JPH07146706A - トリップリレーの点検方法 - Google Patents

トリップリレーの点検方法

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Publication number
JPH07146706A
JPH07146706A JP5295615A JP29561593A JPH07146706A JP H07146706 A JPH07146706 A JP H07146706A JP 5295615 A JP5295615 A JP 5295615A JP 29561593 A JP29561593 A JP 29561593A JP H07146706 A JPH07146706 A JP H07146706A
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JP
Japan
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relay
trip
fail
main
safe
Prior art date
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Pending
Application number
JP5295615A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kitano
信之 北野
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のトリップリレーの点検は、保護リレーの
演算ロックを行って保護リレーの機能を止めて点検して
いたので、点検中に系統事故が発生したときでも、事故
には対応できず、対応は点検終了後になるという不都合
があった。 【構成】保護リレーの演算機能を生かした状態で、メイ
ントリップリレーMXのトリップロックM11Xを行って
メイントリップリレーMXの動作を点検し、この点検中
にトリップリレーMX,FXが動作状態になる入力があ
った場合は、点検を止めてトリップロックM11Xを解除
し、メイントリップリレーMXの点検が終了したなら
ば、フェイルセーフトリップリレーFXのトリップロッ
クF11Xを行ってフェイルセーフトリップリレーFXの
動作を点検し、この点検中にトリップリレーMX,FX
が動作状態になる入力があった場合は、点検を止めてト
リップロックF11Xを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護リレーの機能を殺
さずにトリップリレーを点検することができるトリップ
リレーの点検方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術と、発明が解決しようとする課題】電力系
統保護のため、系統の電圧、電流等を検出し、適当な周
期でサンプリングしてディジタル値に変換し、これを所
定のプログラムを使って演算処理して、系統事故がある
と判断された場合には、トリップ信号を出すという機能
を持つリレーが「保護リレー」であり、トリップリレー
は、このトリップ信号が出た場合に働き、しゃ断器に対
して系統を切り離すためのしゃ断動作を行わせるもので
ある。
【0003】前記トリップリレーは、誤動作、誤不動作
があってはならないため、定期的に、手動又は自動で点
検する必要がある。従来のトリップリレーの点検方法
は、点検前に保護リレーの演算ロックを行って保護リレ
ーの機能を止め、その後、メイントリップリレーMX、
フェイルセーフトリップリレーFXを同時に点検してい
た。
【0004】従来の点検の流れを簡単に説明すると、概
ね次のようになる。 (1) メイントリップリレーMXのトリップロック指令を
出すとともに、フェイルセーフトリップリレーFXに点
検起動指令をかける。 (2) フェイルセーフトリップリレーFXの点検が起動
し、フェイルセーフトリップリレーFXのトリップロッ
ク指令を出す。 (3) メイントリップリレーMXのトリップロックが行わ
れたかどうかを確認し、行われたならばメイントリップ
リレーMXに動作指令を出す。 (4) フェイルセーフトリップリレーFXのトリップロッ
クが行われたかどうかを確認し、行われたならばフェイ
ルセーフトリップリレーFXに動作指令を出す。 (5) メイントリップリレーMXの動作が行われたかどう
かを確認する。 (6) フェイルセーフトリップリレーFXの動作が行われ
