JPH07143164A - 電子メール配送装置 - Google Patents

電子メール配送装置

Info

Publication number
JPH07143164A
JPH07143164A JP5143313A JP14331393A JPH07143164A JP H07143164 A JPH07143164 A JP H07143164A JP 5143313 A JP5143313 A JP 5143313A JP 14331393 A JP14331393 A JP 14331393A JP H07143164 A JPH07143164 A JP H07143164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
priority
transmission
time
sending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5143313A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hashimoto
浩一 橋本
Masaya Nakano
正也 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Software Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5143313A priority Critical patent/JPH07143164A/ja
Publication of JPH07143164A publication Critical patent/JPH07143164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発信優先度と発信待ち時間の両方
を考慮して発信優先度を決定することにより、発信待ち
時間が異常に長くなってしまうメールをなくすことがで
きる電子メール配送装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 本発明において、利用者エージェント1はメ
ールを作成した後、利用者50により指定された優先度
を前記メールのヘッダに記載すると共に、このメールが
送信可能となった時刻を発信時刻として前記ヘッダに記
載して、これを送信メールボックス2に格納する。発信
優先度決定部3は送信メールボックス2内の各メールの
優先度に対応する優先度系数×(現在時刻−発信時刻)
=発信優先度を算出し、この発信優先度が最も大きいメ
ールを転送メールボックス4に積み込んで、メール転送
部5からその宛先に送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書等の情報を通信回線
網を使用して宛先の装置に電子的に送信する電子メール
配送装置に係わり、特にメールの送信優先順位を決定す
るアルゴリズムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メール配送装置では、送信す
るメールの送信優先度がそのヘッダ部に指定されてお
り、送信時にこの優先度をチェックし、優先度が高い順
に前記メールを宛先に送信することが行われている。こ
の優先度には、不急、普通、緊急等の3段階に分かれて
おり、緊急、普通、不急の順序で前記メールが送信され
る。このように、単に優先度の高低だけで発信順序を決
めるアルゴリズムを用いた場合、優先度の高い(緊急)
メールが連続して発信されたような場合には、何時まで
たっても優先度の低い(不急)メールが発信できなくな
ってしまうことがある。このようなことが起きると、い
くら優先度の低い不急のメールでもその発信待ち時間が
長くなり過ぎて、なかなか相手に届かないという不都合
が生じると共に、このようなことがあると利用者が緊急
を要さないメールに対しても優先度の高い緊急を指定し
てしまうため、優先度を設けた意味がなくなってしまう
という欠点もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の電
信メール配送装置で採用されているメールの発信順序を
決める優先度を決定するアルゴリズムでは、前記メール
の発信順序を単に優先度の高低のみで決めているため、
優先度の高いメールが連続してある場合は、これらが発
信された後でなければ優先度の低いメールが発信されな
いため、場合によっては優先度の低いメールの発信待ち
時間が異常に長くなってしまい、何時までたっても優先
度の低いメールが発信されなくなってしまうという欠点
があった。
【0004】そこで本発明は上記の欠点を除去し、発信
優先度と発信待ち時間の両方を考慮して発信優先度を決
定することにより、発信待ち時間が異常に長くなってし
まうメールをなくすことができる電子メール配送装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は作成したメール
をその宛先に回線を介して電子的に送信する電子メール
配送装置において、作成したメールの送信優先度を利用
者に指定させる指定手段と、この指定手段によって指定
された優先度を前記作成したメールに付加すると共に、
このメールが送信可能となった時刻を発信時刻として同
メールに付加する情報付加手段と、この情報付加手段に
より優先順位と発信時刻が付加されたメールを格納する
格納手段と、この格納手段に格納されているメールに付
加されている発信時刻と現在時刻とから求められるメー
ルの送信待ち時間に同メールに付加されている優先度に
対応した系数を乗じて得られる発信優先度を各メール毎
に算出する算出手段と、この算出手段により算出された
発信優先度が最も大きいメールを送信する送信手段とを
具備した構成を有する。
【0006】
【作用】本発明の電子メール配送装置において、指定手
段は作成したメールの送信優先度を利用者に指定させ
る。情報付加手段は前記指定手段によって指定された優
先度を前記作成したメールに付加すると共に、このメー
ルが送信可能となった時刻を発信時刻として同メールに
付加する。格納手段は前記情報付加手段により優先順位
と発信時刻が付加されたメールを格納する。算出手段は
前記格納手段に格納されているメールに付加されている
発信時刻と現在時刻とから求められるメールの送信待ち
時間に同メールに付加されている優先度に対応した系数
を乗じて得られる発信優先度を各メール毎に算出する。
送信手段は前記算出手段により算出された発信優先度が
最も大きいメールを送信する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の電子メール配送装置の一実施例
を示したブロック図である。1は利用者50からの指示
によってメールを作成したり、作成されたメールの優先
度系数や送信可能となった時刻を発信時刻として前記メ
ールに付加する利用者エージェントで、キーボードとデ
ィスプレイ等から成るマンマシンインタフェース(図示
せず)を備えている。2は送信優先順位調整のために送
信要求されたメールを一時的に保管する送信メールボッ
