JPH07145885A - 配管継手構造 - Google Patents
配管継手構造Info
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- JPH07145885A JPH07145885A JP5317371A JP31737193A JPH07145885A JP H07145885 A JPH07145885 A JP H07145885A JP 5317371 A JP5317371 A JP 5317371A JP 31737193 A JP31737193 A JP 31737193A JP H07145885 A JPH07145885 A JP H07145885A
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- JP
- Japan
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- flange
- pipe
- piping
- taper
- flanges
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- Granted
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
1の配管の端部が拡管され、拡管により形成された拡管
つば部に第1のフランジおよび第2のフランジが拡管つ
ば部を挟圧するように固定され、第2のフランジに、挿
入端部の内側にスリーブを装着し、外側にテーパーリン
グと第3のフランジを配設した第2の配管が挿入され、
第3のフランジと第2のフランジを締結してテーパーリ
ングを押圧し、第2の配管の挿入端部をテーパーリング
とスリーブで挟圧してなる。 【効果】 ボルトを接続すべき配管の管軸方向に移動さ
せることにより、フランジを締結し配管の接続を行うよ
うにしたから、狭い場所でも配管の接続が可能となり、
既設の建物内の配管の更新、延長、分岐作業における配
管継手として有用である。
Description
に、金属配管、例えば給水、給湯用銅配管の更新、延長
あるいは分岐などを行う場合、ろう付け接合のように火
を使用することなく機械的接続を行うのに適した配管継
手構造に関する。
て、給水、給湯用銅配管のような金属配管を更新、延長
あるいは分岐しようとする場合、天井裏やパイプシャフ
ト内で配管接続工事を行わなければならないことが多
く、このような場所では、火災発生のおそれから、例え
ばろう付け接合のように火を使用する接合方式は好まし
くないため、火を使用せずに狭い現場でも配管を接続で
きるメカニカルジョイント(機械的管継手)の開発が望
まれている。
スリーブ型管継手が、社団法人日本銅センター規格に規
定されており、給水用銅配管、水道用銅管、水道用被覆
銅管の接続に使用されている。圧縮式スリーブ型管継手
においては、基本的には図3に示すように、接続すべき
2つの配管24、25の端部の内側にスリーブ26、2
6、外側にテーパーリング27、27およびナット2
9、29を配設し、必要に応じてOリングを装着して、
配管24、25を継手本体28に挿入し(図3のY方
向)、継手本体28のネジ部31とナット29のネジ部
30との螺合を介して継手本体28に対してナット29
を締め込み、継手本体28のテーパー部33、33とナ
ット29、29のテーパー部32、32とでテーパーリ
ング27、27を押圧してテーパーリング27、27を
下方に押し、テーパーリング27、27とスリーブ2
6、26との間で接続すべき配管24、25の端部を挟
圧することにより配管24、25の接続が行われてい
る。
ナット29、29をスパナなどの工具を配管の回りに回
転させることによって締め込まなければならないから、
天井裏などの狭い現場では作業が行い難く、締め込みに
時間がかかったり、十分な締め込みが行えないなどの問
題点があり、場所によっては締め込み作業が不可能な場
合もある。
とくに既設の建物内で給水、給湯配管などの更新、延
長、分岐工事を行う場合の配管接続方式における従来の
上記問題点を解消するためになされたものであり、その
目的は、ろう付けなどのように火を使用することなく、
天井裏などの狭い場所でも容易に配管接続作業を行うこ
とができ、しかも配管を流れる液体の漏洩などを生じる
ことがない液密な接続が行える機械的接合方式の配管継
手構造を提供することにある。
めの本発明による配管継手構造は、2つの配管を接続す
る配管継手において、第1の配管の端部が拡管され、該
拡管により形成された拡管つば部に第1のフランジおよ
び第2のフランジが拡管つば部を挟圧するように固定さ
れ、第2のフランジに、挿入端部の内側にスリーブを装
着し外側にテーパーリングおよび第3のフランジを配設
した第2の配管が挿入され、該第3のフランジと前記第
2のフランジを締結して第2の配管に対してテーパーリ
ングを押圧し、第2の配管の挿入端部をテーパーリング
とスリーブにより挟圧してなることを構成上の特徴とす
る。
給水、給湯配管などにおいて、例えば、パイプシャフト
内に配置されている竪管を取替えこれを既設の横引管と
接続する場合、パイプシャフト内の竪管と連結されてい
る横引管を取替えこれを竪管と接続する場合、配管を延
長する場合、既設の配管に分岐管をつくる場合などに適
用される。
接続する場合、図2に示すように、接続すべき第1の配
管2の端部を拡管して拡管つば部4を形成し、拡管つば
部4に第1のフランジ5と第2のフランジ6を固定す
る。詳しくは、第1のフランジ5および第2のフランジ
6の円周方向に複数のボルト孔20、21を穿設し、ボ
ルト19を通してナット22で締め付け、パッキング2
3をを介して拡管つば部4をフランジ5、6により挟圧
する。
側に円環状のスリーブ9を装着し、外側に円環状のテー
パーリング10および第3のフランジ7を配設してお
く。スリーブ9およびテーパーリング10は、配管が銅
管の場合には、例えば黄銅、りん青銅などの材料から成
形され、フランジ5、6、7はステンレス鋼などの鉄材
料により構成される。
に挿入し、第3のフランジ7の円周方向に設けたボルト
孔17にボルト15を挿通し、第3のフランジ7を矢印
