JPH07144241A - マイクロ・マシン用要素部材の製造方法 - Google Patents
マイクロ・マシン用要素部材の製造方法Info
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- JPH07144241A JPH07144241A JP29165393A JP29165393A JPH07144241A JP H07144241 A JPH07144241 A JP H07144241A JP 29165393 A JP29165393 A JP 29165393A JP 29165393 A JP29165393 A JP 29165393A JP H07144241 A JPH07144241 A JP H07144241A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロ・マシン用要素部材を経済的に安価
に且つ大量に供給することのできる製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 マイクロ・マシン用要素部材の断面形状を相
似的に拡大した大型素材010を成形し、この大型素材
010の断面の溝部、開口部及び中空部に充填材011
を挿入し、その外周を被覆材012で覆った後、所定寸
法まで押し出し、引抜き、線引き加工すると共に、必要
に応じて捻じり加工を施した後、被覆材012及び充填
材011を除去することを特徴とする
に且つ大量に供給することのできる製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 マイクロ・マシン用要素部材の断面形状を相
似的に拡大した大型素材010を成形し、この大型素材
010の断面の溝部、開口部及び中空部に充填材011
を挿入し、その外周を被覆材012で覆った後、所定寸
法まで押し出し、引抜き、線引き加工すると共に、必要
に応じて捻じり加工を施した後、被覆材012及び充填
材011を除去することを特徴とする
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ・マシン用要
素部材、特にマイクロ・エア・タービン・ロータを製造
する方法に関する。
素部材、特にマイクロ・エア・タービン・ロータを製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ・マシンは、ミリ或いはミクロ
ンオーダの微小な部材であり、その一例として、マイク
ロ・エア・タービンを図6に示す。同図に示すように、
タービン・ロータ1はステータ(外径2.2mm)4内
に収納されると共に両端から突出するシャフト2を介し
てそれぞれ軸受3により回転自在に支持されている。タ
ービン・ロータ1の外周面には傾斜溝8が形成され、ま
た、ステータ4内に高圧空気7を導入するための空気導
入孔6が一方の軸受3に穿設されると共に、高圧空気を
排出するための空気排出孔5が他方の軸受3には穿設さ
れている。
ンオーダの微小な部材であり、その一例として、マイク
ロ・エア・タービンを図6に示す。同図に示すように、
タービン・ロータ1はステータ(外径2.2mm)4内
に収納されると共に両端から突出するシャフト2を介し
てそれぞれ軸受3により回転自在に支持されている。タ
ービン・ロータ1の外周面には傾斜溝8が形成され、ま
た、ステータ4内に高圧空気7を導入するための空気導
入孔6が一方の軸受3に穿設されると共に、高圧空気を
排出するための空気排出孔5が他方の軸受3には穿設さ
れている。
【0003】従って、高圧空気7が一方の軸受3に設け
られた空気導入孔6から、ステータ4内に導入され、タ
ービン・ロータ1の表面に設けられた傾斜溝8に沿って
流通して他方の軸受3に設けられた空気排出孔5へ出る
際に、傾斜溝8に反力が作用し、これによりタービン・
ロータ1が回転することになる。つまり、高圧空気7の
運動エネルギーをタービン・ロータ1の回転エネルギー
に変換するのである。
られた空気導入孔6から、ステータ4内に導入され、タ
ービン・ロータ1の表面に設けられた傾斜溝8に沿って
流通して他方の軸受3に設けられた空気排出孔5へ出る
際に、傾斜溝8に反力が作用し、これによりタービン・
ロータ1が回転することになる。つまり、高圧空気7の
運動エネルギーをタービン・ロータ1の回転エネルギー
に変換するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したマイクロ・マ
シンは、医療、エレクトロニクス、バイオ、生産プロセ
