JPH07143139A - 無線データ伝送装置 - Google Patents

無線データ伝送装置

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JPH07143139A
JPH07143139A JP5308569A JP30856993A JPH07143139A JP H07143139 A JPH07143139 A JP H07143139A JP 5308569 A JP5308569 A JP 5308569A JP 30856993 A JP30856993 A JP 30856993A JP H07143139 A JPH07143139 A JP H07143139A
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JP
Japan
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data transmission
wireless data
transmission device
communication
slave
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JP5308569A
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Masahiko Shinomiya
聖彦 篠宮
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが、装置にID番号を手操作で設定し
たり、試験動作を実行して通信状態を判断したりする作
業を不要にして、装置の取り扱いを容易にする。 【構成】 各装置は、データ伝送を開始する前に、通信
する相手先装置との交信によりID番号を自動的に設定
する。また、データ伝送する無線通信リンクの通信状態
の良否を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2装置間で無線により
データ伝送する無線データ伝送装置、特に構内でコンピ
ュータから端末装置にデータ送信する場合に好適な無線
データ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】普通、コンピュータとプリンタとは、会
社や事務所などの同一構内に設置され、信号ケーブルで
接続されるが、そのような信号ケーブルの代りに、無線
データ伝送装置がよく使用されている。
【0003】この場合、コンピュータ側とプリンタ側と
に、それぞれ上記装置を取り付ける。これにより、コン
ピュータ側からプリンタ側に記録データを無線で送信す
ることができるようになる。
【0004】このような無線データ伝送装置は、通常、
親機と子機と分れている。1台のプリンタを複数台のコ
ンピュータで共用する場合には、プリンタ側に親機を取
り付け、コンピュータ側に子機を取り付ける。そして、
それぞれの子機から1台の親機に任意に記録データを送
信するというように使用する。
【0005】また、このように複数の装置間で通信する
場合には、各装置に予めID番号を設定している。ま
た、子機には、自装置のID番号と共に、通信する親機
のID番号も設定している。
【0006】そして、子機は、親機にデータ送信する場
合、親機のID番号と自装置のID番号とを送信するデ
ータに付加して送信するようにしている。
【0007】ところで、従来、ID番号は、ユーザが、
各装置に配設されているディップスイッチなどを操作し
て設定していたため、設定作業が面倒であった。また、
ID番号を間違って設定してしまうことがあった。例え
ば、子機に、通信先である親機のID番号を間違って設
定すると、データ伝送できない。この場合、実際の業務
でコンピュータを使い始めてから、データ送信できない
ことに気付くため、トラブルの原因になっていた。
【0008】ところで、上記のような無線データ伝送装
置は、無線通信リンクを介してデータ伝送するので、通
信する装置間に電波の遮蔽物があったり付近にノイズ源
があったりすると、伝送データにエラーが発生しやすく
なる。このようなデータエラーが発生した場合、自動的
に再送処理を実行したりするが、この場合、伝送時間が
長くなってしまう。
【0009】従来の無線データ伝送装置は、無線通信リ
ンクの良否、つまりデータエラーが発生しにくい良好な
通信状態にあるのか、データエラーが発生しやい劣悪な
通信状態にあるのかを、ユーザが容易に知ることができ
なかった。
【0010】このため、ユーザは、実際にその装置を使
って、試験的にプリンタで記録動作を実行してみて、通
常状態を判断しなければならなかった。また、その試験
的な動作で記録速度が遅いなどの異常があった場合、通
信状態の不良と判断して、装置の配置を変えるなどの対
応が必要であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
無線データ伝送装置は、ID番号の設定作業が面倒であ
り、設定間違いによるトラブルが起こりやすく、また、
通信状態の良否が容易にわからないので、試験動作が必
要になるなど、装置の取り扱いが面倒であるという問題
があった。
【0012】本発明は、上記の問題を解決し、取り扱い
