JPH07142745A - 微圧測定用圧力センサ並びにその製造方法 - Google Patents

微圧測定用圧力センサ並びにその製造方法

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JPH07142745A
JPH07142745A JP31265093A JP31265093A JPH07142745A JP H07142745 A JPH07142745 A JP H07142745A JP 31265093 A JP31265093 A JP 31265093A JP 31265093 A JP31265093 A JP 31265093A JP H07142745 A JPH07142745 A JP H07142745A
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sio
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pressure sensor
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Hideaki Uchino
秀明 内野
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Copal Electronics Co Ltd
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Copal Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微圧測定用圧力センサにエッチングを施す場
合、厚みの制御を容易となし、又ダブルボスダイアフラ
ムの応力集中による圧力センサ素子の破壊圧が低下し、
ウエハ基板に形成した厚肉部の質量に起因するオフセッ
トにより、圧力のかかっていない情況でも出力が発生す
るのを防止するのを目的とする。 【構成】 ダブルボスを具えたダイアフラムの応力集中
部に拡散ゲージ抵抗(7)を設けた圧力センサのSOI
構成のウエハ基板(1)に拡散ゲージ抵抗(7)を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微圧測定用圧力センサ並
びにその製造方法に関する。特に微圧測定用圧力センサ
の素子の構造並びにその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているこの種の微圧測
定用センサにおいては、図4、図5に示すウエハ基板W
はシリコン(Si)等の単一材料を採用したSi層4a
よりなり、又通常保護膜等は薄肉部9に配設した拡散ゲ
ージ抵抗7を配置した面にのみ形成されており、一対の
突設厚肉部10、基板固定部8a等を具えている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ところで、従来より使
用されているこの種の微圧測定用センサを使用して微圧
測定を行う場合には、種々の問題点があった。第1に、
微圧測定用センサでは、ダイアフラムの厚さを10μm
程度とする必要があり、通常アルカリエッチヤント(エ
ッチング剤)を用いてウエハ基板Wにエッチングを行う
場合には、厚み制御が容易でなく、その結果製品の歩留
まりが悪く、製造コストの上昇を招く等の欠陥があっ
た。第2にダブルボスダイアフラム構造の圧力センサで
は、応力集中によって感度を上げているため、その度合
が大きくなると、圧力センサ素子としての破壊圧が低下
し、ウエハ基板に形成した厚肉部の質量に起因するオフ
セットが大きくなり、圧力がかかっていない情況でも、
出力が発生する等の問題点があった。そこで本発明は前
記の課題を解決することを目的とするもので、その構成
を以下説明する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、ダブルボスを
具えたダイアフラムの応力集中部に4個の拡散ゲージ抵
抗を配設した圧力センサにおいて、絶縁性基板ウエハ上
にSi薄膜を形成したSOI構成よりなるウエハ基板に
拡散ゲージ抵抗を形成し、微圧領域測定時の出力の直線
性の改善並びにセンサの感度の向上を得ることを特徴と
する拡散形微圧測定用圧力センサである。更にSOI構
造の上下面にSiO2膜を形成する工程、拡散ゲージホ
トリソグラフ工程、拡散層形成工程、エッチング工程、
応力補正膜形成工程とよりなる拡散形微圧測定用圧力セ
ンサの製造工程を提供する。
【0005】
【作用】本発明はウエハ基板にSOI構成を採用したの
で、中央に介在している絶縁酸化膜SiO2によって、
アルカリエッチングのストッパ効果をもたらし、ダイア
フラムの厚さの制御が容易となる。すなわち、アルカリ
ウェットエッチングを用いた場合には、SiとSiO2