Xの方向に移動させてボルト15のねじ部16を第2の
フランジ6に形成されたねじ孔18にねじ込む。第2の
フランジ6と第3のフランジ7との締結により、テーパ
ーリング10のテーパー面12は第3のフランジ7のテ
ーパー部11で押されて、テーパーリング10のテーパ
ー面13は第2のフランジ6のテーパー部14に当接
し、図1に示すように、テーパーリング10は両フラン
ジ6、7で押圧されて配管3を下方に押すことになるか
ら、配管3の挿入端部8はテーパーリング10とスリー
ブ9により挟圧されて固定され、配管継手構造1が形成
される。
用し、各フランジの円周方向に設けたボルト孔およびね
じ孔を通して、フランジを締結することにより配管の接
続が行われ、フランジの締結は配管の管軸方向にボルト
を移動させることによって行うことができ、従来によう
に配管の周囲に工具を回動させるなどの作業が不要とな
るから、天井裏などの狭い現場においても配管接続作業
が可能となる。
され、接続すべき第1の配管の端部を拡管して形成した
拡管つば部を第1のフランジと第2のフランジとにより
挟圧し、第2のフランジに接続すべき第2の配管を挿入
して、第3のフランジを第2のフランジに締結すること
によりテーパーリングとスリーブとで第2の配管を挟
圧、固定するから液密状態の配管継手が確実に形成され
る。
2.79mm) を図1、図2に示す配管継手構造により接続し
た。接続すべき第1の配管の端部を拡管成形し、形成さ
れた拡管つば部をパッキングを介して外径210mm のステ
ンレス鋼製フランジで挟圧して、フランジを拡管つば部
に固定し、第2の配管の端部の内側に青銅製のスリーブ
(JIS H 5111 BC-6C)を装着し、外側に銅合金製のテーパ
ーリング(JIS H 3250 C3604)および外径21mmのステンレ
ス鋼製のフランジを配設した。
ンジに挿入し、両フランジをねじ接合により締結して、
テーパーリングとスリーブにより第2の配管を挟圧固定
して図1に示すような配管継手構造を形成した。接続さ
れた第1の配管および第2の配管の開放端部に銅製のキ
ャップをろう付け接合して配管を密封し、水圧17.5Kgf/
cm2 の耐圧試験を行ったが、継手部からの漏洩はなく、
健全な配管継手が形成されていることが認められた。
は、フランジを組合わせた配管継手とし、配管の管軸方
向にボルトを移動させてフランジを締結することにより
配管の接続を行うようにしたから、狭い場所でも配管の
接続作業が可能となり、既設の建物内の配管を更新、延
長あるいは分岐する場合、現場において容易に取り付け
ることができる。
図である。
部を切り欠いた側面図である。
示す一部を切り欠いた側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 2つの配管を接続する配管継手におい
て、第1の配管の端部が拡管され、該拡管により形成さ
れた拡管つば部に第1のフランジおよび第2のフランジ
が拡管つば部を挟圧するよう固定され、第2のフランジ
に、挿入端部の内側にスリーブを装着し外側にテーパー
リングおよび第3のフランジを配設した第2の配管が挿
入され、該第3のフランジと前記第2のフランジを締結
してテーパーリングを第2の配管に対して押圧し、第2
の配管の挿入端部をテーパーリングとスリーブとにより
挟圧してなることを特徴とする配管継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31737193A JP3410184B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 配管継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31737193A JP3410184B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 配管継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07145885A true JPH07145885A (ja) | 1995-06-06 |
JP3410184B2 JP3410184B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=18087508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31737193A Expired - Lifetime JP3410184B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 配管継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3410184B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110206273A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-09-06 | 中建四局第一建筑工程有限公司 | 一种超高层竖井风管安装工艺及其风管装置 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP31737193A patent/JP3410184B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110206273A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-09-06 | 中建四局第一建筑工程有限公司 | 一种超高层竖井风管安装工艺及其风管装置 |
CN110206273B (zh) * | 2019-04-25 | 2024-03-01 | 中建四局第一建设有限公司 | 一种超高层竖井风管安装工艺及其风管装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3410184B2 (ja) | 2003-05-26 |
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