JPH07143473A - カメラプリセット機能付テレビ会議端末 - Google Patents

カメラプリセット機能付テレビ会議端末

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JPH07143473A
JPH07143473A JP5289644A JP28964493A JPH07143473A JP H07143473 A JPH07143473 A JP H07143473A JP 5289644 A JP5289644 A JP 5289644A JP 28964493 A JP28964493 A JP 28964493A JP H07143473 A JPH07143473 A JP H07143473A
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JP
Japan
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signal
camera
preset
section
microphone
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JP5289644A
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English (en)
Inventor
Etsuo Kenmoku
悦男 見目
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラのプリセット位置の設定を容易にかつ
自動的に行う。 【構成】 赤外線受信部12はプリセット制御機能付雲
台11の回動動作に連動して回動し、マイク部3−1〜
3−nからの赤外線データ100−1〜100−nを受
信すると、赤外線データ100−1〜100−nを電気
信号に変換して受信制御信号103として全体制御部1
3に出力する。全体制御部13は赤外線受信部12から
の受信制御信号103のエラーの有無及びデータ内容の
解析を行い、プリセット制御機能付雲台11からの回転
角度信号104を基にプリセット設定角度信号112を
算出して記憶部16に記憶する。文字合成部18は全体
制御部13からの文字情報信号111と選択部17から
の選択映像信号108とを合成し、表示映像信号109
をテレビモニタ19に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラプリセット機能付
テレビ会議端末に関し、特に複数の話者に対するテレビ
カメラのプリセット位置の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビカメラのプリセッ
ト位置の設定方法においては、予め手動によってリモー
トコントロール機器や操作卓等の操作部からマイクの設
定位置や座席位置に合わせて1か所ずつ設定している。
この場合、プリセット位置の情報としてはテレビカメラ
を回動する雲台における回動角度が用いられている。
【0003】図5は上記のテレビカメラのプリセット位
置の設定を行うテレビ会議端末の構成を示している。こ
の図5を用いて、テレビ(TV)カメラ40のプリセッ
ト位置の設定方法について説明する。尚、マイク部5−
1〜5−nの位置と座席位置とは同じ位置になっている
ものとする。
【0004】まず、マイク部5−1〜5−n各々のマイ
ク50−1〜50−nをテレビ会議端末4のマイク接続
端子48−1〜48−nに接続する。マイク接続端子4
8−1〜48−nはマイク50−1〜50−n各々のマ
イク番号に対応して配設され、夫々音声検出部43に接
続されている。
【0005】この後に、操作部44の画面選択キー(図
示せず)を押下してテレビカメラ40からの自局映像信
号203がテレビ(TV)モニタ47に表示されるよう
にする。続いて、操作部44の各種キーを押下してマイ
ク接続端子48−1〜48−n各々に対応するマイク番
号を指定する。
【0006】さらに、テレビモニタ47に表示された映
像を見ながら、操作部44の各種キーを押下してテレビ
カメラ40をプリセット制御機能付雲台(以下、雲台と
する)41によって回動し、先に指定したマイク番号の
マイク部5−1〜5−nの映像をテレビモニタ47に表
示する。
【0007】この状態で、操作部44の各種キーを押下
してテレビカメラ40による映像の調整を行い、この調
整が終了した時点で操作部44の設定完了キーを押下す
る。これによって、1か所分のテレビカメラ40のプリ
セット位置の設定が終了するので、同様の処理動作をマ
イク部5−1〜5−nを設定した箇所分繰返し行う。
尚、設定が終了したプリセット位置は記憶部45に記憶
される。
【0008】マイク部5−1〜5−nすべてに対するテ
レビカメラ40のプリセット位置の設定が終了した後に
テレビ会議が開催されると、マイク部5−1〜5−nの
位置で発言した音声がマイク50−1〜50−n各々で
ピックアップされて音声検出部43に出力される。
