリント基板やパネル等の被取付け板3へ垂直方向9に
挿入したとき、嵌合爪7が内側方向10に弾性変形(た
わみ)し、再び嵌合爪7が弾性変形前の元の位置に戻る
ことにより、リードクランプ5は被取付け板3に嵌合・
固定される。
【0004】この嵌合状態で、リードクランプ5の嵌合
爪7に外力11が加わった場合、容易に嵌合爪7が変形
(たわみ)し、更には嵌合爪7が取付け板3から外れて
リードクランプが脱落する欠点があった。
爪7に外力11が加わった場合、容易に嵌合爪7が変形
(たわみ)し、更には嵌合爪7が取付け板3から外れて
リードクランプが脱落する欠点があった。
【0005】尚、この様なリードクランプの取付け装置
に関するものに、例えば、昭62−11795号公報に
記載のものが挙げられる。
に関するものに、例えば、昭62−11795号公報に
記載のものが挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、リー
ドクランプが被取付け板に嵌合後の外力については考慮
されておらず、嵌合爪が外れてリードクランプが脱落す
る恐れがあった。
ドクランプが被取付け板に嵌合後の外力については考慮
されておらず、嵌合爪が外れてリードクランプが脱落す
る恐れがあった。
【0007】本発明の目的は、嵌合後、外力を受けても
容易には嵌合爪が外れないリードクランプの取付け装置
を提供することにある。
容易には嵌合爪が外れないリードクランプの取付け装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はリードクランプの嵌合爪部の中央に、左右
対称の二個の円弧の凸形状を設けた。
に、本発明はリードクランプの嵌合爪部の中央に、左右
対称の二個の円弧の凸形状を設けた。
【0009】
【作用】本発明による取付け構造は、嵌合状態で外力を
受けた場合でも嵌合爪の外れる現象を防ぐことができ、
リードクランプの脱落が無くなる。
受けた場合でも嵌合爪の外れる現象を防ぐことができ、
リードクランプの脱落が無くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図6,図7,図8,
図9を用いて説明する。
図9を用いて説明する。
【0011】図6は嵌合前の状態を示す断面図、図7は
嵌合途中の状態を示す断面図、図8は嵌合後の状態を示
す断面図、図9は図8の状態から外力を受けたときの断
面図である。
嵌合途中の状態を示す断面図、図8は嵌合後の状態を示
す断面図、図9は図8の状態から外力を受けたときの断
面図である。
【0012】図6〜8に示す様に、嵌合部4中央に、二
個の嵌合爪7の嵌合量(a)12より小さく設けた
(b)寸法13だけ離した位置に円弧の凸形状14を左
右対称に二個配置したリードクランプ5を、被取付け板
3の嵌合穴6へ垂直方向9に挿入したとき、嵌合爪7、
及び円弧の凸形状14が内側方向10に弾性変形し、再
び嵌合爪7、及び円弧凸形状14が弾性変形前の元の位
置に戻ることにより、リードクランプ5は被取付け板3
に嵌合・固定される。
個の嵌合爪7の嵌合量(a)12より小さく設けた
(b)寸法13だけ離した位置に円弧の凸形状14を左
右対称に二個配置したリードクランプ5を、被取付け板
3の嵌合穴6へ垂直方向9に挿入したとき、嵌合爪7、
及び円弧の凸形状14が内側方向10に弾性変形し、再
び嵌合爪7、及び円弧凸形状14が弾性変形前の元の位
置に戻ることにより、リードクランプ5は被取付け板3
に嵌合・固定される。
【0013】本実施例によれば、図9に示す様に嵌合状
態で嵌合爪7に外力11が加わった場合でも、嵌合爪7
は円弧の凸形状14に当たるまでの(b)13寸法のみ
が変形(たわみ)するが、そのときの嵌合爪の嵌合量
(c)15は(c)=(a)−(b)>0で嵌合してい
るために、嵌合爪7は被取付け板3から容易には外れる
ことは無く、リードクランプの脱落を防ぐことができ
る。
態で嵌合爪7に外力11が加わった場合でも、嵌合爪7
は円弧の凸形状14に当たるまでの(b)13寸法のみ
が変形(たわみ)するが、そのときの嵌合爪の嵌合量
(c)15は(c)=(a)−(b)>0で嵌合してい
るために、嵌合爪7は被取付け板3から容易には外れる
ことは無く、リードクランプの脱落を防ぐことができ
る。
【0014】従って、嵌合後、嵌合部に外力を受けても
嵌合部が外れることの無いリードクランプの取付け構造
ができる。
嵌合部が外れることの無いリードクランプの取付け構造
ができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、荷扱いや輸送中等の外
力を受けやすいリードクランプでも、嵌合部が容易に外
れることが無い。
力を受けやすいリードクランプでも、嵌合部が容易に外
れることが無い。
【図1】リードクランプを被取付け板に嵌合した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】従来構造の嵌合前の状態を示す断面図である。
【図3】従来構造の嵌合途中の状態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】従来構造の嵌合後の状態を示す断面図である。
【図5】図4より外力を受けたときの断面図である。
【図6】本発明の嵌合前の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の嵌合途中の状態を示す断面図である。