の容易な無線データ伝送装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】このために本願の1つの
発明では、各装置は、データ伝送を開始する前に、通信
する相手先装置との交信によりID番号を自動的に設定
するようにしている。
【0014】また、別の発明では、データ伝送する無線
通信リンクの通信状態の良否を表示するようにしてい
る。
【0015】
【作用】ID番号が自動的に設定されるので、ユーザが
手操作で設定しなくてもよく、設定間違いによるトラブ
ルも防止される。また、通信状態の良否が表示されるの
で、試験動作が不要になる。これにより、装置の取り扱
いが容易になる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例に係る構内
通信システムのブロック構成図を示している。この通信
システムは、会社や事務所などの1つの構内に構築され
ており、複数台のパソコン(パーソナルコンピュータ)
1のそれぞれの出力情報を1台のプリンタ2にデータ送
信して、プリンタ2で記録出力するものである。パソコ
ン1とプリンタ2には、それぞれ無線データ伝送装置3
が接続されている。
【0018】この場合、パソコン1側の無線データ伝送
装置3は子機、プリンタ2側の無線データ伝送装置3は
親機となって、子機から親機に必要に応じてデータ送信
するようになっている。
【0019】本実施例では、親機と子機とは同一構成で
あり、図2は、その無線データ伝送装置3の外観斜視図
を示している。図において、無線データ伝送装置3の前
面には、表示器301、LED(発光ダイオード)30
2、電源スイッチ303およびリセットスイッチ304
が配設されている。表示器301は、設定されたID番
号を表示するものである。LED302は、3個配設さ
れており、その内の1つは信号の送信中、別の1つは信
号の受信中、後の1つは通信エラーの発生をそれぞれ表
示するものである。電源スイッチ303は、装置電源を
オンオフするものである。リセットスイッチ304は、
装置動作を最初から実行させる際に操作するものであ
る。パソコン1の上面後方部には、アンテナ305が取
り付けられている。
【0020】図3は、この無線データ伝送装置のブロッ
ク構成図を示している。図において、外部インタフェー
ス部306は、パソコンまたはプリンタが接続され、2
値データを入力または出力するものである。変調部30
7は、その2値データを一定周波数帯の交流信号に変調
するものである。送信部308は、その交流信号を送信
する高周波信号に変換するものである。
【0021】デュプレクサ309は、その高周波信号を
アンテナ305に導く一方、そのアンテナ305でキャ
ッチされる受信電波の高周波信号を受信部310に導く
ものである。受信部310は、その高周波信号を一定周
波数帯の交流信号に変換するものである。復調部311
は、その交流信号から2値データを再生するものであ
る。
【0022】メモリ312は、設定したID番号を記憶
するものである。CPU313は、上記各部を監視制御
するものである。
【0023】以上の構成で、本実施例では、無線データ
伝送装置3を使用する場合、ユーザは、使用する親機と
子機、全ての無線データ伝送装置3の電源をオンにした
後、最初に、無線データ伝送装置3にID番号設定動作
を実行させる。
【0024】図4は、親機側のID番号設定動作を示し
ている。すなわち、この場合、ユーザは、親機のリセッ
トスイッチ304を押下する(処理1001)。する
と、親機は、まず自装置にID番号を自動設定する。こ
の場合、例えば、最初の番号「1」に設定する(処理1
002)。次に、キャリアセンスを実行する(処理10
03)。このキャリアセンスは、使用する無線チャネル
が、他の装置に使用されておらず空いていることを確認
する動作である。次に、各子機に一斉呼出信号を送出し
て(処理1004)、子機からの応答を監視する(処理
1005のNのループ)。
【0025】図5は、子機側のID番号設定動作を示し
ている。すなわち、各子機は、電源がオンすると、受信
信号を監視する(処理2001のNのループ)。ここ
で、親機から一斉呼出信号を受信すると(処理2001
のY)、上記親機と同様にキャリアセンスを実行する
(処理2002)。次に、例えば0〜1秒という一定範
囲でランダムに設定した時間だけ時間をおいて(処理2
003)、応答信号を送出する(処理2004)。これ
により、各子機は、それぞれ異なるタイミングで応答信
号を送出することになる。
【0026】親機は、子機から応答信号を受信すると
(処理1005のY)、その子機にID番号を付与し
て、付与したID番号を示すID通知信号を送出する
(処理1006)。この場合、ID番号は、例えば、応
答信号を受信する順番に「2」「3」「4」・・・と付
与する。
【0027】1台の子機にID通知信号を送出すると、
その子機との無線通信リンクを開放する(処理100
7)。その後、上記一斉呼出信号送出後の経過時間を判
定する(処理1008)。その経過時間が1秒以内であ
れば(処理1008のN)、応答信号の監視動作に戻る
(処理1005へ)。これにより、各子機に順次ID通
知信号が送出される。
【0028】そして、上記経過時間が1秒を越えると
(処理1008のY)、以上のID番号の設定動作を終
了する。
【0029】一方、子機は、親機からID通知信号を受
信して、その信号で示されたID番号を自装置に設定す