たかどうかを確認する。 (7) メイントリップリレーMXの動作が行われたなら
ば、メイントリップリレーMXに復帰指令を出す。 (8) フェイルセーフトリップリレーFXの動作が行われ
たならばフェイルセーフトリップリレーFXに復帰指令
を出す。 (9) メイントリップリレーMXの復帰が行われたかどう
かを確認し、復帰されたならば、メイントリップリレー
MXのトリップロックの解除指令を出す。 (10)フェイルセーフトリップリレーFXの復帰が行われ
たかどうかを確認し、復帰されたならば、フェイルセー
フトリップリレーFXのトリップロックの解除指令を出
す。
【0005】以上のように、保護リレーの機能を殺しな
がらメイントリップリレーMXとフェイルセーフトリッ
プリレーFXの点検を同時に並行して行っていた。した
がって、点検中に系統事故が発生したときでも、事故に
は対応できず、対応は点検終了後になるという不都合が
あった。そこで、本発明は、従来の点検の手順を見直
し、点検中であっても、保護リレーの機能を殺さずに事
故に対応しながらトリップ動作の点検をすることのでき
るトリップリレーの点検方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明のトリップリレーの点検方法は、点検中に保
護リレーの演算機能を生かした状態で、メイン、フェイ
ルセーフの2つからなるトリップリレーのうちいずれか
のトリップリレーのトリップロックを行って動作を点検
し、この点検中にトリップリレーが動作状態になる入力
があった場合は、点検を止めてトリップロックを解除
し、前記トリップリレーの点検が終了したならば、他の
トリップリレーのトリップロックを行って動作を点検
し、この点検中にトリップリレーが動作状態になる入力
があった場合は、点検を止めてトリップロックを解除す
る方法である。
【0007】
【作用】前記の構成によれば、点検中であっても、保護
リレーが働いた場合は、点検を止めてトリップロックを
解除して、通常の事故対応動作に入ることができる。な
お、メイントリップリレーの点検と、フェイルセーフト
リップリレーの点検とを分けて行っているが、同時に行
うと、両リレーの接点動作時間のばらつき等により接点
がともにメイク側に倒れることが偶然発生することがあ
り、このときにトリップロックが解除されると、正常時
でもトリップリレーが動作してしまうといった不都合が
発生するからである。もちろん一度トリップリレーを復
帰させてから、トリップロックリレーを復帰させて、ト
リップさせるべきルートの接点に指令を出せば問題はな
くなるが、事故対応時間が大幅に延びるので、採用でき
ない。
【0008】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図4は、しゃ断器CBを備える電源系統に設置
されたメインリレーMR及びフェイルセーフリレーFS
Rと、点検回路1との関係を示すブロック図であり、メ
インリレーMR及びフェイルセーフリレーFSRには、
電源系統に設置された計器用変圧器PT、変流器CTか
らの検出信号が入力されており、メインリレーMR及び
フェイルセーフリレーFSRのトリップ指令信号は論理
和回路2及び点検回路1に出力されている。さらに、論
理和回路2を通ったメインリレーMRのトリップ指令信
号に応動するメイントリップリレーMXと、論理和回路
2を通ったフェイルセーフリレーFSRのトリップ指令
信号に応動するフェイルセーフトリップリレーFXとが
設けられている。
【0009】前記点検回路1は、メインリレーMRのト
リップ指令信号とフェイルセーフリレーFSRのトリッ
プ指令信号を入力し、メイントリップリレーMX及びフ
ェイルセーフトリップリレーFXの接点信号と、トリッ
プロックリレーM11X,F11Xの接点信号とを入力し、
論理和回路2及びトリップロックリレーM11X,F11X
にリレー起動信号を出力している。メイントリップリレ
ーMX及びフェイルセーフトリップリレーFXの接点信
号と、トリップロックリレーM11X,F11Xの接点信号
とを入力しているのは、メイントリップリレーMX、フ
ェイルセーフトリップリレーFX、トリップロックリレ
ーM11X、トリップロックリレーF11Xが正常に働いた
かどうかをチェックするためである。
【0010】しゃ断器CBをしゃ断する回路は、同図に
示すように、メインリレーMRのトリップ指令信号に応
動するメイントリップリレーMXの接点と、フェイルセ
ーフリレーFSRのトリップ指令信号に応動するフェイ
ルセーフトリップリレーFXの接点と、トリップロック