クス、3は送信メールボックス2に保管されている各メ
ールの発信優先度を算出して発信優先度を決定する発信
優先度決定部、4は送信するメールを格納する転送メー
ルボックス、5は転送メールボックス4内に積まれたメ
ールを積み込み順に宛先に送信するメール転送部であ
る。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。利
用者は利用者エージェント1を操作して図2に示すよう
なメールを図3のステップ301にて作成するが、この
時、このメールの送信時の優先度を指定する。ここで、
優先度は緊急、普通、不急の3種類とし、その優先順位
はこの順番とする。又、上記優先順位の緊急、普通、不
急に対して優先度系数が定義されており、、それを
1 、K2 、K3 とし、K1 >K2 >K3 とする。利用
者エージェント1はヘッダに優先度が設定されたメール
を作成すると、これを送信メールボックス2に図3のス
テップ302にて格納するが、この時の時刻を発信時刻
として図2に示すように前記メールのヘッダに記載す
る。従って、送信メールボックス2には、ヘッダに優先
度と発信時刻が記載された図2に示すようなメールが格
納される。
【0009】図4は図1に示した発信優先度決定部3の
動作を示したフローチャートである。発信優先度決定部
3は送信メールボックス2に2通以上のメールが格納さ
れている場合のみ、図4に示した発信優先度決定処理を
行い、1通しか入っていない場合は、この1通を直ちに
転送メールボックス4に格納する。又、1通のメールも
入っていない場合は何もしない。ステップ401にて、
発信優先度決定部3は送信メールボックス2内に格納さ
れている各メールに対して発信優先度を決定する次式で
表される計算を行う。発信優先度=(現在時刻−発信時
刻)×優先度系数 ここで、現在時刻は発信優先度決定
部3に内蔵されているタイマから供給され、発信時刻は
メールのヘッダから読み取り、優先度系数はメールのヘ
ッダに記載されている優先度に対応する数値K1
2 、K3 を用いる。例えば、あるメールのヘッダの優
先度が緊急で、その発信時刻が10時00分であり、現
在時刻が10時02分であった場合、このメールの優先
度は(10時02分−10時00分)×K1 =2K1
なる。又、他のメールの優先度が不急で、その発信時刻
が9時45分であったとすると、このメールの優先度は
(10時02分−9時45分)×K3 =17K3 とな
る。このように送信メールボックス11内に格納されて
いる全てのメールに対して上記のような優先度系数を算
出した後、ステップ402にて発信優先度決定部3は1
番大きい発信優先度を持つメールを1通選んで、これを
転送メールボックス4に積み込む。この時、転送メール
ボックス4が満杯の場合は1通分空くまで待機している
ものとする。その後、発信優度先決定部3はステップ4
03へ進み、送信メールボックス2内にメールが残って
いるか否かを判定し、残っている場合はステップ401
に戻り、残っていない場合は処理を終了する。
【0010】一方、メール転送部5は転送メールボック
ス4に積まれた順にメールを取り出して、これをその宛
先に送信する。
【0011】本実施例によれば、送信するメールの発信
優先度を、単に優先度の高低のみでなく、そのメールの
送信待ち時間も考慮して、(優先度系数)×(送信待ち
時間)と定義し、このように定義された発信優先度の大
きいメールから順番に送信する発信優先度決定アルゴリ
ズムを採用しているため、優先度系数の値は小さくても
前記発信待ち時間が長くなれば、発信優先度は次第に大
きくなるため、優先度が緊急のメールが連続してあった
場合でも、この間、発信されない優先度が不急のメール
の待ち時間がある程度以上になると、この不急のメール
の発信優先度が大きくなって、このメールを発信するこ
とができる。従って、優先度が緊急のメールが連続して
あっても、これより優先度の低いメールがなかなか宛先
に送信されなくなってしまうというような不都合を回避
することができ、発信優先度機能を十分働かせて、しか
も低い優先度のメールもリーゾナブルな待ち時間内で、
送信することができる。
【0012】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の電子メール配
送装置によれば、発信優先度と発信待ち時間の両方を考
慮して発信優先度を決定することにより、発信待ち時間
が異常に長くなってしまうメールをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール配送装置の一実施例を示し
たブロック図。
【図2】図1に示した利用者エージェントにより作成さ
れたメールの構成例を示した図。
【図3】メールを作成する際の図1に示した利用者エー
ジェントの動作を示すフローチャート。
【図4】図1に示した発信優先度決定部の動作を示した
フローチャート。
【符号の説明】
1…利用者エージェント 2…送信メールボ
ックス 3…発信優先度決定部 4…転送メールボ
ックス 5…メール転送部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成したメールをその宛先に回線を介し
    て電子的に送信する電子メール配送装置において、作成
    したメールの送信優先度を利用者に指定させる指定手段
    と、この指定手段によって指定された優先度を前記作成
    したメールに付加すると共に、このメールが送信可能と
    なった時刻を発信時刻として同メールに付加する情報付
    加手段と、この情報付加手段により優先順位と発信時刻
    が付加されたメールを格納する格納手段と、この格納手
    段に格納されているメールに付加されている発信時刻と
    現在時刻とから求められるメールの送信待ち時間に同メ
    ールに付加されている優先度に対応した系数を乗じて得
    られる発信優先度を各メール毎に算出する算出手段と、
    この算出手段により算出された発信優先度が最も大きい
    メールを送信する送信手段とを具備したことを特徴とす
    る電子メール配送装置。
JP5143313A 1993-06-15 1993-06-15 電子メール配送装置 Withdrawn JPH07143164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143313A JPH07143164A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電子メール配送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5143313A JPH07143164A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電子メール配送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07143164A true JPH07143164A (ja) 1995-06-02