ス等の分野で革新的な進展が期待されている。その実現
の為には、マイクロ・マシンのコンポーネント(要素)
部材を画期的な工法・プロセスを用いて、経済的に安価
に供給することが重要である。
シンは、医療、エレクトロニクス、バイオ、生産プロセ
ス等の分野で革新的な進展が期待されている。その実現
の為には、マイクロ・マシンのコンポーネント(要素)
部材を画期的な工法・プロセスを用いて、経済的に安価
に供給することが重要である。
【0005】しかしながら、図6に示されるマイクロ・
エア・タービンは、放電加工技術を用いた三次元加工に
より、棒材から直径950μmのタービン・ロータを切
り出して製作している(T.Masaki,et al,IEEE MEMS '91
(1991))。このように直径1mm以下のタービン・ロー
タは、三次元の微細な溝状ブレードを棒材(不記載)か
ら切り出して製作するため、次のような課題がある。
エア・タービンは、放電加工技術を用いた三次元加工に
より、棒材から直径950μmのタービン・ロータを切
り出して製作している(T.Masaki,et al,IEEE MEMS '91
(1991))。このように直径1mm以下のタービン・ロー
タは、三次元の微細な溝状ブレードを棒材(不記載)か
ら切り出して製作するため、次のような課題がある。
【0006】微細な放電電極の成形が困難且つ高価で
ある。 三次元駆動の如何に高精度な数値制御式放電加工機を
用いても、ワークと放電電極管との間にショートアーク
を発生させながら加工することとなり、熱容量の小さい
ワーク(タービン・ロータ)は、入熱(電流・電圧・速
度など)変動を吸収しきれないため、形状不良、加工面
粗度荒れを生じ、製品歩留が悪い。
ある。 三次元駆動の如何に高精度な数値制御式放電加工機を
用いても、ワークと放電電極管との間にショートアーク
を発生させながら加工することとなり、熱容量の小さい
ワーク(タービン・ロータ)は、入熱(電流・電圧・速
度など)変動を吸収しきれないため、形状不良、加工面
粗度荒れを生じ、製品歩留が悪い。
【0007】加工速度が遅い。 以上、〜により微小な部材といえども、高価とな
り、経済的に安価に大量に供給することが困難であっ
た。 本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
マイクロ・マシン用要素部材を経済的に安価に且つ大量
に供給することのできる製造方法を提供することを目的
とする。
り、経済的に安価に大量に供給することが困難であっ
た。 本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
マイクロ・マシン用要素部材を経済的に安価に且つ大量
に供給することのできる製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
〔手段1〕最終製品、例えば、タービン・ロータの軸断
面形状と相似形の大型素材を切削加工等により製作し、
溝部、開口部、中空部に相当する部分には、充填材、例
えば、銅、軟鋼等を当接・充填し、これらを被覆材とな
る管材に当接・充填する。これらの部材の当接界面に
は、好ましくは、黒鉛、アルミナ(Al2O3)、ガラス
(SiO2)等の粉末離型剤を塗布する。
面形状と相似形の大型素材を切削加工等により製作し、
溝部、開口部、中空部に相当する部分には、充填材、例
えば、銅、軟鋼等を当接・充填し、これらを被覆材とな
る管材に当接・充填する。これらの部材の当接界面に
は、好ましくは、黒鉛、アルミナ(Al2O3)、ガラス
(SiO2)等の粉末離型剤を塗布する。
【0009】〔手段2〕手段1で得た大型素材を熱間或
いは冷間で、押し出し、引抜き又は線引加工する。 〔手段3〕線引加工途中若しくは線引加工後に、線材全
体に所定角度だけ、捻じり加工を施す。尚、溝の捻じり
角(リード角)は線引加工により復元する角度を予め見
込んで素材加工段階で施しても良い。
いは冷間で、押し出し、引抜き又は線引加工する。 〔手段3〕線引加工途中若しくは線引加工後に、線材全
体に所定角度だけ、捻じり加工を施す。尚、溝の捻じり
角(リード角)は線引加工により復元する角度を予め見
込んで素材加工段階で施しても良い。
【0010】〔手段4〕元の管材であった部分、即ち、
被覆材を化学的或いは物理的エッチング手段を用いて除
去し、溝部に充填された充填材を除去する。 〔手段5〕これらを必要に応じて、エッチング液浸漬
や、マイクロブラスティング(1〜3μmのアルミナ、
硅砂等を含むエアジェット)等の手段でバリを除去す