【0009】音声検出部43ではマイク50−1〜50
−n各々からの音声信号200−1〜200−nのレベ
ルを検出し、話者検出信号208を全体制御部42に出
力する。ここで、話者検出信号208は音声レベルの一
番高かった音声信号200−1〜200−nを出力した
マイク50−1〜50−nのマイク番号を位置情報とす
る。
【0010】全体制御部42では音声検出部43からの
話者検出信号208を基に、つまり話者検出信号208
内のマイク番号に対応するプリセット位置のプリセット
設定角度信号207を記憶部45から読出す。
【0011】全体制御部42は記憶部45からのプリセ
ット設定角度信号207を基に雲台制御信号202を作
成し、その雲台制御信号202を雲台41に出力する。
雲台41は全体制御部42からの雲台制御信号202に
したがって回動を開始する。
【0012】雲台41は回動動作を行うのにともなって
回転角度信号201を出力するので、全体制御部42は
雲台41からの回転角度信号201と記憶部45からの
プリセット設定角度信号207とを比較し、それらが一
致した時に雲台41の回動動作を停止させる。
【0013】以上の動作によって、話者検出カメラプリ
セット制御を行うことができる。尚、テレビモニタ47
に表示される映像はテレビ会議の状態に応じて操作部4
4を操作し、全体制御部42から選択部46に映像選択
信号206を送出することで、自局映像信号203と他
局映像信号204とのうち一方を選択することができ
る。選択部46で選択された選択映像信号205はテレ
ビモニタ47に送出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
会議端末におけるテレビカメラのプリセット位置の設定
方法では、予め手動によってリモートコントロール機器
や操作卓等の操作部からマイクの設定位置や座席位置に
合わせて1か所ずつ設定している。そのため、設定箇所
が多い場合にはその設定箇所分だけ設定動作を繰返し行
われなければならない。また、プリセット位置が頻繁に
変更される場合等にはその都度設定動作を行わなければ
ならない。
【0015】さらに、プリセット位置番号とマイクの接
続端子番号とが一致しなければ正常に動作せず、テレビ
カメラが異なった撮影位置を撮影してしまうという問題
がある。さらにまた、プリセット位置の設定の操作を知
らない人はテレビ会議端末にカメラプリセット機能があ
ってもそれを使用することができないという問題があ
る。
【0016】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、カメラのプリセット位置の設定を容易にかつ自動的
に行うことができるカメラプリセット機能付テレビ会議
端末を提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、プリセット位
置の設定操作を知らない人でもカメラのプリセット位置
の設定を容易に行うことができるカメラプリセット機能
付テレビ会議端末を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラプリ
セット機能付テレビ会議端末は、話者の音声を集音しか
つ予め識別情報が付与された複数のマイクと、前記複数
のマイク各々に対応して設けられかつ少なくとも前記識
別情報を指向性を有する信号に変換して送出する複数の
信号送出手段と、前記話者を撮影するテレビカメラと、
前記テレビカメラを回動する回動手段と、前記回動手段
に連動して回動しかつ前記複数の信号送出手段からの信
号を受信する受信手段と、前記話者に対する前記テレビ
カメラのプリセット位置を記憶する記憶手段と、前記複
数の信号送出手段を順次駆動したときに前記複数の信号
送出手段各々からの信号を前記受信手段で受信した位置
を前記話者に対する前記テレビカメラのプリセット位置
として前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段と
を備えている。
【0019】本発明による他のカメラプリセット機能付
テレビ会議端末は、上記の構成のほかに、前記テレビカ
メラからの画像信号を表示するモニタ手段と、前記モニ
タ手段に前記テレビカメラによる前記話者の撮影時の補
正手順を表示する手段とを具備している。
【0020】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、マイク部3−1〜3−nは
夫々マイク接続端子2−1〜2−nを介してテレビ会議
端末1の全体制御部13及び音声検出部14に接続され
ている。
【0022】また、マイク部3−1〜3−nは夫々赤外
線送信部30−1〜30−nと、制御部31−1〜31
−nと、マイク32−1〜32−nとから構成されてい
る。マイク32−1〜32−nは話者からの音声をピッ
クアップして電気信号に変換し、音声信号101−1〜
101−nを音声検出部14に出力する。
【0023】制御部31−1〜31−nはマイク番号や
プリセット設定完了を図示せぬ表示部に表示するととも
に、全体制御部13との間のマイク部制御信号102−
