JPH07144110A - フィルター洗浄装置 - Google Patents

フィルター洗浄装置

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JPH07144110A
JPH07144110A JP29505893A JP29505893A JPH07144110A JP H07144110 A JPH07144110 A JP H07144110A JP 29505893 A JP29505893 A JP 29505893A JP 29505893 A JP29505893 A JP 29505893A JP H07144110 A JPH07144110 A JP H07144110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
solvent
cleaning
resin liquid
fixture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29505893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Watanabe
仁 渡辺
Sadahiko Inoue
定彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29505893A priority Critical patent/JPH07144110A/ja
Publication of JPH07144110A publication Critical patent/JPH07144110A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間や手間をかけずにフィルターを洗浄す
る。 【構成】 上面が開口し下面が閉塞されたフィルター1
を洗浄するフィルター洗浄装置に関する。溶剤2が貯留
された洗浄槽3内にフィルター取付け具24を設ける。
フィルター1の下面をフィルター取付け具24に係止し
てフィルター1の上面開口が下向きになるように吊り下
げる。フィルター1を溶剤2に浸漬し、フィルター取付
け具24を洗浄槽3内で動かす駆動手段4を具備する。
フィルター取付け具24を動かすことによってフィルタ
ー1を溶剤2内で上下揺動あるいは回転運動させること
ができ、フィルター1を手洗いする必要がなくなると共
にフィルター1を上下揺動あるいは回転運動させること
によって手洗いよりも大きな洗浄力で洗浄することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワニス等の樹脂液を濾
過して樹脂液に含まれる異物を取り除くフィルターの洗
浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層板等に使用されるプリプレグは、ガ
ラス布等の基材にワニス等の樹脂液を含浸させて形成さ
れるものであるが、この樹脂液は基材に含浸させる前に
濾過装置に通して異物を取り除くことがおこなわれてい
る。図3には濾過装置の一例が示してある。5は上面が
開口する濾過装置本体であって、この上面開口は取り出
し口6として形成してあると共に取り出し口6は蓋7で
開閉することができるようになっている。濾過装置本体
5には内部を上下に仕切る仕切り板10が設けてあり、
この仕切り板10の上側において濾過装置本体5の側面
上部には樹脂液が流入する入口8が形成してあると共に
仕切り板10の下側において濾過装置本体5の下面には
樹脂液が流出する出口9が形成してある。仕切り板10
には上下に開口するフィルター取付け口11が複数個設
けてあって、各フィルター取付け口11にはフィルター
1が取り付けてある。図2に示すようにフィルター1は
金網メッシュで網状の下面を有する有底の筒体に形成さ
れ、上面が樹脂液流入口12として開口してあると共に
樹脂流入口12の外周面には係止片13が設けてある。
そして仕切り板10のフィルター取付け口11の上方か
らフィルター1を差し込んでフィルター取付け口11の
上面開口縁にフィルター1の係止片13を係止して取り
付けることによって濾過装置が形成されるものである。
14は濾過装置本体5内の圧力を計る圧力計である。
【0003】上記濾過装置では、入口8から流入させた
樹脂液を、樹脂液流入口12からフィルター1内に流し
込み、金網メッシュの目の間から樹脂液を流出させ、そ
の後樹脂液を出口9から次工程に送り出すものである。
そして樹脂液がフィルター1内を通ることによって、樹
脂液に含まれる異物、例えば基材の繊維や樹脂液のゲル
化物が金網メッシュの目に引っ掛かり、樹脂液から異物
を取り除くことができるものである。
【0004】このようにして樹脂液を濾過していくとフ
ィルター1を洗浄して溜まった異物を取り除く必要があ
る。そして従来、このフィルター1の洗浄は手洗いによ
っておこなわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしフィルター1の
洗浄を手洗いによっておこなうと、ゲル化して高粘度を
有するようになった樹脂や金網メッシュに絡まった繊維
をフィルター1から取り除くのに非常に多くの時間や手
間がかかるものであった。本発明は上記の点に鑑みてな
されたものであり、時間や手間をかけずにフィルターを
洗浄することができるフィルター洗浄装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルター
洗浄装置は、上面が開口し下面が閉塞されたフィルター
1を洗浄するフィルター洗浄装置において、溶剤2が貯
留された洗浄槽3内にフィルター取付け具24を設け、
フィルター1の下面をフィルター取付け具24に係止し
てフィルター1の上面開口が下向きになるように吊り下
げると共にフィルター1を溶剤2に浸漬し、フィルター
取付け具24を洗浄槽3内で動かす駆動手段4を具備し
て成ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】溶剤2が貯留された洗浄槽3内にフィルター取
付け具24を設け、フィルター1の下面をフィルター取
付け具24に係止してフィルター1の上面開口が下向き
になるように吊り下げると共にフィルター1を溶剤2に
浸漬し、フィルター取付け具24を洗浄槽3内で動かす
駆動手段4を具備したので、フィルター取付け具24を
動かすことによってフィルター1を溶剤2内で上下揺動
あるいは回転運動させることができ、フィルター1を手
洗いする必要がなくなると共にフィルター1を上下揺動
あるいは回転運動させることによって手洗いよりも大き
な洗浄力で洗浄することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
には本実施例の一例が示してあり、3は上面が開口する
洗浄槽であって、この上面開口はフィルター出し入れ口
20として形成してある。洗浄槽3には溶剤2が貯留し
てある。溶剤2としてはメタノール、アセトン、メチル
エチルケトン(MEK)等を例示することができるが、
これらに限定するものではなく、樹脂液に対応して選定
するものである。
【0009】洗浄槽3の側面上部には溶剤流入口30が
開口させてあって、この溶剤流入口30には供給パイプ
