JPH07146786A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JPH07146786A
JPH07146786A JP31448593A JP31448593A JPH07146786A JP H07146786 A JPH07146786 A JP H07146786A JP 31448593 A JP31448593 A JP 31448593A JP 31448593 A JP31448593 A JP 31448593A JP H07146786 A JPH07146786 A JP H07146786A
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connector
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signal line
rewriting
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JP31448593A
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Atsushi Motohashi
敦 本橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録装置のファームウェア(制御ソフト
ウェア)の変更が容易に行えるようにして、操作性を向
上させる。 【構成】 ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発
性メモリと、上位装置とのインターフェース用コネクタ
とを備えた情報記録装置において、前記上位装置とのイ
ンターフェース用コネクタを前記メモリの書き換えに使
用する手段と、上位装置とのインターフェースと前記メ
モリの書き換えとを切り換える手段を設ける。 【効果】 上位装置とのインターフェース用コネクタを
電気的不揮発性メモリの書き換え用として使用している
ので、専用のコネクタを設けることなく、電気的不揮発
性メモリの書き換えを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば上位装置と接
続されて電子ファイリングシスムを構成する場合に多く
使用される情報記録装置に係り、特に、そのファームウ
ェア(制御ソフトウェア)の変更が容易に行えるように
して、操作性を向上させた情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報記録装置では、ファームウ
ェア(制御ソフトウェア)を格納するためのメモリとし
て、ROMが搭載されている。このROMは、内容の書
き換え処理が簡単ではないので、ファームウェアを変更
する場合には、困難を伴う。
【0003】すなわち、ファームウェアを格納するRO
Mは、例えば1度しか書き込みができない構成であった
り、また、書き換えが可能であっても、紫外線を照射し
て記録された内容を消去した後、書き換えるROMが使
用されている。そのため、このようなROMに格納され
ている情報記録装置のファームウェアを変更する場合に
は、ROMを交換するか、あるいは、情報記録装置から
一旦ROMを取り外し、記録されている内容を消去して
書き込みを行う、という作業を行わなければならない。
【0004】このような不都合を解決する一つの対策と
して、ROMの内容を変更するために取り外し可能な外
部補助記憶装置を使用し、ROMを搭載した装置が、こ
の補助記憶装置から変更プログラムをロードする起動プ
ログラム更新方式が提案されている(特開平5−204
654号公報)。この更新方式によれば、ユニットの交
換や改造を行うことなく、起動プログラムを更新するこ
とができる。しかし、この更新方式では、補助記憶装置
からのプログラムのローダーをROMに保持する必要が
あり、コストアップになる、という不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、ファー
ムウェアを格納するROMを備えた従来の情報記録装置
におけるこのような不都合を解決し、ファームウェアの
変更が容易に行えるようにした情報記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ
と、上位装置とのインターフェース用コネクタとを備え
た情報記録装置において、前記上位装置とのインターフ
ェース用コネクタを前記メモリの書き換えに使用する手
段と、上位装置とのインターフェースと前記メモリの書
き換えとを切り換える手段、とを備えた構成である。
【0007】第2に、上記第1の情報記録装置におい
て、上記ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性
メモリの書き換えを、上記上位装置とのインターフェー
ス用コネクタの未使用信号線を使用して書き換える手段
を備えた構成である。
【0008】第3に、上記第1の情報記録装置におい
て、上記上位装置とのインターフェース用コネクタにお
ける上位装置とのインターフェース制御と、ユーザが任
意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリの書き換えと
