JPH07143606A - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

電気自動車の制御装置

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JPH07143606A
JPH07143606A JP5288121A JP28812193A JPH07143606A JP H07143606 A JPH07143606 A JP H07143606A JP 5288121 A JP5288121 A JP 5288121A JP 28812193 A JP28812193 A JP 28812193A JP H07143606 A JPH07143606 A JP H07143606A
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JP
Japan
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torque
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motor
vehicle
value
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Application number
JP5288121A
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English (en)
Inventor
Sumikazu Shiyamoto
純和 社本
Yoshimi Shoji
吉美 正司
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクセンサを用いることなくモータの出力
トルクを安定化させ、ドライバビリティを向上させる。 【構成】 回転数センサによって検出されるモータの回
転数Nを回転数平均化部48において平均化し、平均値
m を求める。平均値Nm に基づきトルク指令計算部4
4及び磁束指令計算部46においてトルク指令Tc **
び磁束指令φ* を求め、これらに基づきモータの出力ト
ルク制御を行うことでそのトルク変動を抑制できる。減
算器50において平均値Nm から検出値Nを減じ変動量
ΔNを求め、乗算器52においてこれに所定値kを乗じ
てトルク指令補正値ΔTc * を求める。求められたトル
ク指令補正値ΔTc * によりトルク指令に補正を加える
ことで、機械系の振動等によって生じるトルク変動を抑
制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載され
るモータを制御する装置、すなわち電気自動車の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車はモータを駆動源とする車両
であり、このモータは車載のバッテリから供給される電
力によって駆動される。電気自動車には、直流モータ、
交流モータのいずれも搭載可能であるが、効率等の面か
らは、交流モータを用いるのが好ましい。モータとして
交流モータを使用した場合、バッテリから供給される直
流電力を交流電力に変換した上でこのモータに供給する
必要がある。そのための電力変換器としては、モータに
供給する電力を制御可能な構成、すなわちインバータを
用いるのが一般的である。言い換えれば、車両操縦者か
らの要求出力(アクセル開度)に応じてこのインバータ
のスイッチング動作を制御することにより、モータに供
給する電流をベクトル制御することができ、これによっ
てモータからの出力トルクを要求出力に応じた値に制御
することができる。
【0003】また、この制御を行うにあたっては、モー
タの各相電流を検出し、フィードバックを加えるのが好
ましい。あるいは、例えば実開昭62−19099号に
開示されているように、モータの出力トルクを検出する
トルクセンサを設け、検出したトルクをフィードバック
するのが好ましい。
【0004】図7には、一従来例に係りトルクフィード
バック機能を備えた電気自動車のシステム構成が示され
ている。この図に示される電気自動車は、走行用モータ
として、三相交流モータ10を搭載している。
【0005】モータ10の出力軸26は、ディファレン
シャルギア12、ドライブシャフト14等を介して駆動
輪16と連結されている。従って、モータ10の回転駆
動により駆動輪16が回転し車両が走行する。このモー
タ10に対しては、インバータ18を介してバッテリ2
0から電力が供給される。すなわち、バッテリ20の放
電出力はインバータ18によって三相交流電流に変換さ
れモータ10に供給される。これにより、モータ10は
回転駆動する。
【0006】インバータ18のスイッチング動作は、コ
ントローラ22によって制御される。すなわち、コント
ローラ22は、車両操縦者によるアクセルペダルの踏み
込みを示すアクセル開度Accを入力し、これに基づきパ
ルス幅変調(PWM)信号を生成する。生成されたPW
