JPH07142656A - 集積回路の冷却構造 - Google Patents

集積回路の冷却構造

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JPH07142656A
JPH07142656A JP5148740A JP14874093A JPH07142656A JP H07142656 A JPH07142656 A JP H07142656A JP 5148740 A JP5148740 A JP 5148740A JP 14874093 A JP14874093 A JP 14874093A JP H07142656 A JPH07142656 A JP H07142656A
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector

Abstract

(57)【要約】 【目的】集積回路チップのチップ高にばらつきがある場
合、また、チップ面に傾斜がある場合でも、伝熱部材を
集積回路に密着させる。 【構成】ヒートシンク131は、弾性体134によりブ
ロック121に保持される。各ヒートシンク131は配
管132により相互に接続される。ヒートシンク131
と配管132との接続部にはベローズ133が設けられ
る。実装時、弾性体134は集積回路チップ112のチ
ップ高のばらつき、およびチップ面の傾斜に応じて変形
する。これにより、ヒートシンク131の下面である平
板224は集積回路チップ112に密着する。ヒートシ
ンク131の変位による配管132の不整合は、ベロー
ズ133により吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液冷式の集積回路冷却
構造に関し、特に、集積回路上に設置されたヒートシン
クに冷媒を噴出することにより冷却を行う非浸漬式の集
積回路の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冷却した液状冷媒により集積回路の冷却
を行う集積回路の冷却構造において、集積回路を直接冷
媒に浸漬しない非浸漬式の冷却構造では、集積回路から
発生した熱を冷媒に伝導させる必要がある。具体的に
は、良熱伝導性の伝熱部材を集積回路に当接し、この伝
熱部材を介して熱を冷媒に伝導している。そして、複数
の集積回路の放熱を良好に行うためには、伝熱部材を全
ての集積回路に対して均一に密着させる必要がある。
【0003】ところが、通常の実装状態では、基板上の
集積回路チップの高さにはばらつきがあり、また、集積
回路チップの上面には微妙な傾斜が生じている。このよ
うな実装状態のばらつきは、実装される集積回路の規格
の違いや製造誤差によって生じる。そして、集積回路の
実装状態にばらつきがある場合、全ての集積回路に対し
て伝熱部材を均一に密着させることは困難となる。
【0004】このような問題を解決するための従来技術
の一例(以下、第1の従来技術という)は「日経エレク
トロニクス 1982年7月19日号」に記載されてい
る。図5を参照すると、この第1の従来技術では、伝熱
部材であるピストン512はバネ513の弾性により、
集積回路チップ112に当接される。ピストン512の
底面は球面状に形成される。ピストン512と熱伝導ブ
ロック511の間隙には、伝熱用のヘリウムガス514
が充填される。このような構造では、ピストン512が
弾性的に変位可能であるため、集積回路チップ112の
チップ高にばらつきがあるときでも、ピストン512は
集積回路チップ112に当接することができる。また、
この構造では、ピストン512の底面が球面状であるた
め、集積回路チップ112が傾斜しているときでも、ピ
ストン512と集積回路チップ112との接触面積が確
保される。そして、集積回路チップ112の発生する熱
は、ピストン512、ヘリウムガス514、熱伝導ブロ
ック511、および冷媒循環ブロック521という伝熱
経路を経て冷媒に伝導され、除去される。
【0005】また、別の従来技術の一例(以下、第2の
従来技術という)は、特開昭60−160150に記載
されている。同公報図1を参照すると、第2の従来技術
では、液体冷媒室13内に冷媒を噴出して冷却を行う。
液体冷媒室13の下部は伝熱板5で閉塞されている。伝
熱板5は、ベローズ4を介して冷却板1に取り付けるら
れる。ベローズ4は上下方向に伸縮自在であるため、伝
熱板5も上下方向に変位可能であり、半導体素子11の
チップ高にばらつきがあるときでも、伝熱板5は半導体
素子11に当接することができる。また、この構造で
は、ベローズ4が半導体素子11のチップ面の傾きを吸
収するために、半導体素子11が傾斜しているときで
も、伝熱板5と半導体素子11との接触面積が減少する
ことはない。そして、半導体素子11で発生した熱は、
伝熱板10、可変形成の伝熱体9および伝熱板5を介し