Family

ID=15335873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5143313A Withdrawn JPH07143164A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 電子メール配送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07143164A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297501A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ten Ltd 通信端末
JP2003248647A (ja) * 2001-12-12 2003-09-05 Microsoft Corp 適応型通信優先度決定およびルーティングシステムの選好の獲得と挙動の点検と学習および決定ポリシーのガイドを行うための制御および表示

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297501A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ten Ltd 通信端末
JP2003248647A (ja) * 2001-12-12 2003-09-05 Microsoft Corp 適応型通信優先度決定およびルーティングシステムの選好の獲得と挙動の点検と学習および決定ポリシーのガイドを行うための制御および表示

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7624146B1 (en) Method of manipulating an already sent e-mail and a corresponding server
US9584665B2 (en) System and method for optimizing timing of responses to customer communications
US7738375B1 (en) Shared shaping of network traffic
US20050201373A1 (en) Packet output-controlling device, packet transmission apparatus
JP2000032037A (ja) 電子メール送受信方法及びそのシステム並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
WO1999004353A1 (en) Transmission unit receiving and storing means
SE515178C2 (sv) Förfaranden och anordningar för prioritering vid bufferthantering i paketnät
US20160337292A1 (en) Message processing system
WO2007077603A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20080025215A1 (en) METHOD AND APPARATUS FOR IMPROVING THE FAIRNESS OF NEW ATTACHES TO A WEIGHTED FAIR QUEUE IN A QUALITY OF SERVICE (QoS) SCHEDULER
JPH07143164A (ja) 電子メール配送装置
JPH1079756A (ja) 電子メールの着信通知装置
WO2001001264A1 (en) Enterprise messaging system and method
JP4247928B2 (ja) 電子メールシステム
JPS6085647A (ja) 電子メ−ルシステム
JPH1032599A (ja) ノード間の電子メール送信方法および電子メール送信システム
JPH06334686A (ja) 電子メールシステム
JPS58147264A (ja) 電子メイルシステム
JPH06152641A (ja) 電子メール送信方法
US7747689B2 (en) Method for transmitting messages in a network
JP2003219015A (ja) 電話番号表示方法、通信機器、プログラムおよびプログラムを格納した記録媒体
JPH0669952A (ja) 電子メール通信方式
JP2003157215A (ja) 電子メール受信制御システム
JP2522817Y2 (ja) メールボックス装置
JP2004062788A (ja) 携帯端末、電子メール管理方法および電子メール管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905