の切り換えを、上位装置とのインターフェース用コネク
タの未使用信号線を用いて行う手段を備えた構成であ
る。
【0009】第4に、上記第1の情報記録装置におい
て、上記上位装置とのインターフェース用コネクタから
の入力信号によって、上位装置とのインターフェース制
御と、ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メ
モリの書き換えとの識別を行う手段と、識別した結果に
従って、信号線を上位装置とのインターフェース制御、
またはユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メ
モリに切り換える手段を備えた構成である。
【0010】第5に、上記第4の情報記録装置におい
て、上記上位装置とのインターフェース用コネクタから
の入力信号に従って、ユーザが任意に書き換え可能な電
気的不揮発性メモリを書き換える手段と、書き換えた内
容を確認する手段と、書き換えた結果を通知する手段、
とを備えた構成である。
【0011】
【作用】この発明では、情報記録装置のファームウェア
を格納するメモリとして、ユーザが任意に書き換え可能
な電気的不揮発性メモリを使用し、この電気的不揮発性
メモリの書き換えを行うときは、上位装置とのインター
フェース用コネクタを使用して、ファームウェアを転送
してその書き換えを行うようにしている(請求項1の発
明)。第2に、上位装置とのインターフェース用コネク
タにおいて、未使用の信号線をユーザが任意に書き換え
可能な電気的不揮発性メモリの書き換え用として割り当
てるようにしている(請求項2の発明)。
【0012】第3に、未使用の信号線を使用し、上位装
置とのインターフェース用コネクタを、上位装置とのイ
ンターフェース制御、または電気的不揮発性メモリの書
き換えの切り換えを行う(請求項3の発明)。第4に、
上位装置とのインターフェース用コネクタの入力信号を
識別し、信号線を上位装置とのインターフェース制御、
または電気的不揮発性メモリの書き換えに接続する(請
求項4の発明)。
【0013】第5に、上位装置とのインターフェース用
コネクタからの入力信号に従って、電気的不揮発性メモ
リの書き換え、書き換えた内容の確認、書き換え結果を
上位装置へ通知する(請求項5の発明)。
【0014】
【実施例1】次に、この発明の情報記録装置について、
図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。こ
の実施例は、主として請求項1に対応しているが、請求
項2から請求項5の発明にも関連している。
【0015】図1は、この発明の情報記録装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1は情報記録装置、2はその上位装置
用I/F(インターフェース)コネクタ、3は電気的不
揮発性メモリ、4はCPU、5はI/F制御部、6はリ
ード/ライト制御部、7は情報記録媒体、8は信号線を
示す。
【0016】この図1に示すこの発明の情報記録装置
は、専用のコネクタを設ける必要なしに、ユーザが任意
に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き換えが
行えるようにした点に特徴を有している。情報記録装置
1は、情報記録媒体7に対して、ユーザがデータの記録
/再生を行う機能を備えた装置であり、2〜6と8の符
号を付けた各部から構成されている。
【0017】この情報記録装置1を構成する各部の機能
は、概略次のとおりである。上位装置用I/Fコネクタ
2は、例えば、パーソナルコンピュータ等の上位装置
(図示せず)と、ユーザが任意に書き換え可能な電気的
不揮発性メモリ3の書き換え装置との間を接続する接続
用のコネクタである。電気的不揮発性メモリ3は、電気
的に書き換え可能な不揮発性メモリで、情報記録装置1
を制御するプログラム(ファームウェア)が格納されて
いる。
【0018】CPU4は、電気的不揮発性メモリ3に格
納されているプログラムに従って情報記録装置1を動作
させる機能を有する制御部である。I/F制御部5は、
上位装置とのインターフェースの制御を行う機能を有し
ている制御部である。
【0019】リード/ライト制御部6は、情報記録媒体
7へのデータの記録/再生の制御を行う機能を備えてい
る。情報記録媒体7は、情報記録装置1がデータの記録
/再生を行う記録媒体であり、光ディスクや磁気ディス
ク等が用いられる。
【0020】信号線8は、上位装置用I/Fコネクタ2
と、電気的不揮発性メモリ3、およびI/F制御部5と
を接続する信号線である。図1に示した情報記録装置
は、以上のような構成と機能とを有しており、この第1
の実施例では、上位装置用I/Fコネクタ2を、ユーザ
が任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き
換え用と、情報記録装置1の制御用とに使い分けるよう
にしている。
【0021】すなわち、情報記録装置1に設けられた電
気的不揮発性メモリ3(ユーザが任意に書き換え可能な
メモリ)の内容を書き換える場合に、上位装置用I/F
コネクタ2を使用して、上位装置側からファームエェア
