JPH0714394U - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPH0714394U
JPH0714394U JP4578193U JP4578193U JPH0714394U JP H0714394 U JPH0714394 U JP H0714394U JP 4578193 U JP4578193 U JP 4578193U JP 4578193 U JP4578193 U JP 4578193U JP H0714394 U JPH0714394 U JP H0714394U
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light emitting
signal
emitting element
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JP4578193U
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雅弘 中野
滋保 金田
英樹 坂尾
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】赤外光を使用した物体検出装置において、何ら
かの原因によって発生する赤外光が外乱として作用した
場合でも、正確に物体の検出を行う。また、消費電力を
低減する。 【構成】マイコン22は、各発光素子6a,6bの無発
光時における受光信号K2に基づいて、外乱の有無を検
出する。そして、外乱がある場合には、両発光素子6
a,6bを発光させて発光出力を増加させ、受光素子6
cの検出信号を大きくした上で、その検出信号を低い増
幅度で増幅して受光信号K1を生成する。そのため、受
光信号K1のS/N比は高くなり、外乱に無関係に正確
な物体(人)検出ができる。また、外乱がない場合には
発光素子6aだけを発光させて発光出力を減少させ、受
光素子6cの検出信号を小さくした上で、その検出信号
を高い増幅度で増幅して受光信号K2を生成する。この
ときは、発光素子6bを発光させないため、消費電力が
小さくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は物体検出装置に係り、詳しくは、人体等の物体に対して光を投射し、 その投射光が物体にあたって反射した反射光を検出することによって物体の有無 を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、赤外光の反射を利用して物体を検出する物体検出装置が、民生および産 業の様々な分野で広く用いられている。
【0003】 そのような物体検出装置においては、まず、発光ダイオード等からなる発光素 子から赤外光を投射する。その赤外光が投射される空間に人体等の何らかの物体 が存在する場合、発光素子からの投射光はその物体にあたって反射する。その反 射光をフォトダイオード等からなる受光素子によって検出することにより物体の 有無を検出する。すなわち、受光素子が反射光を検出した場合は物体が存在して いると判定し、反射光を検出しない場合は物体が存在していないと判定するわけ である。
【0004】 このような物体検出装置の電源としては、商用電源または電池が用いられる。 電池を電源とする場合は、リチウム電池等の電池寿命の長い電池を用いると共に 、発光素子の発光を一定の周期で間欠的に行うことにより電池の消耗を抑えるの が一般的である。これにより、電池寿命を可能な限り長くして電池交換の手間を 少なくしているわけである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の物体検出装置においては、何らかの外因によって発生する赤 外光が外乱として作用し(以下、外乱光という)、正確な物体検出ができなくな ることがある。
【0006】 なぜなら、受光素子は所定の波長の赤外光を受光した場合に検出信号を出力す るようになっているだけであって、その受光した赤外光が、発光素子からの投射 光が物体にあたって反射した反射光であるのか、外乱光であるのかを判別する機 能をもっていないためである。
【0007】 そのため、外乱光の波長が発光素子の投射光の波長と合致している場合には、 実際に物体が存在しているのか、外乱光が発生しているのかを判別することがで きず、正確な物体検出ができないわけである。
【0008】 例えば、上記の物体検出装置の設置場所の照明にインバータ蛍光灯が使用され ている場合、インバータ蛍光灯からの光が外乱光として作用することがある。す なわち、インバータ蛍光灯では、インバータ制御により30KHZ 以下または4 2KHZ 以上に点灯周波数が設定されているため、その点灯周波数と同じ周期で 外乱光が発生する。
