JPH0714607Y2 - 窓ガラス開閉駆動装置 - Google Patents

窓ガラス開閉駆動装置

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JPH0714607Y2
JPH0714607Y2 JP2003788U JP2003788U JPH0714607Y2 JP H0714607 Y2 JPH0714607 Y2 JP H0714607Y2 JP 2003788 U JP2003788 U JP 2003788U JP 2003788 U JP2003788 U JP 2003788U JP H0714607 Y2 JPH0714607 Y2 JP H0714607Y2
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JP
Japan
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window glass
switch
opening
plate
fully
Prior art date
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Application number
JP2003788U
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JPH01129387U (ja
Inventor
健一 新井
幹雄 河口
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車の窓ガラスを所望の高さに駆動する
ことができる窓ガラス開閉駆動装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の窓ガラス開閉駆動装置としては、例えば第5図に
示すようなものがある。
図において、1はドア本体、2は窓ガラス、3は駆動部
としてのモータ、4はギヤ等から成る伝導機構、5はリ
ンク棒5a,5bから成るリンク機構、6は抵抗体6a及び摺
動片6b(リンク棒5aに取付けられている)から成る可変
抵抗器で、窓ガラス開放度合検出部9の一部を構成して
いる。そして、7は窓枠8に取付けられた板状のタッチ
スイッチである。
このタッチスイッチ7は第6図に示すように、上下のフ
ィルム部材7a,7b及びこれらに貼付された導電膜7c,7d、
スペーサ7eにより構成されている。そして上側のフィル
ム部材7aを押して、点線で示すように導電膜7c,7dを互
に接触させると、その接触位置に対応したアナログ電圧
が出力されるようになっている。
第7図は上記のような窓ガラス開閉駆動装置に用いた窓
ガラス開放度合検出部9の動作を説明するためのブロッ
ク図で、図において、10は可変抵抗器6の抵抗値を検出
しディジタル信号を出力する検出回路、11は第1の定電
流源,12はタッチスイッチ7からのアナログ電圧をディ
ジタル量に変換する押圧位置検出部、13は押圧位置検出
部12からのディジタル信号を記憶するラッチ回路等の記
憶部、14はタッチスイッチ7が押圧される前まで記憶し
ていた信号をクリアするためのリセット信号を出力する
(リセット信号発生時間はタッチスイッチ7に対する押
圧時間よきわめて短くなっている)押圧検出回路、15は
記憶部13及び検出回路10からのディジタル信号を比較
し、両者が一致するようにモータ3を作動させる制御
部、16は第2の定電流源である。
このような第5図及び第7図に示すものの動作について
の詳述は避けるが、要するに、乗員が窓ガラス2を所望
する高さの位置まで開けたい場合には、その位置と同じ
高さのタッチスイッチ7の部分を指で押圧すると、窓ガ
ラス開放度合検出部9等の働きにより、窓ガラス2がそ
の高さまで昇降動した後、停止するというものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の窓ガラス開閉駆動装置
にあっては、窓ガラス2を所望する高さに開閉する場
合、第8図に示すように、窓ガラス2の実際の高さに対
応するタッチスイッチ7の位置を指で押圧しなければな
らないため、窓ガラス2の高さ如何によっては指で押圧
しにくい位置が生じることがある。
すなわち、窓ガラス2を全開状態あるいはそれに近い状
態まで開放しようとする場合は、タッチスイッチ7のA
部分を指で押圧する必要がある。しかし、A部分まで手
を伸ばすには、体を前方にかがめて不自然な姿勢をとら
なければならないため、必ずしも良好な操作性を有する
ものではないという問題点があった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、板状の押圧スイッチ即ちタッチスイッチの長
さ及び取付位置を工夫することにより上記問題点を解決
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、板状押圧スイッチの長さを窓枠の長さよりも
短かく設定し、かつ、この板状押圧スイッチの上端部が
窓ガラスの全閉位置付近に位置されると供に、板状押圧
スイッチの下端部に窓ガラスを全開にする全開用押圧部
を設けるようにしたものである。
〔作用〕
本考案における板状押圧スイッチは、短かくなって窓枠
の上部の方に取付けられているので、板状押圧スイッチ
の全ての部分にわたって、自然な姿勢で手を伸ばすこと
ができる。また、窓ガラスの開放度合いについては、全
開状態にする場合をのぞき、半開状態から全開状態に至
る迄の区間は使用頻度が少ないため、これの区間に対応
する板状押圧スイッチの部分を省略したとしても実用上
問題になることはない。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基いて説明する。第1図は、こ
の考案の一実施例を示す図である。まず、構成を説明す
ると、17は窓枠8の上部の方に取付けられたタッチスイ
ッチ、31はタッチスイッチ17の全閉押圧部、32はタッチ
スイッチ17の全開押圧部である。
ここで、第1図と第8図とを対比してみれば明らかなよ
うに、第1図のタッチスイッチ17は、第8図のタッチス
イッチ7のA部分を省略した長さとなっている。したが
って、乗員は特に身体を前方にかがめることなく、手を
タッチスイッチ17の全ての範囲に伸ばすことができ、操
作を容易に行なうことができる。
このように、第8図のA部分を省略できたのは次の理由
による。すなわち、窓ガラス2を開閉しようとする場合