る(処理2005)。そして、設定したID番号を表示
器301で表示する(処理2006)。この後、親機と
の無線通信リンクを開放して(処理2006)、その子
機のID番号設定動作を終了する。
【0030】以上のようにして、親機と子機のID番号
が自動設定され、無線データ伝送装置3のデータ伝送が
実行可能になる。
【0031】ユーザは、必要に応じてパソコン1で各種
処理を実行する。この場合、パソコン1の記録データ
は、接続されている子機に入力される。子機は、記録デ
ータを入力すると、所定の通信手順で親機との通信リン
グを確立した後、入力した記録データを親機に送信す
る。この場合、記録データには、例えば、図6に示すよ
うに、送信元である子機のID番号と送信先である親機
のID番号とを付加して一定フォーマットのデータ信号
として送信する。
【0032】親機は、このようなデータ信号を受信する
と、その信号にセットされている子機のID番号で送信
元を判別する。また、親機のID番号で自装置宛てのデ
ータ信号であるかどうか判別する。自装置宛てのデータ
信号である場合、記録データを再生してプリンタ2に出
力する。これにより、記録データが記録出力される。
【0033】なお、親機と子機は、それぞれの通信動作
で信号送信中には「TX」と表記されているLED30
2の1つを点灯し、信号受信中には「RX」と表記され
ている別の1つの点灯する。また、通信動作にエラーが
発生した場合、「エラー」と表記されているさらに別の
1つを点灯する。
【0034】以上のように、本実施例では、データ伝送
を開始する前に、無線データ伝送装置間が互いに交信し
てID番号を自動的に設定するようにしている。これに
より、ユーザは、ID番号を手操作で設定しなくてもよ
く、設定間違いによるトラブルも防止されるため、無線
データ伝送装置3の取り扱いが容易になる。
【0035】また、この場合、親機が各子機に順次ID
番号を通知して、各子機がその通知に従ってID番号を
設定するようにしたので、子機が複数台あっても、簡単
な通信手順で各子機にID番号を正しく設定することが
できる。
【0036】また、各子機は、親機に応答する場合、そ
れぞれランダムに設定した一定時間だけ時間をおいて応
答するようにしたので、複数台の子機が同時に応答し
て、親機が応答信号を受信できなくなるという不都合を
防止することができる。
【0037】さらに、各子機は、設定したID番号を表
示するようにしたので、ユーザは、その表示を見ること
により、ID番号の設定動作が完了して通信可能になっ
たことを容易に知ることができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
【0039】本実施例の構内通信システムは、図1と同
様の構成である。但し、無線データ伝送装置3の親機と
子機とは一部構成が異なっている。
【0040】図7(a)は、その親機の外観斜視図、同
図(b)は、子機の外観斜視図を示している。図におい
て、無線データ伝送装置3は、親機・子機とも、前面に
LED314と電源スイッチ315とが配設され、上面
後方にはアンテナ316が取り付けられている。
【0041】LED314は、例えば3種の色で発光
し、発光色により通信状態の良否を表示するものであ
る。このLED314は、親機側には6個、子機側には
1個配設されている。親機側の6個は、6台分の各子機
に対応している。
【0042】アンテナ316は、親機側では、固定され
ているが、子機側では、内蔵の駆動装置により、垂直状
態から一方向に傾斜して水平状態まで向きを変えること
が可能になっている。
【0043】また、親機側の前面には、通信状態をチェ
ックする際に操作するテストスイッチ317が配設され
ている。
【0044】図8は、無線データ伝送装置3のブロック
構成図を示している。図中、図3と同一符号は同一部分
を示している。図において、駆動装置318は、アンテ
ナ316の向きを変えるもので、子機にのみ備えてい
る。他の部分は、親機・子機とも同一構成である。デー
タROM319は、通信状態チェックの際に伝送する試
験用のデータを格納しているものである。
【0045】以上の構成で、本実施例では、ユーザは、
最初にID番号を設定する。この設定は既知技術により
実行する。そして、この場合、親機には、親機自身のI
D番号と通信する各子機のID番号とを設定する。ま
た、各子機には、子機自身のID番号と通信する親機の
ID番号とを設定する。
【0046】このようにID番号を設定して、各装置の
電源をオンにすると、無線データ伝送装置3が使用可能
になる。
【0047】本実施例の無線データ伝送装置3は、親機
と子機間の通信状態をチェックする機能を備えている。
図9は、通信状態をチェックする際の親機側の動作を示
している。すなわち、ユーザは、通信状態をチェックす
る場合、親機のテストスイッチ317を押下する(処理
3001)。
【0048】すると、親機は、例えばID番号が最も小
さい1台の子機に、所定の要求信号を送出して、子機と
の通信リンクを確立する(処理3002)。そして、デ
ータROM319に格納されている試験用のデータを送
信する。この試験用のデータは、例えば、図6に示した
信号フォーマットで送信する(処理3003)。そし
て、子機からの信号受信を監視する(処理3004)。
【0049】一方、各子機は、図10に示すように、電
