JP3193820B2 - メモリカード - Google Patents
メモリカードInfo
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Description
に書き込み可能時におけるカードの新規なロック機構に
関する。
カードの普及はめざましい。カードの普及の当初は磁気
記憶による方式が主流であったが、半導体技術の進歩に
よって半導体素子を使用したいわゆるメモリカードやI
Cカードと呼ばれるものが出現し、実用化されてきてい
る。
憶カードに比べ圧倒的に多く、データ記憶装置としての
利用に特に有利である。しかもマイクロコンピュータの
ような演算処理機能を持つ半導体素子や他の電子回路素
子を半導体製造技術によって1枚のカード内にメモリ素
子と一緒に搭載することができる。これによって、デー
タ管理やデータ処理が可能な多機能なメモリカードがで
き、その利用範囲が拡大する。
(ホスト機器)に付属させて、そのホスト機器が発生す
るデータを保存、更新、管理、検索、編集あるいは加工
するといったデータ処理に利用できる。メモリカードに
データを記憶した状態でメモリカードをホスト機器から
はずし、他の装置へ挿入したりできるので、データの移
動や保管に非常に便利である。
用化されているが、その画像情報の記録媒体としてメモ
リカードを用いれば、銀塩フィルム等と比較して、繰り
返し使用が可能となり、自然資源の消費を制御でき、電
気的記録再生ができ、記録装置の小型化ができ、また記
録媒体自体の取扱や保存が容易となる。
観図を示す。メモリカードは、メモリカードの機能を制
御し、また記憶したデータや入力するデータの移動、処
理に関する動作を管理するマイクロプロセッサあるいは
他の信号処理プロセッサと、データを記憶するためのメ
モリ装置たとえば、EEP−ROMと、他の電気回路素
子などを実装する回路基板を内部に搭載する。これらは
本発明の実質部分と直接には関係しないので図示を省略
する。
ード本体の外周を取り囲み、本体を保持する。フレーム
1の一部には外部装置10へのメモリカードの抜き差し
が容易なように滑り止めのコルゲーション2を形成して
もよい。
し込む際のガイドの役目をする案内溝6が設けられる。
メモリカードの側端部にはコネクタ3が設けられる。コ
ネクタ3は、多数の接続端子を有し、外部装置(例え
ば、電子スチルカメラなど)とメモリカード本体とを電
気的に接続して外部装置からデータや命令をメモリカー
ド内部に伝達し、また外部からの電圧VCCの供給を受
け、さらにメモリカード内部からのデータや信号を外部
に伝達する。
属製のパネル4で挟まれている。金属パネル4はそれぞ
れ内部の回路基板の接地ラインと電気的に接続されてお
り、内部回路を外部よりの静電気から保護している。
ては書き込みと読出しの両方が出来る、所謂書換え可能
なものとして、消去可能型のプログラマブルリードオン
リメモリ、つまりEEP−ROMなどが使用される。
ロテクトスイッチ5が設けられる。従来の技術によるメ
モリカードにおいては、メモリ自体が書換え制限回数に
達した場合とか、メモリ内に更新してはいけないデータ
が保存されている場合に、そのデータの記憶領域に別の
データが書き込みされるのを防止するいわゆるプロテク
ト機能のために、プロテクトスイッチ5を設けている。
このプロテクトスイッチ5は手動で動作して電気回路を
オン・オフさせるものである。
イドさせておくと、カードは書き込み禁止信号を発生す
る。メモリカードをホスト機器10のカードホルダ11
に挿入し、ホスト機器からメモリに書き込み要求がきた
場合に、ホスト機器がその書き込み禁止信号を読み取
り、データ記憶領域に書き込みできないようにしてメモ
リをプロテクトする。また、プロテクトスイッチ5が左
側にスライドしてあると、書き込み禁止信号は発生しな
いので、ホスト機器10はカードのメモリにデータの書
き込みが可能な状態となる。
リカードでは、カードのメモリにデータを書き込んでい
る途中でカードがホスト機器10から不用意に抜けたり
すると、データの書き込みが正しく行われなくなる。貴
重なデータが喪失してしまう可能性もある。
止するために従来は、ホスト機器10のカードホルダ1
1の開口部(スロット)12にカードの抜き差しの際に
スライド可能なカードロック部材を設けることが行われ
た。従来のロック部材では、その部材がホスト機器10
の外に突き出していたために、何かに当たってはずれた
り、また繰り返しの使用中でロック部材が緩んで機能し
なくなることもある。また、ロック機構と書き込み動作
とは何ら関連していなかった。
状態のときに外部装置からカードが不用意に抜けること
を確実に防止するメモリーカードの新規な構造を提供す
ることにある。
ドは、データを記憶する記憶手段を有し、外部装置と接