【0009】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、イ ンバータ蛍光灯等による外乱光が発生しても正確に物体を検出することができる 物体検出装置を提供することにある。また、本考案の別の目的は、消費電力の小 さな物体検出装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、請求項1に記載の考案は、予め定められ た周波数のパルス波の1パルスを入力する度に1回だけ発光するようになってい る発光素子から光を投射し、その投射光が物体にあたって反射した反射光を受光 素子によって検出することにより物体を検知する物体検出装置において、何らか の外因によって発生し、発光素子からの投射光の反射光に対して外乱として作用 する外乱光を検出する外乱光検出手段と、発光素子の発光出力を可変する発光出 力可変手段と、受光素子の検出信号の増幅度を可変する増幅度可変手段と、外乱 光検出手段の検出結果に基づいて、外乱光がある場合には発光出力可変手段を制 御して発光素子の発光出力を高くさせると共に、増幅度可変手段を制御して受光 素子の検出信号の増幅度を低くさせ、その増幅された検出信号に基づいて物体の 存在を判定し、外乱光がない場合には発光出力可変手段を制御して発光素子の発 光出力を低くさせると共に、増幅度可変手段を制御して受光素子の検出信号の増 幅度を高くさせ、その増幅された検出信号に基づいて物体の存在を判定する判定 制御手段とを設けたことをその要旨とする。
【0011】 請求項2に記載の考案は、予め定められた周波数のパルス波の1パルスを入力 する度に1回だけ発光するようになっている発光素子から光を投射し、その投射 光が物体にあたって反射した反射光を受光素子によって検出することにより物体 を検知する物体検出装置において、何らかの外因によって発生し、発光素子から の投射光の反射光に対して外乱として作用する外乱光を検出する外乱光検出手段 と、発光素子の発光出力を可変する発光出力可変手段と、受光素子の検出信号の 検出感度を可変する検出感度可変手段と、外乱光検出手段の検出結果に基づいて 、外乱光がある場合には発光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力を高く させると共に、検出感度可変手段を制御して受光素子の検出信号の検出感度を低 くさせ、その検出信号に基づいて物体の存在を判定し、外乱光がない場合には発 光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力を低くさせると共に、検出感度可 変手段を制御して受光素子の検出信号の検出感度を高くさせ、その検出信号に基 づいて物体の存在を判定する判定制御手段とを設けたことをその要旨とする。
【0012】 請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載の物体検出装置にお いて、外乱光検出手段は、発光素子の無発光時における受光素子の検出信号に基 づいて外乱光を検出することをその要旨とする。
【0013】
【作用】
従って、請求項1に記載の考案によれば、発光出力可変手段は発光素子の発光 出力を可変し、増幅度可変手段は受光素子の検出信号の増幅度を可変する。制御 判定手段は、外乱光検出手段の検出結果に基づいて、発光出力可変手段と増幅度 可変手段とを制御する。そして、外乱光がある場合は発光出力を高めて受光素子 の検出信号の増幅度を低くし(高発光出力・低増幅)、外乱光がない場合は発光 出力を低めて受光素子の検出信号の増幅度を高くしている(低発光出力・高増幅 )。すなわち、外乱光がある場合はS/N比を優先させ、外乱光がない場合は低 消費電力を優先させている。従って、外乱光が発生しても正確に物体を検出する ことができる上に、低消費電力を実現できる。
【0014】 また、請求項2に記載の考案によれば、発光出力可変手段は発光素子の発光出 力を可変し、検出感度可変手段は受光素子の検出信号の検出感度を可変する。制 御判定手段は、外乱光検出手段の検出結果に基づいて、発光出力可変手段と増幅 度可変手段とを制御する。そして、外乱光がある場合は発光出力を高めて受光素 子の検出信号の検出感度を低くし(高発光出力・低検出感度)、外乱光がない場 合は発光出力を低めて受光素子の検出信号の検出感度を高くしている(低発光出 力・高検出感度)。すなわち、請求項1に記載の考案と同様に、外乱光がある場 合はS/N比を優先させ、外乱光がない場合は低消費電力を優先させているため 、外乱光が発生しても正確に物体を検出することができる上に、低消費電力を実 現できる。
【0015】
【実施例】
(第1実施例) 以下、本考案の物体検出装置を男子用水洗小便器(以下、朝顔という)の自動 洗浄装置に具体化した第1実施例を、図面に従って説明する。
【0016】 図4および図5に、本実施例の朝顔1の取り付け状態を示す。 朝顔1は洗面所の壁面2の表側に取り付けられ、朝顔1に接続された水供給管 3には電磁開閉弁4が連結されている。その電磁開閉弁4が開かれると水供給管 3から朝顔1へ洗浄水が供給される。反対に、電磁開閉弁4が閉じられると水供 給管3から朝顔1への洗浄水の供給は遮断される。
【0017】 制御箱5は朝顔1よりも若干上方の壁面2の裏側に取着され、その制御箱5の 表面板5aは壁面2に露出している。表面板5aには発光素子6a,6bと受光 素子6cとからなる人検知センサ6が設けられ、制御箱5内にはコントローラ7 およびリチウム電池8が設けられている。
【0018】 尚、各発光素子6a,6bは同一規格の発光ダイオードからなり、予め設定さ れた波長の赤外光を投射する。また、受光素子6cはフォトダイオードまたはフ ォトトランジスタからなり、各発光素子6a,6bの投射光と同じ波長の赤外光 を受光したときにのみ検出信号を出力する。
【0019】 図1に、本実施例の自動洗浄装置の電気ブロック回路を示す。 リチウム電池8は、コントローラ7内の定電圧回路20および弁駆動回路21 に電源を供給している。