のデータを転送し、電気的不揮発性メモリ3の書き換え
を行う。したがって、この第1の実施例の動作は、第1
に、電気的不揮発性メモリ3の書き換え動作であり、図
1に示した情報記録装置1の上位装置用I/Fコネクタ
2から信号線8を通じて、電気的不揮発性メモリ3の書
き換えが行われる。
【0022】第2に、情報記録装置1の制御であり、同
じく上位装置用I/Fコネクタ2、信号線8、I/F制
御部5を介して情報記録装置1の制御を行う。以上のよ
うに、上位装置用I/Fコネクタ2を、ユーザが任意に
書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き換え用
と、情報記録装置1の制御用とに使い分けるようにして
いるので、専用のコネクタを設けることなく、ユーザが
任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き換
えを行うことができる。
【0023】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、主として請求項2に対応しているが、請求項1の
発明にも関連している。先の第1の実施例では、上位装
置用I/Fコネクタ2を、電気的不揮発性メモリ3の書
き換え用として使用する場合を説明したが、この第2の
実施例では、上位装置用I/Fコネクタ2の未使用の信
号線を、電気的不揮発性メモリ3の書き換え用として割
り当てる点に特徴を有している。
【0024】図2は、この発明の情報記録装置につい
て、第2の実施例を示す機能ブロック図である。図にお
ける符号は図1と同様であり、また、11はI/F制御
用信号線、12はメモリ書き換え用信号線を示す。
【0025】この図2に示した情報記録装置では、上位
装置用I/Fコネクタ2と電気的不揮発性メモリ3との
間の接続、および上位装置用I/Fコネクタ2とI/F
制御部5との間の接続に、それぞれ独立した信号線1
1,12を使用する。まず、I/F制御用信号線11
は、上位装置用I/Fコネクタ2とI/F制御部5とを
接続する信号線であり、図示しない上位装置が情報記録
装置1を動作させるときに使用される。また、メモリ書
き換え用信号線12は、上位装置用I/Fコネクタ2
と、ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモ
リ3とを接続する信号線であり、直接ユーザが任意に書
き換え可能な電気的不揮発性メモリ3を書き換えるため
に使用される。
【0026】このように、情報記録装置1の上位装置用
I/Fコネクタ2の信号線の内で、I/F制御部5で使
用するI/F制御用信号線11以外の使用されていない
信号線(未使用の信号線)を、ユーザが任意に書き換え
可能な電気的不揮発性メモリ3のメモリ書き換え用信号
線12として割り当てておく。そして、この図2の情報
記録装置1を通常の情報記録装置として使用するときに
は、上位装置用I/Fコネクタ2に、I/F制御用信号
線11に沿ったコネクタを使用する。
【0027】また、ユーザが任意に書き換え可能なメモ
リ、すなわち、電気的不揮発性メモリ3の書き換えを行
うときは、上位装置用I/Fコネクタ2に、メモリ書き
換え用信号線12に沿ったコネクタを接続して、直接、
電気的不揮発性メモリ3の書き換えを行う。したがっ
て、この第2の実施例によれば、先の第1の実施例の効
果に加えて、情報記録装置を動作させる信号線に影響を
与えることなく、電気的不揮発性メモリの書き換えを行
うことができる。
【0028】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。この実施
例は、主として請求項3に対応しているが、請求項1の
発明にも関連している。先の第2の実施例は、上位装置
用I/Fコネクタ2と電気的不揮発性メモリ3との間の
接続、および上位装置用I/Fコネクタ2とI/F制御
部5との間の接続に、それぞれ独立した信号線を使用す
る場合で、上位装置とのインターフェース用コネクタ
(2)の未使用信号線を利用している。
【0029】この第3の実施例でも、上位装置とのイン
ターフェース用コネクタ(2)の未使用信号線を利用す
る点は共通しているが、上位装置とのインターフェース
用コネクタ(2)を、上位装置とのインターフェース制
御と、電気的不揮発性メモリ3の書き換えとで、切り換
えを行う点に特徴を有している。
【0030】図3は、この発明の情報記録装置につい
て、第3の実施例を示す機能ブロック図である。図にお
ける符号は図2と同様であり、また、21は信号線切り
換え回路、22は切り換え信号線、23は制御信号線を
示す。
【0031】この図3と、先の図2とを対比すれば、こ
の第3の実施例を示す図3では、信号線切り換え回路2
1が新たに付加され、この信号線切り換え回路21と上
位装置用I/Fコネクタ2との間が、切り換え信号線2
2と制御信号線23によって接続されている点が異なっ
ているだけである。信号線切り換え回路21は、切り換
え信号線22から与えられる切り換え信号に従って、制
御信号線23をユーザが任意に書き換え可能な電気的不
揮発性メモリ3へ接続し、あるいはI/F制御部5へ接
続するように機能する。
【0032】すなわち、切り換え信号線22から与えら
れる切り換え信号は、制御信号線23の接続を、ユーザ
