JPH07143054A - 送信回路 - Google Patents

送信回路

Info

Publication number
JPH07143054A
JPH07143054A JP29016693A JP29016693A JPH07143054A JP H07143054 A JPH07143054 A JP H07143054A JP 29016693 A JP29016693 A JP 29016693A JP 29016693 A JP29016693 A JP 29016693A JP H07143054 A JPH07143054 A JP H07143054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
output
input
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29016693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Enoki
貴 志 榎
Fujio Sasaki
冨士雄 佐々木
Koji Chiba
葉 耕 司 千
Shoji Nakatsuchi
土 昌 治 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Panasonic Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Matsushita Communication Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Matsushita Communication Industrial Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP29016693A priority Critical patent/JPH07143054A/ja
Priority to CA002135816A priority patent/CA2135816C/en
Priority to DE69428570T priority patent/DE69428570T2/de
Priority to EP94118229A priority patent/EP0654898B1/en
Priority to US08/341,186 priority patent/US5659893A/en
Publication of JPH07143054A publication Critical patent/JPH07143054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振幅変動を有する変調方式を用いた無線機の
送信回路に関し、出力制御ループの基準信号が一定電圧
であっても出力波形に歪みを発生することなく、良好な
送信特性を示すことを目的とする。 【構成】 送信出力の一部を出力モニタ回路12で取り
出し、出力検波回路13で包絡線検波し、ピークホール
ド回路14でその最大値を順次保持し、包絡線変動成分
を除去して直流電圧値として検出する。その値と基準信
号生成回路16からの基準信号とを誤差検出回路15で
比較し、その誤差信号を利得制御信号として電力増幅回
路11の利得を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機などの無
線送信機器で用いられる送信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の送信回路のブロック図を
示すものであり、1は電力増幅回路、2は出力モニタ回
路、3は出力検波回路、4は誤差検出回路、5は基準信
号生成回路、6は高周波信号入力端子、7は利得制御端
子、8は送信出力端子である。
【0003】以上のように、構成された従来の送信回路
について、以下その動作を説明する。まず、高周波信号
入力端子6から入力された高周波信号は電力増幅回路1
により増幅され、出力モニタ回路2により分岐され、一
部が送信出力端子8から出力される。分岐された残りの
信号は、出力検波回路3に入力され、その出力は、誤差
検出回路4に入力される。この誤差検出回路4では、検
波電圧VDET と基準信号生成回路5から出力された基準
信号VREF とを比較し、その誤差電圧を検出した後、こ
の誤差信号を利得制御端子7を通して電力増幅回路1に
加えることにより、電力増幅回路1の利得を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の送信回路では、高周波信号入力端子6から
入力される高周波信号が、その振幅にも情報を持つよう
な線形変調信号である場合、基準信号VREF が一定電圧
であるならば、その変調を打ち消すようなループ制御に
なってしまうため、出力波形に歪みが発生するという問
題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、誤差検出回
路に入力される基準信号が一定電圧であっても、ループ
制御により出力波形に歪みが発生することなく、良好な