る。
被覆材を化学的或いは物理的エッチング手段を用いて除
去し、溝部に充填された充填材を除去する。 〔手段5〕これらを必要に応じて、エッチング液浸漬
や、マイクロブラスティング(1〜3μmのアルミナ、
硅砂等を含むエアジェット)等の手段でバリを除去す
る。
【0011】
〔作用1〕最終部品断面形状と略相似形の断面を有する
素材に、離型剤を介して充填材及び管材を当接し合体し
た状態で、線引きすることにより、相似形に縮小した長
尺な最終断面の部品を大量に得ることができる。正確な
素材断面形状は、予め組成流動解析、線引比率、充填材
材質等に基づき、実験等を踏まえて設定する。 〔作用2〕線引き加工により、相似形で縮小された最終
断面形状の部品を長尺・大量且つ高速・容易・高歩留に
製造できる。
素材に、離型剤を介して充填材及び管材を当接し合体し
た状態で、線引きすることにより、相似形に縮小した長
尺な最終断面の部品を大量に得ることができる。正確な
素材断面形状は、予め組成流動解析、線引比率、充填材
材質等に基づき、実験等を踏まえて設定する。 〔作用2〕線引き加工により、相似形で縮小された最終
断面形状の部品を長尺・大量且つ高速・容易・高歩留に
製造できる。
【0012】〔作用3〕捻じり加工を施すことにより、
傾斜溝を得ることができる。 〔作用4〕化学的エッチング或いは物理的エッチング
(例えば、イオンエッチング)を行なうことにより、被
覆材は薄くなる。素材表面には離型材が存在するため、
一端被覆材が開口すると、新たに素材をエッチングする
よりも、被覆材のエッチングを継続させた方がエネルギ
ー的にも楽に被覆材のみが除去される。
傾斜溝を得ることができる。 〔作用4〕化学的エッチング或いは物理的エッチング
(例えば、イオンエッチング)を行なうことにより、被
覆材は薄くなる。素材表面には離型材が存在するため、
一端被覆材が開口すると、新たに素材をエッチングする
よりも、被覆材のエッチングを継続させた方がエネルギ
ー的にも楽に被覆材のみが除去される。
【0013】〔作用5〕所定長さに部材切断する時に発
生したバリ、或いは線引加工中時に被覆材や充填材の界
面隙間に流出して形成されたバリを除去できる。
生したバリ、或いは線引加工中時に被覆材や充填材の界
面隙間に流出して形成されたバリを除去できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明について、図面を参照して詳細
に説明する。 〔実施例1〕本発明の一実施例を図1〜図3に示す。
に説明する。 〔実施例1〕本発明の一実施例を図1〜図3に示す。
【0015】先ず、図1に示すように、直径30mm、
長さ1000mmの6−4黄銅棒(60%Cu−40%
Zn)011の外周8箇所均等に直径7mmの半月溝を
加工し、この溝に半月状断面のAl合金製部材(JIS
H4040,A5083,Al−4%Mg合金)012
を接着剤で仮着けし、内径30.5mm、外径32.5
mm、長さ1100mmの管材(A5083製)013
内に挿入して大型部材010とする。また、管材013
の両端約50mmを絞り、内部の黄銅棒011が移動、
飛び出さないようにした。
長さ1000mmの6−4黄銅棒(60%Cu−40%
Zn)011の外周8箇所均等に直径7mmの半月溝を
加工し、この溝に半月状断面のAl合金製部材(JIS
H4040,A5083,Al−4%Mg合金)012
を接着剤で仮着けし、内径30.5mm、外径32.5
mm、長さ1100mmの管材(A5083製)013
内に挿入して大型部材010とする。また、管材013
の両端約50mmを絞り、内部の黄銅棒011が移動、
飛び出さないようにした。
【0016】次に、図2に示すように、上記大型部材0
10を高周波加熱コイル020により約400℃に加熱
した後、押出ダイス014を通過させて、直径の縮小し
た大型部材015とする。このような操作を順次繰り返
して、最終断面形状まで縮小させた大型部材010nを
最終線引加工において、ピンチローラ021で線引ダイ
ス016から引き出すと共に、巻取リール018の旋回
中心機構019をピンチローラ021の周速と同期させ
て捻転巻取して、仕上がりワイヤ017とした。仕上が
りワイヤ017の外径は1.03mmである。
10を高周波加熱コイル020により約400℃に加熱
した後、押出ダイス014を通過させて、直径の縮小し
た大型部材015とする。このような操作を順次繰り返
して、最終断面形状まで縮小させた大型部材010nを
最終線引加工において、ピンチローラ021で線引ダイ