て冷媒に伝導され、除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第1の従来技術には、以下のような問題点があった。
【0007】第1に、第1の従来技術では、伝熱部材で
あるピストン512がバネ513を介して取り付けられ
るため、噴流式の冷却構造には適用できない。したがっ
て、冷媒への熱伝導は強制対流のみによって行われる。
しかし、強制対流の熱伝達率は、噴流伝達冷却の1/1
0程度でしかない。このため、第1の従来技術では、噴
出式の冷却構造と同程度の冷却効率を達成することは困
難である。
【0008】第2に第1の従来技術では、ピストン51
2の底面が球面状であるため、ピストン512と集積回
路チップ112との接触面積が極めて小さい。この点か
らも、第1の従来技術では、高い冷却効率を達成するこ
とは困難である。
【0009】また、第2の従来技術には、以下のような
問題点があった。
【0010】すなわち、第2の従来技術の運転時、伸縮
自在のベローズ4は冷媒の圧力により下方に伸張する。
このため、半導体素子11に圧力が加わり、これにより
半導体素子11とプリント板7との接合部に障害が発生
する危険性がある。そして、最悪の場合には半導体素子
11が破壊されてしまう恐れもある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような従来技術の
問題点を解決するため、本発明は以下の4つの条件を満
たす集積回路の冷却構造を提供することを目的としてい
る。
【0012】第1に、集積回路のチップ高にばらつきが
ある場合、また、チップ面に傾斜が生じている場合で
も、伝熱部材を集積回路に密着させることができるこ
と。
【0013】第2に、冷却効率の高い噴流式の冷却構造
を採用すること。
【0014】第3に、集積回路と伝熱部材との間に大き
な接触面積を確保できること。
【0015】第4に、冷媒の噴出圧力が、集積回路に障
害を与えないこと。
【0016】そして、この目的を達成するために、本発
明による集積回路の冷却構造は、開口部を有する保持部
材と、この開口部に挿入されるヒートシンクとを有する
集積回路の冷却構造において、前記保持部材と、前記ヒ
ートシンクとの間隙に弾性体を充填することにより、前
記ヒートシンクを前記保持部材に保持している。
【0017】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0018】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、基板111と、この基板111上にフェイスダウン
で実装される集積回路チップ112と、この集積回路チ
ップ112上に設置される冷却モジュール100とから
構成されている。
【0019】冷却モジュール100は、複数の円筒状開
口部を有するブロック121と、このブロック121の
開口部に挿入されるヒートシンク131と、ブロック1
21とヒートシンク131との間隙に充填される弾性体
134と、隣接するヒートシンク131間を接続する配
管132とから構成されている。ブロック121の開口
部は、集積回路チップ112の実装位置に合わせて行列
状に配置されている。各ヒートシンク131間は、金属
配管である配管132により、列毎に直列接続されてい
る。各列の配管132の始端はブロック121内の冷媒
流路126に接続されている。一方、各列の配管132
の終端はブロック121内の冷媒流路124に接続され
ている。また、集積回路チップ112がベアチップ等で
あるために冷却モジュール100のハーメチックシール
が要求されるときには、ブロック121のネジ114内
側部分に0リング126を設置すればよい。
【0020】次に、図2を参照して、冷却モジュール1
00の詳細な構造について説明する。図2を参照する
と、ヒートシンク131は円筒状の剛体部材であり、下
部は平板224により閉塞されている。ヒートシンク1
31は熱伝導性の良い材料から形成される。例えば、銅
などの金属部材が好適である。ヒートシンク131およ
び平板224が本実施例における伝熱部材である。ヒー
トシンク131と集積回路チップ112との間隙には、
ペースト状のコンパウンド211が挿入されている。コ
ンパウンド211は熱伝導性の良いものが使用される。
例えば、金属酸化物等の良熱伝導性フィラーを混入した
シリコーンオイルなどが好適である。
【0021】ヒートシンク131の上部は、平板224
により閉塞されている。平板224には2つの開口部、
冷媒流入口222及び冷媒流出口223が設けられてい
る。冷媒流入口222の上部には、ベローズ133を介
して配管132が取り付けられている。また、冷媒流出
口223の上部にも、ベローズ133を介して配管13
2が取り付けられている。配管132とベローズ133
との間は、通常の溶接技術により接続されている。配管