【0020】 定電圧回路20は3端子レギュレータによって構成され、人検知センサ6およ び、コントローラ7内のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)22、 発光駆動回路23a,23b、受光回路24のそれぞれに安定な直流電圧を供給 している。
【0021】 マイコン22は、中央処理装置(CPU)、制御プログラムを記憶した読み出 し専用メモリ(ROM)、後記する人検知動作の結果を一時記憶する読み出しお よび書き込み可能なメモリ(RAM)、入出力インターフェイス、等から構成さ れている。そして、マイコン22は、発光指令信号Fを発光駆動回路23a単独 または各発光駆動回路23a,23bの両方へ出力する。但し、発光指令信号F はデューティ50%のパルス波であり、その発光変調周波数fH は固定されてい る。
【0022】 各発光駆動回路23a,23bは、マイコン22からの発光指令信号Fに基づ いて各発光素子6a,6bを発光させる。すなわち、各発光駆動回路23a,2 3bはそれぞれ、発光指令信号Fを1パルス入力する度に発光素子6a,6bを 1回発光させる。例えば、マイコン22から発光駆動回路23aへ発光変調周波 数fH 〔KHZ 〕(パルス幅1/fH 〔μsec 〕)の発光指令信号Fが時間T〔 μsec 〕だけ出力され続けると、発光駆動回路23aは発光素子6aをT/fH 回だけ発光させる。
【0023】 受光回路24は、増幅器31,32とバンドパスフィルタ33,34と波形整 形回路35,36とから構成されている。尚、バンドパスフィルタ33,34は 、パッシブ型を用いてもアクティブ型を用いてもよい。
【0024】 増幅器31は受光素子6cの検出信号を増幅し、増幅器32へ出力する。増幅 器32の出力信号は各バンドパスフィルタ33,34に入力される。 各バンドパスフィルタ33,34は、発光指令信号Fの発光変調周波数fH を 中心周波数とするバンドパスフィルタである。そのため、各バンドパスフィルタ 33,34は、増幅器31によって増幅された受光素子6cの検出信号の内、周 波数fH の信号のみを濾波して通過させる。
【0025】 各波形整形回路35,36はそれぞれ、各バンドパスフィルタ33,34の出 力信号を積分した後に波形整形して受光信号K1,K2を生成し、マイコン22 の各ポートP1,P2へ出力する。
【0026】 すなわち、受光信号K1は、受光素子6cの検出信号を増幅器31によって増 幅したものである。一方、受光信号K2は、受光素子6cの検出信号を各増幅器 31,32によって2段増幅したものである。従って、受光信号K2は増幅器3 2の増幅度分だけ受光信号K1より大きくなる。
【0027】 図2に、各発光素子6a,6bの駆動回路を示す。 各発光素子6a,6bには、各トランジスタTr1,Tr2を介して定電圧回 路20からの直流電圧が供給されている。そのため、各発光駆動回路23a,2 3bによって各トランジスタTr1,Tr2がオンされると、各発光素子6a, 6bに駆動電流I1,I2が流れて発光する。尚、各発光素子6a,6bとグラ ンド間に接続されている抵抗R1,R2は、駆動電流I1,I2の調整用抵抗で ある。
【0028】 このように構成された本実施例において、朝顔1の前に人が立っている場合、 発光素子6a,6bからの投射光はその人にあたって反射する。すると、受光素 子6cはその反射光を検出して検出信号を出力する。発光素子6a,6bは発光 指令信号Fのパルスに従って発光するため、その発光は連続したものではなく、 発光指令信号Fの発光変調周波数fH を点灯周波数とした点滅になる。そのため 、受光素子6cの検出信号も連続したものではなく、発光変調周波数fH に対応 したものになる。
【0029】 ここで、各波形整形回路35,36の役割は、発光変調周波数fH に対応した 非連続な受光素子6cの検出信号を、積分した後に波形整形することにより、連 続した受光信号K1,K2を生成することである。
【0030】 一方、朝顔1の前に人が立っていない場合、発光素子6a,6bからの投射光 は反射しない。すると、受光素子6cは反射光を検出できないため検出信号を出 力せず、受光回路24は受光信号K1,K2を出力しない。
【0031】 但し、受光素子6cは、発光素子6a,6bの投射光の反射光を受光した場合 でも、発光素子6a,6bの投射光と同じ波長の外乱光を受光した場合でも、同 じように検出信号を出力する。そのため、外乱光の点灯周波数中に周波数fH , の成分が含まれている場合、受光回路24は、発光素子6a,6bの投射光の反 射光を受光した場合でも、外乱光を受光した場合でも、同じように受光信号K1 ,K2を出力する。
【0032】 弁駆動回路21はマイコン22からの指令信号に基づいて自己保持ソレノイド ・バルブからなる電磁開閉弁4を開閉させる。すなわち、弁駆動回路21がパル ス状のタイミング信号を出力する度に電磁開閉弁4の開閉の状態は切り替わり、 タイミング信号が出力されていないときには、それ以前の開閉の状態がそのまま 保持される。
【0033】 次に、このように構成された本実施例における、朝顔1の前に人が立っている かどうかを検知する動作(以下、人検知動作という)について、図3に示すフロ ーチャートに従って説明する。
【0034】 まず、ステップ(以下、Sとする)1において、マイコン22は、各発光素子 6a,6bの無発光時に、ポートP2に受光信号K2が入力されたかどうかを検 出する。そして、マイコン22は、ポートP2に受光信号K2が入力され、以下 の条件のいずれかを満足する場合、受光信号K2は外乱光によるものである とし、外乱光があると判定する。