1〜102−nで赤外線送信部30−1〜30−nへの
データ出力や送信タイミングの制御等を行うための通信
を行う。
【0024】赤外線送信部30−1〜30−nは制御部
31−1〜31−nからのデータを指向性を有する赤外
線データ100−1〜100−nに変換し、この赤外線
データ100−1〜100−nを赤外線受信部12に送
信する。
【0025】マイク部3−1〜3−n各々の音声信号1
01−1〜101−nとマイク部制御信号102−1〜
102−nとは夫々対応するように一つの接続端子にま
とめられ、テレビ会議端末1のマイク接続端子2−1〜
2−nに1対1で接続されている。
【0026】テレビ会議端末1のテレビ(TV)カメラ
10はプリセット制御機能付雲台(以下、雲台とする)
11上に固定設置され、雲台11が全体制御部13から
の雲台制御信号105によって駆動されて回動するのに
連動して回動する。この雲台11の回動によって、テレ
ビカメラ10は撮影位置を変えて撮影することができ、
撮影内容を自局映像信号106として出力する。
【0027】赤外線受信部12は上記の雲台11の下部
に設置され、雲台11の回動動作に連動して回動する。
また、赤外線受信部12はマイク部3−1〜3−nから
の赤外線データ100−1〜100−nを受信すると、
これら赤外線データ100−1〜100−nを電気信号
に変換して受信制御信号103として全体制御部14に
出力する。尚、赤外線受信部12は特に指向性をよくす
るために受信部の受光範囲角度を狭くしたり、あるいは
受信感度を調整する等の工夫が施してある。
【0028】音声検出部14はマイク部3−1〜3−n
から入力された音声信号101−1〜101−nのレベ
ルを比較し、音声レベルが一番高かったマイク部3−1
〜3−nの位置にテレビカメラ10の撮影点を向けるよ
うに話者検出信号113を全体制御部13に出力する。
【0029】また、音声検出部14では音声信号101
−1〜101−nの語尾の前後や瞬間的な衝撃音等に反
応しないように、音声レベルの検出において保護時間を
設け、雲台11の制御動作を緩和するようにしている。
【0030】さらに、音声検出部14では上記の保護時
間等を加味して主話者を検出するまで、音声レベルの最
も高い話者を検出している。しかしながら、主話者が検
出された後は主話者の音声が検出されなくなるまでの
間、他の話者の音声レベルが主話者の音声レベルよりも
高くなっても、他の話者が主話者として検出されないよ
うになっている。
【0031】操作部15は操作者がテレビカメラ10や
テレビ(TV)モニタ19を操作するための操作卓で、
テレビモニタ19の表示切替えや全体制御部13のシス
テムパラメータの設定、及び手動によるカメラプリセッ
ト操作などを行うための操作信号114を全体制御部1
3に出力する。
【0032】全体制御部13はマイク部3−1〜3−n
との間のマイク部制御信号102−1〜102−nによ
って、マイク番号やプリセット設定完了か否かの情報、
及び制御部31−1〜31−nから赤外線送信部30−
1〜30−nへのデータ出力や送信タイミングの制御情
報等を入力する。
【0033】また、全体制御部13は赤外線受信部12
からの受信制御信号103によって、赤外線データ10
0−1〜100−nの内容を入力すると、赤外線受信部
12からの受信制御信号103のエラーの有無及び上記
データ内容の解析を行う。
【0034】さらに、全体制御部13は音声検出部14
からの話者検出信号113と、操作部15からの操作信
号114とにしたがって雲台制御信号105を雲台11
に出力するとともに、雲台11からの回転角度信号10
4を取込んで、そのプリセット設定角度信号112を記
憶部16に出力する。尚、記憶部16は全体制御部13
との間でプリセット設定角度信号112の読出し書込み
を行う。
【0035】選択部17は操作部15からの操作信号1
14によって全体制御部13から出力される映像選択信
号110に応じて、テレビカメラ10からの自局映像信
号106と他局映像信号107とのうち一方を選択して
選択映像信号108として文字合成部18に出力する。
【0036】文字合成部18は全体制御部13からの文
字情報信号111と、選択部17からの選択映像信号1
08とを合成し、表示映像信号109をテレビモニタ1
9に出力する。
【0037】図2は図1のマイク部3−1の詳細な構成
を示すブロック図である。図において、マイク部3−1
の制御部31−1はマイク部制御信号102−1によっ
て全体制御部13との間で双方向の通信を行う。
【0038】制御部31−1はマイク部制御信号102
−1の内容を解析し、マイク部制御信号102−1が赤
外線データ100−1の出力を指示しているものであれ
ば、予め記憶しているマイク番号等のデータを赤外線送
信部30−1に転送する。赤外線送信部30−1は制御
部31−1からのマイク番号等のデータを赤外線データ
100−1に変換して出力する。
【0039】また、制御部31−1はマイク部制御信号
102−1がマイク32−1のオンオフ制御を指示する