132は隣接するヒートシング131間を順に接続して
いく。冷媒流入口222の下部にはノズル221が、下
方に向けて取り付けられている。
【0022】ヒートシンク131は、ヒートシンク13
1とブロック121との間隙に充填された弾性体134
を介して、ブロック121に保持されている。弾性体1
34は、例えばゴム、シリコーンゲル等の柔軟な弾性体
が使用される。保持部材である弾性体134が弾性を有
するために、ヒートシンク131も弾性的に変位するこ
とができる。弾性体134の弾性は、弾性体134の材
質および寸法を変えることにより調節可能である。具体
的には、コンパウンド211を充分薄く押しつぶすのに
必要な最低限の弾性を持つように、弾性体134の材質
および寸法が選定される。また、弾性体134の選定す
るための基準として上述した弾性率の他にも、耐久性お
よび気密性も考慮されるべきである。そして、これらの
基準について実験した結果、弾性体134の材料として
シリコーンゲルが好適であることが確認されている。
【0023】次に本実施例の動作について説明する。ま
す、冷却モジュール100の設置方法および設置後の冷
却モジュール100の状態について説明する。
【0024】図1を参照すると、冷却モジュール100
を設置するには、まず、各ヒートシンク131が対応す
る集積回路チップ112上に位置するように、冷却モジ
ュール100が基板111上に載置される。この後、冷
却モジュール100が基板111に向けて押圧され、冷
却モジュール100がフランジ113にネジ止めされる
ことにより、冷却モジュール100の設置が完了する。
【0025】図2を参照すると、このときヒートシンク
131を保持する弾性体134は、集積回路チップ11
2のチップ高およびチップ面の傾きに応じて変形する。
このため、各ヒートシンク131の平板224は、対応
する集積回路チップ112の上面に、平行に密着する。
さらに、平板224と集積回路チップ112の間には、
コンパウンド211が挿入されている。このため、ヒー
トシンク131と集積回路チップ112との密着性はよ
り高められる。
【0026】このとき、弾性体134の変形により、ヒ
ートシンク131の上部平板225の高さおよび傾きも
変化する。この変化は、各集積回路チップ112の実装
状態によって生じるため、各ヒートシンク131で一様
ではない。このため、配管132には不整合が生じる。
しかしながら、この不整合はベローズ133により吸収
されるため、配管132とヒートシンク131との接合
部分に障害が生じることはない。
【0027】次に、本実施例稼働時の冷媒循環の様子に
ついて説明する。
【0028】冷却モジュール100の設置後、外部から
冷媒が供給される。本実施例で使用される冷媒は、水、
液体窒素等、液状冷媒であれば種類は問わない。
【0029】図1を参照すると、冷媒は流入口122か
ら冷媒流路123内に流入し、配管132を介して各ヒ
ートシンク131に供給される。
【0030】図2を参照すると、冷媒流入口222から
ヒートシンク131内に流入した冷媒は、ノズル221
により平板224に向けて噴出される。一方、集積回路
チップ112から発生した熱は、コンパウンド211を
介して平板224に伝達される。平板224に伝達され
た熱は、平板224に衝突した冷媒により迅速に除去さ
れる。平板224の熱を吸収した冷媒は、冷媒流出口2
23から配管132内に流入し、次のヒートシンク13
1に向かって配管132内を流通する。接続された全て
のヒートシンク131を通過した冷媒は、冷媒流路12
4に流入し、流出口125から外部へ流出する。
【0031】次に、本実施例の別の実施態様について説
明する。
【0032】第1に、本実施例では、ヒートシンク13
1が行列状に配置された場合について説明したが、本発
明の適用範囲はこれに制限されるものではない。すなわ
ち、ヒートシンク131は任意の位置に設置されても構
わない。このときは、各ヒートシンク131間は、適当
な長さの配管132によって接続されることになる。
【0033】第2に、本実施例では、ヒートシンク13
1の各列が直列に接続される場合について説明したが、
本発明の適用範囲はこれに制限されるものではない。た
とえば、全てのヒートシンク131を配管132で直列
接続しても良い。
【0034】第3に、本実施例では、ヒートシンク13
1が円筒形の場合について説明したが、本発明の適用範
囲はこれに制限されるものではなく、如何なる形状のヒ
ートシンク131にも適用可能である。
【0035】本実施例についての最後の説明として、本
実施例の効果について説明する。本実施例により達成さ
れる5つの効果を以下に列挙する。
【0036】第1に、本実施例では、ヒートシンク13
1を弾性体134で保持するようにしたので、集積回路
チップ112のチップ高にばらつきがある場合、また、
集積回路チップ112のチップ面に傾斜が生じている場