のエッチング比が異なっており、SiO2の方が遅くな
り、SOI構造内にSiO2が存在することにより、エ
ッチングストップ効果が発生する。従ってこの現象によ
るエッチングストップ効果を利用すれば、ダイアフラム
の精密な厚さ制御が可能となる。従来例の単一のSiを
使用している場合のように、屡々ダイアフラム厚を測定
する必要はなく、一回の測定で足りる。又絶縁酸化膜
(SiO2)の厚さを最適化し、厚肉部の質量のたわみ
を補正することにより、オフセット補償がなされ、Si
2をダイアフラム上に付加することにより、ダイアフ
ラムの破壊圧を向上できる。更に圧力センサ素子の薄肉
部上下両面に同じ厚さのSiO2膜を形成することによ
り、全体の膜応力のバランスを保持できるので、良好な
圧力センサの特性を得ることができる。又厚肉部先端部
と固定部との位置を同一水平面上に位置するように設定
することにより、製造工程中に使用する真空チャック等
に起因する破壊防止に役立つ。更に製造方法のエッチン
グ工程での板厚制御が容易であり、作業の良好性をうる
ことができる。
【0006】
【実施例】以下添付図を参照して、本発明の一実施例を
説明する。図2は本発明に係る微圧測定用圧力センサの
断面図、図5(B)は基板ウエハの側面図である。図に
おいて先ずSi層4上にSiO2膜3を形成し、その上
面に薄肉部9となる厚みを有するSi層2を形成して構
成した(100),(111)面、n形単結晶からなる
SOI構造のウエハ基板1を熱酸化する。SOI(SI
LLICON ON INSULATER)構造とは、
絶縁性基板ウエハ上にSi薄膜を形成した構造をいう。
符号10は一対の厚肉部で、いわゆるダブルボスを形成
する。この厚肉部10の先端部11は、Si層4の下面
の固定部1aと同一水平面上に位置するように形成され
る。前記厚肉部10の両側に設けた窪みを、3個の薄肉
部9に形成し、薄肉部9に対面するSi層2には複数の
拡散ゲージ抵抗7を配設する。拡散ゲージ抵抗7のうち
2個は中央薄肉部9の上面のSi層2に、又1個はそれ
ぞれ両側に形成した薄肉部9の上面Si層2に配設され
ている。低圧領域の圧力測定をしようとする場合に、前
記の構成を有する圧力センサ素子に上方又は下方より微
圧がかけられた場合に、出力の直線性や、優れた感度を
得ることが可能である。このことは既に作用の項で述べ
たように、本発明の圧力センサ素子にSOI構成のウエ
ハ基板を採用すると共に後述する圧力センサ素子の製造
方法に工夫を加えたことに起因する。
【0007】図6は、本発明の別の実施例を図示するも
ので、前記第1実施例(図2)の圧力センサ素子上下面
にそれぞれSiO2膜5,6を形成し、固定部8と厚肉
部10外周に渉ってSiO2膜12を形成したものであ
る。前記SiO2膜は圧力センサ素子の破壊防止と耐久
性の向上は勿論、微圧測定時の圧力センサの性能向上に
資するものである。
【0008】以下図7〜図14を参照して、本発明に係
る微圧測定用圧力センサの製造方法について説明する。
図7において、Si層4にSiO2膜3を形成し、その
上に薄肉部9となる厚みを有するSi層2を形成して出
来た(100)面、n形単結晶よりなるSOI構造のS
i基板1を例えばCVD法等又は熱酸化により、その上
下面にSiO2膜5,6を形成する。この工程において
は、上下面に形成するSiO2膜5,6は拡散マスク及
びエッチング用マスクとしての役割を果たすものであ
る。従ってマスク材としての役割を果たすのに必要とさ
れる厚み以上に形成する必要がある。図8において、次
工程で拡散ゲージ7を形成するために、ホトリソグラフ
ィ技術を用いてSiO2膜5にゲージ用窓孔を開ける。
この工程においては、拡散ゲージ7は圧力を電気信号に
変換するものであることから、図11の工程で形成され
る薄肉部9上に窓孔を開口することが必要である。図9
において、ボロンを選択的に不純物拡散し、拡散層を形
成する。この不純物拡散によるボロン濃度によって、感
度等の特性に大きい影響を与えるため、そのコントロー
ルは重要である。これを行う方法としては、イオン注入
法、熱拡散法等を採用する。図10において、図11の
次工程における薄肉部9,厚肉部10を形成するために
ホトリソグラフィ技術により、SiO2膜6に窓を開け
る。次工程図11の異方性エッチャントによるエッチン
グにおいては、(100)面と(111)面とのエッチ
ングレートに差があるため(100)面エッチングに必
要な時間から逆算した(111)面の量を求め、厚肉部
先端11の幅を最適化することでそれを固定部8と同じ
位置にすることが可能となる。ここではホトリソグラフ
ィマスクを用いてその幅及び位置を決定し、SiO2
6を残している。以下図12,13において、エッチン
グレート比及び厚肉部先端11の幅に対する最適化の簡
単なモデルを示す。図13は厚肉部先端11の幅の最適
