JPH0714740U - カード付電話機 - Google Patents
カード付電話機Info
- Publication number
- JPH0714740U JPH0714740U JP4104993U JP4104993U JPH0714740U JP H0714740 U JPH0714740 U JP H0714740U JP 4104993 U JP4104993 U JP 4104993U JP 4104993 U JP4104993 U JP 4104993U JP H0714740 U JPH0714740 U JP H0714740U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage medium
- card
- telephone
- insertion opening
- locking claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶媒体の挿入時の装着確認ができ、かつ記
憶媒体に格納されている情報の破壊を防ぐことのできる
カード付電話機を提供する。 【構成】 電話機筐体に機能拡張用のカード状の記憶媒
体を挿入するためのスロット状の挿入口を有するカード
付電話機において、前記挿入口9の一端部に、弾性を有
する係止爪10をその可動側端部10aが前記挿入口9
を塞ぐように設け、他端部に前記記憶媒体6の取出し時
に前記記憶媒体6を把持可能とする凹部9aを前記挿入
口9を跨ぐように設ける。
憶媒体に格納されている情報の破壊を防ぐことのできる
カード付電話機を提供する。 【構成】 電話機筐体に機能拡張用のカード状の記憶媒
体を挿入するためのスロット状の挿入口を有するカード
付電話機において、前記挿入口9の一端部に、弾性を有
する係止爪10をその可動側端部10aが前記挿入口9
を塞ぐように設け、他端部に前記記憶媒体6の取出し時
に前記記憶媒体6を把持可能とする凹部9aを前記挿入
口9を跨ぐように設ける。
Description
【0001】
本考案はカード付電話機に係り、特に磁気カードやICカード等の記憶媒体の 読み取り部及び書き込み部を電話機本体に有し、この記憶媒体を電話機本体に挿 入することにより電話機の機能を拡張することのできるカード付電話機に関する 。
【0002】
図3は従来のこの種の電話機の外観斜視図を示したもので、図3(a)は記憶 媒体の挿入前の外観斜視図を、図3(b)は記憶媒体を挿入した状態の外観斜視 図をそれぞれ示している。
【0003】 電話機本体1、ハンドセット2、ダイヤルキー3、機能キー4、表示部5は通 常の電話機に設けられているものと同様である。この種の電話機では電話機本体 1の側面に記憶媒体6を挿入するための挿入口7が設けられ、記憶媒体6を挿入 口7に挿入した時電話機本体1の内部に設けられている記憶媒体駆動部8により その挿入された記憶媒体6の記憶情報を読み取ったり、さらに所定の処理を施し たデータを記憶媒体6に書き込んだりする動作を行う。これにより電話機は記憶 媒体6に記憶される記憶情報に従って機能が拡張される。
【0004】 このようなカード付電話機の使用に当たっては記憶媒体6を電話機本体1の挿 入口7に挿入してセットし、機能キー4やダイヤルキー3を動かして記憶媒体6 を動作させ、記憶媒体6に記録してある情報を読み出し表示部5に表示を行う。 さらにダイヤルキー3や機能キー4を用いて情報の追加や修正を行い、その追加 修正した情報は記憶媒体6に格納される。他のカードに交換する場合には記憶媒 体6を指で掴んで記憶媒体駆動部8から引き抜き、交換するカードを同様に挿入 する。
【0005】
しかし上述した従来のカード付電話機では、記憶媒体6を電話機本体1の挿入 口7に挿入すると電話機本体1から記憶媒体6は突出した状態でセットされるた め、記憶媒体6が記憶媒体駆動部8に完全に装着されているかどうかの確認がで きないという問題点があった。
【0006】 又記憶媒体6からの読み込みや記憶媒体6に対する書き込み中に意に反して記 憶媒体6に触れてしまうと情報が破壊してしまうという事故が発生する場合があ った。さらに記憶媒体6の挿入や抜去時に静電気に対する防御策がなされていな いため静電気によって記憶媒体6に格納されている情報は破壊してしまうという 問題点もあった。
【0007】 本考案は上述した問題点を解消するためになされたもので、記憶媒体の挿入時 の装着確認ができ、かつ記憶媒体に格納されている情報の破壊を防ぐことのでき るカード付電話機を提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、電話機筐体に機能拡張用のカード状の記憶媒体を挿入するためのス ロット状の挿入口を有するカード付電話機において、前記挿入口の一端部に、弾 性を有する係止爪をその可動側端部が前記挿入口を塞ぐように設け、他端部に前 記記憶媒体の取出し時に前記記憶媒体を把持可能とする凹部を前記挿入口を跨ぐ ように設けたものである。
【0009】
本考案では電話機筐体の挿入口の端部に弾性を有する係止爪を設け、この係止 爪の可動側端部を挿入口をさえぎるように設け、さらに他端部に挿入口を跨ぐよ うに記憶媒体取出し用の凹部を設けた。従って記憶媒体の装着が行われているか どうかは係止爪の位置により認知することができるため、カードの装着状態を確 実に認知することができる。
【0010】 また記憶媒体は電話機本体内に確実に格納されるため読み込み又は書き込み中 に意に反して記憶媒体に触れるおそれはなくなるため、情報破壊の事故防止がで きる。
【0011】
図1は本考案の第一の実施例を示す斜視図である。図中(a)は記憶媒体を挿 入前の要部斜視図、(b)は記憶媒体を挿入口に挿入中の要部斜視図、(c)は 記憶媒体が装着完了した状態の要部斜視図をそれぞれ示している。