リレーM11X,F11Xの接点とを直列につないだもので
ある。メイントリップリレーMXの接点とフェイルセー
フトリップリレーFXの接点とは、常開接点になってお
り、メインリレーMR、フェイルセーフリレーFSRの
指令に応じてメイントリップリレーMX及びフェイルセ
ーフトリップリレーFXが両方動作したときに閉じるよ
うになっている。トリップロックリレーM11X,F11X
の接点は、それぞれ常閉接点となっており、点検回路1
がトリップロックリレーM11X又はF11Xにリレー起動
信号を与えたときに開くようになっている。
【0011】次に前記の点検回路1の動作を説明する。
点検は、まずメイン側から行い、その終了後フェイルセ
ーフ側を行う。すなわち、メイントリップリレーMXに
トリップロック指令を出してメイントリップリレーMX
のトリップロックが行われたかどうかを確認し、行われ
たならばメイントリップリレーMXに動作指令を出し
て、メイントリップリレーMXの動作が行われたかどう
かを確認する。メイントリップリレーMXの動作が行わ
れたならば、メイントリップリレーMXに復帰指令を出
す。メイントリップリレーMXの復帰が行われたかどう
かを確認し、復帰されたならば、メイントリップリレー
MXのトリップロックの解除指令を出す。次に、フェイ
ルセーフトリップリレーFXのトリップロック指令を出
して、フェイルセーフトリップリレーFXのトリップロ
ックが行われたかどうかを確認し、行われたならばフェ
イルセーフトリップリレーFXに動作指令を出してフェ
イルセーフトリップリレーFXの動作が行われたかどう
かを確認する。フェイルセーフトリップリレーFXの動
作が行われたならばフェイルセーフトリップリレーFX
に復帰指令を出す。フェイルセーフトリップリレーFX
の復帰が行われたかどうかを確認し、復帰されたなら
ば、フェイルセーフトリップリレーFXのトリップロッ
クの解除指令を出す。
【0012】以上の一連の動作をした場合の時間的な流
れをタイムチャートで表わすと、図5のようになる。図
中の各波形の意味は次のとおりである。 (a) メイン側で点検中の表示をしていることを表わす波
形(t1 →t5 )。 (b) メイン側でトリップロック指令をしていることを表
わす波形(t1 →t5 )。 (c) メイン側でトリップロック指令に応じてトリップロ
ックリレーM11Xが動作中であることを表わす波形(t
1 →t5 )。「確認」の印は、この時点でトリップロッ
クリレーM11Xが動作したことを確認するという意味で
ある。 (d) メイン側でトリップ指令をしていることを表わす波
形(t2 →t3 )。 (e) メイン側でトリップ指令に応じてメイントリップリ
レーMXが動作中であることを表わす波形(t2
3 )。「確認」の2つの印は、この時点でメイントリ
ップリレーMXが動作し、又は復帰したことを確認する
という意味である。 (f) フェイルセーフ側に対してなされる、点検を起動せ
よという指令(t4 →t 5 )。 (g) メイン側の点検が終了したことを表わす波形(t5
→)。 (h) フェイルセーフ側でトリップロック指令をしている
ことを表わす波形(t4→t8 )。 (i) フェイルセーフ側で点検中の表示をしていることを
表わす波形(t4 →t8)。 (j) フェイルセーフ側でトリップロック指令に応じてト
リップロックリレーF11Xが動作中であることを表わす
波形(t4 →t8 )。「確認」の印は、この時点でトリ
ップロックリレーF11Xが動作したことを確認するとい
う意味である。 (k) フェイルセーフ側でトリップ指令をしていることを
表わす波形(t6 →t7)。 (l) フェイルセーフ側でトリップ指令に応じてフェイル
セーフトリップリレーFXが動作中であることを表わす
波形(t6 →t7 )。「確認」の2つの印は、この時点
でフェイルセーフトリップリレーFXが動作し、又は復
帰したことを確認するという意味である。 (m) フェイルセーフ側の点検が終了したことを表わす波
形(t8 →)。
【0013】本実施例によれば、前記の手順に従って行
われる点検中でもリレーの演算ロックをしないのでメイ
ンリレーMR及びフェイルセーフリレーFSRが事故を
監視していて、事故を検出した場合、次のように点検を
中断することができる。図1−3は、事故の発生と関連
した点検手順を詳細に説明するフローチャートであり、
まず、メインリレーMR及びフェイルセーフリレーFS
Rが事故を検出しているかどうか判断する(ステップS
1)。事故を検出していたら点検をすることをやめる。