化設定する方法を示すもので、図10の工程のマスクパ
ターンの形状が狭いと固定部と同じに位置させることが
出来なくなり、逆に広すぎるとデバイス寸法が大きくな
りすぎ、ウエハでの取り数が減少する。従って図13に
図示のように、符号13がマスクパターンの最適幅を示
し、符号14は狭すぎ、又15は広すぎることになる。
図11の工程では水酸化カリウム等の異方性エッチャン
トを用い薄肉部9、厚肉部10を形成する。異方性エッ
チャントである水酸化カリウム−水系にイソピルプルア
ルコールを混合したものを用い、Si単結晶基板をエッ
チングすると結晶面(111)面と(100)面のエッ
チングレートが大きく異なることを利用し、図10の工
程で残した厚肉部先端11と固定部8のSiO2膜がエ
ッチングマスクとなって両端に(111)面(図12)
が形成される。すなわち厚肉部先端11を本工程にて形
成することでダブルボスダイアフラムの形成が可能とな
る。既に述べたようにSiO2膜はエッチングマスクと
して働くことがわかっているが、実際はSiとSiO2
膜のエッチングレートが極端に差がある。今回本発明に
おいて使用しているSOI構造Si基板1は、その中央
にSiO2膜3が構成されているためSi層4のエッチ
ングを実施した際に、SiO2膜3に到達するとあたか
もエッチングが終了したような見かけ上のエッチングス
トップ効果があるので、薄肉部9の厚みを制御すること
が可能となる。図14で図示する工程では、前記エッチ
ング工程で上面SiO2膜5の膜厚は、エッチング工程
前と比較すれば半分以下となる。そこで膜応力補正効果
を得るために、前記上面SiO2膜5と薄肉部9の下面
SiO2の膜厚とが同一になるように、酸化レート差を
利用し、熱酸化によりSiO2膜12を形成する。又S
iO2膜形成方法としては、CVD法を採用することも
可能である。
【0009】次に絶縁性基板ウエハ上にSi薄膜を形成
したSOI構成よりなる基板を用いて実施した別のエッ
チング工程並びに応力補正膜形成工程について詳細に説
明する。図15及び図16は、SiO2剥離を行わず、
熱酸化法によるシリコンエッチング工程及び応力補正膜
形成工程をそれぞれ図示し、又図17は図16の一部拡
大図である。既に図14について説明したように、エッ
チング工程において、SiO2膜5の膜厚はエッチング
工程前の場合に比較して例えば、ほぼ半分以下となる。
次に膜応力補正効果を得ることを目的として、上面Si
2膜5と上面SiO2膜βを合わせた厚さが薄肉部9の
SiO2膜3とその下面のSiO2膜αとを合わせた厚さ
が同一となるように酸化レート差を利用して熱酸化によ
りSiO2膜αとSiO2膜βを形成する。前記SiO2
膜αは、図17に図示のように、SiO2膜3の下面部
の厚さT1は微少に、又肉厚部10の外周面の厚さT2
やや厚く形成される。図18、図19は、SiO2の剥
離を伴わないシリコンエッチング工程及び片面CVD法
による応力補正膜形成工程をそれぞれ図示する。図18
のエッチング工程では上面SiO2膜5の膜厚はエッチ
ング工程前の場合に比して例えば約半分以下に減少す
る。図19は片面応力補正膜形成工程で、CVD法を採
用して、SiO2膜3の薄肉部9の下面に形成したSi
2膜厚と同一になるように、上面SiO2膜5の上面に
SiO2膜15を形成するものである。図20乃至図2
2は、SiO2剥離を伴わないシリコンエッチング法と
両面CVD法を採用した応力補正膜形成工程を図示す
る。図20において、シリコンエッチング工程で、上面
SiO2膜5の膜厚はエッチング工程前の例えば半分以
下になる。図21、図22は膜応力補正効果を得るため
に先ず上面SiO2膜5に上面SiO2膜15を形成し
て、次に前記SiO2膜5と上面SiO2膜15とをあわ
せた厚さが、SiO2膜3とその下面に形成したSiO2
膜16とをあわせた厚さと同一になるように、CVD法
を用いた工程を図示する。この際上面、下面に形成する
SiO2膜の先後は問わない。図23、図24、図25
はエッチング工程後SiO2膜を一旦剥離して、CVD
法又は熱酸化法により応力補正膜を形成する工程を図示
する。先ず図23で図示のエッチング工程で、上面Si
2膜の膜厚はエッチング工程前の例えば半分以下にな
る。次に図24に図示のように、上面SiO2膜5、下
面SiO2膜6をフッ化水素酸を用いて完全に剥離す
る。又同時に薄肉部9のSiO2膜3もエッチングによ
り取り除く。最後に図25に図示のように、膜応力補正
効果を得るために、上面SiO2膜13と薄肉部9と下
面SiO2膜14の膜厚が同一になるように熱酸化法又
はCVD法を用いて膜を形成する。尚CVD法による場
合には片面づつSiO2膜を形成することが必要であ
る。
【0010】
【効果】本発明においては、次のような効果が期待でき
る。 1.エッチング工程で精密なダイアフラム厚制御が可能