送信性を示す送信回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の送信回路は、送信出力の一部を包絡線検波
し、その検波信号の最大値を順次保持するピークホール
ド回路に入力し、その出力信号と基準信号とを誤差検出
回路で比較し、その誤差信号で電力増幅回路の利得を制
御するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明は、上記の構成により、送信出力の一部
を包絡線検波し、その検波信号の最大値を順次保持する
ピークホールド回路に入力することにより、送信出力の
ピークレベルを直流値として検出するので、基準信号が
一定電圧であっても、ループ制御によりその変調を打ち
消されることなく、良好な送信特性を得ることができ
る。
【0008】
【実施例】(第1の実施例)以下、本発明の第1の実施
例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発
明の第1の実施例における送信回路のブロック図であ
り、図2は各信号の信号波形図である。
【0009】図1において、11は高周波信号を増幅す
る電力増幅回路、12は送信出力の一部を取り出す出力
モニタ回路、13はモニタ信号を包絡線検波する出力検
波回路、14は検波信号の最大値を順次保持するピーク
ホールド回路、15はピークホールド回路14の出力信
号と基準信号VREF とを比較して誤差電圧を発生する誤
差検出回路、16は基準信号生成回路、17は電力増幅
回路11の利得制御端子、18は高周波信号入力端子、
19は送信出力端子である。
【0010】以上のように構成された第1の実施例の送
信回路において、以下その動作を図2を参照しながら説
明する。高周波信号入力端子18から入力された図2の
(A)に示す高周波信号21は、電力増幅回路11によ
り増幅され、出力モニタ回路12を介して送信出力信号
として送信出力端子19に出力される。
【0011】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として出力検波回路1
3に入力され、検波されて図2の(B)に示す検波信号
22を出力する。この検波信号22は、ピークホールド
回路14に入力され、図2の(C)に示すピークホール
ド信号23のようにその最大値が順次保持される。ピー
クホールド回路14は、例えば時定数回路の組み合わせ
で構成し、充電時定数は小さく検波信号22に追従する
ように、放電時定数は大きくピーク値をホールドするよ
うな値に設定する。誤差検出回路15では、送信出力設
定の基準となる基準信号生成回路16から出力された図
2の(D)に示す基準信号24とピークホールド信号2
3との誤差電圧を検出増幅し、誤差電圧として出力す
る。この誤差電圧は、図2の(E)に示す利得制御信号
25として、利得制御端子17を通して電力増幅回路1
1に加えられ、電力増幅回路11の利得を制御する。
【0012】このように、上記第1の実施例によれば、
振幅変動のある変調波が入力された場合においても、電
力増幅回路11用の利得制御信号はほぼ一定値となり、
ループ制御による歪みは発生せず、良好な送信特性が実
現できる。
【0013】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例における送信回路のブロック図である。図3におい
て、図1と同一ないし均等の部分には同一の符号を付し
て重複した説明を省略する。各信号の信号波形図は図2
と同一である。本実施例において第1の実施例と異なる
点は、出力モニタ回路12と出力検波回路13との間
に、減衰制御端子32を有する可変高周波減衰器31を
設けたところにある。
【0014】以上のように構成された第2の実施例の送
信回路において、以下その動作を図2および図3を用い
て説明する。高周波信号入力端子18から入力された高
周波信号21は、電力増幅回路11により増幅され、出
力モニタ回路12を介して送信出力信号として送信出力
端子19に出力される。
【0015】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器31に入力され、減衰制御端子32から入力される制
御信号により予め定めた量だけ減衰された後、出力検波
回路13に入力され、検波される。その出力である検波
信号22は、ピークホールド回路14に入力され、ピー
クホールド信号23のようにその最大値が順次保持され
る。ピークホールド回路14は、例えば時定数回路の組
み合わせで構成し、充電時定数は小さく検波信号22に
追従するように、放電時定数は大きくピーク値をホール
ドするような値に設定する。誤差検回路15では、送信
出力設定の基準となる基準信号生成回路16からの基準
信号24とピークホールド信号23との誤差電圧を検出
増幅し、誤差電圧として出力する。この誤差電圧は、利
得制御信号25として利得制御端子17を通して電力増
幅回路11に加えられ、電力増幅回路11の利得を制御
する。
【0016】このように、上記第2の実施例によれば、
出力モニタ回路12と出力検波回路13との間に可変高
周波減衰器31を接続しているので、この可変高周波減
衰器31の減衰量を、例えば送信出力値が増加した分だ
け増加させるという設定にすれば、送信出力値が変化し
ても、出力検波回路13に入力される電力は常に同レベ