【0035】 受光信号K2が所定時間(例えば、5msec )以上連続して入力された場合 。 受光信号K2が連続して入力されない場合に、その中断時間が所定時間(例 えば、500 μsec )以内である場合。
【0036】 また、マイコン22は、ポートP2に受光信号K2が入力されない場合や、入 力されても上記条件のいずれかを満足しない場合には、外乱光がないと判定 する。
【0037】 そして、マイコン22は、外乱光があると判定した場合はS2へ移行し、外乱 光がないと判定した場合はS3へ移行する。 S2において、マイコン22は、発光指令信号Fを発光駆動回路23a,23 bの両方へ出力する。その発光指令信号Fに基づいて、各発光駆動回路23a, 23bは各発光素子6a,6bを発光させる。そして、S4へ移行する。
【0038】 S4において、マイコン22は、ポートP1に受光信号K1が入力されたかど うかを検出する。 すなわち、S2において発光素子6a,6bを発光させた時点で、朝顔1の前 に人が立っている場合、発光素子6a,6bからの投射光はその人にあたって反 射する。すると、受光素子6cはその反射光を検出して検出信号を出力する。そ の検出信号は各バンドパスフィルタ33,34で濾波され、各波形整形回路35 ,36から受光信号K1,K2として出力される。
【0039】 従って、ポートP1に受光信号K1が入力されたならば、朝顔1の前に人が立 っていることがわかる。また、ポートP1に受光信号K1が入力されなければ、 朝顔1の前に人が立っていないことがわかる。
【0040】 そして、マイコン22は、ポートP1に受光信号K1が入力されたならばS5 へ移行し、入力されなければS6へ移行する。 S5において、マイコン22は朝顔1の前に人が立っているとして「人検知」 と判定し、その判定結果をRAMに記憶してS1へ戻る。
【0041】 一方、S6において、マイコン22は朝顔1の前に人が立っていないとして「 人非検知」と判定し、その判定結果をRAMに記憶してS1へ戻る。 また、S3において、マイコン22は、発光指令信号Fを発光駆動回路23a だけに出力する。その発光指令信号Fに基づいて、発光駆動回路23aは発光素 子6aを発光させる。そして、S7へ移行する。
【0042】 S7において、マイコン22は、ポートP2に受光信号K2が入力されたかど うかを検出する。 すなわち、S3において発光素子6aを発光させた時点で、朝顔1の前に人が 立っている場合、発光素子6aからの投射光はその人にあたって反射する。する と、受光素子6cはその反射光を検出して検出信号を出力する。その検出信号は 各バンドパスフィルタ33,34で濾波され、各波形整形回路35,36から受 光信号K1,K2として出力される。
【0043】 従って、ポートP2に受光信号K2が入力されたならば、朝顔1の前に人が立 っていることがわかる。また、ポートP2に受光信号K2が入力されなければ、 朝顔1の前に人が立っていないことがわかる。
【0044】 そして、マイコン22は、ポートP2に受光信号K2が入力されたならばS5 へ移行し、入力されなければS6へ移行する。 このように本実施例においては、まず最初に、各発光素子6a,6bの無発光 時における受光信号K2に基づいて、外乱光の有無を検出する。ここで、受光信 号K2は、受光素子6cの検出信号を各増幅器31,32によって2段増幅した ものであるため、増幅器32の増幅度分だけ受光信号K1より大きい。そのため 、発生しているのが微小な外乱光であっても、その外乱光による受光信号K2は 、マイコン22において検出可能なだけの十分な大きさになる。従って、外乱光 の有無を確実に検出することができる。
【0045】 そして、外乱光がある場合には両発光素子6a,6bを発光させる。このとき 、発光素子6a,6bの投射光の反射光を受光素子6cが受光すると、受光信号 K1,K2が出力される。そこで、受光信号K1の有無に基づいて人検知動作を 行う。
【0046】 ここで、両発光素子6a,6bが発光すると、その投射光の反射光は、発光素 子6aだけが発光した場合に比べて強くなる。そのため、受光素子6cの検出信 号も、発光素子6aだけが発光した場合に比べて大きくなる。反対に、受光信号 K1は、受光素子6cの検出信号を増幅器31だけで増幅したものであるため、 増幅器32の増幅度分だけ受光信号K2より小さい。
【0047】 すなわち、外乱光がある場合には、両発光素子6a,6bを発光させることに よって発光出力を増加させると共に、増幅度の低い受光信号K1に基づいて、人 検知動作を行う。つまり、外乱光がある場合には、発光出力を増加させて受光素 子6cの検出信号を大きくした上で、その検出信号を低い増幅度で増幅している 。そのため、受光信号K1のS/N比は高くなる。
【0048】 その結果、外乱光があっても、その影響を受けることなく、正確な人検知動作 が可能になる。 また、外乱光がない場合には発光素子6aだけを発光させ、受光信号K2の有 無に基づいて人検知動作を行う。
【0049】 すなわち、外乱光がない場合には、発光素子6aだけを発光させることによっ て発光出力を減少させると共に、増幅度の高い受光信号K2に基づいて、人検知 動作を行う。つまり、外乱光がない場合には、発光出力を減少させて受光素子6 cの検出信号を小さくした上で、その検出信号を高い増幅度で増幅している。そ のため、受光信号K2のS/N比は多少低くなる。しかし、外乱光がないことは 既に確認済みであるため、受光信号K2のS/N比が多少低くなっても、人検知 動作には影響を与えない。
【0050】 以上詳述したように本実施例においては、インバータ蛍光灯等によって外乱光 が発生しても、その影響を受けることなく、朝顔1の前に立っている人を正確に 検知することができる。
【0051】 また、まず最初に外乱光の有無を検出し、外乱光がない場合には発光素子6a だけを発光させるため、外乱光の有無に関わらずに両発光素子6a,6bを発光 させる場合に比べて消費電力を少なくすることができる。その結果、リチウム電 池8の電池寿命が長くなり電池交換の手間が少なくなる。
【0052】 このように、本実施例においては、まず最初に、外乱光の有無を検知し、外乱 光がある場合は発光出力を高めて受光素子6cの検出信号の増幅度を低くし(高 発光出力・低増幅)、外乱光がない場合は発光出力を低めて受光素子6cの検出 信号の増幅度を高くしている(低発光出力・高増幅)。すなわち、外乱光がある 場合はS/N比を優先させ、外乱光がない場合は低消費電力を優先させている。 従って、正確な人検知動作と低消費電力とを両立させることができる。
【0053】 ところで、マイコン22は上記の人検知動作を一定時間(例えば、0.7 秒)間 隔で行う。そして、「人非検知」という判定結果の次に「人検知」という判定結 果がでた場合、マイコン22は朝顔1の前洗浄処理を行う。すなわち、マイコン 22は、弁駆動回路21を制御することにより電磁開閉弁4を一定時間だけ開か せて水供給管3から朝顔1へ一定量の洗浄水を供給させ、朝顔1を洗浄する。こ れにより、快適に小用を足すことができると共に朝顔1を汚れにくくしている。
【0054】 続いて、「人検知」という判定結果の次に「人非検知」という判定結果がでた 場合、マイコン22は小用を足し終えた人が朝顔1の前から立ち去ったと判定し 、朝顔1の後洗浄処理を行う。すなわち、マイコン22は、弁駆動回路21を制 御することにより電磁開閉弁4を一定時間だけ開かせて水供給管3から朝顔1へ 一定量の洗浄水を供給させ、朝顔1を洗浄する。
【0055】 このように本実施例の朝顔1の自動洗浄装置においては、小用を足そうとする 人が朝顔1の前に立つと朝顔1を洗浄し(前洗浄処理)、小用を足し終えた人が 朝顔1の前から立ち去ると再度朝顔1を洗浄(後洗浄処理)するようになってい る。
【0056】 (第2実施例) 次に、本考案の物体検出装置を朝顔の自動洗浄装置に具体化した第2実施例を 、図面に従って説明する。
【0057】 尚、本実施例において、図1〜図5に示した第1実施例と同じ構成部材につい ては符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。 図6に、本実施例の自動洗浄装置の電気ブロック回路の要部を示す。
【0058】 本実施例において、第1実施例と異なるのは、受光回路24の構成だけである 。すなわち、受光回路24は、増幅器31とバンドパスフィルタ33と基準電圧 生成回路41と各コンパレータ42,43とから構成されている。
【0059】 増幅器31は受光素子6cの検出信号を増幅し、バンドパスフィルタ33へ出 力する。バンドパスフィルタ33の出力信号SBは、各コンパレータ42,43 のプラス入力端子に入力される。
【0060】 基準電圧生成回路41は直列に接続された3つの抵抗rから構成され、基準電 圧VR を3分圧した各基準電圧2VR /3,VR /3を各コンパレータ42,4 3のマイナス入力端子に印加する。
【0061】 各コンパレータ42,43の出力信号K3,K4は、マイコン22の各ポート P1,P2に入力される。 コンパレータ42の出力信号K3は、バンドパスフィルタ33の出力信号SB が基準電圧2VR /3より大きいときにHレベルになる。一方、コンパレータ4 3の出力信号K4は、バンドパスフィルタ33の出力信号SBが基準電圧VR / 3より大きいときにHレベルになる。
【0062】 すなわち、発光素子6aだけが発光した場合(発光出力が弱い場合)には、受 光素子6cの検出信号の出力が小さいため、バンドパスフィルタ33の出力信号 SBは、基準電圧VR /3よりは大きくなるものの基準電圧2VR /3よりは小 さくなる。そのため、コンパレータ42の出力信号K3はLレベル(無信号レベ ル)になり、コンパレータ43の出力信号K4はHレベルになる。一方、両発光 素子6a,6bが発光した場合(発光出力が強い場合)には、受光素子6cの検 出信号の出力が大きくなり、バンドパスフィルタ33の出力信号SBは、基準電 圧2VR /3より大きくなる。そのため、両コンパレータ42,43の出力信号 K3,K4は共にHレベルになる。言い換えれば、両発光素子6a,6bが発光 した場合には出力信号K3,K4が共にHレベルになり、発光素子6aだけが発 光した場合には出力信号K3はLレベル(無信号レベル)で出力信号K4はHレ ベルになるように、基準電圧VR が設定されている。
【0063】 次に、このように構成された本実施例における人検知動作について、図3に示 すフローチャートおよび図7に示すタイムチャートに従って説明する。 まず、図3に示すS1において、マイコン22は、各発光素子6a,6bの無 発光時に、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力されたかどうかを検出す る。そして、マイコン22は、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力され 、その出力信号K4が第1実施例における受光信号K2と同じ条件のとき、出力 信号K4は外乱光によるものであるとし、外乱光があると判定する。また、マイ コン22は、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力されない場合や、入力 されても条件を満足しない場合には、外乱光がないと判定する。そして、マイコ ン22は、図7に示すような外乱光があると判定した場合はS2へ移行し、外乱 光がないと判定した場合はS3へ移行する。
【0064】 S2において、マイコン22は、各発光駆動回路23a,23bを介して、図 7に示すように各発光素子6a,6bを発光させる。そして、S4において、マ イコン22は、ポートP1にHレベルの出力信号K3が入力されたかどうかを検 出する。ポートP1にHレベルの出力信号K3が入力されたならば、朝顔1の前 に人が立っていることがわかる。また、ポートP1にHレベルの出力信号K3が 入力されなければ、朝顔1の前に人が立っていないことがわかる。そして、マイ コン22は、ポートP1にHレベルの出力信号K3が入力されたならばS5へ移 行し、入力されなければS6へ移行する。そして、S5またはS6において、マ イコン22は「人検知」または「人非検知」と判定してS1へ戻る。
【0065】 また、S3において、マイコン22は、発光駆動回路23aを介して、図7に 示すように発光素子6aだけを発光させる。そして、S7において、マイコン2 2は、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力されたかどうかを検出する。 ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力されたならば、朝顔1の前に人が立 っていることがわかる。また、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力され なければ、朝顔1の前に人が立っていないことがわかる。そして、マイコン22 は、ポートP2にHレベルの出力信号K4が入力されたならばS5へ移行し、入 力されなければS6へ移行する。そして、S5またはS6において、マイコン2 2は「人検知」または「人非検知」と判定してS1へ戻る。
【0066】 このように本実施例においては、まず最初に、各発光素子6a,6bの無発光 時における出力信号K4に基づいて、外乱光の有無を検出する。 ここで、出力信号K4は、受光素子6cの検出信号が低いレベルであってもH レベルになる。一方、出力信号K3は、受光素子6cの検出信号が高いレベルに ならないとHレベルにならない。言い換えれば、マイコン22のポートP4の検 出感度は高く、ポートP3の検出感度は低いといえる。
【0067】 つまり、出力信号K4に基づいて外乱光の有無を検出するということは、マイ コン22の検出感度を上げるのと同じ作用をもっている。そのため、発生してい るのが微小な外乱光であっても、その外乱光の有無を確実に検出することができ る。
【0068】 そして、外乱光がある場合には両発光素子6a,6bを発光させる。このとき 、発光素子6a,6bの投射光の反射光を受光素子6cが受光すると、出力信号 K3,K4は共にHレベルになる。そこで、出力信号K3に基づいて人検知動作 を行う。ここで、出力信号K3に基づいて人検知動作を行うということは、マイ コン22の検出感度を下げるのと同じ作用をもっている。
【0069】 つまり、外乱光がある場合には、両発光素子6a,6bを発光させることによ って発光出力を増加させて受光素子6cの検出信号を大きくした上で、マイコン 22の検出感度を下げて人検知動作を行っている。そのため、第1実施例におけ る受光信号K1と同様に、出力信号K3のS/N比は高くなる。
【0070】 その結果、外乱光があっても、その影響を受けることなく、正確な人検知動作 が可能になる。 また、外乱光がない場合には発光素子6aだけを発光させ、出力信号K4に基 づいて人検知動作を行う。ここで、出力信号K4に基づいて人検知動作を行うと いうことは、マイコン22の検出感度を上げるのと同じ作用をもっている。
【0071】 つまり、外乱光がない場合には、発光出力を減少させて受光素子6cの検出信 号を小さくした上で、マイコン22の検出感度を上げて人検知動作を行っている 。そのため、第1実施例における受光信号K2と同様に、出力信号K4のS/N 比は多少低くなる。しかし、外乱光がないことは既に確認済みであるため、出力 信号K4のS/N比が多少低くなっても、人検知動作には影響を与えない。
【0072】 このように本実施例においては、まず最初に、外乱光の有無を検知し、外乱光 がある場合は発光出力を高めてマイコン22の検出感度を低くし(高発光出力・ 低検出感度)、外乱光がない場合は発光出力を低めてマイコン22の検出感度を 高くしている(低発光出力・高検出感度)。すなわち、第1実施例では外乱光の 有無に基づいて受光素子6cの増幅度を増減させるのに対し、本実施例では外乱 光の有無に基づいてマイコン22の検出感度を増減させることにより、同じ作用 を得ている。従って、本実施例においても、正確な人検知動作と低消費電力とを 両立させることができる。
【0073】 その他の動作(前洗浄処理および後洗浄処理)や効果については、本実施例と 第1実施例とは全て同じであるので、ここでは説明を省略する。 尚、本考案は上記各実施例に限定されるものではなく、以下のように実施して もよい。
【0074】 1)両発光素子6a,6bを発光させる代わりに発光素子6aの発光出力を2 倍以上に増加させることにより、発光素子6bを省く。 図8に、その場合の発光素子6aの駆動回路を示す。
【0075】 発光素子6aのアノードには、トランジスタTr3を介して定電圧回路20か らの直流電圧が印加されている。一方、発光素子6aのカソードとグランド間に は、直列に接続された抵抗R4およびトランジスタTr4と、抵抗R3とが並列 に接続されている。そのため、両発光駆動回路23a,23bによって両トラン ジスタTr3,Tr4がオンされると、発光素子6aに流れる駆動電流I3が増 し、発光素子6aの発光出力が増加される。
【0076】 2)第1実施例において、マイコン22のポートP1,P2によって増幅度の 異なる各受光信号K1,K2を切り換えるのではなく、各増幅器31,32の出 力を切り換えて、その一方のみがマイコン22に入力されるようにする。
【0077】 図9に、その場合の受光回路24の一例を示す。 各増幅器31,32の出力信号を、マイコン22によって切り換え制御される アナログスイッチ51で切り換えて、バンドパスフィルタ33に入力させる。バ ンドパスフィルタ33の出力信号は、第1実施例と同様に、波形整形回路35を 介してマイコン22のポートに入力される。
【0078】 この場合、バンドパスフィルタ34と波形整形回路36とを省くことができる 。 3)第1実施例において、各増幅器31、32を、増幅度が可変可能な1つの 増幅器に置き代え、その増幅度が所定の値になるようにマイコン22によって切 り換え制御する。この場合、増幅器としてオペアンプを用いれば、負帰還抵抗を 切り換えるだけで、簡単に増幅度を可変させることができる。
【0079】 4)発光素子6a,6bの無発光時の受光信号K1〜K3に基づいて外乱光の 有無を検出するのではなく(すなわち、受光素子6cと受光回路24とを流用し て外乱光の有無を検出するのではなく)、外乱光の検出専用の受光素子と受光回 路とを設ける。
【0080】 5)第2実施例において、基準電圧生成回路41の各抵抗rの抵抗値を変える ことにより、マイコン22の各ポートP1,P2の検出感度を適宜に変更する。 6)第2実施例において、バンドパスフィルタ33の出力信号を直接マイコン 22に入力させ、マイコン22内で各ポートP1,P2の検出感度を増減させる 。つまり、基準電圧生成回路41と各コンパレータ42,43による作用をマイ コン22自体に行わせる。
【0081】 7)第1実施例において、増幅器とバンドパスフィルタと波形整形回路とをそ れぞれ3つ以上用意し、外乱光の強度に応じて、受光素子6cの増幅度を2段階 ではなく3段階以上に切り換えるようにする。
【0082】 8)第2実施例において、基準電圧生成回路41を直列に接続された4つの抵 抗rから構成すると共にコンパレータを3つ以上用意し、外乱光の強度に応じて 、マイコン22の検出感度を2段階ではなく3段階以上に切り換えるようにする 。
【0083】 9)発光素子を3つ以上用意し、発光出力を2段階ではなく3段階以上に切り 換えるようにする。 10)「人非検知」という判定結果の次に「人検知」という判定結果が2回連 続した場合に前洗浄処理を行う。また、「人検知」という判定結果の次に「人非 検知」という判定結果が2回連続した場合に後洗浄処理を行う。この場合は、朝 顔1の前を単に人が横切ったり、小用中に人の体が揺れたりしても、より確実に 人検知動作を行うことができ、前洗浄処理や後洗浄処理を誤って行うことがなく なる。
【0084】 11)発光指令信号Fをデューティ50%のパルス波ではなく任意なデューテ ィのパルス波とする。 12)リチウム電池8を直流電源装置に置き換え、商用電源から電源を供給す る。
【0085】 13)赤外光ではなく可視光または紫外光を利用する。すなわち、発光素子6 a,6bから赤外光ではなく可視光または紫外光を投射させ、受光素子6cにそ の投射光を受光させて検出信号を出力させる。
【0086】 14)朝顔1だけでなく、洗面台等の各種の衛生器具における自動洗浄装置に 具体化する。 15)衛生器具における自動洗浄装置だけでなく、自動ドア、FA機器等の他 の物体検出装置に具体化する。
【0087】 16)上記1)〜15)をそれぞれ適宜に組み合わせて実施する。
【0088】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、インバータ蛍光灯等による外乱光が発生 しても正確に物体を検出することができる上に、消費電力を小さくすることがで きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を男子用水洗小便器(朝顔)の自動洗浄
装置に具体化した第1実施例の電気ブロック回路図であ
る。
【図2】第1および第2実施例における各発光素子6
a,6bの駆動回路を示す回路図である。
【図3】第1実施例における人検知動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】第1および第2実施例の男子用水洗小便器(朝
顔)の取り付け状態を示す一部切欠側面図である。
【図5】図4に示す男子用水洗小便器(朝顔)の正面図
である。
【図6】本考案を男子用水洗小便器(朝顔)の自動洗浄
装置に具体化した第2実施例の要部電気ブロック回路図
である。
【図7】第2実施例におけるタイムチャートである。
【図8】発光素子6aの駆動回路を示す回路図である。
【図9】第1実施例における受光回路24の別例を示す
回路図である。
【符号の説明】
6a,6b…発光素子、6c…外乱光検出手段としての
受光素子、22…外乱光検出手段,発光出力可変手段,
増幅度可変手段,検出感度可変手段および制御判定手段
としてのマイクロコンピュータ、23a,23b…発光
出力可変手段としての発光駆動回路、31,32…増幅
度可変手段としての増幅器、41…検出感度可変手段と
しての基準電圧生成回路、42,43…検出感度可変手
段としてのコンパレータ、24…外乱光検出手段として
の受光回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた周波数のパルス波の1パ
    ルスを入力する度に1回だけ発光するようになっている
    発光素子(6a,6b)から光を投射し、その投射光が
    物体にあたって反射した反射光を受光素子(6c)によ
    って検出することにより物体を検知する物体検出装置に
    おいて、 何らかの外因によって発生し、発光素子からの投射光の
    反射光に対して外乱として作用する外乱光を検出する外
    乱光検出手段(6c,24,22)と、 発光素子の発光出力を可変する発光出力可変手段(2
    2,23a,23b)と、 受光素子の検出信号の増幅度を可変する増幅度可変手段
    (22,31,32)と、 外乱光検出手段の検出結果に基づいて、外乱光がある場
    合には発光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力
    を高くさせると共に、増幅度可変手段を制御して受光素
    子の検出信号の増幅度を低くさせ、その増幅された検出
    信号に基づいて物体の存在を判定し、外乱光がない場合
    には発光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力を
    低くさせると共に、増幅度可変手段を制御して受光素子
    の検出信号の増幅度を高くさせ、その増幅された検出信
    号に基づいて物体の存在を判定する判定制御手段(2
    2)とを設けたことを特徴とする物体検出装置。
  2. 【請求項2】 予め定められた周波数のパルス波の1パ
    ルスを入力する度に1回だけ発光するようになっている
    発光素子(6a,6b)から光を投射し、その投射光が
    物体にあたって反射した反射光を受光素子(6c)によ
    って検出することにより物体を検知する物体検出装置に
    おいて、 何らかの外因によって発生し、発光素子からの投射光の
    反射光に対して外乱として作用する外乱光を検出する外
    乱光検出手段(6c,24,22)と、 発光素子の発光出力を可変する発光出力可変手段(2
    2,23a,23b)と、 受光素子の検出信号の検出感度を可変する検出感度可変
    手段(22,41,42,43)と、 外乱光検出手段の検出結果に基づいて、外乱光がある場
    合には発光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力
    を高くさせると共に、検出感度可変手段を制御して受光
    素子の検出信号の検出感度を低くさせ、その検出信号に
    基づいて物体の存在を判定し、外乱光がない場合には発
    光出力可変手段を制御して発光素子の発光出力を低くさ
    せると共に、検出感度可変手段を制御して受光素子の検
    出信号の検出感度を高くさせ、その検出信号に基づいて
    物体の存在を判定する判定制御手段(22)とを設けた
    ことを特徴とする物体検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の物体検
    出装置において、外乱光検出手段は、発光素子の無発光
    時における受光素子の検出信号に基づいて外乱光を検出
    することを特徴とする物体検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130142A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 自動給水装置
US7382511B2 (en) 2004-12-08 2008-06-03 Sharp Kabushiki Kaisha Light modulation type photointerrupter
JP2013210357A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Pioneer Electronic Corp 物体検出装置、物体検出方法、物体検出用プログラム及び情報記録媒体
JP2013210314A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Pioneer Electronic Corp 物体検出装置、物体検出方法、物体検出用プログラム及び情報記録媒体
JP2013213680A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Pioneer Electronic Corp 物体検出装置、物体検出方法、物体検出用プログラム及び情報記録媒体
JP2021003866A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 ブラザー工業株式会社 印刷装置

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