源がオンすると、受信信号を監視する(処理4001の
Nのループ)。そして、親機側から通信リンク確立の要
求信号を受信すると(処理4001のY)、応答して親
機との通信リンクを確立する(処理4002)。そし
て、送信される試験用のデータを受信する(処理400
3)。
【0050】受信したデータは、自装置のデータROM
319のデータと照合し、エラービット数を計数してB
ER(Bir Error Rate)を算出する(処
理4004)。そして、BERの算出値に応じてLED
314を色別に点灯させる。例えば、予め高低2つの基
準値を設定しておき、上記算出値が、低い方の基準値以
下である場合には緑色、低い方の基準値を越え高い方の
基準値以下である場合には黄色、さらに高い方の基準値
を越える場合には赤色というように点灯させる。このよ
うにして通信状態の良否を表示する(処理4005)。
【0051】次に、上記BERの算出値を親機に送信す
る(処理4006)。そして、親機からの指令を監視す
る(処理4007)。
【0052】親機は、子機からBERの算出値を受信す
ると(処理3004のY)、その値をチェックする(処
理3005)。この場合、上記子機と同様に、親機にも
2つの基準値を予め設定しておき、BERの算出値が高
い方の基準値以下であれば(処理3005のY)、LE
D314を緑色または黄色に点灯させて通信状態の良否
を表示する(処理3006)。
【0053】一方、BERが高い方の基準値を越えてい
る場合には(処理3005のN)、このようなBERの
測定動作をすでに3回実行したかどうか判別する(処理
3007)。3回実行していない場合には(処理300
7のN)、通信中の子機にアンテナ駆動指令を送信する
(処理3008)。そして、データ送信動作に戻る(処
理3003)。
【0054】子機は、BERの算出値を送信した後、親
機からアンテナ駆動指令を受信すると(処理4007の
Y)、アンテナ316を、例えば30度というような一
定角度だけ傾ける(処理4008)。そして、データ受
信動作に戻る(処理4003へ)。このようにして、B
ERの測定と親機への通知動作が繰り返される。
【0055】親機は、このようにして、BERの算出値
が高い方の基準値以下に低下した場合(処理3005の
Y)、上記同様に通信状態を表示する(処理300
6)。
【0056】また、3回繰り返してもBERの算出値が
低下しない場合(処理3007のY)、LED314を
赤色に点灯して通信状態の不良の旨を表示する(処理3
009)。また、子機からBERの算出値が送信されな
い場合も(処理3004のN)、同様に通信状態の不良
の旨を表示する(処理3009)。
【0057】このような動作の後、その1台子機との通
信リンクを開放する(処理3010)。そして、通信す
る別の子機があるかどうか判別する(処理3011)。
通信する子機は、設定されているID番号により判別す
る。別の子機がある場合(処理3011のY)、その内
の1台を選択して同様の処理を実行する(処理3002
へ)。
【0058】一方、子機は、BERの算出値を送信した
後、親機から一定時間内にアンテナ駆動指令を受信しな
ければ(処理4007のN)、親機との通信リンクを開
放して通信を終了する(処理4009)。
【0059】これにより、親機と各子機との間の通信状
態が順次表示される。そして、親機は、全子機に対して
以上の動作を実行すると(処理3011のN)、通信状
態のチェック動作を終了する。
【0060】この後、前述の実施例と同様に、ユーザ
は、必要に応じてパソコン1で各種処理を実行する。パ
ソコン1の記録データは、無線データ伝送装置3を介し
てプリンタ2に送信され、プリンタ2で記録出力され
る。
【0061】以上のように、本実施例では、無線データ
伝送装置3が、通信状態の良否を表示するようにしたの
で、ユーザは、従来のように試験的にプリンタで記録動
作を実行してみるというような面倒な作業をしなくて
も、通信状態の良否を容易に判断することができる。こ
れにより、無線データ伝送装置3の取り扱いが簡単にな
る。
【0062】また、通信状態の良否は、親機から子機に
試験用のデータを伝送して、BERを算出することによ
り判定するようにしたので、ユーザがパソコン1を使用
する前に、通信状態の良否を正確に判定することができ
る。
【0063】また、親機は、各子機別に通信状態の良否
を表示するようにしたので、ユーザは、通信状態の悪い
子機だけ配置を変えるなどして、通信状態を容易に改善
することができる。
【0064】さらに、通信状態が不良の場合、該当する
子機のアンテナの向きを自動的に変えるようにしたの
で、ユーザが手操作しなくても、通信状態を自動的に改
善することができる。
【0065】なお、上記実施例では、通信状態の良否
は、LED314の発光色を変えることにより表示する
ようにしたが、例えば、表示器でBERの値を数値表示
するなど、他の方法でもよいことはいうまでもない。
【0066】また、以上の各実施例では、無線データ伝
送装置は、コンピュータから端末装置に記録データを送
信するようにしたが、本発明は、コンピュータ相互間あ
るいは端末装置相互間でデータ伝送する場合にも同様に
適用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本願の1つの発明によれ
ば、各装置は、データ伝送開始前に通信する相手先装置