ルとなり、ある検波電圧範囲ΔV内で検波できる送信出
力範囲ΔPを拡大させることができる。すなわち送信出
力値を変化させても、常に適正な検波電圧を得ることが
でき、良好なループ制御を実現できるという効果を有す
る。
【0017】(第3の実施例)図4は本発明の第3の実
施例における送信回路のブロック図である。図4におい
て、図3と同一ないし均等の部分には同一の符号を付し
て重複した説明を省略する。各信号の信号波形図は図2
と同一である。本実施例において第2の実施例と異なる
点は、可変高周波減衰器31と出力検波回路13の間
に、高周波増幅器41を設けたところにある。
【0018】以上のように構成された第3の実施例の送
信回路において、以下その動作を図2および図4を用い
て説明する。高周波信号入力端子18から入力された高
周波入力信号21は、電力増幅回路11により増幅さ
れ、出力モニタ回路12を介して送信出力信号として送
信出力端子19に出力される。
【0019】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として可変高周波減衰
器31に入力され、減衰制御端子32から入力される制
御信号により予め定めた量だけ減衰された後、高周波増
幅器41で増幅されて、出力検波回路13に入力され、
検波される。その出力である検波信号22は、ピークホ
ールド回路14に入力され、ピークホールド信号23の
ようにその最大値が順次保持される。ピークホールド回
路14は、例えば時定回路の組み合わせで構成し、充電
時定数は小さく検波信号22に追従するように、放電時
定数は大きくピーク値をホールドするような値に設定す
る。誤差検出回路15では、送信出力設定の基準となる
基準信号生成回路16からの基準信号24とピークホー
ルド信号23との誤差電圧を検出増幅し、誤差電圧とし
て出力する。この誤差電圧は、利得制御信号25として
利得制御端子17を通して電力増幅回路11に加えら
れ、電力増幅回路11の利得を制御する。
【0020】このように、第3の実施例によれば、可変
高周波減衰器31と出力検波回路13の間に、高周波増
幅器41を接続しているので、出力モニタ回路12のモ
ニタ信号が小さい場合にも対応できるという効果を有す
る。
【0021】(第4の実施例)図5は単体での運用が可
能な携帯電話機に接続して使用し、携帯電話機との間の
高周波信号を増幅するブースタ装置の送信回路に本発明
を適用した例である。図6は各信号の信号波形図であ
る。図5において、51は携帯電話機、52はブースタ
装置、53はブースタ装置52の電力増幅回路用の電源
制御端子であり、その他の図1と同一ないし均等の部分
には図1と同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0022】以上のように構成された第4の実施例の送
信回路において、以下その動作を図5および図6を用い
て説明する。高周波信号入力端子18から入力された図
6の(A)に示す高周波信号61は、電力増幅回路11
により増幅され、出力モニタ回路12を介して送信出力
信号として送信出力端子19に出力される。
【0023】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として出力検波回路1
3に入力され、検波される。図6の(B)に示す検波信
号62は、ピークホールド回路14に入力され、図6の
(C)に示すピークホールド信号63のようにその最大
値が順次保持される。ピークホールド回路14は、例え
ば時定回路の組み合わせで構成し、充電時定数は小さく
検波信号62に追従するように、放電時定数は大きくピ
ーク値をホールドするような値に設定する。誤差検出回
路15では、送信出力設定の基準となる基準信号生成回
路16からの図6の(D)に示す基準信号64とピーク
ホールド信号63との誤差電圧を検出増幅し、誤差電圧
として出力する。この誤差電圧は、図6の(E)に示す
利得制御信号65として利得制御端子17を通して電力
増幅回路11に加えられ、電力増幅回路11の利得を制
御する。このとき電力増幅回路用の電源制御端子53に
は、携帯電話機51から入力されるバースト状の高周波
信号に対応した図6の(F)に示す電源制御信号66が
入力されて、送信出力がオンオフされ、不要な電力が抑
制される。
【0024】このように、上記第4の実施例によれば、
電力増幅回路11に電源制御端子53を付加し、バース
ト状の電源制御信号66で送信出力をオンオフ制御する
ことにより、不要な電力を抑えることができるという効
果を有する。なお、本実施例においても、出力モニタ回
路12と出力検波回路13との間に、上記第2または第
3の実施例と同様な可変高周波減衰器31またはこれと
高周波増幅器41とを接続することができる。
【0025】(第5の実施例)図7は携帯電話機との間
の高周波信号を増幅するブースタ装置の送信回路に本発
明を適用した例を示し、図8は各信号の信号波形図であ
り、図6の(B)〜(E)も本実施例に適用される。図
7において、71は携帯電話機、72はブースタ装置、
73は入力検出回路、74はタイミング生成回路、75
は電源増幅回路用の電源制御端子であり、その他の図1
と同一ないし均等の部分には図1と同一符号を付して重
複した説明を省略する。