M信号はインバータ18を構成する各スイッチング素子
に供給され、これらのスイッチング素子はPWM信号に
応じてオン/オフする。この結果、バッテリ20からの
放電電力は三相交流に変換される。また、このようにし
て得られる三相交流電流は、アクセル開度Accに応じた
値となる。
【0007】コントローラ22は、このような制御を実
行すべく、回転数センサ24によってモータ10の回転
数Nを検出している。更に、コントローラ22は、モー
タ10の出力軸26上に設けられたトルクセンサ28に
より、モータ10の出力トルクTm を検出している。
【0008】図8には、この従来例におけるコントロー
ラ22の機能構成が示されている。この図に示されるよ
うに、コントローラ22は、トルク指令計算部30、ト
ルク指令補正部32、磁束指令計算部34、トルク電流
計算部36、励磁電流計算部38及びPWM発生部40
を備えている。
【0009】トルク指令計算部30は、アクセル開度A
cc及びモータ10の回転数Nに基づき、トルク指令Tc
**を計算する。その際に用いる関数fは、例えば図9に
示されるような内容である。トルク指令計算部30の後
段に設けられているトルク指令補正部32は、トルク指
令計算部30より得られたトルク指令Tc **を所定の関
数hにより補正し、補正されたトルク指令Tc * を計算
する。その際、トルク指令補正部32は、トルクセンサ
28により検出される実際のモータ10の出力トルクT
m を使用する。
【0010】一方、磁束指令計算部34は、モータ10
に対する磁束指令φ* を計算する。その際、磁束指令計
算部34は、トルク指令補正部32によって補正された
トルク指令Tc * 及び回転数センサ24により検出され
たモータ10の回転数Nを用いる。また、磁束指令φ*
の計算に使用する関数gは、例えば図10に示されるよ
うな内容を有している。
【0011】このようにして得られるトルク指令Tc *
及び磁束指令φ* は、それぞれトルク電流計算部36及
び励磁電流計算部38に供給される。また、磁束指令φ
* はトルク電流計算部36にも供給される。トルク電流
計算部36は、Iq * =kq・Tc * /φ* の計算式に
より、トルク電流指令Iq * を求める。また、励磁電流
計算部38は、Id * =kd ・φ* の式により、励磁電
流指令Id * を求める。このようにして得られる電流指
令のうち、トルク電流指令Iq * はモータ10からの出
力トルクに対応しており、励磁電流指令Id * はモータ
10の励磁電流(界磁電流)を示している。すなわち、
これらのトルク電流指令Iq * 及び励磁電流指令Id *
に基づきPWM発生部40によりPWM信号を発生さ
せ、これに基づきインバータ18を制御することによ
り、モータ10に流れる電流をベクトル制御できる。言
い換えれば、磁束指令φ* に応じた励磁が行われつつ、
アクセル開度Acc、ひいては補正されたトルク指令Tc
* に応じた出力トルクがモータ10から得られる。
【0012】また、この従来例においては、トルク指令
補正部32によってトルク指令が補正されている。すな
わち、検出される出力トルクTm に基づき、例えばPI
(比例積分)処理によって、トルク指令Tc **がTc *
に補正されている。このような補正により、モータ10
の出力トルクを安定化することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気自
動車の走行用モータにトルクセンサを取り付けることは
構成上実現するのが困難であり、実現したとしてもかな
り高価な構成となる。従って、上述した従来例の構成は
経済的でなく、その面で実用的といえるものではない。
【0014】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、トルクセンサ等の
高価なセンサを用いることなく、車載モータの出力制御
を安定的に行うことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の構成に係る制御装置は、車載
モータに対するトルク指令を要求出力及び車速情報に応
じて演算する手段と、車載モータの出力トルクをこのト
ルク指令に基づき制御する手段と、車速を検出する手段
と、車速の検出値に基づき車載モータの出力トルクの変
動量を推定する手段と、車載モ−タの出力トルクの変動
が抑制されるよう、推定された変動量に基づきトルク指
令を補正する手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】また、本発明の第2の構成に係る制御装置
は、車載モータに供給すべき電流値に対応するトルク電
流指令を要求出力及び車速情報に応じて演算する手段
と、車載モータに供給する電流をこのトルク電流指令に
基づき制御する手段と、車速を検出する手段と、車速の
検出値に基づき車載モータの出力トルクの変動量を推定
する手段と、車載モ−タの出力トルクの変動が抑制され
るよう、推定された変動量に基づきトルク電流指令を補
正する手段と、を備え、安定化を施しながら車載モータ