ものであれば、マイクオン/オフ制御信号をマイク32
−1に出力し、マイク32−1のオン/オフ制御を行
う。マイク32−1はオンになると、話者からの音声を
ピックアップして電気信号に変換し、音声信号101−
1を音声検出部14に出力する。
【0040】また、テレビカメラ10のプリセット位置
の自動設定終了後に、制御部31−1は全体制御部13
からの指示によってマイク番号のマイク番号表示部33
−1への表示、及びプリセット設定完了の設定完了表示
部34−1への表示を行う。
【0041】尚、他のマイク部3−2〜3−nの構成は
図示していないが、上記のマイク部3−1の構成と同様
の構成となっており、その処理動作はマイク部3−1の
処理動作と同様となっている。
【0042】図3は図1の赤外線受信部12の構成を示
す図である。図において、赤外線受信部12は受光口1
2aと受光部12bとから構成されており、受光口12
aで受信したマイク部3−1〜3−nからの赤外線デー
タ100−1〜100−nを受光部12bで電気信号に
変換し、受信制御信号103として全体制御部14に出
力する。
【0043】赤外線受信部12においては受光口12a
の指向性をよくする必要がある。そのため、受光口12
aの幅dをできるだけ狭くし、受光口12aの長さlを
できるだけ長くする必要がある。
【0044】また、受光口12aの高さhを低くすれ
ば、受光口12aの指向性をより改善することができ
る。但し、受光口12aの高さhについては赤外線受信
部12が雲台11の下部に固定され、テレビカメラ10
の撮影範囲と同期して回動するため、撮影範囲によって
は赤外線データ100−1〜100−nを正常に受信で
きなくなる可能性があることからあまり低くすることは
できない。
【0045】尚、受光口12aの素材としてはなるべく
赤外線データ100−1〜100−nを吸収しやすいも
のを使用することが望ましい。
【0046】図4は本発明の一実施例によるカメラのプ
リセット位置の設定動作を示すタイミングチャートであ
る。これら図1〜図4を用いて本発明の一実施例による
カメラのプリセット位置の自動設定動作について説明す
る。
【0047】テレビ会議開催前にカメラのプリセット設
定を行う場合、全体制御部13はマイク部3−1〜3−
n各々に対してマイク番号の順番にマイク部制御信号1
02−1〜102−nを出力することで、マイク部3−
1〜3−n各々の赤外線送信部30−1〜30−nから
赤外線データ100−1〜100−nを順番に送信させ
る。
【0048】また、全体制御部13はマイク部3−1〜
3−n各々に対してマイク部制御信号102−1〜10
2−nを出力する毎に雲台制御信号105を雲台11に
出力し、赤外線受信部12でマイク部3−1〜3−nが
設置された設置範囲をスキャンするよう雲台11を回動
させる。
【0049】但し、テレビカメラ10における撮影の上
下方向及びズームの調整は、全体制御部13にシステム
パラメータとして予め設定しておく。この場合の設定位
置としてはマイク32−1〜32−nの先端部よりも上
方に設定し、話者がテレビモニタ19のほぼ中央に表示
されるようにしておく。
【0050】赤外線受信部12は上記設置範囲のスキャ
ンによってマイク部3−1〜3−n各々の赤外線送信部
30−1〜30−nから赤外線データ100−1〜10
0−nを受信すると、受信制御信号103を全体制御部
13に出力する。
【0051】全体制御部13は赤外線受信部12からの
受信制御信号103をチェックしながら、受信制御信号
103にエラーがあるか否かの判定を行い、エラーがな
くなったときに雲台11から受信した回転角度信号10
4を記憶部16に書込む。
【0052】さらに、全体制御部13は雲台11の回動
動作での赤外線受信部12によるスキャン動作を続行
し、赤外線受信部12からの受信制御信号103にエラ
ーがなくなったときの雲台11のポジション情報を雲台
11から受信して記憶部16に記憶する。
【0053】上記の動作を繰返し行いながら、マイク3
2−1〜32−nの位置を全てスキャンした後、全体制
御部13は赤外線受信部12からの受信制御信号103
にエラーがなかったときの雲台11からの回転角度信号
104を記憶部16から読出し、受信範囲の中間点のポ
ジション情報を算出する。
【0054】例えば、赤外線データをA,B,Cとする
と、図4に示すように、記憶部16には赤外線データ
A,B,C各々にエラーがなくなったときの第1回目か
ら第3回目までの雲台11からの回転角度信号104が
記憶される。
【0055】全体制御部13は記憶部16からこれら回
転角度情報を読出し、赤外線データA,B,C各々の第
1回目から第3回目までのデータから求めた受信範囲の
中間点のポジション情報を算出する(図4参照)。
【0056】全体制御部13はこのポジション情報を新
たなプリセット設定角度信号112として記憶する。こ
れによって、カメラのプリセット位置の自動設定がすべ
て終了する。
【0057】上述したカメラのプリセット位置の自動設
定は赤外線受信部12からの受信制御信号103のエラ
