JPH07143432A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH07143432A JPH07143432A JP5289014A JP28901493A JPH07143432A JP H07143432 A JPH07143432 A JP H07143432A JP 5289014 A JP5289014 A JP 5289014A JP 28901493 A JP28901493 A JP 28901493A JP H07143432 A JPH07143432 A JP H07143432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- tape
- track
- speed
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の速度とは異なる速度でテープを走行さ
せて記録する装置に関するもので、テープ上のトラック
のフォーマットを変える必要なしに、複数の種類のデー
タを記録する。 【構成】 ヘッド１を搭載した回転シリンダ２が回転す
ることにより、テープ３にトラックが形成され、記録が
なされる。回転シリンダ２の回転に伴ってヘッド１が移
動する方向が所望の方向となるように、回転軸とテープ
中心線との相対的な傾き角を設定する。所望のヘッド１
の移動する方向は、テープ送り速度に基づいて、規格の
通りのトラックを形成できるように決める。
せて記録する装置に関するもので、テープ上のトラック
のフォーマットを変える必要なしに、複数の種類のデー
タを記録する。 【構成】 ヘッド１を搭載した回転シリンダ２が回転す
ることにより、テープ３にトラックが形成され、記録が
なされる。回転シリンダ２の回転に伴ってヘッド１が移
動する方向が所望の方向となるように、回転軸とテープ
中心線との相対的な傾き角を設定する。所望のヘッド１
の移動する方向は、テープ送り速度に基づいて、規格の
通りのトラックを形成できるように決める。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオテー
プレコーダ等に用いて好適なる記録装置に関する。
プレコーダ等に用いて好適なる記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディジタルビデオテープレコーダ
（以下、ＤＶＴＲと記す）は、到来する映像信号のフィ
ールド周波数に同期して映像信号を記録している。つま
り、フィールド周波数に同期して回転する回転シリンダ
に搭載した磁気ヘッドは、規格に定められた所定のトラ
ック角を持つトラックに映像信号を記録する。
（以下、ＤＶＴＲと記す）は、到来する映像信号のフィ
ールド周波数に同期して映像信号を記録している。つま
り、フィールド周波数に同期して回転する回転シリンダ
に搭載した磁気ヘッドは、規格に定められた所定のトラ
ック角を持つトラックに映像信号を記録する。
【０００３】一般的に、ＤＶＴＲは、画面サーチやスチ
ル、スローといった特殊再生以外では、記録した状態と
同一の状態で再生することを前提としている。逆に、記
録した状態とは異なる再生状態では、正常な再生出力が
得られず何の利点もない。従って、ＤＶＴＲを生産する
場合には、トラック角やテープ送り速度といった機構系
の設計仕様は厳密に守られなければならない。
ル、スローといった特殊再生以外では、記録した状態と
同一の状態で再生することを前提としている。逆に、記
録した状態とは異なる再生状態では、正常な再生出力が
得られず何の利点もない。従って、ＤＶＴＲを生産する
場合には、トラック角やテープ送り速度といった機構系
の設計仕様は厳密に守られなければならない。
【０００４】（図６）を用いて従来の記録装置を、（図
７）を用いてトラック角とテープ送り速度の関係を説明
する。ヘッド１を搭載した回転シリンダ４が回転するこ
とにより、テープ５にトラックが形成され記録がなされ
る。回転軸とテープ中心線との相対的な傾き角は所定の
値を取るものとする。
７）を用いてトラック角とテープ送り速度の関係を説明
する。ヘッド１を搭載した回転シリンダ４が回転するこ
とにより、テープ５にトラックが形成され記録がなされ
る。回転軸とテープ中心線との相対的な傾き角は所定の
値を取るものとする。
【０００５】ここで、所定の傾き角の回転軸を持つ回転
シリンダ４が回転することに伴うヘッド１の移動の方向
が、所定ヘッド移動ベクトル12の方向である。所定ヘッ
ド移動ベクトル12は、テープ５が静止している時に記録
動作を行なったと仮定して形成されるトラックと平行で
ある。また回転シリンダ４が静止した状態でテープ５は
所定速度で走行していると仮定してテープ５からみたヘ
ッド１の移動の方向が、所定テープ走行ベクトル13の方
向である。所定ヘッド移動ベクトル12と所定テープ走行
ベクトル13の大きさは１本のトラックを形成するために
必要な時間を単位としている。
シリンダ４が回転することに伴うヘッド１の移動の方向
が、所定ヘッド移動ベクトル12の方向である。所定ヘッ
ド移動ベクトル12は、テープ５が静止している時に記録
動作を行なったと仮定して形成されるトラックと平行で