の電流制御によりその出力トルクを制御することを特徴
とする。
【0017】そして、本発明の第3の構成に係る制御装
置は、トルク指令又はトルク電流指令の演算に使用する
車速情報が、車速の検出値を平均化して得られる情報で
あることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の第1の構成においては、車速の検出値
に基づき車載モータの出力トルクの変動量が推定され、
推定された変動量に基づきトルク指令が補正される。従
って、この補正により車載モ−タの出力トルクの変動を
抑制でき、悪路の走行、車載の機械系の振動等によって
生じるドライバビリティの悪化を防ぐことが可能にな
る。
【0019】また、本発明の第2の構成においては、車
速の検出値に基づき車載モータの出力トルクの変動量が
推定され、推定された変動量に基づきトルク電流指令が
補正される。従って、第1の構成と同様の作用が生じ
る。
【0020】そして、本発明の第3の構成においては、
平均車速を車速情報として用いてトルク指令又はトルク
電流指令が演算される。従って、トルク変動のなましが
実現される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図7〜10に示される従来例と
同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0022】図1には、本発明の第1〜第3実施例に係
る電気自動車のシステム構成が示されている。この図に
示されるシステムにおいては、モータ10の出力軸26
上にトルクセンサ28は設けられていない。コントロー
ラ42には、回転数センサ24によって検出されるモー
タ10の回転数に基づき、トルク指令Tc * 及び磁束指
令φ* の安定化制御を行うとともに、モータ10の出力
トルクの変動抑制制御を行っている。
【0023】図2には、第1実施例に係るコントローラ
42の機能構成が示されている。なお、この図はコント
ローラ42の機能をブロック化して表わしたものであ
り、ハードウエア的に実現しても、ソフトウエア的に実
現してもよいことはいうまでもない。
【0024】この実施例におけるコントローラ42は、
トルク指令計算部44、磁束指令計算部46、トルク電
流計算部36、励磁電流計算部38及びPWM発生部4
0を備えている。また、このコントローラ42は、回転
数平均化部48、減算器50、乗算器52及び加算器5
4を備えている。
【0025】この実施例では、回転数センサ24によっ
て検出されるモータ10の回転数Nを、回転数平均化部
48において平均化し、その結果に基づきトルク指令T
c **及び磁束指令φ* を計算するようにしている。すな
わち、回転数センサ24によって検出された回転数N
は、座標系変換等のためPWM発生部40に供給される
一方で、回転数平均化部48に供給される。回転数平均
化部48は、回転数検出値Nを所定のサンプル数nに亘
って平均し、検出値Nの平均値Nm を求める。得られた
平均値Nm はトルク指令計算部44及び磁束指令計算部
46に供給される。トルク指令計算部44においてはT
c **=f(Acc,Nm )の式により、磁束指令計算部4
6においてはφ* =g(Tc **,Nm )の式により、そ
れぞれトルク指令Tc **及び磁束指令φ* が計算され
る。この計算において用いられる関数f及びgは、例え
ば図9及び図10に示されるものでよい。このようにし
て得られたトルク指令Tc **は、次に述べる補正を経た
上でトルク指令Tc * としてトルク電流計算部36に供
給され、磁束指令φ* はトルク電流計算部36及び励磁
電流計算部38に供給される。従って、この実施例にお
いては、検出される回転数Nの平均値Nm に基づき、モ
ータ10の出力制御が行われることになる。
【0026】ここに、悪路の走行等によって生じるモー
タ10の出力トルクの変動は、車速の変動として現れ
る。この現象は、本実施例のように駆動輪16とモータ
10の出力軸26が変速機やクラッチを介することなく
ほぼ直結している場合に著しいと考えられる。従って、
先に説明した従来例のように、トルク振動に応じて変動
する車速(回転数N)をそのまま用いてトルク指令Tc
* 及び磁束指令φ* を決定すると、これらの指令が安定
しなくなり、モータ10の制御系やモータ10を含む車
両駆動系の発振を起こし易くなる。本実施例において
は、このような現象を避けるべく、回転数Nの平均値N
m が求められ、これに基づきトルク指令Tc **、ひいて
はTc * と磁束指令φ* が決定されている。従って、こ
の実施例においては、トルク指令Tc **及び磁束指令φ
* が外乱に対して安定となり、駆動輪16のスリップ状
態によっては、走行時のドライバビリティが顕著に向上
する。本実施例では、さらに、回転数平均化部48によ
って得られる平均値Nm を用いてモータ10の出力トル
ク変動が推定され、この推定結果に基づきトルク指令T
c **がTc * に補正されている。すなわち、回転数平均
化部48によって得られた平均値Nm は減算器50に供