【0014】事故を検出していなければ、メイン側トリ
ップロックリレーM11Xに動作信号を与える(ステップ
S2)。この間メインリレーMRが事故を検出すれば
(ステップS3)、メイン側トリップロックリレーM11
Xの動作を解除し(ステップS4)、点検を終了する。
これによって、メイントリップリレーMXは通常の動作
状態に入ることができる。
【0015】メインリレーMRが事故を検出しなけれ
ば、トリップロックリレーM11Xの動作を確認する(ス
テップS5)。動作すれば正常、動作しなければ異常と
みなし、所定の表示を行ったり、警報を出したり、印字
したりして、次に進む。ステップS6では、メイントリ
ップリレーMXに動作指令を与える。この間メインリレ
ーMRが事故を検出すれば(ステップS7)、メイン側
トリップロックリレーM11Xの動作を解除し(ステップ
S4)、点検を終了する。これによって、メイントリッ
プリレーMXは通常の動作状態に入ることができる。
【0016】メインリレーMRが事故を検出しなけれ
ば、メイントリップリレーMXの動作を確認する(ステ
ップS8)。動作すれば正常、動作しなければ異常とみ
なし、所定の表示を行ったり、警報を出したり、印字し
たりして、図2の処理に進む。図2のステップS11で
は、メイントリップリレーMXの接点復帰指令を出す。
この間メインリレーMRが事故を検出すれば(ステップ
S12)、メイン側トリップロックリレーM11Xの動作
を解除し(ステップS13)、メイントリップリレーM
Xの接点復帰指令を撤回し(ステップS14)、点検を
終了する。これによって、メイントリップリレーMXは
通常の動作状態に入ることができる。
【0017】メインリレーMRが事故を検出しなけれ
ば、メイントリップリレーMXの復帰動作を確認する
(ステップS15)。動作すれば正常、動作しなければ
異常とみなし、所定の表示を行ったり、警報を出した
り、印字したりして、トリップロックリレーM11Xに動
作解除指令を出す(ステップS16)。これにより、メ
イン側の点検動作が終了する。
【0018】次に、フェイルセーフ側トリップロックリ
レーF11Xの動作信号を与える(ステップS17)。こ
の間フェイルセーフリレーFSRが事故を検出すれば
(ステップS18)、フェイルセーフ側トリップロック
リレーF11Xの動作を解除し(ステップS30)、点検
を終了する。これによって、フェイルセーフトリップリ
レーFXは通常の動作状態に戻る。
【0019】フェイルセーフリレーFSRが事故を検出
しなければ、トリップロックリレーF11Xの動作を確認
する(ステップS19)。動作すれば正常、動作しなけ
れば異常とみなし、所定の表示を行ったり、警報を出し
たり、印字したりして、図3に進む。図3のステップS
21では、フェイルセーフトリップリレーFXに動作指
令を与える。この間フェイルセーフリレーFSRが事故
を検出すれば(ステップS22)、フェイルセーフ側ト
リップロックリレーF11Xの動作を解除し(ステップS
30)、点検を終了する。これによって、フェイルセー
フトリップリレーFXは通常の動作状態に戻る。
【0020】フェイルセーフリレーFSRが事故を検出
しなければ、フェイルセーフトリップリレーFXの動作
を確認する(ステップS23)。動作すれば正常、動作
しなければ異常とみなし、所定の表示を行ったり、警報
を出したり、印字したりして、ステップS24に進む。
ステップS24では、フェイルセーフトリップリレーF
Xの接点復帰指令を出す。この間フェイルセーフリレー
FSRが事故を検出すれば(ステップS25)、フェイ
ルセーフ側トリップロックリレーF11Xの動作を解除し
(ステップS26)、フェイルセーフトリップリレーF
Xの接点復帰指令を撤回し(ステップS27)、点検を
終了する。これによって、フェイルセーフトリップリレ
ーFXは通常の動作状態に入ることができる。
【0021】フェイルセーフリレーFSRが事故を検出
しなければ、フェイルセーフトリップリレーFXの復帰
動作を確認する(ステップS28)。動作すれば正常、
動作しなければ異常とみなし、所定の表示を行ったり、
警報を出したり、印字したりして、トリップロックリレ
ーF11Xに動作解除指令を出す(ステップS29)。こ
れにより、フェイルセーフ側の点検動作が終了する。
【0022】以上の動作を要約すると、まず、メイン側
についてメイン側トリップロックリレーM11Xを機能さ
せてトリップロックを行い、トリップロックが行われた
ことを確認した後、メイントリップリレーMXの接点動