が任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3側にす
るのか、あるいはI/F制御部5側にするのかを指定す
る信号である。そして、この制御信号線23は、ユーザ
が任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き
換え情報の伝達、またはI/F制御部5への制御情報の
転送のために使用される。
【0033】この場合に、この図3に示す情報記録装置
1では、上位装置用I/Fコネクタ2の信号線の内で、
I/F制御部5で使用しない信号線を、切り換え信号線
22として割り当てている。そして、上位装置用I/F
コネクタ2から信号入力があると、信号線切り換え回路
21が切り換え信号線22をチェックする。
【0034】もし、I/F制御信号が入力されたとき
は、制御信号線23をI/F制御部5に接続し、また、
I/F制御信号の入力でなければ、制御信号線23をユ
ーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3に
接続して、メモリ3の書き換えを行う。以上の動作を、
次の図4のフローチャートで説明する。
【0035】図4は、この発明の情報記録装置におい
て、上位装置用I/Fコネクタ2から信号入力があった
場合の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
図において、#1〜#5はステップを示す。
【0036】信号入力があると、この図4のフローがス
タートする(ステップ#1)。ステップ#2で、切り換
え信号線22をチェックする。ステップ#3で、入力信
号がI/F制御信号であるかどうかチッェクする。
【0037】もし、入力信号がI/F制御信号のとき
は、ステップ#4へ進み、信号線切り換え回路21が、
制御信号線23をI/F制御部5に接続して、この図4
のフローを終了する。これに対して、先のステップ#3
でチェックした結果、入力信号がI/F制御信号でない
ときは、ステップ#5へ進む。
【0038】ステップ#5で、信号線切り換え回路21
が、制御信号線23を電気的不揮発性メモリ3に接続し
て、この図4のフローを終了する。以上のステップ#1
〜#5の処理によって、この発明の第3の実施例による
上位装置用I/Fコネクタ2から信号入力があったとき
の動作、すなわち、制御信号線23を、I/F制御部5
または電気的不揮発性メモリ3へ接続するための制御が
実行される。
【0039】なお、電気的不揮発性メモリ3への接続の
後に、このメモリ3の書き換えが行われる。したがっ
て、この第3の実施例によれば、先の第1の実施例の効
果に加えて、上位装置とのインターフェース用コネクタ
(2)に未使用信号線が1本存在すれば、電気的不揮発
性メモリ3の書き換えを行うことが可能となり、また、
これら2つの制御を排他的に行うことができる。
【0040】
【実施例4】次に、第4の実施例を説明する。この実施
例は、主として請求項4と請求項5の発明に対応してい
るが、請求項1の発明にも関連している。この第4の実
施例では、上位装置とのインターフェース用コネクタ
(2)からの入力信号を識別し、その識別結果によっ
て、上位装置とのインターフェース制御と、電気的不揮
発性メモリ3の書き換えとで接続の切り換えを行う点
(請求項4の発明)、また、電気的不揮発性メモリ3の
書き換え時に、書き換え、書き換えた内容の確認、およ
び書き換え結果を上位装置側へ通知する点(請求項5の
発明)に特徴を有している。
【0041】図5は、この発明の情報記録装置につい
て、第4の実施例を示す機能ブロック図である。図にお
ける符号は図1および図2と同様であり、また、31は
メモリ書き換え回路を示す。
【0042】この図5で新たに付加されたメモリ書き換
え回路31は、上位装置用I/Fコネクタ2を介して信
号線8から与えられた入力信号に従って、信号線8をユ
ーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3、
あるいはI/F制御部5へ接続する機能を有している
(請求項4の発明)。また、信号線8を電気的不揮発性
メモリ3に接続したときは、メモリ3の内容の書き換
え、書き換えた内容の確認、上位装置に対する書き換え
結果の通知を行う機能を有している(請求項5の発
明)。
【0043】この図5に示したこの発明の情報記録装置
は、次のような動作を行う。まず、情報記録装置1の上
位装置用I/Fコネクタ2を介して、信号線8から信号
が入力されると、メモリ書き換え回路31が、入力信号
を識別する。
【0044】次に、メモリ書き換え回路31は、入力信
号を識別した結果によって、入力信号がI/F制御信号
のときは、信号線8をI/F制御部5へ接続し、I/F
制御信号でなければ、入力信号に従って、ユーザが任意
に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ3の書き換えを
行う(請求項4の発明)。以上の動作をフローに示す。
【0045】図6は、この発明の第4の実施例におい
て、上位装置用I/Fコネクタ2から信号入力があった
場合の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