給され、減算器50によって平均値Nm から各瞬時の検
出値Nが減ぜられる。得られた値、すなわち回転数変動
量ΔN=Nm −Nは、乗算器52に供給される。乗算器
52においてはこの回転数変動量ΔNに所定値kが乗ぜ
られ、これによりトルク変動量推定値ΔTc * が求めら
れる。すなわち、ΔTc * =k・ΔNの演算が行われ
る。得られた推定値は、トルク指令補正値ΔTc * とし
て加算器54に供給される。加算器54においては、ト
ルク指令計算部44において計算されたトルク指令Tc
**にこのトルク指令補正値ΔTc * が加算され、得られ
た補正後のトルク指令Tc * =Tc **+ΔTc * がトル
ク電流計算部36に供給される。
【0027】従って、この実施例においては、トルクセ
ンサ28を用いることなく、トルクフィードバックを行
うことができる。すなわち、先に述べた平均値Nm に基
づくトルク指令Tc **及び磁束指令φ* のみでは、車載
の機械系の振動等によるトルク変動が生じる余地がある
ため、この実施例においては、回転数Nの変動量ΔNに
基づきトルク変動を推定してフィードバックを加えるよ
うにしている。この結果、走行時のドライバビリティが
著しく改善される。
【0028】このように、本実施例においては、回転数
センサ24によって検出される回転数Nの平均値Nm
用い、モータ10の出力トルクの制御系に2重のフィー
ドバックを加えているため、モータ10の出力トルク変
動が著しく抑制され、安定な出力トルクを得ることがで
き、その結果走行時のドライバビリティが向上する。
【0029】なお、モータ10の出力トルクの安定化
は、第1実施例における2重のループを共に設けなくて
も、すなわちそのうち一方のループを設けるだけであっ
ても、ある程度達成することができる。例えば、図3に
第2実施例として示されるように、トルク指令計算部3
0及び磁束指令計算部56に平均値Nm ではなく検出値
Nを供給し、トルク指令Tc **及び磁束指令φ* をそれ
ぞれTc **=f(Acc,N)及びφ* =g(Tc **
N)の式により求めるようにしても、回転数Nの変動量
ΔNに基づくトルクフィードバックがなお加わるため、
乗算器52における係数kを十分大きくしておけば、モ
ータ10の出力トルクを安定化させることができる。
【0030】図4には、本発明の第3実施例におけるコ
ントローラ42の機能構成が示されている。この実施例
は、回転数Nの変動量ΔNに基づき得られるトルク指令
補正値ΔTc * を、トルク指令の補正に直接用いるので
はなく、トルク電流指令の補正に用いる点を特徴として
いる。
【0031】すなわち、第1及び第2実施例と異なりト
ルク指令計算部58の後段には加算器54は設けられて
おらず、これに代えトルク電流計算部60の後段に加算
器62が設けられている。従って、トルク指令計算部5
8により計算されるTc * =f(Acc,Nm )は直接ト
ルク電流計算部60に供給される。トルク電流計算部6
0において計算されるトルク電流指令Iq **=kq ・T
c * /φ* は、トルク電流補正計算部64により計算さ
れるトルク電流補正値ΔIq * =kq ・ΔTc * /φ*
とともに、加算器62に供給される。加算器62におい
ては、これらに基づき補正されたトルク電流指令値Iq
* =Iq **+ΔIq * が計算され、このトルク電流指令
値Iq * がPWM発生部40に供給される。
【0032】このような構成においても、前述の第1実
施例と同様の効果を得ることができる。ただし、トルク
電流補正計算部64における計算が必要となるため計算
内容はやや複雑となる。
【0033】図5及び図6には、それぞれ、本発明の第
4実施例に係る電気自動車のシステム構成及びそのコン
トローラ42の機能構成が示されている。この実施例に
おいては、モータ10の回転数Nを検出する回転数セン
サ24に代え、ドライブシャフト14の回転数Na を検
出する回転数センサ65が設けられている。この回転数
センサ65により検出された回転数Na はコントローラ
42に供給され、前述の第1実施例と同様のモータ10
の出力トルクの制御が行われる。従って、この実施例に
おいては、前述の第1実施例と同様の効果を得ることが
できる。すなわち、モータ10の出力トルクの変動は、
その回転数Nの変動以外に、ドライブシャフト14の回
転数Na の変動のように、車速の変動を示す他の量に基
づいても安定化することができる。ただし、この実施例
の場合、ドライブシャフト14の回転にはねじり成分が
含まれるため、このねじり成分を補正するための回転数
補正部66をコントローラ42に設ける必要がある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車速の検出値から出力トルクの変動量を推定し、推定さ
れた変動量に基づきトルク指令又はトルク電流指令を補
正するようにしたため、悪路の走行や機械系の振動等に
よって生じる出力トルクの変動を抑制でき、これによ
り、走行時のドライバビリティを向上させることができ
る。さらに、車速の平均値を用いてトルク指令又はトル