合でも、ヒートシンク131を集積回路チップ112に
密着させることができる。このため、高い冷却効率が達
成できる。
【0037】第2に、本実施例では、噴流式の冷却構造
を採用したので、高い冷却効率が達成できる。
【0038】第3に、本実施例では、ヒートシンク13
1の下部が平板であるため、ヒートシンク131と集積
回路チップ112との接触面積が大きい。このため、高
い冷却効率が達成できる。
【0039】第4に、本実施例では、ヒートシンク13
1が剛体であり、冷媒の圧力によっても変形しないた
め、集積回路チップ112に圧力が加わらない。このた
め、集積回路チップ112の障害が防止でき、装置の信
頼性を高めることができる。また、冷媒圧力の悪影響が
防止されるので、冷媒の流量を、装置の冷媒供給能力の
上限まで増加することができる。このため、冷却効率を
高めることができる。
【0040】第5に、本実施例では、ヒートシンク13
1とブロック121との間の間隙が、弾性体134によ
り完全に充填されている。したがって、冷却モジュール
100の周辺部の気密性を確保することにより、簡単に
ハーメチックシールを実現することができる。具体的に
は、弾性体134として、ピンホールのない物質を使用
し、同時に冷却モジュール100の周囲を0リング12
6で密閉する。そして、冷却モジュール100と基板1
11との間の空間に、窒素もしくは希ガス等の気体を充
満し、この空間を不活性雰囲気にする。これにより、ハ
ーメチックシールが実現し、基板111の表面を外部の
湿気から遮断することができる。そして、湿気の悪影響
が防止されるので、集積回路チップ112の動作の信頼
性を向上することができる。また、個々の集積回路チッ
プ112をシールする手間も省くこともできる。
【0041】次に第2の実施例について説明する。第2
の実施例の特徴は、第1の実施例において、冷媒流入口
222及び冷媒流出口223の上部に設けられていたベ
ローズ133を配し、かわりに配管132の中間部にベ
ローズを設けた点にある。そして、それ以外の構造、お
よび動作に関しては、第1の実施例と本質的に変わると
ころはない。
【0042】図3を参照すると、本実施例の配管132
はベローズを介することなく、直接冷媒流入口222及
び冷媒流出口223に接続している。一方、配管132
は2つの部分に分割され、これらはベローズ311によ
り接続されている。
【0043】本実施例では、弾性体134の変形により
生じる配管132の不整合はベローズ311により吸収
される。このため、本実施例の構造でも、配管132と
ヒートシンク131との接続部分に障害が生じることは
ない。
【0044】次に本実施例の効果について説明する。本
実施例では、上述した第1の実施例の効果に加えて以下
の効果をも達成することができる。
【0045】すなわち、本実施例では、1つのヒートシ
ンク131に対して1つのベローズ311を設ければよ
いので、使用されるベローズの数が第1の実施例の場合
の約半分になる。したがって、必要な部材の個数を逓減
することができる。
【0046】次に第3の実施例について説明する。第3
の実施例の特徴は、第2の実施例におけるベローズ31
1が柔軟性を有するホースに置換された点にある。そし
て、それ以外の構造、および動作に関しては、第2の実
施例と本質的に変わるところはない。
【0047】図4を参照すると、本実施例の配管132
は2つの部分に分割され、これらは柔軟なホース411
により接続されている。ホース411と配管132とは
バンド412により締着されている。
【0048】本実施例では、弾性対134の変形により
生じる配管132の変位はベローズ311により吸収さ
れる。このため、本実施例の構造でも、配管132とヒ
ートシンク131との接続部分に障害が生じることはな
い。
【0049】また、本実施例では、ホース411と配管
132とをバンド412により締着する場合について説
明したが、ホース411と配管132とを接着するよう
にしても良い。
【0050】次に本実施例の効果について説明する。本
実施例では、上述した第2の実施例の効果に加えて以下
の効果をも達成することができる。
【0051】すなわち、本実施例では、構造の複雑で製
造困難なベローズを廃し、代わりに簡単な構造で製造も
容易なホース411により、配管132の中間部の接続
を行うようにした。こため、第2の実施例に比べて、装
置の製造製造が容易になる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ヒー
トシンク131を弾性体134で保持するようにしたの
で、以下のような効果を奏することができる。
【0053】第1に、本発明では、ヒートシンク131
を弾性体134で保持させるようにしたので集積回路チ
ップのチップ高のばらつきがある場合、また、集積回路
チップのチップ面に傾斜が生じている場合でも、ヒート