【図8】本発明の嵌合後の状態を示す断面図である。
【図9】図8より外力を受けたときの断面図である。
1…コード類、2…クランプ部、3…被取付け板、4…
嵌合部、5…リードクランプ、6…嵌合穴、7…嵌合
爪、8…嵌合爪間距離、9…挿入方向、10…内側方
向、11…外力、12…嵌合量(a)、13…ギャップ
(b)、14…円弧の凸形状、15…外力を受けたとき
の嵌合量(c)=(a)−(b)>0。
嵌合部、5…リードクランプ、6…嵌合穴、7…嵌合
爪、8…嵌合爪間距離、9…挿入方向、10…内側方
向、11…外力、12…嵌合量(a)、13…ギャップ
(b)、14…円弧の凸形状、15…外力を受けたとき
の嵌合量(c)=(a)−(b)>0。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三野 和男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 山口 克己 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】弾性体である合成樹脂から成り、線材やコ
ード類を束ねて固定するクランプ部とプリント基板やパ
ネル等の被取付け板に固定する嵌合部で構成されたリー
ドクランプを、嵌合穴を有する被取付け板へ垂直に挿入
し、嵌合・固定する取付け構造において、前記嵌合部の
中央に二個の円弧の凸形状を設けたことにより、嵌合後
外力を受けても容易には嵌合が外れない様に構成したこ
とを特徴とするリードクランプの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29490893A JPH07147490A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | リードクランプの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29490893A JPH07147490A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | リードクランプの取付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147490A true JPH07147490A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17813818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29490893A Pending JPH07147490A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | リードクランプの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07147490A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101725600A (zh) * | 2009-05-27 | 2010-06-09 | 范惠明 | 防伪子母铆扣 |
CN102025038A (zh) * | 2009-09-23 | 2011-04-20 | 台达电子工业股份有限公司 | 电源连接器的模块结构 |
JP2012112533A (ja) * | 2012-03-05 | 2012-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 部品の取付構造 |
US8389859B2 (en) | 2009-09-18 | 2013-03-05 | Delta Electronics, Inc. | Modular power connector |
JP2014084978A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | クリップ |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP29490893A patent/JPH07147490A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101725600A (zh) * | 2009-05-27 | 2010-06-09 | 范惠明 | 防伪子母铆扣 |
US8389859B2 (en) | 2009-09-18 | 2013-03-05 | Delta Electronics, Inc. | Modular power connector |
CN102025038A (zh) * | 2009-09-23 | 2011-04-20 | 台达电子工业股份有限公司 | 电源连接器的模块结构 |
JP2012112533A (ja) * | 2012-03-05 | 2012-06-14 | Honda Motor Co Ltd | 部品の取付構造 |
JP2014084978A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | クリップ |
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