との交信によりID番号を自動設定するようにしたの
で、ユーザが手操作で設定しなくてもよく、設定間違い
によるトラブルも防止されるため、装置の取り扱いが容
易になる。
【0068】また、もう1つの発明によれば、各装置
は、無線通信リンクの通信状態の良否を表示するように
したので、ユーザは、試験動作しなくても通信状態の良
否を容易に判断することができるため、装置の取り扱い
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る構内通信システムのブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る無線データ伝送装
置の外観斜視図である。
【図3】その無線データ伝送装置のブロック構成図であ
る。
【図4】上記無線データ伝送装置の親機側の動作フロー
チャートである。
【図5】上記無線データ伝送装置の子機側の動作フロー
チャートである。
【図6】伝送するデータ信号のフォーマットを示す説明
図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る無線データ伝送装
置の外観斜視図である。
【図8】その無線データ伝送装置のブロック構成図であ
る。
【図9】上記無線データ伝送装置の親機側の動作フロー
チャートである。
【図10】上記無線データ伝送装置の子機側の動作フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 パソコン 2 プリンタ 3 無線データ伝送装置 301 表示器 302,314 LED 303,315 電源スイッチ 304 リセットスイッチ 305,316 アンテナ 306 外部インタフェース部 307 変調部 308 送信部 309 デュプレクサ 310 受信部 311 復調部 312 メモリ 313 CPU 317 テストスイッチ 318 駆動装置 319 データROM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内に設置された2装置間で無線により
    データ伝送する一方、各装置には予めID番号を設定し
    て、送信元は送信するデータに自装置と送信先のそれぞ
    れのID番号を付加して送信する無線データ伝送装置に
    おいて、データ伝送を開始する前に通信する相手先装置
    との交信によりID番号を自動的に設定するID番号設
    定手段を備えていることを特徴とする無線データ伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記2装置は親機と子機とであり、1台
    の親機が複数の子機と選択的にデータ伝送する通信形式
    の場合、上記ID番号設定手段は、親機が各子機に順次
    ID番号を通知して各子機がその通知に従ってID番号
    を設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の
    無線データ伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記各子機は、上記親機に応答する場
    合、それぞれランダムに設定した一定時間をおいて応答
    する手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の
    無線データ伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記各子機は、設定したID番号を表示
    する手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    無線データ伝送装置。
  5. 【請求項5】 構内に設置された2装置間で無線により
    データ伝送する無線データ伝送装置において、データ伝
    送する無線通信リンクの通信状態の良否を表示する通信
    状態表示手段を備えていることを特徴とする無線データ
    伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記通信状態の良否は、上記2装置の内
    の一方から他方に試験用のデータを伝送してその際に発
    生したビットエラーの発生量に基ずて判定する手段を備
    えていることを特徴とする請求項5記載の無線データ伝
    送装置。
  7. 【請求項7】 上記2装置は親機と子機とであり、1台
    の親機が複数の子機と選択的にデータ伝送する通信形式
    の場合、各子機別に通信状態の良否を表示する手段を備
    えていることを特徴とする請求項5記載の無線データ伝
    送装置。
  8. 【請求項8】 上記通信状態が不良の場合、該当する子
    機のアンテナの向きを自動的に変える手段を備えている
    ことを特徴とする請求項7記載の無線データ伝送装置。
JP5308569A 1993-11-16 1993-11-16 無線データ伝送装置 Pending JPH07143139A (ja)

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JP (1) JPH07143139A (ja)

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