ーの有無によるディジタル的な判定によった方法であ
る。この方法以外のカメラのプリセット位置の自動設定
方法としては赤外線受信部12で赤外線受光レベルを検
出し、受光レベルの一番高い位置にテレビカメラ10の
プリセット位置を合わせる機能を追加することによっ
て、左右上下のプリセット位置の自動設定が可能とな
る。
【0058】この場合、まず全体制御部13は雲台11
を駆動して赤外線受信部12を左右にスキャンさせなが
ら、赤外線受信部12からの受信制御信号103のチェ
ックを行う。
【0059】全体制御部13は赤外線受信部12からの
受信制御信号103におけるエラーの有無を判定し、エ
ラーがなくなったときの雲台11からの回転角度信号1
04から中間点のポジション情報であるプリセット設定
角度信号112を算出する。
【0060】その後に、全体制御部13は回転角度信号
104が上記のプリセット設定角度信号112となるよ
うに雲台11を回動し、その位置で雲台11によって赤
外線受信部12を上下にスキャンさせる。
【0061】このとき、赤外線受信部12で赤外線受光
レベルを検出し、赤外線受光レベルの一番高い位置にテ
レビカメラ10のプリセット位置を合わせる。これによ
って、左右上下のプリセット位置の自動設定が可能とな
る。
【0062】テレビカメラ10のプリセット位置の自動
設定が終了した後、全体制御部13は各マイク部3−1
〜3−nにマイク番号とプリセット位置の設定完了とを
表示させるために制御部31−1〜31−nに対してマ
イク部制御信号102−1〜102−nを出力する。
【0063】同時に、全体制御部13は設定したプリセ
ット位置の映像を順番にテレビモニタ19に表示するよ
う雲台11及び選択部17を制御し、設定したプリセッ
ト位置を操作者が確認できるようにしている。
【0064】また、プリセット位置の映像を再度確認し
たいときには操作部15から再確認したいマイク番号を
入力することで、全体制御部13の制御によって雲台1
1がそのマイク番号に対応するプリセット位置に回動す
るので、再確認したいマイク番号に対応するプリセット
位置の映像がテレビモニタ19に表示される。これによ
って、プリセット位置の映像を再度確認することができ
る。
【0065】プリセット位置の自動設定が終了した後に
テレビカメラ10に対して上下左右やズーム等の補正を
行いたい場合には、操作部15から補正したいマイク部
3−1〜3−nのマイク番号を入力する。
【0066】雲台11によってテレビカメラ10が設定
されたプリセット位置に向けられた後に、操作部15で
上下左右やズーム等のキー操作を行い、このキー操作終
了後に操作部15の設定完了キーを押下することで、テ
レビカメラ10に対する上下左右やズーム等の補正が可
能となる。
【0067】このとき、初めて操作する人にも補正の手
順が分かるように、全体制御部13の制御によって文字
合成部18で操作キー名や操作手順等が選択映像信号1
08にスーパーインポーズされ、テレビモニタ19に表
示されるようになっている。
【0068】このように、複数のマイク部3−1〜3−
n各々に対応するマイク番号等を赤外線データ100−
100−nに変換して順次送出し、この赤外線データ1
00−100−nを赤外線受信部12が受信したときの
雲台11の回転角度信号104を基にプリセット設定角
度信号112を算出して記憶部16に記憶しておくこと
によって、予め手動でリモートコンロール機器や操作卓
等からマイクの設定位置や座席位置に合わせて1か所ず
つ設定せずに、テレビカメラ10のプリセット位置を自
動的に設定することができる。
【0069】よって、テレビカメラ10のプリセット位
置の設定における煩わしい設定操作が不要となり、テレ
ビカメラ10のプリセット位置の設定を容易にかつ自動
的に行うことができる。
【0070】また、文字合成部18で操作キー名や操作
手順等を選択映像信号108に合成してテレビモニタ1
9に表示することによって、テレビカメラ10のプリセ
ット位置の自動設定終了後のテレビカメラ10に対する
上下左右やズーム等の補正をプリセット位置の設定操作
を知らない人でも容易に行うことができる。
【0071】尚、本発明の一実施例ではマイク部3−1
〜3−n各々に赤外線送信部30−1〜30−nを設
け、赤外線送信部30−1〜30−nからの赤外線デー
タ100−1〜100−nを赤外線受信部12で受信し
てテレビカメラ10のプリセット位置の自動設定を行っ
ているが、このテレビカメラ10のプリセット位置の自
動設定にレーザ光等の光線や指向性のある電波等を用い
ることも可能であり、これに限定されない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラプリ
セット機能付テレビ会議端末によれば、話者の音声を集
音する複数のマイク各々に予め付与された識別情報を指
向性を有する信号に変換して順次送出し、これら複数の
マイク各々に対応する信号を受信した位置を話者に対す
るテレビカメラのプリセット位置として記憶するよう制
御することによって、カメラのプリセット位置の設定を