シンクを集積回路チップに密着させることができる。こ
のため、高い冷却効率が達成できる。
【0054】第2に、本発明では、噴流式の冷却構造を
採用したので、高い冷却効率が達成できる。
【0055】第3に、本発明では、ヒートシンクの下部
が平板であるため、ヒートシンクと集積回路チップとの
接触面積が大きい。このため、高い冷却効率が達成でき
る。
【0056】第4に、本発明では、ヒートシンクが剛体
であり、冷媒の圧力によっても変形しないため、集積回
路チップに圧力が加わらない。このため、集積回路チッ
プの障害が防止でき、装置の信頼性を高めることができ
る。また、冷媒圧力の悪影響が防止されるので、冷媒の
流量を装置の冷媒供給能力の上限まで増加することがで
きる。このため、冷却効率を高めることができる。
【0057】第5に、本発明では、ヒートシンクとブロ
ックとの間の間隙が、弾性体により完全に充填されてい
る。したがって、基板の表面は外部の湿気から遮断され
る。このため、集積回路チップの動作の信頼性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】図1のAA断面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図。
【図5】第1の従来技術を示す図。
【符号の説明】
100 冷却モジュール 111 基板 112 集積回路チップ 113 フランジ 114 ネジ 121 ブロック 122 流入口 123 冷媒流路 124 冷媒流路 125 流出口 126 0リング 131 ヒートシンク 132 配管 133 ベローズ 134 弾性体 211 コンパウンド 221 ノズル 222 冷媒流入部 223 冷媒流出部 311 ベローズ 411 ホース 412 バンド 511 熱伝導ブロッグ 512 ピストン 513 バネ 514 ヘリウムガス 521 冷媒循環ブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する保持部材と、 この開口部に挿入されるヒートシンクとを有する集積回
    路の冷却構造において、 前記保持部材と、前記ヒートシンクとの間隙に弾性体を
    充填することにより、前記ヒートシンクを前記保持部材
    に保持したことを特徴とする集積回路の冷却構造。
  2. 【請求項2】開口部を有する保持部材と、 この開口部に挿入される中空のヒートシンクと、 このヒートシンクの下部を閉塞する第1の平板と、 前記ヒートシンクの上部を閉塞する第2の平板と、 この第2の平板に設けられた第1の開口部と、 前記第2の平板に設けられた第2の開口部と、 前記第1の開口部の前記ヒートシンク内部に、前記第1
    の平板に向けて接続されたノズルとを有する集積回路の
    冷却構造において、 前記保持部材と、前記ヒートシンクとの間隙に弾性体を
    充填することにより、前記ヒートシンクを前記保持部材
    に保持したことを特徴とする集積回路の冷却構造。
  3. 【請求項3】前記第1の開口部の前記ヒートシンク外側
    に接続された第1の配管と、 前記第2の開口部の前記ヒートシンク外側に接続された
    第2の配管とを有することを特徴とする請求項2記載の
    集積回路の冷却構造。
  4. 【請求項4】前記第1の配管と前記第2の配管とにより
    複数の前記ヒートシンクが接続されることを特徴とする
    請求項3記載の集積回路の冷却構造。
  5. 【請求項5】前記第1の開口部と前記第1の配管との間
    に挿入され、前記第1の開口部と前記第1の配管とを接
    続する第1のベローズと、 前記第2の開口部と前記第2の配管との間に挿入され、
    前記第2の開口部と前記第2の配管とを接続する第2の
    ベローズとを有することを特徴とする請求項3記載の集
    積回路の冷却構造。
  6. 【請求項6】前記第1の配管の一部を構成する第3の配
    管と、 前記第1の配管の前記第3の配管以外の部分を構成する
    第4の配管と、 前記第3の配管と、前記第4の配管を接続する第1の接
    続手段と、 前記第2の配管の一部を構成する第5の配管と、 前記第2の配管の前記第5の配管以外の部分を構成する
    第6の配管と、 前記第4の配管と、前記第5の配管とを接続する第2の
    接続手段とを有することを特徴とする請求項3記載の集
    積回路の冷却構造。
  7. 【請求項7】前記第1の接続手段および前記第2の接続
    手段が、ともにベローズであることを特徴とする請求項
    6記載の集積回路の冷却構造。
  8. 【請求項8】前記第1の接続手段および前記第2の接続
    手段が、ともに柔軟性を有するホースであることを特徴
    とする請求項6記載の集積回路の冷却構造。
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