の頻度として多いものは、全開状態、全閉状態、微開
(半開程度まで)状態であり、半開状態から全開状態に
至る迄の開放状態は殆んど用いられることがない。そこ
で、半開状態が全開状態に至る迄の高さに対応する部分
を省略してタッチスイッチ17の長さを短かくすることと
し、他方、頻度の多い全開状態については、全開押圧部
32を設けることとし、最低限必要な機能を損なうことな
く、操作性の向上を図ったものである。
次に、タッチスイッチ17の構成を第2図乃至第4図に基
き詳細に説明する。これらの図において、17は折返し線
18を中心にして内部が広げられたタッチスイッチ、19及
び20はタッチスイッチ17を構成する一対の基板、21は可
撓性を有する方の基板19に形成された押圧用導体部、22
は押圧用導体部21に接続して形成された引出線、23は基
板20に形成された抵抗体、24及び25は抵抗体23に一体的
に形成された抵抗体、26及び27はそれぞれ抵抗体24,25
に接続されて形成された全閉用導体部及び全開用導体
部、28及び29は全閉用導体部26及び全開用導体部27に接
続された引出線、30は抵抗体23、全開用導体部26及び全
開用導体部27上に形成され、これらと押圧用導体部21と
の間に空隙部を確保するためのスペーサである。
次に動作について説明する。いま、タッチスイッチ17の
中央部付近を指で押圧したとすると、押圧用導体部21と
抵抗体23とか接触する。このとき、第7図に示した窓ガ
ラス開放度合検出部9は、窓ガラス2の現在位置を検出
する。そして、制御回路はタッチスイッチ17の指で押圧
した位置と窓ガラス2の上端部位置とが一致するように
モータを制御する。
また、窓ガラス2を全閉状態あるいは全開状態にしたい
場合は、第1図に示す全閉押圧部31あるいは全開押圧部
32を指で押圧すればよい。さらに、窓ガラス2を全閉状
態付近の高さあるいは全開状態付近の高さに開閉動作さ
せようとする場合は、第2図の抵抗体24または抵抗体25
に対応する位置の押圧用導体部21を押圧するようにすれ
ばよい。
また、第1図のB寸法を充分に小さくし、首の入らない
程度の寸法(約16cm)とすることにより、開閉操作中の
首はさみ事故を有効に防止することができる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を、板状押圧スイッチの長さが窓枠の長さよりも短かく
なるように設定し、かつ、この板状押圧スイッチの上端
部が窓ガラスの全閉位置付近に位置されると供に、板状
押圧スイッチの下端部に窓ガラスを全開にする全開用押
圧部を設けるようにしたため、窓ガラスの開閉操作を行
なう場合に、体を前方にかがめるなどの不自然な姿勢を
とる必要がなく、良好な操作性を得ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による窓ガラス開閉駆動装
置の要部を示す概略図、第2図は第1図における押圧ス
イッチの内部構造を示す展開図、第3図は第2図のIII-
III線に沿う断面図、第4図は第3図のIV部分を拡大し
て示す拡大図、第5図は従来の窓ガラス開閉駆動装置を
示す斜視図、第6図は第5図で用いられているタッチス
イッチの構造を示す断面図、第7図は第5図の窓ガラス
開閉駆動装置の動作を説明するためのブロック図、第8
図は第5図で用いられているタッチスイッチの取付状態
を示す概略図である。 2は窓ガラス、3は制御部(モータ)、8は窓枠、9は
窓ガラス開放度合検出部、12は押圧位置検出部、13は記
憶部、15は制御部、17は押圧スイッチ(タッチスイッ
チ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠(8)に沿って設けられた板状押圧ス
    イッチ(17)と、該押圧スイッチの押圧位置を検出する
    押圧位置検出部(12)と、該押圧位置検出部からの検出
    出力を記憶する記憶部(13)と、窓ガラス(2)の開放
    度合を検出する窓ガラス開放度合検出部(9)と、前記
    窓ガラス(2)を開閉動作せしめる駆動部(3)と、制
    御部(15)とを備え、前記制御部(15)が、前記記憶部
    (13)に記憶された前記板状押圧スイッチ(17)の押圧
    位置に対応する前記窓ガラス(2)の開閉位置に、前記
    窓ガラス開放度合検出部(9)で検出される前記窓ガラ
    ス(2)の開放度合が一致するように前記駆動部(3)
    を制御する窓ガラス開閉駆動装置において、前記板状押
    圧スイッチ(17)は、その長さを前記窓枠(8)の長さ
    よりも短く設定され、かつ前記板状押圧スイッチ(17)
    の上端部が前記窓ガラス(2)の全閉位置付近に位置さ
    れると供に、前記板状押圧スイッチ(17)の下端部に前
    記窓ガラス(2)を全開にする全開用押圧部(27)が設
    けられていることを特徴とする窓ガラス開閉駆動装置。
JP2003788U 1988-02-19 1988-02-19 窓ガラス開閉駆動装置 Expired - Lifetime JPH0714607Y2 (ja)

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JP2003788U JPH0714607Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 窓ガラス開閉駆動装置

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JP2003788U JPH0714607Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 窓ガラス開閉駆動装置

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JPH01129387U JPH01129387U (ja) 1989-09-04
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JP5975671B2 (ja) * 2012-02-23 2016-08-23 株式会社ミツバ 車両用自動開閉装置

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JPH01129387U (ja) 1989-09-04

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