【0012】 本考案ではカード状の記憶媒体6を挿入するためのスロット状の挿入口9が電 話機本体1の側壁面に設けられる。この挿入口9の一端部には弾性を有する係止 爪10がその可動側の端部10aが挿入口9を塞ぐように設けられる。また他端 部には記憶媒体6の取出し時に記憶媒体6を把持可能とする大きさの凹部9aが 挿入口9を跨ぐように設けられる。記憶媒体6のカードは様々なサービス機能に 対応して複数枚用意されており、これらの記憶媒体6のカードの使用により電話 機の機能が拡張される。
【0013】 次に記憶媒体6の挿入時の動作について説明する。
【0014】 電話機本体1の挿入口9に記憶媒体6を挿入する場合には、挿入口9の端部の 係止爪10の可動側端部10aを指で持ち上げながら上方に図1(b)に示すよ うにたわませ、記憶媒体6を挿入口9に挿入する。そのとき係止爪10の可動側 端部10aは記憶媒体6により押し上げられた状態となっている。さらに記憶媒 体6を挿入すると係止爪10の可動側端部10aが記憶媒体6が通過することに より係止爪10の弾性力で元の形状に復元し、記憶媒体6の挿入セットが完了す る。
【0015】 図1(c)に示すように本考案では記憶媒体6は挿入が完了した状態で完全に 電話機本体1内に収納されて、端部10aにより記憶媒体6の端面を抑えて係止 する。次に機能キー4やダイヤルキー3を動かして記憶媒体6を動作させ、記憶 媒体6に記憶してある情報を読み出し表示部5に表示を行う。また操作や情報の 追加修正を行いその追加修正情報は記憶媒体6に格納する。他のカードと交換す る場合は記憶媒体6の可動側端部10aを持ち上げ、挿入口9の凹部9aに指を 入れるようにして記憶媒体6を掴み、引き抜いて交換するカードを同様に挿入す る。したがって本考案では記憶媒体6の挿入を確実に行ってこれを本体に係止し 、さらにカードの交換にあたっては凹部9aが設けられているため抜去が簡単に できる。
【0016】 図2は本考案の第二の実施例を示す要部断面図であり、(a)〜(c)は図1 と対応する状態をそれぞれ示している。
【0017】 本実施例では挿入口9をとり囲むように挿入口9の周辺にアース板11を取り 付ける。そしてこのアース板11の端部に端子部11aを取り付け接続ケーブル 12を介して電話機基板の図示しないアース回路に接続する。記憶媒体6の挿入 にあたっては図1に示す実施例と同様に行う。この場合本実施例では記憶媒体の 挿入や抜去にあたってオペレータの手等に静電気が帯電していてもこの静電気は アース板11に伝わって端子部11aと接続ケーブル12とを介して電話機基板 のアース回路に逃がされる。したがって記憶媒体6内の記憶情報が破壊されると いう事故を防止することができる。
【0018】
以上実施例に基づいて詳細に説明したように、本考案では挿入口の両端部に弾 力性のある係止爪と記憶媒体の取出し用の凹部とを設けたためカードの装着が確 実に行われているか否かが係止爪の位置で認知することができる。また操作中に 記憶媒体に触れることがないため情報破壊の事故を防止することができる。また 挿入口の周辺にアース板を設けてこれを接地した場合、静電気による記憶媒体の 情報破壊の事故を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示す要部断面図。
【図2】本考案の第二の実施例を示す要部断面図。
【図3】従来技術におけるカード付電話機の斜視図。
1 電話機本体 6 記憶媒体 8 記憶媒体駆動部 9 挿入口 9a 凹部 10 係止爪 10a 端部 11 アース板 11a 端子部
Claims (2)
- 【請求項1】 電話機筐体に機能拡張用のカード状の記
憶媒体を挿入するためのスロット状の挿入口を有するカ
ード付電話機において、 前記挿入口の一端部に、弾性を有する係止爪をその可動
側端部が前記挿入口を塞ぐように設け、他端部に前記記
憶媒体の取出し時に前記記憶媒体を把持可能とする凹部
を前記挿入口を跨ぐように設けた事を特徴とするカード
付電話機。 - 【請求項2】 前記挿入口をとり囲むように前記挿入口
の周辺にアース板を設けた事を特徴とする請求項1記載
のカード付電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4104993U JPH0714740U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | カード付電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4104993U JPH0714740U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | カード付電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714740U true JPH0714740U (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=12597554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4104993U Pending JPH0714740U (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | カード付電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714740U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015115798A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP4104993U patent/JPH0714740U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015115798A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社リコー | 自動原稿搬送装置及び画像形成装置 |
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