作命令を出して動作を確認し、メイントリップリレーM
Xの接点復帰命令を出して復帰動作を確認する。この
間、メインリレーMR及びフェイルセーフリレーFSR
は事故検出対応可能であり、もし、両リレーMR,FS
Rが事故を検出すると、トリップロックを解除し、通常
の動作状態に戻す。メイン側の点検が終わると、トリッ
プロックを解除し、フェイルセーフ側のトリップロック
を行い、トリップロックが行われたことを確認した後、
フェイルセーフトリップリレーFXの接点動作命令を出
して動作を確認し、フェイルセーフトリップリレーFX
の接点復帰命令を出して復帰動作を確認する。この間、
メインリレーMR及びフェイルセーフリレーFSRは事
故検出対応可能であり、もし、両リレーMR,FSRが
事故を検出すると、トリップロックを解除し、通常の動
作状態に戻す。
【0023】この事故対応動作に要する時間は、「メイ
ンリレーMR及びフェイルセーフリレーFSRの通常の
事故検出時間」プラス「トリップロックが解除される時
間又はトリップリレーの動作時間の長い方」の時間とな
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のトリップリレーの
点検方法によれば、点検中であっても、保護リレーが働
いた場合は、点検を止めてトリップロックを解除して、
通常の事故対応動作に入ることができる。また、メイン
トリップリレーの点検と、フェイルセーフトリップリレ
ーの点検とを分けて行っているので、誤動作のおそれが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】事故の発生と関連した点検手順を詳細に説明す
るフローチャートである。
【図2】事故の発生と関連した点検手順を詳細に説明す
るフローチャート(図1の続き)である。
【図3】事故の発生と関連した点検手順を詳細に説明す
るフローチャート(図2の続き)である。
【図4】しゃ断器CBを備える電源系統に設置されたメ
インリレーMR及びフェイルセーフリレーFSRと、点
検回路1との配置関係、並びにしゃ断回路を示すブロッ
ク図である。
【図5】点検回路1の動作の時間的な流れを説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 点検回路 2 論理和回路 CB しゃ断器 MR メインリレー FSR フェイルセーフリレー PT 計器用変圧器 CT 変流器 MX メイントリップリレー FX フェイルセーフトリップリレー M11X,F11X トリップロックリレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】系統保護リレーからトリップ信号が出され
    た場合にしゃ断器に対して系統を切り離すためのしゃ断
    動作を行わせるトリップリレーを点検する方法であっ
    て、 点検中に保護リレーの演算機能を生かした状態で、 メイン、フェイルセーフの2つからなるトリップリレー
    のうちいずれかのトリップリレーのトリップロックを行
    って動作を点検し、この点検中にトリップリレーが動作
    状態になる入力があった場合は、点検を止めてトリップ
    ロックを解除し、 前記トリップリレーの点検が終了したならば、他のトリ
    ップリレーのトリップロックを行ってリレーの動作を点
    検し、この点検中にトリップリレーが動作状態になる入
    力があった場合は、点検を止めてトリップロックを解除
    することを特徴とするトリップリレーの点検方法。
JP5295615A 1993-11-25 1993-11-25 トリップリレーの点検方法 Pending JPH07146706A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445573B1 (ko) * 2001-08-28 2004-08-25 한국전력공사 전력손실을 줄이는 보호 계전기 시험방법
KR100471554B1 (ko) * 2002-10-30 2005-03-10 한국전력공사 전력손실을 줄이는 보호 및 제어반의 시험방법

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KR100445573B1 (ko) * 2001-08-28 2004-08-25 한국전력공사 전력손실을 줄이는 보호 계전기 시험방법
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