である。 2.エッチング工程での作業性が良好であり、ダイアフ
ラム厚測定工程を省くことが出来る。 3.SOI構造の採用によりオフセットの低減を計り、
圧力センサ素子の破壊圧が向上する。 4.厚肉部先端と固定部の水平位置を同一に設定するこ
とにより、製造プロセスにおいて真空チャック等の操作
による圧力センサ素子の破壊防止に役立つ。 5.上、下面にSiO2膜を形成することにより、圧力
センサの特性(直線性、感度)の圧力印加方向依存性が
なくなる。 6.ダイアフラム厚制御が精度よく実施できるので、圧
力センサ感度のバラツキの低減を計ることが出来る。 7.図16,図22の様に上下面にSiO2膜を形成し
た場合、下面全体に形成されたSiO2膜が保護膜とな
り、圧力媒体がSiO2膜を腐食しないものであれば、
圧力測定可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微圧測定用センサの一実施例の平
面図。
【図2】図1の背面図A−Aの線に見た断面図。
【図3】従来例の微圧測定センサの平面図。
【図4】図3の背面図のB−Bの線に見た断面図。
【図5】(A)は従来例の微圧測定用センサのウエハの
側面図。(B)は本発明に係る微圧測定用センサのウエ
ハの側面図。
【図6】本発明に係る微圧測定用センサの別の実施例の
断面図。
【図7】酸化工程を示す断面図。
【図8】拡散ゲージホトリソグラフィ工程を示す断面
図。
【図9】拡散工程を示す断面図。
【図10】エッチング用ホトリソグラフィ工程を示す断
面図。
【図11】エッチング工程を示す断面図。
【図12】エッチングレート比を示す側面図。
【図13】厚肉部先端の幅の最適化を説明するための断
面図。
【図14】完成品断面図。
【図15】シリコンエッチング工程を示す断面図。
【図16】応力補正膜を形成する工程の断面図。
【図17】図16の一部拡大図。
【図18】シリコンエッチング工程の断面図。
【図19】応力補正膜形成工程の断面図。
【図20】シリコンエッチング工程の断面図。
【図21】応力補正膜形成工程の断面図。
【図22】応力補正膜形成工程の断面図。
【図23】シリコンエッチング工程の断面図。
【図24】SiO2エッチング工程の断面図。
【図25】応力補正膜形成工程の断面図。
【符号の説明】 1 SOI構造の基板 2 Si層 3 SiO2膜 4 Si層 5 SiO2膜 6 SiO2膜 7 拡散ゲージ 8 固定部 9 薄肉部 10 厚肉部 11 厚肉部先端 12 SiO2膜 13 SiO2膜 14 SiO2膜 15 SiO2膜 16 SiO2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルボスを具えたダイアフラムの応力
    集中部に4個の拡散ゲージ抵抗を配設した圧力センサに
    おいて、絶縁性基板ウエハ上にSi薄膜を形成したSO
    I構成よりなるウエハ基板に拡散ゲージ抵抗を形成する
    ことを特徴とする拡散形微圧測定用圧力センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、基板の中央薄肉部に
    2個、外側の薄肉部にそれぞれ1個の拡散ゲージ抵抗を
    配設した拡散形微圧測定用圧力センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、厚肉部の先端部をウ
    エハ基板固定部の底面と同一平面上に位置するように配
    設した拡散形微圧測定用圧力センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、圧力セン
    サウエハ基板の上下両面に同一の厚さを有するSiO2
    による応力補正膜を形成した拡散形微圧測定用圧力セン
    サ。
  5. 【請求項5】 次の工程よりなる微圧測定用圧力センサ
    の製造方法。 (1)Si層にSiO2膜を形成し、その上に薄肉部と
    なる厚みを持ったSi層を接合してできたSOI構造の
    Si基板を熱酸化し又はCVDによりその上下両面にS
    iO2膜を形成する工程。 (2)拡散ゲージを形成するために、SiO2膜に窓を
    開ける拡散ゲージホトリソグラフ工程。 (3)ボロンを選択的に不純物拡散し、拡散層を形成す
    る拡散工程。 (4)次工程に示す薄肉部、厚肉部を形成するためホト
    リソグラフィ技術を用いて、SiO2膜に窓を開けるエ
    ッチング用ホトリソグラフ工程。 (5)水酸化カリウム等の異方性エッチャントを用い薄
    肉部、厚肉部を形成するエッチング工程。 (6)薄肉部上下両面に同じ厚さのSiO2膜を熱酸化
    又はCVDにより形成する工程。
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