【0026】以上のように構成された第5の実施例の送
信回路において、以下その動作を図7および図8を用い
て説明する。高周波信号入力端子18から入力された図
8の(A)に示す高周波信号81は、電力増幅回路11
により増幅され、出力モニタ回路12を介して送信出力
信号として送信出力端子19に出力される。
【0027】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として出力検波回路1
3に入力され、検波される。その検波信号62は、ピー
クホールド回路14に入力され、ピークホールド信号6
3としてその最大値が順次保持される。ピークホールド
回路14は、例えば時定回路の組み合わせで構成し、充
電時定数は小さく検波信号62に追従するように、放電
時定数は大きくピーク値をホールドするような値に設定
する。誤差検出回路15では、送信出力設定の基準とな
る基準信号生成回路16からの基準信号64とピークホ
ールド信号63との誤差電圧を検出増幅し、誤差電圧と
して出力する。この誤差電圧は、利得制御信号65とし
て利得制御端子17を通して電力増幅回路11に加えら
れ、電力増幅回路11の利得を制御する。
【0028】高周波信号入力端子18から入力され分岐
された高周波信号の一部は、入力検波回路73に入力さ
れ、検波される。図8の(B)に示す検波信号82は、
タイミング生成回路74に入力され、バーストの立ち上
がり立ち下がりの、あるタイミングでオンオフする信号
が生成される。そのオンオフする信号は図8の(C)に
示す電源制御信号83として電源制御端子75を通して
電力増幅回路11に加えられ、電力増幅回路11の電源
を制御する。
【0029】このように、上記第5の実施例によれば、
電力増幅回路11の電源制御端子75に入力するバース
ト状の電源制御信号83を入力高周波信号81から生成
することにより、携帯電話機71からの信号線を不要と
し、かつその制御により不要な電力を抑えることができ
るという効果を有する。
【0030】なお、本実施例においても、出力モニタ回
路12と出力検波回路13との間に、上記第2または第
3の実施例と同様な可変高周波減衰器31またはこれと
高周波増幅器41とを接続することができる。
【0031】(第6の実施例)図9は携帯電話機との間
の高周波信号を増幅するブースタ装置の送信回路に本発
明を適用した本発明の第6の実施例における送信回路の
ブロック図である。図9において、図7と同一ないし均
等の部分には図7と同一符号を付して重複した説明を省
略する。各信号の信号波形図は図6、図8と同一であ
る。本実施例において第5の実施例と異なる点は、高周
波信号入力端子18と入力検波回路73の間に、高周波
増幅器91を設けたところにある。
【0032】以上のように構成された第6の実施例の送
信回路において、以下その動作を図6、図8および図9
を用いて説明する。高周波信号入力端子18から入力さ
れた高周波信号81は、電力増幅回路11により増幅さ
れ、出力モニタ回路12を介して送信出力信号として送
信出力端子19に出力される。
【0033】一方、出力モニタ回路12で分岐された送
信出力信号の一部は、モニタ信号として出力検波回路1
3に入力され、検波される。その検波信号62は、ピー
クホールド回路14に入力され、ピークホールド信号6
3としてその最大値が順次保持される。ピークホールド
回路14は、例えば時定回路の組み合わせで構成し、充
電時定数は小さく検波信号62に追従するように、放電
時定数は大きくピーク値をホールドするような値に設定
する。誤差検出回路15では、送信出力設定の基準とな
る基準信号生成回路16からの基準信号64とピークホ
ールド信号63との誤差電圧を検出増幅し、誤差電圧と
して出力する。この誤差電圧は、利得制御信号65とし
て電力増幅回路用の利得制御端子17を通して電力増幅
回路11に加えられ、電力増幅回路11の利得を制御す
る。
【0034】高周波信号入力端子18から入力され分岐
された高周波信号の一部は、高周波増幅器91で増幅さ
れ、入力検波回路73に入力され、検波される。検波信
号82は、タイミング生成回路74に入力され、バース
トの立ち上がり立ち下がりの、あるタイミングでオンオ
フする電源制御信号83が生成される。この電源制御信
号83は、電源制御端子75を通して電力増幅回路11
に加えられ、電力増幅回路11の電源を制御する。
【0035】このように、上記第6の実施例によれば、
高周波信号入力端子18と入力検波回路73との間に高
周波増幅器91を接続したことにより、高周波信号入力
が小さい場合にも対応でき、またバーストの立ち上がり
の低いレベルを検出できることにより、より早く立ち上
がりを検出して送信出力のオンオフ制御が実現できると
いう効果を有する。
【0036】なお、本実施例においても、出力モニタ回
路12と出力検波回路13との間に、上記第2または第
3の実施例と同様な可変高周波減衰器31またはこれと
可変高周波増幅器41とを接続することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明は、送信出力の一
部を包絡線検波し、その検波信号の最大値を順次保持す
るピークホールド回路に入力し、送信出力のピークレベ
ルを直流値として検出することにより、基準信号が一定