31の一端が接続してある。供給パイプ31の他端はポ
ンプ32に連結してあると共にこのポンプ32には溶剤
2を貯留しておく溶剤槽33から溶剤2を取り込むため
の溶剤用パイプ34が接続してある。また洗浄槽3の下
面には溶剤流出口35が設けてあって、この溶剤流出口
35には排出パイプ36の一端が接続してある。排出パ
イプ36の他端は溶剤槽33に連通させてあると共に排
出パイプ36の途中には異物除去フィルター37が設け
てある。
【0010】駆動手段4は、モーター等の駆動部21の
軸部22に蓋23を嵌着し、蓋23を貫通した軸部22
の先端にフィルター取付け具24を設けて形成されるも
のである。駆動部21はその軸部22を上下揺動及び回
転させることができるものである。蓋23は洗浄槽3の
フィルター出し入れ口20を覆うことができる大きさに
形成してある。フィルター取付け具24は棒状又は円板
状に形成され、その下面には係止具25が複数個設けて
ある。
【0011】次に上記フィルター洗浄装置の動作につい
て詳述する。先ずフィルター取付け具24の係止具25
にフィルター1の下面に設けた係合部1aを引っかけ、
フィルター1の樹脂液流入口12を下向きにしてフィル
ター取付け具24に吊り下げる。次に駆動部21を駆動
させて軸部22を下方に移動させてフィルター出し入れ
口20からフィルター1を洗浄槽3内に導入して溶剤2
に浸漬すると共に蓋23でフィルター出し入れ口20を
閉口する。そしてこの状態で駆動手段4の駆動部21を
駆動させて軸部22を上下揺動及び回転運動させること
によってフィルター取付け具24を動かして溶剤2内で
フィルター1を上下揺動及び回転運動させる。こうする
ことでフィルター1に溜まった異物が溶剤2によって溶
解され或いはフィルター1から剥がれ落ちたりするもの
である。またこの洗浄工程の終了後或いは洗浄工程と並
行してポンプ32を作動させて溶剤2を洗浄するように
する。フィルター1を洗浄して異物が混入した溶剤2は
溶剤排出口35から排出パイプ36に流れ込み、異物除
去フィルター37を通って溶剤2内に混入する異物を除
去してから溶剤槽33に戻される。それと同時に溶剤槽
33からきれいな溶剤2を溶剤用パイプ34から汲み上
げ、ポンプ32を介して供給パイプ31から洗浄槽3に
戻される。
【0012】上記のようなフィルター洗浄装置であれ
ば、駆動手段4を駆動させるだけで自動的にフィルター
1を洗浄することができ、手洗いする必要がなくなるも
のである。また駆動手段4はフィルター取付け具24を
動かしてフィルター1を溶剤2内で上下揺動と回転運動
をさせるので、手洗いよりも大きな洗浄力でフィルター
1を洗浄することができる。さらに溶剤2は異物除去フ
ィルター37を通すことによって常にきれいな状態にす
ることができ、洗浄力が落ちたりしないものである。
【0013】
【発明の効果】上記のように本発明は、溶剤が貯留され
た洗浄槽内にフィルター取付け具を設け、フィルターの
下面をフィルター取付け具に係止してフィルターの上面
開口が下向きになるように吊り下げると共にフィルター
を溶剤に浸漬し、フィルター取付け具を洗浄槽内で動か
す駆動手段を具備したので、フィルター取付け具を動か
すことによってフィルターを溶剤内で上下揺動あるいは
回転運動させることができ、フィルターを手洗いする必
要がなくなると共にフィルターを上下揺動あるいは回転
運動させることによって手洗いよりも大きな洗浄力で洗
浄することができ、時間や手間をかけずにフィルターを
洗浄することができるものである。またフィルターの上
面開口を下向きにしてフィルター取付け具に取り付けた
ので、フィルターを上下揺動あるいは回転運動させてフ
ィルターの下向きの上面開口からフィルターの内周に累
積した異物を剥がして落下させることができ、効率よく
洗浄することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上のフィルターの斜視図である。
【図3】濾過装置の断面図である。
【符号の説明】
1 フィルター 2 溶剤 3 洗浄槽 4 駆動手段 24 フィルター取付け具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口し下面が閉塞されたフィルタ
    ーを洗浄するフィルター洗浄装置において、溶剤を貯留
    された洗浄槽内にフィルター取付け具を設け、フィルタ
    ーの下面をフィルター取付け具に係止してフィルターの
    上面開口が下向きになるように吊り下げると共にフィル
    ターを溶剤に浸漬し、フィルター取付け具を洗浄槽内で
    動かす駆動手段を具備して成ることを特徴とするフィル
    ター洗浄装置。
JP29505893A 1993-11-25 1993-11-25 フィルター洗浄装置 Withdrawn JPH07144110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29505893A JPH07144110A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 フィルター洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29505893A JPH07144110A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 フィルター洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07144110A true JPH07144110A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17815775

Family Applications (1)

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JP29505893A Withdrawn JPH07144110A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 フィルター洗浄装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166116A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Shunan Chiiki Jiba Sangyo Shinko Center フィルタエレメント洗浄装置
WO2004073835A1 (de) * 2003-02-21 2004-09-02 Envirgy Environment Energy Engineering And Construction Gmbh Verfahren zum entfernen von verunreinigungen und/oder verstopfungen aus einem bündel von kanälen
CN107321058A (zh) * 2016-04-29 2017-11-07 五冶集团上海有限公司 一种滤芯清洗装置

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