続可能であって、該記憶手段への書き込み可能状態を設
定できるスイッチ部材と、該スイッチ部材の書き込み可
能状態を設定する動作に連動して動作して該メモリカー
ドを前記外部装置に拘留する部材とを有する
チ部材で書き込み可能状態に設定すると、その設定と連
動して拘留部材がカードを外部装置に拘留して、書き込
み可能状態ではメモリカードを外部装置からははずすこ
とができなくなる。
実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例のメモ
リカードの平面図と側面図である。図1のメモリカード
は基本的な部分については図3のメモリカードと共通で
ある。図3と同じ参照番号の要素は同じ部材を示す。従
来技術と共通な基本的な構造と内部構造はその説明を省
略する。
スイッチ5の異なる投入位置における状態を平面図
(上)と側面図(下)とで示す。平面図では表面のパネ
ル4を取り除いてプロテクトスイッチ回りの構造を明ら
かにしてある。
テクトスイッチ5は右側にスライドすると書き込み禁止
であり、左側にスライドすると書き込み可能であるよう
に内部回路が設定されている。
定した状態であり、図1(b)は外部装置10のスロッ
ト12にメモリカードが挿入されて書き込み可能を設定
した状態である。
な可動爪51とスライド位置に応じて書き込み禁止と書
き込み可能の状態を切り換える電気回路部52とを含
む。可動爪51にはロックピン7がコの字型をした連結
リンク8で結合されている。可動爪51とロックピン7
と連結リンク8とは樹脂あるいは金属等で一体に形成さ
れてよい。従って、プロテクトスイッチ5の可動爪51
の左右の動きに連動してロックピン7が左右に動く。
側に位置した状態でロックピン7はカード内に収納さ
れ、先端がフレーム1の内側にかくれる。この状態では
カードはスロット12に抜き差しが自由である。つま
り、書き込み禁止状態ではカードがロックされない。ま
た、書き込み禁止状態でカードが抜けるということは、
カード単体で持ち運ぶ場合にも書き込み禁止状態に保つ
ことができるということにもなる。
正常に挿入された状態(カードのコネクタ3が外部装置
10の図示しないコネクタ側と接続された状態)で、可
動爪51が左側に位置した状態である。この場合、ロッ
クピン7はカード左方にスライドしてその先端がフレー
ム1の外に飛び出す。
ドのロックピン7と対面する位置に凹部13が設けられ
ている。凹部13はロックピン7の先端部の形状と嵌合
するような形状に作られる。従って、飛び出したロック
ピン7は凹部13の中に挿入されると、引っ掛かってカ
ードがスロット12から抜けなくなる。つまり、書き込
み可能状態ではカードが確実にロックされる。
び出すように配置したが、右側側面に飛び出すように配
置しても構わない。次に、図2に示すものは本発明の第
2の実施例のメモリカードである。図2(a)と(b)
はそれぞれプロテクトスイッチ5の異なる投入位置にお
ける状態を平面図(上)と側面図(下)とで示す。
ったが、図2の実施例ではロックピン71、72を異な
る2ケ所に設けている。また、外部装置10側の凹部1
4、15も2ケ所のロックピン71、72に対応して設
けてある。
であり、図2の(b)は外部装置10のスロット12に
メモリカードが挿入されて書き込み可能を設定した状態
である。
な可動爪51とスライド位置に応じて書き込み禁止と書
き込み可能の状態を切り換える電気回路部とを含む。可
動爪51にはT字型をした連結リンク81を介してロッ
クピン71が結合され,同時にもう一つのロックピン7
2が回転リンク機構82を介して結合されている。可動
爪51とロックピン71と連結リンク81とは樹脂等で
一体に形成されてよい。
なって回動自在であり、連結リンク81の左右方向の動
きをロックピン72に逆方向の動きになるように伝え
る。従って、プロテクトスイッチ5の可動爪51の左右
の動きに連動してロックピン71、72が同じく左右に
動く。
爪51が右側に位置し、ロックピン71、72はカード
内に収納され、両先端がフレーム1の内側にかくれる。
この状態ではカードはスロット12に抜き差しが自由
で、カードがロックされない。
ドがスロット12に正常に挿入されて、可動爪51が左
側に位置した状態である。この場合、ロックピン71、
72はカードの左右方向にそれぞれスライドして、両先
端がフレーム1の左右側面から外に飛び出す。飛び出し
たロックピン71、72は凹部14、15の中にそれぞ
れ挿入されると、引っ掛かってカードがスロット12か
ら抜けなくなる。
実施例よりもより確実になるであろう。図1の実施例は
図2の実施例のものに比べより小型のメモリカードに適
しているであろう。
から、プロテクトスイッチや連結リンクあるいはロック