電圧であってもループ制御によりその変調を打ち消され
ることなく、良好な送信特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例の送信回路における信号
波形図
【図3】本発明の第2の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図4】本発明の第3の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図5】本発明の第4の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図6】本発明の第4の実施例の送信回路における信号
波形図
【図7】本発明の第5の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図8】本発明の第5の実施例の送信回路における信号
波形図
【図9】本発明の第6の実施例の送信回路の構成を示す
ブロック図
【図10】従来の送信制御回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 電力増幅回路 12 出力モニタ回路 13 出力検波回路 14 ピークホールド回路 15 誤差検出回路 16 基準信号生成回路 17 利得制御端子 18 高周波信号入力端子 19 送信出力端子 21 高周波信号 22 検波信号 23 ピークホールド信号 24 基準信号 25 利得制御信号 31 可変高周波減衰器 32 減衰制御端子 41 高周波増幅回路 51 携帯電話機 52 ブースタ装置 53 電源制御端子 61 高周波信号 62 検波信号 63 ピークホールド信号 64 基準信号 65 利得制御信号 66 電源制御信号 71 携帯電話機 72 ブースタ装置 73 タイミング生成回路 74 入力検波回路 75 電源制御端子 81 高周波信号 82 検波信号 83 電源制御信号 91 高周波増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 冨士雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 千 葉 耕 司 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 中 土 昌 治 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号入力端子からの高周波信号を
    入力として増幅する電力増幅回路と、前記電力増幅回路
    の出力を送信出力として出力するとともに、その一部を
    モニタ信号として出力する出力モニタ回路と、前記モニ
    タ回路の出力を入力としてその入力された高周波信号を
    包絡線検波して検波信号として出力する出力検波回路
    と、前記出力検波回路の出力を入力としてその検波信号
    の最大値を順次保持するピークホールド回路と、送信出
    力値を設定するための基準となる電圧を発生する基準信
    号生成回路と、前記ピークホールド回路の出力と前記基
    準信号生成回路の出力信号とを比較し、その誤差電圧を
    検出する誤差検出回路とを備え、前記誤差検出回路の出
    力により前記電力増幅回路の利得を制御することを特徴
    とする送信回路。
  2. 【請求項2】 出力モニタ回路と出力検波回路との間に
    可変高周波減衰器を接続したことを特徴とする請求項1
    記載の送信回路。
  3. 【請求項3】 可変高周波減衰器と出力検波回路との間
    に高周波増幅器を接続したことを特徴とする請求項2記
    載の送信回路。
  4. 【請求項4】単体での運用が可能な携帯電話機に接続し
    て使用し、携帯電話機との間の高周波信号を増幅するブ
    ースタ装置の送信回路であって、電力増幅回路に電源制
    御端子を付加し、前記電力増幅回路の電源電圧のスイッ
    チングを、携帯電話機から入力される送信バースト信号
    に対応した送信オンオフ信号で行なうことを特徴とする
    請求項1または2または3記載の送信回路。
  5. 【請求項5】 単体での運用が可能な携帯電話機に接続
    して使用し、携帯電話機との間の高周波信号を増幅する
    ブースタ装置の送信回路であって、高周波信号入力端子
    に入力される携帯電話機からの送信バースト信号を分岐
    し、その分岐出力を入力としてその入力された高周波信
    号を包絡線検波して検波信号として出力する入力検波回
    路と、前記入力検波回路の出力を入力としてその信号に
    対応したタイミングを生成するタイミング生成回路とを
    備え、前記タイミング生成回路の出力信号を電力増幅回
    路の電源電圧のスイッチングに用いることを特徴とする
    請求項1または2または3記載の送信回路。
  6. 【請求項6】 高周波信号入力端子と入力検波回路との
    間に高周波増幅器を接続したことを特徴とする請求項5
    記載の送信回路。