ス016から引き出すと共に、巻取リール018の旋回
中心機構019をピンチローラ021の周速と同期させ
て捻転巻取して、仕上がりワイヤ017とした。仕上が
りワイヤ017の外径は1.03mmである。
【0017】引き続き、上記ワイヤ017を次工程のハ
ンドリング性のために、約1000mmに切断した後、
エッチング液として30%のNaOH水溶液に50℃×
20分間浸漬し、いわゆるアルカリエッチング手法によ
り、表層の被覆材を除去した。溝部に残留するAl合金
線は一部腐食した状況であるので、一端を引っ張り溝部
から取り外した。
ンドリング性のために、約1000mmに切断した後、
エッチング液として30%のNaOH水溶液に50℃×
20分間浸漬し、いわゆるアルカリエッチング手法によ
り、表層の被覆材を除去した。溝部に残留するAl合金
線は一部腐食した状況であるので、一端を引っ張り溝部
から取り外した。
【0018】そして、ワイヤカット法で所定長15.0
mmに切断し、続いて、両端面の中心に、直径0.3m
m×長さ10.0mmのピアノ線をローターシャフトと
してパーカッション溶接により接合した。最後に、上記
タービン・ロータを、図6に示すようにステータ4及び
軸受3に組み込んでマイクロ・エア・タービンを完成さ
せた。
mmに切断し、続いて、両端面の中心に、直径0.3m
m×長さ10.0mmのピアノ線をローターシャフトと
してパーカッション溶接により接合した。最後に、上記
タービン・ロータを、図6に示すようにステータ4及び
軸受3に組み込んでマイクロ・エア・タービンを完成さ
せた。
【0019】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図4に
示す。本実施例は、マイクロ歯車ポンプ用ギアを製作す
る方法に関するものである。本実施例では、図4に示す
ように、黄銅棒011の中心に芯材(A5083材)0
30を素材段階で充填した。固定軸を貫通する中心孔が
必要となるためである。その他の構成は、前述した実施
例1と同様である。
示す。本実施例は、マイクロ歯車ポンプ用ギアを製作す
る方法に関するものである。本実施例では、図4に示す
ように、黄銅棒011の中心に芯材(A5083材)0
30を素材段階で充填した。固定軸を貫通する中心孔が
必要となるためである。その他の構成は、前述した実施
例1と同様である。
【0020】〔実施例3〕本発明の他の実施例を図5に
示す。本実施例は、マイクロうず巻きポンプ用羽根車を
製作する方法に関するものである。本実施例では、図5
に示すように、黄銅棒011の中心に芯材030として
Al材を充填した。最終段階での芯材030の除去は、
Al材であるため、アルカリエッチングで実施した。そ
の他の構成は、前述した実施例1と同様である。
示す。本実施例は、マイクロうず巻きポンプ用羽根車を
製作する方法に関するものである。本実施例では、図5
に示すように、黄銅棒011の中心に芯材030として
Al材を充填した。最終段階での芯材030の除去は、
Al材であるため、アルカリエッチングで実施した。そ
の他の構成は、前述した実施例1と同様である。
【0021】
〔効果1〕先ず、予め寸法的に加工し易い素材段階で組
成加工時の変形量を考慮して、最終形状・寸法を相似拡
大して製造し、次いで線引加工で断面を相似縮小、即
ち、断面積比の二乗倍の長さを縮小することにより、マ
イクロ・マシン用要素部材を高速安価、且つ、均一に製
造することができる。 〔効果2〕捻じり加工を施すことにより、軸方向に傾斜
した溝、即ち、リード角を付けたスパイラルを成形する
ことができる。 〔効果3〕最終製品となる材料と化学的、機械的、物理
的、電気的特性等が異なる充填材を素材段階で素材の空
隙に充填し或いは外周に被覆することにより、最終線引
加工後の化学的、物理的エッチング等の手段により、素
材を損傷することなく、充填材を除去することができ
る。 〔効果4〕上記エッチング法、マイクロブラフト法の適
用により、薄片となったバリを除去できる。 〔効果5〕以上、実施例に基づいて具体的に述べてきた
ように、前述した課題〜を解決し、安価、大量、経
済的にマイクロ・マシン用要素部材を製造することがで
きる。
成加工時の変形量を考慮して、最終形状・寸法を相似拡
大して製造し、次いで線引加工で断面を相似縮小、即
ち、断面積比の二乗倍の長さを縮小することにより、マ
イクロ・マシン用要素部材を高速安価、且つ、均一に製
造することができる。 〔効果2〕捻じり加工を施すことにより、軸方向に傾斜
した溝、即ち、リード角を付けたスパイラルを成形する