ク電流指令になましを加えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例における電気自動車
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例におけるコントローラの機能構成を
示すブロック図である。
【図3】第2実施例におけるコントローラの機能構成を
示すブロック図である。
【図4】第3実施例におけるコントローラの機能構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明の第4実施例における電気自動車のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図6】第4実施例におけるコントローラの機能較正を
示すブロック図である。
【図7】一従来例に係る電気自動車のシステム構成を示
すブロック図である。
【図8】従来例におけるコントローラの機能構成を示す
ブロック図である。
【図9】トルク指令を決定する関数fの一例を示す図で
ある。
【図10】磁束指令を決定するための関数gの一例を示
す図である。
【符号の説明】
10 モータ 14 ドライブシャフト 16 駆動輪 18 インバータ 20 バッテリ 24,65 回転数センサ 30,44,58 トルク指令計算部 36,60 トルク電流計算部 38 励磁電流計算部 40 PWM発生部 42 コントローラ 46,56 磁束指令計算部 48 回転数平均化部 50 減算器 52 乗算器 54,62 加算器 64 トルク電流補正計算部 66 回転数補正部 N モータの回転数の検出値 Na ドライブシャフトの回転数の検出値 Nm 回転数の平均値 ΔN 回転数の変動量 Tc ** トルク指令(補正前) Tc * トルク指令(補正後) φ* 磁束指令 Iq ** トルク電流指令(補正前) Iq * トルク電流指令(補正後) ΔTc * トルク指令補正値 ΔIq * トルク電流指令補正値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載モータに対するトルク指令を要求出
    力及び車速情報に応じて演算する手段と、車載モータの
    出力トルクをこのトルク指令に基づき制御する手段と、
    を備える電気自動車の制御装置において、 車速を検出する手段と、 車速の検出値に基づき車載モータの出力トルクの変動量
    を推定する手段と、 車載モ−タの出力トルクの変動が抑制されるよう、推定
    された変動量に基づきトルク指令を補正する手段と、 を備えることを特徴とする電気自動車の制御装置。
  2. 【請求項2】 車載モータに供給すべき電流値に対応す
    るトルク電流指令を要求出力及び車速情報に応じて演算
    する手段と、車載モータに供給する電流をこのトルク電
    流指令に基づき制御する手段と、を備え、車載モータの
    電流制御によりその出力トルクを制御する電気自動車の
    制御装置において、 車速を検出する手段と、 車速の検出値に基づき車載モータの出力トルクの変動量
    を推定する手段と、 車載モ−タの出力トルクの変動が抑制されるよう、推定
    された変動量に基づきトルク電流指令を補正する手段
    と、 を備えることを特徴とする電気自動車の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電気自動車の制御
    装置において、トルク指令又はトルク電流指令の演算に
    使用する車速情報が、車速の検出値を平均化して得られ
    る情報であることを特徴とする電気自動車の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7973500B2 (en) 2006-01-10 2011-07-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaishi Control apparatus for motor
US8897945B2 (en) 2011-09-13 2014-11-25 Honda Motor Co., Ltd. Electromotive-vehicular motor control apparatus
CN111293951A (zh) * 2019-04-17 2020-06-16 天津深之蓝海洋设备科技有限公司 振动发生装置、振动发生方法和潜水器
US11863092B2 (en) 2019-03-29 2024-01-02 Nidec Corporation Control device

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CN111293951A (zh) * 2019-04-17 2020-06-16 天津深之蓝海洋设备科技有限公司 振动发生装置、振动发生方法和潜水器

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