ある。また回転シリンダ４が静止した状態でテープ５は
所定速度で走行していると仮定してテープ５からみたヘ
ッド１の移動の方向が、所定テープ走行ベクトル13の方
向である。所定ヘッド移動ベクトル12と所定テープ走行
ベクトル13の大きさは１本のトラックを形成するために
必要な時間を単位としている。
【０００６】ここで、正常な記録が行なわれると、所定
ヘッド移動ベクトル12と所定テープ走行ベクトル13の和
が、テープ５に対するヘッド１の移動となり、そのとお
りに規格トラック14が形成される。もし、テープ送り速
度が守られないときには、テープ速度ベクトル15は、所
定テープ走行ベクトル13と異なった大きさになるため、
形成されるトラック16も規格トラック14とトラック角が
異なってしまう。
ヘッド移動ベクトル12と所定テープ走行ベクトル13の和
が、テープ５に対するヘッド１の移動となり、そのとお
りに規格トラック14が形成される。もし、テープ送り速
度が守られないときには、テープ速度ベクトル15は、所
定テープ走行ベクトル13と異なった大きさになるため、
形成されるトラック16も規格トラック14とトラック角が
異なってしまう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】最近、ディジタルＴＶ
放送や、ＣＡＴＶ、電話回線を利用した映像サービスな
どディジタル映像信号を非常な低レートで供給する事業
が検討されている。例えば放送用のＤＶＴＲのデータレ
ートは２７０メガビット／秒という、非常に高いレート
であるが、フィルタリング・高能率符号化の様々な手法
を用いて、３〜１２メガビット／秒にして伝送する方法
や、２５メガビット／秒にして記録する方法が実用化さ
れつつある。また、ＴＶ信号自身も現行のＮＴＳＣ方式
とＰＡＬ方式だけでなく、１１２５ライン−６０フィー
ルド方式や１２５０ライン−５０フィールド方式が実用
化されつつある。
放送や、ＣＡＴＶ、電話回線を利用した映像サービスな
どディジタル映像信号を非常な低レートで供給する事業
が検討されている。例えば放送用のＤＶＴＲのデータレ
ートは２７０メガビット／秒という、非常に高いレート
であるが、フィルタリング・高能率符号化の様々な手法
を用いて、３〜１２メガビット／秒にして伝送する方法
や、２５メガビット／秒にして記録する方法が実用化さ
れつつある。また、ＴＶ信号自身も現行のＮＴＳＣ方式
とＰＡＬ方式だけでなく、１１２５ライン−６０フィー
ルド方式や１２５０ライン−５０フィールド方式が実用
化されつつある。
【０００８】これらの様々な映像信号を記録するために
は、それぞれの信号の専用の記録装置が必要となるとい
う課題が存在している。また、高レートの信号を記録で
きる記録装置で低レートの信号をそのまま記録すること
は、冗長を記録することになり、記録媒体の無駄使いで
ある。冗長を記録しないようにしようとすれば、ブロッ
ク構成や変調方法などの信号形式が規格の通りである記
録信号を記録しても、規格の通りのトラック角のトラッ
クを形成できないので、結局正常な再生出力が得られな
くなってしまう。
は、それぞれの信号の専用の記録装置が必要となるとい
う課題が存在している。また、高レートの信号を記録で
きる記録装置で低レートの信号をそのまま記録すること
は、冗長を記録することになり、記録媒体の無駄使いで
ある。冗長を記録しないようにしようとすれば、ブロッ
ク構成や変調方法などの信号形式が規格の通りである記
録信号を記録しても、規格の通りのトラック角のトラッ
クを形成できないので、結局正常な再生出力が得られな
くなってしまう。
【０００９】本発明はこのような従来の記録装置の課題
を解決することを目的とする。
を解決することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の速度と
は異なる速度で走行するテープ上に形成するトラックの
トラック角を、前記所定の速度で走行する前記テープ上
に形成するトラックのトラック角として規定された角度
に等しくする記録手段を備えた記録装置である。
は異なる速度で走行するテープ上に形成するトラックの
トラック角を、前記所定の速度で走行する前記テープ上
に形成するトラックのトラック角として規定された角度
に等しくする記録手段を備えた記録装置である。
【００１１】
【作用】本発明では、どのような速度でテープが走行し
ても、記録されるトラックのトラック角が常に同じであ
るので、所定のレート以外のデータであっても適切な記
録を行なうことができる。
ても、記録されるトラックのトラック角が常に同じであ
るので、所定のレート以外のデータであっても適切な記
録を行なうことができる。
【００１２】
【実施例】（図１）を用いて本発明の第１の実施例の記
録装置を、（図２）を用いてトラック角とテープ送り速
度の関係を説明する。（図１）において、１はヘッド、
２は回転シリンダ、３はテープである。（図２）におい
て、14は規格トラック、21はヘッド移動ベクトル、22は
テープ走行ベクトルであり、12は従来の所定ヘッド移動
ベクトル、13は従来の所定テープ走行ベクトルである。
録装置を、（図２）を用いてトラック角とテープ送り速
度の関係を説明する。（図１）において、１はヘッド、
２は回転シリンダ、３はテープである。（図２）におい