ことができる。 〔効果3〕最終製品となる材料と化学的、機械的、物理
的、電気的特性等が異なる充填材を素材段階で素材の空
隙に充填し或いは外周に被覆することにより、最終線引
加工後の化学的、物理的エッチング等の手段により、素
材を損傷することなく、充填材を除去することができ
る。 〔効果4〕上記エッチング法、マイクロブラフト法の適
用により、薄片となったバリを除去できる。 〔効果5〕以上、実施例に基づいて具体的に述べてきた
ように、前述した課題〜を解決し、安価、大量、経
済的にマイクロ・マシン用要素部材を製造することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係るマイクロ・エア・ター
ビン用大型部材を示す断面図である。
ビン用大型部材を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係り、大型部材を順次線引
加工中を示す断面図である。
加工中を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る線引加工中において、
捻じり巻取加工を行なっている様子を示す断面図であ
る。
捻じり巻取加工を行なっている様子を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第二の実施例に係るマイクロ歯車ポン
プ用ギアの大型部材を示す断面図である。
プ用ギアの大型部材を示す断面図である。
【図5】本発明の第三の実施例に係るマイクロうず巻き
ポンプ用羽根車の大型部材を示す断面図である。
ポンプ用羽根車の大型部材を示す断面図である。
【図6】従来のマイクロエアタービンの構成を示す部分
切欠斜視図である。
切欠斜視図である。
1 タービン・ロータ 2 シャフト 3 軸受 4 ステータ 5 空気排出孔 6 空気導入孔 7 高圧空気 8 傾斜溝 010 大型部材 010n 最終断面形状まで縮小した大型部材 011 黄銅棒 012 Al合金性部材 013 管材 014 押出ダイス 015 直径の縮小した大型部材 016 線引ダイス 017 仕上がりワイヤ 018 巻取リール 019 旋回中心機構 020 高周波加熱コイル 021 ピンチローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸に直交な何れの断面に於いても、
その形状が合同であるマイクロ・マシン用要素部材の製
造方法において、上記形状を相似的に拡大した大型素材
を成形し、この大型素材の断面の溝部、開口部及び中空
部に充填材を挿入し、その外周を被覆材で覆った後、所
定寸法まで押し出し、引抜き又は線引き加工すると共
に、必要に応じて捻じり加工を施した後、前記被覆材及
び充填材を除去することを特徴とするマイクロ・マシン
用要素部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29165393A JPH07144241A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | マイクロ・マシン用要素部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29165393A JPH07144241A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | マイクロ・マシン用要素部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144241A true JPH07144241A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17771733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29165393A Withdrawn JPH07144241A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | マイクロ・マシン用要素部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07144241A (ja) |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP29165393A patent/JPH07144241A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |