JPH07143759A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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Publication number
JPH07143759A
JPH07143759A JP5285290A JP28529093A JPH07143759A JP H07143759 A JPH07143759 A JP H07143759A JP 5285290 A JP5285290 A JP 5285290A JP 28529093 A JP28529093 A JP 28529093A JP H07143759 A JPH07143759 A JP H07143759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
pwm signal
time
output
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5285290A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsuoka
和宏 松岡
Chukichi Mukai
忠吉 向井
Yutaka Ogino
裕 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5285290A priority Critical patent/JPH07143759A/ja
Publication of JPH07143759A publication Critical patent/JPH07143759A/ja
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  • Inverter Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】起動時に異常を最短時間で検出して安全確実に
動作停止することができるインバータ装置を提供するに
ある。 【構成】コントロール回路は起動時からダミーのPWM
信号を発生させる期間T1 を設定する。この期間T1
間はU相とV相の間のパルス幅差及び、V相とW相の間
のパルス幅差が大きくな短絡検知のためのダミーのPW
M信号を出力する。上記パルス幅差は短絡検知を行うた
めに最低必要な応答時間以上となるように設定される。 【効果】起動時において確実に異常検出を行うことがで
き、インバータ部のスイッチング素子にストレスが加わ
る時間も最短時間で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、V/F制御を行うイン
バータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2、図3は夫々PWM制御を行うイン
バータ装置の回路構成を示しており、これらのインバー
タ装置は、交流電源ACを整流器5と平滑コンデンサ6
とで整流平滑して得た直流をインバータ部3を通じて交
流に変換するようになっており、コントロール回路1か
ら発生するPWM信号によりドライバ2を通じてインバ
ータ部3のスイッチング素子をオン、オフすることによ
り、直流をを交流に変換し、変換された交流出力で誘導
電動機4を駆動するようになっている。
【0003】コントロール回路1には出力周波数を可変
設定する手段が備わっており、コントロール回路1は設
定周波数に応じて所定周波数のPWM信号を発生させて
出力周波数を可変し、誘導電動機の速度制御を行うよう
になっている。この場合出力電圧Vと、出力周波数fの
比V/fが一定となるように所謂V/f制御を行う。一
方異常発生時に回路保護や誘導電動機4の保護を図るた
めに、図2に示すインバータ装置ではインバータ部3と
誘導電動機4との間に設けた電流検出器7を通じて電流
検出を行う電流検出回路8と、平滑コンデンサ6の両端
電圧を検出する電圧検出回路9とを備え、これら検出回
路8、9の検出出力が異常を示す場合に、コントロール
回路1からのPWM信号出力を停止させる等の保護動作
を行うようになっている。
【0004】図3のインバータ装置では、インバータ部
3と整流平滑出力との間に挿入してあるシャント抵抗1
0の両端電圧で電流検出を行うとともに平滑コンデンサ
6の両端電圧を行いこれら電流、電圧が異常を示し場合
にコントロール回路1へ異常検出信号を出力する保護回
路11を設け、保護回路11からの異常検出信号がある
場合、図2の装置と同様にコントロール回路1からのP
WM信号出力を停止させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のインバ
ータ装置は低周波数から起動するが、低周波数領域では
出力電圧も低く制御されるため、各相U,V,Wに与え
られるPWM信号は図4に示すように各々のパルス幅の
差が小さいものとなっている。つまり各相の線間電圧の
発生幅が短い状態となっている。
【0006】このことはコントロール回路1に設けられ
ているPWM信号発生器に用いられる三角波の周波数、
つまりキャリア周波数が高くなれば成程顕著であり、遂
には保護機能の応答時間以下のパルス幅の差しか出せな
くなる。このような状態でインバータ部3の出力端が短
絡さたまま起動が行われると、インバータ部3のスイッ
チング素子に短絡電流を断続的に流し続けた後でないと
異常が検出できず、結果インバータ部3のスイッチング
素子にストレスを残すばかりか、熱破壊に至る恐れもあ
った。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは起動時に異常を最短時間
で検出することができて安全確実に動作停止することが
できるインバータ装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、PWM信号により駆動され、直流を交流に
変換するとともに変換した交流を誘導電動機に印加する
インバータ部と、設定周波数に対応した周波数の交流が
得られ且つインバータ部から出力される交流電圧とその
周波数との比が一定となるようにPWM信号を発生させ
るコントローラ回路とを備えるとともに、インバータ部
の入力若しくは出力の電流や電圧に基づいて異常を検出
し、異常検出時にインバータ部の動作を停止させる保護
手段を備えたインバータ装置において、相間のパルス幅
差を保護手段の応答時間以上に設定したPWM信号を起
動時から一定期間発生させる機能をコントローラ回路に
設けたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、相間のパルス幅差を保護手段
の応答時間以上に設定したPWM信号を起動時から一定
期間発生させる機能をコントローラ回路に設けたもので
あるから、起動時において確実に異常検出を行うことが
でき、そのためインバータ部のスイッチング素子にスト
レスが加わる時間も短時間となるためスイッチング素子
の破損等を招かず安全である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。インバータ装置の全体回路構成は図2、図3と同
様な構成を用いるため特に図示して説明は行わないが、
図2、図3の構成を引用しつつ本発明の実施例を説明す
る。
【0011】まずコントロール回路1は設定周波数に向
けて周波数と出力電圧とを上昇させるための所定のV/
fパターンによるPWM信号発生を行う前に、起動時か
らダミーのPWM信号を発生させる期間T1 を設定する
ように予めプログラムされており、この期間T1 の間は
図1に示すようにU相とV相間のパルス幅差及び、V相
とW相間のパルス幅差が大きな短絡検知のためのダミー
のPWM信号を出力させる。ここで上記パルス幅差、つ
まり各相の線間電圧の発生幅は短絡検知を行うために最
低必要な応答時間以上となるように設定しており、この
ダミーのPWM信号の出力期間T1 において図2の装置
の場合にはコントローラ回路1に内蔵してある保護機能
が電圧検出回路9の検出電圧及び電流検出回路8の検出
電流のレベルからインバータ部3の出力端の短絡の有無
を判定するのである。また図3の装置の場合には保護回
路11がシャント抵抗10によて検出した検出電流のレ
ベル及び平滑コンデンサ6の両端電圧に基づいてインバ
ータ部3の出力端の短絡の有無を判定するのである。
【0012】而してこの期間T1 に短絡にあると判定さ
れると、コントローラ回路1はドライバ2ヘのPWM信
号の供給を止めてインバータ部3の動作を停止させる。
従ってたとえインバータ部3の出力端が短絡されている
場合でも、期間T1 中のみインバータ部1のスイッチン
グ素子にストレスがかかるだけであるから、スイッチン
グ素子に残るストレスも小さく、また熱破壊等も起きな
い。
【0013】逆に正常な起動が行われた場合には、コン
トローラ回路1は予め設定してあるV/fパターンに基
づいた通常のPWM信号を発生させる動作に移行し、誘
導電動機4の駆動を継続する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、相間のパルス幅差を保護手段
の応答時間以上に設定したPWM信号を起動時から一定
期間発生させる機能をコントローラ回路に設けたもので
あるから、起動時において確実に異常検出を行うことが
でき、そのためインバータ部のスイッチング素子にスト
レスが加わる時間も最短時間で済み、結果スイッチング
素子に残るストレスも小さく、また熱破損等を招かず安
全であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の起動時の各相のPWM信号
のタイミングチャートである。
【図2】インバータ装置の構成図である。
【図3】別のインバータ装置の構成図である。
【図4】従来例の起動時の各相のPWM信号のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 ダミーのPWM信号を発生させる期間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PWM信号により駆動され、直流を交流に
    変換するとともに変換した交流を誘導電動機に印加する
    インバータ部と、設定周波数に対応した周波数の交流が
    得られ且つインバータ部から出力される交流電圧とその
    周波数との比が一定となるようにPWM信号を発生させ
    るコントローラ回路とを備えるとともに、インバータ部
    の入力若しくは出力の電流や電圧に基づいて異常を検出
    し、異常検出時にインバータ部の動作を停止させる保護
    手段を備えたインバータ装置において、相間のパルス幅
    差を保護手段の応答時間以上に設定したPWM信号を起
    動時から一定期間発生させる機能をコントローラ回路に
    設けたことを特徴とするインバータ装置。
JP5285290A 1993-11-15 1993-11-15 インバータ装置 Withdrawn JPH07143759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5285290A JPH07143759A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 インバータ装置

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JP5285290A JPH07143759A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07143759A true JPH07143759A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17689611

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5285290A Withdrawn JPH07143759A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 インバータ装置

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JP (1) JPH07143759A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012110072A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Denso Corp 情報処理装置、これを用いたモータ駆動装置、及び、情報処理方法
FR3086817A1 (fr) * 2018-09-27 2020-04-03 Valeo Systemes Thermiques Procede de commande d'un moteur electrique pour un pulseur d'air de vehicule automobile

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012110072A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Denso Corp 情報処理装置、これを用いたモータ駆動装置、及び、情報処理方法
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Effective date: 20010130