容易にかつ自動的に行うことができるカメラプリセット
機能付テレビ会議端末を提供することにある。
【0073】また、本発明の他のカメラプリセット機能
付テレビ会議端末によれば、テレビカメラからの画像信
号をモニタに表示するとともに、このモニタにテレビカ
メラによる話者の撮影時の補正手順を表示することによ
って、プリセット位置の設定操作を知らない人でもカメ
ラのプリセット位置の設定を容易に行うことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のマイク部の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図3】図1の赤外線受信部の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるカメラのプリセット位
置の設定動作を示すタイミングチャートである。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 テレビ会議端末 2−1〜2−n マイク接続端子 3−1〜3−n マイク部 10 テレビカメラ 11 プリセット制御機能付雲台 12 赤外線受信部 13 全体制御部 14 音声検出部 16 記憶部 18 文字合成部 19 テレビモニタ 30−1〜30−n 赤外線送信部 31−1〜31−n 制御部 32−1〜32−n マイク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 話者の音声を集音しかつ予め識別情報が
    付与された複数のマイクと、前記複数のマイク各々に対
    応して設けられかつ少なくとも前記識別情報を指向性を
    有する信号に変換して送出する複数の信号送出手段と、
    前記話者を撮影するテレビカメラと、前記テレビカメラ
    を回動する回動手段と、前記回動手段に連動して回動し
    かつ前記複数の信号送出手段からの信号を受信する受信
    手段と、前記話者に対する前記テレビカメラのプリセッ
    ト位置を記憶する記憶手段と、前記複数の信号送出手段
    を順次駆動したときに前記複数の信号送出手段各々から
    の信号を前記受信手段で受信した位置を前記話者に対す
    る前記テレビカメラのプリセット位置として前記記憶手
    段に記憶するよう制御する制御手段とを有することを特
    徴とするカメラプリセット機能付テレビ会議端末。
  2. 【請求項2】 前記信号送出手段は、少なくとも前記識
    別情報を赤外線信号に変換して送出するよう構成され、 前記受信手段は、前記赤外線信号を受信するよう構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載のカメラプリセット
    機能付テレビ会議端末。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記回動手段の回動角
    度情報を前記話者に対する前記テレビカメラのプリセッ
    ト位置として記憶するよう構成されたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のカメラプリセット機能付
    テレビ会議端末。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記複数の信号送出手
    段を前記複数のマイクの識別情報順に駆動制御するよう
    構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか記載のカメラプリセット機能付テレビ会議端末。
  5. 【請求項5】 前記テレビカメラからの画像信号を表示
    するモニタ手段と、前記モニタ手段に前記テレビカメラ
    による前記話者の撮影時の補正手順を表示する手段とを
    含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか
    記載のカメラプリセット機能付テレビ会議端末。
JP5289644A 1993-11-19 1993-11-19 カメラプリセット機能付テレビ会議端末 Pending JPH07143473A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107027004A (zh) * 2017-05-26 2017-08-08 上海启诺信息科技有限公司 音像联动话筒主机
EP3813361A4 (en) * 2018-05-23 2022-03-09 Uprism Co., Ltd. VIDEO CONFERENCE SERVER TO DELIVER A VIDEO CONFERENCE BY USING A VARIETY OF VIDEO CONFERENCE DEVICES AND CAMERA FOLLOWING METHODS THEREOF

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