図において、#11〜#15はステップを示す。
【0046】信号入力があると、この図6のフローがス
タートする(ステップ#11)。次のステップ#12
で、入力信号の識別を行う。ステップ#13で、入力信
号がI/F制御信号であるかどうか判断する。
【0047】もし、入力信号がI/F制御信号のとき
は、ステップ#14へ進み、メモリ書き換え回路31
が、信号線8をI/F制御部5へ接続して、この図6の
フローを終了する。これに対して、先のステップ#13
で判断した結果、入力信号がI/F制御信号でないとき
は、ステップ#15へ進む。
【0048】ステップ#15で、メモリ書き換え回路3
1が、信号線8を電気的不揮発性メモリ3に接続して、
この図6のフローを終了する。以上のステップ#11〜
#15の処理によって、この発明の第4の実施例による
上位装置用I/Fコネクタ2から信号入力があったとき
の動作、すなわち、メモリ書き換え回路31によって、
信号線8を、I/F制御部5または電気的不揮発性メモ
リ3へ接続するための制御が行われる。
【0049】また、メモリ書き換え回路31は、電気的
不揮発性メモリ3へ接続した後、情報記録装置1の上位
装置用I/Fコネクタ2の信号線8から、電気的不揮発
性メモリ3に書き込むデータを取得し、メモリ3のデー
タを書き換える(請求項4の発明)と共に、書き換えた
データを確認し、書き換え結果を通知する(請求項5の
発明)。したがって、この第4の実施例によれば、上位
装置とのインターフェース用コネクタ(2)に未使用信
号線がなくても、電気的不揮発性メモリ3のデータの書
き換えを行うことが可能になる(請求項4の発明)。次
に、データの書き換え指示があった場合の処理をフロー
で説明する。
【0050】図7は、この発明の情報記録装置におい
て、上位装置用I/Fコネクタ2の信号線からデータ書
き換えの指示入力があった場合の主要な処理の流れを示
すフローチャートである。図において、#21〜#25
はステップを示す。
【0051】上位装置用I/Fコネクタ2の信号線8か
らデータ書き換え指示があると、このフローがスタート
する(ステップ#21)。ステップ#22で、入力信号
からユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモ
リ3の書き換えデータを取得する。
【0052】次のステップ#23で、メモリ書き換え回
路31が、任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリ
3のデータを書き換える。ステップ#24で、書き換え
られたデータを確認し、次のステップ#25で、書き換
え結果をホストコンピュータ等の上位装置へ通知して、
この図7のフローを終了する。
【0053】以上のように、この第4の実施例では、電
気的不揮発性メモリ3のデータの書き換えが指示された
ときは、メモリ3のデータの書き換え(請求項4の発
明)だけでなく、その後に、書き換えた内容の確認と、
上位装置に対する書き換え結果の通知とを行うので、電
気的不揮発性メモリ3のデータ書き換え動作を、正確か
つ容易に行うことができる(請求項5の発明)。
【0054】
【発明の効果】請求項1の情報記録装置では、上位装置
とのインターフェース(I/F)用コネクタをユーザが
任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリの書き換え
用として使用している。したがって、専用のコネクタを
設けることなく、電気的不揮発性メモリの書き換えを行
うことができる。
【0055】請求項2の情報記録装置では、請求項1の
情報記録装置において、ユーザが任意に書き換え可能な
電気的不揮発性メモリの書き換えを上位装置とのインタ
ーフェース用コネクタの未使用信号線を使用して行うよ
うにしている。したがって、請求項1の情報記録装置の
効果に加えて、情報記録装置を動作させる信号線に影響
を与えることなく、電気的不揮発性メモリの書き換えを
行うことができる。
【0056】請求項3の情報記録装置では、請求項1の
情報記録装置において、上位装置とのインターフェース
用コネクタの未使用信号線を使用して上位装置とのイン
ターフェース制御と、ユーザが任意に書き換え可能な電
気的不揮発性メモリの書き換え時とで、切り換えを行う
ようにしている。したがって、請求項1の情報記録装置
の効果に加えて、上位装置とのインターフェース用コネ
クタに未使用信号線が1本存在すれば、電気的不揮発性
メモリの書き換えを行うことが可能となり、また、これ
ら2つの制御を排他的に行うことができる。
【0057】請求項4の情報記録装置では、請求項1の
情報記録装置において、入力信号を識別した結果に応じ
て、上位装置とのインターフェース制御と、ユーザが任
意に書き換え可能な電気的不揮発性メモリの書き換えの
ための切り換えとを行うようにしている。したがって、
請求項1の情報記録装置の効果に加えて、上位装置との
インターフェース用コネクタに未使用信号線がなくて
も、電気的不揮発性メモリの書き換えを行うことができ
る。
【0058】請求項5の情報記録装置では、請求項4の
情報記録装置において、ユーザが任意に書き換え可能な
電気的不揮発性メモリの書き換え、書き換えた内容の確
認、書き換え結果の通知を行うようにしている。したが
って、請求項4の情報記録装置の効果に加えて、電気的
不揮発性メモリの書き換え動作を正確かつ容易に行うこ
とが可能となり、書き換えのための装置の負担が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報記録装置について、その要部構
成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の情報記録装置について第2の実施例
を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明の情報記録装置について第3の実施例
を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明の情報記録装置において、上位装置用
I/Fコネクタ2から信号入力があった場合の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】この発明の情報記録装置について第4の実施例
を示す機能ブロック図である。
【図6】この発明の第4の実施例において、上位装置用
I/Fコネクタ2から信号入力があった場合の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の情報記録装置において、上位装置用
I/Fコネクタ2の信号線からデータ書き換えの指示入
力があった場合の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 情報記録装置 2 上位装置用I/Fコネクタ 3 電気的不揮発性メモリ 4 CPU 5 I/F制御部 6 リード/ライト制御部 7 情報記録媒体 8 信号線 11 I/F制御用信号線 12 メモリ書き換え用信号線 21 信号線切り換え回路 22 切り換え信号線 23 制御信号線 31 メモリ書き換え回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが任意に書き換え可能な電気的不
    揮発性メモリと、上位装置とのインターフェース用コネ
    クタとを備えた情報記録装置において、 前記上位装置とのインターフェース用コネクタを前記メ
    モリの書き換えに使用する手段と、 上位装置とのインターフェースと前記メモリの書き換え
    とを切り換える手段、とを備えたことを特徴とする情報
    記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報記録装置において、 上記ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモ
    リの書き換えを、上記上位装置とのインターフェース用
    コネクタの未使用信号線を使用して書き換える手段を備
    えたことを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の情報記録装置において、 上記上位装置とのインターフェース用コネクタにおける
    上位装置とのインターフェース制御と、ユーザが任意に
    書き換え可能な電気的不揮発性メモリの書き換えとの切
    り換えを、上位装置とのインターフェース用コネクタの
    未使用信号線を用いて行う手段を備えたことを特徴とす
    る情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の情報記録装置において、 上記上位装置とのインターフェース用コネクタからの入
    力信号によって、上位装置とのインターフェース制御
    と、ユーザが任意に書き換え可能な電気的不揮発性メモ
    リの書き換えとの識別を行う手段と、 識別した結果に従って、信号線を上位装置とのインター
    フェース制御、またはユーザが任意に書き換え可能な電
    気的不揮発性メモリに切り換える手段を備えたことを特
    徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の情報記録装置において、 上記上位装置とのインターフェース用コネクタからの入
    力信号に従って、ユーザが任意に書き換え可能な電気的
    不揮発性メモリを書き換える手段と、 書き換えた内容を確認する手段と、 書き換えた結果を通知する手段、とを備えたことを特徴
    とする情報記録装置。
JP31448593A 1993-11-20 1993-11-20 情報記録装置 Pending JPH07146786A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100322006B1 (ko) * 1999-06-09 2002-02-06 윤종용 펌웨어 보드의 프로그램을 변경하기 위한 장치 및 방법

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KR100322006B1 (ko) * 1999-06-09 2002-02-06 윤종용 펌웨어 보드의 프로그램을 변경하기 위한 장치 및 방법

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