て、14は規格トラック、21はヘッド移動ベクトル、22は
テープ走行ベクトルであり、12は従来の所定ヘッド移動
ベクトル、13は従来の所定テープ走行ベクトルである。
【００１３】ヘッド１を搭載した回転シリンダ２が回転
することにより、テープ３にトラックが形成され、記録
がなされる。回転軸とテープ中心線との相対的な傾き角
は、その回転軸を持つ回転シリンダ２の回転に伴ってヘ
ッド１が移動する方向であるヘッド移動ベクトル21の方
向が所望の方向となるように、設定されている。
することにより、テープ３にトラックが形成され、記録
がなされる。回転軸とテープ中心線との相対的な傾き角
は、その回転軸を持つ回転シリンダ２の回転に伴ってヘ
ッド１が移動する方向であるヘッド移動ベクトル21の方
向が所望の方向となるように、設定されている。
【００１４】まず、記録する信号のレートによってテー
プ送り速度が決定され、１本のトラックを形成するため
に必要な時間を単位としているので、テープ走行ベクト
ル22が決定される。テープ走行ベクトル22の方向はテー
プの長手方向と平行である。規格トラック14はすでに決
められているので、テープ走行ベクトル22に基づいて、
規格トラックを形成できるように、ヘッド移動ベクトル
21の所望の方向を決める。
プ送り速度が決定され、１本のトラックを形成するため
に必要な時間を単位としているので、テープ走行ベクト
ル22が決定される。テープ走行ベクトル22の方向はテー
プの長手方向と平行である。規格トラック14はすでに決
められているので、テープ走行ベクトル22に基づいて、
規格トラックを形成できるように、ヘッド移動ベクトル
21の所望の方向を決める。
【００１５】以上のように構成すれば、所定のトラック
角を持つ規格トラック14を形成することができ、所定外
のレートのデータの記録が可能となる。
角を持つ規格トラック14を形成することができ、所定外
のレートのデータの記録が可能となる。
【００１６】（図３）は本発明の第２の実施例における
記録装置のブロック図であり、31は受信信号入力部、32
はデータ記録回路、33は回転シリンダ、34ａ、34ｂは記
録ヘッド、35はテープ、36はスイッチ、37はテープ走行
制御回路である。
記録装置のブロック図であり、31は受信信号入力部、32
はデータ記録回路、33は回転シリンダ、34ａ、34ｂは記
録ヘッド、35はテープ、36はスイッチ、37はテープ走行
制御回路である。
【００１７】この記録装置では、まず受信入力部31に所
定外のレートのデータが入力される。データ記録回路32
では、入力されたデータに対し、誤り訂正符号化や変復
調の他、データの並べ替えなどの必要な記録信号処理を
行なって記録信号を生成し、記録のタイミングに合わせ
て記録信号を出力する。回転シリンダ33に取り付けられ
た記録ヘッド34ａ、34ｂで記録信号をテープ35に記録す
る。回転シリンダ33は第１の実施例で述べたように、そ
の回転軸とテープがなす角度が、入力したデータのレー
トによって決まる所望の値を取るものである。スイッチ
36は、記録している記録ヘッドとデータ記録回路32を接
続する。この所定外のレートが所定のレートのk1／k2以
下（k1、k2は整数）である時、テープ走行制御回路37は
テープ送り速度を所定の速度のk1／k2倍にする。
定外のレートのデータが入力される。データ記録回路32
では、入力されたデータに対し、誤り訂正符号化や変復
調の他、データの並べ替えなどの必要な記録信号処理を
行なって記録信号を生成し、記録のタイミングに合わせ
て記録信号を出力する。回転シリンダ33に取り付けられ
た記録ヘッド34ａ、34ｂで記録信号をテープ35に記録す
る。回転シリンダ33は第１の実施例で述べたように、そ
の回転軸とテープがなす角度が、入力したデータのレー
トによって決まる所望の値を取るものである。スイッチ
36は、記録している記録ヘッドとデータ記録回路32を接
続する。この所定外のレートが所定のレートのk1／k2以
下（k1、k2は整数）である時、テープ走行制御回路37は
テープ送り速度を所定の速度のk1／k2倍にする。
【００１８】ここではダブルアジマス180゜対向の２個の
ヘッドで巻付け角180゜の構成で記録するものとし、一方
のアジマス角のヘッドを記録ヘッド34ａとし、他方のア
ジマス角のヘッドを記録ヘッド34ｂとする。（図４）に
示したタイミングチャートは各記録ヘッドが実際に記録
を行なっている期間を"High"、記録していない期間を"L
ow"で現わしている。(ａ)が所定のレートのデータを記
録する場合のタイミングチャートであり、(ｂ)(ｃ)(ｄ)
はそれぞれk1＝１、k2＝３、５、７の場合のタイミング
チャートである。
ヘッドで巻付け角180゜の構成で記録するものとし、一方
のアジマス角のヘッドを記録ヘッド34ａとし、他方のア
ジマス角のヘッドを記録ヘッド34ｂとする。（図４）に
示したタイミングチャートは各記録ヘッドが実際に記録
を行なっている期間を"High"、記録していない期間を"L
ow"で現わしている。(ａ)が所定のレートのデータを記
録する場合のタイミングチャートであり、(ｂ)(ｃ)(ｄ)
はそれぞれk1＝１、k2＝３、５、７の場合のタイミング
チャートである。