JP29016693A 1993-11-19 1993-11-19 送信回路 Pending JPH07143054A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29016693A JPH07143054A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 送信回路
CA002135816A CA2135816C (en) 1993-11-19 1994-11-15 Transmission circuit with improved gain control loop
DE69428570T DE69428570T2 (de) 1993-11-19 1994-11-18 Übertragungsschaltung
EP94118229A EP0654898B1 (en) 1993-11-19 1994-11-18 Transmission circuit
US08/341,186 US5659893A (en) 1993-11-19 1994-11-18 Transmission circuit with improved gain control loop

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29016693A JPH07143054A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 送信回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07143054A true JPH07143054A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17752611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29016693A Pending JPH07143054A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 送信回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07143054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013258462A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Denki Kogyo Co Ltd 基地局装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013258462A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Denki Kogyo Co Ltd 基地局装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100359601B1 (ko) 부하 엔벨로프 폴로우잉 증폭기 시스템
CA2176551C (en) Method and apparatus for amplifying a signal
KR100372856B1 (ko) 인접 채널 및 선택 채널 전력의 제어용 부하 조정을 갖는전력 증폭 회로
JP3247452B2 (ja) デュアルモード移動電話における送信機のスイッチオン方法
EP0482502B1 (en) Power amplifier and mobile radio apparatus with the same
US20030199256A1 (en) Memory-based amplifier load adjust system
JPH08274559A (ja) 出力電力制御装置
US5659893A (en) Transmission circuit with improved gain control loop
JP2001016116A (ja) 携帯無線機
JPH06224785A (ja) 通信装置
JP3314806B2 (ja) 電力増幅器
JP2006510257A (ja) 利得および位相の動的調整によるアイソレータ無しの電力増幅器の直線性維持
JPH04156704A (ja) 線形電力増幅回路
JP2006510256A (ja) 能動デバイスの動的スイッチングによるアイソレータ無しの電力増幅器の直線性維持
JPH07143054A (ja) 送信回路
JP3231992B2 (ja) 送信装置
JPH08316759A (ja) 広帯域増幅器
CN112260653A (zh) 一种dsp控制的低功耗即拿即用的定压功率放大器系统
JP2981953B2 (ja) 線形送信回路
JP3146763B2 (ja) 線形送信回路
JP2006510258A (ja) 能動デバイスのバイアスおよび給電の動的調整により、アイソレータ無しの電力増幅器の直線性維持
JPH07143057A (ja) 送信回路
JP2002217660A (ja) 可変利得増幅回路
JP3009857B2 (ja) 送信電力制御回路
GB2358555A (en) Transmitter for mobile terminal with carrier leak suppressing circuit