ピンなどの形状や構造さらには動きに寸法的な制約が大
きい。従って、できるだけ薄く小型で単純な形状と構造
をもったロック機構とすることが好ましい。そのため
に、上記実施例の構造に限らず、ロックピンの先端部形
状を鉤状として小さなストロークでも比較的大きな拘束
力を持たせたり、あるいはバネのような弾性体を組み合
わせて弾性力をカードロックに利用することも考えられ
る。また、外部装置側のカードホルダの凹部の形状も種
々工夫することが効果的であろう。
れる装置にも上記実施例と同様に適用可能であることは
言うまでもない。本発明は上記開示に基づき当業者が容
易に改良や変更あるいは追加ができることは自明であ
る。
ロットに挿入し、スイッチ部材で書き込み可能状態に設
定すると、設定と連動して拘留部材がカードを外部装置
に拘留して、書き込み可能状態ではメモリカードを外部
装置からははずすことができなくなる。従って、書き込
み可能を設定するスイッチ部材と連動動作するので、書
き込み可能状態ではカードを確実に外部装置側でロック
できて不用意な抜けを防止できる。
いた状態ではカード内に収納されており、外部装置のス
ロット側でも突起部分がないために、破損や磨耗等の心
配は殆どない。
面図と側面図である。
面図と側面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 データを記憶する記憶手段を有し、外部
装置と接続可能なメモリカードであって、該記憶手段へ
の書き込み可能状態を設定できるスイッチ部材と、該ス
イッチ部材の書き込み可能状態を設定する動作に連動し
て動作して該メモリカードを前記外部装置に拘留する部
材とを有することを特徴とするメモリカード。 - 【請求項2】 前記拘留部材は、前記スイッチ部材の前
記動作と機械的に連動して前記メモリカードの外側に突
き出る突起部を含み、該突起部が前記外部装置の凹部と
嵌合する形状を有することを特徴とする請求項1記載の
メモリカード。 - 【請求項3】 前記突起部は前記メモリカードの異なる
2ケ所にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項2記載
のメモリカード。 - 【請求項4】 前記スイッチ部材は前記記憶手段への書
き込み可能状態の位置と書き込み禁止状態の位置とを選
択的に設定可能なスライドスイッチであり、前記拘留部
材は前記スライドスイッチを前記書き込み可能状態の位
置に設定したときに前記突起部を突き出し、前記書き込
み禁止状態の位置に設定したときに前記突起部を前記メ
モリカードの内部に収納する連結機構を有することを特
徴とする請求項2あるいは3記載のメモリカード。
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---|---|---|---|
JP32697993A JP3193820B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | メモリカード |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP32697993A JP3193820B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | メモリカード |
Publications (2)
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JPH07182245A JPH07182245A (ja) | 1995-07-21 |
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Family
ID=18193946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32697993A Expired - Fee Related JP3193820B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | メモリカード |
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Families Citing this family (5)
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-
1993
- 1993-12-24 JP JP32697993A patent/JP3193820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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