【００１９】このように所定外のレートの信号を記録す
ると、再生する時にテープ送り速度の値が判明している
必要があり、再生する度にテープ送り速度情報を外部か
ら再生装置に入力できるようにすることは可能である
が、データ記録回路32でテープ送り速度を示す情報を記
録信号の一部にして記録すれば、常に正しいテープ送り
速度情報を得ることができる。
ると、再生する時にテープ送り速度の値が判明している
必要があり、再生する度にテープ送り速度情報を外部か
ら再生装置に入力できるようにすることは可能である
が、データ記録回路32でテープ送り速度を示す情報を記
録信号の一部にして記録すれば、常に正しいテープ送り
速度情報を得ることができる。
【００２０】以上のように構成すれば、所定外のレート
のデータを入力した場合にも、規格の通りのトラックを
形成して記録することができる。特に、レートが低い場
合には、長時間の記録が可能となり、また長時間の記録
を行なったテープを所定の速度で走行させることにより
短時間でのダビング記録が可能である。
のデータを入力した場合にも、規格の通りのトラックを
形成して記録することができる。特に、レートが低い場
合には、長時間の記録が可能となり、また長時間の記録
を行なったテープを所定の速度で走行させることにより
短時間でのダビング記録が可能である。
【００２１】（図５）は本発明の第３の実施例における
記録装置のブロック図であり、31は受信信号入力部、32
はデータ記録回路、33は回転シリンダ、34ａ、34ｂは記
録ヘッド、35はテープ、36はスイッチ、37はテープ走行
制御回路、38はレート検出回路である。受信信号入力部
31、データ記録回路32、回転シリンダ33、記録ヘッド34
ａ、34ｂ、テープ35、スイッチ36、テープ走行制御回路
37の機能は第２の実施例と同じであるが、レート検出回
路38で入力したデータのレートを検出し、その結果に基
づきテープ走行速度を決定し、その情報に従ってデータ
記録回路32とテープ走行制御回路37を動作させる。
記録装置のブロック図であり、31は受信信号入力部、32
はデータ記録回路、33は回転シリンダ、34ａ、34ｂは記
録ヘッド、35はテープ、36はスイッチ、37はテープ走行
制御回路、38はレート検出回路である。受信信号入力部
31、データ記録回路32、回転シリンダ33、記録ヘッド34
ａ、34ｂ、テープ35、スイッチ36、テープ走行制御回路
37の機能は第２の実施例と同じであるが、レート検出回
路38で入力したデータのレートを検出し、その結果に基
づきテープ走行速度を決定し、その情報に従ってデータ
記録回路32とテープ走行制御回路37を動作させる。
【００２２】以上のように構成すれば、複数の所定外の
レートのデータ（所定のレートのデータも含んでよい）
を記録することが可能になる。
レートのデータ（所定のレートのデータも含んでよい）
を記録することが可能になる。
【００２３】なお、本実施例の記録装置のブロック構成
は一例であり任意の構成で同様の効果が得られる。ま
た、本実施例ではダブルアジマス180゜対向の２個のヘッ
ドで巻付け角180゜の構成としたが、この構成ではk1＝
１、k2は奇数に限定されている。ヘッドＡとヘッドＢを
組み合わせたペアヘッドを利用した構成であれば、k2は
任意である。また、ダブルアジマス180゜対向の２組のペ
アヘッドで巻付け角180゜の構成であれば、k1＝２にでき
る。あるいは、アジマスなしでガードバンドをつけて記
録する場合はどのようなヘッド構成であっても、k1、k2
は任意である。
は一例であり任意の構成で同様の効果が得られる。ま
た、本実施例ではダブルアジマス180゜対向の２個のヘッ
ドで巻付け角180゜の構成としたが、この構成ではk1＝
１、k2は奇数に限定されている。ヘッドＡとヘッドＢを
組み合わせたペアヘッドを利用した構成であれば、k2は
任意である。また、ダブルアジマス180゜対向の２組のペ
アヘッドで巻付け角180゜の構成であれば、k1＝２にでき
る。あるいは、アジマスなしでガードバンドをつけて記
録する場合はどのようなヘッド構成であっても、k1、k2
は任意である。
【００２４】また、本実施例では、回転シリンダの回転
軸の傾き角を変更するとしたが、例えば圧電素子を利用
した記録ヘッドを用いる場合には、回転シリンダの機構
は全く同じで、トラックを記録しながら記録ヘッドを回
転シリンダの回転軸に平行に移動させることにより、規
格の通りのトラックを形成することができる。
軸の傾き角を変更するとしたが、例えば圧電素子を利用
した記録ヘッドを用いる場合には、回転シリンダの機構
は全く同じで、トラックを記録しながら記録ヘッドを回
転シリンダの回転軸に平行に移動させることにより、規
格の通りのトラックを形成することができる。
【００２５】このデータ記録回路32は、ここで入力した
データのレートが記録装置の所定のレートのk1／k2より
小さい場合は、その差に相当するデータを余分に付加す
ることができ、固定値を詰める、誤り訂正符号を付加す
る、重要な情報を選んで多重書きするなどの処理も行な
う。
データのレートが記録装置の所定のレートのk1／k2より
小さい場合は、その差に相当するデータを余分に付加す
ることができ、固定値を詰める、誤り訂正符号を付加す
る、重要な情報を選んで多重書きするなどの処理も行な
う。
【００２６】第２、第３の本実施例における構成は、34
ａ、34ｂは記録ヘッドとしたが、記録再生兼用ヘッドで
あっても良い。
ａ、34ｂは記録ヘッドとしたが、記録再生兼用ヘッドで
あっても良い。
【００２７】また、本発明では、テープ送り速度情報を
テープ上に同時に記録しているが、テープを収容するカ
セットにとりつけられた補助記憶媒体（メモリや磁気テ
ープ）がある場合には、補助記憶媒体にこれらの情報を
記憶させることも可能である。このようにすれば、再生
動作を開始する前に、正しいテープ送り速度情報を得る
ことができる。
テープ上に同時に記録しているが、テープを収容するカ
セットにとりつけられた補助記憶媒体（メモリや磁気テ
ープ）がある場合には、補助記憶媒体にこれらの情報を
記憶させることも可能である。このようにすれば、再生
動作を開始する前に、正しいテープ送り速度情報を得る
ことができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
によれば、どのような速度でテープが走行しても、記録
されるトラックのトラック角が常に同じ角度に保たれる
ので、所定のレート以外のデータであっても適切な記録
を行なうことができ、その実用的効果は大きい。
によれば、どのような速度でテープが走行しても、記録
されるトラックのトラック角が常に同じ角度に保たれる
ので、所定のレート以外のデータであっても適切な記録
を行なうことができ、その実用的効果は大きい。
【００２９】また、低いレートのデータであれば長時間
の記録、所定の速度でテープを走行させてのダビング記
録が可能である。
の記録、所定の速度でテープを走行させてのダビング記
録が可能である。
【図１】本発明の第１の実施例に係る記録装置の説明図
【図２】本発明の第１の実施例におけるトラック角とテ
ープ送り速度の関係の説明図
ープ送り速度の関係の説明図
【図３】本発明の第２の実施例に係る記録装置のブロッ
ク図
ク図
【図４】本発明の第２の実施例における記録動作のタイ
ミングチャート
ミングチャート
【図５】本発明の第３の実施例に係る記録装置のブロッ
ク図
ク図
【図６】従来の記録装置の説明図
【図７】従来のトラック角とテープ送り速度の関係を示
す説明図
す説明図
１ テープ ２ 回転シリンダ ３ ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ１１Ｂ 20/12 １０３ 9295−5Ｄ Ｈ０４Ｎ 5/783 Ｃ 5/92 (72)発明者 山光 長壽郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】所定の速度とは異なる速度で走行するテー
プ上に形成するトラックのトラック角を、前記所定の速
度で走行するテープ上に形成するトラックのトラック角
として規定された角度に等しくする記録手段を備えるこ
とを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】記録手段が、所定外の速度で走行するテー
プ上に規定のトラック角でトラックを形成するように取
り付けた回転シリンダと、前記回転シリンダに搭載する
記録ヘッドもしくは記録再生兼用ヘッドを備えることを
特徴とする請求項１記載の記録装置。 - 【請求項３】記録手段が、回転シリンダと、前記回転シ
リンダに搭載する高さ可変の記録ヘッドもしくは記録再
生兼用ヘッドを備えることを特徴とする請求項１記載の
記録装置。 - 【請求項４】記録手段が、所定のレート以外のデータを
受信する受信手段と、テープを所定外の速度で走行させ
るテープ走行制御手段と、前記受信手段の出力を前記テ
ープ上に前記所定外の速度で記録するデータ記録手段
と、前記データ記録手段の出力を前記所定外の速度で走
行するテープ上に規定のトラック角でトラックを形成す
るように取り付けた回転シリンダと、前記回転シリンダ
に搭載する記録ヘッドもしくは記録再生兼用ヘッドを備
えることを特徴とする請求項１記載の記録装置。 - 【請求項５】データ記録手段が、記録に用いたテープ走
行速度を示す情報を記録することを特徴とする請求項４
記載の記録装置。
Priority Applications (15)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289014A JPH07143432A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 記録装置 |
| KR1019940025829A KR0180922B1 (ko) | 1993-10-15 | 1994-10-10 | 디지틀데이터기록방법 |
| EP00112064A EP1043722A3 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Digital data recording device |
| EP94116225A EP0649136B1 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | A method for recording digital data |
| EP00112063A EP1041554A3 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Method for recording digital data |
| DE69426589T DE69426589T2 (de) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Verfahren zur Wiedergabe von digitalen Daten |
| EP00111637A EP1043721A3 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | A method for recording digital data |
| EP00112065A EP1041555B1 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Digital data reproducing device |
| EP00111636A EP1037210A1 (en) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Method for recording digital data |
| DE69433839T DE69433839T2 (de) | 1993-10-15 | 1994-10-14 | Gerät zur Wiedergabe von digitalen Daten |
| US08/522,679 US6038094A (en) | 1993-10-15 | 1995-09-01 | Digital data recording device having a rotary cylinder |
| US08/893,612 US6147823A (en) | 1993-10-15 | 1997-07-10 | Method for recording digital data including a data conversion or format conversion, and apparatus using the method |
| KR1019980031154A KR0185800B1 (ko) | 1993-10-15 | 1998-07-31 | 디지틀데이터기록장치 |
| KR1019980031153A KR0185799B1 (ko) | 1993-10-15 | 1998-07-31 | 디지틀데이터기록방법 |
| US09/639,855 US6508596B1 (en) | 1993-10-15 | 2000-08-16 | Apparatus using a method for recording digital data including a data conversion or format conversion, and apparatus using the method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289014A JPH07143432A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143432A true JPH07143432A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17737721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289014A Pending JPH07143432A (ja) | 1993-10-15 | 1993-11-18 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07143432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6967803B2 (en) | 2002-03-19 | 2005-11-22 | Sony Corporation | Recording medium, recording method, and recorder |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5289014A patent/JPH07143432A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6967803B2 (en) | 2002-03-19 | 2005-11-22 | Sony Corporation | Recording medium, recording method, and recorder |
| US7139148B2 (en) | 2002-03-19 | 2006-11-21 | Sony Corporation | Recording medium, recording method, and recording apparatus |
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